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甲第/27ぎ
回 答 書
山崎博之氏 ら4氏代理人
弁護士 黒 寄 隆
同 棚 橋 桂 介
同 重 田 和 寿
(FAX:03・ 6912・3812)
前略 当職 ら両名は、緊急災害時動物救援本部 (以下
の代理人として、貴職 らからの平成 26年 5月 23日 付
について、下記のとおりお答えします。
平成 26年 5月 29日
緊急災害時動物救援本部代理人
弁護士 柏 木 薫
金 子 朝
「本救援本部」という。 )
「ご連絡」と題する書面
殿
殿
殿
1.寄付者の意思に反した義援金の運用・交付がなされていないこと
そもそも、本救援本音「が、義援金残額 2億円の処理について、第 3期まで実
施してきた本救援本部が主体となって各民間団体に対して直接義援金を交付す
る方式を変更した理由は、下記のとおりです。
即ち、本救援本部に集まつた寄付金を現地の各動物救護本部に交付する発足
当初より採用してきた方式ではなく、今回のように本救援本部が主体となつて
各民間団体に対して直接交付するといった異なる方式をとつたことに伴い、現
地の各動物救護本部の指導監督下にない団体や活動に対しての交付が行われた
り、配分・交付された寄付金の収支や実績報告のチェックに多大な労力と時間
が必要とされたりするといつた課題が見られたことから、現地の各動物救護本
部に一括して交付するという、従来の方式を基本とした方が、救護活動を効果
的・効率的に進めることができると判断したためです。
上記課題については、専門家で構成される評価委員会作成の平成 25年 3月
29日 付「緊急災害時動物救援本部 評価委員会報告書―中間報告…」において
も指摘されているところです。