sommaire - 九州大学(kyushu university)tadao ando 10 安藤忠雄 carlos ghosn 12...

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2004 1 sommaire 14 Pôle Universitaire de Bordeaux 14 Grenoble Université Recherche 15 Université Nancy 2 2 16 Université de Nantes 16 Université de Provence Aix-Marseille 1 1 17 Université Pantheéon - Assas - Paris2 18 Université Dauphine – Paris 9 9 - 18 Université Paris 10 Nanterre 10 - 19 Université Paris 12 Val de Marne 12 - 19 Institut d’ Études Politiques de Paris (Sciences - Po) 20 Institut d'Études Politique de Lille 21 Écoles Centrales « Lille, Lyon, Nantes, Paris » 22 Ecole nationale des ponts et chaussées ENPC Entreprises Université (IAE) - Montpellier 2 2 IAE 23 EDHEC Business School, Lille & Nice EDHEC 23 ESSEC 24 Grenoble Graduate School of Business – (Grenoble Ecole de Management) 24 Groupe ESC Troyes 25 Institut Vatel 25 Mod’Art International - Ecole d’Art Maryse Eloy 26 Université de Perpignan - Centre Universitaire d’Études Françaises Message de son Excellence l’Ambassadeur de France au Japon 2 Kenzaburo Ôe 4 Hironaka Heisuke 6 Sadako Ogata 8 Tadao Ando 10 Carlos Ghosn 12 Liste des établissement 14 d'enseignement supérieur français 2 APEF 27 CCIFJ 29 Ambassade de France au Japon 32 Réseau culturel français au Japon 33 EduFrance 33 Rouen Paris ILE-DE-FRANCE HAUTE- NORMANDIE Caen BASSE- NORMANDIE BRETAGNE Rennes Nantes PAYS DE LA LOIRE Orléans CENTRE Lille NORD- PAS-DE-CALAIS Amiens PICARDIE Châlons- sur-Marne CHAMPAGNE- ARDENNE Metz LORRAINE Strasbourg ALSACE FRANCHE- COMTE Besançon Dijon BOURGOGNE Lyon RHÔNE-ALPES AUVERGNE Clermont- Ferrand Limoges LIMOUSIN Bordeaux AQUITAINE MIDI- PYRENEES Toulouse Montpellier LANGUEDOC- ROUSSILLON Marseille PROVENCE- ALPES- CÔTE D'AZUR CORSE Ajaccio Poitiers POITOU- CHARENTES Monaco La Manche English Channel Mer du Nord North Sea Océan Atlantique Atlantic Ocean Mer Méditerranée Mediterranean Sea ANDORRE

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Page 1: sommaire - 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)Tadao Ando 10 安藤忠雄 Carlos Ghosn 12 カルロス・ゴーン Liste des établissement 14 参加高等教育機関 d'enseignement

フランス留学フェア2004 1

sommaire目次 総合大学

14 nPôle Universitaire de Bordeaux

ボルドー大学連合14 nGrenoble Université Recherche

グルノーブル大学連合15 nUniversité Nancy 2

ナンシー第2大学16 nUniversité de Nantes

ナント大学16 nUniversité de Provence Aix-Marseille 1

エクス・マルセイユ第1大学 – プロヴァンス大学17 nUniversité Pantheéon - Assas - Paris2

パリ第2大学 - パンテオン・アサス17 nUniversité Paris Sorbonne - Paris 4

パリ第4大学 - ソルボンヌ18 nUniversité Dauphine – Paris 9

パリ第9大学 - ドーフィーヌ18 nUniversité Paris 10 Nanterre

パリ第10大学 - ナンテール19 nUniversité Paris 12 Val de Marne

パリ第12大学 - ヴァル・ド・マルヌ

政治学・国際関係学19 n Institut d’ Études Politiques de Paris (Sciences - Po)

パリ政治学院 (シアンス・ポー)20 n Institut d'Études Politique de Lille

リール国立政治学院

エンジニアリング・スクール21 nÉcoles Centrales « Lille, Lyon, Nantes, Paris »

エコール・セントラル国立理工科学院連合(リール・リヨン・ナント・パリ)

22 nEcole nationale des ponts et chaussées ENPC

ポンゼショセ国立理工科大学

ビジネス・スクール22 n Institut d’Administration des

Entreprises Université (IAE) - Montpellier 2

モンペリエ第2大学(IAE企業経営学院)23 nEDHEC Business School, Lille & Nice

EDHEC ビジネススクール(リール・ニース)23 nESSEC

エセック経済商科大学院大学24 nGrenoble Graduate School of Business –

(Grenoble Ecole de Management)

グルノーブル・ビジネススクール24 nGroupe ESC Troyes

トロア・ビジネススクール

ホテル学校25 n Institut Vatel

ヴァテル高等ホテル観光学院

ファッション学校25 nMod’Art International - Ecole d’Art Maryse Eloy

ファッション学校モッダート・インターナショナル/マリーズ・エロア美術学校

語学学校26 nUniversité de Perpignan -

Centre Universitaire d’Études Françaises

ペルピニャン大学 - フランス研究大学センター26 nCAVILAM

カヴィラム・ヴィシーフランス語学校

Message de son Excellencel’Ambassadeur de France au Japon 2 大使からのメッセージ

Kenzaburo Ôe 4 大江 健三郎

Hironaka Heisuke 6 広中 平祐

Sadako Ogata 8 緒方 貞子

Tadao Ando 10 安藤 忠雄

Carlos Ghosn 12 カルロス・ゴーン

Liste des établissement 14 参加高等教育機関d'enseignement supérieur français 2

APEF 27 財団法人フランス語教育振興協会

CCIFJ 29 在日フランス商工会議所

Ambassade de France au Japon 32 在日フランス大使館

Réseau culturel français au Japon 33 日本におけるフランス文化機関

EduFrance 33 フランス政府留学局エデュ・フランス

Rouen

Paris

ILE-DE-FRANCE

HAUTE-NORMANDIECaen

BASSE-NORMANDIE

BRETAGNERennes

Nantes

PAYS DE LA LOIRE Orléans

CENTRE

Lille

NORD-PAS-DE-CALAIS

Amiens

PICARDIE

Châlons-sur-Marne

CHAMPAGNE-ARDENNE

Metz

LORRAINE Strasbourg

ALSACE

FRANCHE-COMTE

BesançonDijon

BOURGOGNE

Lyon

RHÔNE-ALPES

AUVERGNE

Clermont-Ferrand

Limoges

LIMOUSIN

Bordeaux

AQUITAINE

MIDI-PYRENEES

ToulouseMontpellier

LANGUEDOC-ROUSSILLON

Marseille

PROVENCE-ALPES-

CÔTE D'AZUR

CORSE

Ajaccio

Poitiers

POITOU-CHARENTES

Monaco

La MancheEnglish Channel

Mer du NordNorth Sea

Océan AtlantiqueAtlantic Ocean

Mer MéditerranéeMediterranean Sea

ANDORRE

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2 フランス留学フェア2004 フランス留学フェア2004 3

日本は前進する、フランスと共に

また、大学及びグランド・エコールの代表者により構成される仏側視察団には、フランスの53大学の参加により昨年来その実施

が始まっております日仏博士後期課程学生交換事業「コレージュ・ドクトラル・フランコ・ジャポネ(日仏共同博士課程)」のフラ

ンス側コンソーシアム委員長、及びフランス大学長会議会長が同行致します。本事業はまた、在ストラスブール フランス-日本大

学会館の新館長が来日し、日本の関係省庁の皆様に同会館が在東京(財)日仏会館と相対する形でどのような発展が実現してきた

かをご説明する機会となります。

-在日フランス大使館の提唱により「日仏青年交流支援協会(AFJEJ/会長カルロス・ゴーン日産社長)」を設立する。本協会の目

的は、公と民の協力関係によりその実現が可能となる民間企業、及び地方自治体による職業研修実施、及び研修を目的とした奨学金支給の促進にあり

ます。

-日仏高校生交換事業として「日仏中学・高校ネットワーク」を設立する。

「フランス留学フェア(日本における高等教育月間)」と同様、この二事業は、両政府が若者の将来に与える特別の重要性を示すものです。フランスの高

等教育責任者がこのように多勢で日本に集いますことは過去に例をみないという事実を私は喜びとし、パートナーである日本の皆様との交歓が殊のほ

か実りあるものとなりますことをここに祈念致します。

駐日フランス大使

ベルナール・ド・モンフェラン

この度、日本において初めての開催となります「フランス留学フェア(日本における仏高等教育月間)」を迎えますことは、私にとりまして大きな喜びで

あります。

仏日二カ国の高等教育関係者が一堂に会する本事業は、ひとつの必要性に応じる形で開催されるものです。つまり、今日、日本とフランスの交流には

依然として発展の余地があり、また、フランスに学ぶ日本人大学生の数も十分ではないという現実は、この二カ国の強力な経済上の協調関係に見られ

る今後の展望と、対日投資国第二位としてのフランスの一側面に調和する現実であるとは申し上げられないでしょう。

従って、科学のみならず、経営マネージメント、商学、技術工学、政治学、法学といった仏日両国が必要とする学問領域における大学生の相手国への留

学促進は、絶対優先課題として考えられるものです。

以上の観点から、以下の措置が決定されました。

-今後、「フランス留学フェア(日本における仏高等教育月間)」を毎年開催し、主催は在日フランス大使館、及び、エデユフランス政府留学局とする。

本事業の毎年実施により、本大使館文化部と科学技術部は、日本の大学関係者との恒常的な関係を構築することとなります。その第一回目となります

本年の「フランス留学フェア」には、フランスより多数の大学、及びグランド・エコールの代表者が来日し、東京、京都、大阪、名古屋、福岡、仙台、札

幌に所在の諸大学のご要望に応えるため、東京及び地方において実施される一連の関連行事に参加致します。

また、各地で開催されるそれぞれの留学フェアは、記者会見、日本の関係省庁及び大学関係者を対象とした懇親会、新たな大学間協定のための懇談、

大学生の皆様との個別懇談会、テーマ別説明会で構成されます。

«Le Japon bougeet la France avec lui»

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フランス留学フェア2004 5

私が生まれて初めて強い印象を受けた、フランスに由来する言葉は、「ボルドー液」だった。戦中の四国の森のなかで、新しい果樹の導入のための試み

をしていた父を手伝って、少年の私は、硫酸銅と生石灰と水をまぜる仕事をした。この殺菌剤が作り出された場所の名として、私はボルドーという都

市の名を知ったのだ。

高校生になって、翻訳書を読みはじめた私に、モンテーニュと結んで、ボルドーの名が帰って来た。そして、私はフランス・ルネサンスの研究家渡辺一

夫の名を知ることにもなった。戦後社会の激動のなかで成長してゆく青年は、「ユマニスム」という言葉に支えを見出した。そして渡辺一夫に習うこと

だけを目的にして、東京大学フランス文学科に進学した。

私は、しかし、フランス文学の研究者になることはなかった。私はフランス文学に強く魅了されながら、すぐさま、そこから学んだ手法で、自分の少年

期の回想を小説に書くことを始めたから。そして渡辺一夫が生涯をささげたラブレー研究に結んで、ミハイル・バルチンの文学論を読むことになった

私は、そこに自分を作家として生き続けさせる大きい指針を見出したから。

いま私が深く悔いているのは、大学でのフランス語学習を中途半端なものとしたことだ。作家としての生活でも、「読むこと」をつうじてフランス文学

とつながり続けることはできる。しかし私には、「話すこと」をつうじて、生きたフランス文化によって自分を新しい方向に開いて行くことはできなかった。

わが国のフランス語教育は、私の学生時代にくらべて格段に進歩している。そしてフランス語を深く読み、生き生きと話す若者たち、若い娘たちは、い

ま豊かな実力を持って働き始めている。私はかれらに希望をいだく。フランス文化から受けた恩恵を、フランスの現実に向けて返すこと。私らの世代に

はなしとげられなかった仕事を、かれらが行うだろう。

大江 健三郎

Kenzaburo Ôe

Ecrivain

Prix Nobel

大江 健三郎

文学者ノーベル賞受賞

«Message d'unegénération privilégiée»

恩恵を受けた世代から

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フランス留学フェア2004 7

Heisuke HIRONAKA

Mathématicien

Médaille Fields

広中 平祐

数学者フィールズ賞受賞財団法人数理学振興会理事長

若いとき海外で留学生活を送ったことに、私は少なくとも二つのかけがえのない貴重な恩恵を得た。一つは自分の専門領域で時代の頂点に立つ学者の

知遇を得たことだった。もう一つは、意外なことに、後々に世界を舞台に活躍する日本人と友情関係をつくったことだ。私がまだ20代の頃、例えば、

パリにあった研究所IHESにおいて数学の奇才A.Grothendieckとの出会いから得た専門的影響は大きかった。また例えば、パリのアリアンス・フラ

ンセーズ(フランス語の学習塾)で初めて小沢征爾さんと出会ってから40年以上経った今日まで世界的な指揮者小沢さんとの交友は続いている。私

が知る範囲は限られているが、私にとってフランスは、特にパリは、歴史的な文化遺産と最先端の学問芸術を大きく包容する巨大な劇場である。その

桧舞台での観客となり、演者となってみませんか!

広中 平祐

«Mes études en France»留学生活を送ったこと

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フランス留学フェア2004 9

Sadako OGATA

Présidente de la Japan International

Cooperation Agency

Prix Indira Gandhi pour la Paix

緒方 貞子

国際協力機構理事長インディラ・ガンジー賞受賞

私は国連難民高等弁務官としての10年間、様々な難民支援の現場や国際会議でフランス語に接しました。1994年1月、パリで「世界難民白書」の記

者会見でのステートメントをフランス語で発表したことも懐かしい大切な記憶です。そうしたフランス語のなかで、今、私にとって最も強く響いてい

る言葉は、Sécurité Humaine という言葉です。

この「人間の安全保障」という言葉は、国家という視点だけでは十分対応できない脅威に対し、人間やコミュニテイーという視点に立っての対応を意

味するものです。2001年6月、私はノーベル賞受賞者のアマルテイア・セン先生と「人間の安全保障委員会」の共同議長を務め、以来これにかかわって

きました。昨今のテロや紛争、さらに難民の問題は、国家という枠組みだけでは解決できません。安全保障の焦点は国家から人々の安全保障へと拡大

してきました。今や多くの援助機関がこの「人間の安全保障」を念頭において、保健衛生や女子教育などの分野で具体的な支援事業を行っています。

2004年4月、東京大学大学院で新たに「人間の安全保障」プログラムがスタートします。また、その他の日本の教育機関でも、「人間の安全保障」に関

連する講座が拡充しており、大変うれしく思います。Humainという言葉は、どの国においても、大切な言葉だと考えますが、とりわけフランスではそ

の歴史や思想、さらには日々の暮らしのなかで重要な位置を占めてきたのではないでしょうか?

フランスと日本の高等教育機関が、政治学、建築学、情報通信科学等と並んで「人間の安全保障」という課題についてもお互いの経験や知見を交換し、

共同で取り組んでいくことも有意義と考えます。そして、そこで育成された専門家には是非現場でその成果を活かしてもらいたいと思います。

緒方 貞子

« Sécurité humaine et coopération franco-japonaise»

「人間の安全保障」と日仏連携

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フランス留学フェア2004 11

Tadao ANDO

Architect

Prix Pritzker

安藤 忠雄

建築家プリッカー賞受賞

フランスという国は、その国旗が第一に象徴する"自由"を尊び、個人の自由と責任を考えさせる国である。若者が自分自身を開放することを学び、同時に、

自分で人生を知的に考え、切り開くことが求められる。1968年5月、たまたまパリに滞在中に遭遇した学生運動から発展したゼネストは、私に、命が

けで自由を勝ち取ろうと闘う民衆一人ひとりの力を思い知らせた。日本は島国という物理的な条件と国民性から、集団の思考、行動力には優れているが、

責任ある個人という観念に乏しい。フランス人は自分自身の信念に忠実である。先ごろのイラク問題での国家の対応にもそれが顕著であった。仏共和

国大統領ジャック・シラク氏は、自国の立場を明白に表明し、国際情勢の判断はアメリカ一辺倒ではないことを、世界に示した。建築についていうと、若

い頃から旅をして、世界中の建築にであった時、私は考えることの喜びを知った。その喜びや感動を人々に沸き起こすのが、建築であると考える。現在、建

築をすすめている、ピノー現代美術館のコンペテイションも、その精神で勝ち取ったと考えている。フランスの人々にとって、特別な意味をもつセガン島に

建つこの建築は、ピノー氏をはじめ、財団の関係者とも話し合い、地球環境を保全するという視点から、美術館が建つセガン島に、日本の櫻を島の周囲に

1000本植樹したいと考えている。桜はフランスに元来存在しない樹種であるので、日本からを持っていき、フランスの皆さんにも楽しんでいただきたい。

植樹の際には1メートルに満たない桜が3年後の建物竣工時には5メートルくらいに成長するだろう。成長した桜を見ることをいまから楽しみにしているし、

このことを通して日仏の文化の交流に発展することを祈念している。私はご存知のように建築家になるための専門教育を受けず、独学で建築を学んだ。高

等教育を受けずに、日本の最高学府といわれる東京大学で教鞭をとるということは、高学歴社会の日本では非常に珍しいことである。多くの人々との出会い

に恵まれてきたといえる。フランスを代表する世界的な建築家、ジャン・ヌーベルとは25年来の友達であるし、ほかにもヌーベルの師でもあるクロード・パ

ランやアンリ・シリナーニなどフランスの大建築家たちにもさまざまな教えをいただいた。パリのポンピドゥーセンターやI.F.A.での私の個展や、フランスで

の仕事の機会が与えられらたのも、学歴などからの判断ではなく、フランスという国に存在する自由な精神、フランスの多くの友との交流によって実現さ

れたものである。 安藤 忠雄

«La France, le paysde la liberté, et moi»

自由の国フランスと私

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フランス留学フェア2004 13

Carlos GHOSN

Président Directeur Général de Nissan

カルロス・ゴーン

日産自動車社長日仏青年交流支援協会会長

2004年1月13日東京にて日仏青年交流支援協会(AFJEJ)が発足し、同3月10日パリで、この協会の会長カルロス・ゴーン氏主催による協会の説明

会が開かれました。この説明会には100社以上が集まりました。. 協会への参加組織や企業は日仏の青年に研修や奨学金の提案を行なう。その際、参加組織や企業は、それぞれ独自のやり方に従ってこれを行なう。. 協会への参加組織や企業は2004年から年1回、日本の大学を対象に行われる催し「日本におけるフランス教育月間」に協力する。これには、人的(円

卓会議への参加)あるいは資金的(プレスキャンペーン)協力が可能。. 協会への参加により、希望者にとっては教育プログラムのための公的資金と民間資金の組み合わせが可能となる。また、インターネットホームページへも参加できる。このページは学生と企業間の「研修と交流の(取引場)」となる。

日仏青年交流支援協会(AFJEJ)は企業と研修希望者との橋渡し役となりたいと願っており、その目的でホームページを作ります。このページでは、アク

セスの安全を確保した上で、研修を希望する青年は研修希望登録を行ない、参加企業はキーワード(2-3ヶ月の企業内研修、幹部研修、大学課程の一環

としての研修、終了後入社を前提とした研修、研修期間など)を基に作られた質問方式により選抜を行ないます。

もしもあなたがAFJEJへの参加を希望するならば、下記へご連絡下さい。

在日フランス商工会議所、日仏青年交流支援協会(AFJEJ-CCIFJ)

郵便番号102-0085 東京都千代田区六番町5-5飯田ビル

担当者:ステファン・ゴロン(Stéphane Goron)

FAX : +81-3-3288-9558

«AFJEJ : Association Franco-Japonaised'Échanges de Jeunes»

日仏青年交流支援協会

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14 フランス留学フェア2004 フランス留学フェア2004 15

概要ジョセフ・フーリエ大学(科学、テクノロジー、医学)、ピエール・マンデス・フランス大学(社会人文人文社会科学)、スタンダール大学(外国語、文学、言語科学)、国立理工科学校(工学)そして国立政治学院という5つのグルノーブル大学が織り成すダイナミズムと大学内の様々な研究グループ間の協力活動によって、グルノーブルの研究活動全体が恒常的な進歩をとげている。特に数学、情報工学、物理学、物質学と電子工学に、マイクロ・ナノテクノロジー、言語科学、構造生物学、生物科学、産業工学、情報通信工学、エネルギー、環境などの分野における卓越した研究拠点が参加している。特色グルノーブル大学はヨーロッパ共通システムLMD(リサンス・マスター・ドクター)への移行を機に、さらなる世界レベルの活動発展を目指し、様々な国際交流やマスターとドクターレベルのダブルディプロムを促進している。また、異なる教育課程間に掛け橋をつくり、学生が自ら作り上げる教育プランの実践にも力を入れている。学生は、既習したものを無駄にすることなく、よりフレキシブルに別の専門分野へ移行することができる。このプログラムのメリットは、雇用市場で学生が今まで以上に即戦力となることができるということにある。入学要項それぞれの学業履歴、フランス語能力および専攻課程を総合し、各課程の選抜委員会が合否を決定する。取得可能なディプロム全ての教育プログラムはリサンス(licence)、マスター(Master)、エンジニア(Ingénieur)、ドクター(doctorat)のいづれかのディプロム発行の対象となる。また学生がそれぞれの目的に合わせて個人的な教育カリキュラムを構成し、合格証明書を取得することもできる。その際1年間の学習はECTS(ヨーロッパ単位互換制度)の60単位とみなされる。就学期間通常大学年度による1年間であるが、学業履歴と専攻の教育課程によって異なる場合がある。学費登録料:通常の教育プログラム:年間 600~800€特殊プログラム:年間 1 200~6 000€講義言語:フランス語(一部の単位と特殊なプログラムについては英語)外国人学生数:現在7000人の外国籍学生が4つのグルノーブル大学に登録しており、全学生数の14%を占めている。(ヨーロッパ30%、アフリカ52%、アジア/オセアニア9%、アメリカ8,2%)

住所Grenoble Université RechercheDomaine universitaire BP 5238402 Saint Martin d’Hères cedexFrance

www.grenoble-universite-recherche.org

お問合せ先Service d'information et d'orientation :[email protected]@[email protected]@[email protected]

教育課程 数学、情報工学、物質科学・宇宙科学、生命科学・健康医療科学、工学、人文社会科学、企業経済・経営学、外国語、文学、言語科学、情報科学、建築学、地理学、国土整備、都市計画

Grenoble Université Rechercheグルノーブル大学連合Institut d'Études Politiques de Grenoble グルノーブル国立政治学院INP Grenoble - Institut National Polytechnique de Grenoble グルノーブル国立理工科大学Université Grenoble 1 - Joseph Fouier グルノーブル第1大学Université Grenoble 2 - Pierre Mendès France グルノーブル第2大学Université Grenoble 3 - Stendhal グルノーブル第3大学

概要ボルドー大学連合は全ての学問分野をカバーし、特に大学の基礎教育、学位取得後の補完教育そして研究のための大学である。特色特に以下の研究分野に力を入れている。数学・情報工学・電子工学・物質科学・工学、健康医療科学、芸術、考古学、社会・政治法学、経営・経済学、FLE(外国語としてのフランス語)入学要項フランス外の高校教育課程(またはそれに相当する教育)を修了しているかその準備中である学生は下記の方法で応募を行う:. 第1課程に登録するには、入学可能な教育課程と高等教育機関を選択後、本人の出身

国か滞在国のフランス大使館文化部に予備登録申請書の郵送を依頼する。予備登録申請の必要となる課程:. 大学教育第1課程. 医学または/および歯学の第1年次. 薬学第1年次. 法科適格証取得課程第1年次またフランス語圏外の学生は記述、口答、文章表現能力を問う語学能力テストを受験することが義務付けられている。

. 第2課程、第3課程を志望する学生は直接該当の大学に問い合わせること。取得可能なディプロム大学が発行するすべてのディプロム就学期間対象の資格により異なる学費登録料:150 ~ 300€ (給費学生には免除)講義言語:フランス語外国人学生数:6189人

住所Pôle Universitaire de Bordeaux166, cours de l’Argonne33000 BordeauxFrance

www.poleuniv.u-bordeaux.fr

お問合せ先Service d'information et d'orientation :ボルドー第1大学:[email protected]ボルドー第2大学:[email protected]ボルドー第3大学:[email protected]ボルドー第4大学:[email protected]

教育課程農業・農学・農産食品、生物科学、化学、化学工学、地学、海洋学、数学(純粋・応用)、情報工学、物理学・工学(電子工学、機械工学、土木工学 等)、生命科学、健康医療科学(医学、薬学、歯科医学)、人文科学、体育科学、芸術、外国語、文学、情報コミュニケーション、法学(公法、私法、法制史・行政史)、社会・政治学、経済・社会行政、経済学・経営学

第3過程においては上記の分野においてDEA、DESS、DU、Doctorat、Masterのディプロムを取得することが出来る。

Pôle Universitaire de Bordeauxボルドー大学連合Université Bordeaux 1 - Sciences Technologies ボルドー第1大学Université Victor Segalen Bordeaux 2 ボルドー第2大学Université Michel de Montaigne Bordeaux 3 ボルドー第3大学Université Montesquieu Bordeaux 4 ボルドー第4大学

概要本学では次の分野において、ヨーロッパ共通LMDシステム(リサンス・マスター・ドクター)導入に向け方向転換を図っている。文学、外国語、人文社会科学、法学、経済学、財務、経営学、マネージメント、情報通信学、視覚映像学、数学・情報工学また、特にマスターの課程における教育ネットワークの充実に力を入れていおり、ヨーロッパにとどまらず世界各国の教育機関との連携を図る。この方針は今後博士課程においても実践していく予定である。特色科学哲学、情報通信学、ヨーロッパビジネス法および国際法、FLE(外国語としてのフランス語)、ヨーロッパ史、ヨーロッパ言語と文化、商業学入学要項外国人学生:第1課程には予備登録が必要。第2課程および第3課程へは、学業履歴により編入することも可能。取得可能なディプロムリサンス(Licence)、メトリーズ(Maîtrises)*、博士(Doctorat)* ヨーロッパ共通LMDシステム導入後はマスター(Master)として扱われる。

就学期間第1年次から必要となる履修期間:リサンス:3年間、メトリーズ:4年間、ドクター:8年間

(ヨーロッパ共通LMDシステム導入後は3年、5年、8年となる。)学費登録料:国立大学登録料に準ずる講義言語:フランス語外国人学生数:2017人(うちEU諸国:27%、その他のヨーロッパ諸国:10%、地中海アフリカ諸国:21%、アフリカ諸国 :20%、アジア諸国:12%、中東諸国:5%、アメリカ:5%)

住所Université Nancy 225 rue Baron Louis, BP 454, 54001 Nancy Cedex

www.univ-nancy2.fr

お問合せ先Service d’information et d’orientation :[email protected]

教育課程文学外国語人文社会科学法学経済学財務経営学マネージメント情報通信学視覚映像学数学・情報工学ビジネススクール

Université Nancy 2ナンシー第2大学

Liste des établissement d'enseignement supérieur français参加高等教育機関

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フランス留学フェア2004 1716 フランス留学フェア2004

概要. 本学はエクサンプロバンス市の中心に位置する文学部と、マルセイユ市に位置する精

密科学・工学部の2つのキャンパスをもつ。. 本学では国際交流および数多くの留学生受け入れプログラムに取り組んでいる。

- ヨーロッパ交流プログラム、ヨーロッパ専攻課程、世界各国の大学との交流プログラム

- 北アメリカ、中国、韓国の学生受け入れプログラム. 学生総数:24 000人、教官および研究者数:1500人、職員数:600人特色本学では以下の分野の研究が特に活発である。芸術・文化 、情報工学 、教育学、工学、精密科学(数学、物理学、化学、生物学)、人文社会科学、外国語・外国文学、情報コミュニケーション入学要項規定に準ずる取得可能なディプロムリサンス(Licence)、マスター(Master)、ドクター(Doctorat)

(ヨーロッパ共通LMDシステムに準ずる)就学期間第1年次から必要となる履修期間:リサンス:3年間、メトリーズ:4年間、ドクター:8年間学費登録料:規定に準ずる;ただし特別プログラムは別規定講義言語:フランス語外国人学生数:2000人

住所Université de Provence Aix-Marseille 13 Pl.Victor HUGO13331 Marseille cedex 3France

www.up.univ-mrs.fr

お問合せ先

サイトをご覧ください

教育課程文学・人文科学、精密科学

Université de Provence Aix-Marseille 1エクス・マルセイユ第1大学 - プロヴァンス大学

概要本学は様々な分野の基礎教育にとどまらず、文学、言語学、人文科学における国際レベルの研究機関として最も権威ある大学のひとつである。学生は26 000人、うち350人は外国人留学生である。さらに923人の専属講師のうち、216人は教授および研究機関責任者であり、毎年200もの博士論文が提出されている。また、100を越える世界各国の大学との学術協力、交流協定が、また約120のsocrates/erasmus協定が欧州の大学間で結ばれている。特色研究課程として7つの大学院博士課程を設置している:. 古代・中世世界. 近世および現代史. フランス文学と比較文学. 文明、文化、文学、社会学. 概念と言語. 美術史と考古学. 地理、社会、国土開発教育課程フランス文学と比較文学、フランス語圏研究国際センター、フランス語、オック語教育・研究センター、ラテン語、ギリシャ語、哲学・社会学、歴史、アラブ・ヘブライ研究、地理学と国土開発、芸術と考古学、英語、ゲルマン研究(ドイツ語、オランダ語、イディッシュ語、スカンジナビア研究、ヨーロッパ研究)、イベリアとラテンアメリカ研究、カタルニア研究、イタリアとルーマニア、スラブ研究、応用外国語、音楽と音楽学(大学の合唱団またオーケストラ有)、応用人文科学、情報コミュニケーション学院(CELSA)、体育・スポーツ、近代西欧文化研究所入学要項登録料:規定に準ずる学費登録料:規定に準ずる講義言語:フランス語(外国語学部においては、ヨーロッパ言語を使用する場合もある)外国人学生数:世界100ヶ国以上の国々より約2000人の学生が大学間提携プログラムにて本校に在籍する。欧州諸国間のカリキュラム枠内でヨーロッパ諸国の留学生約400人、その他OPEC諸国やアメリカなどの大学からも留学生が集まる。

住所Université Paris Sorbonne-Paris 41 rue Victor Cousin 75005 ParisFrance

www.paris4.sorbonne.fr

お問合せ先. 本学在校生の提携機関(100以上有)へ

の留学と研究滞在:[email protected]

. 欧州における提携プログラムの枠組みでの留学:

[email protected]

. 一般留学生:(第1課程への入学は要予備登録、第2・第3課程へは自国での取得学位などの書類審査)[email protected]@paris4.sorbonne.fr

(第3課程のみ:[email protected]

Université Paris Sorbonne - Paris 4パリ第4大学 – ソルボンヌ

概要パリの中心地にあるパンテオン・アサスパリ第2大学は、1971年にそれまでソルボンヌ大学に属していた旧法律経済学部をその前身とする。本学では学部において法学、政治学、経済学、経営学、情報・広報学の5つの分野を学ぶことができる。これに次ぐ5年目の課程では、33のDEA取得が可能で、そのうち25のディプロムが法学と政治学分野のものである。また、38のDESSのうち27が法学のディプロムである。博士課程においては、毎年多くの優れた論文が提出されている。5つの大学院博士課程がDEAと27の研究センターを組織し、そのうちの3つがフランス国立研究センター

(CNRS)と研究協力を行っている。パンテオン・パリ第2大学は世界の最も権威ある大学の数々と協力提携を結んでおり、交換留学生制度、提携大学間とのダブルディプロム取得、海外でのフランス語による教育カリキュラムの設置などを行っている。特色本学は法学分野において、教育および研究活動双方で卓越した評価を受けている。多彩なディプロム取得コースがあり、以下の課程は外国人学生のみに開かれている。. 法律のDSU(DSU en droit):外国人用博士課程、11の専門コース. フランス・欧州法文化DEA(DEA de culture juridique française et européen). フランス・ヨーロッパ・国際ビジネス法のLLM(LLM de droit français, européen et international des affaires)

入学要項選考方法:国際事業課へ書類提出後に審査がおこなわれる。主要な選抜の基準は、既習レベル、学生本人の大学における成績、フランス語能力(国家免状にはDALFレベル、大学高等免状にはDELF又はTCF中級以上レベルが必要)取得可能なディプロムリサンス(Licence):法学、政治学、経済学、情報・広報学、経営学メトリーズ(Maîtrise):法学、政治学、経済学、情報・広報学、経営学DEAおよびDESS:法学、政治学、経済学、情報・広報学、経営学大学高等免状(Diplôme Supérieurs d’Université):法学、政治学就学期間第1年次から必要となる履修期間:リサンス:3年間、メトリーズ:4年間、DEA・DESS:5年間学費リサンス・メトリーズ・DEA:約380€ 、DESS:約520€ 、DSU:約500€講義言語:フランス語

住所Université Panthéon - Assas - Paris212, Place du Panthéon75231 Paris Cedex 05France

www.u-paris2.fr

お問合せ先Service de l'action International

(国際事業課):[email protected]

教育課程法律学、経済学、経営学、情報・広報学

Université Panthéon - Assas - Paris 2パリ第2大学 – パンテオン・アサス

概要フランスで最初の学際大学であるナント大学は19の分野から構成され、人文科学、科学技術、法学、経営・経済学、医療技術の学部において様々なコースを提供している。総学生は32 052人、うち外国人学生は2953人にも及ぶ。73の研究チームのうち58は国から認定され、そのうちの多くはフランス国立科学研究センター(CNRS)、国立衛生医学研究所(INSERM)または国立農学研究所(INRA)の共同研究所である。本学は国際化をモットーに、開かれた「ヨーロッパの大学」を目指している。. 本学での取得単位が他諸外国教育機関において有効となる、国際的ディプロム取得

課程. フランス語圏国およびアジア発展途上国、南アメリカ、東ヨーロッパ諸国に対する高

等教育支援. ナント地方の学生交流の促進および留学生受け入れの場として、海外またフランス語圏

諸国の国際交流促進のための交流センター「Maison des Échanges Internationauxet de la Francophonie」を創設

. 国際・共同研究プログラムへの積極的参加特色フランス第6の都市ナントの唯一の大学として、本学は類稀なる人材および機関を備えている。大西洋岸の主要都市の中心に位置し、世界へ向けて積極的な交流をはかりつつ、フランス国内のあらゆる地域の活力を享受している。全ての教育課程は広く一般に公開されており、法学、政治学、経済学、文学・人文科学、健康医療科学、科学技術などあらゆる分野のコースが設けられている。また2004年から2007年度には新しく次の3方針を打ち出している。. 全ての教育課程を広く一般に提供し、主要教育機関へ向けての研究促進および学生

受け入れ体制の向上をはかる公立学際大学. 国際化政策という大きな展望のもと「開かれたヨーロッパの大学」を目指し、国際競

合力をもつ研究の促進および進展のための最適な環境作りに従事する. 地方分権化の促進という観点から地域と深く結びついた独自の大学を目指し、地域

社会経済との実践的活動と卓越した文化的役割を担う入学要項詳細はホームページ(「International」の「Venir etudier en France」を参照(第3課程応募は応募学部の教務課(Scolarité)へ直接問合せをする)取得可能なディプロムナント大学では、学生自らが履修カリキュラムを選択することによって個々の学業プランを組み立てることができる。また、文学・人文科学、法律政治学、経営・経済学、医学・歯科薬科学、科学技術の各学部において、ドゥーグ(DEUG)からドクター(Doctorat)までの各種ディプロムの取得が可能である。さらに、職業的専門課程や工学学校では科学技術分野における多数のディプロム取得課程を設置しており、その総数は222にもおよぶ。2004年度より同校は、従来の様々な教育課程へヨーロッパ単位互換制度を適用し、ヨーロッパ共通システムLMDシステム(リサンス・マスター・ドクター)を導入する。これは学生の学業評価をヨーロッパ基準に対応させるためのものである。なお、この制度の詳細に関しては、2004年6月までは国民教育省の国家免状付与制度に基づき変更されうる。

住所

Université de Nantes1 quai de Tourville BP 13522 Nantes Cedex 1

www.univ-nantes.fr

お問合せ先Service d’information et d’orientation :[email protected]

教育課程ナント大学は学際大学として以下の専攻課程を設置している。法学・政治学・経済経営学文学・言語学・コミュニケーション人文社会科学科学・健康医療学・科学技術

就学期間第1年次から必要となる履修期間:リサンス(Licence):3年間マスター(Master):5年間ドクター(Doctorat):8年間学費登録料:336.60€ (うち177€ :社会保険)

(第3課程は 473.60€ [うち177€ :社会保険])講義言語:フランス語外国人学生数:2953人(124ヶ国)

Université de Nantesナント大学

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フランス留学フェア2004 1918 フランス留学フェア2004

概要パリ第10大学はフランス国内だけでなくヨーロッパ全体を視野においた教育を提供している。特に外国語・文学、法学、経済学において、日本の留学生はフランスおよびヨーロッパの大学における理論と実践というアプローチから知識を習得し方法論を学ぶことができる。特色. 学際的国際大学ナンテールパリ第10大学は1970年にソルボンヌ大学から分割された11の大学のひとつとして創立された。以降、文学、外国語、人文社会科学、法律学、経済と経営、テクノロジー、芸術、文化、情報コミュニケーション、体育スポーツ活動という広い分野をカバーする総合大学として現在に至っている。歴史ある大学として本学は、世界各国から3200人に上る外国人学生を受け入れている。. 革新的な教育プロジェクト商業地域デファンス地区に近接したパリ第10大学では、早くからその国際化が焦点とされてきた。現在では、ヨーロッパだけでなくアメリカ、アジアなどの諸外国高等教育機関との交流ネットワークの中心的役割をも果たしている。これらの国際文化交流は同学をヨーロッパ的かつ国際的な環境に位置づけることに貢献している。また、学際大学として常に独自の教育の革新と創造に取り組み、初めての応用外国語(LEA)コースや、法学と外国語、経済と外国語のようなバイリンガルコース、さらに経済学と社会学、社会学と歴史学、歴史学と美術史、文学・演劇と美術史といった2分野取得コースなどを設置している。. 経済界とのコラボレーションパリ第10大学は経済界との共同提携に恵まれた立地条件である商業地区の中心にあるため、企業文化への実践的アプローチに適した環境にある。ここ10年間におけるこのような社会や経済活動への歩み寄りが教育の理論と実践の両面で具現化され、教育理念における経済界とのコラボレーションや各業界出身の学外講師による実践的ノウハウの伝授などが行われている。取得可能なディプロム(就学期間/講義言語)マスター1年目(Master 1). 経営学メトリーズ(Maîtrise de Sciences de gestion)(2年間). 選択科目:経営戦略、マーケティング 、財務管理、経営監査

. 経済学メトリーズ(Maîtrise de Sciences Économiques)(1年間). 専攻:国際経済、通貨・財務、企業の経済と経営、経済社会学(これらのディプロム

は外国語専門課程(英語、独語、またはスペイン語)を併せて履修可). 法学メトリーズ(Maîtrise en Droit)(1年間). 選択科目:私法、ビジネス法、公証法、国際法・欧州法、社会法、公法、公法とビ

ジネス法. 2科目メトリーズ(Maîtrise Bi-disciplinaire)(1年間). 選択科目 : 社会学/経済学、社会学/計量経済学、社会学/歴史学

. 応用外国語メトリーズ(Maîtrise de Langue Etrangères Appliquées)(1年間). 専攻 : ビジネスと商業

住所Université Paris 10 - Nanterre200 avenue de la République92001 Nanterre CedexFrance

www.u-paris10.fr

お問合せ先Service d’information et d’orientation :[email protected]

教育課程経済・経営学法学フランス・諸外国語と文学社会学応用外国語

入学要項国際交流課(Service des relationsinternationales)へコンタクト

Université Paris 10 - Nanterreパリ第10大学 ・ナンテール

. 選択科目(2言語選択):ドイツ語、英語、中国語、スペイン語、現代ギリシャ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語* 応用外国語メトリーズの講義言語はフランス語とそれぞれ専攻科目の言語となる

マスター2年目(Master 2). 経営 DESS(DESS de Gestion):

国際マーケティング・オペレーション/経営監査/銀行・財務・保険/ストラクチャード・ファイナンス・プロジェクト・ファイナンス/財務管理/経営方法論

. 経営 DEA(DEA de Gestion):組織の経営とダイナミズム

. 法律 DESS(DESS de Droit):ビジネス紛争/国際商法/IT法/社会法と人事管理

. 法律 DEA(DEA de Droit):ビジネス法/公的自由と人権法/ビジネス公法/経済共同体・国際関係法/国際・欧州ビジネス紛争

概要1970年創設のパリ第12大学はパリの南に位置し、首都までは約30分。学生数27 000人を有する総合大学である同校は、その4割がマスター、ドクターレベルという220のディプロム取得コースを設けており、研究チームは59を数える。学生は、このような幅広い選択肢の中から各自の目的に合ったコースを選択することができ、大学で基礎的かつ職業的専門知識を総合的に取得できる。創立以来、国際的視野をもつパリ第12大学では学生の2割を外国人学生が占め、ヨーロッパ内外と緊密な国際協力ネットワークを築いており、学生は留学やダブルディプロムを取得することができる。仏語・仏文化教育学部(DELCIFE)では各留学生に合わせたフランス語講座カリキュラムを個々にプランニングするため、外国人学生はよりスムーズに学業に溶け込むことができる。また、科学、化学(特にポリマー化学)、文学、哲学および人文科学、経済、法学、経営学、財務・商学 などの分野において、教育・研究双方の日本との協力関係促進が望まれる。特色. フランス国内、ヨーロッパ内外および世界の労働市場に適した多彩な専門講座. 国際的認知度の高い研究チーム。特に化学、生物学・医学、環境学、ヨーロッパビジ

ネス法、財務、マネージメントおよびマーケティング、言語学、現代フランス哲学. フランス語センター(Delcife)や国際交流課など、充実した外国人留学生個別受け

入れ体制の整備. 企業および財界関係者らとの数多くの業務提携入学要項書類選考あるいはレベルおよび専攻課程別選考試験取得可能なディプロムリサンス(licence)、マスター(Master)、ドクター(Doctorat)就学期間. リサンス(licence)課程180単位(3年間)、. マスター(Master)課程(300単位、学士取得後2年間). ドクター(Doctorat)課程(マスター取得後最低3年間)学費登録料:リサンス課程:169€ /年、マスター課程:306€ /年、ドクター課程:306€ /年フランス語指導料は別途料金(12時間/週:600€ )講義言語:フランス語外国人学生数:全体の20%に当たる5341人(アフリカ: 3275人、ヨーロッパ:1202人、アジア:697(内 日本人17人 )、アメリカ:167人)

住所Université Paris 12 - Val de Marne61 Avenue du Général de Gaulle,94010 CréteilFrance

univ-paris12.fr

お問合せ先Service d’information et d’orientation :[email protected]

教育課程法学経営・経済学文学、哲学、人文科学科学(化学)科学技術(IUT‐技術短期大学)

Université Paris 12 - Val de Marneパリ第12大学-ヴァル・ド・マルヌ

特色パリ第9大学 - ドーフィーヌは、創立の1970年から現在まで、教授法の改革と教育内容に大きな自立性をもって取り組んできた。本学は「公的および民間組織とその環境」という中心テーマに関する教育と研究を発展させることを目標としている。学際的である本学は、経営学、経済学、経営情報工学、応用数学、法律学そして様々な人文社会科学の専門科目といった、非常に多様な分野を発展させているが、この全ての分野が様々な「組織」とその中で行われる決議や規則の研究に収束している。教育課程の職業専門化はパリ・ドーフィヌ大学の多くの課程に共通する大きな特徴。また国際性も特に優先されている面の一つで、現在35カ国にわたって100以上の提携がある。特色.「組織」の研究を様々な分野から検証する. 少人数グループで行う活発な教育. 業界出身の教師の参加. 大学教育と研究活動間の密接な繋がり入学要項入学要件:大学などで高等教育を4年または5年履修した者取得可能なディプロムDEA、DESS、ドクター就学期間DEAとDESS:1年間、ドクター:3年間学費登録料:約400€講義言語:フランス語外国人学生数:全体の19,44%(1639人/8433人)、うち35,09%(928人/2645人)が第3課程に所属(内訳はアフリカ44,66%、アジア25,69%、ヨーロッパ23%、アメリカ6,65%)

住所Université Dauphine – Paris 9Place du Maréchal de Lattre de Tassigny75775 Paris Cedex 16France

www.dauphine.fr

お問合せ先Service d'information et d'orientation :[email protected]

教育課程経営学、経済学、経営情報工学、応用数学、企業法学

Université Dauphine - Paris 9パリ第9大学-ドーフィーヌ

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フランス留学フェア2004 2120 フランス留学フェア2004

概要本グランド・エコールではフランス語および英語による様々な社会科学分野の教育課程を設け、少人数制の講義により学生が積極的に参加できる環境となっている。外国人学生には1期制あるいは2期制(9月中旬からクリスマス迄、2月から5月迄)の特殊プログラムを用意し、学期の初めにはオリエンテーションセミナーを設けスムーズに授業に溶け込むよう便宜を図っている。レベル別フランス語グループレッスンおよび文化訪問を無料で企画し、また6月開催の英語による夏期ヨーロッパ大学におけるヨーロッパ研究にも参加できる。特色ブリュッセルから37分、パリから1時間、ロンドンから1時間半。リールはヨーロッパの中心という恵まれた立地条件ある。大学教授、外国人研究者、ヨーロッパの行政機関従事者が招聘され英語での講義も行っている。ドイツのミュンステール大学およびイギリスのケント大学の2校と提携を結び恵まれた国際環境を創り出しており、第3学年では全学生に海外(大学あるいは企業研修)での生活を義務づけている。また、この地域にトヨタの工場があることで日本の存在感が強調されているということも、特筆すべき点である。入学要項フランス人学生:入学試験外国人学生:書類選考取得可能なディプロム. 政治学院ディプロム(Diplôme de l’Institut d’Etudes Politiques). 政治学修了証(Certificat d'Etudes Politiques)就学期間5年間学費登録料:624€ (交換留学生は免除)講義言語:フランス語・英語外国人学生数:交換留学生90人(3/4ヨーロッパ、1/4北アメリカ、ラテンアメリカ、アジア)

住所Institut d’Études Politiques de Lille84, Rue de Trévise59000 - LilleFrance

http://iep.univ-lille2.fr

お問合せ先Service d'information et d'orientation :[email protected]

教育課程政治学ヨーロッパ研究国際関係学経済財政学行政学

Institut d’Études Politiques de Lilleリール国立政治学院

教育課程本学院は理工学に特化した高等教育機関である。マスターおよびドクターコースの教育内容:

情報通信:IT技術管理、オープン情報システム工学、電子情報工学-ネットワークとリアルタイム-、生産工学と高度情報学応用数学と情報システム:シミュレーション・最適化・ビジュアル化・バーチァルリアリティ、情報処理・分析、ファイナンスにおけるモデリングと計算物理:物質と放射線、材料とナノ・オブジェクト、構造・エネルギー材料産業エンジニアリング:産業システム工学、モデリングとエンジニアリング、情報システムと設計エンジニアリングシステム、産業・ロジスティックシステムの最適化、最適設計のためのツールと方法、産業組織における技術革新マネージメント、革新的な製品の設計医療保健:医療保健機関・関係者の安全とリスク管理、医療保健機関・関係者の知識・情報エンジニアリング、医学・バイオテクノロジー研究のデータエンジニアリング、医療保健機関・関係者の管理・技術、テイッシュ・バイオエンジニアリング力学と土木工学:応用力学、応用流体力学、表面工学と摩擦、機械工学、構造・連結システムの力学、それぞれの環境における土質・岩石・構造物力学エネルギー学:エネルギー力学、エネルギー、航空宇宙プロセス:材料とプロセス、触媒反応とプロセス、プロセスエンジニアリング、化学とプロセス自動化工学と電気システム:システム・コントロールエンジニアリング、電力と持続可能な発展、自動化工学・情報工学・画像、エレクトロニックおよび電気ディバイス・システム、マイクロエレクトロニクス・マイクロテクノロジー・電気通信マネージメント:大規模プロジェクトとプログラムのマネージメント、テクノロジーとマネージメント、企業学経営学:財務、マーケティング、マネージメントと戦略

Écoles Centrales « Lille, Lyon, Nantes, Paris »エコール・セントラル国立理工科学院連合(リール・リヨン・ナント・パリ)

住所Centrale InternationalÉcole Centrale parisGrande Voie des Vignes92295 Chatenay MalabryFrance

リール:www.ec-lille.frリヨン:www.ec-lyon.frナント:www.ec-nantes.frパリ: www.ecp.fr

お問合せ先E-mail du service d'information etd'orientation :リール:[email protected]リヨン:[email protected]ナント:[email protected]パリ: [email protected]

概要エコール・セントラルは、リール、リヨン、ナント、パリに点在する理工学に特化したいわゆる「graduate school」と呼ばれるタイプの公的教育機関で、1990年にエコール・セントラル・インターグループ(Centrale Graduate School)として統合された。それぞれのキャンパスの立地は、企業や研究機関との緊密な関係を可能にしている。年間500人の常勤講師、さらに1400人のエンジニア、260人の研究者、そして200人の博士(PhD)が教育・研究活動に従事している。一般エンジニアの教育コース、さらにサイエンス・マスターとドクターの補完的専門分野の教育コースがある。エンジニアディプロムは同時に理学修士としても認められる。マスターの教育課程は、おもに新しい専門知識を求める科学分野の学士号取得者や未経験のエンジニア資格取得者のためのものである。特色中央工芸学校の全ての教育コースには以下のような特徴がある。. 厳しい入学選抜. 研究に密接したハイレベルの教育. 各学生がそれぞれの研究を発展させる機会を提供. 企業との緊密な協力関係. 国際的教育入学要項.一般エンジニア・プログラム:本校と日本の提携大学との連携選抜. サイエンス・マスター・プログラム:本校と日本の提携大学との連携選抜または他大学の学生から直接本校に提出された書類による直接審査

取得可能なディプロム(就学期間/学費/外国人学生数). エコール・セントラル・エンジニアディプロム(Ingénieur de l’École Centrale)

5年間/登録料:500€ (生活費諸雑費を除く)/年間1400人(外国人総学生数対比15~20%)

. エコール・セントラル・サイエンスマスター(Master)15~24ヶ月/登録料:10 000€ が基本(受講するマスタープログラムによって異なる)/年間1400人(外国人総学生数対比15~20%)

. ドクター(Doctorat)3年間/登録料:280€ /外国人総学生数対比30~40%

講義言語:フランス語・英語

概要130年以上の歴史を誇るパリ政治学院(シアンス・ポー)では様々な分野での基礎教育を全学生に提供するとともに、専門教育課程ではさらに深い知識の習得を可能にしている。本学院における専門教育は、社会学、財務、起業、人材開発、世界貿易、国家行政、メディアおよびジャーナリズムなど多岐にわたっており、常に市場の最新ニーズに対応しているため就職先も多方面にわたる。パリの中心に位置するシアンス・ポーで学ぶ5000人の学生のうち1300人は140ヵ国からの外国人学生である。助教授、教授、企業の専門家あるいは行政機関従事者1200人がその講義に当たり、うち60人は毎年海外から招聘されている。シアンス・ポーはまた研究分野における重要拠点として8機関の研究センターを併設、162人の研究者を配し博士研修も充実させている。同校は一貫して世界に向け門戸を開き続け、既に世界各国の230大学と交流協定を結んでいる。外国人学生には留学生を対象とした1年間の特別プログラムを提供しており、国際プログラム(Programme International)にて1年次に、または政治学インターナショナルコース(Cycle International d'Etudes Politiques)にて4年次に編入することができる。また、毎年DEAにも外国人学生を受け入れている。講義は原則としてフランス語で行われるが多くの講義が英語や他の言語でも行われている。入学要項リサンスレベル(Licence:学士号取得レベル)、フランス語レベル:DALF又はTCF。取得可能なディプロム(就学期間/学費/講義言語). パリ政治学院マスターディプロム(Diplôme de Science Po[Master]):(商学、経営学あるいは行政学、国際関係学、ジャーナリズム、広報学)5年または既に修士を取得している場合2年間/4000€ /基本的にフランス語(その他英語、スペイン語、ドイツ語での講義有)/生徒の1/3は外国人学生. アジア・ヨーロッパプログラム(Programme Asie-Europe):アジア人学生対象夏期6週間講座/2150€ /英語

. DEA・DESS:(政治学、社会科学、国際関係学、公共政策、経済学、都市計画、歴史学)1年間/登録料は国家の基準に準ずる/フランス語

. MBA:1年間/20 000€ /英語・フランス語

. ドクターコース:3年間約1000€ 年間/基本的にフランス語

住所Institut d’ Études Politiques 27 rue saint Guillaume 75337 Paris cedex 7France

www.sciences-po.fr

お問合せ先Service d’information et d’orientation :[email protected]

教育課程人文社会科学商学・国際商学メディアと広報学国際関係学ジャーナリズム経営学および行政学

Institut d’ Études Politiques (Sciences – Po)パリ政治学院 (シアンス・ポー)

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概要企業経営学院では技術者から経営者までの養成に当たっており、その教育指針は常に国際化をモットーとしている。スペイン、イタリア、イギリス、ドイツ、オランダ、スウェーデン、東欧諸国、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、チリ、南アフリカ、中国など、世界各国の学生および大学と提携を結び、交流を図っている。日本との交流はいまだ実現されていないため、是非緊密な教育関係を築き学生の育成および経営学研究を進めていきたいと願っている。特色. 企業経営学院はモンペリエ第2大学科学技術学部内にあり2つの専攻分野である技術と経営において学生の養成に当たっている。本学院に入学を許可された学生は、特に生物学、情報工学、電子工学、科学、工学、土木工学などの分野においてすでに高度な知識、技術を身につけており、マスターコースではさらに経営学の知識を補完することができる。

. 企業経営学院では古くから国際交流に力を入れており、毎年世界各国から相当数の外国人学生を受け入れる一方で、在学生が諸外国の大学へ留学するケースもある。マスターコースの学生はこのような環境のもとで世界に通用する力を獲得していく。

. Le CREGO(Centre de Recherche en Gestion des Organisations)-組織経営研究センター(モンペリエ第2大学、企業経営学院とIRG[Institut de Recherche enGestion]の共同研究所)-はフランスにおける最も活発かつ有名なセンターのひとつである。マスターコースの運営教育に当たっている企業経営学院の教師陣は本センターの出身であり世界的評価の高い論文を数多く執筆している。

入学要項書類専攻(場合によっては試験)取得可能なディプロム経営学および技術経営管理学各種マスター(Master):. 意思決定と情報技術マスター(Technologies de l’Information et la Décision). 国際事業マスター(Chargé d'Affaires Internationales). 革新企業設立マスター(Création d’Entreprises Innovantes). 経営・経理管理マスター(Contrôle de Gestion et Comptabilité)就学期間:2年間学費登録料:約500€講義言語:フランス語外国人学生数:4人

住所Institut d’Administration desEntreprises Université (IAE) -Montpellier 2Place Eugène Bataillon34095 Montpellier Cedex 5France

www.iae.univ-montp2.fr

お問合せ先サイトをご覧ください

教育課程経営学および技術経営管理学のマスターコース(Master)

Institut d’Administration des Entreprises Université(IAE) - Montpellier 2モンペリエ第2大学(IAE企業経営学院)

フランス留学フェア2004 2322 フランス留学フェア2004

概要ヨーロッパを代表するビジネス・スクールであるエセック経済商科大学院大学、通称ESSECは、1907年に創立されメイン・キャンパスはパリ北西30kmに位置するセルジーポントワーズ市に所在する。AACSB(The Association to Advance Collegiate Schoolsof Business)、EQUIS(European Quality Improvement System)の認定するMBAプログラムで、卒業時にはグランド・エコールのディプロムとMBAのタイトルを同時に取得することが可能であり、留学生は第2学年のMBA課程に編入することができる。ESSEC大学グループとはグランド・エコールESSECとその付属教育機関の総称で、その卒業生は世界中で活躍している。日本とは慶應大学、慶應ビジネス・スクールと提携しているほか、夏期を中心に学生を日本の企業に実務研修生として派遣し、その総数は約900人にのぼる。日本人留学生の受け入れにも積極的に取り組み、日本に駐在する卒業生の数も多く、日本と最も積極的な交流を展開しているヨーロッパを代表する大学である。特色. ヨーロッパを代表するグランド・エコール. 学生の自主性・行動力を尊重した自分で組み立てるプログラム. 充実した選択科目多数(仏語・英語). 日本を対等のパートナーとして尊重. 課外活動多数(各種イベント、スポーツ、政治家による講演会他)取得可能なディプロム(就学期間/学費/講義言語/外国人学生数). エセックMBA(ESSEC MBA)

2年および18ヶ月の研修(職務経験があるものは3ヶ月の研修)/総学費15 600€ (登録料110€ )仏語と英語/15ヶ国(80%フランス人)

. 高級ブランドマネージメントMBA(MBA Luxury Brand management)11ヵ月/22 000€ (登録料:150€ )/英語/80%が外国人留学生

. ホスピタリティーマネージメントIMHI MBA(IMHI MBA Hospitality Management)18ヵ月および3ヶ月の研修/総学費28 000€ (登録料:125€ )/英語/70%が外国人

. ESSECエグゼキュティブMBA(ESSEC Executive MBA)22カ月間金・土曜日/28 500€ /仏語40%・英語60%

. ESSEC専門マステールフルタイム(ESSEC Masteres Specialisés full time)12ヵ月/12 000€ (登録料:140€ )/フランス語・英語(大半がフランス語)

. ESSEC専門マステールパートタイム(ESSEC Masteres Specialisés part time)15ヵ月間1週間置きに2日/15 000€ /フランス語/48ヶ国

. EPSCIインターナショナルマネージメント(EPSCI)4年/年間6500€ /フランス語/15ヶ国

住所ESSEC1 avenue Bernard Hirsh BP 105 95021 Cergy-PontoiseFrance

お問合せ先東京代表事務所:〒 160-0023東京都新宿区西新宿 6-3-1新宿アイランドウイング9階(株)エスイー内代表:大森 順子

www.essec.com

東京代表事務所:[email protected]

教育課程マネージメント

ESSEC エセック経済商科大学院大学

概要ポンゼショセ国立理工科大学は高度な科学技術と総合技術を備えたエンジニアの育成を使命とし、設備・整備・建築・輸送・産業・環境の分野においての管理職養成教育に従事している。. エンジニアコース:3年間に及ぶ課程であり、初年度は一般教養課程である。

2年次に以下の分野から専攻を選択する:土木建築工学、産業経営管理、機械機器工学、情報処理工学、人文科学、経済学、経営学、金融、都市整備、環境学、輸送

. ドクターコース:都市環境学;建材、建設、環境と持続性;情報学、広報学、モデリングとシュミレーション;企業、労働社会学;理論経済学、政経分析学

. 専門コース:16の専門マステール(Mastère spécialisés)・MBA 1コース・各種補完教育課程

特色. 総合技術力を養いつつ特殊専門分野を極める教育内容. 産業界・経済界へ積極的に門戸を開放している. 活発な国際交流(全学生の3分の1は外国人留学生が占め、世界17大学とのダブルディプロム取得が可能)。

取得可能なディプロム. エンジニアディプロム(Dîplome d’ingénieur). 専門マステール(Mastére spécialisés). ドクター(Doctorat)就学期間エンジニアコース:3年間(外国人学生:2年間)学費登録料:890€講義言語:フランス語外国人学生数:440人(全体の1/3)

住所École nationale des ponts et chaussées6-8 avenue Blaise Pascal Citédescartes Champs-sur-Marne 77455 Marne-la-Vallée cedex 2France

www.enpc.fr

お問合せ先サイトをご覧ください

教育課程理工学

École nationale des ponts et chausséesポンゼショセ国立理工科大学

概要EDHECはリール(創立1906年)とニース(創立1991年)にキャンパスをもつ商科系の学校であり、3600人におよぶ学生に様々なレベルの教育課程を提供し認知度の高い各種ディプロムを取得することが出来る。本校はフランスにおいて5つの最優秀商業学校の中に数えられ、EFMD(European Foundation for Management Develop-ment)が発行するEQUIS(European Quality Improvement System)の認定を受けており、さらにAMBA認定のMBAプログラムを提供している。本校で学ぶ学生は全国で行われる国家入学試験で選抜され、志願者の幅広い学術的知識や2言語取得能力、またヨーロッパ内で企画されている研修などの実践的経験などを高く評価する。国際化を目指す本校では、現在世界中の有名大学110校以上(内、80校は学士課程)と提携を結んでおり、交換留学や留学生のために多くのプログラムを英語で行っている。特色. 国際的な幅広い授業内容、科目、企業と学生の連携. ハイレベルの学術研究. 管理職クラスの国際色豊かな同窓生網の充実(メンバー数は13 000名以上). 特にe-Learningの分野で発展的な教育法を利用した画期的でインタラクティブな教育入学要項. 学士号(Bachlor)取得した4年以上の大学教育修了者. 履歴書. MSc EDHEC Business School 入学願書. 推薦書(二通)(MSc EDHEC Business School 入学願書参照). 経営学適性検定試験(GMAT)成績書の証明付きコピーまたはオリジナル. 英語試験(TOEFL 603/250、TOEIC900、IELTS6.5、UCLES:Certificate in

Advanced English – Pass)成績書の証明付きコピーまたはオリジナル. 取得した資格・学位のコピー。その際、コピーはディプロムを発行した教育機関もしくは本人の出身国のフランス大使館文化部により原本と相違ないことを証明され、公的に翻訳されたものであること。. 最終2年間の成績表. 行った研修と職務経験を証明する書類. 戸籍抄本の査証翻訳

取得可能なディプロムMBA:Master of Business Administration(MBA)サイエンス・マスター:Master of Science(MSc)マネージメント・マスター:Master in Management(MiM)

就学期間 学費(登録料) 講義言語MBA 10ヵ月 20 000€ 英語MSc 12-15ヵ月 9 500€ 英語MiM 2年間(学士取得後) 7 950€ /年間(2年間のコース) 仏語または/および英語外国人学生数:550人(多国籍)

住所EDHEC Business School, Lille Lille Campus58 Rue du Port59046 Lille CedexFrance

EDHEC Business School, Nice393 Promenade des Anglais BP 311606202 Nice Cedex 3France

www.edhec.com

お問合せ先Service d'information et d'orientation :[email protected]

教育課程マネージメント

EDHEC Business School, Lille & NiceEDHEC ビジネススクール、(リール・ニース)

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フランス留学フェア2004 2524 フランス留学フェア2004

概要Mod'Art Internationalはグラフィックデザイナー、マルチメディア分野でのプロ、アートディレクターなどの人材養成に20年以上のキャリアを誇っている。本校卒業生はフランスまた海外の広告代理店、グラフックデザインスタジオなどへ就職している。本校では4年におよぶ専攻課程を設置しており、業界のプロが教鞭を取っている。授業では芸術表現を養うことに力を注ぎ、ファッション・デザイン(デザイン、パターンメーキング、アクセサリー、帽子)からファッション・マメーネジメントにいたるまでの多彩なカリキュラムを提供し、モード界の全ての職業育成に当たっている。強調すべき点として、企業研修、就職斡旋所との業務提携などファッション業界とのコラボレーションにも活発である。また、フランスおよびイギリスの大学と提携を結んでおり各種ディプロムを取得することが可能である。特色. プロによる講議. 多くの大学との提携(パートナーシップ). 業界内公認のディプロム取得. 豊富な企業研修入学要項書類選考(履歴書、志願動機書、取得免状のコピー、成績証明書、デッサン)および面接

(志願者が外国居住者の場合は通信にても可)取得可能なディプロムファッション・クリエーション(Création de mode):. 学士号(Bachelor):ファッション・デザイン専攻. DU (Diplôme universitaire):モード、リュクス&アール・ド・ヴィーヴル専攻ファッション・マネージメント(Management de la mode):. 学士号(Bachelor):ファッション・マネージメント専攻. DU(Diplôme universitaire):モード、リュクス&アール・ド・ヴィーヴル専攻視覚コミュニケーション・グラフィックデザイン(Communication visuelle、Design graphique):. 学校ディプロム(Diplôme de l’école)(この免状はバカロレア+4年次修了レベルと

国家認定を受けている。)* 本校の学士号はイギリスの大学において「Bachelor(Hons)」、又DU(Diplôme universitaire はフランスの「バカロレア+4年次修了」レベルに相当する。

就学期間. 学士号(Bachelor):フランスにて3年間およびイギリスにて1年間. 大学ディプロム(DU:Diplôme universitaire):フランスにて4年間講義言語:フランス語、ただしファッション・クリエーション専攻課程については一部英語外国人学生数:全体の約35%。フランス語講座を設置し留学生がよりスムーズに溶け込めるよう便宜を図っている。

住所Mod’Art International – Ecole d’Art Maryse Eloy1, rue Bouvier 75 011 Paris France

www.mod-art.orgwww.ecole-maryse-eloy.com

お問合せ先[email protected]@ecole-maryse-eloy.com

教育課程. ファッション・クリエーションおよび

マネージメント. 帽子デザイナー( デザイン・製作). グラフィック・デザイン

視覚コミュニケーション出版、広告、マルチメディア

. 公立の芸術系教育機関入学のための1年間準備コース

Mod’Art International – École d’Art Maryse Eloyファッション学校モッダート・インターナショナル/マリーズ・エロア美術学校

概要1981年に設立されたヴァテル高等ホテル観光学院はヨーロッパのホテル業学校の中でもトップに次ぐレベルにあり、最近「ホテル業マネージメント教育最優秀プログラム」という評価を得て、« World Wide Hospitality Awards » を受賞した。本校は仏国内に4つのキャンパス、海外に8つのキャンパス(インド、マレーシア、中国、チュニジア、ロシア、カナダ、メキシコ、タイ)と4つの代表事務所、さらに6500人以上の同窓生メンバーによって構成されいる。卒業生は世界各国で活躍しており、海外の主要なホテルグループ企業で責任ある地位を担っている。学生はホテル観光業の分野での国際資格 Bachelor、Master、EMBA を取得するための教育を受けることができる。特色ヴァテル高等ホテル観光学院ではホテル業の基礎理論と実務知識双方を調和させたカリキュラムを組んでおり、将来責任ある地位につくための教育を行っている。また本校ではペルピニャン大学との教育提携に基づき、世界各国で認知されているフランス政府認定の大学免状(DU:Diplômes universitaires)や国際基準のBachelor、Master、EMBAなどの各種ディプロムを取得することが可能である。入学要項必要条件と必要書類:Bachelor コース:. バカロレアまたはそれに相当する資格. TOEFL 500 または IELTS 5.0. 志望動機書1枚Master コース:. 高等教育4年次終了者またはホテル業経営リサンス(Licence)取得者. TOEFL 550 または IELTS 5.5. 志望動機書1枚Executive MBA コース:. 観光/ホテル業修士および2年以上の職務経験. TOEFL 550 または IELTS 5.5. 志望動機書5枚取得可能なディプロムBachelor、Master、Executive MBA就学期間Bachelor:3年間、Master:18ヶ月、Executive MBA:1年間学費Bachelor 7300€ /年間Master 6600€ /18 ヵ月Executive MBA 7600€ /年間講義言語:英語外国人学生数:Bachelor:250人、Master:80人、Executive MBA:25人

住所Institut Vatel122, rue Nollet75017 ParisFrance

www.vatel.fr

お問合せ先Service d’information et d’orientation :[email protected]

教育課程ホテル・観光業マネージメント

Institut Vatelヴァテル高等ホテル観光学院

概要新設の「マネージメント系グランド・エコール」であるトロア・ビジネススクールは、2001年にその精力的な活動や明確かつ戦略的教育方針を評価され「マネージメント系グランド・エコール賞」を受賞した。南シャンパーニュ地方に所在する本校は、経済・財政界からの絶え間ない支援をうけている。学生個々の権利を尊重し、それぞれがマネージメント分野でのキャリア形成に必要なあらゆる知識とスキルを習得できるよう力を注いでおり、「寛容さ、オープンマインド、実用主義は豊かな人格形成と社会への貢献に寄与する」をモットーとしている。特色. 地域、地方、全国規模での経済界とのコラボレーション(学長はFrance Technopole の

副社長を兼任). 学生の個人能力測定のための独自プログラムの開発および起業計画実現のサポート. 活発な国際交流。世界中に90以上の提携先をもち、学生は海外の大学、企業において

学習、研修を行うことを義務づけられている。多彩な教授陣、国際的テーマ研究ネットワーク(例;ニュージーランド、オーストラリア、カリフォルニア、チリと協力したブドウ栽培・ブドウ酒製造セクターの開発戦略)

. 起業、イノベーション事業のための研究センター取得可能なディプロム. 国際ビジネス学士(Bachelor International Business). ESCマネージメントマスター(ESC[Master in Management])就学期間国際ビジネス学士:4年間ESCマネージメントマスター:3年間学費国際ビジネス学士:4500€ESCマネージメントマスター:5020€講義言語:フランス語・英語

住所Groupe ESC Troyes217, avenue Pierre BrossoletteBP 71010002 Troyes CedexFrance

www.esc-troyes.fr

お問合せ先サイトをご覧ください

教育課程マネージメント

Groupe ESC Troyesトロア・ビジネススクール

概要グルノーブル・ビジネススクールはその国際性をモットーに、全ての教育プログラムを英語にて提供している。本校はグルノーブルから北京まで、マルチキャンパスで行われている教育プログラムの拠点となっている。その使命は、国際舞台で活躍する能力をもった多分野をカバーする経営者を養成することであり、実践的能力を兼ね備え、国際的かつ多文化な環境のもとで働くことができる人材育成に従事している。グルノーブル・ビジネススクールは、EQUIS(European Quality Improvement System)とAACSB

(The Association to Advance Collegiate Schools of Business)認定の推薦校であるグルノーブルマネージメント学校の一部をなしており、バカロレア+2年次修了から博士課程までの約20コースを9つの教育現場で行っている。特色三つの開発戦略軸(EQUISによってその適正が認められている。)* 企業サービスの一環として、企業内に生まれる争点とニーズを統合することによって、企業

の求める新たな側面や、雇用面また共同提携における様々なサービスを提案する。* 多様な教授法を実践し、学生の新たな期待に応える教授法、特にイーラーニング(e-learn-

ing)を大幅に取り入れている。これには学生がそれぞれのリズムで学習できるという利点がある。経営の基礎を確実に体得しながらも、学生は個人のそしてマーケットのニーズに合わせていくつかの選択学科の修得に集中的に力をいれることが出来る。

* 世界各国に教育の場を作ることによって、国際的発展に努めている。卒業者は各国のリクルーターに向けて、当校ディプロムの認知度を高め、顕示することを可能にしている。入学要項選考方法は就学に必要な既習レベル以外は全てのコースに関して同様である。学部コース(Programmes undergraduate:DIB/BIB/CIB)は高等教育を既に2年又は3年履修した学生(Niveau bac + 2/3)を、修士以上のコース(Programmes post-graduate:MIB/MBA)は学士号を取得した学生(Niveau bachelor[bac+4])を対象とする。MBAに関しては、3年以上の職務経験とGMATテストの成績が要求されている。志願者は記入漏れのない応募書類、志望理由書、推薦書2通、証明写真3枚、英語レベルを証明するもの(TOEFLまたはその他の能力テスト)、試験成績書、取得免状(学位・ディプロム)と成績証明書の査証翻訳コピー、また2つのエッセーを提出しなければならない。取得可能なディプロムビジネスの分野においての各種ディプロム. Certificate in Business(CIB). Bachelor in Business(BIB). Master in Business(MIB). Master of Business administration(MBA)就学期間:全コース1年間(CIBのみ6ヶ月間)学費:登録料は無料講義言語:英語(フランス語の授業1単位有)外国人学生数:学生の国籍は42ヵ国。(本学のコースにおける最も学生数の多い国:フランス、中国、インド、米国、メキシコ)

住所Grenoble Graduate School of BusinessGrenoble École de Management12 rue Pierre Sémard- BP12738003 Grenoble Cedex 01France

www.ggsb.com

お問合せ先Service d'information et d'orientation :[email protected]

教育課程テクノロジー・マネージメントグローバルマネージメント国際ビジネス会計・監査財務マネージメントコンサルティングビジネスインテリジェンス

Grenoble École de Management -Grenoble Graduate School of Businessグルノーブル・ビジネススクール

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26 フランス留学フェア2004

概要1964年にヴィシー市とクレルモン・フェラン大学グループが創設したカヴィラムは教育研究センターとして今日では世界に名を馳せ、言語教育改革に貢献している。カヴィラムはヴィシー市の大学およびテクノロジー産業の新拠点に位置する。市の中心にありながら自然環境豊かな川沿いの9000m2の公園敷地内に所在する本校は、30の教室、4つのマルチメディアラボ教室、その他講堂、多目的大教室、メディアテークと設備も充実している。また一般の方から様々な分野の専門家まで、高校生から学生までそれぞれに相応しい授業を幅広く行っている。特色. 教員育成言語教育センター(主にフランス語教師)、国際的に認知されているマルチメディア構想センターの充実

. 学生へのサービス提供:送迎、住居斡旋、文化活動、個別サポート

. 市の中心にありながら自然環境豊かで、ヴィシー市の大学拠点でもあるため、様々な学生が集い学生文化交流の場となっている

入学要項入学条件は特になし、要登録取得可能なディプロム各種フランス語能力認定試験や資格:. Diplôme d’Etudes en Langue Française(D.E.L.F.). Diplôme Approfondi de Langue Française(D.A.L.F). Test de Connaissance du Français(TCF). Test d’Evaluation de Français(TEF). Maîtrise FLE. Diplômes de la CCI就学期間1週間から1年間学費登録料:50€講義言語:フランス語外国人学生数:年間3000人、うち日本人学生14%

住所Calvilam1, av. des Célestins03200 VichyFrance

www.cavilam.com

お問合せ先[email protected]

教育課程FLE - Français langue étrangère -(外国語としてのフランス語)

CAVILAMカヴィラム・ヴィシーフランス語学校

概要ペルピニャン大学のキャンパス内にあるフランス研究大学センターでは世界各国から訪れる学生に様々なレベルのフランス語講座や専門分野のフランス語講座を開いている。キャンパス内での授業のため、学生はスムーズに学生生活に溶け込んでいる。本学の資質と国際的名声に相応しく、教育面においてあらゆる努力を重ねてきた成果は授業にも大いに反映している。講義内容は外国人学生独自の要望と必要性に的を絞ったものであり、特に文章読解および口頭表現理解を身に付けることを目的としている。これらの講義を通じて得たフランス語能力は他国留学生との交流を活発にし、さらに他言語、多文化の知識習得へとつながる。特色. 国際性. 外国人学生を特に考慮した教育内容. 外交フランス語などの専門フランス語講座の設置. 恵まれた地理的条件入学要項入学資格年齢17歳以上登録の際、修了証は一切不要取得可能なディプロム各種フランス語資格:フランス国民教育省認定資格・大学の認定資格:(Diplômes universitaires et nationaux). Certificat pratique de Langue Française(CPLF). Diplôme d’Etudes Françaises(DEF). Diplôme Supérieur d’Etudes Françaises(DSEF). Diplôme d’Etudes en Langue Française(DELF). Diplôme Approfondi de Langue Française(DALF). Diplôme universitaire de Français Langue Diplomatiqueパリ商工会議所認定資格:(Diplômes de la Chambre de Commerce et d'Industrie de Paris[CCIP]). Diplôme de Français des affaires 1er degré. Certificat de français juridique就学期間6ヶ月毎の2期制あるいは2~4週間の夏期講座学費登録料:2004 - 2005年度:1550€ 、前期:850€ 、後期:850€夏期講座:登録料は修学期間および受講コースにより異なる(本校パンフレット参照)講義言語:フランス語外国人学生数:大学全体の30%(大学センター全体の1/3に当たる)

住所Université de Perpignan 52 av. Paul Alduy – 66860 Perpignan CedexFrance

www.univ-perp.frwww.cuefp.com

お問合せ先Service d’information et d’orientation :[email protected]

教育課程FLE(外国語としてのフランス語)教育:. 初級から上級レベルのフランス語講座. 専門分野フランス語講座(外交フランス語・法律フランス語・ビジネスフランス語・商業フランス語)

Université de Perpignan - Centre Universitaire d’Études Françaisesペルピニャン大学 - フランス研究大学センター

APEFとは?. 検定試験日本の文部科学省認可の財団法人で、同省認定の実用フランス語技能検定試験(通称「仏検」)-Diplôme d'Aptitude Pratique au Français(DAPF)-を年2回実施. フランス留学フランスへの個人留学希望者にフランスの語学学校、音楽学校、料理学校、美術学校などの情報提供および手続き代行また、春と夏に短期語学研修ツアーを企画(年齢制限18歳以上、電話・メール・ファックスによる問合せ可)さらに、在日フランス大使館領事部指定の翻訳業者の一つとして、留学関係の書類の翻訳の受付

APEFの特徴1970年以来、30余年にわたりフランスへの留学を支援. 留学ガイダンス:語学学校の紹介に限り無料で行なっている。内容は留学一般情報、学校選択のポイントなど

. 留学手続き代行:学校への登録(可能な場合は宿舎手配)長期滞在者がフランスの地到着後に取得する滞在許可証の案内など

. 翻訳:留学に必要な書類全般

. フランス語研修旅行(春、夏実施):初学者でも安心して参加できるよう、APEF職員が出発準備をはじめ現地サポートから帰国までをすべてサポートしている

APEF (Association pour la Promotion de l'Enseigne-ment du Français au Japon)APEF:財団法人フランス語教育振興協会

財団法人フランス語教育振興協会〒102-0073東京都千代田区九段北 1-8-1九段101ビル6階

Tél : 03-3261-9969Fax : [email protected]/~apef/index.htm

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tv999

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フランス留学フェア2004 29

企業プロフィ-ル

業種:スキ-、スノ-ボ-ド、スポ-ツウェア、ビンディング等の製造、販売世界にある御社の拠点:フランス、イタリア、米国、カナダ、ドイツ、オ-ストリア、スイス、スペイン、日本総売上高:5億ユーロ社員数:3000人

日本支社に関する情報

設立:2002年10月11日スキ-・ロシニョ-ルグル-プブランド製品(ロシニョ-ル、デイナスター、ラング、クリーブランド、ネバーコンプロマイズ)の日本における輸入、販売、広報宣伝、販売促進および、アフターサービスに関わる一切の業務

募集要項

希望プロフィール経済・スポーツ・国際関係募集している職種販売、マーケティング、 管理・財務

お問い合わせグル-プ・ロシニョ-ル株式会社〒101-0024東京都千代田区神田和泉町1番地 住商神田和泉町ビル14階電話:03-5822-0704fax: 03-5822-0734担当:松井真希子[email protected]

www.skisrossignol.comwww.dynastar.com www.langeskiboots.comwww.clevelandgolf.com

Rossignolグル-プ・ロシニョ-ル株式会社

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air france

Maison de la Franceフランス政府観光局

フランス政府観光局では、オフィシャルサイトwww.franceguide.com で様々な観光情報を提供しております。是非ご覧ください。

就職活動をしている皆様へ在日フランス商工会議所の人材開発部(求人部)は、CCIFJの会員企業の採用をサポートするために、企業の探す人材を紹介します。人材開発部のシステムを説明致しますと、まず、オンラインでの登録が必要になります。これにより貴方の情報がデーターベースに登録されます。その後、在日フランス企業メンバーから、貴方のプロフィールに合うオファーがあった場合、商工会議所より貴方の履歴書を企業にお送り致します。そして企業側が貴方のプロフィールに興味を持てば、担当者から直接貴方の方に連絡をするというシステムになっております。

人材開発部にプロフィールを登録したい方は、

1. まず、www.ccifj.or.jp にてオンラインでの登録が必要になります2. 日英仏版の履歴書を [email protected] に忘れずに送って下さい。

また、在日フランス商工会議所に会員企業の名簿がございますのでお越し頂ければご覧になれます。(営業時間:午前9時30~12時30 – 13時30~18時)。

尚、Le Bulletin Emploi(求人と候補を参照できる月報)にご自分のプロフィールを載せたい方は、電子メールにて英語又はフランス語での個人情報をお送り下さい。詳細は在日フランス商工会議所のホームページ上の「就職・研修」をクリックし、お読み下さいますようお願い致します。

Chambre de Commerce et d'Industrie Française de Japon在日フランス商工会議所

在日フランス商工会議所〒102-0085東京都千代田区六番町 5-5 飯田ビルTel : 03-3288-9621Fax : [email protected]

関西支部〒530-0041大阪府大阪市北区天神橋 2-2-11今村ビル9階c/o 大阪日仏センター アリアンス・フランセーズTel : 06-6358-3205Fax : [email protected]

www.ccifj.or.jp

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30 フランス留学フェア2004

Visa Etudiant

学生ビザ

6ヶ月の学生ビザVisa Etudiant (Séjour Temporaire)このビザは、学生の資格でフランスに6ヶ月以下の滞在をする方に適用されます。ビザの有効期限:6ヶ月。ビザ有効期間中の出入国は自由。!! 滞在許可証の申請・取得は不可。現地でのビザの延長もできません !!必要書類:①長期ビザ申請書(青色):1部(当窓口に備付、HPからも

ダウンロード可)② 写真(パスポートサイズ)―申請書右下に貼付―1枚③ 保険加入誓約書:1部(当窓口に備付)④ パスポート(残存期間10ヶ月以上)⑤(仮)入学許可書:オリジナル1部コピー2部(氏名、週20時間以上

で3ヶ月以上6ヶ月未満の学校登録期間が明記されている事)⑥滞在費の証明:オリジナル1部コピー1部

(3000€ 相当以上の額を有している事の証明。いずれも申請日より一ヶ月以内に発行された本人名義の証明である事)

(以下の内どれか一つ)-旅行用小切手(または現金)の購入計算書(円・€ ・ドルでも可)-海外で引き出し可能な銀行口座の残高証明書(英文)

⑦ ビザ料金:6000円前後

長期学生ビザVisa Etudiant (Long Séjour)このビザは、学生の資格でフランスに6ヶ月を超える滞在をする方に適用されます。ビザの有効期限:ビザ自体の期限は3ヶ月ですが、滞在期限として

「滞在許可証参照」と記載。フランス入国後8日以内に管轄の県庁もしくは警察署にて滞在許可証の申請を行う。必要書類:①長期ビザ申請書:1部(当窓口に備付、HPからもダウンロード可)② 写真(パスポートサイズ)―申請書右下に貼付け―1枚③ 保険加入誓約書:1部(当窓口に備付)④ パスポート(残存期間6ヶ月以上)⑤(仮)入学許可書:オリジナル1部コピー2部(氏名、週20時間以

上で6ヶ月を超える学校登録期間が明記されてること)!! 登録期間が6ヶ月未満の場合は、6ヶ月限定のビザになります !!

⑥滞在費の証明:オリジナル1部コピー1部(6000€ 相当以上の額を有している事の証明。いずれも申請日より一ヶ月以内に発行された本人名義の証明である事)

(以下の内いずれか一つ)-旅行用小切手(または現金)の購入計算書(円・€ ・ドルでも可)-海外で引き出し可能な銀行口座の残高証明書(英文)

⑦ ビザ料金:6000円前後

留学案内

Collège Doctoral Franco-Japonais 日仏共同博士課程(CDFJ)

www.cdfj.jpwww.ambafrance-jp.org/japanese/coop/college/index.html

博士課程の学生の交流と共同研究指導の推進を目的とする日仏共同博士課程の構想は、日本の国・公・私立大学関係者と、フランス大学学長会議、仏国民教育省、仏外務省を代表する在日フランス大使館の文化部・科学技術部の参事官および担当官が会議を重ねて練りあげたものです。2002年4月、参加を決定した大学が日本とフランスでそれぞれコンソーシアムを設立、同年9月13日パリで、両コンソーシアムの協定締結の調印式が多数の関係者出席のもとに行われ、本制度がスタートしました。2004年3月現在、日本コンソーシアムには28の大学、フランスコンソーシアムには5 3の高等教育機関が加盟しています。本制度には下記のような特徴があります。. 学生は本制度登録時から博士課程修了時まで継続して両国の教官

から共同研究指導を受ける。. 学生は原則として後期博士課程3年間のうち1年間、相手国の協定

大学に留学する。. 学生は相手国での共同研究指導および研究活動が円滑に行われる

よう留学前に共通留学準備講座等を受講する。. 学生は留学中も所属大学に在籍し、受入れ大学は検定料、入学料

および授業料を徴収しない。. 学生の宿舎、ビザ取得手続き等について、受入れ大学はできる限り

の便宜を図る。. 毎年30名を限度に文部科学省から留学給付金(月額10万円)が

支給される、また私費での留学も可能である。. 相手国の共同研究指導教員は、学生の所属大学の承認を得て博士

論文審査に参加できる。. 単位認定、研究成果および研究期間の取扱は、派遣学生の所属す

る大学の学則等に基づく(将来的にはダブルディグリーを目指す)。. 受入れ大学等は、上記の認定に必要な証明書を発行する。

Programme d’ActionsIntégrées SAKURA日仏交流促進事業‐SAKURAプログラム

www.jsps.go.jp/j-bilat/pai_yoko.htm

日仏交流促進事業、通称SAKURAプログラムは日仏の大学等学術研究機関に所属する常勤の研究者による新たな国際共同研究の開始、またはセミナーの組織を支援するもので、2003年に創設され、日本学術振興会(J S P S)とフランス外務省が協力して実施しています。日仏両国の若手研究者が共同して研究活動・討議等を行うことにより、人的ネットワークを形成すること,新たに国際共同研究を開始する能力およびセミナーを組織する能力を養うことを目的としています。対象分野:人文・社会科学および自然科学の全分野申請:日仏共同研究又は共同セミナーの代表責任者はそれぞれの所属機関長を通して自国の担当機関に計画申請書類を提出しなければなりません。日仏双方で申請がされていない場合、申請は無効となります。それぞれの国の審査会による選考を通った課題の中から、採用課題が日仏合同委員会において最終的に決定されます。選考には下記の要件が考慮されます。. 新しい知識または概念の展開の可能性および研究方法などの点で

学術的価値があること. 日仏の研究者が協力して研究することの意義が明らかであること. 日仏研究者間で十分な事前協議が行われ,共同研究又はセミナー

の目的・内容が明確であること. 若手研究者が参加していること. 革新性が高く見込まれること. 自然科学分野と社会科学分野の学際的協力関係支給経費:共同研究目的地あるいは共同セミナー開催地までの外国旅費(1ヶ月以内、航空運賃、日当・宿泊料)等の経費を担当機関がそれぞれ自国側研究者に支給します。

Bourses du gouvernementfrancaisフランス政府給費留学生募集(2005 - 2006年度)

例年、在日フランス大使館は日本との協力を推進している分野において、学生、研究者のより良いレベルでの育成を目的としてフランス政府給費留学生を募集している。給費生は日仏審査員よる筆記、および面接試験により選考される。受験者には明確な研究計画、又、既にフランスの大学、研究所或は指導教授とのコンタクトがあることが求められる。例外を除き、選考された給費生には一大学年度の給費が与えられ、二年目は社会保険給費が与えられる。募集分野は下記のとおりである。第一部門 文学、言語学、翻訳・会議通訳、仏語教授法第二部門 人文・社会科学(歴史、地理、社会学、教育学、人類学、民族学、東洋学 – 哲学、心理学、精神分析、神学 – 政治学、法学、経済学、経営学 – 古文書学、考古学、碑銘学、公文書学、統計学、人口学、図書館学)第三部門科学・技術( 数学、物理、化学、地球科学、生命科学 – 医学、生物医学 – 工学 – 農学 – 海洋学 – 都市計画 [都市空間における整備] および建築)第三部門アート・マネージメント、美術史、博物館学、音楽学、演劇学、映画学提出書類:第一、第二、第四部門受験者にはフランスの教授の指導承諾書の提出が望まれる。第三部門受験者はフランスの受入れ機関からの承諾書が必要である。願書受付:2004年6月1日~6月30日選考: 2004年9月~11月詳細は下記のサイトをご参照下さい。第一、第二、第四部門www.ambafrance-jp.org/japanese/culture_formation_j/education_j/etudier_en_france_j/04bourses_j.htm第三部門www.ambafrance-jp.org/japanese/science_technologie_j/bourses_j/gouv_francais/index.html

Ambassade de France au Japon在日フランス大使館

文化部:Le service culturel

フランス大使館文化部では大学間交流プログラムの強化、発展を推進し、若手研究者の交流を促進するために、日仏共同博士課程、PAI

(日仏交流促進事業)「SAKURAプログラム」、「プログラム8」および日仏高等教育機関間の協定による大学教育第二課程(専門)在籍者の交流促進に従事しています。さらに、日仏双国の言語・文化を普及し、あらゆる分野における専門研究のための活動を活性化することにより、特に、日仏諸学会や日仏政府諸学会や日仏政府給費留学生の会等を通して、芸術、文学人文・社会科学、自然科学の分野における日仏交流の継続、維持を促進しています。

科学技術部:Le Service pour la Science et la Technologie (SST)

科学技術部(SST)は20名のフランス人と日本人から成るチームで、日本にフランスの研究と技術を広める活動をしています。フランスの公的科学技術関係機関と常時接触のある科学技術部は、日仏両国の研究者の間に立ちインターフェースの役割を果たしています。最新のテーマや一般的な問題を取上げて専門家を日本からフランスに招く一方、シンポジウムや講演会などへの参加および開催も行っています。また、フランスの科学技術拠点の情報を日本の科学技術関係者に提供することも科学技術部の役割です。(英語のフランス最新科学技術情報(隔週更新)もサイトにて提供しています。)また、科学技術分野における学生や研究者の日仏交流推進のために、フランス政府給費留学生制度、日仏共同博士課程また日仏交流促進事業-SAKURAプログラムを促進するとともに、様々な日仏交流団体と協力し、交流の発展に努めています。

在日フランス大使館の活動にかんする詳しい情報はウェブサイトwww.ambafrance-jp.org をご覧ください。

申請場所:. 東日本(静岡、長野、富山以東)に現住所がある場合在日フランス大使館. 上記以外の西日本に現住所がある場合

在大阪フランス総領事館大阪市中央区城見1-2-27クリスタルタワー10FTel : 06-4790-1505 Fax : 06-4790-1511申請時間:月-金曜日、午前9時から12時まで(祭日を除く)

ビザ受領:約1週間でビザが出来上がりますので、月-金曜日の9時から18時迄の間(12時30分~14時30分除く)に引換えチケット持参の上、大使館入口の受付にて受領して下さい。又、書留送付分の600円切手を貼った返信用封筒(パスポートが入る大きさ)を申請の際に提出していただければ、ビザ発行後返送いたします。お問い合わせ:在日フランス大使館領事部〒106-8514 東京都港区南麻布4-11-44Tel : 03-5420-8800 Fax : 03-5420-8932 www.ambafrance-jp.org

Page 17: sommaire - 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)Tadao Ando 10 安藤忠雄 Carlos Ghosn 12 カルロス・ゴーン Liste des établissement 14 参加高等教育機関 d'enseignement

32 フランス留学フェア2004

Réseau culturel français au Japon

日本におけるフランス文化機関

日本国内には12のフランス文化機関がネットワークを結び日仏両国の交流を図るために様々な活動を行っています。

日仏学院3施設(+支所)アリアンス・フランセーズ5施設研究施設1箇所:日仏会館芸術家用滞在施設1箇所:九条山ヴィラ(京都)高等学校:リセ・フランコ・ジャポネ

日本におけるフランス政府公認フランス文化・語学教育機関は、東京、横浜(東京に付属する)、京都、福岡の4都市にある日仏学院と、札幌、仙台、名古屋、大阪、徳島の5都市にあるアリアンス・フランセーズである。ア-ティスト・レジダンスであるヴィラ九条山、京都ミュージック・アカデミーはいずれも関西日仏学院に属し、この学院で独自の役割を担っている。

その他、フランス教育機関として、東京にリセ・フランコ・ジャポネ〈幼稚園から高校最終学年まで〉、京都に関西フランス人学校〈京都に本部、大阪と神戸に分校があり、幼稚園から小学校最終学年を対象とする。また、コレ-ジュ・フランセ・ドュ・カンサイの生徒にCNED

(国立通信教育センタ-)の教育をサポ-トしている〉がある。研究機関としては、財団法人日仏会館(東京)が講演会、セミナ-、討論会、フランス人研究者の居住研究制度や学術図書館を通じ、学識研究にふさわしい近代的な知的環境を提供している。

文化機関は北海道から九州まで日本全土をカバ-し、親しみやすいフランス的環境で、フランス語を学び、さらに研鑚を積み、またフランス文化に親しむ機会を全ての人に提供している。いずれの日仏学館、アリアンス・フランセーズにも一貫したプログラムが用意されている。しかし機関によっては実施されない活動もあるので、以下に挙げられるプログラムに関しては、各フランス文化・語学教育機関の連絡先を参考されたい。. 質の高いフランス語教育(入門から中級までの全課程. 文化、文学、歴史、経済、政治等を対象とする、日仏学院のフラン

ス語上級課程

. 語学検定準備コース(給費留学試験、フランス商工会議所検定試験、通訳および翻訳、DELF - DALF等)

. 日本の関係機関との協力によって機関内外において開催される文化イベント(展覧会、講演会、演劇、映画上映会等)

フランスに関するメデイア情報収集センター。(フランスの現代の情報を多くの場合最新情報機器などによって提供し、書籍映像資料の貸し出し、館内での研究調査が可能)

東京日仏学院Institut Franco-Japonais de Tokyo〒162-8415東京都新宿区市谷船河原町15Tél : 03-5261-3933Fax: 03-5261-3927www.ifjtokyo.or.jp/top_j.html

横浜日仏学院Institut Franco-Japonais à Yokohama〒231-0015神奈川県横浜市中区尾上町明治屋尾上町ビル7階Tél : 045-201-1514Fax : 045-201-7600e-mail: [email protected]/yokohama/

関西日仏学館Institut Franco-Japonais du Kansai (Kyoto)〒606-8301京都府京都市左京区吉田泉殿町8Tél : 075-761-2105Fax : 0 075-761-2106e-mail : [email protected]/

九州日仏学館(福岡)Institut Franco-Japonais du Kyushu (Fukuoka)〒810-0042福岡県福岡市中央区大名 2-12-6 bldg. F 3FTél : 092-712-0904Fax : 092-712-0916e-mail: [email protected]://ifj-kyushu.org/

札幌アリアンス・フランセーズAlliance Francaise de Sapporo〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条西5丁目10-2 南2西5ビル2FTél : 011-261-2771Fax : 011-261-1507e-mail: [email protected]/~afsap/afsap_jp.htm

アリンス・フランセーズ仙台Alliance Française de Sendai〒980-0014宮城県仙台市青葉区本町 1-2-5 第3志ら梅ビル3FTél : 022-225-1475Fax : 022-225-1407e-mail: [email protected]/

アリアンス・フランセーズ愛知フランス協会(名古屋)Alliance Francaise Association France-Aichi (Nagoya)〒464-0819愛知県名古屋市千種区四ツ谷通2-13ルーツストーンファーストビル 3FTél : 052-781-2822Fax : 052-782-4971e-mail: [email protected]/pagesJ/accJ%202.html

大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズCentre Franco-Japonais-Alliance Francaise d'Osaka〒530-0041大阪府大阪市北区天神町 2-2-11 今村ビル 9FTél : 06-6358-7391Fax : 06-6358-7393e-mail: [email protected]/~cfjo/index.html

アリアンス・フランセーズ徳島Alliance Francaise de Tokushima〒770-0852徳島県徳島市徳島町2丁目59-2FTél : 088-655-8585Fax : 088-655-8822

関西日仏交流会館(ヴィラ九条山)〒607-8492京都市山科区日ノ岡夷谷町17-22Tél : 075-752-7171e-mail : [email protected]/

リセ・フランコジャポネ東京都千代田区富士見町 1-2-42Fax : 03-3262-6780e-mail : [email protected]

日仏会館〒150-0013東京都渋谷区恵比寿 3-9-25Tél : 03-5424-1141Fax : 03-5424-1200e-mail : [email protected]/

東京 5月9日(日)Tokyo 9 mai 会場:東京日仏学院14時~19時 共催:東京日仏学院お問い合わせ フランス政府留学局エデュ・フランス日本支局( 担当:前島)

名古屋 5月11日(火)Nagoya 11 mai 会場:名古屋国際センター18時~20時30 共催:アリアンス・フランセーズ愛知フランス協会

財団法人名古屋国際センターお問い合わせ アリアンス・フランセーズ愛知フランス協会

Tel:052-781-2822( 担当:桑田又は長崎)

福岡 5月12日(水)Fukuoka 12 mai 会場: 九州日仏学館18時~20時30 共催: 九州日仏学館お問い合わせ 九州日仏学館 092-712-0904( 担当:木原未雅)

大阪 5月13日(木)Osaka 13 mai

京都 5月14日(金)Kyoto 14 mai 会場: 関西日仏学館14時~18時30 共催: 関西日仏学館お問い合わせ 関西日仏学館( 担当:亀井、長谷川、ピケ)

Tel 075-761-2105E-mail:[email protected]

仙台 5月17日(月)Sendai 17 mai

札幌 5月18日(火)Sappore 18 mai 会場: 札幌国際プラザ18時~20時30 共催: 札幌アリアンス・フランセーズ/財団法人札幌国際プラザお問い合わせ 札幌アリアンス・フランセーズ Tel:011-261-2771

( 担当:山口悦子)

フランス留学フェアSalon de l'enseignement supérieur français / mai 2004

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EduFranceフランス政府留学局エデュ・フランス

エデュ・フランスは、フランス国民教育省ならびに外務省、大学やグランド・エコールをはじめとする高等教育機関の関係者によって1998年に設立されたフランス政府の公式機関です。フランス留学を希望される世界各国の人々が、現地で信頼と実績ある高等教育機関を通じて、有意義な留学を実現できるようお手伝いしています。現在エデュ・フランスのネットワークは世界35カ国、80ヶ所に広がっています。日本支局は2002年に東京日仏学院内に開局しました。現在日本各地に設置されたインフォメーションコーナーとインターネットを通じて、フランス留学に関するさまざまな最新情報を提供しています。さらに国際教育フェアなどでは留学説明会も開催しています。

【エデュ・フランスのサポート】◎フランス留学情報の提供◎Webサイトでの質問受け付け◎フランス留学個人ガイダンス◎フェアや説明会の開催◎代行手続きサービス(有料)

●エデュ・フランスはフランス留学に関する一般情報をWebサイトにて提供しています

_ 日本語: www.edufrance-japan.com_ フランス語・英語:www.edufrance.fr

●エデュ・フランスへのアクセスはサイトから

ファーストコンタクトは原則的にWebサイトからのみ受け付けています(日仏英3カ国語可)。エデュ・フランス日本支局サイトのフォーマット(フロントページ右上のコンタクトアイコンをクリック)に必要事項と相談内容を記入し送信してください。また個人ガイダンスや代行手続きをご希望の方もこちらから受け付けております。電話でのお問い合わせはお受けしておりませんのでご了承ください。

●学校選びや登録手続きを、あなたに代わってお手伝いします

留学案内

興味のある教育機関に登録するための手続きはご自分でもできますが、学校選択や各種手続きの複雑さに困難を感じる方も多いと思います。そこでエデュ・フランスでは学校やコース選択のお手伝い、希望の教育機関への登録手続きの代行などの有料サービスを行っています。なおこのサービスはマネージメント、理工学、科学、政治・経済学、法学、建築・都市計画の分野で留学される方が対象となり、また、完全予約制の個別ガイダンスとなります。

●お問い合わせ:フランス政府留学局 エデュ・フランス日本支局住所: 〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町1 5 東京日仏学院内T四 / Fax: 03 - 5261 - 3993E-mail: [email protected]*留学に関するお問い合わせは、Webサイトからのみとさせていただきます。電話でのお問い合わせは受け付けておりませんのでご了承ください。

詳 細 は エ デ ュ ・ フ ラ ン ス 日 本 支 局 サ イ ト を ご 覧 下 さ い 。www.edufrance-japan.com