sorbus americana japanese rowan...:sorbus americana 英名 えいめい :japanese rowan ・葉...
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- 11 -
バラ科か
ナナカマド属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Sorbus americana 英名えいめい
:Japanese Rowan
・葉は
:奇数きすう
羽状うじょう
複葉ふくよう
、 小しょう
葉よう
は 長ちょう
だ円えん
状じょう
披ひ
針しん
形けい
で先さき
が細ほそ
く尖とが
る
小しょう
葉よう
は9~15枚まい
、基部き ぶ
は円形えんけい
、ふちは鋭えい
重じゅう
鋸歯きょし
、互生ごせい
・幹みき
:皮かわ
は灰かい
黒こく
褐 色かっしょく
、横よこ
に浅あさ
くさける皮ひ
目もく
・花はな
:穂ほ
状じょう
につく白しろ
い花はな
、緑 色みどりいろ
の実み
が赤あか
くなる
・冬ふゆ
芽め
:互生ごせい
、 長ちょう
だ円形えんけい
で先端せんたん
は尖とが
る、3~4枚まい
の芽が
鱗りん
頂芽ちょうが
は側芽そくが
よりやや大おお
きく赤 紫 色あかむらさきいろ
・七なな
竈かまど
:「7回かい
かまどで炊た
いても燃も
えない」は俗説ぞくせつ
良 質りょうしつ
の炭すみ
を得え
るためには七日間なのかかん
竈かまど
にいれることから、あるいは7回かい
竈かまど
を作つく
り直なお
しても
使つか
える 器うつわ
を作つく
ることができる → ナナカマド、「備 長 炭びんちょうたん
」の極ごく
上 品じょうひん
・花言葉はなことば
「安全あんぜん
・慎 重しんちょう
・用心ようじん
」=交通こうつう
安全あんぜん
の願ねが
いから街路樹がいろじゅ
に多おお
い
バラば ら
科 ナナカマド属ぞく
(落葉らくよう
低木ていぼく
)
学名がくめい
:Sorbus sambucifolia 英名えいめい
:(Mountain-ash)
・亜あ
高山こうざん
帯たい
から高山こうざん
帯たい
に生育せいいく
する
・葉は
:互生ごせい
、羽状うじょう
複葉ふくよう
、 長ちょう
だ円形えんけい
の小 葉しょうよう
9~11枚まい
、表 面ひょうめん
に光沢こうたく
あり、先端せんたん
は尖とが
る
基部き ぶ
は切せつ
形けい
か円まる
い、 平たいら
に開ひら
ききらない、ふちの全体ぜんたい
が鋸歯きょし
・花はな
:白 色はくしょく
で少すこ
し紅色べにいろ
をおびる
・果実かじつ
:だ円 状えんじょう
球 形きゅうけい
、花序かじょ
は下垂かすい
する ・葉痕ようこん
:V・U字形じがた
ナナカマド
タカネナナカマド
細くて縁が
ギザギザ
互生
先がとがる
冬 芽
葉がしぼんでいる 全体が鋸歯 開ききらない
果実がたれる
実は赤く熟す
1枚の葉
穂状の白い花
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バラ科か
ナナカマド属ぞく
(落葉らくよう
低木ていぼく
)
学名がくめい
:Sorbus Matsumurana 英名えいめい
:(Mountain-Ash)
・亜あ
高山こうざん
帯たい
から高山こうざん
帯たい
に生育せいいく
する
・葉は
:互生ごせい
、羽状うじょう
複葉ふくよう
、 長ちょう
だ円形えんけい
の小 葉しょうよう
9~11枚まい
、小 葉しょうよう
の中部ちゅうぶ
以上いじょう
が鋸歯きょし
縁えん
、以下い か
は全縁ぜんえん
先端せんたん
は円まる
いかやや尖とが
る、下した
面めん
は粉こな
白 色はくしょく
・花はな
:複ふく
散さん
房ぼう
状じょう
花序かじょ
に白 色はくしょく
・果実かじつ
:球 形きゅうけい
~広こう
だ円形えんけい
、上向うわむ
きにつく
・葉痕ようこん
:三日月み か づ き
形がた
またはV字形じがた
マメ科か
ハギ属ぞく
(落葉らくよう
低木ていぼく
)
学名がくめい
:Lespedeza bicolor 英名えいめい
:(Bushclover)
・山野さんや
の道路どうろ
沿ぞ
いなどに生は
える、高たか
さ約やく
2m
・葉は
:3 出しゅつ
複葉ふくよう
、小 葉しょうよう
は広こう
倒とう
卵形らんけい
で先さき
は円まる
い、裏うら
面めん
は微び
毛もう
あり、やや白 色はくしょく
、互生ご せ い
・花はな
:長なが
い総 状そうじょう
花序かじょ
に紅べに
紫 色むらさきいろ
の 蝶ちょう
形けい
花か
をつける
ウラジロナナカマド
エゾヤマハギ
鋸歯
花
上向きの実
全縁
3出複葉
蝶形花
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ウルシ科か
ウルシ属ぞく
(落葉らくよう
低木ていぼく
)
学名がくめい
:Rhus trichocarpa 英名えいめい
:(Varnish tree)
・葉は
:互生ごせい
、奇数きすう
羽状うじょう
複葉ふくよう
、葉柄ようへい
・葉は
軸じく
は赤せき
褐 色かっしょく
卵形らんけい
の小 葉しょうよう
11~17枚まい
、先さき
は尖とが
り、ふちは全縁ぜんえん
か不揃ふぞろ
いの鈍どん
鋸歯きょし
基部き ぶ
は広いひ ろ
くさび形がた
から斜切形しゃせつけい
、両 面りょうめん
に短毛たんもう
がある
・花はな
:雌雄しゆう
異い
株しゅ
、円錐えんすい
花序かじょ
に淡たん
黄色おうしょく
から淡たん
黄おう
褐色かっしょく
・果実かじつ
:偏へん
球 形きゅうけい
、黄おう
褐かつ
毛もう
を密生みっせい
する
・春はる
の新しん
葉よう
は枝先えださき
に集あつ
まって立た
ち上あ
がり、葉軸ようじく
が赤せき
褐 色かっしょく
で目立め だ
つ、紅葉こうよう
も赤あか
くなり 美うつく
しい
・体質たいしつ
によってかぶれるので要注意ようちゅうい
ニガキ科か
ニワウルシ属ぞく
(落葉らくよう
低木ていぼく
)
学名がくめい
:Ailanthus altissima 英名えいめい
:Tree of heaven (中 国ちゅうごく
北中部ほくちゅうぶ
原産げんさん
)
・葉は
:互生ごせい
、奇数きすう
羽状うじょう
複葉ふくよう
、卵 状らんじょう
だ円形えんけい
の小 葉しょうよう
(13~25枚まい
)で基部き ぶ
の両 側りょうがわ
に突起とっき
がある
先端せんたん
は 鋭するど
く尖とが
る、ふちは全縁ぜんえん
、葉柄ようへい
あり
・冬ふゆ
芽め
:互生ごせい
、いぼ 状じょう
または半 球はんきゅう
形けい
で先端せんたん
は円まる
い、2~4枚まい
の芽が
鱗りん
、仮か
頂芽ちょうが
は側芽そくが
とほぼ同形どうけい
葉痕ようこん
は心形しんけい
で特とく
に大おお
きい
ヤマウルシ (キウルシ)
シンジュ (ニワウルシ)
鋭くとがる
基部に突起 全縁
冬 芽
葉柄
葉痕
大きな心形
イボ状
互生
新葉は葉軸が赤い紅葉が美しい
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ニガキ科か
ニガキ属ぞく
(落葉らくよう
低木ていぼく
)
学名がくめい
:Picrasma quassioides
・葉は
:互生ごせい
、奇数きすう
羽う
状じょう
複葉ふくよう
、 小しょう
葉よう
は卵らん
状じょう
の 長ちょう
だ円形えんけい
で9~13枚まい
、無む
柄へい
葉は
先さき
は 鋭するど
くとがり、基部き ぶ
は円まる
い、ふちは鈍どん
鋸歯きょし
・幹みき
:始はじ
めは平滑へいかつ
で、のちに縦たて
に裂さ
ける、暗あん
褐 色かっしょく
、内皮ないひ
は胃腸薬いちょうやく
として利用りよう
、苦いにがい
・冬ふゆ
芽め
:互生ごせい
、球 形きゅうけい
で先端せんたん
は丸まる
い裸ら
芽が
、頂芽ちょうが
は側芽そくが
より大おお
きい、葉痕ようこん
は半円形はんえんけい
~だ円えん
形けい
・枝えだ
や葉は
が苦にが
いので、「苦にが
い木き
」→ニガイ木き
→ニガキ
ウルシ科か
ウルシ属ぞく
(落葉らくよう
低木ていぼく
)
学名がくめい
:Rhus javanica 英名えいめい
:(Sumac)
・葉は
:互生ごせい
、奇数きすう
羽状うじょう
複葉ふくよう
、小 葉しょうよう
はだ円形えんけい
で9~13枚まい
、鈍どん
鋸歯きょし
縁えん
、先端せんたん
は 鋭するど
く尖とが
る
小しょう
葉よう
と小 葉しょうよう
の 間あいだ
に翼よく
がある
・花はな
:雌雄しゆう
異い
株しゅ
、円錐えんすい
花序かじょ
に黄 白 色おうはくしょく
の花はな
・冬ふゆ
芽め
:互生ごせい
、半 球はんきゅう
形 状けいじょう
、軟毛なんもう
を密生みっせい
、3~4枚まい
の芽が
鱗りん
仮か
頂芽ちょうが
は側芽そくが
とほぼ同形どうけい
かやや大おお
きくなる、葉痕ようこん
は馬蹄形ばていけい
またはU・V字形じがた
・キズをつけると白しろ
い樹液じゅえき
ニガキ
ヌルデ (フシノキ)
鋭くとがる
細かいギザギザ
冬 芽
球形裸芽
半円形
翼
冬 芽 馬蹄形の
葉痕
互生
半球形
とがる
鈍鋸歯
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ミカン科か
キハダ属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Phellodendron amurense 英名えいめい
:Amur cork-tree
・葉は
:十字じゅうじ
対生たいせい
、卵 状らんじょう
長ちょう
だ円形えんけい
の小 葉しょうよう
で、奇数きすう
羽状うじょう
複葉ふくよう
、基部き ぶ
は広ひろ
いくさび形がた
か円形えんけい
先さき
は尖とが
り、一見いっけん
、全ぜん
縁えん
に見み
えるが、ふちは不揃ふぞろ
いの 重じゅう
鋸歯きょし
葉は
の軸じく
に沿そ
って 短みじか
い毛け
、小 葉しょうよう
の付つ
け根ね
に白しろ
い毛け
、小 葉しょうよう
に葉柄ようへい
あり
・幹みき
:灰かい
褐 色かっしょく
で厚あつ
いコルク層そう
、深ふか
く密みつ
に縦たて
に裂さ
ける、内皮ないひ
は黄色きいろ
で苦にが
い(胃腸薬いちょうやく
、オウバク)
・冬ふゆ
芽め
:対生たいせい
、半 球はんきゅう
形けい
状じょう
で先端せんたん
はやや丸まる
く、枝先えださき
に2個こ
の目玉めだま
、茶色ちゃいろ
、2枚まい
の芽が
鱗りん
頂ちょう
芽が
は側芽そくが
よりやや大おお
きい、葉よう
痕こん
は深ふか
いU字じ
形がた
モクセイ科か
トネリコ属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Fraxinus mandshurica 英名えいめい
:(Ash)
・葉は
:狭きょう
長ちょう
だ円形えんけい
の 小しょう
葉よう
が、7~11枚まい
の奇数きすう
羽状うじょう
複葉ふくよう
、小しょう
葉よう
は幅はば
が広ひろ
くて先さき
が 急きゅう
に細ほそ
くなる
ふちは細こま
かい鋸歯きょし
、葉は
のつけねの裏側うらがわ
に茶色ちゃいろ
の毛け
、小 葉しょうよう
は無む
柄へい
・幹みき
:皮かわ
は灰かい
白 色はくしょく
~灰かい
褐 色かっしょく
、浅あさ
く縦たて
に裂さ
ける、枝えだ
が太ふと
い
・冬ふゆ
芽め
:枝えだ
の先さき
に三角形さんかくけい
または円錐形えんすいけい
でやや尖とが
った頂芽ちょうが
を1個こ
、側芽そくが
は対生たいせい
、2枚まい
の芽が
鱗りん
頂芽ちょうが
は側芽そくが
より大おお
きい
・材ざい
の強度きょうど
が高たか
く、曲ま
げても折お
れない「撓たわ
む木き
」→ タムキ → タモキ → タモ
湿地しっち
に生は
えるタモ → ヤチダモ
・アイヌ伝説でんせつ
:「ヤチダモは、森もり
の中なか
でもっとも背せ
の高たか
い木き
で、森もり
の守まも
り神がみ
のフクロウは
この木き
の上うえ
で人間界にんげんかい
に悪魔あくま
が近ちか
づくのを見張み は
った」
キハダ (シコロ)
ヤチダモ (タモノキ)
十字対生 1枚の葉
先はとがる 不揃いの重鋸歯
冬 芽
2個の目玉
冬 芽
円錐形
ギザギザ
急に細くなる
対生
茶色の毛
厚いコルク層
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モクセイ科か
トネリコ属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Fraxinus lanuginosa 英名えいめい
:(Ash)
・葉は
: 長ちょう
だ円形えんけい
の小 葉しょうよう
が3~7枚まい
つく、奇数きすう
羽状うじょう
複葉ふくよう
、十字じゅうじ
対生たいせい
、ふちはギザギザの鋸歯きょし
・幹みき
:皮かわ
は青色あおいろ
をおびた灰色はいいろ
染 料せんりょう
、アイヌの人達ひとたち
がイレズミに利用りよう
した→アオダモ
・冬ふゆ
芽め
:枝えだ
の先端せんたん
に頂芽ちょうが
を1個こ
、側芽そくが
は対生たいせい
、広こう
卵形らんけい
または卵形らんけい
で先端せんたん
は尖とが
る、
2~4枚まい
の芽が
鱗りん
、頂芽ちょうが
は側芽そくが
より大おお
きい、 紫 色むらさきいろ
・材ざい
がきわめてねばり強づよ
く、曲ま
げても折お
れない、野球やきゅう
のバットの材 料ざいりょう
「撓たわ
む木き
」→タムキ→タモノキ→タモ
スイカズラ科か
ニワトコ属ぞく
(落葉らくよう
低木ていぼく
)
学名がくめい
:Sambucus racemosa 英名えいめい
:Red-berried elder
・葉は
:奇数きすう
羽状うじょう
複葉ふくよう
、対生たいせい
、 長ちょう
だ円形えんけい
の小 葉しょうよう
5~7枚まい
ふちは鋸歯きょし
、先さき
は 鋭するど
く尖とが
る、葉柄ようへい
あり
・花はな
:黄 白 色おうはくしょく
、多数たすう
集あつ
まる、実み
は赤あか
くなるのが早はや
い
・冬ふゆ
芽め
:頂芽ちょうが
は2個こ
、側芽そくが
は対生たいせい
、4~6枚まい
の芽が
鱗りん
、
混こん
芽が
は卵形らんけい
、葉よう
芽が
は卵 状らんじょう
だ円形えんけい
で先端せんたん
は尖とが
る
・ニワトコの古こ
名めい
「ミヤツコギ」は「宮みや
仕つか
う木き
」
神前しんぜん
に捧ささ
げた木もく
幣へい
の材 料ざいりょう
:ミヤツコギ→ミヤトコ→ニワトコ
・「庭にわ
に植う
える五加木(ウコギ)」→ニワトコ
アオダモ (コバノトネリコ)
エゾニワトコ
冬 芽 1枚の葉
頂芽1個
側芽対生
縁がギザギザ 青っぽい
冬 芽
頂芽対生
側芽対生
縁がギザギザ
先はとがる 1枚の葉
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ミカン科か
サンショウ属ぞく
(落葉らくよう
低木ていぼく
)
学名がくめい
:Zanthoxylum piperitum 英名えいめい
:(Prickly-ash)
・葉は
:互生ごせい
、奇数きすう
羽状うじょう
複葉ふくよう
、小 葉しょうよう
は11~19枚まい
、卵 状らんじょう
長ちょう
だ円形えんけい
、先さき
は鈍どん
頭とう
~やや尖とが
る
基部き ぶ
は円まる
い、ふちは低ひく
い鈍どん
鋸歯きょし
で波打なみう
つ、トゲは托葉たくよう
針しん
で対生たいせい
(2本ほん
)
葉は
にさわると強つよ
い香かお
り(香 辛 料こうしんりょう
)、アゲハチョウの幼 虫ようちゅう
が葉は
を食た
べる
マメ科か
ネムノキ属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Albizzia Julibrissin 英名えいめい
:Silk flower
・葉は
:互生ごせい
、偶数ぐうすう
2回かい
羽状うじょう
複葉ふくよう
、羽う
片へん
(羽う
葉よう
)は対生たいせい
で10~24枚まい
、小 葉しょうよう
は対生たいせい
で36~58枚まい
ほうちょう形がた
、下面かめん
は粉こな
白 色はくしょく
、暗くら
くなると葉は
を閉と
じる
・花はな
:枝先えださき
に総 状そうじょう
の頭とう
状じょう
花序かじょ
を2~数個すうこ
、花弁かべん
は淡たん
紅こう
色しょく
、夕方ゆうがた
開ひら
く
・冬ふゆ
芽め
:球 形きゅうけい
~いぼ 状じょう
、互生ごせい
・本 州ほんしゅう
以南いなん
、中 国ちゅうごく
、 南みなみ
アジアに広くひろく
分布ぶんぷ
、熱帯ねったい
のものが侵 入しんにゅう
したものであるが、
日本にほん
では古くふるく
から確認かくにん
されている
サンショウ
ネムノキ
互生
1枚の葉
強い香り
葉の付け根に
2本のトゲ
鈍鋸歯で
波打つ
偶数2回羽状複葉
- 18 -
広葉樹こ う よ う じ ゅ
◎掌状しょうじょう
複葉ふ く よ う
:手て
のひらのような形かたち
トチノキ科か
トチノキ属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Aesculus turbinata 英名えいめい
:Japanese horse chestnut
・葉は
: 掌 状しょうじょう
複葉ふくよう
、 小 葉しょうよう
は 狭きょう
倒とう
卵らん
長ちょう
だ円形えんけい
で5~7枚まい
先端せんたん
は 急きゅう
に尖とが
る、ふちはやや波は
状じょう
の鋸歯きょし
裏うら
の葉 脈ようみゃく
上じょう
に茶色ちゃいろ
の毛け
、長なが
い葉よう
柄へい
、対生たいせい
、
・幹みき
:樹皮じゅひ
は灰かい
褐 色かっしょく
、老木ろうぼく
は大おお
きな厚あつ
い片へん
となり、はがれる
・花はな
:白 色はくしょく
で基部き ぶ
は淡たん
紅こう
色しょく
、5~6月がつ
開花かいか
・実み
:茶色ちゃいろ
く、丸まる
い、トチノミ(ドングリのようにとがらない)
・冬ふゆ
芽め
:枝えだ
の先端せんたん
に 長ちょう
卵形らんけい
で 鋭するど
く尖とが
る頂芽ちょうが
を1個こ
、側芽そくが
は対生たいせい
、粘ねば
りのある樹脂じゅし
がつく、
頂芽ちょうが
は側芽そくが
より大おお
きい、8~14枚まい
の芽が
鱗りん
、葉痕ようこん
は大おお
きな心形しんけい
または腎じん
形けい
・七飯ななえ
の大おお
栃とち
ウコギ科か
ウコギ属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Acanthopanax sciadohylloides
・葉は
: 掌 状しょうじょう
複葉ふくよう
、葉柄ようへい
あり、小 葉しょうよう
は倒とう
卵らん
状じょう
長ちょう
だ円形えんけい
で中 央ちゅうおう
片へん
が 最もっと
も大おお
きい、5枚まい
基部き ぶ
は鋭えい
形けい
、ふちは鋭えい
鋸歯きょし
、先さき
は 急きゅう
に尖とが
る、小 葉しょうよう
には葉柄ようへい
がある、互生ごせい
・花はな
:黄おう
緑りょく
白 色はくしょく
、花弁かべん
5枚まい
、開かい
出しゅつ
してそりかえる
・果実かじつ
:球 形きゅうけい
でやや扁平へんぺい
、黒こく
熟じゅく
する ・冬ふゆ
芽め
:頂芽ちょうが
は円錐形えんすいけい
・樹脂じゅし
液えき
をとり、それをこして塗料とりょう
に使つか
ったのでコシアブラ (ゴンゼツは金きん
漆うるし
で、その塗料とりょう
のこと)
トチノキ
コシアブラ (ゴンゼツ、アブラホウ)
掌状複葉
手のひら状の1枚上の葉
やや波状の鋸歯
茶色の毛
冬 芽
花
心形
樹脂
べとべと
掌状複葉 冬 芽
- 19 -
広葉樹こ う よ う じ ゅ
◎分裂ぶ ん れ つ
葉よ う
:モミジのような形かたち
カエデ科か
カエデ属ぞ く
(落葉ら く よ う
高木こ う ぼ く
)
学名がくめい
:Acer palmatum 英名えいめい
:(Japanese Maple)
・葉は
:手て
のひら 状じょう
(6~9)に深ふか
く裂さ
ける、先さき
が細ほそ
く長なが
くとがる
ふちが小ちい
さなギザギザ(細さい
鋸歯きょし
)、葉柄ようへい
が長なが
い、十字じゅうじ
対生たいせい
、落葉樹らくようじゅ
・幹みき
:樹皮じゅひ
はなめらか
・枝えだ
:先さき
が二ふた
股また
に枝えだ
分わ
かれしてのびる
・冬ふゆ
芽め
:対生たいせい
、三角形さんかくけい
で先端せんたん
は尖とが
る、2枚まい
の芽が
鱗りん
、仮か
頂芽ちょうが
は2個こ
、側芽そくが
とほぼ同形どうけい
・紅葉こうよう
する、草木くさき
が黄き
・赤あか
色いろ
に変か
わることを「もみず」 → モミジ
・タカオカエデ(イロハモミジ)より一回ひとまわ
り大おお
きいので、オオモミジ
カエデ科か
カエデ属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Acer japonicum 英名えいめい
:Fullmoon Maple
・葉は
:全体的ぜんたいてき
に円まる
みをおび、手て
のひら 状じょう
(7~11)に浅あさ
くさける
ふちは大おお
きな粗あら
いギザギザ( 重じゅう
鋸歯きょし
)、先さき
が 急きゅう
に細ほそ
くなる
基部き ぶ
は心形しんけい
、葉柄ようへい
が短みじか
い、秋あき
には、きれいに紅葉こうよう
する
・冬ふゆ
芽め
:対生たいせい
、三角形さんかくけい
で先端せんたん
は尖とが
る、4枚まい
の芽が
鱗りん
、
仮か
頂芽ちょうが
は2個こ
で側芽そくが
とほぼ同形どうけい
オオモミジ
ハウチワカエデ(メイゲツカエデ)
深い裂け目 細くとがる
長い葉柄
冬 芽
三角形の頂芽2個
対生
なめらかな樹皮
裂け目が浅い 丸みがある
短い葉柄 冬 芽
三角形の頂芽2個
見分けるポイント
見分けるポイント
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カエデ科か
カエデ属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Acer mono 英名えいめい
:(Japanese Maple)
・葉は
:十字じゅうじ
対生たいせい
につく、手て
のひら 状じょう
(5~7)に裂さ
ける、縁ふち
は滑なめ
らか、基部き ぶ
は切き
れ込こ
む
先端せんたん
は尾お
状じょう
に尖とが
る、葉柄ようへい
は長なが
い、秋あき
には黄おう
葉よう
する
・幹みき
:皮かわ
は暗あん
灰かい
色しょく
をおび平滑へいかつ
、老木ろうぼく
は縦たて
に裂さ
ける
・冬ふゆ
芽め
:枝えだ
の先端せんたん
に頂芽ちょうが
1個こ
、側芽そくが
は対生たいせい
、卵形らんけい
または広こう
卵形らんけい
で先端せんたん
は尖とが
る、6~10枚まい
の芽が
鱗りん
頂芽ちょうが
は側芽そくが
より大おお
きい、葉痕ようこん
はV字形じがた
ではっきり
・メープル・シロップ(樹液じゅえき
が甘いあまい
)
カエデ科か
カエデ属ぞく
(落葉らくよう
高木こうぼく
)
学名がくめい
:Acer Mono 英名えいめい
:(Japanese Maple)
・葉は
:偏へん
五角形ごかくけい
、手て
のひら 状じょう
に浅あさ
く5裂れつ
、裂れつ
片へん
は 短みじか
くて幅はば
が広ひろ
い、全縁ぜんえん
基部きぶ
は浅せん
心形しんけい
~切せつ
形けい
、葉柄ようへい
は長なが
い、若葉わかば
は紅べに
紫色むらさきいろ
、秋あき
には黄おう
葉よう
する
エゾイタヤ (イタヤカエデ)
アカイタヤ (ベニイタヤ)
見分けるポイント
見分けるポイント
ギザギザがない
長い葉柄
とがる
基部は深く
切れ込む
頂芽1個
冬 芽
葉痕V字型
対生
切れ込みが
浅い心形
長い葉柄