Spring’15 Update

- Named Credential & Long Running Callout -

2015/02/12 Shinichi Tomita

Mashmatrix, Inc. @stomita

Named Credential

• HTTPコールアウトのAPIエンドポイントとそのAPI認証のための設定がひとつになったもの

• 日本語：「指定ログイン情報」 - 新・三大Salesforceの謎日本語訳の１つとさせて下さい

- c.f.「コンシューマの秘密」「」

- でも結構原語からして意味不明なんじゃないか説も

Named Cred. の設定• URL：APIのエンドポイントのベースURL

• ID種別

- 匿名：ログイン情報を指定しない - ユーザ：ユーザごとに異なるログイン情報を使う - 指定ユーザ：固定のユーザログイン情報でアクセスする

• 認証プロトコル - OAuth 2.0 ： OAuth2.0のフローを使いAPIアクセストークンを取得する

• OAuth2のクライアント情報は認証プロバイダで設定（OpenID

Connect）

- パスワード認証：ベーシック認証を利用

Named Cred.の利用

Named Cred. の名前

考察（Named Cred.）• 認証プロバイダと併用しての OAuth2.0 APIへの対応がポイント

• 自前でのトークン管理の必要なし • Authorizationヘッダ設定やRefreshフローも自動で行ってくれる

• ベーシック認証もそれなりに有用 • 貧者のためのExternal Data Source として利用できる？

Long Running Callout

• 長時間かかるApexからのHTTP Callout 処理を非同期で処理する

• 通常のCallout + Futureとの違い

- 組織あたりの同時実行10リクエスト制限の緩和※ でも1リクエストのタイムアウトは最長で60sec

- VFページからの起動が前提、フロントへの通知まで一貫

- パラレルでのコールアウト実行（3リクエストまで）

Long Running Callout 利用方法

コールバックを受けるメソッドの名前

Long Running Callout 利用方法

考察（Long Running Callout）• 使いどころが難しい（それほど制限が緩和されない） • なんでその名前にしちゃったの ⇒ Continuation

• Named Cred.との併用は？ ⇒ システムエラーになった（2/12現在）

• CalloutのChainingは？ ⇒ 「1 つの要求処理に 3 個以上の連続継続を使用することはできません。4 個の継続を使用しています」

Thanks.