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SSRS×SharePoint統合

２０１１年１０月１５日

自己紹介

• 山﨑 淳朗（やまさき あつお）

• Microsoft MVP for SharePoint Server – https://mvp.support.microsoft.com/profile/Atsuo.Yamasaki

• Twitter – @SharePointIssue

• Blog – http://sharepointissue.com

• 著書 – SharePoint成功の道標

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仕事

• PiecePoint株式会社 – 社長さんです。 – 創業は2011年2月

• SharePoint好きの会社

– 評価・検討、設計、開発、構築 • ポータル • Groupware • Workflow • Business Intelligence導入

– 関連ソリューション販売 • SharePointリダイレクタ • SharePointBoost社製品 • アンク社製品

– 関連ソリューション導入支援 • Nintex Workflow

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PiecePoint株式会社について

Ｑ： ＳｈａｒｅＰｏｉｎｔ以外の仕事はしないのですか？

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Ａ： （出来るだけ）やりません！

でも、、

昨日、一件失注し傷心気味なので今がチャンス？(笑)

・・・なにの？

このセッションのゴール

• 開発者 – SQL ServerとSharePointで、簡単にBI環境が作成出来る事を理解する

– SharePoint のコミュニティが有ったら来たくなる

• システム担当者 – セルフBI実現への気づき

– SharePoint のコミュニティが有ったら来たくなる

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いや、、むしろ

今日は、SharePointのコミュニティを作ったら集客出来るかの市場調査です。

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アジェンダ

• SharePointとは？

• SQL機能のおさらい

• SharePoint統合モード？

• ネイティブモードとの違い

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シェアポイントってなに？

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大規模から小規模まで構成可能

【最少構成例】 ※数十人から百人レベル程度（利用方法による）

• 1台（IIS、SQL Server等をホスト）

【大規模構成例】 ※数万人レベルでも対応可能（利用方法による）

• フロントサーバー4台

• アプリケーションサーバー3台

• SQLサーバー2台（クラスタ）

一般的に複数台構成のSharePointをファーム構成と言います。

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SharePoint ザックリ型アーキテクチャ図

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Windows Server

SQL Server

SharePoint Server

.Net Framework

TFS

FIM

Search S

erver

Access

Services

Form

s Services

Visio

Services

PP

S

Office W

eb A

pplication

Workflow

IIS

ASP.NET

SharePoint Foundation

Repo

rting R

eporting

ザックリと出来る事の例

• ポータルサイト – 業務アプリケーションと接続して、ポータルに表示 – EIP系機能 – 検索機能 – 一般的なポータル機能 ・・・ お知らせ等の様々な機能

• Business Intelligence – 経営ダッシュボード系 – 詳細な分析機能

• 文書管理 – バージョン管理 – 承認ワークフロー – 全文検索機能

• コラボレーション – ファイルの共同編集

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ちょっとだけ、SharePoint用語

• リスト – メタ情報を保存する為の器 – データベースのテーブルの様な物 – 添付ファイルも保存できる

• ライブラリ – ファイルを保存する為の器 – リストの兄弟の様な物 – メタ情報も保存できる

• WebParts – SharePointページ上に配置可能なパーツ – リストやライブラリの情報を参照するのはWebParts – iGoogleのガジェットの様な物

• サイト – 上記のリストやライブラリを保存する為の器

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SharePoint2010の機能

http://sharepoint.microsoft.com/ja-jp/product/Related-Technologies/Pages/Editions-Comparison.aspx

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ザックリとした SQL Serverの機能

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Relational Engine

Analysis Services

Reporting Services

Integration Services

一般的にSQLデータベースと言

います

分析等で使用する多次元データベースです

データを集めるためのツールです

帳票ツールの様な物です。

Relational Engine

• 面倒なので飛ばします。

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Analysis Services

• 直感的なデータモデル – リレーショナル モデルの限界を打破

• ダイシング操作で直観的な集計操作

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地域軸

商品軸

時間軸

商品A

4月 5月 6月 中部

商品B

商品C

120

90

50 45

75

75

70

100

45

4月

関東 中部 近畿 商品A

5月

6月

80

90

50 45

75

120

70

100

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関東

商品A 商品B 商品C 5月

中部

近畿

90

75

100 45

75

120

70

100

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• ADO.NET等でさまざまなデータとの接続

• タスクを組合わせて処理を実装する

• SQL Agent Serviceで実行管理が出来る

Integration Services

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SharePoint

RDBMS

Excel、 Access CSV、

XML…

タスク

タスク

タスク

パッケージ

データ フロー タスク

タスク

タスク

コンテナ

SharePoint

RDBMS

Excel、 Access CSV、

XML…

• いわゆる、帳票ツールです – テーブル、マトリックス、グラフなどが作成可能

【利用シナリオ】 – ＫＰＩの可視化

– モニタリングツール

– ＥＩＰ

– などなど

Reporting Services

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• いわゆる、帳票ツールです – テーブル、マトリックス、グラフなどが作成可能

【利用シナリオ】 – ＫＰＩの可視化

– モニタリングツール

– ＥＩＰ

– などなど

Reporting Services

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案外、表現力があります

Reportを作るツール！

【開発者向け】 Business Intelligence Development Studio

長いのでBIDSと言う

【利用者向け】

Report Builder

22 SharePoint統合モードではBIDS使えません！

いきなりですが質問です！

Ｑ： SQL Serverってなんですか？

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Ａ： SharePointer的にはSharePointの機能の一部です。

SharePointのデータの保存先であり、

SSRS統合モードのエンジンであり、

PowerPivot for SharePointの実行エンジンだし、、

他に使う方法って何かありますか？(笑)

統合モード

SQL Server Reporting Services

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しつも～ん

Ｑ： SharePoint統合モードってなに？

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Ａ： SQL Server Reporting ServicesをＳｈａｒｅＰｏｉｎｔへ 統合する事です。

Ｑ： なんでSharePointに統合するの？

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Ａ： ＳｈａｒｅＰｏｉｎｔの機能が使える様に成る為です。

レポートの定義ファイルはライブラリで管理する為、 バージョン管理や、ＳｈａｒｅＰｏｉｎｔの権限管理が使えます。

レポートをＳｈａｒｅＰｏｉｎｔのＷｅｂパーツで表示したり、

レポートのエクスポート先をライブラリにしたりと、、、

一言では言い表せません。！

Ｑ： いや、一言で言えないくらい難しいなら嫌です。

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Ａ： 一言で

利用者がレポートを管理出来る様になります。

ＳｈａｒｅＰｏｉｎｔ運用の一部として利用できるので使い慣れたＵＩが使えます。

い え ば 、 、 、

Ｑ： 世の中にそんなに上手い話しは無いですよね

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Ａ： はい。

実は、色々な制限も出てきます。

BIDS使えなかったり。。

ハイパーリンクが出来なかったり、複数のSSRSを統合出来なかったりと、、

SQL 2011に期待（複数のSSRS出来るかも？）

Ｑ： なんで質問が沢山あるのですか？

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Ａ： 前回、コミュニティで喋った時にアンケートが良かったからです！

SharePoint統合モードの特徴

• レポートの管理は全てSharePoint上で実施

• レポート定義ファイルはＳｈａｒｅＰｏｉｎｔライブラリに保存される。

• SharePoint統合モードで構成するSQL ServerにはSharePointをインストールする必要があります。

• レポート作成は Ｒｅｐｏｒｔ Ｂｕｉｌｄｅｒのみ対応

• ＳｈａｒｅＰｏｉｎｔ Ａｃｃｅｓｓ ＳｅｒｖｉｃｅｓはＳＳＲＳ使いますので、統合モード必須です。

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ＳＱＬ Ｓｅｒｖｅｒ ２０１２で変わった事

ＳＱＬ２００８Ｒ２までのＳｈａｒｅＰｏｉｎｔ統合モードは、ＷｅｂＳｅｒｖｉｃｅｓ経由でＳｈａｒｅＰｏｉｎｔ内へレポート機能を呼び出してました。

SQL2012からは、ＳｈａｒｅＰｏｉｎｔ2010のサービスアプリケーション化しています。

要は、SharePointの構成の自由度が高くなった！

（未検証だが、複数台のSSRSを統合可能か？）

SharePoint2010の拡張機能はほぼ全てサービスアプリケーションとなっています。

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SQL2008R2まで

SharePoint統合モードはどの様な設定をしてた？

SQL Server 2008 R2までの設定画面

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SQL2012からのSharePoint統合モードは？

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Report Builder

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ご清聴頂きまして、 ありがとうございました？

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時間が余っちゃったー

ついでにEXCELも

PowerPivot

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PowerPivotってなに？

PowerPivotって2種類あります。

• PowerPivot for Excel

• PowerPivot for SharePoint

参考URL http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee210692.aspx

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PowerPivot for Excel

• Excelのアドインとして提供されています。

• Excel2010を持っていれば無料で使えます！

• クライアントのメモリ上でAnalysis Servicesと同等の機能が動きます。

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PowerPivot for SharePoint

• SharePointサーバー上で動きます。

• SharePoint の Enterprise機能（Excel Service）とPowerPivot用に構築したSQL Serverが必要です。

• サーバー上のメモリでPowerPivot用に構成したAnalysis Servicesで集計処理します。

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PowerPivotって何がいいの？

• Analysis ServicesでCubeを実装する必要が有りません。 – 現場の人が多次元データベースを実装

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ご清聴頂きまして、 ありがとうございました

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