ssbssb ein bandドリル 1,000mm 2,000mm 2,000mm 2,380mm 4,860mm 1.5mの幅があれば施工可能...

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SSBは、これまで施工が困難であった狭隘な場所でも削孔可能な、超小型二重管削孔機です。1.5mの施工幅でφ165mmの二重管削孔が可能になりました。

事例20

事例22

事例12

都市再生

φ1000~1500mm

切断翼→

φ65~350mm

φ4.8m

new ACE工法

建築アンカー工法

スプリッツアンカー工法

スプリッツアンカー工法

SSBによるロックボルト工 Re.ボーン-パイル工法

親杭パネル壁工法(アンカー併用)

親杭パネル壁工法

小口径杭工法

小口径杭工法+

グラウンドアンカー

Ein Bandドリルによるアンカー工法

捨石層

WinBLADE工法L-スピンコラム工法

盛 土

パワーブレンダー工法

最大深度13m

SUPERJET工法 エキスパッカ-N工法

埋設管

φ1,200mm

改良体

立坑

DCS工法

改良径最大5,000mm

改良径最大2,000mm Newスリーブ

注入工法Newスリーブ注入工法

スリーブ注入工法スリーブ注入工法

φ1,800~2,000mm

転石

パフェグラウト工法

アドバンテージ工法Slope Doctorニューレスプ工法

キロ・フケール工法

パフェグラウト工法

キロ・フケール工法

ジオファイバー工法自生種回復緑化工法

ファイバーソイル緑化ステップ工法

サンダーグリーン工法φ2.2m 捨石層

HiSP工法

4 NITTOC 2017 5

親杭パネル壁工法

親杭とコンクリートパネルを組み合わせた山留め式擁壁工

● 少ない切土量で道路拡幅や路肩決壊の復旧が可能● 自立式(壁高~4m)と控え工併用(壁高~10m)が選べる● 背面盛土に軽量材料を用いれば壁高12m以上にも対応可能

スプリッツアンカー工法軟弱地盤に定着できる拡径型アンカー

● 大口径のアンカー体で、大きな引抜抵抗力● 軟弱地盤に定着することで、アンカー体長を短縮● 拡径ビット回収型もラインナップ

国内最大級の削孔機

● 大口径・大深度削孔可能なロータリーパーカッションドリル● 従来機と比べ、トルク:約3倍、フィード力:約2.5倍● 砂礫・玉石層も高精度で削孔可能

new ACE工法アースドリル拡底杭

● コンクリートの設計強度最大60N/mm2● 拡底部最大径4.8m(軸部径2.2m)

Ein Bandドリルアインエスエスビー バンド

国内最小級の削孔機

● 狭隘箇所で削孔可能な超小型二重管削孔機● 従来の軽量型削孔機の半分以下(1.5m)の施工幅● 軽量型削孔機では不可能であったφ165mmの削孔が可能

SSB

狭隘箇所で高い支持力の杭を造成

● φ350mm以下の杭打設工法● 狭隘な場所で施工可能  (山岳地や斜面、室内等)● 杭形式に加え、アンカー  併用型もラインナップ

小口径杭工法

既存杭撤去● 2枚の切断翼で既存杭や  地中構造物を地中切断・撤去● 全周オールケーシング機を使用● 確実な埋め戻しが可能

Re.ボーン-パイル工法

● 建物の浮き上がり、転倒を防止● (一財)日本建築センター  認証取得

建築アンカー技術■ 従来型 ■ 軽量型

アンカー体

拡径ビット

切断翼

用地境界用地境界

従来型アンカースプリッツアンカー

用地境界が近い場合

支持層が深い場合

支持層 支持層

支持層 支持層

NNTD No.0375

NNTD No.0371

NNTD No.0365

大きさの比較 大きさの比較

一般的な削孔機

一般的な削孔機

SSB

Ein Bandドリル

2,000mm1,000mm

2,000mm 2,380mm4,860mm

削孔状況1.5mの幅があれば施工可能

【適用例】

φ1000~1500mm

切断翼→

φ65~350mm

φ4.8m

new ACE工法

建築アンカー工法

スプリッツアンカー工法

スプリッツアンカー工法

SSBによるロックボルト工 Re.ボーン-パイル工法

親杭パネル壁工法(アンカー併用)

親杭パネル壁工法

小口径杭工法

小口径杭工法+

グラウンドアンカー

Ein Bandドリルによるアンカー工法

捨石層

WinBLADE工法L-スピンコラム工法

盛 土

パワーブレンダー工法

最大深度13m

SUPERJET工法 エキスパッカ-N工法

埋設管

φ1,200mm

改良体

立坑

DCS工法

改良径最大5,000mm

改良径最大2,000mm Newスリーブ

注入工法Newスリーブ注入工法

スリーブ注入工法スリーブ注入工法

φ1,800~2,000mm

転石

パフェグラウト工法

アドバンテージ工法Slope Doctorニューレスプ工法

キロ・フケール工法

パフェグラウト工法

キロ・フケール工法

ジオファイバー工法自生種回復緑化工法

ファイバーソイル緑化ステップ工法

サンダーグリーン工法φ2.2m 捨石層

HiSP工法

8 NITTOC 2017 9

施工前施工前

キロ・フケール工法長距離圧送モルタル吹付

● 特殊材料により、1km先へ18N/mm2以上のモルタルを 吹付可能● モルタルと急結剤の流量を「COGMA(こぐま)システム」 により電子制御することで品質が安定

ニューレスプ工法

● 無機系の高性能材料● 高強度・高耐久性を持つ● 大型機械が不要で  コストパフォーマンスに優れる

老朽化した吹付のり面の補修・補強

● 既設吹付モルタル等をはつり取らない● 有機繊維補強モルタル吹付● 従来の汎用湿式吹付機で安定した吹付が可能● せん断ボルトで新旧吹付面を一体化

● 受圧板を吹付で構築するため不陸調整が不要● ロックボルトの配置間隔を最大2mまで広げることが可能● (公財)鉄道総合技術研究所との共同開発技術

圧送可能距離:~2,000m程度(配合により異なる)設計強度:1.5 ~ 24N/mm2

パフェグラウト工法高品質の可塑性グラウトで空洞・空隙充填

● 水環境(静水下)に強い● 「COGMA(こぐま)システム」で流量・圧力を自動制御● 圧送距離・強度・比重に応じた基本4配合+特殊配合

NETIS No.KT-090052-V

HiSP工法高所へモルタル吹付

● 長距離・高所部への吹付が可能● 材料分離が少なく品質が  安定し、高強度を確保● ポンプ圧送エア併用吹付システム

圧送可能距離 ・水平のみの場合:700m ・高さ160mの場合:300m設計強度:18N/mm2以上

診断手法:熱赤外線映像法、たわみ振動法     コア抜き調査(条件により組合せ)

Slope Doctor老朽化した吹付のり面の診断システム

のり面構造物長寿命化工法社会資本の予防保全的維持管理

NETIS No.QS-110014-V 設計比較対象技術

NETIS No.HR-140019-A

標準施工厚さ:2mm ~圧縮強度(試験値):57N/mm2

アドバンテージ工法コンクリートの表面被覆材薄層吹付工法

非破壊調査を主とし、複数の調査を組み合わせて確実に診断老朽化診断結果に社会的ニーズを反映し、最適設計を提案

吹付受圧板工法(FSCパネル)吹付受圧板とロックボルトでのり面を補強

発電機

テーパー管

急硬剤+エアホース急硬剤ホース

耐磨耗吹付ホース

エア圧送吹付部固練り状態 グラウトポンプ

エアホース(急硬剤用)

エアリング管エアホース(モルタル搬送用)

コンクリート管耐高圧ホース

レシーバータンク

コンプレッサーコンクリートポンプ

■ 施工システム例

圧送可能距離(ホース延長鉛直)吹付機:100m、±45mポンプ:200m、±60m

長寿命化を図ります

表面被覆(凍害、塩害  を抑制)

ひび割れ注入

断面補修

【対策工の例】

変状に応じた対策浮き部の撤去

さらに

モルタル材料と急結剤の流量を計画配合となるように制御する、日特建設独自のシステム。

COGMA(こぐま)システム

圧送可能距離:1,000m       (ホース延長)設計強度:18N/mm2以上

● のり面構造物を”地表面構造物”と”のり面地盤”に分け、それぞれの健全性に応じた対策工を提案します。

「第18回 国土技術開発賞 『創意開発技術賞』」受賞

(風化領域)

(健全部) 50

cm程度

50cm程度

既設コンクリート吹付

吹付のり枠受圧板

増厚工、断面補修工断面補修工

表面被覆工、含浸工

吹付 のり枠 受圧板健全性評価区分

D(著しく低下)

健全性評価区分

B(軽微な低下)

B(軽微な低下)

E(危険)

予防保全

ひび割れシール工、注入工、充填工

表面被覆工

(ニューレスプ工法)吹付のり面補修・補強工

ロックボルト工、空洞充填工

(パフェグラウト工法)

吹付受圧板工法

(FSCパネル)グラウンドアンカー工+受圧板工

のり面地盤補強地表面構造物補修のり面構造物長寿命化工法

都市再生維持補修

NNTD No.0366

NNTD No.0372 NNTD No.0364

NNTD No.0226

NNTD No.1084

1,000

1,000

支圧プレート

板厚 t=110突出 t=40

単位:mm

繊維補強モルタル厚さ t=70

吹付受圧板(FSCパネル)

事例19

事例2

事例1

事例16

事例25

事例3

環境防災

φ1000~1500mm

切断翼→

φ65~350mm

φ4.8m

new ACE工法

建築アンカー工法

スプリッツアンカー工法

スプリッツアンカー工法

SSB Re.ボーン-パイル工法親杭パネル壁工法(アンカー併用)

親杭パネル壁工法

小口径杭工法

小口径杭工法+

グラウンドアンカー

Ein Bandドリルによるアンカー工法

捨石層

WinBLADE工法L-スピンコラム工法

盛 土

パワーブレンダー工法

最大深度13m

SUPERJET工法 エキスパッカ-N工法

埋設管

φ1,200mm

改良体

立坑

DCS工法

改良径最大5,000mm

改良径最大2,000mm Newスリーブ

注入工法Newスリーブ注入工法

スリーブ注入工法スリーブ注入工法

φ1,800~2,000mm

転石

パフェグラウト工法

アドバンテージ工法Slope Doctorニューレスプ工法

キロ・フケール工法

パフェグラウト工法

キロ・フケール工法

ジオファイバー工法自生種回復緑化工法

ファイバーソイル緑化ステップ工法

サンダーグリーン工法φ2.2m 捨石層

HiSP工法

10 NITTOC 2017 11

ジオファイバー工法

ジオファイバー工法

環境に優しいのり面保護工● 吹付のり枠の代替工法として、CO2削減に貢献● 全面緑化が可能で樹林化形成にも有利● 豊富な施工実績(国内3,200件以上、海外約150件)

平成28年度 準推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))

+ =連続繊維補強土連続繊維補強土

NETIS No.SK-100014-VE NETIS No.SK-110005-A

自生種回復緑化工法

NETIS No.CG-080004-V NNTD No.0374

森林表土による自然植生回復

● 現地の埋土種子を使用し、植生を回復● 生態系に配慮した工事に最適

サンダーグリーン工法強酸性土壌のり面に緑を回復

● 中和作用のある「サンダーパウダー」と  耐酸性VA菌根菌資材「サンダーBio」を  緑化基盤材に混ぜるだけの簡単施工

根に侵入した菌糸

VA菌根菌の胞子 サンダーBio

VA 菌根菌の菌糸

ファイバーソイル緑化ステップ工法モルタル吹付面や岩盤の緑化

● 緑化基盤材を無土壌のり面に波形ステップ状に吹付造成して緑化

吹付基盤

根系穴

根系発達の有効厚20 ㎝程度

水平部の創出

吹付平均厚10㎝

表面水の分散

地山

凹部5~7㎝

凸部13~15㎝

 2013年9月の台風18号による大雨により、世界遺産である清水寺境内の斜面が崩壊しました。 2014年から2015年にかけ、地山補強土工やグラウンドアンカー工で崩壊斜面を補強後にジオファイバー工法で覆う工事をおこない、現在は緑豊かな景観が復元されつつあります。

施工事例:清水寺(京都府)

施工完了 施工後1年施工中

↑右のノズルから砂を、左のノズルからポリエステル連続繊維をジェット水にて噴射し、連続繊維補強土を築造

連続繊維補強土工(のり面保護タイプ)連続繊維補強土工(のり面保護タイプ)

連続繊維補強土工(擁壁形状タイプ)連続繊維補強土工(擁壁形状タイプ)

植生工(植生基材吹付工)植生工(植生基材吹付工)

地山補強土工またはプレート付きアンカー工地山補強土工またはプレート付きアンカー工

ネッコチップ工法現地発生土とチップ材を利用● 生チップ材のリサイクルが可能● 森林表土の埋土種子を経済的に利用可能● 専用機械システムで効率的・経済的※な施工  ※条件により、植生基材吹付工よりも安価に施工できます

NNTD No.0373

NNTD No.0370

NNTD No.0369NNTD No.0280

つるかめソイル工法

カエルドグリーン工法

発生土を利用● 現場での発生土を有効利用● 長期耐久性に優れる※  ※バーク堆肥主体の緑化基盤との比較

表土を含む掘削土を利用● 掘削土・浚渫土・脱水ケーキなど  幅広い種類の土のリサイクルが可能● 森林表土の埋土種子を経済的に利用可能

植物誘導吹付工チップ材を利用● 伐採木を2次破砕したチップ材を堆肥化することなく、  そのまま緑化基盤材として利用● 自然侵入による緑化も可能

50%

現地発生土

50%

チップ材

埋土種子利用播種 無播種

100%

現地発生土

埋土種子利用播種 無播種

80%

現地発生土

20%

植生基材

埋土種子利用播種 無播種

100%

チップ材

埋土種子利用播種 無播種

つるかめソイル工法

カエルドグリーン工法 ネッコチップ工法 植物誘導吹付工

チップ材現地発生土

リサイクル緑化工法 現地発生土とチップ材をニーズに合わせてリサイクルできるよう、リサイクル緑化工法を取り揃えています。

100%100%100%

植生工植生工表土集積表土集積

表土改良表土改良

表土運搬表土運搬

撒き出し機による施工状況

埋土種子による植生状況

吹付状況吹付状況

事例18

施工事例 ダイジェスト版

汎用設備で繊維補強モルタルが吹付可能に吹付専用の有機繊維を開発 ◆ ニューレスプ工法

 神奈川県相模原市の国道 20 号線に面した老朽化吹付のり面を「ニューレスプ工法」により機能回復しました。 「ニューレスプ工法」は、既設の老朽化のり面をはつり取ることなく補修・補強する技術です。はつり取り作業を行わないことから、産業廃棄物の発生抑制、作業安全性・環境の向上、施工の省力化、工期短縮を図ることが可能です。また、新たに吹付ける有機繊維補強モルタルは、繊維の混入により曲げ靭性が向上するため、品質(耐

久性)の向上が期待できます。 本現場では最小限の交通規制で、のり面の補修・補強を行うことができました。

 

 伊豆半島の国道 136 号線沿いの斜面落石対策工事を「キロ・フケール工法」で行いました。 「キロ・フケール工法」は、その名前の通り、1km の長距離圧送が可能な吹付け技術です。 本現場は、対策箇所下の生活道路の交通規制ができないことから、施工プラントの設置場所を確保することが困難でした。このため、長距離圧送が可能な本工法により、対策斜面裏に施工プラントを設

置 し、材 料 を700m 圧送し吹付けることで不安定岩塊の根固めを行いました。

 海沿いの護岸壁背面の空洞充填を「パフェグラウト工法」で行いました。 「パフェグラウト工法」は、可塑性・水中不分離性を兼ね備えた材料を圧送・充填する技術で、長距離圧送用、高強度用、軽量用など、現場に応じた様々なラインナップを揃えています。また、施工にはCOGMA システムという材料の注入量および注入圧力を自動制御する

装置を用いて、品質の向上を図ります。 本現場は、施工プラントの設置場所が遠いことから長距離圧送タイプで空洞充填し、海水のかかる表面部分(厚さ 30cm程度)は耐海水性の高強度タイプを長距離圧送できるよう改良した材料で充填しました。

高強度 (24N/mm2) 空洞充填材の長距離圧送に成功耐海水性・可塑性・水中不分離性も兼備 ◆ パフェグラウト工法

既設布製型枠

日本海

護岸壁

1号配合(1.5N/mm2)

3 号配合(24N/mm2)

充填孔

( 至 JR 信越本線 )

吹付ホースを 700m延ばし危険岩塊を根固め1.5 インチホースで 24N/mm2 のモルタルを圧送・吹付 ◆ キロ・フケール工法

No.1

No.2

No.3

No.6

No.7

No.12

既設防潮堤の耐震補強工事を施工薬液注入工法による液状化対策 ◆ エキスパッカ-N工法

 既設防潮堤の耐震補強(液状化対策)を「エキスパッカ -N 工法」で行いました。 「エキスパッカ-N 工法」は、小型施工機を用いた低速の浸透注入技術です。狭隘な作業スペースで施工が可能であり、低速注入で周囲への影響が少ないことから、供用中の構造物付近での施工などに適用されます。

 本現場は、供用中の河川を仮締め切りした狭隘なスペースでの施工であったことから本工法が採用されました。

                 

原子力関連施設を震災から守った既設施設下部地盤の補強で液状化を回避 ◆ エキスパッカ-N工法

 2009 年度に、原子力関連施設の液状化対策を「エキスパッカ-N 工法」で行いました。 本現場は、既設施設の直下であること、立坑内での限られた空間での施工であったことから本工法が採用されました。その後、2011年 3 月の東北地方太平洋沖地震の際に同敷地内で液状化が発生しましたが、建物には被害がなかったことが確認されています。

立坑

34,400

(既設施設)

1,000

改良体

斜めボーリング 9°10° 15°

21° 26°30°40°

51°

66°

国道を震度 6弱から守った岩手・宮城内陸地震災害復旧工事から 2年 ◆ 親杭パネル壁工法

 国道 342 号線の道路災害復旧工事を「親杭パネル壁工法」で行いました。 「親杭パネル壁工法」は、地山に一定間隔に打設したH鋼(親杭)に、コンクリートパネルを差し込んで作る土留め擁壁です。切土・掘削量が少ないため、道路路肩部分を早期復旧させることが可能です。

 本現場は、岩手・宮城内陸地震で崩落があった路線であり、早期復旧が必要であったことから本工法が採用されました。施工後、東北地方太平洋沖地震が発生しましたが、コンクリートパネルの角が一部欠けた以外、変状は見られませんでした。親杭

H-300×300×10×15

アンカー

背面埋戻し

親杭パネル

親杭(H鋼)

グラウンドアンカー

14 NITTOC 2017 15

2011.1

2011.1

2011.1

2011.4

2011.5

2011.8

プラント

吹付位置

↓ホース

約 90m約 40m

約 110m

R136駿河湾

1000

河川(施工中は仮締切)防潮堤

外管固定用布パッカ

ソイルパッカ形成(ジオバッグ)

恒久グラウトの注入

「               」は、不定期に発行している技術ニュースです。詳細をご覧になりたい場合は、ホームページまたは最寄りの支店・営業所までお問合せください。

施工事例 ダイジェスト版

No.25

16 NITTOC 2017 17

No.16

No.18

No.20

No.22

No.19

直高 140m・圧送距離 360mで吹付のり枠を施工2 段圧送により、高所・長距離を克服 ◆ HiSP 工法

 岩手・宮城内陸地震で崩壊した斜面を「HiSP 工法」で復旧しました。 「HiSP 工法」は、ポンプ圧送とエア搬送を併用することにより、長距離・高所にモルタルを吹付ける技術です。 本現場は、1 月の施工であったため、材料の粘性が高く圧送距離が延びない寒中施工用モルタルを使用しました。このため、中継プラントを設置し、2 段圧送にすることで、直高 140m、圧送距離360m の長距離のり枠吹付工を行うことができました。

直高140m直高140m

圧送プラント圧送プラント

中継プラント中継プラント

急硬剤投入ポイント急硬剤投入ポイント

配管長さ 300m配管長さ 300m

ホース長さ 60mホース長さ 60m

ポンプ圧送方式でリサイクル緑化従来の撒き出し方式に加え、新ラインナップ ◆ ネッコチップ工法

 産業廃棄物処理場の斜面を「ネッコチップ工法」で緑化しました。「ネッコチップ工法」は、植物の生育基盤材に現地発生土と伐採木のチップ材を利用するリサイクル緑化工法です。 本工法は、本来、廃棄物となる現場発生材料をリサイクルするため、トータルコストの削減が図れます。また、施工箇所ののり高により、

撒き出し方式やポンプ圧送方式など施工方式を選択することができるため、幅広い施工範囲に対応が可能です。 本現場は、施工箇所がのり高 60m、配管長 200m であったため、ポンプ圧送方式が採用されました。

バックホウ方式

クレーン方式

■撒き出し方式 ・バックホウ方式  のり面 1~2 段

・クレーン方式  高低差 30m以下  (50t クレーン使用時)

■ポンプ圧送方式  高低差 60m以下

  配管 200m以下

老朽化した導水路トンネルを吹付工法で補修施工箇所が点在したが、効率的に施工 ◆ キロ・フケール工法

 老朽化した発電用導水路トンネルの覆工面を「キロ・フケール工法」で補修しました。 本現場は、1920 年に作られた発電用導水路トンネル内の覆工劣化部の補修を行ったものです。トンネル外に施工プラントを設置し、立坑から吹付けホースを這わせることによって延長約 3.4 ㎞区間に点在する劣化部の補修に対応しました。

                     コンプレッサ

吹付ノズル

急結剤ポンプCOGMA

システム

導水路トンネル

(高さ2.7m・幅2.1m)

グラウトミキサ

材料圧送ポンプ

坑外に設置

立坑

施工箇所

地上アジテータ

1.5 インチ材料ホース ℓ=550m(最大 1,000m圧送可能)

制御線

稼働中の工場内で地盤耐震補強工事を施工狭隘で空頭制限のある場所でも施工可能 ◆ 小口径杭

 稼働中の工場内の耐震補強を「小口径杭」で行いました。 「小口径杭」は、用途や現場条件に合わせて、杭の材料、施工機が選択できる技術で、山岳地・斜面・空頭制限のある場所などの補強工事に適用されます。 本現場は、空頭制限のある稼働中の工場内で、機械の増設にあたっての地盤支持力の確保、耐震補強を目的に適用されたものです。

施工機械

漁港岸壁の災害復旧工事でグラウンドアンカーを施工嵩上げした岸壁を拡径型アンカーで補強 ◆ スプリッツアンカー工法

 漁港岸壁の復旧工事を「スプリッツアンカー工法」で行いました。 「スプリッツアンカー工法」は、地盤内で拡径削孔して大口径のアンカー体を造成することで、軟弱地盤に定着できる技術です。 本現場は、東日本大震災において沈下した岸壁を嵩上げ復旧する工事で、近接する建物の基礎杭を避け、軟弱地盤層にアンカー体を定着

することで対応しました。

既設建物

裏込材

調整コンクリート

腹付コンクリート

裏込石裏込石

基礎捨石(既設)基礎捨石(既設) 基礎捨石基礎捨石軟弱地盤層

スプリッツアンカー

防波堤底部に生じた空洞を充填可塑性、水中不分離性、高強度を生かして補修 ◆ パフェグラウト工法

 防波堤低部の空洞充填を「パフェグラウト工法」で行いました。 本現場は、漁港の防波堤下部に、高さ 1m、延長 9m にわたって生じた空洞を充填し、防波堤の機能回復を図ったもので、本工法の採用により、消波ブロックを撤去することなく簡易な設備で経済的に対応することができました。

消波ブロック

大型土嚢

メタルプレート防波堤

グラウト材注入孔グラウトパッカ用注入ホース

削孔した注入孔よりパフェグラウト充填1m程度

グラウトパッカ

施工後

防波堤

パフェグラウト充填範囲

防波堤

パフェグラウト充填範囲

防波堤底部 充填後

2012.7

2013.2

2013.3

2013.7

2014.12

2016.1

「               」は、不定期に発行している技術ニュースです。詳細をご覧になりたい場合は、ホームページまたは最寄りの支店・営業所までお問合せください。