swift ドキュメントコメント
TRANSCRIPT
EZ-NET 熊⾕友宏 http://ez-net.jp/
2015.11.02
ドキュメントコメントXcode 7 & Swift 2
熊谷友宏EZ-NET http://ez-net.jp/ @es_kumagai
CodePiece
iOS, OS X, Apple Watch アプリ
ソースコードを Twitter と Gist に同時投稿できる。
いつもの電卓計算式も見える電卓アプリ。 watchOS 1 対応
音で再配達ゴッド簡単操作で 再配達の申し込み。
EZ-NET IP PhoneiPhone でひかり電話を使う。 自宅 LAN からの利用専用
熊谷友宏EZ-NET http://ez-net.jp/ @es_kumagai
横浜 iPhone 開発者勉強会#yidev
勉強会
わいわい・ゆるく、iPhone 開発者のみんなで楽しく過ごすのが目的の会
【 横浜・馬車道 】カジュアル Swift 勉強会#cswift
ゆるくみんなで Swift を語らえる場を作りたくて始めた会
【 横浜・青葉台 】
第21回を 2015-12-12 に開催 第3回を 2015-11-14 に開催
熊谷友宏EZ-NET http://ez-net.jp/ @es_kumagai
Xcode 5 徹底解説 MOSA
書籍 / 登壇
Xcode 5 の全機能を徹底的に解説した本
OSX/iOS 系の歴史深い有料会員制の勉強会
紙版は絶版、電子書籍は販売中 秀和システム 10x-Eng.com で取扱予定
2015-11-07 の MSM2015 で Swift 2 を始めたい人向けの話で登壇
Xcode 7 でも役立つはず 法人会員も多数
Xcode 5 徹底解説著書
> 全機能を徹底解説 ✔ 各画面の使い方 ✔ プロジェクトやコードの編集 ✔ インターフェイスビルダー ✔ ビルドとデバッグ ✔ ユニットテストと Bot
> 紙版は絶版 (2015/08/21) > 電子書籍版は販売中
✔ 10x-Eng.com でも取扱予定2014/04/28 - 2015/08/21
750 ページ
Swift 2 の話をする予定MSM 2015
> MSM 2015 ✔ NPO 法人 MOSA 主催 ✔ 有料イベント(会員制) ✔ 年に一度の2日間に渡るお祭り的なイベント
✔ Apple 最新技術の話題満載
> NPO 法人 MOSA ✔ 10 年以上の活動実績 ✔ 法人会員での参加も多い印象
2015/11/06 - 2015/11/07http://www.mosa.gr.jp/
Xcode 7̶ 2015.09.16 ̶
▶ Swift 2 ▶ 新 OS サポート ▶ UI テスト ▶ コードカバレッジ ▶ ドキュメントコメント ▶ 呼出階層検索ナビゲーター ▶ インターフェイス定義の確認 ▶ 無料のオンデバイス開発
新機能Xcode 7
▶ コンテナービュー ▶ スタックビュー ▶ ストーリーボード参照 ▶ オンデマンドリソース
ドキュメントコメント
▶ 型や機能に説明を記載できる ▶ コード補完時に概要を見られる ▶ クイックヘルプで詳細を見られる
機能ドキュメントコメント
▶ Markdown のような書式 • テキストの装飾 • 画像の挿入 • リンクの挿入
▶ プレイグラウンド専用機能 • ページナビゲーション • リッチコメント描画
▶ Swift 専用
機能強化されたドキュメントコメント
1. シンボルの文書化 ▶ 型や機能にドキュメントを添える ▶ クイックヘルプやコード補完で見れる ▶ ソースコードとプレイグラウンドで使える
2. リッチコメント ▶ 見栄えの良いコメントが書ける ▶ プレイグラウンドをドキュメントとして見せる ▶ プレイグラウンド専用
利用できる場面強化されたドキュメントコメント
1. シンボルの文書化
▶ 型や機能にドキュメントを添える ▶ 専用の書式で意味付けできる ▶ ソースコードとプレイグラウンドの 両方で使用できる
▶ クイックヘルプやコード補完で見れる
特徴シンボルの文書化
▶ コメント行内でマークアップする ▶ コメント行は次の2通りで書く (a) /// でコメント行を書く(複数行可) (b) /** ~ */ でコメントブロックを書く
書き方シンボルの文書化
記載シンボルの文書化
/// 指定したターゲットをビルドします。 /// 設定を追加することで異なるオプションでビルドできます。 /// /// - precondition: /// ビルド対象のプロジェクトが開かれている必要があります。 /// /// - parameters: /// - target: ビルドするターゲットです。 /// - configuration: ビルドで使う設定です。 /// /// - returns: ビルドの実行結果を返します。 /// - throws: エラー時は BuildError が投げられます。
func build(target:Target, config:Config) throws -> Report {
▶ コード補完
表示シンボルの文書化
▶ クイックヘルプ
2. リッチコメント
▶ プレイグラウンドだけで使える ▶ 見栄えの良いコメントが書ける ▶ プレイグラウンドファイルをまるごとドキュメントとして見せる
特徴リッチコメント
▶ コメント行内でマークアップする ▶ コメント行は次の2通りで書く (A) //: でコメント行を書く(複数行可) (B) /*: ~ */ でコメントブロックを書く
書き方リッチコメント
記載リッチコメント
//: ## `reduce` メソッド //: 配列の **総和** を簡単に計算できます。
//: ### 準備
let values = [1, 3, 8, 20] //: ### 実行
let sum = values.reduce(0, combine: +)
表示リッチコメント
▶ ファイルインスペクターで切り替える
表示の切り替えリッチコメント
オン・オフで切り替わる
▶ リッチコメント表示中でも
• 実行コードを編集できる
▶ リッチコメント表示中は
• リッチコメントを編集できない • 通常のコメントは編集できる
留意点リッチコメント
マークアップ
▶ シンボルの文書化やリッチコメントの内容に付加情報を添える
▶ コマンドを使ってマークアップする ▶ コマンドはインデントレベルが大事
• インデントによって解釈が変わる • コメントブロックの最初が第一レベル
▶ Markdown みたいな書式
基本マークアップ
1. 行書式コマンド 2. テキスト書式コマンド 3. シンボル文書化コマンド 4. ページナビゲーションコマンド
コマンドの種類マークアップ
リッチコメント 専用
シンボル文書化 専用
1. 行書式コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
▶ 行単位で書式を指定する 特徴
行書式コマンド
基本書式
行書式コマンド 行テキスト
シンボル文書化 リッチコメント
空白必須
▶ 見出し ▶ ブロック引用 ▶ 箇条書き ▶ 番号付き箇条書き ▶ コードブロック ▶ 水平線 ▶ リンク参照
種類行書式コマンド
行書式コマンド
見出し
シンボル文書化 リッチコメント
▶ 行を見出しとして扱う ▶ 先頭の # の数でレベルを指定(3レベルまで)
見出し行書式コマンド
記載方法
最初の見出しです。
シンボル文書化 リッチコメント
次の見出しです。
#
##
記号の数でレベル指定
空白必須
見出し行書式コマンド
//: 見出しを表示します。 //: # 最初の見出しです。 //: ## 次の見出しです。 //: 以上
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
▶ 見出しを次行の下線で表現する • レベル1は === で表現する • レベル2は --- で表現する
見出し(別の書き方)行書式コマンド
記載方法
シンボル文書化 リッチコメント
見出しです。
======
↩最初は空行
2行目で下線を表現
リッチコメント
見出し行書式コマンド
//: 見出しを表示します。 //: //: 見出しです。 //: =========== //: 以上
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
行書式コマンド
ブロック引用
シンボル文書化 リッチコメント
▶ 内容を引用として扱う ▶ 連続で書くと1つとして扱われる
ブロック引用行書式コマンド
記載方法
> 引用してきたテキストを記載します。
シンボル文書化 リッチコメント
> 複数行に分けて続きを記載できます。
空白必須↩
最後は空行
ブロック引用行書式コマンド
//: 次のような説明が記載されています。 //: //: > 引用してきたテキストを記載します。 //: > 複数行に分けて続きを記載できます。 //: //: 以上
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
行書式コマンド
箇条書き
シンボル文書化 リッチコメント
▶ 先頭は *, +, - のどれかで揃える ▶ 同レベルの項目は同じインデントで書く
箇条書き行書式コマンド
記載方法
* 最初の項目
シンボル文書化 リッチコメント
* ふたつ目の項目
↩最後は空行
空白必須
インデントを揃える
ふたつ目にぶら下げた項目*
レベルを変えられる
箇条書き行書式コマンド
//: 項目を箇条書きします。 //: * 最初の項目 //: * ふたつ目の項目 //: * ふたつ目にぶら下げた項目 //: //: 以上
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
行書式コマンド
番号付き箇条書き
シンボル文書化 リッチコメント
▶ 先頭を 番号 と .で始める ▶ どんな番号でも連番に振り直される
番号付き箇条書き行書式コマンド
記載方法
. 最初の項目
シンボル文書化 リッチコメント
. ふたつ目の項目
↩最後は空行
インデントを揃える
ぶら下げた項目.
レベルを変えられる
1
1
1
番号付き箇条書き行書式コマンド
//: 項目を箇条書きします。 //: 1. 最初の項目 //: 1. ふたつ目の項目 //: 1. ふたつ目にぶら下げた項目 //: //: 以上
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
番号付き箇条書き行書式コマンド
//: 3. 最初の項目 //: 3. ふたつ目の項目
シンボル文書化は1番から
リッチコメント
採番のされ方が異なる
シンボル文書化
リッチコメントは指定番号から表示例
行書式コマンド
コードブロック
シンボル文書化 リッチコメント
▶ 内容をプログラムコードとして扱う ▶ インデントして内容を記載する
コードブロック行書式コマンド
記載方法
let 数値列 = [1, 3, 5, 7]
シンボル文書化 リッチコメント
let 総和 = 数値列.reduce(0, combine: +)
↩
最後は空行
↩ 最初は空行
インデント 必須
```
▶ 上下を ``` で括って書ける ▶ シンボル文書化だけで使える
コードブロック(別の書き方)行書式コマンド
記載方法
シンボル文書化 リッチコメント
空行不要
let 数値列 = [1, 3, 5, 7]
let 総和 = 数値列.reduce(0, combine: +)
```
インデント不要
コードブロック行書式コマンド
//: サンプルコードです。 //: //: let 数値列 = [1, 3, 5, 7] //: let 総和 = 数値列.reduce(0, combine: +) //: //: 以上
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
行書式コマンド
水平線
シンボル文書化 リッチコメント
▶ 行を水平線にする ▶ 3文字以上のハイフンで表現する
水平線行書式コマンド
記載方法
シンボル文書化 リッチコメント
↩
最後は空行
↩ 最初は空行
−−−
3文字以上
水平線行書式コマンド
//: 水平線で分断します。 //: //: - - - //: //: 以上
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
行書式コマンド
リンク参照
シンボル文書化 リッチコメント
▶ リンク付きテキストを定義する ▶ 定義後に本文内でテキストを使う
リンク参照行書式コマンド
記載方法
[ テキスト
シンボル文書化 リッチコメント
定義したテキスト
↩
必要に応じて最初は改行
] URL " "ホバーテキスト
[ テキスト ] を使う
リンク参照行書式コマンド
//: テキストにリンクを定義して使います。 //: //: [EZ-NET]: http://ez-net.jp "EZ-NET" //: 定義したテキスト [EZ-NET] を使います。 //: 以上
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
2. テキスト書式コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
▶ 文字列単位で書式を指定する 特徴
テキスト書式コマンド
基本書式
コマンド テキスト
シンボル文書化 リッチコメント
コマンドテキスト テキスト
▶ 強調表記 ▶ コード表記 ▶ 画像表記 ▶ リンク参照 ▶ 記号のエスケープ
種類テキスト書式コマンド
テキスト書式コマンド
強調表記
シンボル文書化 リッチコメント
▶ テキストを強調して表示する ▶ 両側を * または _ で括る
強調表記 : 斜体テキスト書式コマンド
記載方法
* 二種類の変数
シンボル文書化 リッチコメント
*Swift には があります。
目的の語句を囲う
強調表記 : 斜体テキスト書式コマンド
//: テキストの一部を強調して表現します。 //: //: Swift には *二種類の変数* があります。
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
▶ テキストを強調して表示する ▶ 両側を ** または __ で括る
強調表記 : 太字テキスト書式コマンド
記載方法
** 構造体
シンボル文書化 リッチコメント
**Swift はデータを で表現します。
強調表記 : 太字テキスト書式コマンド
//: テキストの一部を強調して表現します。 //: //: Swift ではデータを **構造体** で表現します。
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
▶ テキストを強調して表示する ▶ 両側を *** または ___ で括る
強調表記 : 太字と斜体テキスト書式コマンド
記載方法
*** 変数で振る舞いが変化
シンボル文書化 リッチコメント
***構造体は します。
強調表記 : 太字と斜体テキスト書式コマンド
//: テキストの一部を強調して表現します。 //: //: 構造体は ***変数で振る舞いが変化*** します。
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
テキスト書式コマンド
コード表記
シンボル文書化 リッチコメント
▶ テキストがコードであることを表現する ▶ 両側を ` で括る
コード表記テキスト書式コマンド
記載方法
` let
シンボル文書化 リッチコメント
`Swift では原則 で変数を扱います。
コード表記テキスト書式コマンド
//: テキストの一部をコードとして表現します。 //: //: Swift では原則 `let` で変数を扱います。
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
テキスト書式コマンド
画像表記
シンボル文書化 リッチコメント
▶ テキストに画像を挿入する ▶ 場面によって表現が変わる様子 • リッチコメントでは ブロック要素 • シンボル文書化では インライン要素
画像表記テキスト書式コマンド
構文
[ ポップアップ
シンボル文書化 リッチコメント
]! 交代テキスト ( 画像パス " "
必要に応じて
)
画像表記テキスト書式コマンド
//: コメント内に画像を挿入します。 //: //: ![Note](https://ez-net.jp/note.png) Swift は //: 目まぐるしく進化します。
表示例
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
シンボル文書化はインライン リッチコメントはブロック扱い
▶ HTML タグで画像を挿入する ▶ シンボルの文書化だけで使える様子 ▶ 正式な方法かは不明
画像サイズを変えたい時テキスト書式コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
テキスト書式コマンド
/// コメント内に画像を挿入します。 /// /// <img src="https://ez-net.jp/note.png" style="width: 14px”/> Swift は /// 目まぐるしく進化します。
記載例
シンボル文書化
画像サイズを変えたい時
表示例(シンボル文書化)
リッチコメント
画像のカレントパステキスト書式コマンド
リッチコメント
シンボルの文書化
シンボル文書化
リッチコメント
テキスト書式コマンド
リンク参照
シンボル文書化 リッチコメント
テキスト
▶ URL リンク付きのテキストを表現する ▶ テキスト内で自由に使える
リンク参照テキスト書式コマンド
記載方法
[ テキスト
シンボル文書化 リッチコメント
] URL( ) テキスト
リンク参照テキスト書式コマンド
//: テキスト書式コマンドなら //: 事前定義なく [リンク](http://ez-net.jp) を使えます。
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
テキスト書式コマンド
記号のエスケープ
シンボル文書化 リッチコメント
テキスト
▶ 特別な記号をそのまま表示できる
記号のエスケープテキスト書式コマンド
記載方法
\ 記号
シンボル文書化 リッチコメント
テキスト
記号のエスケープテキスト書式コマンド
//: 次のように書くとリンクを挿入できます。 //: //: \[タイトル](https://ez-net.jp)
表示例(リッチコメント)
リッチコメント
記載例
シンボル文書化
3. シンボル文書化コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
▶ シンボルの説明に意味を添える ▶ 4つのセクションで構成される ▶ ハイフン記号で書き始める
特徴シンボル文書化コマンド
書式
- コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
: コンテンツ
コンテンツの続きを次行に記載できる
↩最後は改行か別のコマンド
必要に応じて
1. Description セクション 2. Parameters セクション 3. Returns セクション 4. Throws セクション
4つのセクションシンボル文書化コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
セクション
Description
シンボル文書化 リッチコメント
コンテンツ
▶ シンボルの説明を扱う ▶ コマンドを明記しないテキストが所属する ▶ 複数の Description フィールドを持てる
Description セクションシンボル文書化コマンド
基本書式
シンボル文書化 リッチコメント
コマンドを含めずテキストを記載
Description セクションシンボル文書化コマンド
/// 現在のターゲットを取得します。 var currentTarget:Target
表示例
記載例
シンボル文書化 リッチコメント
▶ Description セクションに情報を添える ▶ いくつでも追加できる
Description フィールドシンボル文書化コマンド
基本書式
シンボル文書化 リッチコメント
- フィールド名 : 説明文
説明文の続きを次行に記載できる
↩最後は改行か次のコマンド
必要に応じて
Description フィールドシンボル文書化コマンド
/// ストリームの末端まで読み進められているか調べます。 /// - precondition: ストリームが開かれている必要があります。 /// - note: 文字列ストリームでは NUL を末端とみなします。
func isEOF(stream:Stream) -> String {
表示例
記載例
シンボル文書化 リッチコメント
Description で使えるフィールド名 (1/4)シンボル文書化コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
- : 注目して欲しい情報を記載attention
- : 著作者名author
- : バグに関する情報を記載bug
- : アルゴリズム的な複雑さを記載Complexity
- : 著作権に関する情報を記載copyright
- : 何らかの日付情報を記載date
- : 試験的な機能であることを記載experiment
Description で使えるフィールド名 (2/4)シンボル文書化コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
- : 使用上の重要情報を記載important
- : 実行中に変化しないものを明記invariant
- : 補足情報を記載note
- : 実行に必要な値の前提条件を記載precondition
- : 実行直後の値の変化を記載postcondition
- : シンボルの解説を記載remark
- : 実行に必要な環境情報を記載requires
Description で使えるフィールド名 (3/4)シンボル文書化コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
- : 別の参考資料を記載seealso
- : いつから使えるようになったかを記載since
- : 実行完了に必要な追加タスクを記載todo
- : シンボルのバージョン情報を記載version
- : 使用上の注意事項を記載warning
- :authors
Description で使えるフィールド名 (4/4)シンボル文書化コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
基本書式
↩
▶ 複数人数の著作者情報を記載
著作者名
著作者名
↩
最後は改行
改行で 次の人
セクション
Parameters
シンボル文書化 リッチコメント
▶ シンボルの引数を扱う ▶ 複数のフィールドを持てる
Parameters セクションシンボル文書化コマンド
基本書式
シンボル文書化 リッチコメント
- 引数名 : 説明文
説明文の続きを次行に記載できる
↩最後は改行か次のコマンド
必要に応じて
parameter
Parameters セクションシンボル文書化コマンド
/// ストリームに値を書き込みます。 /// - parameter value: 書き込む値です。 /// - parameter stream: 書き込み先のストリームです。
func write(value:String, stream:Stream) {
表示例
記載例
シンボル文書化 リッチコメント
- :parameters
Parameters の一括定義シンボル文書化コマンド
シンボル文書化 リッチコメント
基本書式
▶ 複数の引数情報を記載
↩
説明文- :引数名
説明文- :引数名
インデント 必須
最後は改行か次のコマンド
Parameters の一括定義シンボル文書化コマンド
/// ストリームに値を書き込みます。 /// - parameters: /// - value: 書き込む値です。 /// - stream: 書き込み先のストリームです。 func write(value:String, stream:Stream) {
表示例
記載例
シンボル文書化 リッチコメント
セクション
Returns
シンボル文書化 リッチコメント
▶ シンボルの戻り値を扱う ▶ ひとつだけ指定できる
Returns セクションシンボル文書化コマンド
基本書式
シンボル文書化 リッチコメント
- 説明文
説明文の続きを次行に記載できる
↩最後は改行か次のコマンド
必要に応じて
returns :
Returns セクションシンボル文書化コマンド
/// ストリームから値を読み込みます。 /// - returns: 読み取った文字列を返します。
func read(stream:Stream) -> String {
表示例
記載例
シンボル文書化 リッチコメント
セクション
Throws
シンボル文書化 リッチコメント
▶ エラーに関する情報を扱う ▶ ひとつだけ指定できる
Throws セクションシンボル文書化コマンド
基本書式
シンボル文書化 リッチコメント
- 説明文
説明文の続きを次行に記載できる
↩最後は改行か次のコマンド
必要に応じて
throws :
Throws セクションシンボル文書化コマンド
/// ストリームに値を書き込みます。 /// - throws: ストリームが開かれてないと /// Stream.NotOpenError が発生ます。
func write(value:String, stream:Stream) throws {
表示例
記載例
シンボル文書化 リッチコメント
シンボル文書化
4. ページナビゲーションコマンド
リッチコメント
▶ ページ移動するための機能
• 指定ページに移動する • 前後のページに移動する
▶ リッチコメントだけで使える
特徴ページナビゲーションコマンド
シンボル文書化 リッチコメント
[ 表題 ] 移動先ページ名( )
▶ 指定したページ名へのリンクを作れる ▶ ページ名の空白文字は %20 に置き換える
指定ページに移動ページナビゲーションコマンド
記載方法
シンボル文書化 リッチコメント
[ 表題 ] @next( )
▶ 次のページへのリンクを作れる ▶ 順番はプロジェクトナビゲーターで指定する
次のページに移動ページナビゲーションコマンド
記載方法
シンボル文書化 リッチコメント
[ 表題 ] @previous( )
▶ 前のページへのリンクを作れる ▶ 順番はプロジェクトナビゲーターで指定する
前のページに移動ページナビゲーションコマンド
記載方法
シンボル文書化 リッチコメント
ページ
シンボル文書化 リッチコメント
▶ プレイグラウンド内に 複数のページを追加できる機能
▶ プロジェクトナビゲーターで管理する
Playground ページページナビゲーションコマンド
シンボル文書化 リッチコメント
▶ 各ページがリソースを持てる ▶ Playground ファイル直下のリソースはすべてのページで利用できる様子
Playground ページのリソースページナビゲーションコマンド
シンボル文書化 リッチコメント
このページ専用
全ページで 使える
ページ作成
シンボル文書化 リッチコメント
▶ プロジェクトナビゲーターから作成
ページの新規作成Playground ページ
シンボル文書化 リッチコメント
新規作成
⌥ + Click
▶ プロジェクトナビゲーターで登録されている順番で管理される
ページの順番Playground ページ
シンボル文書化 リッチコメント
ページは この順番
ページ移動
シンボル文書化 リッチコメント
指定ページに移動ページ移動
//: 目次 //: //: [セクション A](Section%20A) //: //: [セクション B](Section%20B)
表示例
記載例
シンボル文書化 リッチコメント
指定ページに移動ページ移動
//: [前のページ](@previous) //: //: [次のページ](@next)
表示例
記載例
シンボル文書化 リッチコメント
まとめ
▶ シンボルに説明を記載できる
• セクションで詳しく意味づけできる • コード補完やクイックヘルプで見れる • テキストを装飾できる
▶ Playground コメントの可能性が広がる
• テキストを装飾できる • ページ移動のリンクが貼れる
まとめドキュメントコメント
▶ コメントの書き方 ▶ 強化されたドキュメントコメント ▶ シンボルの文書化 ▶ リッチコメント
▶ マークアップ ▶ 行書式コマンド ▶ テキスト書式コマンド ▶ シンボル文書化コマンド ▶ ページナビゲーションコマンド
ドキュメントコメントXcode 7 + Swift 2
おまけドキュメントコメント
もしかしてHTML タグが使える?
HTML タグを混ぜられる?ドキュメントコメント
説明の中で HTML を使うと
ドキュメントコメント
クイックヘルプに反映される
HTML タグを混ぜられる?
スタイルシートも混ぜられる?ドキュメントコメント
スタイルを 説明に添えると
ドキュメントコメント
クイックヘルプに反映される
スタイルシートも混ぜられる?
スタイル指定はお勧めできない?ドキュメントコメント
▶ コメント毎にスタイルが必要 ▶ コメントの度に本格的なスタイルを記載するのは非現実的
▶ 見た目の統一性がなくなる ▶ そもそも正式に使える機能か判らない
もしかしてJavaScript が使える?
JavaScript を混ぜられる?ドキュメントコメント
クイックヘルプで実行される
説明の中で script を使うと
JavaScript を混ぜられる?ドキュメントコメント
コード補完だとバレバレ
▶ ただしコード補完ではスクリプトがそのまま表示される
JavaScript 埋め込みはお勧めできない?ドキュメントコメント
▶ 正式に使える機能か判らない ▶ コード補完でコードがそのまま表示される ▶ そもそもそこまで必要なのか?
おすすめドキュメントコメント
絵文字を活用するドキュメントコメント
説明の中で 絵文字を使うと
絵文字を活用するドキュメントコメント
コード補完で 表示される
絵文字を活用するドキュメントコメント
クイックヘルプで 表示される
絵文字で検索できる!ドキュメントコメント
検索できる!
絵文字を使って …
おしまい ☺