technical gx/gp/gm information シーケンサとのethernet通信 · 2020. 4. 10. · technical...
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TechnicalInformation
GX/GP/GMシーケンサとの Ethernet 通信
(MELSEC-Q シリーズ)
TI 04L51B01-06JA2016. 8 2 版(YK)
TI 04L51B01-06JA
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TI 04L51B01-06JA
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2016.08.26-002nd Edition : Aug. 2016(YK)All Rights Reserved. Copyright © 2014, Yokogawa Electric Corporation
はじめに本書は、当社のペーパレスレコーダGX10/GX20/GP10/GP20(以下、GX/GP と呼びます)またはデータアクイジションシステムGM(以下、GMと呼びます)と三菱電機(株)社製のシーケンサ(MELSEC-Q シリーズ)を Ethernet 通信で接続し、データを送受信する方法について説明したものです。ラダープログラムのサンプルを掲載していますので参考にしてください。
■ ご注意・ 本書の内容は、性能・機能の向上などにより将来予告なしに変更することがあります。・ 本書の内容に関しては万全を期していますが、万一ご不審の点や誤りなどお気づきのことがありましたら、お手数ですが、当社支社・支店・営業所までご連絡ください。
■ 商標・ 本書で使用の当社製品名またはブランド名は、当社の商標または登録商標です。・ Adobe、Acrobat、および Postscriptは、AdobeSystemsIncorporated(アドビシステムズ社)の商標です。
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■ サンプルプログラムについて・ 本書に記載されているプログラムは参考用として作成したもので、動作を保証するものではありません。
・ 本プログラムを利用することによって生じた如何なる障害も、当社では責任を負いかねますのでご了承ください。
・ 本書に掲載されたプログラムへの技術的サポートは行っておりませんので、ご了承ください。
・ ご使用に当りましては、必ず対象製品のユーザーズマニュアルをお読みいただきますようにお願いいたします。
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目次 -1
TI 04L51B01-06JA 2016.08.26-00
GX/GP/GMシーケンサとの Ethernet 通信
(MELSEC-Q シリーズ)TI 04L51B01-06JA
目次はじめに ............................................................................................................... i
1. シーケンサとの通信接続の概要 ............................................................1-11.1 通信接続 ............................................................................................................1-11.2 Modbus/TCP .....................................................................................................1-21.3 シーケンサによる操作例..................................................................................1-2
2. システム構成 ..........................................................................................2-12.1 GX/GP ................................................................................................................2-12.2 GM .....................................................................................................................2-2
3. 設定 .........................................................................................................3-13.1 MELSEC-Q の設定 .............................................................................................3-13.2 GX/GP の設定 ....................................................................................................3-33.3 GM の設定 .........................................................................................................3-8
4. 通信 .........................................................................................................4-14.1 レジスタ ............................................................................................................4-14.2 通信処理 ............................................................................................................4-24.3 シーケンサから送信 .........................................................................................4-34.4 シーケンサへの受信 .........................................................................................4-6
5. サンプルプログラム ...............................................................................5-15.1 サンプルプログラムの概要 ..............................................................................5-15.2 サンプルプログラムの詳細 ..............................................................................5-1
5.2.1 GX/GP/GMのチャネルを読み出す........................................................................5-35.2.2 GX/GP/GMの通信チャネルに値を書き込む.....................................................5-125.2.3 GX/GP/GMのメモリスタート /ストップをする.............................................5-265.2.4 シーケンサからGX/GP/GMにフリーメッセージを書き込む......................5-33
6. 注意事項 ..................................................................................................6-1
7. 付録 .........................................................................................................7-17.1 ファンクションコード一覧 ..............................................................................7-17.2 Modbus/TCP メッセージ .................................................................................7-1
7.2.1 ファンクションコード 1、2...................................................................................7-17.2.2 ファンクションコード 3、4...................................................................................7-27.2.3 ファンクションコード 5、6...................................................................................7-27.2.4 ファンクションコード 15、16...............................................................................7-27.2.5 エラーレスポンス......................................................................................................7-3
7.3 GX/GP/GM のレジスタマップ ..........................................................................7-4
技術資料 改訂情報 ............................................................................................ i
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TI 04L51B01-06JA
1.シーケンサとの通信接続の概要 1-1
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1. シーケンサとの通信接続の概要
1.1 通信接続ペーパレスレコーダGX/GPまたはデータアクイジションシステムGMを、三菱電機(株)社製のシーケンサ(MELSEC-Q シリーズ)へ Ethernet 通信で接続します。Modbus/TCPを使い、シーケンサからGX/GP/GMのデータの読み出し/書き込みを行うことができます。
通信のインターフェースとしては、三菱電機(株)社製シーケンサの Ethernet ポート内蔵QCPUを使用します。GX/GP/GMには Ethernet 通信機能が標準で備わっています。
GX/GP
Ethernet (100BASE-TX)
Modbus/TCP
MELSEC-Q
GM
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1-2 1.シーケンサとの通信接続の概要
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1.2 Modbus/TCPModbus/TCPはEthernetで動作するModbusプロトコルです。MELSEC-QをModbus/TCPクライアント、GX/GP/GMをModbus/TCPサーバにします。ラダープログラムではGX/GP/GMのレジスタ番号を指定し、データの読み出し/書き込みを行うModbus/TCPメッセージを作り、GX/GP/GMに送信します。GX/GP/GMで使用できるファンクションコード、Modbus/TCPメッセージについては付録をご参照ください。
Modbus/TCP メッセージ
リクエスト送信
レスポンス受信
クライアント サーバ
MELSEC-Q
GX/GP
1.3 シーケンサによる操作例・ GX/GP/GMのデータを読み出すことができます。・ シーケンサからGX/GP/GMへデータの書き込みができます。・ GX/GP/GMのアラーム、内部スイッチの検出ができます。・ GX/GP/GMの記録スタート /記録ストップの制御、シーケンサからGX/GP/GMへのメッセージ書き込みができます。
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2.システム構成 2-1
2. システム構成
2.1 GX/GPMELSEC-QとGXのEthernet接続図を下記に示します。図の下の数字はローカルIPアドレスを指しています。
3. GX
Ethernet(192.168.0.10) (192.168.0.11)
(192.168.0.20)
2. PC
HUB
1. MELSEC-Q
No. 機器名 説明1 MELSEC-Q シリーズ
シーケンサベースユニット、電源ユニット、Ethernetポート内蔵QCPU。三菱電機(株)社製。
Qシリーズ ユニバーサルモデルQ03UDECPU以降
※ QCPU(Aモード)使用不可※ Q対応 Ethernet インタフェースユニットでも可能ですが、設定 /ラダープログラムが少し異なります。詳細はMELSEC-Qシリーズのマニュアルをご覧ください。
2 PC GXDeveloper を搭載した PCGXDeveloper:統合プログラミングツール。三菱電機 (株 ) 社製。
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2-2 2.システム構成
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No. 機器名 説明3 GX GX10、GX20(本体)
形名 タイプ チャネル数入出力チャネル 演算チャネル*1 通信チャネル*2
GX10 標準 100 50 50GX20 標準 100 100 300
大容量 500 100 500*1演算機能(/MT)が必要です。*2通信チャネル機能(/MC)が必要です。
GX90XA、GX90XD、GX90YD、GX90WD(入出力モジュール)形名 内容
GX90XA アナログ入力モジュールGX90XD ディジタル入力モジュールGX90YD ディジタル出力モジュールGX90WD ディジタル入出力モジュール
関連する付加仕様機能 付加仕様コード
演算機能 /MT通信チャネル機能 /MC
2.2 GMMELSEC-QとGMのEthernet接続図を下記に示します。図の下の数字はローカルIPアドレスを指しています。
3. GM
Ethernet(192.168.0.10) (192.168.0.11)
(192.168.0.20)
2. PC
HUB
1. MELSEC-Q
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2.システム構成 2-3
No. 機器名 説明1 MELSEC-Q シリーズ
シーケンサベースユニット、電源ユニット、Ethernetポート内蔵QCPU。三菱電機(株)社製。
Qシリーズ ユニバーサルモデルQ03UDECPU以降
※ QCPU(Aモード)使用不可※ Q対応 Ethernet インタフェースユニットでも可能ですが、設定 /ラダープログラムが少し異なります。詳細はMELSEC-Qシリーズのマニュアルをご覧ください。
2 PC GXDeveloper を搭載した PCGXDeveloper:統合プログラミングツール。三菱電機 (株 ) 社製。
3 GM GM10-1、GM10-2(本体)
形名 タイプ チャネル数入出力チャネル 演算チャネル*1 通信チャネル*2
GM10-1 標準 100 100 300GM10-2 大容量 500 100 500*1演算機能(/MT)が必要です。*2通信チャネル機能(/MC)が必要です。
GX90XA、GX90XD、GX90YD、GX90WD(入出力モジュール)形名 内容
GX90XA アナログ入力モジュールGX90XD ディジタル入力モジュールGX90YD ディジタル出力モジュールGX90WD ディジタル入出力モジュール
GM90PS、GM90MB形名 内容
GM90PS 電源モジュールGM90MB モジュールベース
関連する付加仕様機能 付加仕様コード
演算機能 /MT通信チャネル機能 /MC
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TI 04L51B01-06JA
3.設定 3-1
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3. 設定
3.1 MELSEC-Qの設定MELSEC-Qの設定は三菱電機(株)社製のGXDeveloper を使用します。Ethernet ポート内蔵QCPU(例:Q03UDECPU)の設定について説明します。
1. GXDeveloper を起動します。2.プロジェクト新規作成を選択します。 「QCPU(Qモード)」、「Q03UDE」を選択します。プロジェクト名を指定します。
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3-2 3.設定
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3.[PCパラメータ]を選択し、[内蔵 Ethernet ポート設定]を選択します。 MELSEC-Q の IP アドレスを「192.168.0.10」、サブネットマスクパターンを「255.255.255.0」、デフォルトルータ IPアドレスを「192.168.0.1」と入力します。 次に[オープン設定]を押下します。
4. オープン設定では通信方法を設定します。 コネクションNo.1 にプロトコルを「TCP」、オープン方式を「ソケット通信」、TCP接続方式を「Active」、自局ポート番号 *1 を 16 進で「04D2」、交信相手 IP アドレスを「192.168.0.20」、交信相手ポート番号 *2 を 16進で「01F6」に設定します。
*1任意の数字を指定します。*2Modbus/TCP のデフォルトのポート番号 502(0x01F6)を指定します。
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3.設定 3-3
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3.2 GX/GPの設定GX20 の設定について説明します。
1.再構築を行い、モジュールを認識する。・ MELSEC-QからGXのチャネルを読み出すときに必要になる設定です。・ GX90XA-10-U2(アナログユニバーサル入力モジュール 10CH)をスロット 0番に装着した例を説明します。
(a)GX90XA-10-U2 をスロット 0に装着します。(b)[MENU]キーを押し、ダッシュボードメニューを表示します。(c)[画面変更]→[初期化調整]を選択します。
(d) [再構築]→[実行]を選択します。
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3-4 3.設定
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(e)[再構築]を選択し、確認画面で[OK]を選択します。
2. IP アドレスの設定(a)[MENU]キーを押し、ダッシュボードメニューを表示します。(b)[画面変更]→[設定]を選択します。
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3.設定 3-5
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(c)[通信(イーサネット)設定]→[基本設定]を選択します。
(d) [IP アドレスの自動取得]を[Off]にして、[IPアドレス]に「192.168.0.20」、[サブネットマスク]に「255.255.255.0」、[デフォルトゲートウェイ]に「192.168.0.1」と入力します。
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3-6 3.設定
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3. Modbus サーバの設定(a)[通信(イーサネット)設定]→[サーバ設定]→[サーバリスト]を選択します。
(b) [Modbus]を[On]にします。
◇ GXにアクセスできるMELSEC-Qを限定する場合は、[設定]→[通信(イーサネット)設定]→[サーバ設定]→[Modbus 接続制限]でMELSEC-Qの IP アドレスを指定してください。
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3.設定 3-7
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4. 通信チャネルをOnにする。・ MELSEC-QからGXの通信チャネルに書き込むときに必要になる設定です。・ GXに通信チャネル機能 (/MC) が必要です。
(a)[通信チャネル設定]→[On/Off,スパン]を選択します。
(b) [先頭チャネル]を[C001]。「最終チャネル」を[C020]にして、[On/Off]を「On」にします。
[保存]を選択します。
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3-8 3.設定
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3.3 GMの設定GM10-1 の設定について説明します。
1. IP アドレスの設定(a)IP アドレス設定ソフトウェア *3 を使用してGMの IP アドレスを「192.168.0.20」、サブネットマスクを「255.255.255.0」、デフォルトゲートウェイを「192.168.0.1」に設定します。
*3 IP アドレス設定ソフトウェアは次のサイトからダウンロードできます。 http://www.smartdacplus.com/ja/support/software/gm.html
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3.設定 3-9
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2. 再構築を行い、モジュールを認識する。・ MELSEC-QからGMのチャネルを読みだすときに必要になる設定です。・ GX90XA-10-U2(アナログユニバーサル入力モジュール 10CH)をスロット 0番に装着した例を説明します。
(a)GX90XA-10-U2 をスロット 0に装着します。(b) ブラウザを起動して、http://192.168.0.20/ にアクセスします。(c)[調整]→[再構築]に移り[再構築]を選択して、確認画面で実行を選択します。
3. Modbus サーバの設定
(a)[設定]→[通信(イーサネット)設定]→[サーバ設定サーバリスト]を選択します。(b)[MODBUS]を「On」にして、[変更]を選択します。
◇ GMにアクセスできるMELSEC-Qを限定する場合は、[設定]→[通信 (イーサネット )設定]→[サーバ設定Modbus 接続制限]でMELSEC-Qの IP アドレスを指定してください。
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3-10 3.設定
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4. 通信チャネルをOnにする。・ MELSEC-QからGMの通信チャネルに書き込むときに必要になる設定です。・ GMに通信チャネル機能(/MC)が必要です。
(a)[設定]→[通信チャネル設定]→[C001-C020]→[On/Off,スパン]を選択します。(b)[C001]から[C020]を「On」にします。
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4.通信 4-1
2016.08.26-00
4. 通信
4.1 レジスタGX/GP/GMではチャネル、ステータス情報、および操作の一部をレジスタに割り付けています。GX/GP/GMのレジスタマップについては付録をご参照ください。
GX/GP/GMのレジスタマップ(一部 )
300001
レジスタ番号 内容
チャネル 0001 の下位ワード
チャネル 0001 の上位ワード
チャネル 0002 の下位ワード
:
300002
300003
:
GM
GX/GP
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4-2 4.通信
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4.2 通信処理通信処理の流れを下記の図に示します。
Ethernet ポート内蔵QCPU
受信データエリア
シーケンサ CPU内ワークエリア ( レジスタ )
SP.SOCRCV 命令
GX1
45
受信
SP.SOCSND命令 リクエスト
レスポンス
2 送信
3
①シーケンサCPUのワークエリアに送信データを作成します。②データを SP.SOCSND命令でGXに送信します。③GXからのレスポンスを受信し,受信データエリアに受信データを格納します。④SP.SOCRCV命令で受信データをシーケンサCPUのワークエリア⑤に格納します。
TI 04L51B01-06JA
4.通信 4-3
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4.3 シーケンサから送信シーケンサから読み出し/書き込み命令を下記の手順で行います。①送信データをシーケンサCPU内のワークエリアに作成します *4。②作成したデータを、SP.SOCSND命令でGXに送信します。
ここでは、GXのレジスタ300001番地(チャネル0001)から20レジスタ連続で読み出す例を記載しています。
送信メッセージ
送信
00H 0CH
00H 00H
00H 00H
06H 00H
04H
00H 00H
14H 00H
D1000
D1001
D1002
D1003
D1004
D1005
D1006
FFH
送信データ
シーケンサ CPU 内レジスタ
送信データ長 (12)
転送 ID(0)
ユニット ID(255)ファンクションコード (4)
ファンクションコード 4 を使用します。
開始レジスタ相対番号 (0)
プロトコル ID(0)
バイト数 (6)
レジスタ数 (20)
転送 IDプロトコル ID
バイト数開始レジスタ相対番号
レジスタ数
ユニット IDファンクションコード
レジスタ 300001の相対番号は「0」です。
シーケンサは、送信するときに送信データの各ワードの上位バイトと下位バイトを入れ替えます。
2
1
00 00 00 00 00 06 FF 04 00 00 00 14
「7.2 Modbus/TCPメッセージ」を参照。
*4 シーケンサは送信するときに送信データの上位下位バイトを入れ替えます。TCP/IP ではビッグエンディアンに決まっているため,シーケンサCPU内レジスタのワークエリアにある送信データの上位下位バイトを入れ替えています。
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4-4 4.通信
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* SEND(コネクションNo.1) <送信データ長 >
911 M2029
示指DNES MOV K12 D1000
信送 デー長タ
<転送ID >
MOV H0 D1001信送 デー
タ1
<プロトコルID >
MOV H0 D1002信送 デー
タ2
<バイト数 >
MOV H600 D1003信送 デー
タ3
<ユニットID,ファンクションコード >
MOV H4FF D1004信送 デー
タ4
<開始レジスタ相対番号 >
MOV H0 D1005信送 デー
タ5
<レジスタ数 >
MOV K20 D1006信送 デー
タ6
<レジスタ数を格納 >
MOV D1006信送 デー
タ6
D1510レジスタ数
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1006信送 デー
タ6
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4.通信 4-5
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822 M2029
示指DNES
SD1282.0
オープン完了信号
SP.SOCSND "U0" K1 D2030令命DNES
コントロールデータ
D1000信送 デー長タ
M2030令命DNES
完了
時了完行実令命DNES * <正常SEND >
242 M2030
令命DNES 完了
M2031
令命DNES 異常
SET M2032令命DNES
正常完了
<異常SEND >M2031
令命DNES 異常
SET M2033令命DNES
異常完了
SET M2039指EVIECER
示
TI 04L51B01-06JA
4-6 4.通信
2016.08.26-00
4.4 シーケンサへの受信シーケンサは下記の手順でGXからのデータを受信します。③GXからのレスポンスを受信し、受信データエリアに受信データを格納します。④SP.SOCRCV命令で受信データをシーケンサCPU内のワークエリア⑤に格納します。 ここでは、GXのレジスタ 300001 番地(チャネル 0001)から 20レジスタ連続で読み出す例を記載しています。
受信
D1100
D1101
D1102
D1103
D1104
D1105
D1106
D1124
D1125
受信データ
受信命令
…
…
受信メッセージ
受信データエリア
シーケンサCPU内レジスタ
バイトカウント
受信データ長 (49)
転送 ID(0)
ユニット ID(255)ファンクションコード (4)バイトカウント (40)
プロトコル ID(0)
バイト数 (43)
GX のチャネル 0001の下位データ
GX のチャネル 0010の上位データ
00H 31H
00H 00H
00H 00H
2BH 00H
04H FFH
xxH 28H
xxH yyH
**H yyH
yyHxxH
転送 IDプロトコル ID
バイト数 チャネル 0001 ~ 0010 のデータ
ユニット IDファンクションコード
3
5
4シーケンサは、受信するときに受信データの各ワードの上位バイトと下位バイトを入れ替えます。
ファンクションコード 4 を返します。
チャネル 0001 から0010 までのチャネルデータです。
「7.2 Modbus/TCPメッセージ」を参照。
xx yy:測定データの値です。 xx が上位バイト、yy が下位バイトです。**:使用しないバイトです。
00 00 00 00 00 2B FF 04 28 xx yy xx yy **...
受信データをデータレジスタD0~D19に格納
TI 04L51B01-06JA
4.通信 4-7
2016.08.26-00
* RECEIVE(コネクションNo.1)
462 M2039
指EVIECER 示
SD1282.0
オープン完了信号
SD1286.0
受信状態信号
M2040
命EVIECER 令完了
SP.SOCRCV "U0" K1 D2040命EVIECER
トンコ令 ロールデータ
D1100信受 デー長タ
M2040命EVIECER
令完了
時了完行実令命EVIECER * <正常RECEIVE >
182 M2040
命EVIECER 令完了
M2041
命EVIECER 令異常
SET M2042命EVIECER
令正常完了
<エラーチェック >
CALL P2
<受信データの移動 >M2050
エラーコドー 受信
CALL P0
<異常RECEIVE >M2041
命EVIECER 令異常
SET M2043命EVIECER
令異常完了
RST M2029示指DNES
RST M2039指EVIECER
示
TI 04L51B01-06JA
4-8 4.通信
2016.08.26-00
信受 * データの移動 <受信データのオフセット >
333 P0 SM400
時常 OPENMOV K0 Z0
<データ移動先のオフセット >
MOV K0 Z1
763 FOR D1510レジスタ数
963 SM400
時常 OPENMOV D1105Z0
信受 データ5
D1500WORK1
MOV D1106Z0信受 デー
タ6
D1501WORK2
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1500WORK1
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1501WORK2
<結合 >
WOR D1500WORK1
D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D0Z1チャネル
の1000 下ターデ位
INC Z0
INC Z1
514 NEXT
614 RET
TI 04L51B01-06JA
4.通信 4-9
2016.08.26-00
P0D1105 ~ D1125 の受信データをD0~ D19に移動します。
xxH 28H
D1500の下位1バイトをマスクします。
xxH 00H
xxH yyH
D1501の上位1バイトをマスクします。
00H yyH
D1500とD1501のORをとり、D1501に代入します。
xxH yyH
D1501をD0に代入します。
この処理を20回繰り返し、D19までデータを格納します。
xxH yyH
データデバイス
D1500
(D1105)
D1501
(D1106)
D1501
D0D1106 の下位バイトD1105 の上位バイト
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-1
2016.08.26-00
5. サンプルプログラム
5.1 サンプルプログラムの概要以下のラダーサンプルプログラムを作成します。・ GX/GP/GMのチャネルを読み出す(5.2.1 項) 2 秒周期でGX/GP/GMのチャネル 0001 ~ 0010 を読み出します。・ GX/GP/GMの通信チャネルに値を書き込む(5.2.2 項) 2 秒周期でGX/GP/GMの通信チャネルC001 ~ C020 に1から 20を書き込みます。・ GX/GP/GMのメモリスタート /ストップをする(5.2.3 項) GX/GP/GMの記録スタート(メモリスタート)または記録ストップ(メモリストップ)を行います。
・ シーケンサからGX/GP/GMへフリーメッセージを書き込む(5.2.4 項) GX/GP/GMへ英数字半角 12文字のフリーメッセージを書き込みます *5*6。*5 メモリストップ状態だとフリーメッセージは書き込めません。メモリスタートさせてください。*6 GX/GP/GMの文字コードはUTF-8 になります。
5.2 サンプルプログラムの詳細ラダーサンプルプログラムでは下記のデバイスを使用しています。
内部リレー 内容 備考M98 ストップデータをセット ON時にストップデータをセットします。M99 スタートデータをセット ON時にスタートデータをセットします。M100 開始指示 ON時に GX/GP/GMとMELSEC-Q の通信処理を開始
します。M101 終了指示 ON時に GX/GP/GMとMELSEC-Q の通信処理を終了
させます。M2000 OPEN指示 ON時にコネクションを開く指示を出します。M2001 OPEN命令完了 コネクションの確立に成功するとONになります。M2002 OPEN命令異常 コネクションの確立に失敗するとONになります。M2003 OPEN命令正常完了 コネクションの確立が正常時にONにします。M2004 OPEN命令異常完了 コネクションの確立が異常時にONにします。M2020 相手機器よりクローズ 通信相手機器が通信を切断するとONになります。M2021 CLOSE 指示 ON時にコネクションを切断する指示を出します。M2022 CLOSE 命令完了 コネクションの切断に成功するとONになります。M2023 CLOSE 命令異常 コネクションの切断に失敗するとONになります。M2024 CLOSE 命令実行中 コネクションの切断処理が実行中の場合ONになりま
す。M2025 CLOSE 命令正常完了 コネクションの切断が正常時にONにします。M2026 CLOSE 命令異常完了 コネクションの切断が異常時にONにします。M2029 SEND指示 ON時にデータ送信する指示を出します。M2030 SEND命令完了 データ送信に成功するとONになります。M2031 SEND命令異常 データ送信に失敗するとONになります。M2032 SEND命令正常完了 データ送信が正常時にONにします。M2033 SEND命令異常完了 データ送信が異常時にONにします。M2039 RECEIVE 指示 ON時にデータ受信する指示を出します。M2040 RECEIVE 命令完了 データ受信に成功するとONになります。M2041 RECEIVE 命令異常 データ受信に失敗するとONになります。M2042 RECEIVE 命令正常完了 データ受信が正常時にONにします。M2043 RECEIVE 命令異常完了 データ受信が異常時にONにします。M2050 エラーコード受信 GX/GP/GM からエラーコードを受信するとONに、
そうでなければOFFにします。
TI 04L51B01-06JA
5-2 5.通信
2016.08.26-00
データレジスタ 内容 備考D0 チャネル 0001 の下位データ GX/GP/GMのチャネル 0001 の下位データを格納しま
す。D1 チャネル 0001 の上位データ GX/GP/GMのチャネル 0001 の上位データを格納しま
す。: : :
D18 チャネル 0010 の下位データ GX/GP/GMのチャネル 0010 の下位データを格納します。
D19 チャネル 0010 の上位データ GX/GP/GMのチャネル 0010 の上位データを格納します。
D200 通信チャネルC001 GX/GP/GMの通信チャネルC001 に入力するデータを格納します。
: : :D219 通信チャネルC020 GX/GP/GMの通信チャネルC020 に入力するデータを
格納します。D500 書き込み方法 書き込み方法を格納します。D501 メッセージ番号 メッセージ番号を格納します。D502 グループ番号 グループ番号を格納します。D503 バッチ番号 バッチ番号指定を格納します。D504 フリーメッセージ フリーメッセージを格納します。
: : :D519 フリーメッセージ フリーメッセージを格納します。D600 測定スタート /ストップ GX/GP/GMをスタート /ストップするデータを格納
します。2:ストップ1:スタート
D1000 送信データ長 送信用ワークエリアです。D1001 送信データ 1 送信用ワークエリアです。
: : :D1029 送信データ 29 送信用ワークエリアです。D1100 受信データ長 受信用ワークエリアです。D1101 受信データ 1 受信用ワークエリアです。
: : :D1129 受信データ 29 受信用ワークエリアです。D1300 エラーコード 受信したエラーコードを格納します。D1500 WORK1 一時的に使用するエリアです。D1501 WORK2 一時的に使用するエリアです。D1510 レジスタ数 レジスタ数を格納します。D2001 OPEN命令コントロール システムが利用します。D2022 CLOSE 命令コントロール システムが利用します。D2030 SEND命令コントロール システムが利用します。D2040 RECEIVE 命令コントロール システムが利用します。
※データレジスタD500 ~ D519 は、GX/GP/GMのレジスタマップのレンジスタ番号409201 ~を参照してください。(7.3 節)
特殊リレー 内容 備考SM400 常時OPEN 常時ONになります。SM413 2 秒クロック 送信・受信のタイミングを2秒周期に設定しています。
特殊レジスタ 内容 備考SD1282 オープン完了信号 SD1282.0 の値
0:オープン未完了1:オープン完了
SD1284 オープン要求信号 SD1284.0 の値0:オープン要求無し1:オープン要求中
SD1286 受信状態信号 SD1286.0 の値0:データ未受信1:データ受信
SD1288 内蔵 Ethernet ポートの接続状態 SD1288.A の値0:ハブまたは相手機器が未接続か断線1:ハブまたは相手機器と接続中
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-3
2016.08.26-00
5.2.1 GX/GP/GMのチャネルを読み出す2 秒周期でGX/GP/GMのチャネル 0001 ~ 0010 の値を読み出し、MELSEC-Q のデータレジスタD0~ D19に格納します。以下のレジスタとファンクションコードを使います。
GX/GP/GMのレジスタ項目 レジスタ レジスタ相対番号 型
チャネル 0001 のデータ下位ワード 300001 0 INT32チャネル 0001 のデータ上位ワード 300002 1 INT32
: : : :チャネル 0010 のデータ下位ワード 300019 18 INT32チャネル 0010 のデータ上位ワード 300020 19 INT32
ファンクションコード:4
MELSEC-Qのデータレジスタ項目 レジスタ
チャネル 0001 のデータ下位ワード DOチャネル 0001 のデータ上位ワード D1
: :チャネル 0010 のデータ下位ワード D18チャネル 0010 のデータ上位ワード D19
[動作]・ 内部リレーM100が 0から 1に変化したときに、GX/GP/GMとのコネクションをオープンして通信を開始します。
・ 2秒周期で、読み出し命令を送信、GX/GP/GMからのレスポンスの受信を繰り返します。・ 内部リレーM101が0から1に変化したときに、GX/GP/GMとのコネクションをクローズして通信を終了します。
TI 04L51B01-06JA
5-4 5.通信
2016.08.26-00
秒2 * ごとにSEND→RECEIVE
0SM413
秒2 クロック
SET M2029示指DNES
* 開始指示
3M100
開始指示1PLS
SD1282.0
オープン完了信号
SET M2000示指NEPO
RST M2020相手機器よりクローズ
RST M2021示指ESOLC
RST M2024令命ESOLC
実行中
RST M2029示指DNES
RST M2039指EVIECER
示
MOV K0 D1300エラーコード
* 終了指示
41 M101
終了指示1PLS
SET M2021示指ESOLC
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-5
2016.08.26-00
* OPEN(コネクションNo.1) <実行/完了タイプを0にセット >
71 M2000
示指NEPO
SD1282.0
オープン完了信号
SD1284.0
オープン要求信号
SD1288.A
蔵内 Ethernetポー
状続接ト 態
MOVP H0 D2001令命NEPO
コントロールデータ
SP.SOCOPEN "U0" K1 D2001令命NEPO
コントロールデータ
M2001令命NEPO
完了
時了完行実令命NEPO * <正常OPEN >
15 M2001
令命NEPO 完了
M2002
令命NEPO 異常
SET M2003令命NEPO
正常完了
<異常OPEN >M2002
令命NEPO 異常
SET M2004令命NEPO
異常完了
RST M2000示指NEPO
* CLOSE(コネクションNo.1)
37 SD1282.0
オープン完了信号
SD1284.0
オープン要求信号
SET M2020相手機器よりクローズ
77 M2021
示指ESOLC
SD1282.0
オープン完了信号
M2024
令命ESOLC 実行中
SP.SOCCLOSE "U0" K1 D2022令命ESOLC
コントロールデータ
M2022令命ESOLC
完了
M2020
相手機器よりクローズ
SET M2024令命ESOLC
実行中
TI 04L51B01-06JA
5-6 5.通信
2016.08.26-00
<正常CLOSE >
49 M2022
令命ESOLC 完了
M2023
令命ESOLC 異常
SET M2025令命ESOLC
正常完了
<異常CLOSE >M2023
令命ESOLC 異常
SET M2026令命ESOLC
異常完了
RST M2020相手機器よりクローズ
RST M2021示指ESOLC
RST M2024令命ESOLC
実行中
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-7
2016.08.26-00
* SEND(コネクションNo.1) <送信データ長 >
911 M2029
示指DNES MOV K12 D1000
信送 デー長タ
<転送ID >
MOV H0 D1001信送 デー
タ1
<プロトコルID >
MOV H0 D1002信送 デー
タ2
<バイト数 >
MOV H600 D1003信送 デー
タ3
<ユニットID,ファンクションコード >
MOV H4FF D1004信送 デー
タ4
<開始レジスタ相対番号 >
MOV H0 D1005信送 デー
タ5
<レジスタ数 >
MOV K20 D1006信送 デー
タ6
<レジスタ数を格納 >
MOV D1006信送 デー
タ6
D1510レジスタ数
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1006信送 デー
タ6
TI 04L51B01-06JA
5-8 5.通信
2016.08.26-00
822 M2029
示指DNES
SD1282.0
オープン完了信号
SP.SOCSND "U0" K1 D2030令命DNES
コントロールデータ
D1000信送 デー長タ
M2030令命DNES
完了
時了完行実令命DNES * <正常SEND >
242 M2030
令命DNES 完了
M2031
令命DNES 異常
SET M2032令命DNES
正常完了
<異常SEND >M2031
令命DNES 異常
SET M2033令命DNES
異常完了
SET M2039指EVIECER
示
* RECEIVE(コネクションNo.1)
462 M2039
指EVIECER 示
SD1282.0
オープン完了信号
SD1286.0
受信状態信号
M2040
命EVIECER 令完了
SP.SOCRCV "U0" K1 D2040命EVIECER
トンコ令 ロールデータ
D1100信受 デー長タ
M2040命EVIECER
令完了
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-9
2016.08.26-00
時了完行実令命EVIECER * <正常RECEIVE >
182 M2040
命EVIECER 令完了
M2041
命EVIECER 令異常
SET M2042命EVIECER
令正常完了
<エラーチェック >
CALL P2
<受信データの移動 >M2050
エラーコドー 受信
CALL P0
<異常RECEIVE >M2041
命EVIECER 令異常
SET M2043命EVIECER
令異常完了
RST M2029示指DNES
RST M2039指EVIECER
示
233 FEND
信受 * データの移動 <受信データのオフセット >
333 P0 SM400
時常 OPENMOV K0 Z0
<データ移動先のオフセット >
MOV K0 Z1
763 FOR D1510レジスタ数
TI 04L51B01-06JA
5-10 5.通信
2016.08.26-00
963 SM400
時常 OPENMOV D1105Z0
信受 データ5
D1500WORK1
MOV D1106Z0信受 デー
タ6
D1501WORK2
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1500WORK1
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1501WORK2
<結合 >
WOR D1500WORK1
D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D0Z1チャネル
の1000 下ターデ位
INC Z0
INC Z1
514 NEXT
614 RET
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-11
2016.08.26-00
* エラーチェック
714 P2 SM400
時常 OPENMOV D1104
信受 データ4
D1500WORK1
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1500WORK1
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1500WORK1
<= H80 D1500WORK1
SET M2050エラーコ
ドー 受信
MOV D1105信受 デー
タ5
D1501WORK2
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D1300エラーコード
> H80 D1500WORK1
RST M2050エラーコ
ドー 受信
384 RET
484 END
TI 04L51B01-06JA
5-12 5.通信
2016.08.26-00
5.2.2 GX/GP/GMの通信チャネルに値を書き込む2 秒周期でMELSEC-QのデータレジスタD200~ D219 のデータをGX/GP/GMの通信チャネルC001 ~ C020 に書き込みます。書き込む値はC001 に 1、C002 に 2、・・・、C20に20とします。以下のレジスタとファンクションコードを使います。
GX/GP/GMのレジスタ項目 レジスタ レジスタ相対番号 型
通信チャネル 0001 のデータ 407001 7000 INT16: : : :
通信チャネル 0020 のデータ 407020 7019 INT16
ファンクションコード:16
MELSEC-Qのデータレジスタ項目 レジスタ
通信チャネル 0001 のデータ D200: :
通信チャネル 0020 のデータ D219
[動作]・ D200 ~ D219 に、通信チャネルに書き込むデータを格納します。サンプルでは 1~20になります。
・ 内部リレーM100が 0から 1に変化したときに、GX/GP/GMとのコネクションをオープンして通信を開始します。
・ 2秒周期で、書き込み命令を送信、GX/GP/GMからのレスポンスの受信を繰り返します。・ 内部リレーM101が0から1に変化したときに、GX/GP/GMとのコネクションをクローズして通信を終了します。
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-13
2016.08.26-00
秒2 * ごとにSEND→RECEIVE
0SM413
秒2 クロック
SET M2029示指DNES
* 開始指示
3M100
開始指示1PLS
SD1282.0
オープン完了信号
SET M2000示指NEPO
RST M2020相手機器よりクローズ
RST M2021示指ESOLC
RST M2024令命ESOLC
実行中
RST M2029示指DNES
RST M2039指EVIECER
示
MOV K0 D1300エラーコード
<サンプルデータを作成 >
CALL P10
* 終了指示
82 M101
終了指示1PLS
SET M2021示指ESOLC
TI 04L51B01-06JA
5-14 5.通信
2016.08.26-00
* OPEN(コネクションNo.1) <実行/完了タイプを0にセット >
13 M2000
示指NEPO
SD1282.0
オープン完了信号
SD1284.0
オープン要求信号
SD1288.A
蔵内 Ethernetポー
状続接ト 態
MOVP H0 D2001令命NEPO
コントロールデータ
SP.SOCOPEN "U0" K1 D2001令命NEPO
コントロールデータ
M2001令命NEPO
完了
時了完行実令命NEPO * <正常OPEN >
56 M2001
令命NEPO 完了
M2002
令命NEPO 異常
SET M2003令命NEPO
正常完了
<異常OPEN >M2002
令命NEPO 異常
SET M2004令命NEPO
異常完了
RST M2000示指NEPO
* CLOSE(コネクションNo.1)
78 SD1282.0
オープン完了信号
SD1284.0
オープン要求信号
SET M2020相手機器よりクローズ
19 M2021
示指ESOLC
SD1282.0
オープン完了信号
M2024
令命ESOLC 実行中
SP.SOCCLOSE "U0" K1 D2022令命ESOLC
コントロールデータ
M2022令命ESOLC
完了
M2020
相手機器よりクローズ
SET M2024令命ESOLC
実行中
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-15
2016.08.26-00
時了完行実令命ESOLC * <正常CLOSE >
801 M2022
令命ESOLC 完了
M2023
令命ESOLC 異常
SET M2025令命ESOLC
正常完了
<異常CLOSE >M2023
令命ESOLC 異常
SET M2026令命ESOLC
異常完了
RST M2020相手機器よりクローズ
RST M2021示指ESOLC
RST M2024令命ESOLC
実行中
TI 04L51B01-06JA
5-16 5.通信
2016.08.26-00
* SEND(コネクションNo.1) <レジスタ数 >
431 M2029
示指DNES MOV K20 D1006
信送 データ6
<レジスタ数を格納 >
MOV D1006信送 デー
タ6
D1510レジスタ数
<バイトカウント >
* D1006信送 デー
タ6
K2 D1007信送 デー
タ7
<バイト数 >
+ D1007信送 デー
タ7
K7 D1003信送 デー
タ3
<送信データ長 >
+ D1007信送 デー
タ7
K13 D1000信送 デー長タ
<転送ID >
MOV H0 D1001信送 デー
タ1
<プロトコルID >
MOV H0 D1002信送 デー
タ2
<ユニットIDとファンクションコード>
MOV H10FF D1004信送 デー
タ4
<レジスタ相対番号 >
MOV H581B D1005信送 デー
タ5
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-17
2016.08.26-00
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1003信送 デー
タ3
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1006信送 デー
タ6
<送信データの移動1 >
CALL P0
<送信データの移動2 >
CALL P1
892 M2029
示 指DN E S
SD1282.0
オープン完了信号
SP.SOCSND "U0" K1 D2030令命DNES
コントロールデータ
D1000信送 デー長タ
M2030令命DNES
完了
時了完行実令命DNES * <正常SEND >
213 M2030
令命DNES 完了
M2031
令命DNES 異常
SET M2032令命DNES
正常完了
<異常SEND >M2031
令命DNES 異常
SET M2033令命DNES
異常完了
SET M2039指EVIECER
示
* RECEIVE(コネクションNo.1)
433 M2039
指EVIECER 示
SD1282.0
オープン完了信号
SD1286.0
受信状態信号
M2040
命EVIECER 令完了
SP.SOCRCV "U0" K1 D2040命EVIECER
トンコ令 ロールデータ
D1100信受 デー長タ
M2040命EVIECER
令完了
TI 04L51B01-06JA
5-18 5.通信
2016.08.26-00
時了完行実令命EVIECER * <正常RECEIVE >
153 M2040
命EVIECER 令完了
M2041
命EVIECER 令異常
SET M2042命EVIECER
令正常完了
<エラーチェック >
CALL P2
<異常RECEIVE >M2041
命EVIECER 令異常
SET M2043命EVIECER
令異常完了
RST M2029示指DNES
RST M2039指EVIECER
示
983 FEND
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-19
2016.08.26-00
信送 * データの移動1
093 P0 SM400
時常 OPENMOV D1007
信送 データ7
D1500WORK1
MOV D200信通 チャ
ネルC001
D1501WORK2
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1500WORK1
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1501WORK2
<結合 >
WOR D1500WORK1
D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D1007信送 デー
タ7
634 RET
信送 * データの移動2
734 P1 SM400
時常 OPENMOV K0 Z0
<データ移動先のオフセット >
MOV K0 Z1
854 FOR D1510レジスタ数
TI 04L51B01-06JA
5-20 5.通信
2016.08.26-00
064 SM400
時常 OPENMOV D200Z0
信通 チャネルC001
D1500WORK1
MOV D201Z0信通 チャ
ネルC002
D1501WORK2
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1500WORK1
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1501WORK2
<結合 >
WOR D1500WORK1
D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D1008Z1信送 デー
タ8
INC Z0
INC Z1
605 NEXT
705 RET
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-21
2016.08.26-00
* エラーチェック
805 P2 SM400
時常 OPENMOV D1104
信受 データ4
D1500WORK1
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1500WORK1
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1500WORK1
<= H80 D1500WORK1
SET M2050エラーコ
ドー 受信
MOV D1105信受 デー
タ5
D1501WORK2
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D1300エラーコード
> H80 D1500WORK1
RST M2050エラーコ
ドー 受信
475 RET
ターデルプンサ * 作成
575 P10 SM400
時常 OPENMOV K0 Z0
MOV K1 Z1
TI 04L51B01-06JA
5-22 5.通信
2016.08.26-00
285 FOR K20
485 SM400
時常 OPENMOV Z1 D200Z0
信通 チャネルC001
INC Z0
INC Z1
985 NEXT
095 RET
195 END
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-23
2016.08.26-00
D1000
D1001
D1002
D1003
D1004
D1005
D1006
D1007
D1008
D1009
D1026
D1027
送信データ
… …
…
シーケンサCPU内レジスタ
開始レジスタ相対番号
送信データ長 (53)
転送 ID(0)
ユニット ID(255)ファンクションコード (16)
バイトカウント (40)
開始レジスタ相対番号 (7000)
レジスタ数 (20)
送信
通信チャネル C001(1)
プロトコル ID(0)
バイト数 (47)
通信チャネル C002(2)
通信チャネル C019(19)
通信チャネル C020(20)
00H 35H
00H 00H
2FH 00H
10H FFH
28H
00H 13H
**H 14H
02H00H
転送 IDプロトコル ID
バイト数レジスタ数
バイトカウント通信チャネル C001 ~ C020
ユニット IDファンクションコード
シーケンサは、送信するときにデータの1ワード中の上位バイトと下位バイトを入れ替えます。
ファンクションコード 16 を使用します。
通信チャネル C001から C020 に書き込む値です。レジスタの上位バイトと、次のレジスタの下位バイトで一つのデータになります。
「7.2 Modbus/TCPメッセージ」を参照。
( ) 内は値です。**:使用しないバイトです。
レジスタ 407001の相対番号は
「7000」です。00H
00H 01H
P0 で作成
P1 で作成
00 00 00 00 00 2F FF 10 1B 58 00 14 28 00 01 00 02 00 ・・・ 13 00 14 **
00H 00H
58H 1BH
14H 00H
TI 04L51B01-06JA
5-24 5.通信
2016.08.26-00
P0送信データを作成します(D1007)。
00H 28H
D1500の上位1バイトをマスクします。
00H 28H
00H 01H
D1501の下位1バイトをマスクします。
00H 00H
D1500とD1501のORをとり、D1501に代入します。
00H 28H
D1501をD1007に代入します。
00H 28H
データデバイス
D1500
(D1007)
D1501
(D200)
D1501
D1007
D200 の上位バイト
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-25
2016.08.26-00
P1送信データを作成します(D1008~D1027)。
00H 01H
D1500の上位1バイトをマスクします。
00H 01H
00H 02H
D1501の下位1バイトをマスクします。
00H 00H
D1500とD1501のORをとり、D1501に代入します。
00H 01H
D1501をD1008に代入します。
この処理を20回繰り返し、D1027までデータを格納します。
00H 01H
データデバイス
D1500
(D200)
D1501
(D201)
D1501
D1008D200 の下位バイトD201 の上位バイト
TI 04L51B01-06JA
5-26 5.通信
2016.08.26-00
5.2.3 GX/GP/GMのメモリスタート/ストップをするGX/GP/GMの記録スタート(メモリスタート)または記録ストップ(メモリストップ)を行います。以下のレジスタとファンクションコードを使います。
GX/GP/GMのレジスタ項目 レジスタ レジスタ相対番号 型
記録スタート /記録ストップ1: 記録スタート2: 記録ストップ
409001 9000 INT16
ファンクションコード:6
MELSEC-Qのデータレジスタ項目 レジスタ
記録スタート /記録ストップ1: 記録スタート2: 記録ストップ
D600
[動作]・ 内部リレーM98が 0から 1に変化したときに、GX/GP/GMの記録ストップ(メモリストップ)データをデータレジスタD600 に格納します。
・ 内部リレーM99が 0から 1に変化したときに、GX/GP/GMの記録スタート(メモリスタート)データをデータレジスタD600 に格納します。
・ 内部リレーM100が 0から 1に変化したときに、GX/GP/GMとのコネクションをオープンして通信を開始します。
・ 書き込み命令を送信し、GX/GP/GMからのレスポンスを受信したのち、GX/GP/GMとのコネクションをクローズして通信を終了します。
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-27
2016.08.26-00
* ストップデータをセット<ストップ >
0M98
ストップデータセ
トッ 指示
MOV K2 D600メモリスタート/ストップ
* スタートデータをセット<スタート >
01 M99
スタートデータセ
トッ 指示
MOV K1 D600メモリスタート/ストップ
* 開始指示
02 M100
開始指示1PLS
SD1282.0
オープン完了信号
SET M2000示指NEPO
RST M2020相手機器よりクローズ
RST M2021示指ESOLC
RST M2024令命ESOLC
実行中
RST M2029示指DNES
RST M2039指EVIECER
示
MOV K0 D1300エラーコード
* 終了指示
13 M101
終了指示1PLS
SET M2021示指ESOLC
TI 04L51B01-06JA
5-28 5.通信
2016.08.26-00
* OPEN(コネクションNo.1) <実行/完了タイプを0にセット >
43 M2000
示指NEPO
SD1282.0
オープン完了信号
SD1284.0
オープン要求信号
SD1288.A
蔵内 Ethernetポー
状続接ト 態
MOVP H0 D2001令命NEPO
コントロールデータ
SP.SOCOPEN "U0" K1 D2001令命NEPO
コントロールデータ
M2001令命NEPO
完了
時了完行実令命NEPO * <正常OPEN >
86 M2001
令命NEPO 完了
M2002
令命NEPO 異常
SET M2003令命NEPO
正常完了
SET M2029示指DNES
<異常OPEN >M2002
令命NEPO 異常
SET M2004令命NEPO
異常完了
RST M2000示指NEPO
* CLOSE(コネクションNo.1)
19 SD1282.0
オープン完了信号
SD1284.0
オープン要求信号
SET M2020相手機器よりクローズ
59 M2021
示指ESOLC
SD1282.0
オープン完了信号
M2024
令命ESOLC 実行中
SP.SOCCLOSE "U0" K1 D2022令命ESOLC
コントロールデータ
M2022令命ESOLC
完了
M2020
相手機器よりクローズ
SET M2024令命ESOLC
実行中
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-29
2016.08.26-00
時了完行実令命ESOLC * <正常CLOSE >
211 M2022
令命ESOLC 完了
M2023
令命ESOLC 異常
SET M2025令命ESOLC
正常完了
<異常CLOSE >M2023
令命ESOLC 異常
SET M2026令命ESOLC
異常完了
RST M2020相手機器よりクローズ
RST M2021示指ESOLC
RST M2024令命ESOLC
実行中
TI 04L51B01-06JA
5-30 5.通信
2016.08.26-00
* SEND(コネクションNo.1) <送信データ長 >
831 M2029
示指DNES MOV K12 D1000
信送 デー長タ
<転送ID >
MOV H0 D1001信送 デー
タ1
<プロトコルID >
MOV H0 D1002信送 デー
タ2
<バイト数 >
MOV H600 D1003信送 デー
タ3
<ユニットID,ファンクションコード >
MOV H6FF D1004信送 デー
タ4
<開始レジスタ相対番号 >
MOV H2823 D1005信送 デー
タ5
<書き込みデータ >
MOV D600メモリスタート/ストップ
D1006信送 デー
タ6
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1006信送 デー
タ6
732 M2029
示指DNES
SD1282.0
オープン完了信号
SP.SOCSND "U0" K1 D2030令命DNES
コントロールデータ
D1000信送 デー長タ
M2030令命DNES
完了
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-31
2016.08.26-00
時了完行実令命DNES * <正常SEND >
152 M2030
令命DNES 完了
M2031
令命DNES 異常
SET M2032令命DNES
正常完了
<異常SEND >M2031
令命DNES 異常
SET M2033令命DNES
異常完了
SET M2039指EVIECER
示
* RECEIVE(コネクションNo.1)
372 M2039
指EVIECER 示
SD1282.0
オープン完了信号
SD1286.0
受信状態信号
M2040
命EVIECER 令完了
SP.SOCRCV "U0" K1 D2040命EVIECER
トンコ令 ロールデータ
D1100信受 デー長タ
M2040命EVIECER
令完了
時了完行実令命EVIECER * <正常RECEIVE >
092 M2040
命EVIECER 令完了
M2041
命EVIECER 令異常
SET M2042命EVIECER
令正常完了
<エラーチェック >
CALL P2
<異常RECEIVE >M2041
命EVIECER 令異常
SET M2043命EVIECER
令異常完了
SET M2021示指ESOLC
RST M2029示指DNES
RST M2039指EVIECER
示
TI 04L51B01-06JA
5-32 5.通信
2016.08.26-00
923 FEND
* エラーチェック
033 P2 SM400
時常 OPENMOV D1104
信受 データ4
D1500WORK1
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1500WORK1
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1500WORK1
<= H80 D1500WORK1
SET M2050エラーコ
ドー 受信
MOV D1105信受 デー
タ5
D1501WORK2
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D1300エラーコード
> H80 D1500WORK1
RST M2050エラーコ
ドー 受信
693 RET
793 END
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-33
2016.08.26-00
5.2.4 シーケンサからGX/GP/GMにフリーメッセージを書き込むデータレジスタD504 ~ D519 に格納した文字列を、以下の条件でGX/GP/GMに書き込みます。・ D500 で示した書き込み方法・ D501 で示したメッセージ番号・ D502 で示したメッセージ書き込み先グループ番号(0を指定すると全てのグループに書き込みます)
・ D503 で示したバッチ番号(0を指定)ラダーサンプルプログラムでは書き込み方法はフリーメッセージ、メッセージ番号1、メッセージ書き込み先グループ番号 1、フリーメッセージに「freemessage」を設定しています。以下のレジスタとファンクションコードを使います。
GX/GP/GMのレジスタ項目 レジスタ レジスタ相対番号 型
書き込み方法 409201 9200 INT16メッセージ番号 409202 9201 INT16書き込み先 409203 9202 INT16バッチグループ番号 409204 9203 INT16フリーメッセージ 409205 9204 INT16
: : : :フリーメッセージ 409213 9212 INT16
* フリーメッセージの文字列は半角 32文字以下で設定してください。
ファンクションコード:16
MELSEC-Qのデータレジスタ項目 レジスタ
書き込み方法 D500メッセージ番号 D501書き込み先 D502バッチグループ番号 D503フリーメッセージ D504
: :フリーメッセージ D512
* フリーメッセージの文字列は半角 32文字以下で設定してください。
[動作]・ 内部リレーM100が 0から 1に変化したときに、GX/GP/GMとのコネクションをオープンして通信を開始します。
・ メッセージ書き込み命令を送信し、GX/GP/GMからのレスポンスを受信したのち、GX/GP/GMとのコネクションをクローズして通信を終了します。
TI 04L51B01-06JA
5-34 5.通信
2016.08.26-00
* 開始指示
0M100
開始指示1PLS
SD1282.0
オープン完了信号
SET M2000示指NEPO
RST M2020相手機器よりクローズ
RST M2021示指ESOLC
RST M2024令命ESOLC
実行中
RST M2029示指DNES
RST M2039指EVIECER
示
MOV K0 D1300エラーコード
<書き込みメッセージを作成 >
CALL P10
* 終了指示
72 M101
終了指示1PLS
SET M2021示指ESOLC
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-35
2016.08.26-00
* OPEN(コネクションNo.1) <実行/完了タイプを0にセット >
03 M2000
示指NEPO
SD1282.0
オープン完了信号
SD1284.0
オープン要求信号
SD1288.A
蔵内 Ethernetポー
状続接ト 態
MOVP H0 D2001令命NEPO
コントロールデータ
SP.SOCOPEN "U0" K1 D2001令命NEPO
コントロールデータ
M2001令命NEPO
完了
時了完行実令命NEPO * <正常OPEN >
46 M2001
令命NEPO 完了
M2002
令命NEPO 異常
SET M2003令命NEPO
正常完了
SET M2029示指DNES
<異常OPEN >M2002
令命NEPO 異常
SET M2004令命NEPO
異常完了
RST M2000示指NEPO
* CLOSE(コネクションNo.1)
78 SD1282.0
オープン完了信号
SD1284.0
オープン要求信号
SET M2020相手機器よりクローズ
19 M2021
示指ESOLC
SD1282.0
オープン完了信号
M2024
令命ESOLC 実行中
SP.SOCCLOSE "U0" K1 D2022令命ESOLC
コントロールデータ
M2022令命ESOLC
完了
M2020
相手機器よりクローズ
SET M2024令命ESOLC
実行中
TI 04L51B01-06JA
5-36 5.通信
2016.08.26-00
時了完行実令命ESOLC * <正常CLOSE >
801 M2022
令命ESOLC 完了
M2023
令命ESOLC 異常
SET M2025令命ESOLC
正常完了
<異常CLOSE >M2023
令命ESOLC 異常
SET M2026令命ESOLC
異常完了
RST M2020相手機器よりクローズ
RST M2021示指ESOLC
RST M2024令命ESOLC
実行中
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-37
2016.08.26-00
* SEND(コネクションNo.1) <レジスタ数 >
431 M2029
示指DNES MOV K21 D1006
信送 データ6
<レジスタ数を格納 >
MOV D1006信送 デー
タ6
D1510レジスタ数
<バイトカウント >
* D1006信送 デー
タ6
K2 D1007信送 デー
タ7
<バイト数 >
+ D1007信送 デー
タ7
K7 D1003信送 デー
タ3
<送信データ長 >
+ D1007信送 デー
タ7
K13 D1000信送 デー長タ
<転送ID >
MOV H0 D1001信送 デー
タ1
<プロトコルID >
MOV H0 D1002信送 デー
タ2
<ユニットIDとファンクションコード>
MOV H10FF D1004信送 デー
タ4
<レジスタ相対番号 >
MOV H0F023 D1005信送 デー
タ5
TI 04L51B01-06JA
5-38 5.通信
2016.08.26-00
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1003信送 デー
タ3
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1006信送 デー
タ6
<送信データの移動1 >
CALL P0
<送信データの移動2 >
CALL P1
892 M2029
示指DNES
SD1282.0
オープン完了信号
SP.SOCSND "U0" K1 D2030令命DNES
コントロールデータ
D1000信送 デー長タ
M2030令命DNES
完了
時了完行実令命DNES * <正常SEND >
213 M2030
令命DNES 完了
M2031
令命DNES 異常
SET M2032令命DNES
正常完了
<異常SEND >M2031
令命DNES 異常
SET M2033令命DNES
異常完了
SET M2039指EVIECER
示
* RECEIVE(コネクションNo.1)
433 M2039
指EVIECER 示
SD1282.0
オープン完了信号
SD1286.0
受信状態信号
M2040
命EVIECER 令完了
SP.SOCRCV "U0" K1 D2040命EVIECER
トンコ令 ロールデータ
D1100信受 デー長タ
M2040命EVIECER
令完了
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-39
2016.08.26-00
時了完行実令命EVIECER * <正常RECEIVE >
153 M2040
命EVIECER 令完了
M2041
命EVIECER 令異常
SET M2042命EVIECER
令正常完了
<エラーチェック >
CALL P2
<異常RECEIVE >M2041
命EVIECER 令異常
SET M2043命EVIECER
令異常完了
SET M2021示指ESOLC
RST M2029示指DNES
RST M2039指EVIECER
示
093 FEND
TI 04L51B01-06JA
5-40 5.通信
2016.08.26-00
信送 * データの移動1
193 P0 SM400
時常 OPENMOV D1007
信送 データ7
D1500WORK1
MOV D500み込き書
方法
D1501WORK2
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1500WORK1
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1501WORK2
<結合 >
WOR D1500WORK1
D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D1007信送 デー
タ7
734 RET
信送 * データの移動2<データのオフセット >
834 P1 SM400
時常 OPENMOV K0 Z0
<データ移動先のオフセット >
MOV K0 Z1
074 FOR D1510レジスタ数
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-41
2016.08.26-00
274 SM400
時常 OPENMOV D500Z0
み込き書 方法
D1500WORK1
MOV D501Z0メッセー
号番ジ
D1501WORK2
<上位バイト下位バイトの入替 >
>= Z0 K3 SWAP D1501WORK2
<上位バイト下位バイトの入替 >
> Z0 K3 SWAP D1500WORK1
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1500WORK1
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1501WORK2
<結合 >
WOR D1500WORK1
D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D1008Z1信送 デー
タ8
INC Z0
INC Z1
855 NEXT
955 RET
TI 04L51B01-06JA
5-42 5.通信
2016.08.26-00
* エラーチェック
065 P2 SM400
時常 OPENMOV D1104
信受 データ4
D1500WORK1
<下位1バイトをマスク >
WAND H0FF00 D1500WORK1
<上位バイト下位バイトの入替 >
SWAP D1500WORK1
<= H80 D1500WORK1
SET M2050エラーコ
ドー 受信
MOV D1105信受 デー
タ5
D1501WORK2
<上位1バイトをマスク >
WAND H0FF D1501WORK2
MOV D1501WORK2
D1300エラーコード
> H80 D1500WORK1
RST M2050エラーコ
ドー 受信
626 RET
TI 04L51B01-06JA
5.通信 5-43
2016.08.26-00
書 * き込みメッセージの作成 <フリーメッセージ指定 >
726 P10 SM400
時常 OPENMOV K2 D500
み込き書 方法
<メッセージ番号1指定 >
MOV K1 D501メッセー
号番ジ
<グループ番号1指定 >
MOV K1 D502グループ番号
<バッチ番号0指定 >
MOV K0 D503チッバ 番
号
$MOV "free message" D504フリーメッセージ
296 RET
396 END
TI 04L51B01-06JA
6.注意事項 6-1
2016.08.26-00
6. 注意事項● 拡張セキュリティ機能(/AS)のGX/GPをModbus/TCP経由で操作をする場合には、Modbus/TCPサーバにはログイン機能がありませんので、以下のことについて注意してください。
◇操作ログにユーザ名は空白、属性は「EXTERNAL」で残ります。◇Modbus サーバの接続制限機能を使用して、GX/GP にアクセスできるMELSEC-Q を限定することを推奨します。
TI 04L51B01-06JA
7.付録 7-1
2016.08.26-00
7. 付録
7.1 ファンクションコード一覧GX/GP/GMで使用できるファンクションコードの一覧です。
ファンクションコード(10進数)
機能
1 コイルの状態読み出し(0xxxx)2 入力リレーの状態読み出し(1xxxxx)3 保持レジスタ読み出し(4xxxxx)4 入力レジスタ読み出し(3xxxxx)5 単一コイル状態の変更(0xxxx)6 単一保持レジスタ書き込み(4xxxxx)15 コイル状態の変更 (0xxxx)16 保持レジスタ複数書き込み(4xxxxx)
7.2 Modbus/TCPメッセージGX/GP/GMで使用できるModbus/TCP メッセージの一覧です。
7.2.1 ファンクションコード1、2● リクエスト
要素 MBAP Header*7 FC*8 Dataバイト数 2 2 2 1 1 2 2コマンド要素
転送 ID*9 プロトコルID*10
バイト数 *11 ユ ニ ッ トID*12
フ ァ ン クションコード
開始レジスタ相対番号*13
レジスタ数
値 (16 進数) 任意 任意 0006 任意 01/02 n
● レスポンス要素 MBAP Header FC Data
バイト数 2 2 2 1 1 1 1 ・・・ 1コマンド要素
転送 ID プロトコル ID
バイト数 ユニットID
ファンクシ ョ ンコード
バイトカウント *14
レジスタ内容 1
・・・ レジスタ内容n
値 (16進数) 任意 任意 n+3 任意 01/02 n
*7 MBAPHeader(ModbusApplicationProtocolHeader):Modbus/TCP プロトコルである事を識別するためのヘッダです。
*8 FC:ファンクションコード。1、2、3、4、5、6、15、16が指定可能です。*9 トランザクションを識別する任意の値。トランザクションを指定しないのであれば、通常は 0を指定し
ます。*10 プロトコル IDを使用しないのであれば、通常は 0を指定します。*11 ユニット ID以降のバイト数。*12 ユニット IDを使用しないのであれば、通常は 255(0xFF)を指定します。*13 レジスタ番号の相対値を指定します。*14 FC1 と FC2の場合は 1バイトで 8コイル(レジスタ)含まれます。
TI 04L51B01-06JA
7-2 7.付録
2016.08.26-00
7.2.2 ファンクションコード3、4● リクエスト
要素 MBAP Header FC Dataバイト数 2 2 2 1 1 2 2コマンド要素
転送 ID プロトコルID
バイト数 ユニット ID フ ァ ン クションコード
開始レジスタ相対番号
レジスタ数
値 (16 進数) 任意 任意 0006 任意 03/04 n
● レスポンス要素 MBAP Header FC Data
バイト数 2 2 2 1 1 1 2 ・・・ 2コマンド要素
転送 ID プロトコル ID
バイト数 ユニットID
ファンクシ ョ ンコード
バイトカウント
レジスタ内容 1
・・・ レジスタ内容n
値 (16 進数) 任意 任意 2n+3 任意 03/04 2n
7.2.3 ファンクションコード5、6● リクエスト
要素 MBAP Header FC Dataバイト数 2 2 2 1 1 2 2コマンド要素
転送 ID プロトコルID
バイト数 ユニット ID フ ァ ン クションコード
レジスタ相対番号 *15
書 き 込 みデータ
値 (16 進数) 任意 任意 0006 任意 05/06
● レスポンス要素 MBAP Header FC Data
バイト数 2 2 2 1 1 2 2コマンド要素
転送 ID プロトコルID
バイト数 ユニット ID フ ァ ン クションコード
レジスタ相対番号
書 き 込 みデータ
値 (16 進数) 任意 任意 0006 任意 05/06
*15 レジスタ番号の相対値を指定します。
7.2.4 ファンクションコード15、16● リクエスト
要素 MBAP Header FC Dataバイト数 2 2 2 1 1 2 2 1 2 ・・・ 2コマンド要素
転送 ID プロトコル ID
バイト数
ユニット ID
ファンクションコード
レジスタ相対番号
レジスタ数
バイトカウント
データ1
・・・ データn
値 (16 進数) 任意 任意 2n+7 任意 0F/10 n 2n
● レスポンス要素 MBAP Header FC Data
バイト数 2 2 2 1 1 2 2コマンド要素
転送 ID プロトコルID
バイト数 ユニット ID フ ァ ン クションコード
開始レジスタ相対番号
レジスタ数
値 (16 進数) 任意 任意 0006 任意 0F/10 n
TI 04L51B01-06JA
7.付録 7-3
2016.08.26-00
7.2.5 エラーレスポンス● レスポンス
要素 MBAP Header FC Dataバイト数 2 2 2 1 1 1コマンド要素
転送 ID プロトコルID
バイト数 ユニット ID フ ァ ン クションコード *16
エラーコード
値 (16 進数) 任意 任意 0003 任意
*16 ファンクションコード (16 進数 )+80(16 進数 )の数が入ります。
● レスポンスのエラーコードエラーコード 意味 要因01 ファンクションコードエラー ファンクションコードが存在しません。02 レジスタエラー レジスタ領域が間違っています。03 データエラー データ領域が間違っています。07 書き込み内容にエラー 書き込み内容に間違いがあります。
TI 04L51B01-06JA
7-4 7.付録
2016.08.26-00
7.3 GX/GP/GMのレジスタマップGX/GP/GMのレジスタマップの一部を下記に示します。
レジスタ番号
レジスタ相対番号
分類 内容 設定値 型 Read/Write
GX/GP/GMの条件
1 0 入出力チャネル
チ ャ ネ ル 0001のデータ
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R/W R1
: : : : : :500 499 チ ャ ネ ル 0950
のデータ0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R/W
501 500 チ ャ ネ ル 0001のステータス
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
: : : : : :1000 999 チ ャ ネ ル 0950
のステータス0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
1001 1000 通信チャネル 通 信 チ ャ ネ ルC001 のデータ
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R/W R1/MC
: : : : : :1500 1499 通 信 チ ャ ネ ル
C500 のデータ0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R/W
1501 1500 通 信 チ ャ ネ ルC001 のステータス
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
: : : : : :2000 1999 通 信 チ ャ ネ ル
C500 のステータス
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
2001 2000 内部スイッチ 内 部 ス イ ッ チS001
0:OFF1:ON
Bitstring R/W R1
: : : : : :2100 2099 内 部 ス イ ッ チ
S1000:OFF1:ON
Bitstring R/W
100001 0 入出力チャネル
チ ャ ネ ル 0001のデータ
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R R1
: : : : : :100500 499 チ ャ ネ ル 0950
のデータ0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
100501 500 チ ャ ネ ル 0001のステータス
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
: : : : : :101000 999 チ ャ ネ ル 0950
のステータス0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
101001 1000 演算チャネル 演 算 チ ャ ネ ルA001 のデータ
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R R1/MT
: : : : : :101100 1099 演 算 チ ャ ネ ル
A100 のデータ0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
101501 1500 演 算 チ ャ ネ ルA001 のステ-タス
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
: : : : : :101600 1599 演 算 チ ャ ネ ル
A100 のステ-タス
0:データ 01:データ 0以外
Bitstring R
次ページに続く
TI 04L51B01-06JA
7.付録 7-5
2016.08.26-00
レジスタ番号
レジスタ相対番号
分類 内容 設定値 型 Read/Write
GX/GP/GMの条件
300001 0 入出力チャネル
チャネル0001のデータ下位ワー
ド
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R R1
300002 1 チャネル0001のデータ上位ワー
ド
INT32 R
: : : : : :300999 998 チャネル0950の
データ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R
301000 999 チャネル0950のデータ上位ワー
ド
INT32 R
301001 1000 チャネル0001のデータ下位ワー
ド
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R
301002 1001 チャネル0001のデータ上位ワー
ド
FLOAT R
: : : : : :301999 1998 チャネル0950の
データ下位ワード
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R
302000 1999 チャネル0950のデータ上位ワー
ド
FLOAT R
302001 2000 チャネル 0001のデータ
0-FFFF,※ 1 INT16 R
: : : : : :302500 2499 チャネル 0950
のデータ0-FFFF,※ 1 INT16 R
302501 2500 チャネル 0001のステータス
※ 2 INT16 R
: : : : : :303000 2999 チャネル 0950
のステータス※ 2 INT16 R
304001 4000 入出力チャネル(連続レジスタ)
チャネル0001のデータ下位ワー
ド
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R R1
304002 4001 チャネル0001のデータ上位ワー
ド
INT32 R
: : : : : :304199 4198 チャネル0910の
データ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R
304200 4199 チャネル0910のデータ上位ワード
INT32 R
304201 4200 チャネル0001のデータ下位ワード
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R
304202 4201 チャネル0001のデータ上位ワード
FLOAT R
: : : : : :304399 4398 チャネル0910の
データ下位ワード
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R
304400 4399 チャネル0910のデータ上位ワード
FLOAT R
次ページに続く
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7-6 7.付録
2016.08.26-00
レジスタ番号
レジスタ相対番号
分類 内容 設定値 型 Read/Write
GX/GP/GMの条件
304401 4400 入出力チャネル(連続レジスタ)
チ ャ ネ ル 0001のデータ
0-FFFF,※ 1 INT16 R R1
: : : : : :304500 4499 チ ャ ネ ル 0910
のデータ0-FFFF,※ 1 INT16 R
304501 4500 チ ャ ネ ル 0001のステータス
※ 2 INT16 R
: : : : : :304600 4599 チ ャ ネ ル 0910
のステータス※ 2 INT16 R
305001 5000 演算チャネル 演 算 チ ャ ネ ルA001 の デ ー タ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R R1/MT
305002 5001 演 算 チ ャ ネ ルA001 の デ ー タ上位ワード
INT32 R
: : : : : :305199 5198 演 算 チ ャ ネ ル
A100 の デ ー タ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R
305200 5199 演 算 チ ャ ネ ルA100 の デ ー タ上位ワード
INT32 R
305201 5200 演 算 チ ャ ネ ルA001 の デ ー タ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 FLOAT R
305202 5201 演 算 チ ャ ネ ルA001 の デ ー タ上位ワード
FLOAT R
: : : : : :305399 5398 演 算 チ ャ ネ ル
A100 の デ ー タ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 FLOAT R
305400 5399 演 算 チ ャ ネ ルA100 の デ ー タ上位ワード
FLOAT R
305401 5400 演 算 チ ャ ネ ルA001 のデータ
0-FFFF,※ 1 INT16 R
: : : : : :305500 5499 演 算 チ ャ ネ ル
A100 のデータ0-FFFF,※ 1 INT16 R
305501 5500 演 算 チ ャ ネ ルA001 のステータス
0-FFFF,※ 1 INT16 R
: : : : : :305600 5599 演 算 チ ャ ネ ル
A100 のステータス
0-FFFF,※ 1 INT16 R
308001 8000 本体ステータス
記録中 0:記録ストップ1:記録中
INT16 R R1
308002 8001 演算中 0:演算ストップ1:演算中
INT16 R
308003 8002 アラーム発生中 0:アラームなし1:アラーム発生
INT16 R
308004 8003 E メールスタート中
0:Eメールストップ1:Eメールスタート中
INT16 R
308005 8004 メモリエンド 0:内部メモリまたは外部記憶の容量あり1:内部メモリまたは外部記憶の容量少
INT16 R
308006 8005 画面からのログイン状態
0:ログインなし1:ログイン中
INT16 R
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7.付録 7-7
2016.08.26-00
レジスタ番号
レジスタ相対番号
分類 内容 設定値 型 Read/Write
GX/GP/GMの条件
308007 8006 本体ステータス
Modbus 通信異常
0:Modbus マスタまたはクライアントコマンド正常1:Modbus マスタまたはクライアントコマンド異常
INT16 R R1
308008 8007 ユ ー ザ 無 効 ステータス
0:ユーザ有効状態1:ユーザ無効状態
INT16 R R1/AS
400001 0 入出力チャネル
チャネル0001のデータ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R/W R1
400002 1 チャネル0001のデータ上位ワード
INT32 R/W
: : : : : :400999 998 チャネル0950の
データ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R/W
401000 999 チャネル0950のデータ上位ワード
INT32 R/W
401001 1000 チャネル0001のデータ下位ワード
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R/W
401002 1001 チャネル0001のデータ上位ワード
FLOAT R/W
: : : : :401999 1998 チャネル0950の
データ下位ワード
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R/W
402000 1999 チャネル0950のデータ上位ワード
FLOAT R/W
402001 2000 チ ャ ネ ル 0001のデータ
0-FFFF,※ 1 INT16 R/W
: : : : :402500 2499 チ ャ ネ ル 0950
のデータ0-FFFF,※ 1 INT16 R/W
402501 2500 チ ャ ネ ル 0001のステータス
※ 2 INT16 R/W
: : : : : :403000 2999 チ ャ ネ ル 0950
のステータス※ 2 INT16 R/W
404001 4000 入出力チャネル ( 連続レジスタ )
チャネル0001のデータ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R/W R1
404002 4001 チャネル0001のデータ上位ワード
INT32 R/W
: : : : : :404199 4198 チャネル0910の
データ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R/W
404200 4199 チャネル0910のデータ上位ワード
INT32 R/W
404201 4200 チャネル0001のデータ下位ワード
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R/W
404202 4201 チャネル0001のデータ上位ワード
FLOAT R/W
: : : : : :404399 4398 チャネル0910の
データ下位ワード
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R/W
404400 4399 チャネル0910のデータ上位ワード
FLOAT R/W
次ページに続く
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7-8 7.付録
2016.08.26-00
レジスタ番号
レジスタ相対番号
分類 内容 設定値 型 Read/Write
GX/GP/GMの条件
404401 4400 入出力チャネル ( 連続レジスタ )
チ ャ ネ ル 0001のデータ
0-FFFF,※ 1 INT16 R/W R1
: : : : : :404500 4499 チ ャ ネ ル 0910
のデータ0-FFFF,※ 1 INT16 R/W
404501 4500 チ ャ ネ ル 0001のステータス
※ 2 INT16 R/W
: : : : : :404600 4599 チ ャ ネ ル 0910
のステータス※ 2 INT16 R/W
405001 5000 通信チャネル 通 信 チ ャ ネ ルC001 の デ ー タ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R/W R1/MC
405002 5001 通 信 チ ャ ネ ルC001 の デ ー タ上位ワード
INT32 R/W
: : : :405999 5998 通 信 チ ャ ネ ル
C500 の デ ー タ下位ワード
0-FFFFFFFF,※ 1 INT32 R/W
406000 5999 通 信 チ ャ ネ ルC500 の デ ー タ上位ワード
INT32 R/W
406001 6000 通 信 チ ャ ネ ルC001 の デ ー タ下位ワード
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R/W
406002 6001 通 信 チ ャ ネ ルC001 の デ ー タ上位ワード
FLOAT R/W
: : : : : :406999 6998 通 信 チ ャ ネ ル
C500 の デ ー タ下位ワード
-9.9999E29 ~ -1E-30,0,1E-30~ 9.9999E29,※ 1
FLOAT R/W
407000 6999 通 信 チ ャ ネ ルC500 の デ ー タ上位ワード
FLOAT R/W
407001 7000 通 信 チ ャ ネ ルC001 のデータ
0-FFFF,※ 1 INT16 R/W
: : : : : :407500 7499 通 信 チ ャ ネ ル
C500 のデータ0-FFFF,※ 1 INT16 R/W
407501 7500 通 信 チ ャ ネ ルC001 のステータス
※ 2 INT16 R/W
: : : : : :408000 7999 通 信 チ ャ ネ ル
C500 のステータス
※ 2 INT16 R/W
408001 8000 内部スイッチ 内 部 ス イ ッ チS001
0:OFF1:ON
INT16 R/W R1
: : : : : :408100 8099 内 部 ス イ ッ チ
S1000:OFF1:ON
INT16 R/W
409001 9000 記録 記録スタート /ストップ
0:Read 時は常に 01:記録スタート2:記録ストップ
INT16 R/W R1
409021 9020 演算 演算操作 0:Read 時は常に 01:演算スタート2:演算ストップ3:演算リセット4:演算抜けステータス表示の解除
INT16 R/W R1/MT
409041 9040 全 ア ラ ー ムACK
全アラームACK 0:Read 時は常に 01:全アラーム出力解除
INT16 R/W R1
次ページに続く
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7.付録 7-9
2016.08.26-00
レジスタ番号
レジスタ相対番号
分類 内容 設定値 型 Read/Write
GX/GP/GMの条件
409042 9041 個別アラームACK
チャネルタイプ 0:Read 時は常に 01:入出力チャネル2:演算チャネル3:通信チャネル
INT16 R/W R2
409043 9042 チャネル番号 0:Read 時は常に 0入出力チャネル:1~ 6932演算チャネル:1~ 100通信チャネル:1~ 500
INT16 R/W
409044 9043 アラームレベル 0:Read 時は常に 01:アラームレベル 12:アラームレベル 23:アラームレベル 34:アラームレベル 4
INT16 R/W
409051 9050 トリガ起動 マ ニ ュ ア ル トリガ / マニュアルサンプル / スナップショット/強制タイムアップ
0:Read 時は常に 01:マニュアルサンプル実行2:マニュアルトリガ動作実行3:スナップショット実行4:表示データの強制タイムアップ実行5:イベントデータの強制タイムアップ実行
INT16 R/W R1
409052 9051 SNTP SNTP による時刻合わせ
0:Read 時は常に 01:マニュアル SNTP実行
INT16 R/W R1
409053 9052 E メール E メール送信スタート / ストップ
0:Read 時は常に 01:Eメール送信スタート2:Eメール送信ストップ
INT16 R/W R1
409054 9053 Modbus Modbus の手動復帰
0:Read 時は常に 01:Modbus クライアントの手動復帰2:Modbus マスタの手動復帰
INT16 R/W R1
409055 9054 相対時間タイマ
相対時間タイマのリセット
0:Read 時は常に 01:相対時間タイマ 1のタイマリセット実行2:相対時間タイマ 2のタイマリセット実行3:相対時間タイマ 3のタイマリセット実行4:相対時間タイマ 4のタイマリセット実行100:すべてのタイマリセット
INT16 R/W R1
409056 9055 マッチタイムタイマ
マッチタイムタイマのリセット
0:Read 時は常に 01:マッチタイムタイマ 1のタイマリセット実行2:マッチタイムタイマ 2のタイマリセット実行3:マッチタイムタイマ 3のタイマリセット実行4:マッチタイムタイマ 4のタイマリセット実行100:すべてのタイマリセット
INT16 R/W R1
409101 9100 タイムスタンプ
年 0~ 65535 INT16 R R1409102 9101 月 1~ 12409103 9102 日 1~ 31409104 9103 時 0~ 23409105 9104 分 0~ 59409106 9105 秒 0~ 59409201 9200 フ リ ー メ ッ
セージ / プリセ ッ ト メ ッセージ
書き込み方法 0:Read 時は常に 01:プリセットメッセージ書き込み2:フリーメッセージ書き込み
INT16 R/W R1
409202 9201 メッセージ番号 0:Read 時は常に 01 ~ 100:メッセージ番号(プリセットメッセージ:1~ 100,フリーメッセージ:1~ 10)
INT16 R/W
409203 9202 書き込み先 0:Write 時は全グループ指定 ,Read 時は常に 01~:指定画面グループ番号
INT16 R/W
次ページに続く
TI 04L51B01-06JA
7-10 7.付録
2016.08.26-00
レジスタ番号
レジスタ相対番号
分類 内容 設定値 型 Read/Write
GX/GP/GMの条件
409204 9203 フ リ ー メ ッセージ / プリセ ッ ト メ ッセージ
バッチグループ番号
0:Read 時は常に 01~:バッチグループ番号
INT16 R/W R1
409205 9204 フリーメッセージ
1レジスタにつき ASCII 文字列2文字半角最大 32 文字 ( 最後に終端文字 `\0') プリセットメッセージの場合は無効文字コードはUTF-8
INT16 R/W
: : : : :409221 9220 フリーメッセー
ジINT16 R/W
409301 9300 バッチ / ロット番号
ロ ッ ト 番 号 のデータ下位ワード
0~ 99999999 INT32 R/W R2
409302 9301 ロ ッ ト 番 号 のデータ上位ワード
409303 9302 バッチ番号 1レジスタにつき ASCII 文字列2文字半角最大 32 文字 ( 最後に終端文字 `¥0')文字コードはUTF-8
INT16 R/W: : : : :
409319 9318 バッチ番号 INT16 R/W
◇ 拡張ユニットのレジスタマップの詳細はGX/GP/GMのユーザーズマニュアルをご参照ください。◇ 各分類に対して,連続アクセスできるレジスタとできないレジスタがあります。詳細はGX/GP/GMのユー
ザーズマニュアルをご参照ください。
※ 1 特殊なデータ値特殊なデータ値の種類 Int16型(16進) Int32型(16進) Float型(16進) Bit型(16進)
スキップ 0000 00000000 00000000 0+オーバ 7FFF 7FFFFFFF 7F800000 0-オーバ 8000 80000000 FF800000 0+バーンアウト 7FFF 7FFFFFFF 7F800000 0-バーンアウト 8000 80000000 FF800000 0
Log スケールデータの扱いについて(R2/LG)Float 以外の型の場合は、仮数部の 2桁または 3桁の整数に変換されます。
※ 2 チャネルステータス
エラーコード 意味0 エラーなし1 スキップ2 +オーバ3 ーオーバ4 +バーンアウト5 -バーンアウト6 A/Dエラー7 Invalidデータ16 演算エラー17 通信エラー
5ビット 4ビット
ステータス情報 アラーム一覧
0
予備領域
エラーコード
RJCエラーA/D校正値エラー
0 0 0 0
レベル1レベル2
レベル3レベル4
2Byte
上位 下位
<リリースナンバー>R1:リリース 1R2:リリース 2
<付加仕様>/MT:演算機能/MC:通信チャネル機能/AS:拡張セキュリティ機能/LG:Logスケール
i
技術資料 改訂情報資料名称 : GX/GP/GM シーケンサとの Ethernet 通信(MELSEC-Q シリーズ)
資料番号 : TI 04L51B01-06JA
2014年12 初版新規発行
2016年8 2版ストップ時データの誤記訂正 (ページ 5-2、ページ 5-26)
■著作者 横河電機株式会社■発行者 横河電機株式会社 〒 180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
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