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The Light Closest to the Sun

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The Light Closest to the Sun

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REALISTIC RENDITIONTRI-R brings out the true texture of materials.

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太陽に、もっとも近い光

太古より、私たちは自然の光の下で暮らしてきました。

LED という新しい光源に移り変わった現在でも自然光の下で暮らし、ものを見る

ことに変わりはありません。人類の DNA に刻まれた自然の光は、私たちの視覚や

感性に深く結びつき、ものをあるがままに鮮やかに照らします。そして私たちの

心と身体に安らぎと癒しを与えます。

TRI-R は最先端の紫発光 LED 技術と特許技術の蛍光体を組み合わせて、自然光の

スペクトルを再現した次世代の LED 光源です。

TRI-R は健康で心豊かな生活環境を彩る、上質な光を示すシンボルです。

Brand management by

http://tol-studio.com

Powerd by

http://www.toshiba-tmat.co.jp

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光源によるスペクトル特性の違い

TRI-Rの発光の仕組み

TRI-Rの蛍光体技術とは

白熱灯以外の照明光源の多くは、光の三原色により白色光がつくられる仕組みを利用しています。一般的なLED や蛍光灯もこの仕組みを利用していますが、白色に見える光のスペクトルには強い偏りや欠落が存在します。TRI-R は紫色 LED と独自の蛍光体技術の組み合わせにより、偏りや欠落のない、自然でなだらかな連続スペクトルを持った白色光をつくっています。

蛍光体には、光が当たると当てられた光よりも長い波長の光を発する特徴があり、それを励起発光と呼びます。この励起光によって光の三原色をつくり、人の眼に白色に見える光を生成しているのが白色LEDの仕組みです。一般的なLEDは青色LEDの光と励起光の組み合わせで白色光をつくりますが、TRI-Rは紫色LEDからの発光をすべて励起光に変換することで、自然でなだらかな連続スペクトルを持った白色光を実現しています。

SunlightSunlight

SunlightSunlight

一般的なLED (B+YR)

一般的なLED(B+YR)

蛍光灯

TRI-R

SunlightSunlight

400 500 600 700 400 500 600 700

400 500 600 700

TRI-R

蛍光体(Blue, Green, Red)

蛍光体(Yellow, Red)

さまざまな波長の励起発光を起こす蛍光体の研究と蓄積されたノウハウをもとに、紫 LED から白色光を生成するために最適な蛍光体のブレンド技術を開発。

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Incident

Reflection TRI-RTRI-R

IncandescentIncandescent

Ordinary LED (B+YR)Ordinary LED (B+YR)

Incident

Reflection

Incident

Reflection

TRI-R

TRI-R

色度(拡大表示)

色度(拡大表示)

白熱灯

白熱灯

一般的な LED(B+YR)

一般的な LED(B+YR)

Incident

Reflection TRI-RTRI-R

IncandescentIncandescent

Ordinary LED (B+YR)Ordinary LED (B+YR)

Incident

Reflection

Incident

Reflection

演色性では評価できない色

金 | 美術館、宝飾店

「演色性」とは照明で物体を照らすときに、自然光が当たったときの色をどの程度再現しているかを示す指標で一般的に平均演色評価数(Ra)が用いられ、100 に近いほど演色性が高いと評価されます。近年では、より人の感性に近い評価基準として「Color Quality Scale」(Qa)が用いられることもありますが、TRI-R は Ra、Qaともに 97 という非常に高いスコアをマークしています。しかし一方で、Ra や Qa はスペクトルをデジタルに定義した人工的な指標とも言え、自然界にあるすべての色を定義することはできません。そのため、光源のスペクトルに強い偏りや欠落があると、演色性を正しく評価することができません。TRI-R は、太陽光のように自然でなだらかな連続スペクトルを持つため、複雑な反射光で構成される金色や、血液が皮膚を透けて見える淡い肌色などの「演色性」で評価することが難しい繊細な色も、太陽光の下と変わらない、つまり人の眼から見て自然な色と鮮やかさで表現すことができます。

金の反射スペクトルは、全域にかけてなだらかな吸収と400 ~ 500nm 付近の反射に特徴があることが分かります。B+YR 形式の LED では短波の反射が足らず、450nm 付近

(ブルーピーク)の強度が高いため、緑側に振れた演色性となります。

肌 | 店舗、病院、オフィス肌の反射スペクトルは、500 ~ 600nm 付近の吸収が大きいことが分かります。B+YR 形式の LED では 550nm 付近と450nm 付近(ブルーピーク)の強度が高いため、緑側に振れた演色性となります。

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8 Peter Paul Rubens "Self-portrait" 1623, Royal Collection

真実を描写する

絵画を照らす照明は、作者がキャンバスに描画したときの光の環境がもっとも好ましいと言えます。例えば、絵の奥行きを色彩によって表現する場合、作者はその環境の光の下で遠近を引き立たせる色遣いで描写します。したがって、その作品を鑑賞する際にも作者が描写した環境と同じ光の下に展示することが最適だと考えられます。そして、当然ですが人工照明のない時代の環境の光とは「太陽光」が基本となります。偏りや欠落のない連続スペクトルを有する TRI-R は、「太陽光」の下と同じように自然な色彩とコンラスト、立体感を忠実に再現します。

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絵画表現の最も基本的、かつ最も難しい対象の一つは「人肌」だと言われています。ルーベンスが描いた人肌は「透き通った肌」と評され、後世の画家達がミメーシス

(模倣)を試み続けた肌色は、何層にも塗り分けられた色表現で作り上げられています。このバロック最高峰の画家は、繊細な肌色のグラデーションを縦横に使い分けることにより、人物の皮膚の裏に秘められた内面を見事に描き出しました。当時、唯一の空間照明であった太陽の下、画家が感動を込めて表現したかった真の人物像を、私たちは太陽光にもっとも近い光で見ることが出来ます。400 年の時を経て尚褪せることのないルーベンスの生き生きとした人肌は、TRI-R の光を受けて再び美しく輝きます。

Peter Paul Rubens "The Abduction of Ganymede" Schwarzenberg Palace, Vienna

Peter Paul Rubens "Portrait of Clara-Serena Rubens" ca. 1616 Liechtenstein Museum, Wenen

Peter Paul Rubens "The Abduction of Ganymede" Schwarzenberg Palace, Vienna

Peter Paul Rubens, Portrait of Clara-Serena Rubens, ca. 1616 Liechtenstein Museum, Wenen

Pietro Paolo Rubens e la nascita del Barocco

Palazzo Reale, Milano,26 Ottobre 2016 – 26 Febbraio 2017

一般的なLED (B+YR)

一般的なLED (B+YR)

TRI-R

TRI-R

絵画の表現力

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優れた視認性

TRI-R は演色性だけでなく、視認性にも優れています。光は波長が短いほどエネルギーが高く、空気中や眼球内での散乱が大きくなります。一般的な LED のスペクトルには、白色光をつくる際に使用する青色の透過光による波長の山「ブルーピーク」が発生します。このブルーピークが眼精疲労や頭痛、睡眠障害などを引き起こす原因の一つとして世界的に懸念されています。

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@160,000 lux@160,000 lux

網膜

水晶体

Blue light [380~500nm]

角膜

波長が 380 ~ 500nm の青色光(ブルーライト)は、可視光線の中でもっとも波長が短く、強いエネルギーを持っているため、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。この光の散乱は眼球内でも引き起こされ、ブルーライトを含む光源からの光が眼球に入ることで、眩しさやぎらつきを感じます。

TRI-R はブルーピークを持たないため、非常に高い照度の下でもぎらつかず、明確な視認性を提供できます。

光の散乱とは

光の散乱の比較

一般的なLED (B+YR)TRI-R

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ヒトに優しい光

TRI-R は朝日から夕暮れまで、一日の太陽光を再現しています。色温度の変化だけではなく、その時間の太陽光のスペクトルを正確に再現するように調整されているため生体リズムに適した光を提供できます。

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SunlightSunlightSunlightSunlight

SunlightSunlight

朝日 4000K 正午 5000K 夕日 2700K

2700K Sunlight2700K Sunlight

4000K Sunlight4000K Sunlight

5000K Sunlight5000K Sunlight

TRI-R は、一般的な LED では難しいキャンドルの炎の色温度(2000K)から、正午の太陽の色温度(6500K)まで非常に幅広い色温度を実現し、そのすべての色温度において太陽光のスペクトルを再現しています。この広範囲な色温度と太陽光スペクトルの再現により、自然光の入る空間において外光と室内の色温度を合わせた照明計画や、キャンドルと同じ光に包まれたリラックス空間を実現することができます。また、一日の太陽の色温度とスペクトルを連続的に推移させ、サーカディアンリズム(24 時間周期の生体リズム)に適合した照明システム、白熱灯と変わらない極めて自然な調光調色など、様々な可能性を実現することができます。

自然で広範囲な色温度

太陽光再現スペクトルを応用したサーカディアンシステム

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インゴ・マウラー氏 Mr. Ingo Maurer

マルコ・ピヴァ氏 Arch. Marco Piva

フランチェスコ・ムラーノ氏 Arch. Francesco Murano

デザイナー/ブランドオーナー

建築家/ライティングデザイナーミラノ工科大 デザイン学部 助教授

建築家

© Artcurial

有識者からのメッセージ

白熱電球は特別なものです。なぜなら、そのフィラメントが火を思い起こさせるからです。火は自然の光源ですが、人間は古代からそれを利用し制御しています。その暖かさにより、私たちは安心します。LED 照明や蛍光電球から発せられる光は、白熱灯と同じ雰囲気を作り出すことに成功していません。近年、LED の品質がとても良くなったため、多くの場合、白熱電球やハロゲン電球を LED に置き換えることが可能になってきています。しかし、ここで重要なのは「高品質」であることです。LED はデザイナーに数多くの新しい可能性を提供し、今では非常に薄く、フラットな作品を作ることができるようになりました。2000 年代初期、私たちは LED なしで実現できなかったであろう多くの新しいデザインを発表しました。しかし、それでも私は電球の形、暖かな光を愛しています。色々な種類のパンを食べたり、エネルギー消費量の異なる様々な車に乗ったりするのと全く同じように、私たちは、それぞれ質の異なる様々な光源を使い分ける余地があるべきだと考えています。 TRI-R 電球の光には、まだ驚いています。なめらかに暗くなり、光量を上げると白く明るくなり、また暗くなるときには、電球の中心の明るい点が美しい赤い色味に変わります。エンジニアに会ってプロトタイプを見せてもらうまでは、私は常に疑っていたのですが。素晴らしい功績だと思います。ブラボー !

「光のデザインは闇との戦いです」建築において光をデザインするとき、私は絵画、特にルネッサンス期の絵画を参考にします。私はいつも絵画の光に魅了されてきました。そこでは、光は決して取るに足らない存在ではなく、技術や光学、または感覚的な側面を超えて、状況や気分を強調し、感情や精神に強力に働きかけ、物語的な要素として、常に劇的な効果を生み出しています。

光はまるで変化し続ける魔法の世界のようであり、私はその機能と感情の間に生まれる未来のシナリオに取り憑かれています。私が取り組む「建築からデザイン」までのプロジェクトには、光が建築や空間に与える表情の変化や、素材に与える効果についての研究という側面があります。

私が照明に関連するいくつかのプロジェクトで取り組んできたことは、まさにこの光がテーマです。照明は単に空間に光を灯すという機能だけではなく、空間のなかで大きな振動のような広がりを持って解放されるのです。

少し前までの LED には技術的な問題があり、私がプロジェクトに求める光としては、品質が追いつていませんでしたが、最近では人に知覚される演色性の値(Ra)にも見られるように、大分改良されつつあると感じています。展示会シーンにおいて見られる大きな特徴としては、LED によってもたらされた最大の変革である寿命の延長により、メンテナンスの問題が大きく改善されました。これまでのハロゲン電球では、電球交換時の種類選定に間違いが起こりやすく、同じ空間に異なる電球が存在するという問題が多々見られていました。TRI-R を使った時に一番感じたのは色の表現力の違いです。演色性が高いという理由もありますが、暖かい光と冷たい光、色温度の異なる2色の光源を混ぜて使った結果、色をどう知覚するかという感覚的なところで、全く違う結果が出てきたと感じています。TRI-R を用いたところ色が明らかに輝きを持って出てきました。この理由はやはり、太陽光を再現した連続スペクトルであるところに帰すものだと考えます。

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クリスチャン・カヨーヘン教授 Prof./Dr. Christian Cajochen

岡村 均教授 Prof./Dr. Hitoshi Okamura

ボローニャ大学 University of Bologna

バーゼル大学 時間生物学 教授

京都大学大学院 薬学研究科 システムバイオロジー分野 教授

光に魅せられ始めたのは 20 年ほど前のことになります。光は世界で最もありふれたもので、私たちに特に影響を及ぼさないものだと一般的に考えられています。しかし、睡眠にとって(特に光が見えない人々にとって)光がいかに重要であるかを理解し始めた時に、私は光が睡眠に影響を及ぼしうること、そして光がサーカディアンリズム(24 時間周期の生体リズム)に影響する最も強力な「薬」であるということに魅了されました。毎日のサーカディアンリズムを調整するために、光ほど強力な療法はありません。私にとって、光とは薬のようなものです。白熱灯に慣れ親しんでいる多くの人たちは白熱灯が戻ってくるのを望んでいますが、私は LED が将来の光となると考えています。照明を制御するように、LED がどんな光でも出せるようになれば良いと考えています。LED には、例えば家庭、学校、病院、美術館など、様々な場所に配置できる大きなポテンシャルがあり、色温度や輝度を特定することもできます。そうした理由で、LED の今後はとても明るいものとなるでしょう。私は太陽光の推移を再現した照明ソリューションにとても興味があります。光の色や強度、およびその時間的な力学が、サーカディアンリズムと睡眠へ与える影響として、どれほど重要であるかを見つけ出すことに興味があります。

サーカディアンリズム(24 時間周期の生体リズム)は地球から私たちへの贈り物であり、私たちを太陽の動きと同期させる体内時計は、生命の誕生と共に与えられたものです。前世紀末に発見された時計遺伝子によって構成される生体時計は、人間の生理現象と代謝のサイクルをコントロールします。睡眠サイクルは最も重要なサーカディアンリズムで、生体時計は私たちに「今、あなたは起床する時間です」「今、あなたは眠るべき時間です」とささやきます。私たちの生体時計を調節する時計遺伝子は、毎朝太陽の光を浴びることでリセットされます。夜遅くまで光を浴び続けると時計遺伝子を混乱させ、細胞再生と代謝の秩序を破壊します。その結果として高血圧や肥満、他の生活習慣病のリスクを増加させ、健康が害されることにつながります。私たちの生体時計は、現代の昼夜を問わず活動する生活環境に立ち向かっています。液晶テレビやスマートフォン、PC などの LED を用いたデバイスは、ブルーライトを過度に含むため、青色の感光細胞を興奮させて時計遺伝子を混乱させます。私たちは、自律神経神経を混乱させて、病気を促進するこれらの異常な刺激(ブルーライト)を避ける必要があります。もし、あなたの身体が求める自然なリズムに従って生活をするなら、毎朝目が覚める度に健康に生まれ変わります!

TRI-R は、屋内の照明システムのコンポーネントとして人への福祉に貢献するだけではなく、屋内緑化のための植物、例えば壁面緑化や観葉植物などへの用途にも、より自然な環境を提供できるでしょう。

低発熱の光源は、演出効果や省エネルギーの観点から、植物の中に置かれる環境照明として適しています。さらに、優れたエネルギー効率およびスペクトル特性は、商業用の温室の照明システムの効率を最大化するために有効に利用できます。とりわけ「自然な」スペクトルは植物の優れた感覚刺激特性を生み、美しさと寿命を増大させるために寄与するでしょう。

マリア・エヴァ・ジョルジョーニ教授ボローニャ大学 農業科学学部 教授

欧州で最も歴史あるボローニャ大学が、TRI-R の光を研究に使用することに大変興味を持っています(農業科学、建築、エンジニアリング、医学、文化遺産、生物工学、獣医…)

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