tk 1315 gps受信機のコマンド

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Page 1: Tk 1315 gps受信機のコマンド

TK-1315GPS受信機のコマンド

2014-07-23

Katsuhiro MORISHITA

(2011年作成の資料を元にスライド化)

Page 2: Tk 1315 gps受信機のコマンド

目的• TK-1315 GPS受信機のコマンドフォーマットがデータシートに記載されていなかったので調査を行った

Page 3: Tk 1315 gps受信機のコマンド

コマンドの調べ方• PC側の制御ソフトの出力を別ポートで監視

制御側 COM モニタ側 COM

Page 4: Tk 1315 gps受信機のコマンド

確認できたリセットコマンド• 以下に示すコマンドの最後に改行コードの0x0d 0x0a

(CR LF)を付加することで正常なコマンドとして認識される

リセットの種類 コマンドフォーマットホットスタート $PUNV,START,HOT*0E

ウォームスタート $PUNV,START,WARM*54

コールドスタート $PUNV,START,COLD*59

Page 5: Tk 1315 gps受信機のコマンド

出力センテンスと通信速度の変更コマンド

• 下図における1番はGPS受信機固有の識別子であり、2

番は通信速度・出力センテンスの変更コマンドであることを示している。3番から6番はユーティリティソフトでは使用されていない。ただし、6番は本来出力周期[ms]

を表していると考えられる。7番が通信速度で8番が出力センテンスの設定を表している。7番と8番以外のパラメータを下手にいじると動作しなくなる可能性がある。9番は“*”の前までの垂直パリティである。

$PUNV,CONFIG,00,0000,00,1000,38400,1D*70

1 2 3 4 5 6 7 8 9 4

Page 6: Tk 1315 gps受信機のコマンド

通信速度の変更• GPS受信機の通信速度を変更するためには、前ページに示したフォーマット中の7番に通信速度値を代入する形で良い。ただし、メーカが用意したユーティリティソフトは4800, 9600, 19200, 38400, 56700, 115200 bpsしか用意していないのでこれ以外の値をセットすることは避けた方が良いと考えられる。

Page 7: Tk 1315 gps受信機のコマンド

出力センテンスの変更• センテンスは1Byte中の該当するビットを1にセットすることで出力を制御できる。ビット位置とセンテンスの対応を以下に示す

ビット位置 種類MSB 7 DTM

6 ZDA

5 VTG

4 RMC

3 GSV

2 GSA

1 GLL

LSB 0 GGA

Page 8: Tk 1315 gps受信機のコマンド