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(株)オレンジ・ジャパン TPMS HT430BLE (総合版)Ver3.0
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株式会社 オレンジ・ジャパン
HT430 BLE 取扱説明書
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目 次
※ ご注意事項 .............................................................................................................. 3 1 HT430BLE 仕様 ........................................................................................................ 5 2 必要工具 ................................................................................................................. 6 3 HT430BLE システム構成 ............................................................................................ 7 4 HT430BLE 部品構成 .................................................................................................. 9 5 主なパーツの取付け寸法 .......................................................................................... 11 6 取り付け手順 ......................................................................................................... 12 7 機能詳細 ............................................................................................................... 13 8 ボタン型 LED 警告灯 .............................................................................................. 14 9 その他の表示方法 ................................................................................................... 16 9-1 端末機器(Android システム 5.0 以上) .................................................................. 16 9-2 LCD 固定モニター ............................................................................................... 16 9-3 車載モニター連携 ............................................................................................... 16 10 表示画面と各設定変更方法 ....................................................................................... 17 10-1 認識番号変更(ナンバリング機能) ..................................................................... 19 10-2 タイヤレイアウト変更 ...................................................................................... 19 10-3 ローテーション ............................................................................................... 20 10-4 TPMSの設定 ............................................................................................... 22 10-5 空気を抜いて行う方法 ...................................................................................... 23 10-6 ID を登録して行う方法 ..................................................................................... 24 11 センサー(送信機)取り付け .................................................................................... 25 11-1 センサー位置とセンサー番号について .................................................................. 25 11-2 センサー(送信機)の設置................................................................................. 26 12 電装機器の取り付................................................................................................... 30 12-1 ボタン型 LED 警告灯 ........................................................................................ 30 12-2 ECU の取り付け............................................................................................... 30 12-3 電源の接続 ..................................................................................................... 30 12-4 固定型 LCD モニター/車載機器連携の配線 ............................................................ 31 12-5 CAN バスケーブルの配線 .................................................................................. 32 12-6 受信機の取り付け ............................................................................................ 33 13 取り付け治具 ...................................................................................................... 36
保証書 / 作業確認項目-・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35,36
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このたびは、「HT430BLE」をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。説明書をよくお読みのうえ、正しく安全にお使いください。保証書は「お買い上げ日・販売店名」などの記入を確かめ、説明書と共に大切に保管してください。
※ ご注意事項
<使用上のご注意>
■ 視界や運転を妨げる場所 ※ 、同乗者に危険をおよぼす場所には、取り付けない 交通事故やけがの原因となります。※ステアリング・シフトレバー・ブレーキペダル付近など
■ エアバッグの動作を妨げる場所には、取り付けや配線をしない エアバッグが動作しなかったり、動作したエアバッグで本機や部品が飛ばされ、死亡事故の原因となります。車両メーカーに作業上の注意事項を確認してから作業を行ってください。
■ 分解や改造をしない 特に、コードの被覆を切って他の機器の電源を取るのは、絶対におやめください。交通事故や火災、感電、故障の原因となります。
■ 高温になる場所 ※ に取り付けない 火災や故障の原因となります。※直射日光やヒーターの熱風などが直接あたるところ
■ コードを破損しない 断線やショートによる火災や感電、故障の原因となります。
●傷つける、無理に引っ張る、折り曲げる、ねじる、加工する、重いものを載せる、熱器具へ近づける、車の金属部や高温部に接触させるなどしない。
●車体やねじ、可動部(シートレールなど)へ挟み込まないように引き回す。 ●ドライバーなどの先で押し込まない。
■ 振動や傾きのある不安定な場所には、取り付けない 走行中に外れ、交通事故やけがの原因となります。
■ 水のかかる場所や湿気・ほこり・油煙の多い場所に取り付けない 水や油煙などが入ると、発煙や発火、故障の原因となります。
■ 本機の通風孔をふさがない 内部に熱がこもり、火災や故障の原因となります。
■ 故障や異常な状態のまま使用しない 画像が映らない、音が出ない、異物が入った、水がかかった、煙が出る、異音・異臭がする場合は、ただちに使用を中止してください。事故や火災、感電の原因となります。
■ ヒューズは、必ず規定容量品を使用し、交換は専門技術者に 依頼する 規定容量を超えるヒューズを使用すると、火災や故障の原因となります。
■ 落下させる、たたくなど、強い衝撃を与えない 故障や火災の原因となります。
■ 運転者は走行中に操作をしたり、画像や表示を注視しない 安全な場所に停車し、サイドブレーキを引いた状態でご使用ください。交通事故の原因となります。
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<取り付けのご注意>
本機の取り付けには、専門技術と経験が必要です。お買い上げ店での取り付けをお勧めします。 ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。お読みになった後も、説明書を手元に置いてご使用ください。 説明書の指示を守らなかった事による不具合に対して、当社は責任を負いかねます。 内容をよく理解してから本文をお読みください。
本製品の取り付けおよび取り付けの変更は、必ずお買い求めの販売店または弊社にご相談下さい。
取り付け説明書で指定された通りに接続して下さい。 正規の接続を行わないと、火災や事故の原因となる事がございます。
必ず付属の部品を指定通りに使用して下さい。 指定以外の部品を使用すると、機器内部の部品を痛めたり、しっかりと固定できずに外れたりして、事故や故障などの原因となる事があります。
車体に穴を開けて機器の取り付けあるいはコードの配線を行ったときは、開けた穴の隙間やコードとの隙間をシリコン接着剤などで密封して下さい。 排気ガスや水などが隙間から室内に浸入して事故などの原因となる事があります。
コード類の配線終了後は、コード類をクランプや絶縁テープで固定して下さい。 コード類が車体部分との接触により、すりきれてショートし、事故や火災の原因となる事があります。
警告
注意
本製品はタイヤ空気圧/温度をモニタリングするシステムです。 その他の用途には使用しないで下さい。
配線作業中は、バッテリーのマイナス側ケーブルを外して下さい。 ショート事故による感電やケガの原因となります。
本製品を分解・改造等しないで下さい。 事故や火災、感電の原因となります。
車体に穴を開けて取り付ける場合は、パイプ類やタンク、電気配線などの位置を確認した上、これらと干渉や接触することがないよう注意して下さい。また、加工部のサビ止めや浸水防止の処置を施して下さい。
接続コード類の配線は高温部を避けて下さい。 コード類の被覆が溶けてショートし、事故や火災の原因となります。特にエンジンルーム内の配線には注意して下さい。
コード類は、運転操作の妨げとならないよう、テープなどでまとめて下さい。
注意
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1 HT430BLE 仕様
HT430BLE センサー(送信機) 仕様
電池寿命 3 ~ 4 年(但し期間を保証するものではありません) センサー保存温度 -40℃ ~ 125℃ センサー作動温度 -30℃ ~ 110℃ センサー作動湿度 最大 95%
センサー作動周波数 315MHz 日本電波法に準する。 圧力測定範囲 0 ~13bar 圧力誤差範囲 正常圧力状態で 0.24bar 温度誤差範囲 ± 4℃ (一般環境)
電池容量 480mAh センサー重量 27g ± 3g
HT430BLE_ECU(主機 C1) 仕様
作動電圧 DC12V ~ 24V(入力電圧可能範囲:9V~35V) ブルートゥースバージョン Bluetooth4.0
作動電流 < 30mA 保存温度 -40℃ ~ 85℃ 作動温度 -30℃ ~ 75℃ 作動湿度 最大 85%
防水レベル IP5K0 サイズ 96mm×84.8mm×34.4mm 重 量 115g
HT430BLE_ECU(副機 C2) 仕様
作動電圧 DC12V ~ 24V(入力電圧可能範囲:9V ~ 35V) 作動電流 < 30mA 保存温度 -40℃~ 85℃ 作動温度 -30℃~ 75℃ 作動湿度 最大 85%
防水レベル IP5K4K サイズ 78.2mm×63.2mm×22mm 線⾧:100mm 重 量 113g ※副機はトレーラー等車両時使用
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2 必要工具 <センサー設置での必要工具> 専用エアバルブにてセンサーを設置する際には「T 型トルクスレンチ」が必要となります。 <メモ> 導入後、センサー交換時(破損・電池寿命)やメンテナンス等の際に必要となる工具です。
HT430BLE 受信機 仕様
作動電圧 DC12V ~ 24V(入力電圧可能範囲:9V ~ 35V) 作動電流 < 30mA 保存温度 -40℃ ~ 85℃ 作動温度 -30℃ ~ 75℃
防水レベル IP5K4K サイズ 78.2mm×63.2mm×22mm 線⾧:100mm 重 量 113g
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3 HT430BLE システム構成
ボタン型 LED 警告灯 運転室内に設置 TPMS_ECU(主機 C1) 運転室内に設置 レシーバー(受信機) 装着しているホイールの付近、フレームに設置 センサー(送信機) ホイールごとに設置
HT430BLE 構成例(トラック/バス等)
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※ トレーラー車両等への装着の場合、連接機部品の設置が必要となります。
ボタン型 LED 警告灯 運転室内に設置 TPMS_ECU(主機 C1) 運転室内に設置 TPMS_ECU(副機 C2) トレーラー側に設置 レシーバー(受信機) 装着しているホイールの付近、フレームに設置 センサー(送信機) ホイールごとに設置
HT430BLE 構成例(トレーラー車両等)
ECU副機
ECU副機
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4 HT430BLE 部品構成
NO 画 像 部 品 名 称 概 要 数量
A
ボタン型 LED 警告灯 (ブザー含め)
情報の表示部、インターフェースとして、車内に設置します。
1 個
B
TPMS_ECU(主機) (HT430-C1)
センサー情報を保存し、データをモニターに伝送するコントロールパーツです。 ※デジタルタコグラフとの連動の際は RS232 を使用。
1 個
C
TPMS_ECU(副機)
(HT430-C2) ※ トレーラー等装着時
トレーラーのセンサー情報保存、トレーラー入れ替える時など等と自動的に認識する ECU 副機となります。
1個
D
受信機(中間用) (HT430-R-M)
センサーからの空気圧/温度情報を受信する機器です。受信した情報を TPMS ECUに送信します。
1~ 複数
E
受信機(終端用) (HT430-R-E)
センサーからの空気圧/温度情報を受信する機器です。受信内容を TPMS ECU に送信します。最終部等に使用する受信機で終端として使用されます。
1個
F
電源コードセット (Power Line)
TPMS ECU・受信機に電源供給する用電源ケーブルです。入力電圧範囲は 9V~36V です。
1 本
G
Can バスケーブル (7m/10m/15m)
受信機と TPMS ECU の間に電源/信号を伝送するものです。
複数本
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H
センサー (送信機)
専用エアバルブもしくは専用ベルトにてホイールに設置します。タイヤ空気圧とタイヤ温度を測定し、無線で受信機に送信します。
複数
I
専用エアバルブ (センサー設置器具)
センサーをホイール設置する際の専用のエアバルブです。タイヤチェンジ・センサーの交換時に、バルブ部分は新しく交換することを勧めます。
複数本
J
専用ベルト (センサー設置器具)
センサーをホイールに設置する際の専用ベルトです。タイヤチェンジ・センサーの交換時に、新しく交換することを勧めます。
複数本
<HT430BLE システム取り付け> 1. 商品取り付けには 2 つの作業工程が必要です。
(赤枠)電装機器設置(A~G)ホイール設置(H~J) 2. センサー(送信機)(H)送信機はホイールに取付け、受信機(D~E)は車外に設置します。
<受信機とECU(主機)/ECU(副機)見分け方> (受信機)及び ECU(主機/副機)にはそれぞれ「用途別 部品 NO.」がシール記載されています。 ※ 作業前に必ず各機器を確認して下さい。
HT430BLE - C1 EUC (主機 C1)
HT430BLE – C2 ECU(副機 C2)トレーラ用
HT430 R - M 受信機R-M(中間用)
HT430 R - E 受信機R-E(終端用)
本製品は専門業者による取付けをお勧めいたします。このシステムは、ワイヤレス無線周波数(RF)製品です。そのため、劣悪な環境条件・誤操作、もしくは誤った取付けが原因で信号を受信できない場合があります。
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5 主なパーツの取付け寸法
(単位:mm)
① ボタン型 LED 警告灯 ② ECU(C1)
③ レシーバー(受信機) ④センサー送信機
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6 取り付け手順 HT430BLE 機器の取り付けは大きく分けて 2 つの作業工程が必要となります。
① タイヤ脱着によるセンサーの設置作業 ② 電装機器類の設置作業
(注)該当システムの取付けは専門技術保有技術者により、取付け作業を行ってください。 センサーの取付けは、タイヤ専門店か自動車整備士による取付け作業が必要です。 電装系(赤枠)の装着は電装関係担当者による作業が必須です。 <メモ> 2 作業工程(電装装着・タイヤ脱着)は同時並行にて作業をするのが効率良く装着が可能ですが、別々の工程にて行う事も可能です(その際、どちらを優先的に作業する規定はございません)
TPMS_ECU
(主機)設置
連接機
設置
作
動
確
認
センサー
設置
LED ボタン
設置
CAN ケーブル
引き回し
受信機
設置
タ
イ
ヤ
系
ト
ラ
ッ
ク
・
バ
ス
トレーラー
受信機
設置
TPMS EUC
(副機)設置
「電装系+タイヤ系」の双方装着後に作動確認
電
装
系
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7 機能詳細 HT430BLE は下記機能が搭載されています。
<Bluetooth 機能> Bluetooth 機能搭載により Android システム 5.0 以上端末機器との連動が可能です。
<デジタルタコグラフ連動機能> デジタルタコグラフとの連動によるご使用が可能です。 連動可能なデジタルタコグラフのご確認は、各社車載機器販売店にご相談下さい。
<ナンバリング機能> ナンバリング機能とは、4桁数字登録が可能。 登録した 4 桁数字での個体管理が可能です。
<データログ機能> HT430BLE は、コントローラー(ECU C1)にてタイヤ空気圧/温度の過去 2 か月間のデータロギングしております。また、常時端末機器とペアリングすることによって端末機器側でのデータロギングも可能です。
<多彩な表示機能>
① Android 端末機器(Android システム 5.0 以上) ② LCD 固定モニター(4.3 インチ固定型) ③ EIZO(車載モニター連携型)
HT430BLE 機能詳細
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8 ボタン型 LED 警告灯 ボタン型 LED 警告灯は標準装備となります。
ボタン型 LED 警告灯はタイヤ空気圧/タイヤ内温度のいずれかで異常発生した際に「警告のみ」をお知らせする表示器です。
<表示器作動確認と操作法> ① 起動時は、エンジン始動/ACC ON で「電源灯点灯と1度
警告ランプが点灯」することを確認します(図1) ② 正常の状態は、ボタン上部にある「電源灯」が常時ブルー
点灯状態となります。 ※ 電源灯が点滅状態、または続く場合は「その他の表示とエ
ラー対応」を参照して下さい。
③ タイヤ等異常があった際は、警告灯が点灯しブザーが鳴ります(画面 2)
※ 異常時は速やかに車両を安全な場所に停止しタイヤ状態を確認下さい。
<警告音を消す方法 >
LED 警告灯部分がボタンとなっており、1度押せば、警告音は 消えます。
(注)HT430BLE 取扱説明書通り装着後、 正しく表示しない場合は、ご購入店お問合せ下さい。
表示機器と操作方法
電源灯
警告灯 図 1
図2
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<ボタン型 LED 警告灯でのお知らせ表示と症状> 電源灯が点滅状態、または続く場合は下記の症状が考えられます。 下記症状が発生した場合は、購入店へご相談下さい。
<端末機器でのお知らせ表示と症状>
<LCD モニター/車載モニターでのお知らせ表示と症状>
お知らせ表示 内 容 詳 細
センサー 電池寿命 未受信
タイヤ内センサーの電池残量が少量となると点灯(センサー交換時期)
タイヤ内センサーと受信機の通信が 10 分以上未受信の場合の表示(警告音ナシ)
お知らせ表示 内 容 詳 細
センサー 電池寿命
タイヤ内センサーの電池残量が少量になると電源灯(ブルーランプ)が点滅します(※タイヤセンサー交換時期)
センサー未受信
タイヤ内センサーと受信機の通信が 10 分以上未受信の場合、電源灯(ブルーランプ)が点滅します。
システム 不具合
TPMS システムの不具合発生の場合、電源灯(ブルーランプ)が点滅します。
お知らせ表示 内 容 詳 細
センサー
電池寿命
タイヤ内センサーの電池残量が少量となると点灯(センサー交
換時期)
センサー
未受信
タイヤ内センサーと受信機の通信が 10 分以上未受信の場合の表
示(警告音ナシ)
お知らせ表示と症状
電源灯 点滅
その他機器と方法
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9その他の表示方法 HT430BLE は Bluetooth 機能搭載により端末機器連動やデジタルタコグラフ連動、車載機器画面連携などが可能です。
9-1端末機器(Android システム 5.0 以上) Android 端末機器に専用アプリケーションをダウンロードすることにより、タイヤレイアウト通りでタイヤ空気圧/タイヤ内温度の数値確認が可能となります(Android バージョン 5.0 以上/Bluetooth4.0) トレーラー等車両の場合は、切換え 2 画面での表示となります。 <端末機器が無い場合> 端末機器のご用意が不可能な場合は、端末機器が付帯となる商品セットパックをご用意しております(端末機器単体でのご購入も可能)
9-2 LCD 固定モニター
モニター固定にて常時タイヤ空気圧/温度の数値確認が可能です。 異常時は異常箇所の表示が点滅してお知らせします。
9-3車載モニター連携
AV 端子を搭載した車載機器との連携でタイヤ空気圧/温度の表示可能なシステム。 異常時は異常箇所の表示が点滅してお知らせします。 ※ AV 端子が無い場合は連携不可。
<メモ> 各表示機器をご利用にてタイヤ空気圧/温度を数値で確認・管理する場合、タイヤローテーション実施後に必ず端末機器で数値表示/管理の変更を行って下さい(変更しない場合、異常時に違うタイヤ位置で警告表示してしまいます(Android システム 5.0 以上の端末機器)
表示画面と各設定変更
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10 表示画面と各設定変更方法 <端末機器画面表示>
(ア) TPMS 表示画面から他画面へ移動 (イ) Bluetooth ON/OFF アイコン (ウ) トレーラー表示の選択アイコン (エ) 単車及びトラクタヘッド表示の選択アイコン
(Front/Rear 切換え) (オ) 設定アイコン (カ) 各タイヤの空気圧及び温度表示
<LCD モニター/車載モニター画面表示> タイヤレイアウトでの表示となります。
枠内上部:空気圧(単位 bar) 枠内下部:温度(単位℃)
<設定項目>
設定変更可能な項目は以下の 7 つあります。 ① 識別番号の設定 (ナンバリング機能である 4 桁の数字登録が可能) ② タイヤ構成 (タイヤレイアウトの変更が可能) ③ タイヤローテーション (表示側ローテーションの変更が可能) ④ TPMS 設定 (閾値設定変更/単位変更が可能) ⑤ 空気を抜いて行う方法 (センサー交換等でのID認識が可能) ⑥ IDを登録して行う方法( センサー交換等でのID認識登録が可能) ⑦ 他の設定 (言語/スリープモード等)
<各設定変更方法> 各設定の変更には Android 端末機器で専用のアプリケーションを起動することで可能となります(Android システム 5.0 以上) ① 端末機器セットパックでのご購入の場合
専用アプリケーションを立ち上げ設定画面から各変更可能です。 ② LCD モニター/車載モニター「EIZO」をご購入の場合
お手持ちの Android 端末機器に専用アプリケーションをダウンロードすることで各設定変更が可能となります。
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<設定変更画面> 各設定変更画面への移行はメイン表示画面(図1)の右上にある設定アイコンをタップして、タイヤの設定画面(図2)に進みます(図3はトレーラーの場合の設定画面) ※ HT430BLE 機器とペアリングが成功していな
いとメイン表示画面(数値表示)には移行しません。
(注意) ご利用可能な端末機器は Android システム 5.0 以上となります。 専用のアプリケーションが必要となります。 HT430BLE を装着した複数の車両が至近距離にあり、かつシステム起動している場合は、複数のペ
アリング可能情報が出てくる場合がありますのでご注意下さい。 <メモ> Android 端末機器が無い場合は別途、HT430BLE 機器用の端末機器のご購入が可能です。 ご購入をご希望の際は、ご購入店にご相談下さい。
(図1)
(図2) (図3)
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10-1認識番号変更(ナンバリング機能) 画面にある認識別番号の枠をタップすると識別番号の入力画面に進んで、最大4桁入力できます。(画面4,5) 英数字を押して 4 桁英数字を入れ「OK」を押すとことで登録が可能です。
10-2タイヤ レイアウト変更
タイヤ構成の設定は「タイヤ設定」画面で設定/変更が可能です。 車両のタイヤ構成を設定します。 [タイヤの設定]画面から変更する側[タイヤの配置]ボタンを押すとそれぞれのタイヤ構成画面に進みます。(図6) (注)トラック車(14 輪以内)は赤枠設定
副機を使用する場合、トレーラー車(16 輪以内)は緑枠 設定
① 左の2輪からトラックの第 1 車軸、第 2 車軸、 第 3 車軸、第 4 車軸を表します(図7) 下表は設定可能な各軸のタイヤ数です。
軸 設定値 第 1 軸 0/1/2 第 2 軸 0/1/2/3/4 第 3 軸 0/1/2/3/4 第 4 軸 0/1/2/3/4
(図7)
(図6)
(図4) (図5)
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③ 左からの順はトレーラーの第 1 車軸、第 2 車軸、第 3 車軸、第 4 車軸を表します(図8) 下表は設定可能の各軸のタイヤ数です。
それぞれ枠をタッチして、車輪数を設定して「OK」 ボタンを押して、「TPMS の設定」画面に戻ります。
10-3 ローテーション
タイヤローテーションをおこなった場合、表示側もローテーションが必要です。 ※ ボタン型 LED 警告灯以外の表示器(端末機器/LCD モニター/車載モニター)を利用してタイヤ空気
圧/温度の数値確認や管理をしている場合は、必ずタイヤローテーションを行った際に表示側のローテーションをおこなって下さい。
① [タイヤの設定]画面から[ローテーション]ボ
タンを押すとそれぞれのローテーション画面に進みます。(図9)
<赤枠側>単車/トラクタヘッド <緑枠側>トレーラー側
② ローテーション画面に入ると、タイヤ位置に番号
が順次に表示されます(図 10)
③ タイヤ位置番号を押すと色が変わり押したことがわかります(2 度押すとキャンセル) 位置変更したいタイヤ位置番号押して「はい」押すと、タイヤ位置が入れ替えます。(図 11,12)
④ 万が一、間違ったポジションに移行した場合、右
上 を押すと、1 ステップに戻ります。
軸 設定値 第 5 軸 0/1/2/3/4 第 6 軸 0/1/2/3/4 第 7 軸 0/1/2/3/4 第 8 軸 0/1/2/3/4
(図8)リア画面
(図9)
(図10)
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⑤ 最後に「☑」ボタンを押して、自動的にローテーションした後、Rotation”メッセージ が消えてタイヤローテーション画面に戻ります。「☒」ボタンを押すと、タイヤローテーション画面に戻ります。(図10)
<例>フロント 2 輪の左右入れ替えの場合 画面上にある「1」を押して次に「2」を押します。
「はい」を押すと「1」と「2」が入れ替わります。
同様にその他タイヤローテーションを行った場合、「ローテーション」モードにて表示位置の変更を行ってください。
(図11) (図12)
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10-4 TPMSの設定
[タイヤの設定]画面から、変更する側[TPMSの設定]ボタンを押すとそれぞれの TPMS 設定画面に進みます。(図13) <赤枠側>単車/トラクタヘッド <緑枠側>トレーラー側 圧力/温度単位選択/警告値で設定/警告音などのリストが表示されます。 高低圧、温度の警告値はスライド式で調整できて、“+”、“-”で、調整ができます。(図14)
■ 空気圧単位の対照表 換算式:psi = kpa×0.145 bar = kpaka×0.01
設定項目 設定内容・範囲 空気圧単位設定 単位:psi, Kpa, bar 空気圧上限設定 1.5bar~12.5bar 空気圧下限設定 1.2bar~12.2bar 温度の単位設定 単位:摂氏 ℃ 華氏 °F 警告温度の設定 60℃~100℃
言 語 日本語、英語、繁体、 簡体中国語
警告音 4 種類警告音選択可能
(図13)
(図14)
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10-5 空気を抜いて行う方法
特定したセンサーID コードを読み込むためにタイヤの空気を抜きます。 ① タイヤの設定画面から「空気を抜いて行う方法」
を押してしてください。(図15) <赤枠側>単車/トラクタヘッド <緑枠側>トレーラー側
② セットアップしたいタイヤ位置部分を押して「はい」ボタンを押して下さい。
③ 「空気を抜いて行う方法で設定しますか」と表示され(図17)ステップを進めたいなら、「☑」ボタンを押して、次の 60 秒カウント画面が表示されます。(図18) (中止する場合「☒」ボタンを押すと「空気を抜いて行う方法」画面に戻ります。
④ カウント画面の 60 秒以内で、タイヤの空気を抜いてください。 TPMS_ECU はセンサーを自動的に認識すれば、「成功」メッセージ後、画面は自動的に終了します。(図19)
※ 60 秒以内にタイヤの空気が抜けない、又は TPMS_ECU がセンとペアリングが不可の場合、「失敗」メッセージが画面に出ます。(図20)その後、自動的にメイン画面に戻ります。失敗の原因を確認ください。
(図15)
(図18)
(図19)
(図16)
(図17)
(図20)
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10-6 ID を登録して行う方法 ① タイヤの設定画面から「ID を登録して行う方法」
を押して下さい(図21) ID 再認識設定画面に進みます。 <赤枠側>単車/トラクタヘッド <緑枠側>トレーラー側
② ID を登録するタイヤ位置を選択し「はい」を押すと、ID 入力画面が出てきます。(図22,23) 入力ミスした時は “Clear” ボタンで入力した ID を削除できます。右上の ボタンは ID 入力画面を消し、「ID の再認識設定」に戻ります。 <センサーID の確認> センサー表面に貼っている銀色シート中の ID (******6 桁)(図24)を正しく入力した後、“OK” ボタンを押し、設定完了となります。
(図19)
(図21)
(図23)
(図24)
(図22)
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11 センサー(送信機)取り付け
11-1 センサー位置とセンサー番号について
<メモ>
最大で 30 輪まで表示可能。 14 輪仕様までは「Front」表示内のみとなります。トレーラー車両等及び 14 輪以上の表示は
「Back」表示を使用します。
<センサー番号について> センサーのタイヤ位置はセンサー表面のシール内に記載してあります。
(例)10輪仕様の場合
タイヤポジション及びセンサー番号対照例
センサー位置番号と位置
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11-2 センサー(送信機)の設置 エアバルブでのセンサー取り付け
センサー取付け作業時間(1 本) :5 分間程度 (タイヤ脱、装着時間を含まず) ※ センサーの取付けは、タイヤ専門店か自動車整備士による
取付け作業が必要です。
① タイヤの脱着 外したタイヤの空気を抜き、リムからタイヤを外し、元のエアバルブを取り外してください。 ホイールのリム部、バルブ孔等の異物、汚れ、油脂等を清掃してください。 本手順ではタイヤチェンジャーなどの専用ツールが必要となります。
② 専用エアバルブ交換
装着されているエアバルブを TPMS 装着可能な専用エアバルブに交換します。 ホイール内側より、バルブ孔にエアバルブを差し込みます。 ホイール外側に出たエアバルブにアウターナットを回しこみ、リムに固定装着します。最後の締め付けはトルクレンチでしっかり固定してください
(締め付けトルク 4±10%Nm)
③ センサーの設置 センサー送信機をトルクスビスでバルブに仮定固定し、 ホイール内側より、バルブ孔にバルブを差し込みます。 センサーの角度を確認し、なるべくセンサーがリム底面に対して平行になるようにして保持しながら、トルクレンチでエアバルブに固定装着します。
(締め付けトルク 1.1±10%Nm)
センサー送信機の取付け固着状態を確認し、最後に キャップを締めて付けます。
写真1
写真2
写真3
写真4
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※ センサー設置の注意事項(写真 5,6)
センサー送信機がリムのウェル底に対し、斜めにしない様、ほぼ平行に装着されることを確認ください。
センサー送信機の上端が、リム内部のフランジの高さを超えていない、バルブがホイール前面のリムフランジ面より出ていないことを確認ください。
センサー送信機がリムのウェル底面、反対側のウェ
ル壁面に接触していないことを確認ください。
タイヤ内部に異物または水分が無い事をご確認くだ
さい。
センサーがしっかり固定されていることを確認しタ
イヤを組み付けてください。
タイヤレバーやタイヤビートがセンサー送信機に接
触しないことを確認ください。
組付け完了後は必ずエア漏れをチェックください。
専用ベルトでのセンサー撮り付け
センサー取付け作業時間(1 本) :5 分間程度 (タイヤ脱、装着時間を含まず) ※ センサーの取付けは、タイヤ専門店又は自動車整備士が作
業を行ってください。
① タイヤ脱着 外したタイヤの空気を抜き、リムからタイヤを外し、ホイールのリム部、異物、汚れ、油脂等を清掃してください。 本手順ではタイヤチェンジャーなどの専用ツールが必要となります。
センサー送信機をホイールに装着する際は、アウタ
ーナットをトルクレンチ等を使い、4.0±10%Nm
で締付け、しっかりと固定してください。
トルクスビスの締め付けトルクは 1.1±10%Nm で
固定してください(再使用不可) 注意
センサーがホイール接触
写真5
良い例
写真6
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② 専用ベルト 弊社専用ベルトをご使用ください(3 サイズ) <専用ベルトサイズ>
14 インチ~16 インチ用、 17 インチ~19 インチ用 20 インチ~22 インチ用
③ 専用ベルトでの設置
送信センサーを、センサー取り付けベルトに上下間違わないように入れてください(図 ①②) この際、センサーの角で袋を破かないように注意し、ベルクロで確実に締めてください(図 ③)
(注)ベルクロがしっかり留まっていないと、センサーが飛び出す危険があります。
④ 専用ベルトの設置場所 ベルト取り付け面は、ホイール・リムのウェル部 又は落とし込みが一番低い箇所が最適です。ホイー ル・リム表面(ベルト取り付け面)を必ずクリーナー で脱脂して下さい。
⑤ 専用ベルトの巻く方向
取り付け初期時はベルトには進行方向があります。 右図をご参照して、矢印(Rotation 印字)の方向が必ず進行方向(ホイール回転方向)と一致するよう確認し、センサー取り付けベルトを装着して下さい。
(注)逆方向に装着しますと、ベルトが緩み、ベルトが脱落する危険性があります。センサーの位置決めは、タイヤ装着・脱着する際に、センサーを避けるようにバルブ付近で固定して下さい。
(注)バルブの穴をブロックされないように、センサーの固定位置とバルブ穴位置を少しずらしてください。
① ② ③
センサー バルブ
回転方向
ウェル部
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⑥ 専用ベルトの締め付け方 下図の順番でベルトを確実に締めてください。 この際にベルトが動くようなら締め付けが足りませんので、再度確実に締め付けを行ってください。
(注)ベルトの引張強度については「Dリンクと水平状態にて 10Kgf以上で引っ張って下さい。ベルト緩みに不安が残る場合は、タイラップ 2 本をD リンクに入れて、D リンクの両側を強めに締めてください。(写真 7) タイラップの余計な部分をカットしてください。
※ タイヤ組み付けの際の注意点
タイヤ組み込み作業中に、ベルトおよびセンサーを組込み工具やタイヤビート等に引っ掛けるなど衝撃による破損に注意して作業を行って下さい。
1 2
3 4
写真7
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12 電装機器の取り付
12-1 ボタン型 LED 警告灯
ボタン型 LED 警告灯は標準装備となります。 ドライバー席付近に同梱のベルグロで設置して下さい(運転や視界の妨げにならない位置)
12-2ECU の取り付け
TPMS_ECU はダッシュパネルの中に、車外、車内に配線しやすい場所に両面テープ若しくはビスで固定ください。(写真 8)
電源コード、RS232 と USB ケーブルの線⾧を顧慮してください。
12-3電源の接続 電源ケーブルの出力コネクタ①(16 ピン)を
TPMS_ECU 16 ピンコネクタ側に接続します。 レイアウトにより、電源ケーブルの出力コネクタ②
(4 ピン)は CAN バスケーブル、又は受信機コネクタに接続します。
電源ケーブルの出力コネクタ③は LED 表示器に接続します。
電源ケーブルの入力端子の(赤色線)は車両のアクセサリー電源(ACC)に接続します。 (黒色線)は車のアース(GND)に接続します。 (注)電源の ACC と GND がショートしない様にご注意ください。
作動電圧に注意してください。必ず付属電源コードをご使用ください。
+側
- 側
写真8
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12-4 固定型 LCD モニター/車載機器連携の配線
4.3 インチ固定型 LCD モニター 車載機器連携「EIZO」
AV 変換器(信号交換ボックス)
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12-5 CAN バスケーブルの配線 ① TPMS_ECU から受信機までにケーブルを線⾧に
十分余裕を持って配線します。 ケーブルは 50 センチ毎に結束バンドやタイラップ等で固定することを推奨します。(写真 10)
② タイラップで車体にある他のケーブルと一緒に
配線し、固定ください。 (注)
配線は熱源(例:排気システム、エンジンなど)から 50 センチ以上離して配線してください。(写真 12)
余分の配線は車体の動作(開閉など)に邪魔にならないところに固定してください。
下図の示す様、余分の配線は強く束ねすぎないようにして下さい(線が折れる・断線する可能性があります)(写真 13)
警告
機器の取り付けに際して、塩害・塩化カルシウムによる腐食が発生しやすい場所等には腐食防止対策が必要です。 結線部や配線類には防食用ビニルテープ/スパイラルチューブ/コルゲート等で対策をして下さい。
線材の余裕部分を タイラップで束ねる
写真12
50 センチ間隔
写真10
強く束ね過ぎない
写真13
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12-6 受信機の取り付け (注)受信機は中間用(R-M)と終端用(R-E)2 種類があります。車両のレイアウトにより、受信
機が 1 個だけ使用場合は必ず、終端用(R-E)受信機を使ってください。受信機が複数必要の場合、TPMS _ECU から CAN バスケーブルで中間用(受信機R-M)に接続し、最終部分には終端用(受信機R-E)を接続して下さい。
≪接続図イメージ図≫
● トラック/バス等
●トレーラー等
<メモ>「受信機とECU(主機)/ECU(副機)の見分け方」10 ページ参照
警告
機器の取り付けに際して、塩害・塩化カルシウムによる腐食が発生しやすい場
所等には腐食防止対策が必要です。
結線部や配線類には防食用ビニルテープ/スパイラルチューブ/コルゲート等で
対策をして下さい。
LED
ボタン
レシーバー
HT430BLE-R-M
C1
C1
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受信機の取り付け位置
車両のレイアウトにより、受信機の装着位置が異なります。可能な限り軸中心部(左右ホイールの真ん中)で、遮蔽物が少ない場所に装着して下さい。 <2t/4t6 輪車の場合> 受信機 1 個を使用して「前後軸の車両中心部」に取り付けして下さい。 <大型の場合> 受信機 2 個を使用して「前輪軸・後輪軸の車両中心部」に取り付けして下さい。 <トレーラー等の場合> 受信機 2 個を使用して「前側前後軸、後側 後輪軸の車両中心部」に取り付けして下さい。 <重型車等の場合> 受信機 3 個を使用して「前側 前後軸 1 個、後側 後輪軸 2 個を図のように車両中心部」に取り付けして下さい。 (注)上記は基本ベースとなります。車両仕様(軸/車輪数/架装等)によって使用する受信機やその他
の部品構成が変更となる場合があります。 <受信機の実装着例> ホイールの近くに適度な穴を開けて、受信機を直接フレームにネジで装着します。(写真 14) 専用のブラケットとタイラップを組み合わせて、受信機を取り付けます。(写真 15)
受信機設置場所
写真14 写真 15
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<HT430BLE 装着イメージ図>
トレーラー仕様:トラクタヘッド 3 軸 10 輪+トレーラー3 軸 12 輪の場合 (トラクタヘッド側:受信機 2 個 トレーラー側:受信機 2 個 計 4 個)
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13取り付け治具 受信機固定ブラケット 連接機固定ブラケット 連接機(トレーラー等)
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製品の保証期間はお買い上げいただいた日(取付日)から 1 年です。
※ 販売店名欄に記入がない場合は、本保証書は無効となります。
■無償サービス 本製品は取り付け日(本書記載の購入日より)から 1 年間(365 日)のメーカー保証が付属されています。保証書への買上日、販売店印が記入されており、保証期間中、取扱説明書・注意書に従った正常な使用状態で不良・故障した場合にのみ、無償サービスを受けられます。(但し、交換時に発生した工賃は対象外です) ※ 但し以下の項目を満たしている事を条件とします。 不良が発生する原因及び購入日を確認するため、お客様は該当する故障した不良品を販売店(代理店)へ返却し
ていただくこと。 取扱説明書通りに、通常に製品を使用して頂くこと。 ご自分自身で製品を分解、改造されないこと。
■有償サービス 1. 製品の保証期間を過ぎた場合。 2. 取扱説明書に記載の使用方法又は注意に反するお取り扱いに起因する故障若しくは損傷。 3. 誤操作や不適切なメンテナンス・保管による不具合の発生。 4. 火災、地震、水害、落雷、台風、塩害、その他の天災地変、公害などの不可抗力による損傷。 5. 弊社認可外の部品を用いたり、お客様ご自身又は、第三者による設置、追加、改造、修理による損傷。 6. 定期的交換が必要とする消耗品。(ゴム製パッキン、エアバルブ、ナット、キャップ)
■注意事項 サービスを受けられる場合は、必ず製品保証書を提示してください。 本保証書は日本国内のみ有効であり、再発行はいたしません。 本製品は車両のタイヤ空気圧・温度を監視する事を補助するシステムであり、お客様のタイヤの状況の点検、法
規、車両メーカーの規定に基づいた定期点検を代替するものではありません。
■免責事項 製品の設置・使用による、機械的欠損によって引き起こされた車両・貨物・人体に及ぶ損傷を含むその他の損害などいかなる間接的・必然的損害に対して、製造者の責任はなく、契約によるまたは不法行為(無過失責任及び過失を含む)による法律上の責任を負いません。
製品名 TPMS 型式モデル名 HT430BLE
お買上日 年 月 日 ECU シリアルナンバー
※販売店名
製品保証書
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■使用上のお願い
1. 一般公道用として使用し、分解や改造はしないでください。 2. 縁石・大きな段差には十分注意を払って下さい。 (センサー破損の原因となります。) 3. 取り付けは専門業者・技術者にお願いし、使用に当たっては取扱説明書を十分確認ください。 4 .異常警告設定は、下記設定となっています。
ロープレッシャーワーニング(低空気圧警告値)は 以下になると警告します
ハイプレッシャーワーニング(高空気圧警告値)は 以上になると警告します
ハイテンプワーニング(タイヤ高温異常警告値)は 以上になると警告します
保証書内容及び作業内容を確認、了承しました。
お客様サイン 年 月
[販売元・輸入元] 株式会社オレンジ・ジャパン 東京都江東区東雲 2-11-2 SOFT99 ビル 5F
TEL: 03-6891-1566 FAX: 03-6891-1560
[製造元] Orange Electronic Co.,Ltd. 5F, No.29 Keya Rd., Central Taiwan
Science Park, Taichung City 42881, Taiwan
作業・設定確認書 作業・設定確認項目