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Table of Contents i (13)

Trimble Connect for Windows

© 2020 Trimble Solutions and its licensors. All rights reserved. Personalライセンス簡単ガイド


Personalライセンス簡単ガイド

TABLE OF CONTENTS

はじめに ................................................................................................................................................................. 2

プロジェクト(3次元モデル)を開く・閉じる ..................................................................................................... 3

3Dモデルの表示 ..................................................................................................................................................... 4

3Dモデルビューユーザーインターフェイス ................................................................................................. 5

ビューの操作 ......................................................................................................................................................... 6

断面の表示 ............................................................................................................................................................. 7

表示・非表示の操作 ............................................................................................................................................. 8

ビューの保存・表示 ............................................................................................................................................. 9

スライドショー ................................................................................................................................................... 10

コメントの確認 ................................................................................................................................................... 11

点群データの表示 ............................................................................................................................................... 12

FAQ ........................................................................................................................................................................ 13

© Copyright 2020. Trimble Inc. All rights reserved. 本ソフトウェアドキュメントは、該当ソフトウェア製品を使用する目的で作成されています。本ソフトウェア製品およびソフトウェアドキュメントの使用は、Trimble Connect の使用許諾契約書で規定されている内容に準拠します。本ソフトウェアドキュメントは、著作権法および国際条約により保護されています。本ソフトウェアドキュメントの一部またはすべてをトリンブル社に無断で、一部か否かに関係なく一切の複製・編集・改変・配布を禁ず。

はじめに 2 (13)



はじめに

Trimble Connectとは、3次元モデルを可視化し、情報をプロジェクト担当者間で共有することができるソフトウェ

アです。構造モデルや意匠モデル、設備モデルを一つのプロジェクトに統合し、管理することができます。

統合されたプロジェクトでは、3Dビューでの表示や寸法値の確認、オブジェクト情報の参照、コメントの追加、

干渉チェック等を行うなど、3Dモデルを用いてのプロジェクトの管理を行うことができます。

この簡単ガイドでは、Windowsアプリケーションの Trimble Connect for Windowsでの 3Dモデルの操作方法や基本

的なコマンド、手順についてご紹介します。

Trimble Connect for Windowsのダウンロードやセットアップ方法は、セットアップガイドを参照してください。

Tips1：Trimble Connectには、Personal、Business、Business Premiumの 3つのライセンスがあります。本ガイドで

は、無料で利用することができる Personalライセンスで動作する機能を扱っています。

Tips2：本ガイドの Trimble Connect for Windowsの対応バージョンは V.1.9.3.193です。

Tips3：Trimble Connect for Windowsを動作させるハードウェアの仕様は以下となります。

OS Windows 8 以降

CPU 64bit

メモリー 4GB 8GB 以上を推奨

ハードディスク最小 32GB 10GB 以上の空き容量 SSD を推奨

グラフィックカード Direct X10.1 サポート Nvidia や AMD の GPU で 2GB 以上のメモリー(4GB 以上推奨)

プロジェクト(3次元モデル)を開く・閉じる 3 (13)



プロジェクト(3 次元モデル)を開く・閉じる

Trimble Connectを起動し、[プロジェクトライブラリ]を表示させます（上図）。[プロジェクトライブラリ]では、

Trimble Connectに読み込まれている 3次元モデル(プロジェクト)がサムネイル形式で一覧になっています。サムネ

イルを選択すると、そのプロジェクトの[プロジェクトデータ]ページが表示されます。

[プロジェクトデータ]ページ中央のビューに表示されているサムネイルを選択すると、3Dのモデルビューの画面が

表示されます。

3Dのモデルビューから[プロジェクトデータ] ページへ、及び[プロジェクトデータ] から[プロジェクトライブラリ]

に戻るには、左上のボタンを押します。

Tips：新規にプロジェクトを作成するには、[プロジェクトライブラリ]で画面左上のボタンを選択し

ます。表示されるダイアログでプロジェクト名を入力し、プロジェクトサーバーの場所は”アジア”、”発行しない”

にチェックを入れてプロジェクトの作成ボタンを押します。

3Dモデルの表示 4 (13)



3D モデルの表示

Trimble Connectのプロジェクトには、様々な 3Dモデル、例えば意匠 CADや設備 CAD、構造 CADで作成したモデ

ル形状を取り込み、一つに統合して表示させることができます。その中で、特定のモデルだけ表示したい、非表示

としたい場合があります。例えば、設備配管と構造とのスリーブ孔が正しく作成されているか確認したいときに意

匠モデルを非表示とすると、より確認しやすくなります。

3Dのモデルビューで、画面右のサイドパネルには読み込まれているファイルおよびフォルダの一覧がツリーとし

て表示されます。各ファイル及びフォルダ横のアイコンを選択するとアイコン表示がに変わり、画面上の

モデルビューにモデルオブジェクトが表示されます。

Tips：一覧にファイル名及びフォルダ名が表示されていない場合には、上部にあるボタンを選択し、モデ

ル選択ダイアログで全てのチェックボックスにチェックを入れます。

3Dモデルビューユーザーインターフェイス 5 (13)



3D モデルビューユーザーインターフェイス

3Dモデルビューのインターフェイスは以下のツールバー等で構成されています。

モデルビュー：3Dモデルの表示、操作

コマンドツールバー：距離の計測やマークアップ等を実行するコマンド

表示ツールバー：ビュー上の表示の設定

ナビゲーションコントロールボタン：ビューの回転や拡大/縮小等の操作設定

保存ビューの一覧：保存されたビューのサムネイルやグループの一覧

サイドパネル：読み込まれた 3Dモデルや個々のオブジェクト情報の管理や点群の読み込みを行うパネルで、以下

のアイコンで切り替え（ビューの表示を除く）

モデル：読み込まれているモデルの一覧

オブジェクト：モデルに含まれているオブジェクトの一覧

ToDo：ToDoの追加や管理

干渉チェック：オブジェクト間の干渉チェックの設定や実行、管理

ビュー：保存ビューの追加、管理

：ポイントクラウド（点群）の管理

ビューの操作 6 (13)



ビューの操作

プロジェクトを開くと、画面中央のモデルビューに 3Dモデルが表示されます。この 3Dモデルの拡大縮小、回

転、移動等を行うことができます。操作は全てマウスで行います。

マウス操作ビューの動作

オブジェクト上で左クリックオブジェクトを選択（Ctrlまたは Shiftキー

を押しながら連続して選択）

オブジェクト上で左ダブルクリックオブジェクトにビューをフィット

右クリック(オブジェクト選択状態) メニューリスト

オブジェクト上で Altキー＋左ダブルクリックオブジェクトの正面に移動

マウスホイールボタンでドラッグパン

マウスホイールをスクロール拡大・縮小

マウス左ボタンを押し続け、その後範囲指定指定した範囲内のオブジェクトの選択

マウス操作の”左ボタンを押しながらドラッグ”及び”右ボタンを押しながらドラッグ”については、ナビゲーション

コントロールボタンのの設定によって動作が異なります。

マウス操作

ビューの動作

左ボタンを押しながらドラッグ回転パン拡大/縮小と視点方

向の変更

視点方向の

変更

右ボタンを押しながらドラッグ視点方向の変更視点方向の変更視点方向の変更回転

を選択すると、全画面モードに切り替わります。

また、ナビゲーションコントロールボタンでモデルビューの回転や拡大/縮小を調整するこ

ともできます。

断面の表示 7 (13)



断面の表示

建物の特定の箇所の断面をモデルビュー上で表示させるには、ビュークリップ平面を使います。

コマンドツールバーのアイコンを選択して、断面を作成する面を指示します。

クリップ面にはシンボルが表示され、シンボルをドラッグすると断面の位置を移動させることができます。

不要なクリップ面はシンボルを選択してキーボードの Deleteキーで個別に、コマンド右の×アイコンで一括

して削除することができます。

このビュークリップ平面はモデルビュー上に複数作成できます。

表示・非表示の操作 8 (13)



表示・非表示の操作

特定の部材のみ非表示・表示とすることで、3Dモデル上で確認したい箇所等をより明確にすることができます。

ビュー上でオブジェクトを選択し、コマンドツールバーのアイコンを使用します。

：選択されているオブジェクトを非表示

：選択されているオブジェクト以外を非表示

：選択されているオブジェクトを表示し、それ以外を非表示

また、オブジェクトを選択した状態でマウスの右クリックのメニューから、オブジェクト自体の非表示、選択オブ

ジェクト以外を非表示、選択オブジェクトにビューを合わせる(フィットさせる)を選択することもできます。

オブジェクトを全て表示とするには、コマンドツールバーのアイコン

を選択します。

Tips1：オブジェクトを選択する際には、マウスの左ボタンで１オブジェク

トを、コマンドツールバーのアイコンで範囲を指定して複数のオブジ

ェクトを一括して選択状態とすることができます。

Tips2：ツールバーのアイコンを選択して有効にした状態でオブジェ

クトを選択すると、製品単位で選択することができます。

ビューの保存・表示 9 (13)



ビューの保存・表示

画面上に表示されているモデルビューの表示状態を保存、呼び出しを行うことができます。

保存されているビューは、画面下にサムネイルとして表示されています。サムネイルをダブルクリックすると、モ

デルビューの表示がサムネイルと同じ状態となります。保存されたビューでは、部材の表示/非表示の状態や、ビ

ュークリップ平面(断面)、寸法等が保存された時と同様に再現されます。

モデルビューを保存したい表示に調整し、画面左下のボタンを選択する

と、その右側に自動的に保存されたビューが追加され、サムネイルとして表

示されます。サムネイルをダブルクリックすると、保存した際のビューの表

示状態を呼び出すことができます。クリップ面やマークアップが表示されて

いる状態でビューを保存した場合でも、同じ表示状態とすることができま

す。

保存したビューは初期状態で”新しいビュー”と名前が表示されていますが、

任意に変更することができます。また、サムネイルをドラッグすることで、

一覧の順序を変更することができます。

保存したビューを一つのグループとしてまとめることができます。グループ化したい 1つのビューのサムネイルを

選択し、グループとして結合したい別の保存ビューのサムネイル上へドラッグすると、グループが作成されます。

また、グループ化したい複数の保存ビューのサムネイルを選択して、右クリックのメニューから一括してグループ

を作成することもできます。

スライドショー 10 (13)



スライドショー

保存されているビューを連続して表示させることができます。これをスライドショーと言います。

保存したビューをスライドショーとして連続再生するには、アイコンを選択します。スライドショーは一覧に

表示されている左側から順に再生されますが、一覧にあるグループは除外されます。グループ内のスライドショー

を再生するには、グループのサムネイルをダブルクリックしてグループ内の保存ビューを表示させ、アイコン


スライドショーは各保存ビューをループ再生しますので、終了する場合には、ボタンを選択しま

す。

スライドショーの動作については、アイコンから設定を調整する

ことができます。

コメントの確認 11 (13)



コメントの確認

プロジェクトに対してコメント（ToDo）を付加することができます。また、そのコメントにモデルビュー上のオ

ブジェクトを関連付けることができます。

サイドパネルのアイコンを選択し、ToDoのサイドパネルを表示

させます。保存されている ToDoの一覧が表示されます。各行をダブ

ルクリックすると、ToDoの詳細が表示されます。

モデルオブジェクトが ToDoとリンクされている場合、詳細のパネル

にある”リンクされたオブジェクトの表示”ボタンを選択すると、モ

デルビューがそのオブジェクトにフィットします。

ToDoにオブジェクトをリンクさせていると、ビューのそのオブ

ジェクト上にシンボルが表示されます。このシンボルを非

表示とするには、表示ツールバーのオブジェクトリンクア

イコンを選択します。

Tips：新規にコメント（ToDo）を作成するには、コマンドツールバーまたは ToDoのサイドパネルのアイコン


点群データの表示 12 (13)



点群データの表示

点群データを読み取り、モデルビュー上に表示させることができます。また、読み込みを行った点の表示を制御す

ることができます。

サイドパネルのアイコンを選択すると、ポイントクラウドの追加や表示の設定を行うパネルが表示されます。

読み込まれている点群データはサイドパネルで一覧として表示されます。ファイル名左側のアイコンで点群デ

ータの表示/非表示を切り替えることができます。読み込まれた点群データの位置や縮尺の調整を行うことはでき

ません。

読み込みを行った点群データの点の色は、3Dモデル上の高さ位置に基づいて変更することができます。

・最高値以上の点は赤で表示

・最低値以下の点は青で表示

・中間値は緑で、最高値及び最低値に向かって赤及び青に色が変化して表示

FAQ 13 (13)



FAQ

Q1 Trimble Connectで、部材の位置の移動や形状

の変更等はできますか？

プロジェクト内の部材の形や位置を変更すること

はできません。その 3Dモデルが作成された

3DCADプログラムで変更することになります。

Q2

どんな 3D CADのファイル形式を Trimble

Connectのプロジェクトに取り込むことがで

きますか？

IFC、DGN、DWG、SKP、STEP、IGESに対応してい

ます。

Q3 Trimble Connectから部材リスト等の帳票を作

成することができますか？

Trimble Connectでは、IFC形式のファイルにおい

ては、部材に関する情報(重量や長さ)を認識して

いますが、これらを集計して出力することはでき

ません。

Q4 Trimble Connect のプロジェクトをファイルと

して出力することはできますか？

Trimble Connectのプロジェクトはアプリケーショ

ン内で管理されており、ファイルとして出力する

機能はありません。

Q5 Trimble Connectのプロジェクトを他のユーザ

ーと共有することはできますか？

Trimble Connectのプロジェクトをクラウド上にア

ップロードし、そのプロジェクトに他ユーザーを

招待することで、共有することができます。

（注）

Q6

Trimble Connectのプロジェクトを iPad、

iPhoneや Android端末で動かすことはできま

すか？

クラウド上にアップロードされているプロジェク

トは、iPad、iPhoneや Android端末で動作するア

プリケーション”Trimble Connect for Mobile”を利用

して、開くことができます。（注）

（注）：Trimble Connect for Windowsの Personalライセンスでは、プロジェクトをクラウド上にアップロードする

際に一部、機能制限があります。制限なしでご利用いただくには、Businessまたは Business Premiumライセンスに

アップグレードする必要があります。

Personalライセンスの機能制限については、セットアップガイドを参照してください。

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