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新病院に移転してから早いもので3年が経過しました。 十年一昔とはいいますが、時代の速度は加速度的に増していき、もはや三年 一昔といった気がいたします。この間、特に思い起こされるのは、毎年のよう に起きている豪雨災害のことです。 被災された方々が一刻も早く日常を取り戻せるように祈っています。 編集後記 経営対策課 福本 望 〒847-8588 佐賀県唐津市和多田2430 TEL.0955-72-5111 編 集・発 行唐津赤十字病院広報推進室 [ 表 紙 ] 救護班活動の様子(避難所での聞き取り) We hope a “Bright Future” 地域の明るい未来を願って 24 2019 Vol. 24 October TAKE FREE ご自由に お持ち下さい 04【トピックス令和元年佐賀豪雨災害に対する当院の対応について 08【お知らせ市民公開講座 02 特集新病院移転3周年を迎えて 基本理念 基本方針 安心な医療 あたたかい看護 地域への貢献 患者さんの人権を尊重します。       質の高い医療と看護を提供します。 救急医療やがん医療の充実に努めます。 地域医療連携を推進します。 災害救護に貢献します。         健全で安定した経営基盤を確立します。 08 NEW !

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Page 1: U © * ·ï» ÓT wS d 24 - Japanese Red Cross Societyz`o~ ³^ h :q`oxz·©áæ Â U Xslh :pb{y ´Ãpxz Z Ö±U ó:K z gUpVc ÷ w Z Ö g U É ` M ¥ p ` h { ý ´ Ã p x ÷ w ` Z Ö

 新病院に移転してから早いもので3年が経過しました。

 十年一昔とはいいますが、時代の速度は加速度的に増していき、もはや三年

一昔といった気がいたします。この間、特に思い起こされるのは、毎年のよう

に起きている豪雨災害のことです。

 被災された方々が一刻も早く日常を取り戻せるように祈っています。

編集後記

経営対策課 福本 望

〒847-8588 佐賀県唐津市和多田2430 TEL.0955-72-5111

[編集・発行] 唐津赤十字病院広報推進室[ 表 紙 ] 救護班活動の様子(避難所での聞き取り)

唐津赤十字病院 検 索

We hope a “Bright Future”地域の明るい未来を願って 第24号2019 Vol.24O c t o b e r

TAKE FREE

ご自由にお持ち下さい

04【トピックス】令和元年佐賀豪雨災害に対する当院の対応について

08【お知らせ】市民公開講座

02【特集】

新病院移転3周年を迎えて

基本理念 基本方針■ 安心な医療

■ あたたかい看護

■ 地域への貢献

■ 患者さんの人権を尊重します。      ■ 質の高い医療と看護を提供します。

■ 救急医療やがん医療の充実に努めます。 ■ 地域医療連携を推進します。

■ 災害救護に貢献します。         ■ 健全で安定した経営基盤を確立します。

08

市民公開講座のお知らせ

NEW!

がん医療推進センターからのお知らせ

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02 03

特集

特集

院長 志田原 哲 H28年4月

7月

H29年3月

4月

6月

H30年4月

9月

H31年2月

新病院引渡し式

新病院落成式

新病院開院(二タ子地区→和多田地区)【28科 一般300床 感染4床 計304床】

電子カルテシステム稼働

原子力災害拠点病院に指定

地域連携小児救急医療センター開設

病棟薬剤業務開始(全ての病棟で開始)

歯科口腔外科開設

病院機能評価(3rdG:Ver.2.0)受審【一般病院2】

病院機能評価(3rdG:Ver.2.0)認定【一般病院2】

新病院移転3周年を迎えて 今年8月を迎えて、唐津赤十字病院は新築移転から3

年が経過しました。

 移転するにあたり、一番に要望していたアクセスの良

い場所であることは、ほぼ達成されていると感じます。バ

イパス沿いの広い道路に面し、周囲からのアクセスが良

くなったこと。また、旧病院の立地より東側に移動したこ

とで、佐賀、福岡方面の高次医療機関へのアクセスが良

くなりました。また以前より西九州道に近くなったことで、

福岡方面へのアクセス、伊万里地区からのアクセスも良く

なりました。このことにより当院の地域の中核病院として

の機能が達成しやすくなりました。

 また新病院ではヘリポートを整備したことで、ドクター

ヘリの受け入れがスムーズになりました。

 次に、旧病院に比して改善された点としては、セキュリ

ティが良くなった点です。

 旧病院では、出入口が複数あり、管理ができず夜間の

出入りも管理が難しい環境でした。新病院では夜間の一

般出入り口は一か所で管理され、従業員出入り口はパス

カードがないと出入りができません。また院内の職員用

エレベーターや導線もセキュリティが確保されています。

 この3年間で新病院について皆様から頂いたご意見で

は、景色の良さをほめていただくことが多かったように思

います。特に上の階からの眺望は素晴らしいものがあ

り、唐津城、海、島々、虹の松原、鏡山などを一望するこ

とができます。南側も緑が多く落ち着いた景色と思いま

す。病院内も明るく、清潔感にあふれています。

 一方で、院内のデザインがスマートすぎて、案内板が少

なく、どの階も同じような構造なので判りづらく、特に1

階で迷っている方が多く見受けられました。この課題に

ついては、案内板を増やすなどの対応を行っています。

 このように環境は整いましたので、今後もさらに充実

した「地域の最後の砦」としての役割を職員一丸となっ

て果たして参りたいと考えています。(2019年8月)

8月

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04 05

トピックス

TOPICSトピックストピックス

活 動 報 告A C T I V I T Y R E P O R T

7月~9月

 7月30日(火)、当院にてふれあい看護体験

が実施されました。地域の7つの高校から、将来

看護職や医療職を目指す15名の学生が参加

されました。当日は当院の概要についての説明が行われた

のち、各病棟にて看護師に付いて、普段の仕事の様子を

見学・体験していただきました。午後には白衣を着て、記念

撮影を行い、災害看護についての映像もご覧いただきました。

参加された学生さんからは「立派な看護師になりたいと思っ

た」という嬉しい感想もいただきました。

ふれあい看護体験白衣を着て記念撮影

7月30(火)

 当院の佐野講堂にて看護師キャリア開発

ラダーの認定証授与式を開催しました。当院

は赤十字看護師の看護実践の指標に基づき

キャリア開発ラダー教育を行っています。看護職員が自覚と

責任を持ち、質の高い看護を提供できるよう、自己研鑽を支援

しキャリア開発を目指します。

看護師ラダー認定証授与式赤十字の看護師として

8月21(水)

 9月4日(水)、1F佐野講堂にて院内保育園

「は~とふるほいくえん」の運動会が開催され、

リトミック(音楽に合わせて諸能力を育む

レッスン)を用いたダンスやフープ運動などをご家族の方に

披露しました。最初は緊張した面持ちであった子どもたちも、

楽しい音楽にあわせて体を動かす中で、次第にいつも通りの

活発さを取り戻していました。途中全員参加のプログラムも

あり、親子水入らずの楽しいひとときを過ごしました。

は~とふるほいくえん運動会お父さんお母さんといっしょに

9月4(水)

 令和元年8月27日から降り続いた大雨により、佐賀県で

大きな被害が出ました。日本赤十字社佐賀県支部では、被災

された方 を々支援するために義援金募集の受付を開始しま

した。唐津赤十字病院でも、1F正面玄関に募金箱を設置

しております。皆さまの温かいご支援をお待ちしております。

令和元年8月豪雨災害義援金募集

お 知 ら せ

「令和元年8月豪雨災害義援金」

令和元年9月2日(月)~令和2年2月28日(金)

義援金の名称

受付期間

活動報告・お知らせ

詳しくは、日本赤十字社佐賀県支部HPをご覧ください。

http://www.saga.jrc.or.jp/

 8月28日(水)に降った大雨の影響で発生した災害に対して、当院

は8月29日(木)から30日(金)まで救護班を杵藤エリアに派遣し、

医療ニーズを調査するための避難所での聞き取り調査を実施し、

9月7日(土)から9日(月)にかけては避難所生活が続いている被災者

の夜間健康支援のため、看護師を2名ずつ避難所に派遣し、各日

17時~9時まで活動しました。

 また、「日本赤十字社が被災地の保健医療ニーズを把握し、

専門的観点から関係機関と協議・調整すること」を目的に当院の医師

を災害医療コーディネーターとして派遣しました。

令和元年

佐賀豪雨災害に対する

当院の対応について

出発式の様子

活動の様子(保健福祉事務所での打合せ)

救護活動を行う救護班員

他県の救護班とのブリーフィング

き とう

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06 07

■■■■■■

外来の紹介

産婦人科外来

外来紹介

紹介症例報告会のお知らせ

 唐津赤十字病院は佐賀県における北部地区周産期医療基幹施設としての役割上、近隣の産婦人科開業医との連携が必須とされています。新病院移転を機に産婦人科の外来・病棟を4階のワンフロアで隣接させ緊急性の高い紹介症例などへの対応をよりスムーズに行える体制をとりました。私達スタッフ一同は、新生児からご高齢の方々にいたるあらゆる世代の女性およびそれを支えるご家族の方々に対して、優しく寄り添い安心で安全な医療を提供できるよう努めております。

 受診される妊産婦さんへの感染予防のため、ご自身が感染症の疑いがある場合や上の子どもさんが感染症にかかられている場合は受診前にお電話でご相談下さい。 急を要する方の診察の場合など、診察の順番が前後するときがありますのでご了承下さい。また産婦人科の診察時は尿検査を行う場合が多々ありますので排尿のタイミングなどお尋ね下さい。その他お待ちになっている途中に、気になることなどありましたら、遠慮なくスタッフにお声かけ下さい。

産婦人科外来の紹介

Q&A

みなさまへ

Q:A:

Q:A:

Q:A:

Q:A:

外来の受付時間は何時までですか?他科の受付時間と同様に8:30~11:00までとなっています。この時間以外でも急な症状で受診を希望される時はお電話にてご相談下さい。受診時に必要なものはありますか?お手持ちのお薬手帳、あれば紹介状、妊産婦の方は母子手帳・無料券などを確認させていただきます。円滑な診療を行ううえでとても重要ですのでご協力お願いします。予約の電話はいつでもよいですか?平日は毎日午前中外来診療が行われています。予約や変更・問い合わせなどはできるだけ15:00~16:00の間でお掛け下さい。ただし緊急時は、この限りではありません。里帰り出産を希望する場合はどうすればよいですか?妊娠30週までに一度は受診できるよう、必ず事前に婦人科外来へ電話をし予約を入れてください。既往歴(過去にかかった病気や手術など)や合併症によっては対応できない場合もありますのでご了承下さい。

産婦人科医師産婦人科外来担当看護師・助産師産婦人科外来担当事務(午前中)

3名

1~2名

1名

■スタッフ紹介

午前通常外来 (受付8:30~11:00)午後 【完全予約制】毎週火曜日(14:00~産後2週間健診)

毎週金曜日(14:00~産後1ヶ月健診)

母乳外来 (電話予約にて要調整)

■診療時間

トイレ

観察室

紹介症例報告会のお知らせ

 紹介症例報告会は、地域医療連携を推進するにあたり、当院に患者さんを紹介いただいている地域の医療機関の先生方と唐津赤十字病院の担当者が密接な関係を構築し、地域住民の皆様に適切な医療サービスを提供することを目的として、当院に患者さんを紹介いただいている医療機関の医療従事者を対象に、年6回開催しています。

 7月に開催した紹介症例報告会では、まず紹介元の森永胃腸科医院の森永先生が希望された症例に対して、当院循環器内科の八並医師が報告され、次にふじい胃腸内科小児科の藤井先生が希望された症例に対して、外科の牛草医師が報告されました。その後、両医師と参加者のみなさんがそれぞれ意見交換されました。

 今回は、輸血に関する講演が行われ、まず当院輸血認定看護師 熊本智加看護師と山下真由美看護師よる「輸血についての取り組み~当院における学会認定看護師の活動~」が報告されました。また、「大量出血に対する輸血療法」という題目で第3内科副部長 冨桝りか医師が講演を行いました。

開催の目的

開催報告

今後の予定

2019年11月26日(火)

2020年 1月28日(火)

2020年 3月24日(火)

紹介症例報告会

地域医療支援病院特別講演会

紹介症例報告会

*参加を希望される方は、事前に各地域医療機関へ郵送しております紹介症例報 告会出欠連絡票にて受け付けています。 地域の医療従事者の方の多数のご参加お待ちしております。ご不明な点などありましたら、患者総合支援センターまでお気軽にご連絡ください。