unixサーバ新時代 - fujitsu...solaris 10...

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Copyright 2009 FUJITSU LIMITED UNIXサーバ新時代 ~仮想化技術によるSolarisサーバの 新しいかたち~ 2009年5月15日 富士通株式会社 エンタプライズサーバ事業本部 事業企画統括部 ビジネス計画部 部長 伊藤 達夫

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  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED

    UNIXサーバ新時代~仮想化技術によるSolarisサーバの

    新しいかたち~

    2009年5月15日富士通株式会社

    エンタプライズサーバ事業本部事業企画統括部 ビジネス計画部

    部長 伊藤 達夫

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED1

    本日のご紹介内容本日のご紹介内容

    市場の認識最近の社会動向

    企業の直面するIT課題

    情報システム部門が直面する課題

    富士通からのご提案これからのサーバ移行アプローチ

    これからのサーバ選定の考え方

    SPARC Enterprise最新情報

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED2

    市場の認識市場の認識

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED3

    コスト削減 ・ 効率化

    業務ロジックは継続

    企業内システムの変遷企業内システムの変遷

    •PCの性能向上(価格低下)

    •GUI環境

    •ネットワークの進化•Webブラウザの台頭

    19801980年~年~

    19901990年~年~

    20002000年~年~

    ホスト集中

    Web

    クラサバ

    企業内インフラは最新技術を活用しながら、進化!

    常にコスト削減を追求、しかし、業務ロジックは変わらない・・・

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED4

    最近の社会動向最近の社会動向

    内部統制

    SOX法対応

    IT技術の進化(仮想化技術、クラウドなど)

    ネットワーク社会

    セキュリティ

    個人情報漏洩

    災害対策

    サブ・プライムローン問題

    サブ・プライムローン問題

    国内景気悪化国内景気悪化

    地球温暖化(グリーンIT)

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED5

    企業の直面するIT課題企業の直面するIT課題

    出典:IDC Japan, 2008年12月「国内IT市場 2008年~2012年の予測:世界金融危機が与える影響」(J9120109)出典:IDC Japanプレスリリース「世界景気後退の国内IT市場への影響に関するユーザー調査結果を発表(2009年3月)」より

    金融危機前後の日本における

    CIO(最高情報責任者)の2009年のIT投資意向

    20

    3 6

    50

    32 28

    27

    5162

    414

    4

    0%

    50%

    100%

    増加

    変わらない

    減少減少

    わからない

    世界金融危機以前

    n=327 n=326n=327

    世界金融危機以降(2008年11月調査)

    世界金融危機以降(2009年2月調査)

    世界金融危機の発生後、 2009年度のIT投資は減少と回答(約6割)

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED6

    -3.6

    5.8

    3.5

    0.9

    -8.1

    5.2

    1.7

    -1.7

    -12

    -8

    -4

    0

    4

    8

    Hardware PackagedSoftware

    IT Services Total IT

    2008年9月時点の予測 2008年12月時点の予測

    世界不況下での国内IT投資世界不況下での国内IT投資

    出典:IDC Japan, 2008年12月「国内IT市場 2008年~2012年の予測:世界金融危機 が与える影響」(J9120109)

    2009年の国内製品別IT市場の成長率予測比較

    ハードウェア予算削減/保留対象項目

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    60

    PC サーバ モバイル ネットワーク機器

    プリンタ ストレージ

    (%)

    ハードウェアは、景気減速の影響を最も顕著に受けている

    サーバの予算を削減または保留と約3割が回答

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED7

    IT投資減退下では、「新規投資の抑制」、「既存システムの維持」という選択に行きがちであるが…

    IT投資減退下ではIT投資減退下では

    23.0

    23.4

    21.7

    21.4

    22.8

    26.0

    37.8

    36.4

    34.9

    15.3

    15.1

    15.3

    2.6

    2.3

    2.0

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    2009年度

    2008年度

    2007年度

    出典:矢野経済研究所

    「ユーザ企業のIT投資実態と予測2007-2009」

    将来の新規IT投資への布石とする既存システムの活用が重要

    IT投資の用途別構成推移

    新規IT投資既存システムのリプレース

    既存システムの維持・メンテナンス費用 人件費 他

    いかに縮小できるか?いかに有効活用できるか?

    注:2008年2月現在

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED8

    情報システム部門の課題情報システム部門の課題

    どのような最新技術を

    活用すべきか?

    上層部からのITインフラ活用に対する要求

    コンプライアンス

    •内部統制

    スピードアップ

    • 開発生産性の向上• サービス提供の迅速化

    セキュリティ

    •セキュリティの向上、確保•情報漏洩対策•ディザスタリカバリ

    社会的責任

    •グリーンIT•業務継続性の向上

    コスト削減

    • システムリソースの有効利用• 業務とインフラのライフサイクルギャップ

    • レガシーシステムの延命• ハードウェア台数削減• システム構築の工数を削減

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED9

    “サーバの仮想化”がキーワード

    どのような最新技術を活用すべきか?どのような最新技術を活用すべきか?

    企業内システムの課題①システムにかかるコスト全体を削減したい(初期導入、移行作業、運用管理、HW/SW保守)

    課題解決への考え方

    業務は変えずに、管理するサーバ数を減らす(サーバの台数やOSの数など)

    企業内システムの課題②業務は、簡単には変更できない!

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED10

    これからは、“仮想化技術”を取り込みながら、企業内システムを進化させることが重要

    コスト削減 ・ 効率化

    業務ロジックは継続

    これからの企業内システムこれからの企業内システム

    仮想化

    19901990年~年~

    20002000年~年~

    20102010年~年~

    Web

    クラサバ

    クラウドコンピューティング

    ・・・

    •ネットワークの進化•Webブラウザの台頭

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED11

    富士通からのご提案富士通からのご提案

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED12

    SPARC/Solaris仮想化技術の歴史SPARC/Solaris仮想化技術の歴史

    2000 2005 2010

    約10年の実績、時代のニーズにより進化(エントリクラスからハイエンドクラスまでの仮想化をサポート)

    PPARDR (Dynamic Reconfiguration)

    PPARDR (Dynamic Reconfiguration)

    XPARXPAR SolarisコンテナSolarisコンテナLDoms

    (Logical Domain)

    LDoms

    (Logical Domain)

    マルチコア/ マルチスレッド

    マルチコア/ マルチスレッド

    Solaris9 RMSolaris9 RMDSD(Dynamic System Domain)

    DSD(Dynamic System Domain)

    ・・・

    ハードウェア層での分割ソフトウェア層での分割

    ファームウェア層での分割

    DSD/PPAR / XPAR Solarisコンテナ LDOms

    ハイエンドクラスハイエンドクラスミッドレンジクラスミッドレンジクラス

    エントリークラスエントリークラス

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED13

    仮想化を活用した、富士通からのご提案仮想化を活用した、富士通からのご提案

    これからのサーバ移行アプローチこれからのサーバ移行アプローチ((既存業務の再活用既存業務の再活用))

    これからのサーバ選定の考え方これからのサーバ選定の考え方((将来への投資将来への投資))

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED14

    「サーバ仮想化」導入の懸念事項(複数選択可)「サーバ仮想化」導入の懸念事項(複数選択可)

    出典:ガートナー (ITデマンド・リサーチ)/調査:2008年11月

    「2008年後期 企業ユーザーITデマンド調査報告書 第1部 Computer Systems」

    当社のサーバ仮想化を活用した事例をご紹介します

    11.2%

    14.8%

    15.8%

    20.4%

    22.9%

    23.7%

    24.1%

    32.6%

    59.4%

    2.0%その他

    ビジネス効果が見えない

    仮想化技術そのものが難しく理解しにくい

    仮想化とその他製品間の整合性

    ソフトウェア・ライセンスの問題がある

    ベンダーのスキル

    どの技術・製品が良いのか不明

    実績

    社内のスキル

    安定性・信頼性

    実績やノウハウの蓄積に不安があり、まだ踏み出せない

    n=717

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED15

    高信頼かつ、拡張性・柔軟性を備えたサーバ統合の実現 ハードウェアの独立性を維持したハードウェアパーティションを採用

    (基幹業務に耐えうる高い信頼性)

    最大4パーティションの拡張性とリソースを柔軟に活用できるDR(動的再構成)により、ビジネスの変化への柔軟な対応が可能

    導入事例:株式会社日本総合研究所様 【お客様の声】「新基幹システムでは、SAPと業務アプリケーションが動いていますが、変化に応じてパーティション間でCPUやメモリなどのリソースの移動が容易にできるDR(動的再構成)の柔軟な拡張性にも期待しています。」

    24時間365日稼動の基幹業務システムの集約例24時間365日稼動の基幹業務システムの集約例【ハードウェアパーティション】

    お客様の生の声をお届けします! SPARC Enterprise導入事例 http://primeserver.fujitsu.com/sparcenterprise/casestudy/

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED16

    大幅な台数削減を実現した集約例大幅な台数削減を実現した集約例

    サーバの集約とリソース有効活用を目的にSolarisコンテナを採用 業務同士が互いに干渉しないセキュアなシステムを実現

    CPUやメモリなどの使用効率の向上や負荷変動への対応

    検証や開発のための専用サーバが不要

    学習支援・管理システム「Fujitsu NetCampus」

    「検証と開発環境とを合わせて18個のコンテナを作成しテストをおこないました。これまでのように検証や開発のためのサーバを用意する必要もなく、性能面でも十分対応可能でした」

    【担当SEの声】

    【Solarisコンテナ】

    お客様の生の声をお届けします! SPARC Enterprise導入事例 http://primeserver.fujitsu.com/sparcenterprise/casestudy/

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED17

    情報システム部門の声情報システム部門の声

    移行するための調査(ミドルやOSのサポート

    状況など)が大変なんだけど…

    将来的なことも踏まえてジックリ方法を考えたいのに、

    検討時間が足りない・・

    今年度、移行の費用は、ほとんど掛けられない!

    サーバの耐用年数を越えると故障率が高くなって、システムダウンする危険が…

    ・・・ ・・・

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED18

    ITシステムライフサイクルの考え方(いままで)ITシステムライフサイクルの考え方(いままで)

    【移行元】

    【移行元】

    【移行先】

    課題

    Solaris 8

    ミドルA V1

    アプリAアプリA

    Solaris 9

    ミドルB V1

    アプリBアプリB

    Solaris 10

    ミドルA V?

    アプリA ?アプリA ?

    Solaris 10

    ミドルB V?

    アプリB ?アプリB ?

    移行イメージ

    new

    移行コストが高価であり、システム移行の敷居が高い

    移行調査や検証に費やす工数が大移行先サーバの

    サポートOSの版数は?

    移行先のOS版数上で移行元のミドル版数が動作するの?

    移行先でアプリA/Bがそのまま動作するの?

    OK?OK? OK?OK?

    OK?OK? OK?OK?

    サーバ保守切れのタイミングで、OS/ミドルウェアも合わせて最新製品への入れ替え作業を実施

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED19

    企業内システムのコストダウンを実現するために企業内システムのコストダウンを実現するために

    段階的に・・・先送り・・・一気に最新環境へ…

    コストダウンが全くできない

    移行コストを抑えて運用コストダウンを実現

    運用コストはダウンするが、移行コストが高価

    先送りにしたら、コストダウンはありません!仮想化技術を活用したコストダウンを検討しませんか?

    アプローチ

    現行システム

    移行完了

    現行システム

    ハード更新

    アプリの更新

    移行完了

    現行システム

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED20

    お客様のビジネス状況に応じて、段階的に移行

    Solaris 10

    ITシステムライフサイクルの考え方(これから)ITシステムライフサイクルの考え方(これから)

    既存環境

    最新サーバに移行したいが、十分な調査や検証工数がかけられない場合でも、安心してシステム移行を実現

    ファーストステップ セカンドステップ 移行完了

    Solaris 10 Solaris 10new

    運用

    移行検証

    既存環境をそのまま最新サーバに移行

    最新サーバ上で既存環境を運用しながら、最新環境の

    構築/検証

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED21

    Solarisサーバの新しいシステム移行アプローチ

    Solaris 8/9 ContainersSolarisサーバの新しいシステム移行アプローチ

    Solaris 8/9 Containers 稼動中のSolaris 8、9の環境を、Solaris 10搭載の

    SPARC Enterpriseに短期間での移行を実現する仮想化機能

    Solaris 10 Global zone

    Solaris 8(zone)

    アプリアプリ アプリアプリ

    Solaris 9(zone)

    Solaris 9 OS

    アプリアプリ

    Solaris 8 OS

    アプリアプリ

    【移行元】

    【移行先】

    【移行元】

    Solaris 10(zone)

    開発環境

    Solaris 8, 9 上で構築したお客様のシステムを、OSやミドルウエア、アプリケーションを変更することなく、最新OS/サーバ上で動作可能

    詳しくはこちらをご覧くださいhttp://primeserver.fujitsu.com/sparcenterprise/news/article/09/0407/

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED22

    富士通からの提案富士通からの提案

    これからのサーバ移行アプローチこれからのサーバ移行アプローチ((既存業務の再活用既存業務の再活用))

    これからのサーバ選定の考え方これからのサーバ選定の考え方((将来への投資将来への投資))

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED23

    携帯端末

    旅行・娯楽

    オンライン・ショッピング

    生活

    生活必需品家電

    ネット家電

    貨物車載端末

    ビルシステム(空調/照明機器)

    PDA

    ウェアラブル機器

    企業

    全てがネットワーク化され社会インフラ化全てがネットワーク化され社会インフラ化

    「場所」から「人」へ変化するネットワーク

    「人」と「システム」、「人」と「サービス」を多種多様に均一に接続

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED24

    高度情報化社会の進展に伴って、インターネットを駆け巡る情報量は急増

    国内では、2025年までに情報量が約200倍 情報通信ネットワーク技術の高度化

    スマートフォンなど、携帯電話の高機能化によるモバイル利用環境の進展

    ネットワークを流通するデータ量、ネットワークと接続するデバイス数の爆発的増加

    非接触ICカードの普及による電子マネーの利用拡大(携帯機能の高度化) など

    今後、企業に派生する要因①

    爆発的に増加するデータ量への対応が急務今後、企業に派生する要因①

    爆発的に増加するデータ量への対応が急務

    出展:経済産業省

    データを迅速かつ確実に処理し、サービスレベルの維持

    企業の社会的責任は?

    高速処理

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED25

    0

    1,000

    2,000

    3,000

    CY06 CY10 CY15 CY20 CY25

    今後、企業に派生する要因②

    ITの省エネが緊急の課題今後、企業に派生する要因②

    ITの省エネが緊急の課題 サーバの選定要因は、「処理能力/信頼性/コストパフォーマンス」

    が高く、「ITの省エネ」はまだ低い

    このままでは、IT関連の消費電力は、2025年に現在の約5.2倍

    全体の5% 全体の15~20%出展:経済産業省

    71%

    66%

    62%

    29%

    14%

    0% 25% 50% 75%

    処理能力

    信頼性/可用性

    コストパフォーマンス

    運用管理/保守容易性

    利用したいアプリ稼動

    サーバなどの選定要因(2008年5月調査)サーバなどの選定要因(2008年5月調査)IT: ネットワーク機器、サーバ、

    ストレージ、PC、ディスプレイ

    IT関連の消費電力の将来推計(国内)IT関連の消費電力の将来推計(国内)

    1.3倍

    2.1倍

    3.5倍

    5.2倍

    消費電力(億kWh)

    ・・・・・

    ・・・・・

    出典:JEITA

    N=244,%,(MA)

    消費電力を抑えたエコロジーへの貢献

    企業の社会的責任は?

    Green

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED26

    サーバに求められる技術サーバに求められる技術

    処理能力を高める時、従来の単なるサーバ追加による方法では、熱・騒音・スペースなどの問題が加速、結果、“Green” を阻害

    Greenを維持しながら業務レスポンスを向上する技術が必要

    Green高速処理 共存できる技術?

    「マルチコア・マルチスレッド」が解決!

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED27

    マルチコア・マルチスレッドが解決策となる理由マルチコア・マルチスレッドが解決策となる理由

    消費電力を増加させずに処理能力を増強

    チップ上に複数コアを集約、さらに、各コアでスレッドレベルの並列処理化によりCPUリソースを有効活用、結果、消費電力あたりの処理性能を大幅に向上

    CPUモジュール

    キャッシュ

    コア

    CPUチップ

    コア コアコア

    マルチコア マルチスレッド

    処理B 処理B

    処理A 処理Aメモリアクセス

    時間

    処理A終了

    処理B終了

    スレッドA

    スレッドB

    コア内

    ・・・

    メモリアクセス

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED28

    マルチコア/マルチスレッドによる効果~SPARC64の場合~マルチコア/マルチスレッドによる効果~SPARC64の場合~

    1スレッド/1コアシングルコアSPARC64 V (2.08GHz)

    ※当社ベンチマーク結果より

    xx 3.93.9

    2スレッド/1コアデュアルコアSPARC64 VI(2.4GHz)

    2スレッド/1コアクワッドコア

    SPARC64 VII(2.52GHz)

    単体コアのクロックアップ

    CPU内コア増(マルチコア)

    命令の並列実行(マルチスレッド)

    コアあたりの消費電力 65W65W 60W60W 34W34W

    プロセッサ性能の大幅向上(チップ当たりの相対性能)

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED29

    企業内の業務システム環境の課題企業内の業務システム環境の課題

    業務毎に特性が異なるため、単なるマルチコア/マルチスレッド化ではダメ

    今後、 ネットワークアクセス数や

    情報量は爆発的爆発的にに増加増加

    外部との接続を担う領域 基幹系業務を担う領域

    《基幹系ジョブ》・DB処理・バッチ処理

    《スループット系ジョブ》・Web・ID管理・APサーバ

    処理に最適化されたマルチコア/マルチスレッドでなければ処理効率の悪いシステムとなる

    領域別ジョブの特長

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED30

    スレッドを活用し、次世代ITを効率的に活用スレッドを活用し、次世代ITを効率的に活用

    【IT活用が非効率】 10物理CPUで処理

    従来型サーバ技術(均一なCPU性能)

    【IT活用が効率的】3物理CPUで処理

    ジョブ適用型サーバ技術(スレッド活用)

    CPUリソースが余っている

    CPUリソースが無駄なく稼動

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED31

    外部との接続を担う領域での効果外部との接続を担う領域での効果

    SPARC Enterprise T5240UltraSPARC T2 Plus 1.4GHz

    2cpu(16コア)

    IBM System P5 505QPOWER5+ 1.65GHz

    2CPU(4コア)

    1台

    約115,000円電力使用量(年間)約190,000円

    4,112kg-CO2CO2排出量6,800 kg-CO2

    最大 1,210W消費電力量最大 2,000WW(400W/台 x 5)

    5台 同一性能5U 2U

    2008年9月時点

    性能差が5倍! つまり、同一性能比: 5台 vs 1台 ということ

    スペースは50%以上、消費電力・CO2排出量・電気使用量は約40%も差がでます。

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED32

    設置スペース

    重量

    発熱量

    電力使用量(年間)

    CO2排出量

    消費電力量 470W1,090W

    22kg45kg

    2U4U

    約 45,000円約 104,000円

    1,692KJ/h3,924KJ/h

    1,597kg-CO23,705kg-CO2

    マルチコア/マルチスレッドに対応されたサーバを選択することでコンパクトなのに処理能力up! さらに、環境問題にも貢献!

    シングルコア/シングルスレッド マルチコア/マルチスレッド

    性能20%up

    SPARC Enterprise M3000PRIMEPOWER450

    基幹系業務を担う領域での効果基幹系業務を担う領域での効果

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED33

    “コンテナ化”することは、 目の前(現状)のコストを減らし、将来への容易なシステム移行に繋がります

    【目の前の効果】管理するサーバ数を削減

    (Solaris 8/9 Containersの採用で移行、運用工数が小)

    新ハードウェア上での動作により、既存業務が性能UP(マルチコア/マルチスレッド化の良さを最大限に活用)

    【将来の効果】ハードウェアとアプリ(ミドルウェア)の同時移行が不要

    (お客様のビジネス状況に合わせた段階移行が可能)

    OS~アプリまでを1セット化することで、サーバ更新時の検証工数を最小化

    まとめ 「Solarisサーバの新しいかたち」とは業務のコンテナ化まとめ 「Solarisサーバの新しいかたち」とは業務のコンテナ化

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED34

    SPARC Enterprise最新情報SPARC Enterprise最新情報

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED35

    高い処理性能、ミッドレンジクラスの高信頼性、エコロジー データーベースやバッチ処理など負荷の大きいトランザクションを

    高速、安全に処理

    ミッションクリティカル向けの高性能・信頼性を確保しつつ、省エネルギー・省スペースを実現

    Oracle Databaseは全エディションが適用対象 お客様の業務に応じて、Standard Edition One(SE1),Standard Edition、

    Enterprise Edition(EE)の三種類のエディションから選択可能

    2UラックマウントSolaris10~

    NewNew

    高信頼・高性能「SPARC64 Ⅶ」を1CPU(2コア/4コア)搭載数々の高信頼機能を装備エコロジーの徹底追及静音設計(47dB)2008年10月より販売開始

    展示しています!最新エントリーモデル

    SPARC EnterpriseM3000最新エントリーモデル

    SPARC EnterpriseM3000

    ○○○SPARC Enterprise M3000×○○PRIMEPOWER250

    ××○PRIMEPOWER450

    SE1SEEE

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED36

    M3000にはエコが詰まっていますM3000にはエコが詰まっています

    M4000・M5000も順次対応予定

    ※従来モデル:PRIMEPOWER 450(4U)との比較。

    性能向上と合わせて、CO2 約 65 %削減

    エネルギー消費効率で基準値の500%以上を達成(4コアモデル、消エネ法による)

    消費電力

    58%削減スペース

    50%削減

    環境要素が、自社製品または市場製品との比較においてトップレベル。

    グリーン製品

    消費電力モニター

    エアダクトによる冷却効率の向上

    冷却ファンの回転数を9段階で制御

    サーバ毎に電力消費量・冷却風量を可視化

    同等クラスの競合他社機比で、最も低い消費電力量

    エコロジー設計

    SPARC EnterpriseM3000

    0

    250

    500

    750

    1000

    M3000 I社 H社

    45%ダウン

    Watts

    本書には、Sun Microsystems, Inc. により提供された技術情報が含まれています。

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    富士通フォーラム富士通フォーラム

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    地下2階 展示ホール

    (A)最新技術によるUNIXサーバの移行/統合

    (B)高性能・高信頼・グリーンITを追求した最新プラットフォーム~SPARC Enterprise:静展示~

    関連展示デモご紹介関連展示デモご紹介

    A B

    ITゾーン

    リスクマネジメントビジネスゾーン

    ITゾーン

    環境新世代ERP

    グローバルワークショップ

    テーマステージ

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    SPARC Enterprise 関連デモSPARC Enterprise 関連デモ

    【展示デモ : ITインフラコーナ】

    M5000(静展示)

    ETERNUS

    PRIMEPOWER

    本日展示中!!

    最新技術によるUNIXサーバの移行/統合

    M3000

    M3000

    M3000(静展示)(内部がご覧いただけます)

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    紹介商品のご購入・ご導入を検討中のお客様へ紹介商品のご購入・ご導入を検討中のお客様へ

    http://primeserver.fujitsu.com/sparcenterprise/

    商品情報サイトUNIXサーバ SPARC Enterprise(スパーク・エンタープライズ)

    http://triole.fujitsu.com/jp/psc/

    法人のお客様向けショールーム

    富士通コンタクトライン TEL:0120-933-200備考: 受付時間 9:00~17:30(土・日・祝日・年末年始を除く)

    電話での問い合わせ

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    UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。 Sun、Sun Microsystems 、Sun のロゴ、Java 、Netra、Solaris、Sun Ray、Answerbook2 、docs.sun.com、

    OpenBoot、およびSun Fire は、米国およびその他の国におけるSun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。

    すべての SPARC 商標は、 SPARC International, Inc. のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における登録商標です。SPARC 商標が付いた製品は、Sun Microsystems, Inc. が開発したアーキテクチャーに基づくものです。

    SPARC64 は、Fujitsu Microelectronics, Inc. および富士通株式会社が SPARC International, Inc. のライセンスを受けて使用している同社の商標です。

    SPEC(R)およびベンチマーク名のSPECint(R), SPECfp(R), SPECjbb(R),SPEComp(R), SPECweb(R),SPECjAppServer(R)は、米国およびその他の国におけるStandard Performance Evaluation Corporation(SPEC)の商標または登録商標です。

    TPC, TPC-H, QphHは米国Transaction Processing Performance Councilの商標です。 JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国

    Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。 SAP, SAP Logo, R/3 は、ドイツおよびその他の国々におけるSAP AGの商標または登録商標です OracleおよびOracle製品名は、米国Oracle Corporationの登録商標です。 その他各種製品名は、各社の製品名称、商標または登録商標です。