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■はなのきセミナーⅢ「平和の意味を考えよう」
PartⅢ 「南アフリカ・ベナン共和国に学ぶ」
日時: 11月 9日(土)10:00~12:00
場所: ウィルあいちセミナールーム 6 講師:大森貫二氏
講師の大森氏は、中学時代から国際ボランティアとして
タイの東北部での経験を契機に、JICA青年海外協力隊員
として 2011年から 2年間、西アフリカのベナン共和国に派遣され 2013年 1月に帰国。ゴミをゴミ箱に
捨てるという意識がないベナンで、ゴミ問題に関する知識の普及や啓発活動をされていた。貧困と厳し
い生活環境の中で生きている西アフリカの人にとって「平和とは?」「支援とは?」いったい何であろう
か。我々は今何が出来るのか、何をすべきかを皆で考える良い機会になった。
知多・名古屋ブロック担当 : 西浦・ 生田・上坂
ソプラノの渡部純子さんとは 2010 年ワシントン・ニューヨークスタディーの時、ベアテ・シロタ・ゴー
ドンさんの通訳をして下さったご縁です。昨年帰国後のリサイタルを聴いた会員の皆さんのリクエストと、
スピリチュアル(黒人霊歌)をナンバーにもつ結成 40 年の混声合唱団コールハーモニアとのジョイントが
実現しました。8 月のオペラ・9 月の定期コンサート・1 月のニューイヤーコンサートなどにも会員の皆さ
んも参加。双方のパワーにだんだん期待が高まって行きました。
当日はチケット販売数からして、想定以上の観客席に出演者も「スゴーイ」とテンションが上がるのを感
じさせられ、最後の谷中会長の挨拶と共に全員合唱「花は咲く」で暖かい雰囲気のエンディングとなりまし
た。あいち男女共同参画財団・佐藤理事長の開催挨拶に吉本副知事も登壇、最後までご覧頂きました。折し
も「男女共同連携フォーラム」結成の直前のウィルホールでの開催、まさに連携の見える企画としてタイム
リーなイベントともなりました。バックヤー
ドでは多くの出演者のスタッフとして受付か
ら控室まで、新旧会員が夫々の持ち場で黒子
としておおいに活躍、結果として掛け替えの
ない交流の機会ともなりました。今回は東北
支援を中日新聞に委託、加えて昨年のスタデ
ィーツアー訪問先のフィリピンにも支援をす
ることができたことを感謝し報告と致します。
(はなのきチャリティーコンサート 2013) 生田ふみ
はなのき通信
2014 年 3 月 発行 第 3 号
編集・発行 : あいち国際交流はなのき会
URL http://www.aichinet.ne.jp/~hananoki/
E メール [email protected]
セミナー報告
チャリティーコンサート報告
『『『ソソソプププラララノノノ&&&コココーーーラララスススににによよよるるるハハハーーーモモモニニニーーーコココンンンサササーーートトト
~~~届届届けけけ!!!心心心ののの歌歌歌声声声、、、東東東北北北へへへ~~~』』』 222000111444...111...111333
旅行期間: 2014 年 1 月 24日(水)~1月 28 日(日)
5日間という短い研修期間の中で主に心に残ったものを報告したいと思います。参加者の皆様のご協力
で楽しく実りある研修ができましたことお礼申し上げます。
NPO 法人ジャパンハートと養育施設 Dream Train.
ジャパンハートはもともと医療を通してミャンマーの恵まれない人々を救うことが中心の活動でしたが、活
動内容が幅広くなり、子供たちの養育施設も経営しています。寄付金と文房具、生活用品などを持って行き
ました。子供たちと短い時間でしたが、折り紙・お手玉・あやとりなどして楽しい時間を共有できました。
尼僧院付属小学校
ミャンマーは一握りの富裕層と多くの貧困層で成り立ち、弱者である女性や子供たちは厳しい環境に生き
ています。しかし、国の宗教である仏教の考え方(小乗仏教)が、相互扶助として貧困や暴力から子供たち
を辛くも守っている状況です。尼僧付属小学校では、1 クラス 30~50人の子供たちと、15名の参加者が、5
人ずつで交流しました。それぞれのクラスで折り紙やお手玉などをして子供たちと交流しました。子供たち
の人懐っこくて素直な瞳が印象的でした。また、ちょうどその日は近所に住む人の子供さんが満 1歳を迎え
たとのことで、尼僧院に寄進に来ていました。たくさんの品物と食事を寄進されたという事で、居合わせた私
たちもミャンマーの家庭料理をお相伴させていただきました。乳幼児の死亡率は高く、1歳の誕生日は親に
とって無上の喜びだという事です。
ミャミャウインさんとの交流
ミャミャウインさんとはなのき会は大変深いご縁があります。彼女が日本で「難民第 1号」に認定されたころ
から、はなのき会メンバーの皆さんが親身になって支援をされました。スーチーさんが解放されてからミャン
マーに帰ることができ、空港まで迎えに出てくださいました。サンサンエイさんという実業家の方が一緒に来
て、みんなで夕食を共にしました。
ミャンマーの現在の話や、ミャミャさんが出家して心の平安を保っている話や、エイさんが友人と一緒に新
しいビルを建てる話など聞かせていただき、感心しました。ただ、さすがミャンマーで、政治の深い話はタブ
ーなので、また、エイさんのご主人が高級官僚という事もあり、スーチーさんの話などは聞くことはありません
でした。 伊藤久代
第 10回 スタディツアー報告
『ミャンマーふれあい 5日間』
2014年 2月 25日(火) 13 :30 ~14:30愛知県庁特別会議室で副知事吉村明子氏と会員 23名との懇話会が
開かれました。副知事からあいち女性の活躍促進プロジェクト発行の資料に沿って説明がありました。
・経済界のトップに「女性の活躍が経営戦略」であるとする考え方の浸透
・子育て支援の充実
・ワークライフバランスの推進
・女性のエンパワーメントを目指したい
この 4項目を重点に 2月議会に向け準備をしているそうです。
質疑応答では、「あいち女性連携フォーラム」の今後について
の質問に対し「緩やかなネットワークを作り、それぞれの団体の活動を主にして、連携できることは何かを考える
ことが大切」とのお話がありました。 (永田)
■はなのき IEN の会 〈ホームステイー・国際交流報告〉
▪粟田昌子さん(尾張ブロック)のグループ 7 名(豊山町国際交流の会)が、知立市国際交流協会で知り合った
中国の胡一超さんを訪ね、10月 21日~25日迄景徳鎮に行きました。彼が日本語を教えている景徳鎮陶磁
学院大学で、日本文化理解講座と題して、日本文化を紹介し交流しました。
「人と人との交流、これこそが本当の国際交流だ」 あわちゃん通信より
▪2/8~2/9東海市国際交流協会の依頼で トルコの男性 2人を知多ブロックの深谷雅子さんが受け入れされま
した。
▪山本春美さん(東三河ブロック)のグループ 13 名(史文の会)と添乗員[20 年来同行、その博学に参加者は惹
かれている]が中国浙江省へ 11月 10日から 17日訪問し、文化や歴史を学びました。
【お誘い】2014年は四川省の三星准遺跡、金沙遺跡を訪れる予定です。
時には悠久を生きる古代人の足跡を訪ねる旅へご一緒に行きませんか?
永田久枝([email protected])
■日本伝統文化研究会 ▪出前講座「心の教室」名古屋市緑区黒石小学校のトワイライトで茶の湯の指導。2013年 1月から 9月迄、
月 1回低学年の生徒対象。毎回 20名程参加。きちんと正座して真剣に取り組む姿は何とも微笑ましく思え
ました。はなのき会員他 4名協力。 鈴木紀代
▪〝端唄・小唄・名古屋甚句″を文化のみち二葉館にて一緒に学びませんか?
4回コース《第1回》4月 5日(土)13:00~13:45 名古屋甚句
14:00~14:45 三味線体験
*二葉館:名古屋駅市バス⑨番のりば(旧松坂屋前)12:27発
【申し込み】 寺田迄 ☎・fax 0566-81-3470 締め切り 3月 30日(日)
■環境問題研究会 11 月 9 日(土)ウィルあいちフェスタに参加し、名古屋ブロックが実施した「はなのきセミナーPart.Ⅲ」の終了
後、環境問題研究会兼世界の料理研究会で、昼食を提供しました。お米屋さん提供の新米おにぎりに加え、
会員手作りの無農薬野菜料理・漬物・デザートなどセミナー後の余韻で講師を囲み話し合う方や、午後、は
なのき会ともご縁の深いベアテ・シロタ・ゴードンさんのドキュメンタリー映画会に参加される方々39 名に召し
上がって頂きました。 油田淑子
■マルチメディア部会 ■環境部会と合同でオフ会開催。早春の犬山散策とフレンチ創作料理「なり多」で犬山城主・成瀬淳子さんと
会食です。
日時:3月 19日(水)名鉄犬山駅 10時半集合
名鉄名古屋発 9:59―10:30犬山線急行(新鵜沼行)
会費:3,500円(犬山城見学を含む)
■ 池上([email protected])90-1624-8147、谷中([email protected])まで
副知事との懇話会
各部会より
ミニコラム・会員の顔 伊藤静香
「社会とつながりたい」と踏み出した一歩。振り返ってみれば 10年経ちました。
現在わたしは、男女共同参画社会の実現をめざした NPO法人参画プラネットの
常任理事として、女性の活躍推進や男女共同参画を拡げる活動を展開しています。
また、NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)のインターネットによる情報
発信の活動にも参画しています。
はなのき会との出会いは、国立女性教育会館主催のナイジェリア研修がきっかけです。ホスト役のはな
のき会が催した懇親会に、研修先であった参画プラネットの担当者として出席しました。会員のみなさん
のパワフルであたたかい「おもてなし」に感動したのを覚えています。その後、自主企画でスタディツアー
を継続しているはなのき会に共感し、シンガポール・マレーシアツアーにも参加しました。わたしにとって
はなのき会は、愛知県というローカルで、国際交流というグローバルな視点をもつ「グローカルな活動」で
す。
参画プラネット、WAN、はなのき会、それぞれ組織形態や規模は異なるけれど、男女平等な社会の実
現というわたしの志では一貫しています。これら自らの実践をフィールドとして、大学院で博士論文を完成
させることが目下の第一目標です。
「資格も能力もない」とあきらめていた専業主婦時代。専業主婦からの小さな一歩は、さまざまな経験と
出会った多くのご縁に支えられて今のわたしにつながっています。男女共同参画の専門性を活かした仕
事を担い、NPOの専門家として活動する現在、“主婦からプロへ”一歩一歩進んでいます。
◆石井和子さん訃報
今年度の通信 1号ミニコラムに登場された石井和子さんが、去る 12月 28日逝去されました。悲しみで
心がいっぱいで言葉になりません。もっとたくさんの事を教えて頂きたかったと悔やまれてなりませんが、
石井さんの目指した世界平和の為の活動に向けて少しずつ進んでいきたいと思います。(小久保美知代)
【2014年度はなのき総会のお知らせ】
THINK GLOBALY ACT IN 東三河(石井和子さんに学ぶ)
東三河ブロック担当
日時:4月 12日(土)10:30~15:00
場所:ウィズ豊川2F視聴覚室 豊川市諏訪 3-242 TEL 0533-83-5211
※詳細は総会案内でご覧ください。
編集後記:
* 先 輩 方 の 想 い の 深 さ と 新 し い 方 達 の エ ネ ル ギ ー を 感 じ る 1 年 で し た ( 育 )
* 通 信 を 通 し て 多 く の 方 達 に 関 わ り 、 ご 協 力 頂 い た こ と に 感 謝 < ( _ _ ) > ( 由 )
* 新 し い 会 員 の 方 々 の 活 力 を 頂 き 、 私 自 身 の 脳 活 に な り 感 謝 ! ! ( 弘 )