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USER’S MANUAL HDLCインタフェース 98HDLC(1)N 4116 AZI- (第5版 1997.7) AZI-4116

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Page 1: USER’SMANUAL HDLCインタフェース5 AZI 4116 3.3信号名互換表 第2版のユーザーズマニュアルからJISC6361(25ピンインタフェース)および、JISC6366(15

USER’S MANUAL

HDLCインタフェース

98HDLC(1)N 4116AZI-

(第5版 1997.7)

AZI­4116

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目次

1.ご使用になる前に 21.3 このボードの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

■機能と特長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

3.外部接続 33.1 等価回路 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

3.2 コネクタ仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

3.3 信号名互換表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

3.4 ケーブル接続例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

4.内部機能の説明 74.1 回路構成図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

4.2 各機能の説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

■シリアルコントローラ部 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

■シリアルインタフェース部 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

■ボーレートジェネレータ部 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

■割り込み機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

■転送速度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

6.ハードウェア設定 136.1 各部名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

■上面(出荷時設定) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

6.2 各スイッチの機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

■I/Oポートアドレスの設定(RSW1~4) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

■デュアルポートRAMアドレスの設定(RSW5~7) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

■割り込みレベルの設定(JP1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

■GI2信号入力の設定(JP2) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

■C信号出力の設定(JP3) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

■TxC入力の設定(JP4) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

■RxC入力の設定(JP5) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

■デュアルポートRAMアドレス(24/20ビット設定)(JP6) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

■終端抵抗の設定(JP7) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

■RS-485のST信号の設定(JP8) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

■485/232C選択の設定(JP9) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

■RS-485の信号極性の設定(JP10) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

■互換/拡張モードの切り替え(JP11) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

■24ビットアドレススイッチピンの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

6.3 ジャンパスイッチ(JP)設定例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

7.ソフトウェア説明 207.1 I/Oポートの説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20

■I/Oマップ一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20

■バンクレジスタ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21

■ドライバ/レシーバ制御レジスタ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

■同期クロック選択レジスタ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

7.2 タイマの使い方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23

■設定例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23

9.仕様 249.1 ハードウェア仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24

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AZI­4116

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AZI­4116

1 3 このボードの概要.

AZI­4116 98HDLC 1 N HDLC PD72103 HDLC【 ( ) 】は、 通信コントローラμ 相当品を使用した シリア

ル通信インタフェースボードです。

■ 機能と特長1 RS­485 RS­232C)通信インタフェース部は、 または のどちらかを選択して使用することができます。

RS­485 を選択した場合、マルチドロップ接続ができます。

2 PD72103)パソコンとμ 相当品とデュアルポートメモリで接続されているため、送信データ,受信デ

ータの受け渡しが簡単です。

3 PD72103)μ 相当品からパソコンに対し割り込みを発生させることができます。

4 8253 PTC)内部クロック使用時、プログラマブル・タイマ・カウンタ( 相当品。以下 と称す)により、

ボーレートをソフトウェアで自由に変更することができます。

5 Safety Bus) 対応

ボードカードエッジ部にボード挿抜検出機能を持たせることで、パソコンの電源が入

りのときに、誤ってボードの挿抜を行ってもボードを故障から防止します。

:パソコンの故障および誤作動を防止するものではありません。

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AZI­4116

● CN1にはRS-485規格の信号を接続してください。RS-485(DC0~+5V)の範囲を超える信号

の接続は故障,焼損の原因になります。

● CN2にはRS-232C規格の信号を接続してください。RS-232C(DC±12V)の範囲を超える信号

の接続は故障,焼損の原因となります。

ノイズなどが多い悪環境下で本ボードを使用する場合は、本ボードと外部機器との接続に、

ツイストペア線(シールド付)などの耐環境性の良いケーブルをご使用ください。

接続ケーブル間には、他の配線を近づけないようにしてください。

3 1 等価回路.

1 RS­485) 部

2 RS­232C) 部

部品はすべて相当品を使用しています。

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AZI­4116

3 2 コネクタ仕様.

ピンアサインメント( )CN1

CN1

CN2

使用コネクタ

名 称: ピンコネクタD­SUB15型 式: ( ) 相当品GMM­C 15 RVGFDB

適合コネクタ

型 式: ( ) ( ) 相当品GM­ 15 LMV,GM­ 15 LKMV

ピンアサインメント( )CN2

CN1

CN2

使用コネクタ

名 称: ピンコネクタD­SUB25型 式: ( ) 相当品GMM­C 25 RGFDB

適合コネクタ

型 式: ( ) ( )GM­ 25 LM,GM­ 25 LKM

CN2の25番ピンには+5Vが出力されています。

外部接続機器で25番ピンを他の目的で使用している場合は、ケーブル上で接続されないよ

うにしてください。

CN2の1番ピン(FG)と7番ピン(SG)はボード内で接続されています。

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AZI­4116

3 3 信号名互換表.

第 版のユーザーズマニュアルから ( ピンインタフェース)および、 ( ピンイ2 JIS C6361 25 JIS C6366 15ンタフェース)をもとにピンアサインメント,信号名の見直しを行いました。

それにともない、ユーザーズマニュアル 初版と異なった表記となっていますので、各標準規格との互換

表に旧表記もあわせて掲載しますのでご参考にしてください。

RS­485 信号名 標準規格との互換表

ピンアサインメント 標 準 規 格 コントローラ

ピン JIS CCITT EIA 接 続信号名 旧信号名 C6366 V.24 信 号 名 称 な ど

番号 略 号 回路番号 回路符号 端子名

1 N C F G F G 101 AA 保安用接地 ­­2 T(A) TxD(A) T(A) 103(A) BA(A) 送 信 TxD

3 C(A) RTS(A) C(A) 105(A) CA(A) 制 御 RTS

4 R(A) RxD(A) R(A) 104(A) BB(A) 受 信 RxD

5 I(A) CTS(A) I(A) 106(A) CB(A) 表 示 CTS

6 RT(A) RT(A) S(A) 115(A) DD(A) 受信信号エレメント タイミング RxC·7 ST(A) ST(A) 114(A) DB(A) 送信信号エレメント タイミング TxC­­­ ·8 S G S G G 102 AB 信号用接地 共通帰線または ­­9 T(B) TxD(B) T(B) 103(B) BA(B) 送 信 TxD

10 C(B) RTS(B) C(B) 105(B) CA(B) 制 御 RTS

11 R(B) RxD(B) R(B) 104(B) BB(B) 受 信 RxD

12 I(B) CTS(B) I(B) 106(B) CB(B) 表 示 CTS

13 RT(B) RT(B) S(B) 115(B) DD(B) 受信信号エレメント タイミング RxC·14 ST(B) ST(B) 114(B) DB(B) 送信信号エレメント タイミング TxC­­­ ·15 N C N C ­­­ ­­­ ­­ ­­­­­­ ­­NC : 未使用

RS­232C 信号名 標準規格との互換表

ピンアサインメント 標 準 規 格 コントローラ

ピン JIS CCITT EIA 接 続信号名 旧信号名 C6361 V.24 信 号 名 称 な ど

番号 略 号 回路番号 回路符号 端子名

1 F G F G F G 101 AA 保安用接地 ­­2 S D S D S D 103 BA 送信データ TxD

3 R D R D R D 104 BB 受信データ RxD

4 R S R S R S 105 CA 送信要求(リクエスト トゥ センド) RTS· ·5 C S C S C S 106 CB 送信可(クリア トゥ センド) CTS· ·6 D R D R D R 107 CC データ セット レディ· · ­­7 S G S G S G 102 AB 信号用接地 共通帰線または ­­8 C D C D C D 109 CF データ チャネル 受信キャリア検出· · ­­9 N C N C ­­­ ­­­ ­­ ­­­­­ ­­

10 N C N C ­­­ ­­­ ­­ ­­­­­ ­­11 N C N C SSF 126 送信周波数選択­­ ­­12 N C N C BCD 122 SCF バックワード チャネル 受信キャリア検出· · ­­13 N C N C BCS 121 SCB バックワ ド チャネル 送信可­ · · ­­14 N C N C BSD 118 SBA バックワード チャネル 送信データ· · ­­15 ST2 ST2 ST2 114 DB 送信信号エレメント タイミング(DCE) TxC·16 N C N C BRD 119 SBB バックワード チャネル 受信データ· · ­­17 R T R T R T 115 DD 受信信号エレメント タイミング(DCE) RxC·18 N C N C LLB 141 近端ループバック­­ ­­19 N C N C BRS 120 SCA バックワード チャネル 送信要求· · ­­20 E R E R ER/CDL 108 CD データ ターミナル レディ· · ­­21 N C N C RLB 140 CG ループバック/保守試験 ­­22 C I C I C I 125 CE 被呼表示 ­­23 N C N C SRS 111 CI/CH データ信号速度選択 ­­24 ST1 ST1 ST1 113 DA 送信信号エレメント タイミング(DTE) TxC·25 +5V N C T I 142 SCB 試験表示 ­­NC : 未使用

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AZI­4116

3 4 ケーブル接続例.

ここで示す接続は、一般的なケーブルの接続例です。接続を行う装置にケーブルの接続方法の指示があ

る場合は、その指定にしたがってください。

・RS­232C

C N 1 C N 2

1 F G F G 1

2 S D S D 2

3 R D R D 3

4 R S R S 4

5 C S C S 5

20 E R E R 20

6 D R D R 6

17 R T R T 17

24 ST1 ST1 24

7 S G S G 7

・ ( 対 の全二重)RS­485 1 1

C N 1 C N 2

8 S G S G 8

2 T(A) T(A) 2

9 T(B) T(B) 9

4 R(A) R(A) 4

11 R(B) R(B) 11

5 I(A) I(A) 5

12 I(B) I(B) 12

3 C(A) C(A) 3

10 C(B) C(B) 10

6 RT(A) RT(A) 6

13 RT(B) RT(B) 13

7 ST(A) ST(A) 7

14 ST(B) ST(B) 14

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AZI­4116

4 1 回路構成図.

部品はすべて相当品を使用しています。

4 2 各機能の説明.

本ボードは、以下の機能から構成されています。

・シリアルコントローラ部

・シリアルインタフェース部

・ボーレートジェネレータ部

・割り込み機能

・転送速度

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AZI­4116

■ シリアルコントローラ部シリアルコントローラ部には、 通信をサポートしたμ 相当品を 個使用しています。HDLC PD72103 1

部品はすべて相当品を使用しています。

■ シリアルインタフェース部シリアルインタフェース部は、 ドライバレシーバ部, ドライバレシーバ部およびRS­485 RS­232C485/232 選択回路から構成されています。

● 選択回路485/232

部品はすべて相当品を使用しています。

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AZI­4116

● ドライバレシーバ部RS­485RS­485 RS­485ドライバレシーバ制御は、 ドライバレシーバ部のドライバおよびレシーバのイネー

ブル ディセーブル切り替え制御を行うための部分です。この制御は、 を使って通信を行う/ RS­485場合(特に半二重通信のとき)に必要となる制御です。半二重通信では、送信データや制御信号を、

一本の線を使って通信を行います。このとき、データ送信を行わない装置の送信データ用ドライバ

は、ディセーブルにしておかなければ、他の装置が送信を行っても、受信側で正しく受信すること

ができません。逆に、送信を行うときは、イネーブルにしておかなければ、送信データを外部へ出

力することができません。

RS­485 ドライバレシーバの制御は、下図のように各ジャンパスイッチで切り替えるか、ソフトウ

ェアで制御( ドライバレシーバ制御レジスタ→ 参照)します。RS­485 『 ポートの説明』7.1 I/Oソフトウェア制御/ジャンパスイッチ切り替えの設定は、『 ■互換/拡張モードの切り替え6.2( )』JP11 を参照してください。

部品はすべて相当品を使用しています。

は極性反転回路Ä

Aの信号がON(“L”)になっていないと、正しく送信を行うことができません。逆に半二

重で使用する場合、OFF(“H”)になっていないと正しくデータ受信できません。JP2の設

定やケーブルの指定に注意してください。

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AZI­4116

● ドライバレシーバ部RS­232CRS­232C PD72103 RS­232Cドライバレシーバ部は、μ に入出力されるデータや信号と 信号との変

換を行います。

部品はすべて相当品を使用しています。

■ ボーレートジェネレータ部ボーレートジェネレータ部は、互換モードと拡張モードでは若干異なります。

1)拡張モード設定時におけるボーレートジェネレータ

μ 相当品の , に与えるクロックを選択するクロック選択回路と、クロックを生成PD72103 TxC RxCするためのボーレートジェネレータおよび 回路, 回路により構成されます。DPLL APLL

JP11はB側に短絡してください。

部品はすべて相当品を使用しています。

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AZI­4116

●クロック選択回路

クロック選択回路は、μ の および へ供給するクロックを次のいずれかから選PD72103 TxC RxC択します。

送信用クロック( )TxC・内部ボーレートジェネレータ出力クロック

・ 入力RS­485/RS­232C TxC *1

・ 入力RS­485/RS­232C RxC *1

受信用クロック

・ 入力RS­485/RS­232C RxC *1

・ ( 分周) 回路出力クロックDPLL 16・ ( 分周) 回路出力クロックDPLL 8・ ( 分周) 回路出力クロックAPLL 16・ ( 分周) 回路出力クロックAPLL 8

:RS 485/RS 232Cの選択は、RS 485/232C選択回路により決定されます。* 1 ­ ­ ­

●内部ボーレートジェネレータ

内部ボーレートジェネレータには、 相当品を 個使用し、次の つのクロックを生成します。8253 1 2

・送信用クロック

・受信用 ( 分周および 分周)クロックDPLL 16 8

送信用クロックの生成には、カウンタ を使用し、内部クロックによる送信を行う場合のクロッ#0クを生成します。送信用クロックには、ボーレートと同じ周波数のクロックを使用します。

受信用 クロックの生成には、カウンタ を使用し、 回路の出力クロックによる受信DPLL #1 DPLLを行う場合のクロックを生成します。受信用 クロックには、ボーレートの 倍または 倍DPLL 8 16の周波数のクロックを使用します。

● 回路DPLL受信データと同期したクロックを、内部で自動的に生成する回路です。通常、内部で生成したク

ロックは受信データと同期していないため、 などの同期式の通信では内部クロックを用いLAP­Bて受信を行うことはできません。しかし、 回路を使用することで、内部で受信データと同DPLL期したクロックを生成でき、外部から受信用クロックを与えなくても受信を行うことができます。

ただし、 回路には、ボーレートの 倍または 倍のクロックを与える必要があるため、生DPLL 8 16成できる受信用クロックの上限は 相当品のカウンタ で生成できるクロックの または8253 #1 1/81/16 となります。

・ ( 分周)で生成できるボーレートの上限DPLL 16 250kbps・ ( 分周)で生成できるボーレートの上限DPLL 8 500kbps

● 回路APLL外部から供給される受信用クロックの受信データとの位相誤差を自動的に補正する回路です。一

方のクロックで双方が送受信を行うような場合など、配線長の影響により受信データと受信クロ

ックの間に位相のズレなどが生じ、正しく受信できなくなる場合があります。このような場合で

も、 回路を使用することで、受信用クロックと受信データの位相ズレや誤差を一定の範囲APLLの中で補正しながら受信を行うことができます。

APLL RS­485 CN1 RT回路を使用して受信を行う場合、 では の 端子に、受信用のクロックを外部

から供給する場合があります。

・ ( 分周)で自動的に追従できるボーレート ~APLL 16 600kbps 1Mbps・ ( 分周)で自動的に追従できるボーレート ~APLL 8 1.2Mbps 2Mbps

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AZI­4116

2)互換モード設定時におけるボーレートジェネレータ

μ 相当品の に与えるクロックは、下図のように選択することができます。互換PD72103 TxC, RxCモード時は、 回路の出力クロックを供給することはできません。APLL

JP11はA側に短絡してください。

部品はすべて相当品を使用しています。

■ 割り込み機能本ボードは、下記の要因によりパソコンに対して、割り込みを発生させることができます。

・μ からの割り込み要求PD72103

ボード上のジャンパスイッチ( )により割り込みレベルを ~ の中から任意に選択することJP1 INT0 6ができます。

■ 転送速度

転送速度(bps)種 類

内部同期 外部同期 DPLL(8分周) DPLL(16分周) APLL(8分周) APLL(16分周)

RS 485 128~1M DC~1M 128~500k 128~250k 1.2M~2M 600k~1M­

RS 232C 128~125k DC~250k 128~250k 128~250k­

転送速度は、ハードウェア(通信コントローラ,周辺素子)仕様の限界値です。実際の使

用環境やケーブル長,接続相手により影響を受けます。

同様に、標準付属,別売ソフトウェアライブラリ使用時における転送速度は、各ソフトウ

ェアライブラリの仕様に準じます。それぞれ、対応するソフトウェアの仕様を参照してく

ださい。

ボーレートクロックは、タイマカウンタで設定するため連続値になりません。

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AZI­4116

6 1 各部名称.

■ 上面(出荷時設定)ボード上のロータリスイッチ( ),ジャンパスイッチ( )の位置および番号は次の通りです。RSW JP

名 称 内 容

RSW1 I/Oポートアドレスの設定(A15~A12)

RSW2 I/Oポートアドレスの設定(A11~A 8)

RSW3 I/Oポートアドレスの設定(A 7~A 4)

RSW4 I/Oポートアドレスの設定(A 3~A 0)

RSW5 デュアルポートRAMアドレスの設定(A23~A20)

RSW6 デュアルポートRAMアドレスの設定(A19~A16)

RSW7 デュアルポートRAMアドレスの設定(A15~A12)

JP 1 割り込みレベルの設定

JP 2 GI2信号入力の設定

JP 3 C信号出力の設定

JP 4 TxC入力の設定

JP 5 RxC入力の設定

JP 6 デュアルポートRAMアドレス(24/20ビット設定)

JP 7 終端抵抗の設定

JP 8 RS 485のST信号の設定­JP 9 485/232C選択の設定

JP10 RS 485信号極性の設定­JP11 互換/拡張モードの切り替え

スイッチピン アドレスモードの設定

LED1 送信データ(データ送信時に点灯)

LED2 受信データ(データ受信時に点灯)

LED3 RS/C信号(送信データ要求時に点灯)

LED4 CS/I信号(送信可の状態で点灯)

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AZI­4116

6 2. 各スイッチの機能

■ I/Oポートアドレスの設定(RSW1~4)I/O RSW1 4ポートアドレスは、 ~ により設定します。

■ ポートアドレスとは、本ボードを 命令, 命令にてコントロールするための基準となるベーI/O IN OUTスアドレスです。

■設定方法

上 位 ア ド レ ス 下 位 ア ド レ ス

RSW1 RSW2 RSW3 RSW4 (スイッチ名)

(アドレスバス)A15~A12 A11~A8 A7~A4 A3~A0

I/O = 0 0 D 0 Hポート (出荷時設定)

アドレス

上図は ポートアドレスを 番地に設定した例です。I/O 00D0H本ボードは、 ~ で設定した ポートアドレスから ポートアドレスを ポート占有します。RSW1 4 I/O I/O 8

占有ポート数

8ポート

上図の例では、 番地~ 番地までの ポートを占有することになります。00D0H 00D7H 8

I/Oポートアドレスは、パソコンのユーザ開放エリアに設定してください。

占有ポートアドレスが、他のボードと重複しないように設定してください。

RSW4は、0,8以外の設定は無効です。

■ デュアルポートRAMアドレスの設定(RSW5~7)デュアルポート アドレスは、 ~ により設定します。RAM RSW5 7

■デュアルポート アドレスとは、本ボードのデュアルポート をパソコン側からアクセスするRAM RAM場合のベースアドレスです。

■設定方法

上 位 ア ド レ ス 下位アドレス

RSW5 RSW6 RSW7 (スイッチ名)

(アドレスバス)A23~A20 A19~A16 A15~A12

デュアルポート (出荷時設定)= 0 C 0 0 0 0 HRAM アドレス

デュアルポート アドレスの ~ は に固定されます。したがって、上記の場合デュアルポRAM A0 A11 0ート のベースアドレスは、 となります。RAM 0C0000Hまた、本ボードは バイトのデュアルポート を占有します。16k RAM

占有メモリ空間

16kバイト

JP6 B RSW5にて 側に設定された場合、 は無効です。

RSW7は0,4,8,C以外の設定は無効です。

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AZI­4116

パソコン側のメモリマップ

本ボードのデュアルポート は、パソコン側からみたとき、 バイト単位のバンクメモリになRAM 16kっています。バンク切り替えによって バイトのデュアルポート をアクセスすることがで256k RAMきます。

FFFFFHパソコン

メモリエリアADRS+4000H

デュアルポートRAMエリア デュアルポートRAMエリア デュアルポートRAMエリア 16k(バンク0) (バンク1) (バンクn) バイト

ADRS+0000Hパソコン

メモリエリア00000H 最大16バンク(0≦n≦15)

■ は、 ~ で設定された、デュアルポート のベースアドレスADRS RSW5 7 RAM■本ボードのデュアルポート は、μ の側からは、バンクではなく連続的に配置されてRAM PD72103

います。

3FFFFHデュアルポートRAM

バンク153C000H

08000HデュアルポートRAM

バンク104000H

デュアルポートRAMバンク0

00000H

■ 割り込みレベルの設定(JP1)パソコン本体内蔵のインタフェースが使用している「割り込みレベル」では使用できません

必ずパソコンに添付されているユーザーズマニュアルやガイドブックにて、未使用の「割

り込みレベル」を確認し、ご使用ください。

パソコンが使用している「割り込み」の開放は、パソコンに添付されているユーザーズマ

ニュアルやガイドブックをご参照ください。

レセプタクルの設定は、一箇所のみとしてください。

パソコンへの割り込み(割り込みの種類,レベル)は により設定します。JP1JP1 割り込みを使用しない場合には、レセプタクルを差し込まな

いでください。(出荷時設定)

割 り 込 みJP1 PC/FC-9801シリーズの割り込み情報

拡張バスINT番号

・μPD8259A (マスタ) ・割り込みレベル 3­ ­INT0 ・ベクタ番号 B ・割り込み名 拡張スロット­ ­

(IRQ3) ・ベクタアドレス 2C~2F INT0­・割り込み要求信号 IR3 (アクセラレータボード)­・μPD8259A (マスタ) ・割り込みレベル 5­ ­

INT1 ・ベクタ番号 D ・割り込み名 拡張スロット­ ­(IRQ5) ・ベクタアドレス 34~37 INT1­

・割り込み要求信号 IR5 (拡張RS 232C)­ ­・μPD8259A (マスタ) ・割り込みレベル 6­ ­

INT2 ・ベクタ番号 E ・割り込み名 拡張スロット­ ­(IRQ6) ・ベクタアドレス 38~3B INT2­

・割り込み要求信号 IR6 (PCカードスロット)­・μPD8259A (スレーブ) ・割り込みレベル 9­ ­

INT3 ・ベクタ番号 11 ・割り込み名 拡張スロット­ ­(IRQ9) ・ベクタアドレス 44~47 INT3­

・割り込み要求信号 IR9 (固定ディスク)­・μPD8259A (スレーブ) ・割り込みレベル 10 11­ ­ ·

INT4 ・ベクタ番号 12 13 ・割り込み名 拡張スロット­ · ­(IRQ10) ・ベクタアドレス 48~4B 4C~4F INT41(640kB FD)­ ·

・割り込み要求信号 IR10 IR11 拡張スロット­ ·INT42(1MB/1.44MB FD)

・μPD8259A (スレーブ) ・割り込みレベル 12­ ­INT5 ・ベクタ番号 14 ・割り込み名 拡張スロット­ ­

(IRQ12) ・ベクタアドレス 50~53 INT5­・割り込み要求信号 IR12 (サウンドボード)­・μPD8259A (スレーブ) ・割り込みレベル 13­ ­

INT6 ・ベクタ番号 15 ・割り込み名 拡張スロット­ ­(IRQ13) ・ベクタアドレス 54~57 INT6­

・割り込み要求信号 IR13 (マウス)­・・・・レセプタクルを差し込んでください。(短絡)

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■ GI2信号入力の設定(JP2)説 明 J P 2

GI2信号入力は、μPD72103のGO1出力信号を直接入力する。

GI2信号入力は、外部I信号を入力する。

(出荷時設定)

ただし、JP11をA側に設定したときに有効となる。

■ C信号出力の設定(JP3)説 明 J P 3

GO1信号をONにした時だけ有効にする。

(C信号出力バッファを、GO1信号によりコントロールする)

常に有効とする。

(C信号出力バッファを常に有効にする)(出荷時設定)

ただし、JP11をA側に設定したときに有効となる。

■ TxC入力の設定(JP4)説 明 J P 4

TxCへは、PTCのOUT0クロックを入力する。

(出荷時設定)

TxCへは、RS 232CのST2信号を入力する。­

TxCへは、RS 485のST信号を入力する。­

ただし、JP11をA側に設定したときに有効となる。

■ RxC入力の設定(JP5)説 明 J P 5

RxCへは、PTCのOUT1クロックを入力する。

RxCへは、RS 232CのRT信号を入力する。­

(出荷時設定)

RxCへは、RS 485のRT信号を入力する。­

ただし、JP11をA側に設定したときに有効となる。

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■ デュアルポートRAMアドレス(24/20ビット設定)(JP6)

説 明 J P 6

20ビットアドレスの設定

24ビットアドレスの設定

(出荷時設定)

20ビットアドレスの設定時には、スイッチピンを取り外してください。

■ 終端抵抗の設定(JP7)

出荷時は、R,I,RTに終端抵抗を挿入してください。

■ RS-485のST信号の設定(JP8)

説 明 J P 8

RS 485使用時、ST信号は入力に設定。­

RS 485使用時、ST信号は出力に設定。­

(出荷時設定)

JP11をB側に設定した時(ソフトウェアによる制御)は、JP8は必ずレセプタクルを差して

ください。

■ 485/232C選択の設定(JP9)

説 明 J P 9

RS 485を使用する。­

RS 232Cを使用する。­

(出荷時設定)

■ RS-485の信号極性の設定(JP10)

説 明 J P 10

RS 485信号の(A)を+極性にする。­

RS 485信号の(B)を+極性にする。­

(出荷時設定)

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■ 互換/拡張モードの切り替え(JP11)

CTS JP2 C JP3 TxC JP4 RxC信号入力の設定( )/ 信号出力の設定( )/ 入力の設定( )/ 入力の設定

( )をジャンパスイッチにより切り替えるか、ソフトウェアで制御(JP5 『 ■ドライバ/レシー7.1バ制御レジスタ』)するかを選択することができます。

説 明 J P 11

拡張モード

送受信における各種の機能設定を

ソフトウェア(ADR+6H)で制御する。

互換モード

送受信における各種の機能設定を

ジャンパスイッチ(JP2,3,4,5)で行う。

(出荷時設定)

■ 24ビットアドレススイッチピンの設定

24 JP6ビットアドレス時(ハイレゾモード時)は と共にスイッチピンを取り付けてください。

このスイッチピンを取り付けて、 側拡張スロットへ本ボードを挿入することにより、 側が自動的に98 9824 20ビットアドレスを設定します。 ビットアドレスで使用する場合はスイッチピンを取り付けない

でください。もし、スイッチピンを取り付けている場合は外してください。

1)スイッチピン取り付け方法

1.部品面にスイッチピンを取り付けます。

(スイッチピンの突起が大きい穴にはいるように取り付けてください)

2.半田面側からスイッチピン固定用ネジでスイッチピンを固定します。

2)スイッチピン取り外し方法

1.半田面からスイッチピン固定用ネジを外します。

2.部品面側からスイッチピンを取り外します。

ス イ ッ チ ピ ン 内 容

20ビットアドレスモード時

(出荷時設定) 24ビットアドレスモード時

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6 3 ジャンパスイッチ 設定例. (JP)

1 RS­232C) で送受信とも、内部クロックを使用する場合

この場合は、 のカウンタ , への設定が必要になります。PTC 0 1

2 RS­232C) で送受信とも、外部クロックを使用する場合

この場合は、 への設定は不要です。ただし、 の , 端子へのクロックの供給が必要でPTC CN2 ST2 RTす。

3 RS­232C) で送信が内部クロック、受信が外部クロックを使用する場合

この場合は、 のカウンタ への設定および、 の 端子へのクロックの供給が必要です。PTC 0 CN2 RT

4 RS­485) で送受信とも、内部クロックを使用する場合

この場合は、 のカウンタ , への設定が必要になります。PTC 0 1

5 RS­485) で送受信とも、外部クロックを使用する場合

この場合は、 への設定は不要です。ただし、 の , 端子へのクロックの供給が必要でPTC CN1 ST RTす。

6 RS­485) で送信が内部クロック、受信が外部クロックを使用する場合

この場合は、 のカウンタ への設定および、 の 端子へのクロックの供給が必要です。PTC 0 CN1 RT

ただし、上記の設定を行う場合は、JP11をA側に短絡してください。

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7 1. I/Oポートの説明

■ I/Oマップ一覧

ADRは、RSW1~4で設定したI/Oポートアドレスです。

I/Oポートアドレス 入出力 内 容

μPD72103 ステータスレジスタ

b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0

入 力 - - - - -

FRDY

INTS

CRQURDYADR+0

μPD72103 コントロールレジスタ

b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0

0 0 0 0 0

出 力 CCRQ

CRST

CCLRINT

第2,4,5,6,7ビットには必ず0を書き込んでください。

μPD72103 コマンドレジスタ

ADR+1 出 力 内部FIFOにMSETコマンドを書き込むとき、まず、この

ポートに“5”を書き込みます。

バンクレジスタ

b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0

ADR+2 出 力 EN - - -

バンク番号(0~F)

0:バンクディセーブル

1:バンクイネーブル

ADR+3 出 力 μPD72103 FIFOポート

内部FIFOにMSETコマンドを書き込むポートです。

ADR+4 入出力 PTC カウンタ#0データレジスタ

ADR+5 入出力 PTC カウンタ#1データレジスタ

RS 232C汎用制御信号入力レジスタ­入 力 b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0

ADR+6CI CD DR

JP11 A側 RS 232C汎用制御信号出力レジスタ­ ­設定時 出 力 b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0

ER

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I/Oポートアドレス 入出力 内 容

RS 232C汎用制御信号入力レジスタ­入 力 b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0

ADR+6CI CD DR

JP11 B側 ・RS 232C使用時­ ­汎用制御信号出力レジスタ

設定時 b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0

0 ER

・RS 485使用時­ドライバ/レシーバ制御レジスタ

出 力 b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0

0 MD1 MD0 D3 D2 D1 D0

・RS 232C/485共通­同期クロック選択レジスタ

b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0

1 0 TxC A/D 8/16 RT ST

ADR+7 出 力 PTC コントロールレジスタ

■ バンクレジスタボード上のメモリのバンク番号の設定を行います。

●バンクイネーブル

E N バンクイネーブル

0 ボード上のメモリをパソコンから切り離します。

1 ボード上のメモリをパソコンに接続します。

●バンク番号

B3 B2 B1 B0 バンク番号 ボード上メモリアドレス

0 0 0 1 0 00000H~03FFFH

0 0 1 0 1 04000H~07FFFH

0 0 1 1 2 08000H~0BFFFH

: : : : : :: : : : : :

1 1 1 0 14 38000H~3BFFFH

1 1 1 1 15 3C000H~3FFFFH

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■ ドライバ/レシーバ制御レジスタRS­485 T R ST C 4使用時、 , , , の つのドライバ/レシーバを制御するためのレジスタです。

HD1 HD0 内 容

0 0 標準モード

D3 D2 D1 D0 T R ST C

C信号により- - - 0 有効 有効 有効

制御*1

C信号により C信号により- - - 1 〃 〃

制御 制御*1 *1

*1 C信号がON のとき:有効

〃 OFF 〃 :無効

0 1 全有効モード

D0~D3の値に関わらず、T,R,ST,Cともに常に有効となります。

1 0 固定制御モード

D3 D2 D1 D0 T R ST C

- - 0 0 有効 有効 有効 有効

- - 0 1 有効 無効 無効 無効

- - 1 0 無効 有効 無効 無効

- - 1 1 有効 無効 有効 有効

1 1 個別制御モード

ビット 対 象

D3 C

D2 R それぞれ

D1 ST 1:有効

D0 T 2:無効

JP11をB側に設定してください。

■ 同期クロック選択レジスタ送信/受信用クロックの選択を行います。

●送信用クロック

TxC ST 送 信 用 ク ロ ッ ク

0 0 内部クロック(8253 OUT0出力)を使用

0 1 外部クロック(ST2またはST端子入力)を使用

1 1 外部クロック(RTから入力したクロック)を使用

TxCを1にした時(RTから入力したクロックを使用する時)は、受信クロックは必ず外部ク

ロックを使用してください。それ以外のクロックを設定した時の動作は保証されません。

●受信用クロック

A/D 8/16 RT 受 信 用 ク ロ ッ ク

- - 0 外部クロック(RT端子入力)を使用

0 DPLL(16分周)を使用0

1 DPLL( 8分周)を使用1

0 APLL(16分周)を使用1

1 APLL( 8分周)を使用

送信用クロックを外部クロック(ST=1)とした場合、ドライバ/レシーバ制御レジスタの設

定に関わらず、ST端子は無効となり、常に入力端子として使用されます。

JP11をB側に設定してください。

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7 2 タイマの使い方.

本ボードは、プログラマブルタイマを内蔵しています。

・送信用内部クロック生成 カウンタ# 0・受信用 クロック生成 カウンタ#DPLL 1

タイマのカウンタ値は、下記の式により求めてください。

・送信用内部クロック用カウンタ値(カウンタ )#08 10× 6

カウンタ値 =ボーレート( )bps

・受信用 ( 分周)用カウンタ値(カウンタ )DPLL 16 #18 10× 6

カウンタ値 =ボーレート( )×bps 16

・受信用 ( 分周)用カウンタ値(カウンタ )DPLL 8 #18 10× 6

カウンタ値 =ボーレート( )×bps 8

■ 設定例ボーレートを に設定する場合。(送信用クロック 内部 受信用クロック ( 分周))64kbps : :DPPL 16

8 10 8 10× ×6 6

カウンタ# = カウンタ# =0 164000 64000 16×

= ≒007DH 0008H

プログラム方法( は、 で設定された ポートアドレス)ADR RSW I/O

outp(ADR+7, 0x36); //カウンタ#0の初期化(0x36は、固定値)

outp(ADR+4, 0x7d); //カウンタ#0の下位バイトをセット

outp(ADR+4, 0x00); //カウンタ#0の上位バイトをセット

outp(ADR+7, 0x76); //カウンタ#1の初期化(0x76は、固定値)

outp(ADR+5, 0x08); //カウンタ#1の下位バイトをセット

outp(ADR+5, 0x00); //カウンタ#1の上位バイトをセット

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9 1 ハードウェア仕様.

項 目 仕 様

入出力チャンネル数 1チャンネル

RS 485 (EIA規格)­入 出 力 形 式 RS 232C(EIA規格)­

RS 485,またはRS 232Cを選択して使用­ ­(内部 外部クロック切り替え機能付)/

転 送 速 度 参照『4.2 各機能の説明 ■転送速度』

RS 485 1000m 最大­転 送 距 離 RS 232C 15m 最大­

RS 485の転送距離は転送速度により変わります­

RS 485­出力・・・75175相当品

入力・・・75174相当品入 出 力 バ ッ フ ァ

RS 232C­出力・・・SP204相当品

入力・・・75189相当品

通信コントローラ μPD72103相当品

8MHz

I/Oポートアドレス 16ビットフルデコード設定可能(ロータリスイッチにて設定)

占有ポート数:8ポート

供 給 電 源 DC+5V(±5%)

消 費 電 流 +5V 0.8A(TYP)

RS 485 D SUB15ピンコネクタ­ ­使 用 コ ネ ク タ GMM C(15)RVGFDB相当品­

RS 232C D SUB25ピンコネクタ­ ­GMM C(25)RGFDB相当品­

使 用 条 件 温度:0~50℃ 湿度:20~90%(非結露)

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