Hyper-V仮想マシンの重複排除バックアップ(アクセラレータ有効・WMIバックアップ方式)Hyper-Vサーバーと連携し、仮想マシンをLAN経由でバックアップする方法に「WMIバックアップ方式」があります。バックアップ処理では仮想マシンのゲストOS上にNetBackupクライアントが不要で、仮想マシンのエージェントレス (オフホスト)バックアップが可能です。

NetBackupのアクセラレータを利用した重複排除バックアップで、高速処理＆シンプルな運用

バックアップデータを業務ディスク上とは物理的に別の位置に保存することが「データ保護の原則」です。

通常のバックアップフル フル

増分 増分増分

バックアップ時間

フル

バックアップ実施日

重複排除バックアップ(アクセラレータ有効・WMIバックアップ方式)

フル※初回

フル フルフル

従来のバックアップ運用で課題となっていた長時間かかる定期的なフルバックアップ処理が不要！

フル＋増分を組合せたバックアップ運用は不要。高速なフルバックアップを繰り返すシンプルな運用

バックアップ時間

バックアップ実施日

更新データ部品だけ取得する高速な重複排除フルバックアップ(アクセラレータ有効)

バックアップサーバ(NetBackup Server)

バックアップ対象Hyper-V Server(NetBackup Client)

Hyper-V 仮想マシンの重複排除バックアップ( アクセラレータ有効　・WMI バックアップ方式 )

LAN

バックアップ性能 ※弊社検証例(NetBackupアプライアンス3.1.1(NetBackup8.1.1)使用)

700GBの仮想マシンを 1分 43秒でバックアップHyper-V仮想マシンのバックアップにおいて、通常のフルバックアップでは 1時間27分25秒かかりましたが、NetBackupのHyper-V連携重複排除フルバックアップ(アクセラレータ有効・WMIバックアップ方式)では、1分43秒で完了しました。約51倍の高速処理で、フルバックアップ時間の大幅短縮を実現します。(※ 1MB×512,000ファイル、更新率1％)

※前回のバックアップからのデータ更新率約1%の場合の結果です。※弊社内で検証を行った結果であり、お客様環境へ導入した際の効果を保証するものではありません。※効果の程度はハードウェア・OS種別・データ形式など環境に依存します。すべての環境で同程度の効果が得られるとは限りません。ご購入前に製品試用版で検証を行い、実際の効果をご確認ください。

NetBackupがバックアップを開始すると、Hyper-Vサーバーが連携して仮想マシンの静止点を確立し、Hyper-VホストOS上のNetBackup for Hyper-Vのモジュールが、仮想マシンのイメージとその情報をバックアップします。

NetBackupは、仮想マシンの全ブロックイメージや増分ブロックを物理的に他の場所にて世代保管できます。バックアップ時、更新ブロックをNetBackupサーバ(＝バックアップサーバ)に転送している最中に、バックアップ元の仮想マシンに障害が生じても、仮想マシンとそのバックアップの両方が消失することはありません。NetBackupサーバが世代保管しているバックアップから仮想マシンを復旧できます。

仮想マシンのバックアップ処理時間を大幅に短縮物理環境だけでなく仮想環境にも大切な業務データが存在します。仮想マシンの台数や業務データ量が増加すると、仮想マシンのバックアップ時間も長期化します。NetBackupはHyper-Vの仮想マシンが多数ある環境、データ量の多い環境下でバックアップ時間を大幅に短縮します。

Veritas NetBackupTM

※ NetBackup による Hyper-V 連携の重複排除バックアップ (アクセラ レータ有効・WMIバックアップ方式)は、Windows Server 2016以降 (RCT機能利用可能)および NetBackup 8.0以降の環境で使用できます。

Hyper-V Server

LAN

サイト障害、災害など

NetBackup Server

世代保管しているバックアップデータから

仮想マシンを復旧

約51倍の高速処理を記録、フルバックアップ時間を大幅短縮

１ 時間 27 分 25 秒

1分43秒

通常のフルバックアップ

重複排除フルバックアップ(アクセラレータ有効・WMIバックアップ方式)

※データ更新量によって時間は変動します

2018年8月現在日本電気株式会社　〒108-8001　東京都港区芝五丁目７番１号 (NEC本社ビル)

NEC プラットフォームソリューション事業部ソフトウェアお問い合わせ

お問い合わせは、下記へ

〒108-8424　東京都港区芝五丁目33番8号（第一田町ビル）TEL：03（3798）7177

●本資料に記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。●この資料の内容は2018年8月現在のものです。●製品内容については予告無く変更する場合があります。●お使いのシステムの環境、およびご利用方法によっては記載以外の制限が発生する場合もございますので、あらかじめご了承ください。●本資料の内容は改良のため予告なしに仕様・デザインを変更することがありますのでご了承ください。●この資料の一部、または全部を複写、転載、複製、引用することは禁じられています。

【受付時間】9：00～12：00　13：00～17：00 月曜日～金曜日（祝日・NEC所定の休日を除く）

URL：http://jpn.nec.com/backup/netbackup/

Veritas NetBackupTM

NetBackup の製品詳細については以下をご参照ください。http://jpn.nec.com/backup/netbackup/

保存用ディスクの消費を必要最小限に抑えますアクセラレータ・バックアップでは重複排除技術によって同じデータを一度だけ保存するので、保存用ディスクの消費を必要最小限に抑えます。通常バックアップのように同じデータを何回分も保存することはしません。

※重複排除機能の対応OSやデータ形式など動作要件は必ずご確認ください※上記の保存容量の推移は全ての環境で同様の傾向を示しているものはありません。　重複排除率やバックアップ運用方法などに依存します

バックアップの遠隔地への転送もできます災害対策やサイト障害に備え、仮想・物理のバックアップデータを遠隔地へ転送できます。更新データ部品と管理情報のみを転送することで効率的な処理を実現しています。(NetBackup AIR機能)

仮想マシン丸ごとでも、ファイル１個でも、復旧可能

仮想マシンが破損したら、仮想マシンを丸ごと復旧。ファイルが破損したら、壊れたファイルのみを復旧できます。壊れていない他の正常な仮想マシンや最新のファイルを過去の時点へ復旧しません。

仮想・物理が混在したシステムでもNetBackupがデータを保護バックアップ業務を一元管理し、運用コストを削減

物理環境・仮想環境が混在するシステムで異なるバックアップ製品を組み合わせると、構築・設計、運用コストはそれぞれに発生し、複雑さが増します。さらに物理・仮想の割合を変更するとなると、バックアップ製品の変更も伴うこととなり、別製品で同じデータ保護レベルが維持できるかどうかの再検討が必要です。NetBackupでは、物理・仮想が混在した環境においても、バックアップを統合して一元的な集中管理が可能です。それぞれのバックアップデータを同じ保存ストレージに格納し、効率的に使用します。このように、NetBackupは、物理環境バックアップや仮想環境バックアップのそれぞれの課題を解決する機能を備え、物理・仮想の割合が変更されても対応し、効率的なバックアップ運用を維持します。

【運用条件】保護データ5TB(初期)、日次データ更新率1%、データ増加率20%/年、 日次増分4回/週(1週保管)、週次フル(8週保管)、月次フル(1年保管)、年次フル(5年保管)、 重複排除率:初回50%、増分80%、週次99%、年次75%

保存容量のシミュレーション結果（通常バックアップ vs. アクセラレータ）

5.020.3

46.564.2

101.7127.6

158.7

196.1

241.0241.0

初回 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1年 2年 3年 4年 5年0

50

100

150

200

250

2.5 2.7 3.2 4.0 5.7 7.9 10.5 13.6 17.4

通常バックアップ※重複排除なし

アクセラレータ※重複排除ありバックアップ運用開始後の経過年月

仮想マシンの復旧

ファイルの復旧

Hyper-V仮想マシンの重複排除バックアップ(WMIバックアップ方式)

NetBackup

vMotion

移動する仮想マシンを追跡してバックアップ

エージェントをインストールして仮想マシン上で動作中のデータベースをオンラインバックアップ

従来通りの物理マシンのバックアップ

大容量データを重複排除バックアップバックアップ統合

集中管理

物理マシンの重複排除バックアップ

物理マシンのリカバリ

稼働系サイト 待機系サイト

仮想マシンのリカバリ

サイト障害、災害など

NetBackupサーバ NetBackupサーバ

LAN/WAN

データ利用

システム利用者

バックアップデータを転送(AIR機能)

(増分セグメントのみ)

バックアップデータを転送(AIR機能)

(増分セグメントのみ)

Hyper-V仮想マシンの重複排除バックアップ

(WMIバックアップ方式)

Hyper-V仮想マシンの重複排除バックアップ

(WMIバックアップ方式)

※ファイル単位の復旧は、Windows/Linuxゲスト OSで可能です。サポートするOSとファイルシス テムについて、弊社までお問い合わせ下さい。

バックアップサーバ：Windows Server 2016(x64), Windows Storage Server 2016(x64),Windows Server 2012 R2(x64), Windows Storage Server 2012 R2(x64),Windows Server 2012(x64), Windows Storage Server 2012(x64),Windows Server 2008 R2 (x64), Windows Storage Server 2008 R2 (x64),Windows Server 2008 (x64), Windows Storage Server 2008 (x64),RedHat Enterprise Linux 7.x/6.x server (x64),HP-UX 11.31 (IA64), Solaris 11/10 (SPARC)

バックアップクライアント：Windows Server 2016(x64), Windows Storage Server 2016(x64),Windows Server 2012 R2(x64), Windows Storage Server 2012 R2(x64),Windows Server 2012(x64), Windows Storage Server 2012(x64),Windows Server 2008 R2 (x64), Windows Storage Server 2008 R2 (x64),Windows Server 2008 (x86/x64), Windows Storage Server 2008 (x64),Windows 10(x64),Windows 8.1(x64), Windows 8 (x64),Windows 7(x86/x64), Windows Vista Enterprise/Ultimate (x86/x64), Oracle Linux 7/6(x64), RedHat Enterprise Linux 7.x/6.x server (x64),SUSE Linux Enterprise Server 12/11 (x64),HP-UX 11.31(IA64), Solaris 11/10(SPARC)

NetBackup 8.1 対応OS

※対応OSの詳細や本機能が利用できるOSについては、別途お問い合わせください。