調 達 番 号 ： 33306

ＮＣ加工機プログラミング実習装置

仕　様　書

須 坂 園 芸 高 等 学 校

１　業務範囲及びスケジュール１－１　目的および基本的事項

　本校創造工学科においてＮＣ工作機械のプログラミングとＣＡＤ／ＣＡＭの教育を実施するための環境を導入する。

１－２　業務の範囲１－２－１　構築業務

・構築業務の範囲は以下のとおりとする。各業務の詳細は本仕様書を参照すること 。（１）システム構築業務

　　　　　（システム設計、ハードウェア機器・ソフトウェア調達業務等含む）（２）システム試験及び調整業務（３）導入研修会（４）完成図書作成業務

１－２－２　保守・運用・支援業務・保守・運用業務の範囲は以下のとおりとする。ハードウェアオンサイト保守対象

機器および各業務の詳細は本仕様書を参照すること。（１）ハードウェアオンサイト保守業務（２）システム運用・保守業務

１－２－３　スケジュール・納入期限

平成28 年２月29 日（月）

・保守・運用業務平成28 年３月1 日から５年間　（60 ヶ月）

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２　システム構築業務２－１　システム概要

本項では、システムの概要と主な機能を示す。調達予定物品の詳細は「 2.3 　システム構築業務」を参照すること。

＜システム概要図＞　

２－２　システムの構築場所システムの構築場所は以下とする。

表1 システムの構築場所NO

学校名および設置教室 住所

1 長野県須坂園芸高等学校　工業棟　２階　ＮＣ加工室

長野県須坂市須坂1616

２－３　システム構築業務２－３－１　機器、ソフトウェア台数表　

２－３－１－１　機器台数表機器名 台数 備考

教師用端末 1 式生徒用端末 10

式ＣＡＤ / ＣＡＭ用　ノート端末 1 台ＣＡＭライセンス管理用端末 1 台Ａ３カラーインクジェット複合機 1 台インタラクティブプロジェクター 1 台 壁掛設置（取付、配線工事等含

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む）レーザー加工実習システム 1 式 バイナス製　LC-C300 相当品ネットワークハブ 必要

数リミテッドライフタイム保証以上

※「２－３－２－２　設置機器及び要件」で後述する要件を満たす製品であること。２－３－１－２　ソフトウェア台数表

・バージョンは入札時の最新版とするがシステム利用上、不整合が認められる場合はその限りではない。

・ソフトウェアはライセンス版での納品、アカデミック版での納品も可とする。名称 メーカー名 数量 備考

Windows Server Device CAL

マイクロソフト

13式

Office Standard 2013 マイクロソフト

13式

授業支援ソフトSKYMenu Pro 須坂園芸高校版

Sky 株式会社 1 式 環境復元機能を含むメーカーによる講習を含む

Solidworks （CADソフト）

11式

「2-3-2-3 　ソフトウェアの技術的要件」で後述する要件を満たす製品であること

Mastercam 　（CAMソフト）

11式

「2-3-2-3 　ソフトウェアの技術的要件」で後述する要件を満たす製品であること

NCVIEW（シュミレータソフト）

11式

「2-3-2-3 　ソフトウェアの技術的要件」で後述する要件を満たす製品であること

InterSafe Web Filter ALSI 1 式 校内無制限ライセンスとする※　指定ソフトウェア以外の製品を提案する場合は、技術仕様書を提出する前に学校担当者と事前協議し、許可を得ること。

２－３－２　システムの技術的要件２－３－２－１　全体要件

・ 本 学 科 の生 徒 は、同校 内 の別のパソコン室 （農業 科情報処理 室 、 創 造 工 学 科CAD 室、創造工学科第１制御室・第２制御室）に移動し学習を行う必要がある為、各パソコン教室で生徒個人のアカウントで認証でき、個人データを参照できるシステム基盤となっている。本事業で導入する端末も同様のシステム基盤上で動作するように設計、設定すること。上記システム構築にあたり必要となるネットワーク配線や各パソコン室のサーバ他機器の設定等の作業等が発生する場合は、その費用を含むこと。

・本システムはセキュリティ性、可用性、耐障害性に考慮すること。・本事業で導入するフィルタリングソフトは、今回導入する機器以外に創造工学

科CAD 室、創造工学科シーケンス制御作業実習室の端末のプロキシ及びフィ

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ルタリングとして機能するように設定すること。なお設計および設定内容についてはあらかじめ学校担当者と協議の上、決定すること。

・納品する機器は学校担当者が指定する場所へ設置すること。・設置にあたり、梱包材等不要になるものは導入業者が持ち帰り、適切に処分す

ること。・機材、ソフトウェア、運用機能等に関する各要件を十分考慮し、システム全体

が整合性を持って稼動するように機器設計及び設定すること。・システムを構成するために必要なOS ・アプリケーション・ネットワークケー

ブル・什器等、必要な物品は全て付属させること。・本仕様書に記載のない場合であっても、システム稼働上必要と思われる機器類

の費用はすべて含むこと。・電源は既存の設備を使用する。但し機器の設置に伴い電源コンセントが不足す

る箇所については増設（ＯＡタップ等）を行うこととし、増設にあたっては安全性を確保すること。

・端末の保守はセキュリティの観点から必ずオンサイト保守とすること。（引き取り修理は不可とする）

・端末は保守体制の迅速性を図るため、長野県内に保守拠点を有するメーカーの製品とし、いわゆる組み立てパソコンは除く。

・電源ケーブル、ネットワークケーブル等の配線は、結束し、整理すること。・各機器に管理シールを貼ること。・学校での工事日程等については、学校担当者と事前に打合せのうえ調整すること。・導入に際して授業の妨げにならないようにすること。

２－３－２－２　設置機器および要件２－３－２－２－１　教師用端末／生徒用端末

・学校担当者が指定する場所へ設置すること。・農業科　情報処理室及び創造工学科　CAD 室サーバが提供する各種サービ

スが利用可能な設定をすること。・ActiveDirectoryサーバに登録されているUserID で利用可能なこと。・新規で導入するソフトウェア及び学校担当者が指定するソフトウェアをイン

ストールすること。・学校担当者が指定する周辺機器の利用が可能な設定を行うこと。・構築時にイメージバックアップを取得し障害時のリカバリ用イメージとして

利用できること。・以下ハードウェアスペックと同等以上のものとする。

なお保守の観点から、メーカー出荷後の構成変更（メモリ追加やドライブ追加等）は認めない。

　　　①　筐体：ミドルタワー型。　　　②　プロセッサ：インテル® Core™ i7-4790 プロセッサ (3.6GHz) 以

上。 　　　③　電源：　350W 以上。　　　④　ビデオ：　NVIDIA® Quadro® K620 2GB 以上。　　　⑤　メモリー ：16.0GB 　PC3-12800 DDR3 SDRAM 　以上。　　　⑥　HDD ： 500GB シリアルATA 600MB/s 対応 7200rpm 　 以

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上。　　　⑦　セキュリティ機能： セキュリティーチップ 搭載のこと。　　　⑧　ディスクドライブ：スーパーマルチドライブ(DVD±R 2 層書込 ) シリ

アルATA 対応　内蔵であること。　　　⑨　USB機能 ：USB2.0 対応×5 、USB3.0 対応×4 以上。（前面に3

ポート以上あること）　　　⑩　マルチカードリーダー：内蔵であること。対応メディアは以下記載。

※　対応メディア：スマートメディア、コンパクトフラッシュ、メモリースティック（PRO-HG 対応）、SD メモリーカード（SDHC 、SDXC 対応）、マルチメディアカード　以上

　　　⑪　日本語USBキーボード /USB マウス：付属のこと。 　　　⑫　搭載OS ：Windows 8.1 Professional 64bit とする。　　　⑬　液晶ディスプレイ：スピーカー内蔵23.6型以上、ワイド型液晶ディス

プレイ。 ・メーカー提供の5 年間オンサイト保守（ディスプレイを含む）を付属するこ

と。２－３－２－２－２　ＣＡＤ／ＣＡＭ用ノート端末

・学校担当者が指定する場所へ設置すること。・農業科　情報処理室及び創造工学科　ＣＡＤ室サーバが提供する各種サービス

が利用可能な設定をすること。・ActiveDirectoryサーバに登録されているUserID で利用可能なこと。・新規で導入するソフトウェア及び学校担当者が指定するソフトウェアをインス

トールすること。・学校担当者が指定する周辺機器の利用が可能な設定を行うこと。・以下ハードウェアスペックと同等以上のものとする。

なお保守の観点から、メーカー出荷後の構成変更（メモリ追加やドライブ追加等）は認めない。

　　　①　筐体：ノート型。　　　②　液晶：15.6型フルHD 液晶以上。　　　③　プロセッサ：　インテル® Core™ i7-4710MQ プロセッサ (2.5GHz)

以上。 　　　④　ビデオ：　NVIDIA® GeForce® GTX™ 950M 2GB 以上。　　　⑤　メモリー ：16.0GB 　PC3-12800 DDR3 SDRAM 　以上。　　　⑥　HDD ： 500GB シリアルATA 600MB/s 対応 5400rpm 　 以上。　　　⑦　ディスクドライブ：　スーパーマルチドライブ (DVD±R 2 層書込 ) シリ

アルATA 対応　内蔵であること。　　　⑧　無線LAN機能： IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠無線LAN搭載以上。　　　⑨　USB機能 ：USB3.0 対応 ( 左側面x2 、右側面x1)/USB2.0 対応 ( 右

側面×1) 以上　　　　⑩　USBマウス：付属のこと。 　　　⑪　搭載OS ：Windows 8.1 Professional 64bit とする。

・メーカー提供の5 年間オンサイト保守を付属すること。

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２－３－２－２－３　ＣＡＤライセンス管理用端末・学校担当者が指定する場所へ設置すること。・農業科　情報処理室及び創造工学科　ＣＡＤ室サーバが提供する各種サービス

が利用可能な設定をすること。・ActiveDirectoryサーバに登録されているUserID で利用可能なこと。・新規で導入するCAM ソフトのライセンス管理端末として設定をすること。・新規で導入するソフトウェア及び学校担当者が指定するソフトウェアをインス

トールすること。・学校担当者が指定する周辺機器の利用が可能な設定を行うこと。・以下ハードウェアスペックと同等以上のものとする。

なお保守の観点から、メーカー出荷後の構成変更（メモリ追加やドライブ追加等）は認めない。

　　　①　筐体：液晶ディスプレイマウント型省スペース、又は液晶一体型。　　　②　ディスプレイ：17 型液晶。　　　③　プロセッサ：　インテル® Core™ i3-4100M プロセッサ (2.5GHz)

以上。 　　　④　メモリー ：4.0GB 　PC3L-12800 DDR3L SDRAM 　以上。　　　⑤　HDD ： 250GB シリアルATA 600MB/s 対応 5400rpm 　 以上。　　　⑥　ディスクドライブ：　DVD-ROM ドライブ。　　　⑦　USB機能 ：USB2.0 対応 ( 前面×2 、背面×3) 、USB3.0 対応 ( 前面

×1 、背面×2) 以上。　　　　⑧　USBマウス：付属のこと。 　　　⑨　搭載OS ：Windows 8.1 Professional 64bit とする。

・メーカー提供の５年間オンサイト保守を付属すること。

２ － ３ － ２ － ２ － ４ 　 Ａ ３ カ ラ ー イ ン ク ジ ェ ッ ト 複 合 機 （ EPSON 製 　 PX-M5041F 相当）

・学校担当者が指定する場所へ設置すること。・1 台でプリンタ、コピー、スキャナ機能が利用できる製品であること。・パソコン教室へ設置される端末からネットワーク経由で利用可能なこと。・プリンタ機能のスペックは以下のとおりとする。

①　プリント方式：インクジェット方式。②　インク：顔料４色独立型インク。③　プリントサイズ：ハガキ、封筒、単票紙（L 判 /2L 判 /KG/ハイビジョン

/ 六切 / 四切 /A6/A5/A4/A3/A3 ノビ /B5/B4/ レ タ ー /リーガル/ ユーザー定義サイズ（幅89.0～329.0mmx 長さ127.0

～1,200.0mm ））④　給紙カセット：２段以上。⑤　印刷速度：カラー約10.0ipm （A4 縦）／PPM 最速値：約20 枚 / 分

以上。モノクロ約18.0ipm （A4 縦）／PPM 最速値：約32 枚 / 分

以上。⑥　自動両面印刷：対応であること。

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⑦　解像度：最高4800×2400dpi 以上。⑧ 　 イ ン タ ー フ ェ イ ス ： Hi-Speed USB 、 100BASE-TX/10BASE-

T 、 IEEE802.11b/g/n 対応。⑨　カードスロット：メモリースティックDuo 、SD メモリーカード、USB

ホスト搭載。⑩　その他：メモリーカード、USBメモリーからのダイレクト印刷対応であ

ること。・コピー機能のスペックは以下のとおりとする。

①　形式：デスクトップ型。②　カラー対応：フルカラー。③　解像度：

　 　 　 　 ア 　読み取 り ：原稿台 ： 300×600dpi 、 600×600dpi （ カラー）　以上。

イ　自動原稿送り装置：300×300dpi 、600×600dpi （カラー）　以上 。ウ　書き込み：600×600dpi 、600×1200dpi 以上。

④　複写サイズ：L 判 /2L 判 /KG/六切 / 四切 / ハガキ /A5/B5/A4/B4/A3 対応。⑤　連続複写枚数：99 枚以上。

・自動紙送り装置機能は以下のとおりとする。① 　 原 稿 サ イ ズ ： A3 、 B4 、 A4 、 レ タ ー サ イ ズ 、 リ ー ガ ル 、

USB（Tabloid) 対応。②　原稿収容可能枚数：35 枚以上。③　複写速度：モノクロ：17ipm(A4) 、カラー：8.3ipm （A4 ）以上。④　自動両面読み取り：両面コピー、両面スキャン対応。

・スキャナ機能のスペックは以下のとおりとする。①　最大原稿読み取りサイズ：297×431mm 以上。② 　 イ ン タ ー フ ェ イ ス ： Hi-Speed USB 、 100BASE-TX/10BASE-

T 、 IEEE802.11b/g/n 対応。③　読み取 り解像度： 50 ～4800dpi （ 1dpi刻み） 、 7200dpi 、 9600dpi

以上。・メーカー提供の５年間オンサイト保守を付属すること。

２－３－２－２－５　インタラクティブプロジェクター（ EPSON 製　EB-595WT相当）

・学校担当者が指定する場所へ壁掛取付するために必要な工事費用（配線、電源工事等）を含むこと。

・取付に必要な金具はメーカーの専用金具とすること。・学校担当者が指定する場所に、外部機器接続用のポートを作成すること。なお

作成するポートは以下とする。　　　①　HDMI×2 、ミニD-Sub15pin×1 、USB×1 以上。

・電子黒板プロジェクターは以下ハードウェアスペックと同等以上のものとする。　　　①　解像度：WXGA 以上。　　　②　有効光束：3300lm 以上。

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　　　③　カラー光束：3300lm 以上。　　　④　コントラスト比：10000 ：1 　以上。　　　⑤　内蔵スピーカー：16W 以上。　　　⑥　色再現性：フルカラー（10 億7000 万色）以上。　　　⑦　ネットワーク（無線 / 有線LAN）対応であること。　　　⑧　ダイレクトパワーオン、ダイレクトシャットダウン対応であること。　　　⑨　電子黒板機能内蔵であること。　　　⑩　電子黒板用の専用電子ペンが2 本以上付属していること。　　　⑪　専用ペン2 本がそれぞれ別色で同時に書込みができること。　　　⑫　指でもペンと同様の操作ができること。　　　⑬　パソコンを介さずに、書画カメラの映像を投影できる機能をもつこと。

⑭　パソコンを介さずに、USBストレージ（USBメモリやUSBHDD など）を接 続 し 、 静 止 画 （ JPEG 等 ） の ス ラ イ ド シ ョ ー お よ び 、 動 画（Motion JPEG ）の再生が可能であること。

　・プロジェクター本体側のインターフェイスは以下とする。　　　①　ミニD-Sub15pin×2 、HDMI×2 、USB-A×1 、USB-B×1 、以上。

２－３－２－２－６　レーザー加工実習システム（バイナス製　 LC-C300相当）・学校担当者が指定する場所へ設置すること。・仕様は以下同等以上とする。

①　レーザー発振器ア　レーザー発信装置 密閉型炭酸ガスレーザーイ　冷却装置 空冷ウ　出力 30 Ｗ以上エ　出力制御 0 ～100% ﾃ ﾞ ｼ ﾞ ﾀ ﾙ ﾊ ﾟ ﾜ ｰ ｺ ﾝ ﾄ

ﾛ ｰ ﾙオ　ビームスポット径 70 以下ﾐ ｸ ﾛ ﾝ

②　加工ア　加工範囲 W458×D305mm 以上イ　材料寸法 W505×D309×H170mm 以上　　　※ ( 機械の前面扉の開放により、D の寸法は多少のプラスα がで

きること )ウ　加工速度 1066mm/sec 以上エ　描画解像度 1000dpi 以上

オ　駆動方式 DC ｻ ｰ ﾎ ﾞ ｺ ﾝ ﾄ ﾛ ｰ ﾙ③　その他必要な機能

ア　インターフェース ｾ ﾝ ﾄ ﾛ ﾆ ｸ ｽ ､ USBイ　メモリー容量 32MB 以上 ウ　ディスプレイパネル 4 桁LCD　　　※ ( 名・加工時間・出力設定表示ﾌ ｧ ｲ ﾙ )エ　電源 100V で動作可能オ　加工上面位置の設定 レーザービームによる自動焦点及

び接触式 による決定ｾ ﾝ ｻ ｰ

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カ　加工開始点の設定 グラフィックソフトによる設定、又は手動にて

レーザーヘッドを加工開始点に移動し決定

キ　彫刻機能 他の専用ソフトを使用することなく、標準のドライバにて対応

ク　Ｚ軸昇降台 ４本以上の支柱にて支えられていることケ　機械内部照明 LED照明

　　　④　付属品等 ア 　メーカー標準付属品 イ 　グラフィックソフト ウ 　ハニカムテーブル　　　 エ 　エアーアシスト（コンプレッサー）　　　 オ 　消臭・排気装置　　　 カ 　ＤＸＦ－ＮＣコード変換ソフト キ 　導入機器に必要となるツーリング等付属品（消耗品を除く）　 　　　　ク 　写真仕上げ補正ソフト：PhotoGraV　　　⑤　保守等

ア　発信管・ヘッドコロを含んだ３年間の本体保証とすることイ　技術派遣の交通費を１年間無償とすること

ウ　導入１年目及び３年目に無償点検を行うこと⑥　設置調整・講習会

ア　 設 置 調 整 に関しては電源排気等 を考慮し　 学 校 と十分な協議の上決定すること。

イ　 講 習 に関しては　 学 校 との日程を協議し、 １ 日 間 の講 習 を実 施 すること。

２－３－２－３　ソフトウェアの技術的要件２－３－２－３－１　Solidworks　（ＣＡＤソフト）

◎ 　Solidworks　11 式の構成内訳は以下とする。名 称 ・ 項 目 数

量

備 考

SOLIDWORKS EDU Edition 2015-2016 STAND-ALONE

11式

11 ラ イ セ ン ス分

SolidWorks現地基 本 教 育 5日

間

対 象 機 器への イ ン ス ト ー ル 作 業

※ 　 バ ー ジ ョ ン ア ッ プ ソ フ ト イ ン ス ト ー ル を 含

む

11式

サ ー バ 等 必 要 設 定

も

含 む

SolidWorks マニュ ア ル 　 基 本 　 Essentials 1式

よくわか る 3 次元 CAD シ ス テ ム 　 SolidWorks 入 11

9

門 Part3 式

◎ 　以下要件を満たすこと。①　Windows 完全対応ソリッドモデラーの３次元ＣＡＤが装備されてい

ること。②　３次元ＣＡＤはヒストリーベースであること。③　設計流用を目的とした標準部品の登録及び利用の機能を有すること。④　穴、リブなどの形状を規則的に配置できること。また不規則的に形状

を配置する場合、配置をスケッチ上の任意の点で指定できること。⑤　ボスやリブなどの大きさ、位置をマウスの操作により、直接変更でき

ること。また変更の際、ダイナミックにレビュー する機能を有すること。作成または読込をしたサーフェスのトリム、延長を行うことができること。

⑥　またその後、パラメトリックに形状を変更できること。さらにマウスによってダイナミックにプレビュー及び変更ができること。

⑦　作成または読込をしたサーフェス面をその形状履歴を消すことなく、指定された別の面に入れ替えて形状を再度作成する機能を有すること。

⑧　複数部品からなる組立製品について、その構成パターンを複数保存し、且つそれぞれについて名前を付けることができること（各部品の抑制、表示情報など）。

⑨　上記保存情報をEXCEL の表形式によって制御できること。またマウスのダブルクリック等の操作により簡単に再現できること。

⑩　アセンブリ内での設計においては関連部品との兼ね合い等を意識し、形状を関連付けて、部品設計を行う必要がある。この際に自動的に関連付けをする機能、及び設計者が任意に関連付けを一時的もしくは完全にはずす機能を有すること。

⑪　多数の部品から構成される図面を作成する際には作業性を考える必要がある。このため図面化の際、一時的に3 次元データと連携させたり、連携をはずしたりする機能 ( 高速図面編集機能 ) を有すること。

⑫　複数部品からなる図面を作成する際に区別をしやすくする為、構成部品でのレイヤー（画層）管理機能を有すること、また指定した平面移行 の部品を図面に表示しないこと。

⑬　２次元ＣＡＤ図面をスムーズに３次元化するためのツールを有すること。

⑭　３次元ＣＡＤがない環境下でも、３次元ＣＡＤ図面を極端にコンパクトにし、その中にビューワーシステムも含めた形で３次元ＣＡＤのネイティブファイル（部品・アセンブリ、図面ファイルのすべて）を直接読み込む機能を有すること。

⑮　MicrosoftVisual for Application(VBA) 、VisualC++ 、OLE をサポートし、豊富なカスタマイズツールを標準で有すること。

⑯　サーフェスの連続性をビジュアルにチェックすることができる、ゼブラシェーディング機能を有すること。

⑰　以下の形式のファイルとのデータ交換機能を有すること。

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IGES 、STEP 、SAT(ACIS) 、Parasolid 、DXF、DWG 、STL 、VRML 、

VDA-FS,Pro/ENGINEER 、 Unigraphics 、 Mechanical Desktop 、 IPT 、

PAR 、 JPG 、TIFF 、CGR 、HCG※　Mechanical Desktop ファイルをインポートするには、デスクトッ

プに MDT をインストールしておく必要があります。⑱　データ管理オプションとしてのデータの一元管理機能を有し、サーバへのチェックイン・チェックアウト（データ書庫への入庫、出庫）機能を有すること。

⑲　設計変更に対応するため各部品及び関連文書の自動、若しくは半自動のリビジョン（版数）管理ができること。

⑳　複数の設計者での共同設計に適した排他制御機能を有すること。　㉑ CAD システムが、CAD システム開発会社以外のCAM ・CAEを稼働させる た め に 、 完全統合され る 環 境 を提供し、 完全統合され たCAM ・CAEの実績ソフトが2 桁以上あること。

◎ 　ＣＡＥ（構造解析）①　３次元ＣＡＤに完全統合された環境で、３次元ＣＡＤのオプションの

ひとつとして動作するWindows 準拠のシステムが装備されること。②　３次元ＣＡＤのデータを変換することなく、以下のすべての解析を実

施できること。ア　線形静的構造解析、機構解析、（定常・非定常）伝熱解析、熱応力

解析、固有値解析、形状最適化、モーション最適化、２Ｄ簡略化、疲労解析、座屈解析、落下試験、線形動解析、非線形解析、積層材解析

③　同一のインターフェイスで以下の連成解析を実施できること。ア　熱流体解析の結果を熱荷重とした線形静解析イ　機構解析の結果を荷重とした線形静解析ウ　振動による共振現象が発生した際の変位・ひずみ・応力計算（線形

動解析 )④　パーツモデル、アセンブリモデルの解析が可能であること。⑤　非線形性を考慮した面・面接触機能を有すること。⑥　非線形解析で自己接触をサポートしていること。⑦　要素タイプとして、シェル要素、四面体要素をサポートしていること。⑧　アセンブリ解析はボンド結合のみでなく、接触を考慮できること。⑨ 　 解 析 で 作 成 し た メ ッ シ ュ デ ー タ を

ANSYS 、NASTRAN 、ABAQUS、Patran Neutral,、IDEAS Universal 、Exodus ファイル形式として書き出せること。

⑩　解析結果として、変形モデルを３ＤＣＡＤモデルと同様に図面化できること。

⑪　バックグランド処理にて、解析実行中でも図面やモデル操作が出来ること。

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◎ 　ＣＡＥ（熱流体解析）①　３次元ＣＡＤに完全統合された環境で、３次元ＣＡＤのオプションのひとつとし動作するWindows 準拠のシステムが装備されること。

②　物性データベースの登録、修正が可能であること。③　プログラムがメッシュ作成を自動的に行うこと。④　材料物性値のユーザー定義機能が可能なこと。⑤　流れの状況を以下から選択できること。

ア　外部流れ、内部流れ、外部流れと内部流れとの混在、２次元流れ、３次元流れ

⑥　流体の種類：層流、乱流（K-e モデル）から選択できること。⑦　流体の密度を変化することができること。（非圧縮性流体・亜音速・

遷音速・超音速）⑧　熱移動解析（強制対流、自然対流、強制対流+ 自然対流、固体の熱伝

導解析、連成熱移動）⑨　ファンの羽などモデルを回転させる場合、ムービングメッシュを使用

することができること。

２－３－２－３－２　MasterCAM 　（ＣＡＭソフト）・MasterCAM 　11 式の構成内訳は以下とする。

名 称 ・ 項 目 数 量 備 考

Mastercam School Pack 11式

School Pack 用 NetHASP 1 式

Mastercam Art 教 育 版 1 式

ポス ト プ ロ セ ッ サ ーコン バ ー ト 設 定 作

業

　 （ 複 合 OKUMACY 軸 対

応 、 OKUMA ３ 軸 ﾏ ｼ ﾆ ﾝ、三菱 ）ｸ ﾞ ﾜ ｲ ﾔ ｰ ｶ ｯ ﾄ

1 式

対 象 機 器への イ ン ス ト ー ル 作 業 11台

サ ー バ 等 必 要 設 定 も

含 む

学 校既設 端 末 の バ ー ジ ョ ン ア ッ プ イ ン

ス ト ー ル 作 業

11台

サ ー バ 等 必 要 設 定 も

含 む

MasterCAM 　現地教 育

　 (CAD:1 日 ､ 3 軸 :2 日 ､ ﾜ ｲ ﾔ ｰ &旋盤&ART: 各 1 日 )

6 日

間

POST 対応 TRK 保 守 6 年

間

・全体機能として以下要件を満たす製品であること。①　Windows ライクのGUI で操作が可能であること。②　メニュー表示が日本語であること。③　アイコンの配列・配置場所をカスタマイズできること。

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④　カスタムしたインターフェイスをファイル管理できること。⑤　ショートカットキーをカスタマイズできること。

・ファイル機能として下記の中間ファイルおよびCAD ファイルの読み込みが可能なこと。

　　　　　 IGES ／DXF／DWG ／STEP ／SAT ／Parasolid ／ASCII ／STL／EPS ／VDA

　　　　　CATIA V4/V5 ／Pro/E ／NX （UG ）／SolidWorks ／SolidEdge／Rhinoceros ／ Inventor

　　　　　KeyCreator ／Alibre Design ／SpaceClaim　　　　　※CATIA 、NX はオプション対応で可とする。・ＣＡＤ機能として以下要件を満たす製品であること。

①　２Ｄ・３Ｄのワイヤーフレームが作成できること。②　操作のアンドゥ・リドゥがメモリ容量に合わせて設定できること。③　３Ｄサーフェスモデルが作成できること。④　リッドモデルが作成できること。⑤　ソリッドモデルはフィーチャによる履歴管理ができること。⑥　フィーチャを持たないソリッドモデルに属性（穴・フィレット）を追

加できること。⑦　ソリッドモデルからサーフェスを抽出できること。⑧　サーフェスからソリッドへの変換が可能なこと。⑨　画像データより三角メッシュサーフェスに変換できること。（Art ）⑩　三角メッシュサーフェスに対して、凹凸・表面処理等の編集ができる

こと。（Art ）⑪　ノンフィーチャー、ノンヒストリー形式の３Ｄダイレクトモデリング

機能を有すること。・ＣＡＭ機能として以下要件を満たす製品であること。

①　ツールパスの各工程を履歴で管理できること。②　選択図形とツールパス動作に関連性をもっていること。③　工程の順番を自由に変更でき、連動性をもっていること。④　切削結果とモデルデータとの比較機能があること。（色分け）⑤　工具メーカーおよびツーリングメーカーが現在販売している工具／ホ

ルダのデータが登録された「工具ライブラリ」「ホルダライブラリ」があること。

⑥　２軸加工から同時３軸加工までの工程を同一環境で操作可能なこと。⑦　３次元ＣＡＤ「SOLIDWORKS 」のメニューから起動し、中間ファイ

ルを介さずにSOLIDWORKS と完全に一体化して動作するCAM 機能を有すること。

⑧　ミーリング・旋削・ワイヤ放電加工などをすべて同一画面上で工程作成・管理が可能なこと。

⑨　EXCEL ベースの加工指示書が出力でき、出力フォームのカスタマイズが可能なこと。

⑩　ポストプロセッサは、国内外を問わず様々な工作機械・制御装置に対応可 能 な こ と 。 な お 、ポス ト は 下記の 機種に 合わせて メ ー カ ー側でチューニングを行い、作成されたＮＣデータは修正無く加工が行えるこ

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と。ア　マシニングセンタ　　　　　　　： OKUMA 社製　３軸POST 　イ　ＮＣ旋盤（ターニングセンタ）　：OKUMA 社製　CY 軸対応複合

旋盤POSTウ　ワイヤ放電加工機 　　　　　　：三菱電機社製　ﾜ ｲ ﾔ ｰ

ｶ ｯ ﾄ POST・ミーリング機能として以下要件を満たす製品であること。

①　２次元曲線から２軸ツールパスを作成できること。②　３次元ワイヤーフレームから２軸、２ . ５軸ツールパスを作成できる

こと。③　２軸輪郭加工パスが作成できること。④　３次元ワイヤーフレームを使用し、３軸輪郭加工ができること。⑤　２軸ポケット加工パスが作成できること。⑥　ポケット加工における取り残し加工に対応可能であること。⑦　オープンポケットに対応可能であること。⑧　ダウンカット一定のツールパス作成が可能であること。⑨　鋭角コーナーにＲを挿入するスムージング機能を搭載していること。⑩　島残し加工に対応可能であること。⑪　工具形状に合わせて効率的な送り速度を設定し、切り子の排出量を最適化できる機能を有すること。

⑫　片刃切削によるダウンカットを維持するとともに、ワークへ渦巻き状に切り込み、薄皮を剥ぎ取るようにワークを除去していくことで切削負荷を最小限に抑えることができるツールパスが生成可能なこと。

⑬　３次元サーフェス / ソリッドモデルから３軸ツールパスが作成できること。

ア　ホルダー干渉回避機能を有し、必要に応じて干渉回避のON/OFF が選べること。

イ　ＮＣデータ量を軽減するフィルタ機能を持っていること。ウ　ワーク形状を認識して仕上げ / 荒取りパスが作成できること。エ　マルチスレッド機能に対応していること。オ　STLモデルから３軸ツールパスが作成できること。カ　加工箇所に対して仮想的にフィレットを作成し、工具負荷を抑えた

ツールパスが作成できること。⑭　荒取り加工に対応可能であること。

ア　平行、放射状、投影、フローライン、取り残し、等高線、ポケット、プランジ 等。

イ　キャビ形状・コア形状に対応した高速切削ツールパスが作成できること。

ウ　高速切削に対応したアプローチ動作、および退避・退出動作の詳細設定が可能なこと。

エ　トロコイド動作による荒取り加工が可能なこと。⑮　仕上げ加工に対応可能であること。

ア　平行、急斜面、緩斜面、放射状、投影、フローライン、ペンシル、取り残し、スキャロップブレンド 等。

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イ　高速切削ツールパス（等高線、平行、平面、スキャロップ 等）に対応していること。

ウ　領域内無制限回数のペンシルツールパスが作成できること。⑯　割り出し５軸加工に対応可能であること。

ア　軸制限なしで固定方向での割り出し加工ができること。イ　使用した加工平面を保存・管理できること。ウ　複数のワーク座標系に対応可能なこと。エ　加工形状別の専用インターフェイスがあること。（／電極／タービ

ンブレード）オ　ホルダー / シャンク / シャフト / 刃先での干渉チェックができるこ

と。カ　干渉回避動作を複数の動作から選択できること。キ　ワーク形状認識機能で荒取りツールパスが作成できること。ク　アプローチ・退出動作が複数設定できること。ケ　軸制御機能を汎用的に変更できること。コ　チルト制御を汎用的に変更できること。

　　⑰　その他ミーリング機能として以下要件を満たす製品であること。ア　Ｖ溝カッターなどの彫刻工具でツールパスを作成できること。

・旋盤機能として以下要件を満たす製品であること。①　２軸旋削ツールパスを作成できること。

ア　荒取り、仕上げ、端面、溝きり、ねじ切り加工ができること。イ　ホルダー / チップ形状を型番より取得できること。ウ　ホルダー / チップ形状はＣＡＤで作成した形状を定義できること。エ　ストック、チャック、芯押し台、固定冶具の設定ができること。オ　ワーク、チャック等の干渉チェックが可能であること。カ　旋盤加工機に付加される補助操作に対応可能であること。

②　ストックのつかみ替え、移動等が可能であること。③　付加ミーリング加工に対応可能であること。

ア　Ｚ－Ｃ軸端面輪郭加工イ　Ｘ－Ｃ軸輪郭加工（Ｘ－Ｙ軸での出力にも対応していること）

④　ミーリング機能を使用して複合旋盤加工に対応可能であること。ア　Ｂ－Ｃ軸固定での割り出し加工イ　Ｂ軸固定、Ｘ , Ｙ , Ｚ , Ｃ軸加工

・ワイヤーカット機能として以下要件を満たす製品であること。①　２軸ワイヤーカットツールパスが作成できること。②　輪郭加工、多数個取り、コアレス加工に対応可能であること。③　テーパー加工に対応可能であること。④　上下異形状加工に対応可能であること。⑤　スレット位置・カット位置が任意に定義できること。⑥　切り落としタブが定義できること。⑦　フィルタ機能に対応していること。

・通信機能として以下要件を満たす製品であること。①　ＮＣ工作機械との通信機能を有すること。（RS232C インターフェイ

ス）

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ア　ＣＡＭソフトウェアの画面上からダイレクトに起動できること。イ　ハードウェアフロー制御（RTS/CTS）が可能なこと。ウ　ソフトウェアフロー制御　DC1(X-on) 、DC3(X-off) ( プロトコルB)

が可能なこと。エ　送信するファイルが複数指定でき、順序と送信回数の指定ができる

こと。・その他機能として以下要件を満たす製品であること。

①　データ送信機能を持ったエディター機能があること。②　シミュレーションソフト（G-NAVI/NCVIEW ）に対しツールパス作成

時に使用した工具情報をダイレクトに渡せること。③　複合加工機（Z 軸法線 Y 軸YZ 平面固定）や5 軸加工機（Z 軸法線

X 軸XY 平面固定、Z 軸法線 Y 軸XY 平面固定）の割り出し平面の作成が、ソリッドモデルの面をワンクリック選択することで作成可能なこと。

・導入後の研修およびマニュアル等の作成について以下要件を満たすこと。①　導入後の研修

ア　導入後の運用を円滑にする為に、必要に応じた導入研修を設け実施すること。

②　操作マニュアル等の作成および提供ア　システムの利用および運用に必要なマニュアル（日本語）を導入数

に合わせて用意すること。　　　　イ　通常納品物として添付されているマニュアル　　　　ウ　導入研修等で使うトレーニングテキスト　　　　エ　メーカーが作成した基礎トレーニングテキストの内容を網羅し、

かつ音声ナレーションと 字幕による説明が入ったトレーニングＤＶＤ

・導入後の保証について以下要件を満たすこと。①　導入から1 年間の保守を提供すること。②　ソフトウェアに関しては、定期的なバグフィックスファイルを供給す

ること。③　システム運用の技術サポートで、TEL 、FAX 、E-Mailを利用しての加

工データ作成支援、モデル作成支援に対応できること。④　リモートサポートに対応していること。⑤　スキルアップの為の問題集を提供すること。⑥　訓練に必要な教材作成のサポート、および再配布可能な資料を提供す

ること。⑦　納品したポストプロセッサの微調整を技術サポートで対応すること。⑧　トレーニング終了後、メーカー技術員立会いのもとで実機による加工検証が行えること。

⑨　メーカーが開催している集合トレーニングの無償受講が可能なこと。⑩　導入するＣＡＭを教育、サポートする業者は、保守、教育について、

長野県に導入するＣＡＭのＳＥが常駐している事⑪　導入するＣＡＭを講習する業者は教育機関向けで、ＣＡＭ講師として

長野県でのセミナー実績が豊富にある事

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・全体要件　その他として以下要件を満たす製品であること。①　ソフトウェアはユーザー側でカスタマイズが可能なAPI が公開されて

いること。②　日本国内にメーカーのテクニカルセンターがあり、必要に応じて同セ

ンターでの加工研修が受講できること。③　ソフトウェアは世界的に導入実績が豊富で、工作機械メーカーにも納

入実績があること。

２－３－２－３－３　NCVIEW　（シミュレータソフト）・NCVIEW　11 式の構成内訳は以下とする。

名 称 ・ 項 目 数

量

備 考

NCVIEW/TOOLwatch+MacroDebuggerﾊ ﾟ ｯ ｹ ｰ ｼ

11式

NCVIEWserver 1式

INSTALL＋ INSTRUCTION 1式

・全体機能として以下要件を満たす製品であること。①　ＮＣデータの任意ブロックでのブレークポイントの設定・解除を容易

に行えること。②　工具径補正動作に対応していること。③　工程表、工具切削レポート等の各種レポート出力できること。④　サブプロ呼び出し( 単純、モーダル) に対応していること。⑤　シミュレーション画面のスクリーンショットを保存形式、拡大・縮小率を設定して作成できること。

⑥　固定サイクルによる工程抜け、下穴不足等の穴加工チェックを行い、穴加工レポートとしてファイル出力できること。

⑦　工具軌跡をＤＸＦに出力できること。⑧　パスのグラフィック表示から対応するＮＣデータを検索できること。また逆に、ＮＣデータのブロックから対応するパスを検索できること。

⑨　ＦＡＮＵＣ、ＯＳＰ、ＴＯＳＮＵＣ等のマクロを含んだＮＣデータの動作が行え、マクロ変数値、計算値等の確認が行える等のデバッグ機能を持っていること。

⑩　素材ワーク、工具、ホルダ、治具がソリッド表示できること。

３　システム試験及び調整業務３－１　全体仕様

・システムにおける各サービスが設計のとおりに機能するか、テストを行うこと。

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・テスト項目について学校担当者、設計担当者でレビューを行い、承認をえること。・テストの過程で発生した課題については管理を行い、学校担当者に報告を行うこと。

３－２　業務内容・テスト計画作成及び事前レビュー業務・テスト実施及び結果レビュー業務・設定修正業務・再テスト業務・課題管理業務

３－３　その他・その他システム安定稼働に必要と思われるテスト作業を全て含むこと。・不具合が発見された場合は修正すること。

４　導入研修会構築完了時に利用者向け導入研修会を実施すること。・管理者説明会

①　システム全体説明②　日々の運用説明

・教員向け説明会①　操作方法説明会

５　完成図書作成業務５－１　全体仕様

構築業務の完了時点で、本事業の完成図書として以下に示す書類を教育委員会に納品すること。設計関連ドキュメントについては、構築業務の過程で設計に変更が発生した場合に教育委員会の承認の上で、その変更内容を反映させたものを納品すること。なお、各書類で必要な項目および内容は別途協議の上で決定する。

５－２　作成図書・設計関連ドキュメント

①　システム構築要件定義書②　システム構築基本設計書③　システム構築詳細設計書④　システム構成図⑤　端末設置図

・システムテスト関連ドキュメント①　システムテスト報告書

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６　保守・運用・支援　業務　６－１　ハードウェア保守業務

・本事業で導入する機器のハードウェア保守要件は以下とする。機器項目 期

間保守内容

1 教師用 / 生徒用端末5年間

メーカー保守、ハードウェアオンサイト

2 Ｃ Ａ Ｄ / Ｃ Ａ Ｍ 用 　 ノー ト端末

5年間

メーカー保守、ハードウェアオンサイト

3 ＣＡＭライセンス管理用端末5年間

メーカー保守、ハードウェアオンサイト

4 Ａ ３ カラー インクジェット複合機

5年間

メーカー保守、ハードウェアオンサイト

5 インタラクティブプロジェクター

5年間

メーカー保守、ハードウェアオンサイト

6 レーザー加工実習システム - 項目2.3.2.2.6 記載内容とする

7 ネットワークハブ5年間

メーカー保守、センドバック

・ ハー ドウェア障害発生 時 については 6.2 　 システム運 用 、 保 守 業 務 で記載するサポート窓口で一括で受け付ける体制を整えること。

・対象機器は導入時に保守サービスを締結していることが証明できる書類を提出すること。

６－２　システム運用、保守業務６－２－１　運用条件　

・５年間のシステム安定稼働のため、学校担当者と連携を取り本業務にあたること。・個人情報保護やセキュリティ面の体制及び対策が十分であること。・システム停止を伴うメンテナンスは、教育委員会と調整したうえで実施時間を決

定し実施すること。・技術的、業務的、社会的それぞれのセキュリティリスクに対して、学校担当者と協議の上、必要と考えられる対策をとること。ただし、機器及びアプリケーションの追加が必要な場合において、その費用については別途協議とする。

６－２－２　サポートの体制

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・納入するハードウェア、ソフトウェア等全体についての問い合わせ相談は、窓口を一本化して受付、対応ができること。

・フリーダイヤル、FAX 、E-mailによる受付窓口を設置すること。・受付時間は土日及び製造メーカーが定める祝祭日を除く８：００～１７：００と

する。・対応時間は土日及び製造メーカーが定める祝祭日を除く９：００～１７：４５とし、受付当日か翌日対応とする。但し翌日が休祭日の場合は、直近の稼働日とする。

・受付時間以外に受付けた件については、直近の受付時間にて対応すること。

６－２－３　システム運用６－２－３－１　障害対応

・障害を確認した場合、以下から必要な対応を実施すること。①　学校担当者への状況報告

ア　システムの障害発生時は必要に応じて学校担当者へ報告を行うこと。報告内容には障害内容、影響範囲および復旧見込みを含めること。

②　障害切り分けア　ハードウェア、ソフトウェア、システム障害の障害要因切り分け対応イ　電話でのヒアリングによる切り分けウ　オンサイトによる切り分け

③　ハードウェア障害対応ア　各ハードウェアベンダーとの保守契約に基づく修繕作業（障害部分のパーツ交換等 ) の実施

※　ハードウェア保守を購入しない機器については、メーカー標準保守終了後のハードウェア修理にかかる費用は別途請求対応とする。

※　ハードウェア修理後に設定等の作業が発生する場合は無償で対応すること。

④　ソフトウェア障害対応ア　導入時点にて動作確認された状態までを目安に復旧対応

⑤　システム障害対応ア　導入時点にて動作確認された状態までを目安に復旧対応イ　障害発生時は、連絡受付後速やかに復旧対応に着手すること。ウ　重大なシステム障害の場 合 、 復 旧 目標として、 機 器 修 理 完了後 から

48 時間以内を目安とすること。ただし、単体のハードウェア障害への対応は、ハードウェアベンダーの修理時間に準じること。

６－２－３－２　バージョン更新・学校担当者からの申請に基づき、アプリケーションのバージョンアップを行う

こと。バージョンアップに際しては、システムの趣旨に照らして、またアプリケーションの動作条件上で問題がないかを教育委員会と協議し判断したうえで実施すること。ただし、バージョンアップに必要なライセンス費用、作業費用等が発生する場合は学校が負担する。

以上

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