vmobile (android モバイルデバイス用 ユーザーマニュアル バー...
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VMobile (Android モバイルデバイス用)
ユーザーマニュアル (バージョン: 2.0.0)
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2
はじめに
QNAP 製品をお選び頂きありがとうございます。 このユーザーマニュアルは、本製品の詳細
な使用説明をするものです。 マニュアルをよくお読みになり、このパワフルな製品を楽しむ
準備をしてください。
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ります。 本書に含まれる情報は、予告なく変更することがあります。
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りません。 QNAP は、その製品もしくはコンテンツまたは本書の使用および付随するすべて
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別な目的による品質、性能、商品姓、または適合性に対する責任を否認します。 QNAP は、
すべての個人または事業体に対する通知義務なく製品、ソフトウェア、またはマニュアルを改
定または更新する権利を保持します。
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目次
目次 ........................................................................................................... 3
CHAPTER 1. 概要 ..................................................................................... 4
CHAPTER 2. VMOBILE のインストール ....................................................... 5
CHAPTER 3. VMOBILE の設定 .................................................................. 6
3.1 VIOSTOR NVR に接続する ..................................................................... 6
3.2 監視 .............................................................................................. 13
3.2.1 イベント通知 ............................................................................. 15
3.2.2 PTZ コントロール....................................................................... 16
3.3 ログ .............................................................................................. 17
3.4 再生 .............................................................................................. 18
3.5 設定 .............................................................................................. 20
テクニカルサポート ..................................................................................... 21
GNU GENERAL PUBLIC LICENSE (GNU 一般公衆用ライセンス) ..................... 22
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Chapter 1. 概要
VMobile は、リモートから無線で IP カメラ監視を行い、Android モバイルデバイス (バー
ジョン 4.0.4 以上) を介して VioStor NVR 上の録画ファイルを再生するよう設計された
モバイルビデオ監視アプリケーションです。 ネットワークアクセスが使用可能な限り、いつ
でもどこでもビデオ監視システムを接続し、管理できます。
注: VMobile は、ファームウェアバージョン 4.0.3 以上で動作する QNAP VioStor NVR の
みで対応しています。
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Chapter 2. VMobile のインストール
VMobile アプリをインストールするには下記のステップを行います。
1. Google Play から VMobile をダウンロードします。
2. 次のとおり、インストールが完了すると、VMobile のショートカットが画面に表示され
ます。
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Chapter 3. VMobile の設定
VMobile をお使いの Android モバイルデバイスにインストール後、VMobile を使用して
VioStor NVR に接続できます。
3.1 VioStor NVR に接続する
Android モバイルデバイスで VMobile を使用するには以下のステップを行います。 先にデ
バイスでインターネット接続が可能である必要があることにご注意ください。
1. デバイスで VMobile を起動します。
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2. VMobile の初回起動時、または NVR が未追加の場合、ガイドページが表示されます。
オンスクリーンで示された指示と説明を通して、お客様は VMobile とその主な機能を
容易に知ることができます。
ボタン 説明
VMobile に関する情報です。
NVR を新規追加します。
[Settings (設定)] 画面を開きます。
3. をタップして VioStor NVR を追加します。
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4. VMobile は、LAN 内部の VioStor NVR を自動的に検索します。 そのため、NVR の
IP アドレスを覚える必要はありません。
5. 代わりに NVR の IP アドレスまたはドメイン名を手動で入力できます。 正しいポー
ト番号、ログイン ID、およびパスワードを入力して NVR に接続します。
デフォルトのユーザー名: admin*
デフォルトのパスワード: admin
上記ステップの終了後、 をクリックして [Channel Assignment
Overview (チャンネル割り当ての概要)] 画面を開きます。
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ボタン 説明
VMobile に関する情報です。
プロファイルリストを編集します。
6. [Profile (プロファイル)] で、 をタップします。 それぞれ異なるセットの
VioStor NVR と IP カメラを含む、複数のプロファイルを作成できます。 これにより、
リストから希望するプロファイルを素早く選択できるため、柔軟性が大きく向上します。
[Profile Name (プロファイル名)] フィールドは必須フィールドです。必ず NVR (復数
の NVR を追加した場合) または IP カメラ (選択した NVR に復数のカメラも接続
している場合) を選択してチャンネルリストを編集してください。
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をタップすると次のページに切り換わります。 をタップするとチャンネル
を削除します。または をタップするとチャンネルをドラッグアンドドロップして順
序を変更できます。[Finish (終了)] を押して設定を保存します。 ライブ監視チャンネ
ルのスキャン順序をリセットするには [Reset (リセット)] をタップします。
7. をタップするとプロファイルを編集できます。
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をタップするとプロファイルが削除されます。またはプロファイルをクリックする
とプロファイルを編集できます。
注: 「All cameras (すべてのカメラ)」プロファイルは編集できません。
8. [Server (サーバー)] で をタップします。 VMobile を使用して、複数の
VioStor NVR を追加して Android モバイルデバイスから多数のチャンネルを監視で
きます。
ボタン 説明
VMobile に関する詳細情報です。
サーバーリストを編集します。
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9. をタップすると、[Setting (設定)] 画面で警告音の設定と監視設定を行え
ます。
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3.2 監視
VioStor NVR と IP カメラがウェブベース管理インターフェイスまたはローカルで NVR
に設定済みの場合は、VMobile 上で NVR からストリーミングしたカメラチャンネルを直接
監視できます。
ログインに成功すると、次のとおり監視画面が開きます。
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以下にボタンを説明します:
ボタン 説明
[Channel Assignment Overview (チャンネル割り当ての概要)] 画面に戻りま
す。
[Channel List (チャンネルリスト)] 画面を開きます。
表示モードを切り換えます。 オプションは: 1、2、3、4、6、8、および 9 チ
ャンネルです。
Sequential Display (シーケンシャル表示) モードを開始します。
スナップショットです。 これは Single-channel Display (1 チャンネル表示)
モードのみで使用可能です。
[Playback (再生)] 画面に入ります。 これは Single-channel Display (1 チャ
ンネル表示) モードのみで使用可能です。
注: [Playback (再生)] 画面に切り替えると、チャンネルはデフォルトの再生チ
ャンネルに選択されます。
[Logs (ログ)] 画面に入ります。
選択すると、NVR と VMobile 間のネットワーク接続が一時停止するか、または
他のアプリを介してスナップショットを共有できます。
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ボタン 説明
Live Monitoring (ライブ監視) 画面に入ります。
現在の画面を更新します。
カメラチャンネルを検索します。
[Logs (ログ)] 画面を開きます。
[Playback (再生)] 画面を開きます。
[Settings (設定)] 画面を開きます。
3.2.1 イベント通知
アラーム録画が有効のときにイベントが発生すると、直前の 1 時間 (デフォルト設定です)
の新規イベントを示す アイコンが表示されます。 このアイコンをタップして [Logs
(ログ)] 画面を開きます。
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3.2.2 PTZ コントロール
お使いの IP カメラが PTZ (パン・チルト・ズーム) カメラの場合、Single-channel
Monitoring (1 チャンネル監視) 画面で PTZ 機能を使用できます。
以下にボタンを説明します:
ボタン 説明
このアイコンをタップすると、IP カメラの PTZ コントロールを有効
または無効にできます。 PTZ コントロールが有効のとき、他のボタ
ンは PTZ カメラ制御向けに表示されます。
矢印キー 画面上で矢印キーを長押しすると、チャンネルの表示角度を調整でき
ます。
を長押しするとズームインし、 を長押しするとズームアウ
トします。
または をタップするとカメラフォーカスを調整できます。
このアイコンをタップして選択すると、PTZ カメラがプリセット表示
ポイントに移動します。 この機能は、カメラに少なくとも 1 つのプ
リセットポイントが設定済みの場合のみ使用できます。
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3.3 ログ
[Logs (ログ)] 画面を開いて NVR のログをチェックし、検索します。
イベントをタップしてアラーム録画ファイルを再生します (その録画ファイルが使用できる
場合のみ)。 をタップすると、指定されたサーバーと時間間隔に従ってログを検索でき
ます。
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3.4 再生
[Playback (再生)] 画面に入って NVR の録画ファイルを検索し、再生します。
まず、NVR サーバー、チャンネル、開始時間、および終了時間を指定して NVR にある録画
ファイルを検索します。 次に、検索済みの録画ファイルを再生します。
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以下にボタンを説明します:
ボタン 説明
前の録画ファイルを再生します。
現在の録画ファイルを再生します。
次の録画ファイルを再生します。
再生速度を調整します。
スナップショットを撮影します。
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3.5 設定
[Setting (設定)] 画面を開いて、警告音の設定と監視設定を行います。
Viewing (表示) モードを選択して録画ファイルを再生します。
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テクニカルサポート
QNAP は、インスタントメッセンジャーによる専用のオンラインサポートとカスタマーサー
ビスをご提供しています。 次の手段によりお問い合わせください。
オンラインサポート: http://www.qnapsecurity.com/onlinesupport.asp
Facebook: https://www.facebook.com/nvr.qnap
フォーラム: http://forum.qnapsecurity.com
米国およびカナダのテクニカルサポート:
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住所: 168 University Parkway, Pomona CA 91768
サービス時間: 08:00-17:00 (GMT- 08:00 太平洋標準時、月 ～ 金)
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GNU General Public License (GNU 一般公衆用ライセンス)
バージョン 3 (2007 年 6 月 29 日)
Copyright © 2007 Free Software Foundation, Inc. <http://fsf.org/>
すべての人に本ライセンス文書を一字一句コピーしたものの複製および配布が許可されていますが、
変更は許可されていません。
序文
GNU General Public License (GNU 一般公衆用ライセンス) は、ソフトウェアおよびその他の著作
物の類に関するフリーのコピーレフトライセンスです。
ほとんどのソフトウェアおよびその他の実務作業は、著作物の共有および変更の自由を奪うよう策定
されています。 一方、GNU 一般公衆用ライセンスは、すべてのユーザーに対してフリーソフトであ
り続けることを確実にするため、全バージョンのプログラムを共有し、変更する自由を保証すること
を目的としています。 私たちフリーソフトウェア財団は、GNU 一般公衆用ライセンスを私たちのソ
フトウェアのほとんどに使用しています。また、著作者がこの方法でリリースしたその他すべての著
作物にも適用されます。 あなたがこれをあなたのプログラムに適用することも可能です。
私たちは、フリーソフトウェアについて話す際、価格ではなく自由について言及します。 GNU 一般
公衆用ライセンスは、あなたが確実にフリーソフトのコピーを配布する (および希望する場合は課金
する) 自由を有し、希望すればソースコードを受け取るまたは取得でき、ソフトウェアを変更したり、
その一部を新しいフリープログラムに使用できるようにするとともに、これらのことが可能であると
知らしめるよう策定されています。
あなたの権利を保護するため、私たちは他者があなたのこれらの権利を拒否したり、権利を放棄する
よう依頼できなくする必要があります。 したがって、あなたにはソフトウェアを配布する、または改
変する場合に一定の責任、 他者の自由を尊重する責任があります。
例えば、そのようなプログラムを配布する場合、無料か有料かにかかわらず、あなたが受けた自由と
同じ自由を受領者に引き渡さなければなりません。 必ず受領者もソースコードを受け取り、取得でき
るようにしなければなりません。 また、あなたは受領者にその権利を知らしめるため、これらの条件
を示さなければなりません。
GNU GPL を使用する開発者は、2 つのステップによりあなたの権利を保護しています。 (1) ソフト
ウェアの著作権を行使する、(2) このライセンスを提供することで、複製、配布、または改変の法的
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な許可を与える。
開発者および著作者を保護するため、GPL ではこのソフトウェアに保証がないことを明記しています。
ユーザーおよび著作者双方のために、GPL では、問題が誤って前のバージョンの著作者の責任になら
ないよう、改変したバージョンには改変済みの印を付けることを求めています。
デバイスによっては、製造者が行えるにもかかわらず、ユーザーがデバイス内に改変バージョンのソ
フトウェアをインストールしたり、実行するアクセスを拒否するよう設計されています。 これは、基
本的にユーザーのソフトウェア変更の自由を保護する目的と相反しています。 体系付けられたパター
ンのこのような乱用は、個人用製品の領域で発生しており、まさに最も受け入れがたいところです。 し
たがって、これらの製品の慣行を禁止するために、私たちはこのバージョンの GPL を策定しました。
他の領域で実質的にこのような問題が発生した場合は、ユーザーの自由を保護するため、必要に応じ
て今後の GPL バージョンにこの領域の規定を拡大する用意がいつでもできています。
最後に、各プログラムはソフトウェアの特許の脅威を常に受けています。 国家は、特許が汎用コンピ
ューターにおけるソフトウェアの開発および使用の規制を認めるべきではありません。しかし、認め
ている州については、私たちは、フリープログラムに適用した特許が効果的に著作権のあるものにな
るという特別な危険を避けたいと思います。 これを防ぐため、GPL は特許をプログラムの有料化に
使用できないことを保証しています。
複製、配布、および改変に関する詳細な利用条件は以下のとおりです。
利用条件
0. 定義
「本ライセンス」は、GNU 一般公衆用ライセンスバージョン 3 のことをいいます。
「著作権」は、半導体マスクなど他の種類の著作物に適用する著作権法類似の法も意味します。
「本プログラム」は、本ライセンスのもとライセンス付与される、著作権保護が可能なすべての著作
物をいいます。 各ライセンシーを「あなた」といいます。 「ライセンシー」および「受領者」は個
人でも組織でも構いません。
著作物の「改変」とは、正確なコピーの作成以外の著作権許諾を必要とするやり方で著作物の全部ま
たは一部から複製または採用することを意味します。 結果となる著作物を前作の「改変バージョン」
または前作を「基にした」著作物といいます。
「対象著作物」とは、プログラムを基にした未改変のプログラムまたは著作物を意味します。
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著作物の「普及」とは、適用する著作権法のもと、権利者の許諾を得ずして行った場合に，権利侵害
に基 づく直接又は間接の責任を負うこととなる行為をいいます。ただし， 著作物をコンピュータ上
で実行する行為、および私的な改変行為を除きます。 普及には複製、配布 (改変の有無にかかわらず)、
公開、さらに国によってはその他の活動が含まれます。
著作物の「伝達」とは、他方当事者が複製を作成または受領できるようにするあらゆる種類の普及を
意味します。 複製を転送しない単なるコンピューターネットワークを介したユーザー対話は伝達では
ありません。
対話式ユーザーインターフェイスは、便利で顕著に見られる特長が含まれる範囲で「適切な法律上の
表示」を行います。その特長とは、(1) 適切な著作権上の表示を行い、(2) (保証が提供される範囲を
除いて) その著作物の保証がないこと、およびライセンシーは本ライセンスに基づく著作物、および
本ライセンスのコピーの表示方法を伝達できることです。 インターフェイスがメニューなどのユーザ
ーコマンドまたはオプションのリストを表示するものの場合、上記の項目が当該リストに明確に示さ
れているならば、条件を満たしています。
1. ソースコード
著作物の「ソースコード」は、著作物に改変を加える上で好ましい著作物の形式を意味します。 「オ
ブジェクトコード」とは、ソースコード形式以外すべてを意味します。
「標準インターフェイス」とは、標準化団体として認められている組織によって策定された公式の標
準規格のインターフェース，および特定のプログラミング言語用のインターフェースであって，当該
言語を利用する開発者の間で広く用いられているものをいいます。
実行可能な著作物の「システムライブラリー」には、(a) 主要コンポーネントの通常パッケージ形式
に含まれるがその主要コンポーネントの一部ではなく、(b) その主要コンポーネントにより著作物の
使用を可能にするか、または実装がソースコード形式で公開される標準インターフェイスを実装する
役割のみをするすべてが含まれます。ただし、全体としての当該著作物そのものは除きます。 ここで
いう「主要コンポーネント」とは、(もしあれば) 実行可能な著作物が実行する特定のオペレーティン
グシステム (カーネル、ウィンドウシステムなど)、著作物の作成に使用するコンパイラー、またはそ
れを実行するために使用するオブジェクトコードのインタープリターを意味します。
オブジェクトコード形式の著作物における「対応ソース」とは、オブジェクトコードの生成、インス
トール、および (実行可能な著作物に対する) オブジェクトコードの実行および改変に必要なすべて
のソースコードを意味し、これらの動作を制御するスクリプトなども含まれます。 ただし，当該著作
物のシステムライブラリー、および当該著作物以外の汎用ツールまたは一般に利用可能なフリープロ
グラムであって改変することなく上記の行為に用いられるものは含みません。 例えば，対応ソースに
は，当該著作物のソースファイルと連携するインターフェイス定義ファイル、ならびに共有ライブラ
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リ、および動的リンクされるサブプログラムであって、当該著作物が特に必要とするように設計され
ているもの (例えば、サブプログラムと当該著作物間の緊密なデータ通信または制御フローに関する
ようなもの) のソースコードが含まれます。
対応ソースには、対応ソースの他の部分から自動的に再生成できるものは一切含む必要はありません。
ソースコード形式の著作物の対応ソースは，当該著作物自体です。
2. 基本的な許可
本ライセンスに基づき許諾されるすべての権利は，本ライセンスの定めに従うことを条件として，本
プログラムの著作権の存続する期間許諾され，取り消すことはできません。 本ライセンスは、本プロ
グラムを改変することなく実行することについて，無制限の許諾を明示的に認めます。 対象著作物の
実行により得られた出力結果について，出力された内容が保護された著作物に該当する場合にのみ本
ライセンスが適用されます。 本ライセンスは、著作権法に記載のとおり、あなたの公平な使用または
その他同等の権利を認めます。
あなたに対するライセンスが有効である限り、あなたは無条件で伝達していない対象著作物を作成、
実行、および普及することができます。 第三者にあなた専用の改変を行わせることのみを目的とする
場合，または第三者に著作物を実行するための機能を提供させることのみを目的とする場合，あなた
は本ライセンスの適用著作物を当該第三者に伝達することができる。ただし、あなたが著作権を管理
していない部分の伝達に関しては，本ライセンスの定めに従うことを要します。 したがっ て，当該
第三者すなわちあなたのために対象著作物を作成ま たは実行する者は，あなたの管理監督下において，
あなたとの関係の範囲外ではあなたが著作権を有する著作物の複製を禁止することを条件として，専
らあなたのためにのみ上記の行為を行わなければなりません。
その他すべての状況下における伝達は、唯一下記の条件のもとで許可されます。 再許諾は、第 10 条
により不要であることから認められていません。
3. 迂回禁止法からのユーザーの法的権利保護
対象著作物は、1996 年 12 月 20 日に採用された WIPO 著作権協定第 11 条、または効果的な技
術的対策の迂回を禁止または規制する類似した法のもと義務を果たす、すべての適用法におけるその
ような対策の一部とは一切みなされません。
対象著作物を伝達する場合、あなたは対象著作物に関して本ライセンスのもと権利を行使することで
このような迂回が発効する範囲まで技術的対策の迂回を禁じる法的権力を一切放棄します。また、あ
なたは技術的対策の迂回を禁じる著作物のユーザー、あなたまたは第三者の法的権利に対して実行す
る手段として、著作物の運用または改変を制限する意図を一切放棄します。
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4. 忠実な複製物の伝達
あなたは，あなたが受領した本プログラムのソースコードと完全に同一の複製物を，いかなる媒体を
用いるかにかかわらず伝達することができます。ただし，著作権に関する適切な告知事項を個々の複
製物に目立つように適切な方法で掲載すること，本ライセンス及び本第 7 条に従い追加された非許可
条項のすべてが当該複製物に適用される旨の告知をそのまま保持すること，いかなる保証もなされな
い旨の告知をそのまま保持すること，および本プログラムと共に本ライセンスを受領者に提供するこ
とを条件とします。
あなたは、伝達する各複製物に対していかなる対価も課すことができ、または無料で伝達することが
できます。さらに、有料でサポートまたは保証による保護を提供できます。
5. 改変されたバージョンのソースの伝達
あなたは、以下のすべての条件を満たしていることを条件に、第 4 条の条項をもとにソースコードの
形で、プログラム、またはプログラムから生成した改変に基いて著作物を伝達することができます。
a) あなたが改変したこと，およびその日付を改変された著作物に目立つように記載すること。
b) 改変された著作物が本ライセンスおよび第 7 条に従って追加されたすべての条件に基づいて公開
されていることを、改変された著作物に目立つように記載すること。この条件は，告知をそのまま保
持することを定めた本第 4 条を修正するものである。
c) 改変された著作物の複製物を保有することとなった何人に対しても，改変された著作物の全体を一
体として，本ライセンスに基づきライセンス付与すること。 したがって，改変された著作物の全体，
およびそのパッケージ方法に関わらず改変された著作物を構成する要素のすべてについて，本ライセ
ンスおよび第 7 条に基づいて追加されたすべての条項が適用されることになる。 本ライセンスは、
他のいかなる方法の著作物にもライセンス付与を認めない。ただし、あなたが別途ライセンスを受け
ている場合は，当該許可は無効にならない。
d) 改変された著作物が対話式ユーザインターフェイスを有する場合，当該インターフェイスにより適
切な法律上の告知事項を表示すること。ただし、本プログラムの対話式インターフェイスが元々あっ
て，それが法律上の適切な告知事項を表示するものでない場合は，改変された著作物においてそれを
表示するようにする必要はない。
対象著作物と他の別個独立の著作物を 1 つの記録媒体または伝達に用いる媒体の中に集めたものは，
「集積物」といいます。ただし，集積物がその性質上当該対象著作物の拡張版でないこと、より大規
模な 1 つのプログラムを構成するた めに組み合わされているのでないこと、ならびに集積行為およ
び集積物についての著作権が，個々の著作物の許諾の範囲を超えて、当該集積物の利用者のアクセス
または法的権利を制限するために用いられないことを要します。 対象著作物を集積物に含めたとして
も、当該集積物の他の部分に本ライセンスが適用されることはありません。
6. ソース形式以外での伝達
あなたは，第 4 条及び第 5 条の定めに従い、対象著作物をオブジェクトコード形式で伝達すること
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ができます。ただし、本ライセンスの定めに従って，機械読み取り可能な対応ソースを以下のいずれ
かの方法で伝達できます。
a) オブジェクトコードを物理的な製品 (伝達に用いる物理的な媒体を含む) に格納または組み込ん
で伝達する場合、対応ソースをソフトウェアのやりとりで一般的に用いられる耐久性のある物理的媒
体に固定して一緒に伝達すること。
b) オブジェクトコードを物理的な製品 (伝達に用いる物理的な媒体を含む) に格納又は組み込んで
伝達する場合、最低 3 年間または当該製品のモデルの補修用部品またはカスタマーサポートを提供し
ている間のいずれか長い方の期間、オブジェクトコードを保有する者すべてに対して，請求に応じて、
(1) 当該製品に含まれるソフトウェアのうち本ライセンスが適用されるソフトウェアすべてについて，
ソフトウェアのやりとりで一般的に用いられる耐久性のある物理的媒体を使用して，物理的な伝達に
要する合理的なコストを超えない価格で対応ソースを伝達すること、または (2) ネットワークサーバ
ーから対応ソー スを複製するためのアクセスを無料で提供することを記載した書面を添付すること。
c) 請求があった場合に対応ソースを提供することを記載した書面を添付して，オブジェクトコードを
伝達すること。 ただし、この方法は、あなたが第 6 条 b 項に定める条件に従ってオ ブジェクトコ
ードを受領した場合のみ、予備的かつ非商業的に許される。
d) オブジェクトコードを所定の場所にアクセスして複製することにより伝達する場合，対応ソースに
ついても同じ場所から同様の方法でアクセスできるようにすること。ただし，オブジェクトコードの
伝達は無償でも有償でもよいが、対応ソースへのアクセスに対して追加的な対価を課すことはできな
い。 受領者にオブジェクトコードとともに対応ソースを複製することを求める必要はない。 オブジ
ェクトコードをネットワークサーバーにアクセスして複製する場合、対応ソースは同等の複製機能を
サポートする他のサーバー (あなたまたは第三者が運用するもの) 上にあっても構わない。ただし，
その場合は，対応ソースのある場所を示す記載をオブジェクトコードに隣接する箇所に明示しておか
なければならない。 いかなるサーバーが対応ソースをホスティングしているかにかかわらず、これら
の条件を充足する義務が存続している限り，あなたは，対応ソースにアクセス可能なよう保証する義
務を負っている。
e) 第 6 条 d 項のもとオブジェクトコードおよび著作物の対応ソースがどこで無料で公開されてい
るかを他方のピアに知らせることを条件に、ピアツーピア伝送を用いてオブジェクトコードを伝達す
る。
オブジェクトコードの分割可能な部分、どのソースコードがシステムライブラリーとして対応ソース
から除外されているかは、オブジェクトコード著作物の伝達に含む必要はない。
「ユーザー製品」は次のいずれかです。(1) 通常個人、家族、または家庭用に使用するすべての有形
個人資産を意味する「コンシューマー製品」、または (2) 住居への組み込みのため設計または販売さ
れるすべてのもの。 ある製品がコンシューマ製品に該当するか否か疑義がある場合は，コンシューマ
製品に該当するものとします。 また，特定のユーザーが保有する特定の製品について、「通常使用さ
れる」とは，その製品が属する分野における典型的または一般的な使用方法を意味し、当該特定のユ
ーザが置かれた状況、または当該特定のユーザが当該製品を実際にどのように使用しているかという
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事実、またはどのように使用することが予定されているかということには関わりません。 当該製品に
業務用、工業用または非コンシューマー的な利用形態がある場合でも，当該用途が当該製品の唯一の
重要な利用形態でない 限り，当該製品はコンシューマー製品に該当します。
ユーザー製品の「インストール用情報」とは，ユーザー製品に組み込まれている対象著作物の対応ソ
ー スを改変して作成した改変バージョンを当該ユーザー製品にインストールし実行するために必要
とされる手法、手順、認証キー、およびその他の情報のすべてを意味します。 当該情報は，改変され
たオブジェクトコードの継続的な動作が、改変が為されたということによってのみ拒否されたり妨害
されることが決してないことを保証するのに十分なものでなければなりません。
オブジェクトコードの著作物をユーザー製品に組み込んで、もしくはユーザー製品と共に、またはユ
ーザー製品で使用するためのものとして伝達する場合であって，当該ユーザー製品の所有および使用
にかかる権利を永久にまたは一定期間譲渡する取引の一部として行われる場合は、取引の法的類型に
かかわらず、本条に基づいて伝達される対応ソースは、インストール用情報と共に伝達されなければ
なりません。 ただし，あなたおよびいかなる第三者もオブジェクトコードの修正版を当該ユーザー製
品にインストールすることができない場合 (例えば，著作物が ROM に格納されている場合) は、こ
の条件は適用されません。
インストール用情報の提供に関する条件には，受領者が改変もしくはインストールした著作物，また
は当該著作物が改変もしくはインストールされたユーザ製品に対して、保守サービス、保証、または
アップデートを提供し続けることは含まれません。 改変自体がネットワークの運用に重大かつ有害な
影響をもたらす場 合，もしくはネットワーク上での通信に関する規約またはプロトコ ルに違反する
場合、ネットワークアクセスを拒否することができます。
本条に基づく対応ソースの伝達およびインストール用情報の提供は、文書化され一般に公開されてい
るフォーマットにより (かつソースコード形式で一般に利用可能な実装方法で) なされなければなり
ません。この場合、これらの圧縮展開、読み込み、または複製に特別なパスワードやキーを必要とし
てはなりません。
7. 追加条項
「追加の許可」とは、本ライセンスの条件の 1 つ以上例外を作ることで、本ライセンスの条件を補完
する用語です。 プログラム全体に適用可能な追加の許可は、適用法において有効な範囲で、あたかも
本ライセンスに含まれているかのように扱われるものとします。 追加の許可がプログラムの一部のみ
に適用される場合、その部分はこれらの許可とは別に使用されますが、プログラム全体は、追加の許
可に関係なく本ライセンスの影響を受け続けます。
対象著作物のコピーを伝達する場合、選択肢としてそのコピーまたはコピーの一部から追加の許可す
べてを削除することができます。 (著作物を改変する場合、特定の場合に独自の削除を必要とするこ
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とを求めるために追加の許可を記載することができます。) あなたは、適切な著作権許諾を有する、
または付与できる対象著作物に対し、あなたが追加した部分に追加の許可をすることができます。
本ライセンスの他の規定にかかわらず、対象著作物にあなたが加え た部分については (当該部分の著
作権者が認める場合)、本ライセンスの条項に加え，以下の条項を追加することができます。
a) 本第 15 条および第 16 条の定めとは異なる内容の保証の 否認又は責任の限定
b) 追加した部分に含まれている、特定の合理的な法律上の告知事項または作成者の記載、もしくは追
加した部分を含む著作物によって表示される適切な法律上の告知事項中の同様の情報を、そのまま維
持するよう要求すること
c) 追加した部分の作成者について虚偽又は不正確な表示をすることを禁じること、もしくは改変され
たバージョンにオリジ ナルのバージョンとは異なっていることを合理的な方法で表示することを要
求すること
d) 追加した部分のライセンサーまたは作成者の名前を宣伝目的で利用することに制限すること
e) 商品名、商標又はサービスマークの使用に関して、商標法に基づく権利の許諾を拒むこと
f) 追加した部分 (または改変されたバージョン) を伝達する者が受領者に対する契約上の責任を負っ
て伝達する場合、ライセンサーおよび著作者に直接的に課される責任を免責することを要求すること
上記以外の追加的条項を定めることは許されず、それらの追加的条項は、第 10 条が意味するところ
の「追加的制限」とみなされる。あなたが受領した本プログラム又はその一部に、本ライセンスに加
えて追加的制限が適用される旨が記載されている場合、あなたは当該条項を削除することができる。
追加的制限を含むライセンス文書が本ライセンスに基づく再許諾または伝達を認めている場合、あな
たは当該ライセンス文書の条項が適用される部分を対象著作物に追加することができる。ただしその
場合，追加的制限は当該再許諾またはコンベイにおいては無効とされる。
本条に基づいて条項を対象著作物に追加する場合、あなたは、ソースファイル中に、当該ファイルに
適用される追加的条項の記載、または適用される条項を参照できる場所を示す記載を含めなければな
りません。
追加的条項は、それが本ライセンスで認められるものであるか否かにかかわらず、本ライセンスとは
独立したライセンス文書の形式であっても構わないし、本ライセンスの例外規定として記述されるも
のであっても構わない。ただし、本条の上記の定めは、いずれの場合にも適用されます。
8. 終了
あなたは，本ライセンスで明示的に定められている場合を除いて、対象著作物を普及または改変する
ことができません。 それ以外に対象著作物を普及または改変しようとする試みはすべて無効であり、
そのような試みをした場合は、本ライセンスに基づくあなたの権利 (第 11 条第 3 段落に基づいて
許諾された特許ライセンスを含む) は自動的に消滅します。
30
ただし、本ライセンスに違反する行為のすべてが中止された場合、特定の著作権者からあなたに供与
されたライセンスは、(a) 当該著作権者が当該ライセンスを終局的に終了させることを明示的に述べ
るまでの間、暫定的に回復するものとし、(b) 違反行為の中止後 60 日以内に、当該著作権者があな
たに対して合理的な手段で違反の事実を告知しなかった場合は、恒久的に回復します。
また、ある著作権者があなたに対して合理的な手段で違反の事実を告知した場合において、それが本
ライセンスの違反 (いかなる著作物に関するものであるかを問わない) に関する当該著作権者からの
最初の告知であり、かつ当該告知受領後 30 日 以内に違反を是正した場合は、当該著作権者からあな
たに供与されたライセンスは、恒久的に回復します。
本条に基づいてあなたの権利が消滅した場合でも、本ライセンスに基づいてあなたから複製物又は権
利を受領または承継した者に対する許諾は消滅しません。 あなたの権利が消滅し、恒久的に回復され
ないこととなった場合、同一のライセンス対象に対する新たなライセンスを第 10 条に基づいて取得
することもできなくなります。
9. 著作物の受領等に関する承諾の不要性
本プログラムの受領又は実行については、本ライセンスの承諾を必要としません。 ピアツーピア伝送
を使用して本プログラムを受領することに伴って生ずる対象著作物の普及につ いても、同様に承諾を
必要としません。 しかしながら、あなたに対して対象著作物の普及または改変を許諾するものは、本
ライセンスをおいて他にありません。 これらの行為は、本ライセンスを承諾しない限り、著作権を侵
害することとなります。 したがって、対象著作物を改変又は普及することにより、あなたは当該行為
を行うために本ライセンスを承諾する旨の意思表示したことになります。
10. 下流受領者に対する自動的な許諾
対象著作物の受領者は、あなたが対象著作物を伝達する都度、元のライセンサーから、本ライセンス
に基づいて当該著作物を実行、改変、および普及する許諾を自動的に得ます。 あなたは、第三者に本
ライセンスの定めを遵守させる責任はありません。
「企業体取引」とは、事業譲渡、会社分割、または合併に関する取引をいいます。 企業体取引の結果
として対象著作物の伝達が生じた場合、当該著作物を受領した当事者は、譲渡当事者が本条前項に基
づいて保有していたまたは保有し得た許諾に係るすべてを承継します。また、譲渡当事者が当該著作
物の対応ソースを保有していた場合、または合理的な努力により入手できる場合、受領当事者は、当
該対応ソースを保有する権利もまた承継します。
あなたは、本ライセンスに基づいて許諾され又は確認された権利の行使に対して、本ライセンスが規
定する以上のさらなる制限を課してはなりません。 例えば、あなたは、本ライセンスに基づく権利の
行使に対してライセンス料、特許権使用料その他の対価を課してはなりません。また、あなたは、本
プログラムの全体又はその一部の作成、使用、販売、販売の申し出または輸入が特許を侵害すること
31
を理由として、訴訟 (交差請求および反訴を含む) を提起してはなりません。
11.特許権
「寄稿者」とは、プログラムまたはプログラムを基にした著作物について本ライセンスのもと使用の
権限を付与する著作権所有者です。 このようにライセンス付与された著作物を寄稿者の「寄稿者バー
ジョン」といいます。
寄稿者の保有に係る「必須特許クレーム」とは、当該寄稿者の寄稿者バ ージョンに対して本ライセン
スで許諾されている行為を行った場合、すなわち作成、使用または販売した場合に侵害することとな
る特許クレームのすべてをいいます。当該特許クレームは、当該寄稿者が保有しているものおよび支
配権限を有しているものを含み、かつ取得済みのものおよび将来取得するものを含みます。ただし、
寄稿者バージョンを他者が改変した結果、侵害されることとなる特許クレームは含まれません。 本項
の定義において、「支配権限」は、本ライセンスの条件を満たす態様で特許の再許諾をする権利も含み
ます。
各寄稿者はあなたに対して、寄稿者バージョンの内容の作成、使用、販売、販売の申し出、または輸
入、ならびに実行、改変、または普及について、当該寄稿者バージョンで実施されている必須特許ク
レームを対象とする、非独占的かつ無償の全世界における特許ライセンスを許 諾します。
以下の 3 つの段落において「特許ライセンス」とは、いかなる名称であるかを問わず、特許権を行使
しないという明示的な契約又は誓約 (特許の明示的な実施許諾、または特許侵害訴訟を提起しないこ
とに合意する非係争条項等) のすべてをいいます。 当該特許ライセンスを「許諾する」とは、相手方
当事者に対して特許権を行使しない旨の契約を締結または誓約をすることをいいます。
特許ライセンスに依拠していることを知りながら対象著作物を伝達する場合において、当該著作物の
対応ソースが公衆が利用可能なネットワークサーバーまたは他の容易にアクセス可能な手段を通じて、
無料でかつ本ライセンスの定めに基づいて複製可能な状況におかれていない場合、あなたは、(1) 対
応ソース を上記の方法で利用可能とすること、(2) あなた自身、当該著作物に関して当該特許ライセ
ンスにより得られる利益を享受しないようにすること、または (3) 本ライセンスの定めに適合する条
件で、下流受領者にも特許ライセンスが適用されるようにすること、のいずれか措置をとらなければ
なりません。 ここで「特許ライセンスに依拠していることを知りながら」とは、ある国において 特
許ライセンスなくして対象著作物を伝達するか、または受領者が当該著作物を使用すると、当該国に
おける特定の特許権を 侵害することとなること、および当該特許が有効であると信ずべき合理的理由
があることのいずれについても、あなたが現実に知っていることをいいます。
あなたが取引又は取り決めに基づいて、もしくはそれに関連して、対象著作物を伝達または伝達され
た対象著作物を入手して普及する場合において、当該著作物を受領した当事者の一部に対して、当該
著作物を使用、普及、改変、または伝達する権限を供与する特許ライセンスを許諾する場合、当該特
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許ライセンスは、当該著作物および当該著作物に基づく著作物の受領者のすべてに対して自動的に拡
大されます。
特許ライセンスが「差別的」であるとは，本ライセンスのもとで認められている権利が特許ライセン
スで許諾される範囲に含まれていない場合、本ライセンスのもとで認められている権利の行使を禁止
している場合、または本ライセンスのもとで認められている権利の不行使を条件として課している場
合をいいます。 あなたがソフトウェアの提供を業とする第三者との間で、対象著作物を伝達する行為
に対してあなたが当該第三者に対価を支払い、当該第三者はあなたから当該著作物を受領したすべて
の当事者に対して (a) あなたが伝達した対象著作物 (または当該著作物から作成された複製物) を
対象として、もしくは (b) 対象著作物を含む特定の製品又は対象著作物を他のものと同梱したものを
主たる対象として、またはそれらに関連して、差別的な特許ライセンスを供与する旨の合意をしてい
る場合、あなたは対象著作物を伝達することができません。ただし、2007 年 3 月 28 日より前に
当該合意又は当該特許ライセンスの供与がなされた場合はこの限りではありません。
本ライセンスのいかなる条項も、黙示のライセンス、その他準拠法 国の特許法において認められ得る
特許侵害に対する防御方法を否定または制限する趣旨に解釈されてはなりません。
12. 他者の自由の放棄の禁止
なんらかの条件 (裁判所の指令または協定など) があなたに課せられ、それが本ライセンスの条件と
矛盾したとしても、あなたが本ライセンスの条件を免れることにはなりません。 あな たが対象著作
物を、本ライセンスが課す義務と他の関連した義務の両方を同時に満たすような形で伝達できない場
合、結果としてそれを伝達することは不可能ということになります。 例えば、あなたが自分でプログ
ラムを伝達した人々がさらに伝達を行う場合、彼らから特許権使用料を徴収するというような義務を
負う条項に同意していたならば、あなたがそういった条項と本ライセンスの両方を満たす唯一の方法
は、プログラムの伝達を完全に止めてしまうことです。
13. GNU Affero 一般公衆用ライセンスとの併用
本ライセンスに含まれるその他すべての条件に関わらず、あなたには、対象著作物を GNU Affero 一
般公衆用ライセンスバー ジョン 3 のもとで対象著作物とリンクまたは結合して単一の結合物とし、
その結果物を伝達する許可が与えられます。 本ライセンスの条項は、対象著作物である部分に関して
はそのまま適用されますが、結合物それ自体としては、GNU Affero 一般公衆用ライセンス第 13 条
が規定する、ネットワークを介したやりとりに関する特殊な条件も適用されることになります。
14. 本ライセンスの改定バージョン
フリーソフトウェア財団は、改訂された、または新しいバージョンの GNU 一般公衆用ライセンスを
折りに触れて発行することができます。 そのような新バージョンは、その精神においては現在のバー
ジョンと似たものになりますが、細部については新たな問題や懸念を解決すべく異なる場合がありま
す。
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各バージョンには、識別バージョン番号が付与されています。 プログラムに、ある特定のバージョン
番号が振られた GNU 一般公衆用ライセンス (それ以降のバージョンのいずれか) が適用されると指
定されていた場合、あなたは指定された番号のバージョン、またはそれ以降にフリーソフトウェア財
団によって発行されたいずれかのバージョンのどちらの利用条件に従うかを選ぶことができます。 プ
ログラムが GNU 一般公衆用ライセンスのバージョン番号を指定していなかった場合、あなたはフリ
ーソフトウェア財団がそれまでに発行したバージョンの中からいずれを選択しても構いません。
プログラムにおいて、GNU 一般公衆用ライセンスの将来のバージョンのうちどれが適用されうるかは
代理人が決定できる、と指定されていた場合、その代理人によるバージョンを受諾するという公的な
声明により、あなたにそのプログラムのバージョンを選択する権限が永久に付与されます。
本ライセンスの今後のバージョンでは、あなたに追加的、または従来とは異なる許可を与えることが
あります。 しかし、著作者または著作権保有者に対しあなたが以降のバージョンに従うことを選んだ
結果として、追加的な義務が課されることはありません。
15. 保証の否認
本プログラムは、準拠法のもとで認められる限りにおいてなんらの保証もなされません。 これと異な
る書面による定めがなされる場合を除き、著作権者およびその他の当事者は、本プログラムをそのま
まの状態で、いかなる保証 (明示か黙示かに関わらず、また、販売見込み又は特定の目的への適合性
に関する黙示の保証を含み、これらに限定されない) もすることなく提供します。 プログラムの品質
および性能に関する全体のリスクはあなたが負います。 本プログラムに瑕疵のあることが明らかにな
った場合でも、必要な保守点検、修理、または修正に要する費用はすべてあなたの負担となります。
16. 責任の限定
準拠法において義務が課されている場合または書面による合意がある場合を除き、著作権者または上
記の定めに従い本プログラムを修正または伝達した当事者は、たとえ損害が発生するおそれのあるこ
とを事前に知らされていたとしても、あなたの被った損害についてなんらの責任も負いません。当該
損害には、本プログラムを使用したことによるものと本プログラムを使用できなかったことによるも
の (データの消失、誤ったデータの生成、損害を被ったのがあなたである場合と第三者である場合、
および本プログラムが他のプログラムと連携して適切に動作しない場合を含み、これらに限定されな
い) を問わず、一般的、特殊的、偶発的、必然的な損害のすべてを含みます。
17. 第 15 条および 16 条の解釈
係争の生じた地の法律において、上記の保証の否認および責任限定の定めが規定どおりの効力を認め
られない場合、その地の法律の中で、本プログラムに関する民事上の責任の絶対的な放棄に最も近い
法が、事件を審理する裁判所により適用されるものとします。ただし、保証または賠償責任の負担が、
本プログラムの有償での譲渡に伴ってなされている場合はこの限りではありません。
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以上