vol. 100...- 1 - 祝vol. 100 *文部科学省認可通信教育...

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- 1 - vol. 100 *文部科学省認可通信教育 「たんぽぽ」99 号を振り返って 富山学習センター発行の機関誌「たんぽ ぽ」が今回で第100号になります。「たん ぽぽ」を辿れば、富山学習センターの成り 立ちも見えてくるかと、第 1 号から目を通 しました。放送大学富山学習センターは、 平成 4 年に『富山ビデオ学習センター』と して開所しました。平成 6 年に『富山地域 学習センター』に改名し、平成 10年に『富 山学習センター』となり現在に至っていま す。当初から富山学習センターの名称であ ったと思っていた私は、こんな変遷があっ たのかと驚きがあります。丁寧に作られた 機関誌を紐解くだけで、見えなかった歴史 が見えてくることは喜ばしいことだと思っ ています。これからも丁寧な機関誌作りに 励みたいと思います。 さて、「たんぽぽ」の第1号(平成 4 年 12 月発行)ですが、B5版の大きさで発行 されています。右側の写真がその記念すべ き「蒲公英」第 1 号で、その表題は難しい 漢字の「蒲公英」になっています。 第 5 号までは右開きになっていたのが、 第 6 号から左開きに変更されました。台紙 は黄色で、そこに黒字で印刷されています。 今ほど、パソコンやプリンターの性能も良 くないところでの編集作業は大変だったと 思います。 第 7 号(平成 6 年 6 月発行)に、『富山 ビデオ学習センター』から『富山地域学習 センター』へ名称変更のあることが予告さ れ、第 8 号(平成 6 年9月発行)に『富山 地域学習センター』と明記されています。 第 16 号(平成 8 年 7 月発行)から表題 が、ひらがなの「たんぽぽ」になっていま す。なぜ機関誌の名称が「たんぽぽ」になっ たのかの説明では、「どこにでも綺麗な花を さかせ、踏みつけられても枯れることなく …」とあります。通信制の大学で学ばれる 学生皆さんを思って命名されたのだと思っ ています。 第 31 号(平成 12年7月発行)の「た んぽぽ」から大きさが A4版になりました。 第 42 号から紙質も良くなり、そこに放送 大学が、臨床心理士第 2 種大学院指定校に 認定されるとの記載があります。第 44 号 から台紙が白色に、また紙質もさらに良く なっています。この頃から所長や客員教授 の方々が、巻頭言を書かれるようになり、 現在の体裁になっています。 第 77 号からカラー印刷になり、現在の 「たんぽぽ」を堅持しています。第 90 号 (平成 27 年 4 月発行)から私が発行責任 者となり、今回で記念すべき第 100 号に なります。この間、休むことなく年 4 回発 行されてきました。これは、これまで担当 された事務職員の方々の弛まない仕事のお かげだと思っています。 次頁へ→) 平成29年10月発行 発行者 放送大学 富山学習センター 責任者 所長 北村 潔和 富山学習センター所長 北村 潔和 たんぽぽ第1号 (平成4年12月発行)

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  • - 1 -

    祝 vol. 100

    *文部科学省認可通信教育

    「たんぽぽ」99 号を振り返って

    富山学習センター発行の機関誌「たんぽ

    ぽ」が今回で第 100 号になります。「たん

    ぽぽ」を辿れば、富山学習センターの成り

    立ちも見えてくるかと、第 1 号から目を通

    しました。放送大学富山学習センターは、

    平成 4 年に『富山ビデオ学習センター』と

    して開所しました。平成 6 年に『富山地域

    学習センター』に改名し、平成 10 年に『富

    山学習センター』となり現在に至っていま

    す。当初から富山学習センターの名称であ

    ったと思っていた私は、こんな変遷があっ

    たのかと驚きがあります。丁寧に作られた

    機関誌を紐解くだけで、見えなかった歴史

    が見えてくることは喜ばしいことだと思っ

    ています。これからも丁寧な機関誌作りに

    励みたいと思います。

    さて、「たんぽぽ」の第1号(平成 4 年

    12 月発行)ですが、B5版の大きさで発行

    されています。右側の写真がその記念すべ

    き「蒲公英」第 1 号で、その表題は難しい

    漢字の「蒲公英」になっています。

    第 5 号までは右開きになっていたのが、

    第 6 号から左開きに変更されました。台紙

    は黄色で、そこに黒字で印刷されています。

    今ほど、パソコンやプリンターの性能も良

    くないところでの編集作業は大変だったと

    思います。

    第 7 号(平成 6 年 6 月発行)に、『富山

    ビデオ学習センター』から『富山地域学習

    センター』へ名称変更のあることが予告さ

    れ、第 8 号(平成 6 年9月発行)に『富山

    地域学習センター』と明記されています。

    第 16 号(平成 8 年 7 月発行)から表題

    が、ひらがなの「たんぽぽ」になっていま

    す。なぜ機関誌の名称が「たんぽぽ」になっ

    たのかの説明では、「どこにでも綺麗な花を

    さかせ、踏みつけられても枯れることなく

    …」とあります。通信制の大学で学ばれる

    学生皆さんを思って命名されたのだと思っ

    ています。

    第 31 号(平成 12年7月発行)の「た

    んぽぽ」から大きさが A4 版になりました。

    第 42 号から紙質も良くなり、そこに放送

    大学が、臨床心理士第 2 種大学院指定校に

    認定されるとの記載があります。第 44 号

    から台紙が白色に、また紙質もさらに良く

    なっています。この頃から所長や客員教授

    の方々が、巻頭言を書かれるようになり、

    現在の体裁になっています。

    第 77 号からカラー印刷になり、現在の

    「たんぽぽ」を堅持しています。第 90 号

    (平成 27 年 4 月発行)から私が発行責任

    者となり、今回で記念すべき第 100 号に

    なります。この間、休むことなく年 4 回発

    行されてきました。これは、これまで担当

    された事務職員の方々の弛まない仕事のお

    かげだと思っています。 (次頁へ→)

    平成29年10月発行

    発行者 放送大学

    富山学習センター

    責任者 所長 北村 潔和

    富山学習センター所長 北村 潔和

    たんぽぽ第1号

    (平成4年12月発行)

  • - 2 -

    (→前頁から)

    「たんぽぽ」の内容は、単位認定試験や

    面接授業に関する情報が主で、それに研修

    旅行や学位授与式の話題が掲載されていま

    す。第 30 号までの「たんぽぽ」は、学生

    皆さんの放送大学に入学した決意や卒業し

    た想いを綴ったエッセイ等も数多く掲載さ

    れ、学生との繋がりが密な機関誌になって

    いたと思います。今では、本部から出され

    る情報を学生皆さんへ漏れがないようにと

    注意して発行しているのが本心で、もう少

    し学生皆さんの記事が載せられるようにな

    ればとの思いもあります。

    ただ、最近では個人情報の問題から、写

    真や名前の掲載を躊躇しているところもあ

    ります。私は、学生皆さんが放送大学で学

    んでいることに誇りを持って、堂々と素顔

    の出せる機関誌にしたいと思っています。

    投稿されたエッセイ等は全て掲載される、

    との確約はできませんが、「たんぽぽ」に掲

    載したい近況やエッセイ等あれば、ぜひ事

    務室までお知らせください。

    学習センターが発行する機関誌が、「今後

    どのような役割を担うか」を考えながら、

    より良い情報発信誌になるよう教職員一同、

    今後も努力していきたいと思います。

    放送大学では全国の学習センター毎に、機関紙を発行

    しています。

    各学習センターでは機関紙を年数回発行し、学習セン

    ターの行事、サークル・ゼミの紹介、学習センター所長・

    客員の先生の記事、学生の投稿など、情報が盛りだくさん

    です。

    こうした機関紙は各学習センター等で入手できますが、

    放送大学HP(下記アドレス)で、各学習センターの機

    関誌を一部ご紹介していますので、ぜひご覧ください。

    http://www.ouj.ac.jp/hp/sisetu/center/organpaper.html

    たんぽぽ第31号

    (平成12年7月発行)

    たんぽ第44号

    (平成15年10月発行)

    たんぽぽ第77号

    (平成24年1月発行)

    全国の学習センターの機関誌を見てみませんか!

  • - 3 -

    朝の空気に爽秋の気配が感じられる季節になりましたが、去る9月24日(日)に富山学習センター

    において、「卒業証書・学位記授与式」が開催されました。式には、卒業生24名のうち14名が出

    席され、北村所長からお一人づつに卒業証書・学位記が授与され、来賓代表として富山学窓会の崎田

    会長からお祝いの言葉をいただきました。

    なお、当学習センター所属の卒業生の専攻内訳、及び特別表彰(複数回目の卒業となる方などが対

    象)は下記のとおりです。

    皆様のご努力に敬意を表し、心からお慶び申しあげます。

    ◆ 平成 29年度第 1 学期教養学部卒業生

    コース 生活と福祉 心理と教育 社会と産業 人間と文化 情報 自然と環境 計 累計

    人 数 4 8 6 4 2 0 24 671

    ◆ 平成 29年度第 1 学期富山学習センター特別表彰

    特別表彰者数:6名

    平成 29 年度第 1 学期「卒業証書・学位記授与式」

    及び「

    ↑学窓会会長祝辞 ↑所長祝辞 ↑卒業証書・学位記授与

    ご卒業

    おめでとうございます

    ↓記念撮影

  • - 4 -

    「卒業証書・学位記授与式」に引き続き、「入学者の集い」が行われました。出席された9名に対し

    て、來生学長の DVD による新入生へのメッセージの後、北村所長の挨拶、客員教員の紹介、当学習

    センター利用に係る説明が行われました。

    引き続き行われた富山学窓会主催の「謝恩会・入学者懇談会」では、客員教員や式に出席された卒業

    生の方々から新入生へ、学び方など学習上のアドバイスをしていただきました。また、今後の学生生

    活等について新入生同士で情報交換を行ったり、学窓会の方々と気楽に懇談されたりと終始和やかな

    会となりしました。

    謝恩会・入学者懇談会 学長挨拶(メッセージDVD)

    平成 29 年度第 2 学期入学者の集い

    私は自分の教養を高めるため、仕事もあ

    ることから通信教育の放送大学に入学し

    ました。コースは自分の仕事に最も近い

    「社会と産業」を選択しました。

    勉強と仕事の両立は難しかったですが、

    勉強時間をいつでもどこでも確保するよ

    うにしました。長い時間をかけて、じっく

    り学んだ自分を支えてくれた周りの方に、

    感謝の意を伝えたいと思います。

    社会・産業コース(N.M)

    何のために学ぶのかは人それぞれの答え

    があると思われますが、私は生きるとはどう

    いうことなのか、人生にとって何が大事なこ

    となのか、学ぶとはそのようなことを学んで

    いくことなのではないかと思います。

    人生には様々な出来事があり、その自分の

    人生を時に鳥瞰し、自分はどのように歩いて

    きたのか、どこへ向かおうとしているのかを

    見つめることも必要です。

    私は 69歳の現在も、週に 1、2度はセン

    ターへ通い受講しているのですが、一人静か

    に学習している時が、私にとってもっとも自

    分らしいものを取り戻している時間のよう

    に感じられます。

    生活と福祉コース(T.S)

    放送大学の卒業は今回で4回目になりま

    す。選科履修生として入学、3 年後全科履

    修生になり卒業を目指しました。

    勉強、仕事、家庭との両立は不器用な私

    には大変でした。卒業まで 7 年かかりまし

    た。再入学し、認定心理士の資格を取りま

    した。高橋和夫先生のパレスチナ問題の授

    業は、わかりやすく、おもしろかったです。

    試験は記述式、何パターンも勉強して良い

    点がとれたときはうれしかったです。

    情報コースに再入学します。楽しみなが

    ら学んでいきます。

    社会と産業コース(M.E)

    ご入学

    おめでとうございます

  • - 5 -

    富山学習センターのロビーにおいて、9月 2日(土)から 10日(日)の期間「たんぽぽ美術展」を開

    催しました。今回は個人7名の方から絵画・陶芸・書・人形・鉢植、公認学生団体(短歌サークル)

    から短歌などの作品が出展されました。

    最終日に「富山学習センターの集い」が開催されたこともあり、たくさんの方々に観覧いただくこ

    とができました。作品を出展して頂いた皆様、会場に足を運んでくださった皆様に誌面を借りて改め

    てお礼申し上げます。

    第 25 回たんぽぽ美術展

    絵画「紫陽花あ じ さ い

    (色紙)」

    大村直子

    書「われの名 眸

    八十路生く」中川眸

    書「萬物光輝」得永幸美 陶芸「彩」宮越哲夫

    アンティークドール

    「希望」小池芙美子

    陶芸「そめつけ中皿竹絵」

    他5点 村澤清人 短歌サークル

    次回、第 26回(平成 30年度)から「たんぽぽ美術展」が生まれ変わります!!

    「たんぽぽ美術展」は富山学習センター開設時から毎年開催され、今回で 25 回目の節目を迎え

    ました。これを機会に開催形態を見直し、『学生による美術展』『学生団体の発表の場』として生ま

    れ変わることとなりました。

    これまで出品にご協力頂いた皆様、特に卒業生の皆様方には感謝申し上げるとともに、今後も「た

    んぽぽ美術展」並びに富山学習センターへのご愛顧のほどお願い申し上げます。

    <開催形態(予定)> 詳細は次号(101号)でお知らせします。

    ■開催期間: 平成 30年7月 1日~平成 31年1月15日(常設展示)

    ■開催場所: 富山学習センター内ロビー等

    ■受付期間: 平成 30年5月 15日~6月15日(1箇月間)

    ■出品資格: 個人(富山学習センター所属の学生)又は団体(富山学習センター所属サークル、

    富山学窓会) ※卒業生の場合は、団体に属している方が対象です。

  • - 6 -

    ◆面接授業とは ・学習センター等で講師から直接指導を受ける教養学部の授業です。

    ・全国の各学習センターで企画・開設され、他学習センター等の面接授業も受講できます。

    ※キャンパスネットワークホームページから全国の授業日程・空席情報を確認できます。

    ・1 科目 1 単位です。1 時間 25 分の授業 8 回で構成され、授業料は 1 科目(8 回分)あ

    たり 5,500 円です。

    ・2017 年度第2学期に学籍のある全ての全科履修生・選科履修生・科目履修生の方が受

    講できます(大学院生、放送大学の学生ではない方は、空席のある科目について共修生と

    して受講できます。)。

    ◆空席発表は、10 月14日(土)12 時です。富山学習センター掲示及びキャンパスネット

    ワークホームページ(事務室→学習案内→面接授業)から確認することができます。なお、

    最新の空席状況は、10 月 20日(金)15時~システム WAKABA(科目登録申請)からリ

    アルタイムで確認することができます。

    ◆当センターで開設する面接授業への追加登録は、10 月 20日(金)午前 10 時から受付を開

    始します。初日のみ、希望者が空席を上回っている場合は、午前9時半~10 時までに当セ

    ンターに来所されている方を対象に抽選を行います。それ以降は空席が埋まるまで、先着

    順で受付を行います。なお、10 月 20日(金)からは、原則として授業開講日の1週間前ま

    でが受付期間となります。

    ※追加登録は郵送受付も行っています。この場合、各科目受付期限日必着で、①科目追加登

    録申請書(富山SC版または全国版)、②学生証のコピー(申請書に貼付)、③所定の授業

    料、④返信用封筒(宛名明記、82 円切手貼付)を同封し、現金書留でお送りください。ただ

    し、直接来所の方が優先されます。

    面接授業を追加登録してみませんか!

    ◆受講前に時間割(シラバス)をご確認ください!

    面接授業の日程・実施時間、授業概要、8回分のテーマ、成績評価の

    方法などが記載されていますので、授業に臨む前に必ず一読しておいて

    ください。特に、「受講者が当日用意するもの」と「教科書」が指定され

    ている場合は、受講生が各自で必ず準備してください。

    全国の面接授業時間割冊子は、学習センターにて閲覧できます。

    (インターネットでの閲覧もできます。)

    http://forests.ouj.ac.jp/ouj-f282/

  • - 7 -

    開 講 日 追加登録

    締 切 日 科 目 名 講 師 名 (区分)専攻

    10/14 (土) 、

    10/15 (日) 追加なし プログラミング教授法 辻合 秀一 総合科目

    10/14 (土) 、

    10/15 (日) 追加なし 心理検査法基礎実習 竹澤 みどり

    専門科目:

    心理と教育

    10/21 (土) 、

    10/22 (日) 追加なし 事例から学ぶ労働法 松原 義弘

    専門科目:

    社会と産業

    10/21 (土) 、

    10/22 (日) 追加なし PCの基礎とWebデザイン入門 春木 孝之 基盤科目

    10/28 (土) 、

    10/29 (日) 10/21 食の科学 吉村 悦郎

    専門科目:

    生活と福祉

    11/4 (土) 、

    11/5 (日) 10/28 システム最適化と数学 榊原 一紀

    専門科目:

    情報

    11/5 、 12/3

    ※変則日程:日曜 10/29 レポート・論文の書き方の技術 渡邊 信 基盤科目

    11/9、11/16、11/30、12/7 ※変則日程:木曜

    11/2 芥川賞-女性受賞作家の歴史 山口 幸祐 専門科目:

    人間と文化

    11/11 (土) 、

    11/12 (日) 11/4 宇宙を見る新しい目 鈴木 洋一郎

    導入科目:

    自然と環境

    11/11 (土) 、

    11/12 (日) 11/4 心理学実験2 井戸 啓介

    専門科目:

    心理と教育

    11/18 (土) 、

    11/19 (日) 11/11 数学における解析学の厳密な入門 藤田 安啓

    専門科目:

    自然と環境

    11/25 (土) 、

    11/26 (日) 11/18 情報システム・はじめの一歩 中谷 多哉子

    専門科目:

    情報

    12/9 (土) 、

    12/10 (日) 12/2 私法の基礎 上地 一郎

    導入科目:

    社会と産業

    12/10、12/17、12/24、 1/7 ※変則日程:日曜

    12/3 英語文献を読むための練習 湯川 純幸 基盤科目:

    外国語

    ※ 追加登録締切日「追加なし」の科目は、日程の都合により追加登録できません。

    面接授業の講義概要の一部を紹介します

    ◆専門科目:人間と文化 | 芥川賞-女性受賞作家の歴史 山口 幸祐 先生

    平成 28 年度は芥川賞 80 年の歴史を概観しました。今回は女性作家に焦点を当てて、選考のあ

    り方、受賞作品の題材やテーマ、時代・社会背景との関係など、歴史的に考察します。

    これまでの授賞者 163人中 45 人が女性です (27.6%)が、うち 25 人は平成に入ってからの受

    賞者、最近 10 年間では 22 人中 12 人と女性の方が多く(54.5%)その変化は明らかです。

    なお、前回聴講していなくても何ら問題はありません。

  • - 8 -

    ◆ 通信指導とは

    ・ 放送授業と一部オンライン授業では、各学期の途中に1回、科目毎に指定

    された通信指導問題を提出し、担当教員の添削を受ける必要があります。

    これが「通信指導」です。

    ・ 問題冊子は、学期初めに印刷教材(テキスト)と同時期に送付されます。

    問題形式は、択一式、記述式、両者併用式があります。11/6(月)ま

    でに届かなかった場合や登録した科目と異なる科目の問題が届いた場

    合、落丁等があった場合は大学本部(TEL:043-276-5111)に連絡し

    てください。

    ※オンライン授業等で提出方法が Web のみの場合は、冊子での問題送

    付はありません。

    ・ 提出先は大学本部です。必ず提出期間中に本部に到着するよう提出してください。

    ・ 通信指導の添削結果により、単位認定試験の受験資格を得ることができます。

    (未提出あるいは期限までに提出しなかった場合は、受験できません。)

    ・ 出題範囲は、概ね授業の半分です(全15回

    であれば前半8回程度)。

    ・ 添削結果及び自習型問題の解答や解説はそ

    れぞれ別途、大学本部より送付されます。

    ・ 自習型問題(提出不要)の解答・解説は通信

    指導問題を提出した方に送付されます。

    ◆ Web通信指導が便利です!

    一部科目を除き、キャンパスネットワークホームページ上で、通信指導を提出することができます。

    解答入力の際は、科目名および解答番号を必ずご確認ください。送信後ただちに、Web通信指導 Top

    ページ画面の科目名の横に「提出済(送信済)」と表示されます(表示後は、訂正できません。)。

    Webで通信指導を提出した場合は、郵送による提出は不要です(提出されても無効になります。)。

    ◆ WAKABAで提出状況の確認ができます!

    通信指導の提出状況の確認は、システム WAKABAの履修成績照会画面において確認できます。

    【郵送による提出の場合】大学本部での手続きが済み次第、通信指導の欄に「受理」と表示されます。

    提出期限までにご提出いただいた場合、12/5頃までにすべての科目が「受理」と表示されます。

    【Web 通信指導の場合】上述のとおり通信指導提出後ただちに、通信指導トップ画面において、科

    目一覧の各科目の欄内に「提出済(送信済)」と表示されます。

    当センターのホームページでは、スケジュール(行事、ゼミ・サーク

    ルなど)、アクセス方法や施設の利用案内などが閲覧でき、各種申請書

    などの様式もダウンロードできます。また、臨時閉所日や駐車場の使用

    制限なども掲載していますので、来所前にきるだけご確認ください。

    http://www.sc.ouj.ac.jp/center/toyama/index.html

    通信指導問題は必ず提出しましょう!

    平成29年度第 2学期の通信指導提出期間

    ・郵送による提出の場合

    11 月 16日(木)~11月30日(木) 必 着

    ・Web による提出の場合

    11 月9日(木)10:00~11月30日(木)17:00

    富山学習センターを訪れる前にHPをご覧ください!

    http://www.sc.ouj.ac.jp/center/toyama/

  • - 9 -

    ■『一生涯を自立して過ごせる体力づくり』【7月8日(土)・受講者16名】

    講師:北村 潔和(富山大学名誉教授・放送大学富山学習センター所長)

    平均寿命が 80歳を越える時代、残りの人生を「豊かで幸せ」

    に過ごすためにも体力等について考えておく必要があります。

    人の支援を受けなくても、一生涯を自立して過ごせる体力

    を維持することが、「豊かで幸せな生活」に繋がると考えられ

    ます。「自立」するためにどのような体力が必要で、その体力

    を落とさない日常生活とはどのようなものかについて、日常

    生活でも行える具体的な動きを交えて講義しました。

    ■『身の回りに潜む毒を持つ生き物たち』【8月5日(土)開催・受講者31名】

    講師:紺野 勝弘(富山大学 和漢医薬学総合研究所 研究員・放送大学富山学習センター 客員教授)

    身の回りには意外に多くの毒を持つ生き物たちが生息して

    いるため、山菜と間違えて毒草を食べて中毒したり、ハチに

    刺される事故などが、しばしば起こります。

    しかし、いたずらに怖がるのではなく、どういう生き物が

    どういう毒を持っているのか、あるいはその習性などを知る

    ことにより、毒を持つ生き物たちとうまく付き合っていくか

    を多彩な画像を交えながら詳しく解説いただきました。

    ■『里山の使い方』【8月 26日(土)開催・受講者27名】

    講師:奥 敬一 (富山大学 芸術文化学部 准教授)

    身近な自然である里山は、農山村の生活・生業と関わって人

    が長く使い続けてきたことにより成り立ってきました。そこに

    は守るべき重要な価値がありますが、近現代の生活変化の中で、

    それまでの使い方の多くが失われ、そのことが里山を大きく変

    貌させる原因となってきました。

    里山を健全に保つための現代的な里山の使い方について、具

    体的な事例を交えて分かり易く解説いただきました。

    ■『暮らしに生かそう音楽療法-演歌からクラシックまで』【9月2日(土)開催・受講者51名】

    講師:海老原 直邦 (富山大学名誉教授)

    音楽を聴いたり仲間と歌ったり、楽器を演奏することは、単

    なる娯楽というより、気分感情を快適にする効能があると感じ

    ます。一方で科学的な研究では、音楽は常識の範囲を超えて、

    心身両面に複雑で強力な効果を及ぼすことが実証されつつあり

    ます。

    高齢者施設や医療機関でも、対象者の心身の不調や障害を改

    善し、治療するための音楽療法が盛んに行われています。こう

    した音楽の作用を実際にCDなど聞きながら実感する楽しい講義でした。

    県民カレッジ連携講座「オープンセミナー」開催報告 ※全4回開催(各回とも放送大学富山学習センター講義室1にて13時30分~15時開催)

  • - 10 -

    「学生生活の栞」と「学習センター利用の手引き」について 「学生生活の栞」は大学本部から送付されます。最初にまず通読して全体を理解し、必要に応じて関

    係事項を参照してください。「学習センター利用の手引き」は、富山学習センターの利用時間・閉所日・

    交通案内・学習相談・学年暦・放送教材貸出票など、お役に立つ情報が記載されています(まだお手元

    にない方は、当学習センター受付までお申し出ください。)。

    学生証の発行について 出願の際、顔写真を登録されていない方は、写真票(「学生生活の栞(巻末)」)を早めに本部学生課に

    お送りください。この写真票の写真をもとに、学生証を富山学習センターで発行し、受付でお渡ししま

    す(本部からは送付されません。)。学生証は放送大学学生であることを証明する身分証明書であり、図

    書室・視聴学習室の利用、単位認定試験の受験の際に必要ですので、必ず発行手続きを行ってください。

    新規・継続入学者の方は、学期開始後早いうちに、入学許可書を持って当学習センターへお越しくだ

    さい。また、有効期限切れの学生証の更新は、古い学生証と交換で新しい学生証を発行します。

    各種証明書の交付願いについて 在学証明書、成績・単位修得証明書、卒業(修了)証明書、卒業(修了)見込証明書、在学期間証明書、

    履修証明書の発行をご希望の方は、最寄り学習センターの受付にて、『諸証明書交付願』に発行手数料

    (1通につき 200円)を添えて提出してください。

    教員免許状申請用証明書、大学院受験のための調査書、学芸員/司書/社会教育主事/司書教諭に関す

    る証明書、その他特殊な証明書につきましては、所属学習センターでのみ発行いたします。発行には2

    週間程度かかりますので、十分に余裕を持って請求してください。

    なお、『諸証明書交付願』は「学生生活の栞(巻末)」の様式をコピー等をして使用するか、キャンパ

    スネットワークホームページからダウンロードしてください。

    住所、電話番号、所属学習センター等の変更について (1)住所等の変更

    入学後、「住所」や「電話番号」などに変更があったときは、速やかに「住所等変更届」(学生

    生活の栞巻末)を所属学習センターへ提出してください。また、システムWAKABA(各種願)によ

    る変更もできます。併せて、最寄りの郵便局にも「転居届」を提出してください。住所変更の手続

    きが取られていない場合、「単位認定試験」等に関する重要な通知が届かない可能性があります。

    (2)所属学習センターの変更

    (次学期に学籍がない方及び特別聴講生は、変更できません。)

    入学後のご事情(転勤など)により、所属学習センターの変更を希望されるときは、『所属学習セン

    ター変更願』(「学生生活の栞(巻末)」を本部へ提出してください。(システム WAKABA での届出

    もできます。)

    郵送の場合…①~③を送付してください。

    ①『諸証明書交付願』 必ず連絡の取れる電話番号をご記入ください

    ② 発行手数料 現金書留または郵便小為替(1通につき 200円分)

    ③ 返信用封筒 長型3号に 92円切手貼付、宛名明記

    事 務 室 か ら の お 知 ら せ

  • - 11 -

    学期を遡っての変更及び学期途中からの変更はできません。(直近では 2018 年度第 1 学期から

    の変更が可能ですが、10月 20日~平成 30年2月8日までに本部必着となっています。)

    (3)単位認定試験の試験会場(受験センター等)について

    単位認定試験は、原則として所属学習センターにおいて受験することになる。転勤・転居等のやむ

    を得ない事情のため所属学習センター以外で受験を希望する場合は、『単位認定試験受験センター変

    更願』を本部へ提出してください。

    【システムWAKABAの場合】 10/1(日)~12/ 1(金)

    【郵送の場合】 「単位認定試験受験センター変更願」を本部へ提出 10/1(日)~11/24(金)

    単位認定試験問題及び解答・解説の公表について 単位認定試験の問題及び解答・解説はキャンパスネットワークホームページ(資料室→単位認定試験

    問題・解答等)に掲載するとともに富山学習センターで公表しています(ご自分のパソコンからダウン

    ロードしプリントアウトすることができます。)。

    なお、当学習センターでの閲覧はできますが、コピーは禁止されています。また、有料で本部に郵送

    サービスを申し込むこともできます。公表期間は、公表開始後1年間です。従って、過去2回分が公表

    の対象になっています(「学生生活の栞」73ページ参照)。

    放送教材の郵送による貸出しについて 当学習センターでは、郵送(第四種郵便物)による教材貸出しを行っています。

    当学習センターに所属する学生が対象で、当学期に登録した科目及び再試験科目を、1回につき3巻

    まで、9日間(郵送期間を含む)貸出します。必要事項を記入した「貸出票(「学習センター利用の手引

    き」28 ページ参照)」と郵送用の切手を同封のうえ、「富山学習センター」宛に普通郵便で郵送してく

    ださい。詳しくは当学習センターHP(各種お手続き)をご覧ください。

    <参考>送料は概ね以下のとおりです。郵送用切手は、10円及び5円切手でご準備ください。

    通信教育用第四種郵便物 概 算 料 金 返却ポスト

    なお、1月中旬の単位認定試験前後とその期間中及び 3月中~下旬は、放送教材、及び図書室・視聴

    学習室内図書の貸出しを停止する期間があります(期間中の館内視聴・閲覧は可能です。)。また、開所

    時間外の教材の返却には、返却ポスト(1階県立大学側入口)をご利用してください。

    学習相談のお知らせ 当センターでは、所長・客員教員が皆さんの学習上の様々な相談に応じています。卒業研究、大学院進

    学、履修計画などでお悩みの方など、どなたでもお気軽にご利用ください。「学習相談希望」の旨、学習

    センターにご連絡いただければ、「学習相談申請書」をお送りします(申請書は HP からダウンロード

    もできます。)。申請書受理後、所長・客員教員と日程調整を行い、学習相談の日時をご連絡します。詳

    しくは当学習センターHP(スケジュール・授業案内→学習相談一覧)をご覧ください。

    重 量 料金

    100g以内 15円

    200g以内 25円

    300g以内 35円

    巻 数 料金

    CDまたはDVD1巻 25円

    CDまたはDVD2巻 25円

    CDまたはDVD3巻 35円

  • - 12 -

    ◆10月

    1 第 2学期放送授業開始

    5 第 2学期オンライン授業開始

    7 2018年度大学院全科生入学者第1次選考

    14 第 2学期面接授業 空席発表(12時)

    14・15 面接授業 開講日

    20 2学期面接授業 追加登録受付開始(10時)

    21・22 面接授業 開講日

    28・29 面接授業 開講日

    ◆11月

    1 教員免許更新講習受付開始(~11/24)

    4・5 面接授業 開講日

    9 通信指導受付開始(~11/30 17時)

    〃 面接授業 開講日

    11・12 面接授業 開講日

    16 通信指導受付開始(~11/30)

    〃 面接授業 開講日

    18・19 面接授業 開講日

    25・26 面接授業 開講日

    30 面接授業 開講日

    ◆12月

    1 2018年度1学期出願受付開始(~3/20)

    3 面接授業 開講日

    7 面接授業 開講日

    9・10 面接授業 開講日

    16・17 面接授業 開講日

    24 面接授業 開講日

    ◆2018年 1月

    6・7 面接授業 開講日

    19・20 大学院 単位認定試験

    21~28 単位認定試験

    (1/4・13・14・26・30は臨時閉所日)

    10 月~1 月のスケジュール

    10 月

    月 火 水 木 金 土 日

    1

    2 3 4 5 6 7 8

    9 10 11 12 13 14 15

    16 17 18 19 20 21 22

    23 24 25 26 27 28 29

    30 31

    11 月

    月 火 水 木 金 土 日

    1 2 3 4 5

    6 7 8 9 10 11 12

    13 14 15 16 17 18 19

    20 21 22 23 24 25 26

    27 28 29 30

    12 月

    月 火 水 木 金 土 日

    1 2 3

    4 5 6 7 8 9 10

    11 12 13 14 15 16 17

    18 19 20 21 22 23 24

    25 26 27 28 29 30 31

    2018年 1 月

    月 火 水 木 金 土 日

    1 2 3 4 5 6 7

    8 9 10 11 12 13 14

    15 16 17 18 19 20 21

    22 23 24 25 26 27 28

    29 30 31

    放送教材等貸出停止日

    (1/6・7は教養学部のみ貸出可)

    閉所日【毎月曜日、国民の祝日等】 放送大学富山学習センター ☎ 0766-56-9230

    開所時間 火~日 9:30~17:30

    ※単位認定試験期間中の開所時間は 8:45~19:00 です。

    青字…面接授業

    赤字…重要な期限