wab presentation23 oct12v1.2s

Copyright © AJ Media Network 2012 All Rights Reserved.

NY Advertising Week 2012より

これからオンラインブランディング広告はどのように発展していくのか

現場からのご報告

Web広告研究会 10月23日月例セミナー

アンディー・マイヤーズ

AJ Advisers / AJ Media Network 代表


Advertising Weekとは

毎年10月初めにNYCで行われます。

この1週間に、米国IABなどの業界のセミナーやイベントが同時開催されます。

企業イベントもあります。

もちろんパーティもあります。

毎年大きくなっています。

Ad Techより専門的な業界のリーダーたちが集まっています。

2


今日のキー･ポイント

ブランディング広告は、ユーザーが望んでいるものを提供しない限り邪魔になるし効果的ではない。

ブランディング広告を成功させるためには、代理店、ネットワーク、DSP, SSP、媒体等が効果測定データを提供しないと、広告主を説得できない。いま業界最大の課題は、意味のあるデータ分析やリサーチ。

コンバージェンス: PC → 携帯 → タブレット；オンライン → オフライン；マス → ソーシャル → ローカル

3


望ましい広告とは？

4


顧客が見たがる広告とは

「広告が邪魔」というのは、過去のものにならないといけない。以下は、望ましい広告を出す３つの方法。

1. データ広告

2. ソーシャル広告

3. Situational Awareness（状況認識）広告：その時々にユーザーの欲するコンテンツを提供出来る広告

5


①データ広告

– Google: 検索が典型的な事例

– FourSquare: “Creator To Consumer（創作者から顧客）”への発展

最初は自己投稿して楽しむのが中心だったが、データの集まった今は、みんなが「良いお店を探すツール」として使用している。

ユーザーが情報を探しているときに、広告主が割引きやオファーを提供すると喜ばれる。

事例： American Express

6

既にインテント(志向）が決まっていて、その時に探している情報を提供すること


②ソーシャル広告

ソーシャルの普及にしたがって、ブラントとユーザーの関係が友達同士のようになっている。メッセージの構成

7

– ソーシャルでの好感度：メッセージの構成と伝達がきちんと行われた場合、ブランドでも、ユーザーにとっての友達と何ら変わらない存在になる。

– ブランドはユーザーの友達や家族との競争なので、友達のように振る舞い、ファンの対話に感謝し、会話形式でのメッセージ伝達を利用するべき


③Situational Awareness（状況認識）広告

広告とはいえユーザーが読みたいコンテンツを提供。

ファッション雑誌の広告

Super BowｌテレビCM

Facebook Lawsonキャンペイン

– 日本のローソンのモバイルユーザーに対しフライドチキン半額のキャンペーンを行い、50万人を店舗に動員した。

8


リサーチの必要性

9


リサーチの必要性

どこでも聞かれることは、米国のCMOは「ROI実証できないとお金は出しません」。業界の事例を見ながら考えましょう

1. Facebookの失敗とその解決策

2. 代理店トレーディング・デスク現状とこれから

10


①Facebookのブランディング

IPOの直前GMはFacebook広告が効果判断できないから8億円相当の予算を引き上げた。http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304192704577406394017764460.html

至急課題として広告価値を評価できるデータを提供する必要がでた。

米国DataLogixと提携し、オンライン・オフライン効果測定リサーチ

11

http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304192704577406394017764460.html

http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304192704577406394017764460.html


②代理店トレーディング・デスク現状とこれから

「トレーディング・デスク」というと、ウォール街を闊歩するバリバリとしたトレーダーのイメージがあるが、実はいま、広告業界のトレーディング・デスクの役割は、売買実行よりもリサーチに近い。

– 代理店内のトレーディング・デスクは、キャンペーンの最初の企画段階から関わっている。

パフォーマンス・データをメディア・プランニングに。

オーディエンス・データをクリエイティブ・プランニングに。

効果計測やアトリビューション分析データは、ROIについての説得に。

12


コンバージェンス


コンバージェンス

今回のAdWeekでは、「コンバージェンス」が流行りの言葉。

但しいろんな局面から考えている。ベンチャーキャピタル大御所、Mark Andreessenによると、「現在我々は、プラットフォーム（PC, モバイル、ビデオ）とメディア（マス、ソーシャル、ローカル）が収束する転換期のちょうど真ん中にいる。多くのマーケターはこのクロスメディア、クロスプラットフォームの機会の活用をし損ねている。次の３年間に大きな変化が起こる。最高の製品は必ずしも最初に市場に入ったものではない。満足を遅らせる意思を持っておく事が必要だと考える。成功する会社は、ユーザー・エクスペリエンスを正しく行い、有意義な規模を構築し、収益化を開始する。」

– PC=>携帯=>タブレット

– オンライン=>オフライン

– マス=>ソーシャル=>ローカル

14

垂直統合

システム


最後のひとこと

これから生き残るためにはなにが必要か。

– Mark Andreessenはこう言う。「企業はリスクを取らなくなった時に成長が横ばいする。賭けたリスク・チャンスの半分が当たれば良い方だ。」

– FacebookのMark Zuckerbergはさらに上手く言う。「企業の失敗の仕方は２種類ある。①目標達成しない事と、②達成したとしても目標設定がそもそも低すぎる事だ。」企業は、設定したプランの大きさが十分でない時に失敗する。

15


お問い合わせ先

AJ Advisers日本支社〒104-0045

東京都中央区築地2-6-７築地２丁目ビル４Ｆ

AJ Advisers

AJ Media Network (AJ Advisersのメディア業務を行う子会社)

51 E 42nd St. Suite 1506 New York, N.Y. 10017

Tel: 212-661-2697

Andy Meyers （アンディー・マイヤーズ）

President

16

Email: [email protected] Website: www.ajmedianetwork.com

mailto:[email protected]

http://www.ajmedianetwork.com/

wab presentation23 oct12v1.2s

Documents