運用まで見越したweb cms導入のチェックポイント[効率化] webマスター必見!
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Web CMS 導入前のチェックポイント(1)
~ 制作・運用の 「効率化」 の視点から ~~Web CMSの選定の際に見逃されているポイント~
© Office Kitagawa 2011
2011年2月3日
Webマーケティング コンサルタント北川 仁
目次
1. 誰がCMSを選ぶのか?
2. CMSを導入する目的は?
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3. 制作・運用の効率化を見越したチェックポイントは?
4. まとめ
1. 誰がCMSを選ぶのか?
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日本企業と欧米企業のWeb運営
日本企業 欧米企業
運営部門広報、宣伝
情報システムマーケティング
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位置づけ
ITシステム
広報宣伝メディアカスタマーサポート
販売チャネルビジネスツール
Web更新 基幹システム連動
日本企業がCMSを選定する際のメンバー
社内
• コンテンツ・オーナー(事業部、広報、マーケティング)
• Webマスター(運用部門)
• クリエイティブ(コンテンツ制作部門)
• IT部門
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• 経営企画部門
社外
• 外部の制作会社
• Webコンサルタント
CMS選定に大きな影響を持つメンバー
社内・社外のコンテンツ制作担当者
良い点
制作側の視点でCMSを選定できる
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制作側の視点でCMSを選定できる
欠如しがちな点
部門横断的な運用の視点
ビジネスの視点
日本のWeb制作会社の一般的な傾向
マーケティングマーケティング
事業分析力事業分析力
ビジネス経験ビジネス経験
広告・宣伝広告・宣伝
デザインデザイン
技術技術
知識知識
事業 web
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広告・宣伝広告・宣伝
知識知識 設計設計
�Webには詳しいが、企業活動に関する業務経験が少ない�広告・宣伝的なコンテンツ制作を志向する�ビジネス(事業)の戦略立案、施策実行の経験が少ない
日本のWeb制作会社の一般的な傾向
マーケティングマーケティング
事業分析力事業分析力
ビジネス経験ビジネス経験
広告・宣伝広告・宣伝
デザインデザイン
技術技術
知識知識
事業 web
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広告・宣伝広告・宣伝
知識知識 設計設計
�Webには詳しいが、企業活動に関する業務経験が少ない�広告・宣伝的なコンテンツ制作を志向する�ビジネス(事業)の戦略立案、施策実行の経験が少ない
日本のWeb制作会社の一般的な傾向
事業 web
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�Webには詳しいが、企業活動に関する業務経験が少ない�広告・宣伝的なコンテンツ制作を志向する�ビジネス(事業)の戦略立案、施策実行の経験が少ない
CMSを選定に必要な2つの視点
• コンテンツ制作・運用の最適化
主役:Webコンテンツ制作者
役割:コンテンツの最適化+CMSを利用した運用管理
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• CMSとWebを活用したビジネスの最適化
主役:コンテンツ・オーナー
役割:コンテンツの提供+CMSへの入力
2. CMSを導入する目的は?
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エンタープライズ規模のWeb CMS導入の目的
数百ページ以上のWebサイトで求められていること
1.制作・運用業務の効率化
迅速な業務により、鮮度の高い情報を発信したい
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2.制作業務の分散化
専門分野に特化してコンテンツを制作したい
3.コンテンツ管理の一元化
分散処理(分業)しても、管理は一元化したい
制作・運用業務の効率化
1.未来スケジュールの割り込み処理を含む完全自動化
運用の自動化
2.複数ページの一括更新
大量コンテンツの一括処理
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3.ページ構成要素(画像、PDF、CSS)の効率的更新
迅速な処理
�機能の○×方式で、CMSを比較することは難しい�自社の実業務(運用)の視点からの評価・比較が重要
制作・運用業務の効率化
1.運用の自動化のチェックポイント未来スケジュールの割り込み処理を含む完全自動化
(例) 2月3日(木)の出来事です7日(月)からのキャンペーン情報をCMSにアップしました。5日(土)のイベントの告知を、4日(金)の夜にアップして、6日(日)は元の状態に戻してほしいと依頼されました。
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あなたの(考えている)CMSで自動運用ができますか?
通常のチェックポイント(評価基準)→「指定したスケジュールに従い配信できること」
運用の自動化を考慮したチェックポイント→「指定したスケジュールに従い自動配信ができること」
「複数の配信スケジュールを設定することができること」「設定したスケジュールの前に、新たなスケジュールを設定できること」
制作・運用業務の効率化
2.大量コンテンツの一括処理のチェックポイント複数ページの一括更新
(例)ある製品カテゴリーにのみ、新製品の案内を挿入したいと要求がありました。同時に下記の要求がありました。1)販売中止になったxx製品カテゴリー全体を削除してほしい2)季節ごとに商品情報をまとめて変更したい
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あなたの(考えている)CMSでは容易に作業できますか?
通常のチェックポイント(評価基準)→「効率的にコンテンツを更新できること」
大量コンテンツの一括処理を考慮したチェックポイント→「複数ページを一括で制作・修正・削除できること」
「修正・削除するページの指定が容易にできること」「複数ページに対して、同じ内容の部分修正を一括して実行できること」
制作・運用業務の効率化
3.迅速な更新処理ページ構成要素(画像、PDF、CSS)の効率的更新
(例)複数ページで使われている画像やPDFを更新したいと要求がありました。
(例)サイトのイメージアップのために、CSSを入れ替えてデザイン変更したいと要求がありました。
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あなたの(考えている)CMSでは迅速に作業できますか?
通常のチェックポイント(評価基準)
→「サイト内で共通的に使用される画像などを部品化できること」
ページ構成要素の効率的更新を考慮したチェックポイント
→「サイト内で共通的に使用される画像などを部品化できること」
「元の部品を変更すれば、その部品が使用されているページが変更できること」
「元のCSSを変更すれば、そのCSSが使用されているページが変更できること」
補足:コンテンツの共通要素を定義する
■共通要素を定義するメリット
•Webサイト全体の品質の維持・向上
•制作負荷の大幅に削減
アセット化を実現するだけでも、制作の負荷が減少する
CMSを利用すれば、制作コストを一層削減し、運用負荷を削減できる
■共通要素の導入ステップ
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■共通要素の導入ステップ
アセットの定義 アセットを用いた設計 実運用
補足:コンテンツの共通要素を定義する
共通仕様化
大見出し
段落・テキスト
アセットの定義 アセットを用いた設計 実運用
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Webサイト
共通化する部品、レイアウト
共通仕様化
設計・制作を効率化
段落・テキスト・イメージ
中見出し中見出し
段落・テキスト・イメージ
3. 制作・運用の効率化を見越した
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チェックポイントは?
制作・運用の効率化を見越したチェックポイント
Webサイト運用に欠かせない機能がCMSに備わっているか
1.運用の自動化・無人化
2.複数ページの一括処理(リニューアルで特に重要)
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3.ページ構成要素の利用・再利用の容易性
CMSの導入効果を検証するプロセスが確立されているか
4. まとめ
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Web CMS 導入前のチェックポイント(1)
数百ページを超える大規模サイト用WebCMSの評価
�CMS機能の○×で評価・選定しない�プレゼンテーションの良し悪しで評価・選定しない
�自社の実運用の視点から評価する
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評価のプロセス
• RFI (Request For Information) 情報提供依頼書
• RFP (Request For Proposal)提案依頼書
• POC (Proof of Concept)概念実証
�自社の実運用の視点から評価する�大規模サイトの運用効率化に必須の機能を必ず評価する
お問い合わせ先
Office Kitagawa
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Webマーケティング コンサルタント
北川 仁