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ユーザガイド Ver. 202010

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Page 1: WebPerformer Cloud ユーザガイド · 3.5.1 構成管理へ接続に必要な設定 WebPerformer Cloudでは、構成管理としてAWS CodeCommit (Gitリポジトリー)が利用できます。

ユーザガイド

Ver. 202010

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目次 WebPerformer Cloud の概要 ..................................................................... 3

WebPerformer Cloud の開発の流れ .......................................................... 4

WebPerformer Cloud 開発環境 ................................................................. 5

3.1 WebPerformer Cloud 開発環境へのアクセス ...................................................... 5

3.2 プリインストール済みソフトウェアの確認 .............................................................. 8

3.3 WebPerformer のマニュアルとサンプル ............................................................. 10

3.4 WebPerformer の起動 ........................................................................................... 12

3.5 開発環境の初期設定 ................................................................................................. 14

3.6 開発環境の起動と停止 ............................................................................................. 20

3.7 セキュリティについて ............................................................................................. 20

3.8 ソフトウェアアップデート ...................................................................................... 22

3.9 AccessNow ツールバー.......................................................................................... 24

WebPerformer Cloud 実行環境 ............................................................... 26

4.1 アプリケーションのデプロイ .................................................................................. 26

4.2 アプリケーション実行環境の変更・追加 ................................................................ 28

WebPerformer Cloud ユーザポータル .................................................... 29

5.1 ユーザポータルの認証 ............................................................................................. 29

5.2 開発環境の操作 ......................................................................................................... 40

5.3 実行環境の操作 ......................................................................................................... 42

5.4 ユーザ管理 ................................................................................................................ 46

5.5 その他情報 ................................................................................................................ 47

よくあるご質問一覧 ...................................................................................... 48

免責事項・著作権・商標について ...................................................................... 54

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ユーザガイドについて

本資料は開発環境、実行環境それぞれの内容を網羅したマニュアルとなっております。

表記法 以下に本書の表記法を説明します。本書を読み進む上での目安としてご利用ください。

表記 表記例 意味

太字 DIALOG 固定値を表します。

WebPerformer で決められた固定の設定値です。

記述どおりに入力する必要があります。

斜体 30 ユーザ設定値を表します。

作りたいアプリケーションによって値が異なります。

継続記号 ・・・ 10・・・ 繰り返すことのできる項目を表します。

角括弧 [] ROLE1[,ROLE2[,・・・]] 省略可能な項目を表します。

中括弧 {} {X_AXIS|Y_AXIS} 選択肢のどれかを選ぶ項目を表します。

|(パイプ)で区切られたものの中からひとつを選択します。

ただし、データモデルプロパティ、入出力プロパティ等、「プロパティ」と名前が付く設定の表記では

固定値の扱いに注意して下さい。

<キー>または<値>と書かれた右横が固定値となります。

表記 表記例 意味

<キー>太字 <キー>fieldType タイプ 実際に定義する内容は fieldType タイプになり

ます。

<値>太字もしくは斜体 <値>30 実際に定義する内容は 30(斜体となっています

のでこの場合はユーザによって設定値が異なり

ます)になります。

本文中で使用したマークについて

注意事項です。 ある機能を使う際の注意事項や制限事項が記述されています。

より便利に使っていただくための情報です。 ある機能の便利な使い方やヒントが記述されています。

CAUTION i

CAUTION i

TIPS i

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1WebPerformer Cloud の概要

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WebPerformer Cloud の概要

WebPerformer Cloud は、クラウド上でローコード開発プラットフォーム「WebPerformer」による

アプリケーション開発を行うことができ、開発したアプリケーションはクラウド上に用意された実行環境

に簡単にデプロイすることができる、WebPerformer を使った開発プロジェクト向け、クラウドプラッ

トフォームです。

開発環境へのアクセスはブラウザを介して行い、Ericom 社のテクノロジーと連携し、通常のリモートデ

スクトップよりも遅延の少ないアクセスを可能とします。また、開発環境にはあらかじめ開発に必要な周

辺環境(Java、アプリケーションサーバやデータベースサーバ等)がセットアップされているため、すぐ

に開発を始めることができます。

プロジェクト向けに複数人開発を想定し、複数台の開発環境はもちろん、成果物を管理するための構成管

理(AWS CodeCommit)、結合試験や本番運用に利用できる実行環境も合わせて提供します。

開発したアプリケーションの実行環境へのデプロイはユーザポータルと呼ばれるサイトから簡単に行うこ

とができます。ユーザポータルはデプロイ以外にも、開発環境の情報、構成管理に接続するために必要な

情報、実行環境の制御等さまざまなメニューがあり、今後も継続的にアップデートされていきます。

特徴として、クラウド上に構築された環境へのアクセスであるため、特定の場所やデバイスに依存するこ

となく、ブラウザとインターネット接続がある環境であれば、すぐに開発を開始することができます。

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2WebPerformer Cloud の開発の流れ

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WebPerformer Cloud の開発の流れ

WebPerformer Cloud を使用したおおまかな開発の流れは以下の通りです。

① ブラウザから指定 URL にて開発環境へアクセス

② アプリケーション開発と開発環境内でのテスト

③ ユーザポータルを使用して、アプリケーションを実行環境にデプロイ

④ 実行環境のアプリケーションを結合テストとしてアクセス

⑤ 実行環境のアプリケーションを本番環境としてアクセス

この流れを繰り返し行い、開発を行います。

■ WebPerformer Cloud 開発環境をご契約の方

WebPerformer Cloud 開発環境に関する説明については、3 章に記載しています。

「3 WebPerformer Cloud 開発環境」へお進みください。

■ WebPerformer Cloud 実行環境をご契約の方

WebPerformer Cloud 実行環境に関する説明については、4章に記載しています。

「4 WebPerformer Cloud 実行環境」へお進みください。

■共通

ユーザポータルに関する説明については、5 章に記載しています。

「5 WebPerformer Cloud ユーザポータル」を参照してください。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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WebPerformer Cloud 開発環境

3.1 WebPerformer Cloud 開発環境へのアクセス

WebPerformer Cloud 開発環境に接続するには、Ericom を使用します。

Ericom を使用して開発環境に接続するには、以下手順を実施します。

1. ユーザポータルの開発環境一覧画面の「接続先 URL」にブラウザから接続すると、Ericom の認証

画面が表示されます。

2. 3 点リーダーのアイコンをクリックすると、Ericom の設定画面が表示されます。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3. 「接続」ボタンを押して表示された設定項目を入力します。

項目 入力内容

Ericom Access サーバ 利用決定通知書、またはユーザポータルの開発環境一覧画面から、接続し

たい環境の「<接続先 IP アドレス>:8989」を入力します。

RDP ホスト ※未入力のままにしてください。

4. 左矢印のアイコンをクリックして、設定画面に戻ります。

5. 「セキュリティ」ボタンを押して表示された設定項目を入力します。

項目 入力内容

リモートセッションの SSL 暗号化を有効 チェックを ON にします。

Ericom Secure Gateway の使用 チェックを ON にします。

ゲートウエイアドレス 利用決定通知書の「開発環境 URL」、またはユーザポータ

ルの開発環境一覧画面の「接続先 URL」から「https://」

を除いたドメインを入力します。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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6. 左矢印のアイコンを 2 回クリックして、認証画面に戻ります。

7. 認証画面で表示された項目を入力して「接続」ボタンを押すと、開発環境のサーバに接続されます。

項目 入力内容

ユーザ名 接続先の環境の OS ユーザ名の先頭に「.\」を付与した文字列を入力します。

パスワード OS ユーザ名に対応するパスワードを入力します。

上記で行った接続やセキュリティの設定については、初回のみ必要となります。

2 回目以降は、ユーザ名とパスワード項目の入力のみで接続することができます。

開発環境のサーバ接続後のデスクトップ

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3.2 プリインストール済みソフトウェアの確認

開発環境には、下記のソフトウェアがインストール済みです。

ソフトウェア名称 バージョン インストール先のパス 公式サイト

1 WebPerformer 2.4.0

2 Amazon Corretto 11.0.3.7 C:\tools\Java\Amazon

Corretto\jdk11.0.3_7

https://aws.amazon.c

om/jp/corretto/

3 Eclipse 2019-06 C:\tools\eclipse https://www.eclipse.

org/

4 Apache Tomcat 8.5.43 C:\tools\apache-

tomcat-8.5.43

http://tomcat.apache.

org/

5 PostgreSQL 10.12 C:\tools\PostgreSQL https://www.postgres

ql.org/

6 Apache Ant 1.10.6 C:\tools\apache-ant-

1.10.6

https://ant.apache.or

g/

7 Java EE 7 C:\tools\java_ee_sdk-

7u3

https://www.oracle.c

om/java/technologies

/java-ee-glance.html

8 Chrome C:\Program Files

(x86)\Google\Chrome\

Application

https://www.google.c

om/intl/ja/chrome/

WebPerformer

WebPerformer サンプル定義「wp-sample」がインポート済みです。

Eclipse

workspace フォルダは、「C:\tools\eclipse\workspace」に用意しています。

Tomcat

Eclipse に Tomcat Plugin をインストールしています。

Tomcat の起動・停止・再起動については、Tomcat Plugin をご利用ください。

Tomcat 管理サイト

初期ユーザ名 / パスワードは、admin / admin です。

PostgreSQL

初期ユーザ名 / パスワードは、postgres / postgres です。

初期データベースおよび初期ユーザは用意されていますが、それ以外に必要な場合は、スタートメニ

ューから pgAdmin4 を使用して、別途作成することが可能です。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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この表における情報は WebPerformer Cloud 202010 時点の情報であり、アップデートにより変更

されている場合があります。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3.3 WebPerformer のマニュアルとサンプル

開発環境には、WebPerformer のマニュアル一式と WebPerformer サンプル定義を用意しています。

3.3.1 WebPerformer マニュアル

デスクトップの「WebPerformer マニュアル」フォルダから参照してください。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3.3.2 WebPerformer サンプル定義

サンプル定義「wp-sample」を用意しています。

サンプル定義は、WebPerformer を起動すると、プロジェクト・エクスプローラーから参照すること

ができます。

サンプル定義は「C:\tools\eclipse\workspace\wp-sample」にインポートしています。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3.4 WebPerformer の起動

WebPerformer は以下の手順で起動できます。

1. デスクトップにあるショートカットから Eclipse を起動

Eclipse は管理者権限で起動してください。

Eclipse を管理者権限で起動する方法には、以下の2通りがあります。

一時的に管理者権限を有効にする方法

ショートカットを右クリックし、「管理者として実行」を選択する。

常に管理者権限を有効にする方法

1. ショートカットを右クリックし、プロパティを選択する。

2. [ショートカット]タブを選択し、「詳細設定…」ボタンを押下する。

3. 詳細プロパティ画面で「管理者として実行」のチェックを ON にする。

2. 以下のいずれかの手順で Eclipse のパースペクティブを開く

[ウィンドウ] > [パースペクティブ] > [パースペクティブを開く] > [その他…]を選択

Eclipse の右上部の「パースペクティブを開く」を選択

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3. パースペクティブから「WebPerformer」を選択

4. WebPerformer が起動します。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3.5 開発環境の初期設定

3.5.1 構成管理へ接続に必要な設定

WebPerformer Cloud では、構成管理として AWS CodeCommit (Git リポジトリー)が利用できます。

AWS CodeCommit に接続するために必要な情報である、Git クレデンシャル情報については、ユーザ

ポータルから取得します。取得方法については、後述「5.2.3 構成管理情報」を参照し、あらかじめ取得

した上で読み進めてください。

Git リポジトリーに接続するには、以下手順を実施します。

1. デスクトップにあるショートカットから Eclipse を起動

2. 以下のいずれかの手順で Eclipse のパースペクティブを開く

[ウィンドウ] > [パースペクティブ] > [パースペクティブを開く] > [その他…]を選択

Eclipse の右上部の「パースペクティブを開く」を選択

3. パースペクティブから「Git」を選択

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4. 「Git リポジトリー」タブをクリックすると、Git リポジトリー管理画面が表示されます。

5. 「Git リポジトリーを複製」リンクをクリックして表示された設定項目を入力します。

項目 入力内容

URL ユーザポータルの Git クレデンシャル管理画面の「Git クローン用 HTTPS URL」を入力

します。

ユーザ ユーザポータルの Git クレデンシャル管理画面の「ユーザ名」を入力します。

パスワード ユーザ名に対応するパスワードを入力します。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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6. 「Next」ボタンを押します。

7. 「Next」ボタンを押します。

8. 「Finish」ボタンを押すと、Git リポジトリーに接続されます。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3.5.2 実行環境のデータベースに直接 DDL 文を実行するための設定

DB 接続ツールを経由し、スキーマ作成を実行することができます。

DB 接続ツールは、HTTP でスキーマ作成要求を受け取り、DB サーバに対して JDBC で DDL を実行する

ことができます。DB 接続ツールを利用することで、HTTP プロキシサーバを利用する環境においても、

WebPerformer からクラウド上の DB にスキーマを作成することができます。

実行環境のデータベース情報取得

実行環境のデータベースに DDL 文を実行するために、下記の2つの情報が必要です。

実行環境の JDBC 接続 URL

DB 接続ツールの URL

実行環境の JDBC 接続 URL

実行環境の JDBC 接続 URL は、実行環境情報詳細画面のデータベース情報から確認することができます。

実行環境情報詳細画面については、後述「5.3.2 実行環境詳細表示」を参照してください。

DB 接続ツールの URL

DB 接続ツールの URL は、DB 接続ツールがデプロイされている実行環境の URL を確認することができ

ます。実行環境の URL は、後述「5.3.1 実行環境一覧表示」から確認することができます。

実行環境一覧の実行環境名について

実行環境:<環境名>

DB 接続ツール:<環境名>-db

スキーマの操作

スキーマ操作処理の起動

WebPerformer パースペクティブのツールバーの アイコンをクリックします。または、エディタがア

クティブな状態で、WebPerformer メニューのスキーマ操作を選択するか、F7 キーを押します。

生成処理の対象となるプロジェクトは、プロジェクト・エクスプローラーで選択されたプロジェクトまた

は最前面のエディタが開いているファイルが属するプロジェクトになります。

TIPS i

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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スキーマ操作ダイアログ

スキーマ操作処理を起動すると、スキーマ操作ダイアログが表示されます。 この画面から、DDL の生

成、スキーマの作成、スキーマの削除を行います。

DDL の生成を行うときは、DDL ディレクトリを入力して DDL 生成ボタンを押します。

スキーマの作成または削除を行うときは、DB セットを選択し、必要であれば実行 DB ユーザと実行

DB パスワードを変更します。

また、実行方式は「クラウド上の DB 接続ツール」を選択します。

DB 接続ツールの URL を入力し、スキーマ作成ボタンまたはスキーマ削除ボタンを押します。

項目 説明

実行 DB ユーザ スキーマの作成/削除を実行する DB ユーザを入力します。

実行 DB パスワード スキーマの作成/削除を実行する DB ユーザのパスワードを入力します。

実行方式 「クラウド上の DB 接続ツール」を選択します。

クラウド上に配置した DB 接続ツールを経由してスキーマを作成します。

JDBC ドライバー 使用する JDBC ドライバを指定します。

JDBC 接続 URL 使用する JDBC 接続 URL を指定します。

DB 接続ツールの URL DB 接続ツールの URL を指定します。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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スキーマ操作(個別)画面においても、実行方式「クラウド上の DB 接続ツール」を選択することが

できます。スキーマ操作(個別)画面については、別冊『WP ツール操作説明』-「スキーマの操作

(個別)」を参照してください。

スキーマ操作(個別)画面では、任意の SQL を実行することができます。

PostgreSQL を利用する場合、テーブル名にスキーマ名を付加するときは、ユーザ名と同じ名前のス

キーマをデータベースに作成しておく必要があります。

スキーマ操作(個別)から下記の create 文を実行し、スキーマを作成してください。

3.5.3 実行環境のアプリケーションログの出力設定

実行環境にデプロイするアプリケーションのログの出力先ファイルについては、log4j2.xml ファイル

に指定します。

開発環境でアプリケーションを生成する際、ログの出力先を指定してください。

log4j2.xml ファイルは、WebPerformer プロジェクトにある拡張ディレクトリの

src/JavaWebApp/@COMMON(またはアプリケーション名)/WEB-INF/src/log4j2.xml に作成し、

appenders で指定するログの出力先を設定します。

実行環境のログは、ユーザポータルから zip 形式でダウンロードすることができます。

ここでダウンロードできるログは、実行環境の「/var/log」以下が対象になります。

そのため、実行環境へデプロイするアプリケーションの場合は、下記のようにログの出力先を設定する

必要があります。

tomcat8 環境の場合

<appenders>

<File name="A2" fileName="/var/log/tomcat8/WpApp.log" append="false">

<!-- # Appender A2 uses the PatternLayout. -->

<PatternLayout pattern="%d %-5p [%t] - %m\t(%F:%L)%n"/>

</File>

</appenders>

log4j2.xml ファイル は、以下のディレクトリにあるファイルを、拡張ディレクトリにコピーして使用

してください。

C: /tools/eclipse/plugins/jp.co.canon_soft.wp.generator.ui_2.x.x/model/JavaWebApp/

WEB-INF/src/log4j2.xml

TIPS i

TIPS i

create schema <スキーマ名> authorization <ユーザ名>

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3.6 開発環境の起動と停止

開発環境の起動と停止については、ユーザポータルから行います。

後述「5.2.1 開発環境の一覧表示」を参照してください。

3.7 セキュリティについて

3.7.1 セキュリティ対策ソフト

開発環境には Windows Defender が導入されています。

Windows Defender とは、マイクロソフト社が開発・提供している Windows 用のセキュリティソフ

トです。

ウイルスを検知した場合など警告表示がされますので、警告内容に合わせて対応をしてください。

Windows Defender のウイルス定義アップデート方法

Windows セキュリティ(Windows Defender)の更新は、Windows Update で自動的に更新が行わ

れます。必要に応じて、Windows Update を行ってください。

Windows Update を手動で行うには、以下の操作手順を行ってください。

1. 「スタート」をクリックし、設定を選択します。

2. Windows の設定画面が表示されます。

「更新とセキュリティ」を選択します。

3. Windows Update 画面が表示されます。

右ペインに表示されている「更新プログラムのチェック」ボタンを押下します。

4. 更新プログラムが見つかった場合、画面内に表示されますので、インストールされるまでお待ちく

ださい。

5. 再起動を促すボタンが表示された場合は、起動中のアプリケーションを終了し、「今すぐ再起動す

る」ボタンを押下し、再起動してください。

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3.7.2 OS アカウントのパスワード変更

開発環境 OS アカウントのパスワードは、お客様の責任において変更してください。

(推奨 3 か月以内)

パスワードの設定ルールは以下の通りです。

ユーザのアカウント名、またはフルネームに含まれる 3 文字以上連続する文字列を使用しないこと

長さは 6 文字以上にする

次の 4 つのカテゴリのうち 3 つから文字を使う

英大文字(A~Z)

英小文字(a~z)

10 進数の数値(0~9)

アルファベット以外の文字(!、$、#、%など)

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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3.8 ソフトウェアアップデート

3.8.1 WebPerformer のアップデート

WebPerformer の新しいバージョンがリリースされた場合は、お客様自身にて、WebPerformer を更

新することができます。

下記手順により、アップデートを実施ください。

WebPerformer のアップデートについては、弊社よりメール通知およびサポートサイトの案内で通知さ

れます。

WebPerformer アップデート手順

1. サポートサイト(https://support.canon-its.co.jp/product/product_faq/index.php)へログイ

ンします。

2. サポートサイトのダウンロードページより、新バージョンの WebPerformer を任意の場所にダウ

ンロードします。

3. 新バージョンの WebPerformer インストール手順書に従い、インストールを行います。

3.8.2 プリインストール済みソフトウェアのアップデート

下記に示すプリインストール済みソフトウェアについては、お客様自身にて、アップデートすることがで

きます。

Amazon Corretto

Eclipse

Apache Tomcat

PostgreSQL

Apache Ant

Java EE

Chrome

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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アップデートできるバージョンについては、ご利用の WebPerformer バージョンに合わせて、稼働環境

表をご参照ください。

稼働環境表については、サポートサイト(https://support.canon-

its.co.jp/product/web_performer/faq/pk1/?%E7%A8%BC%E5%83%8D%E7%92%B0%E5%A2%8

3%E8%A1%A8)の掲載をご確認ください。

プリインストール済みソフトウェアのアップデート方法については、各ベンダーの公式サイトや、

WebPerformer のインストール手順書をご確認の上、実施してください。

ソフトウェア名称 公式ダウンロードサイト

Amazon Corretto https://docs.aws.amazon.com/corretto/index.html

Eclipse https://www.eclipse.org/downloads/packages/

Apache Tomcat http://tomcat.apache.org/

PostgreSQL https://www.postgresql.org/download/

Apache Ant https://ant.apache.org/bindownload.cgi

Java EE https://www.oracle.com/java/technologies/java-archive-eesdk-

downloads.html

この表に記載された情報は、2020 年 9 月 15 日現在のものです。各ベンダーの公式ページが更新され

ている場合があります。

Eclipse の日本語化

ご使用の Eclipse を日本語化するためには、Eclipse Babel プロジェクトのランゲージパックを適用

する必要があります。

ダウンロードサイト:

https://archive.eclipse.org/technology/babel/babel_language_packs/

Babel の最新リリースバージョンから、ご使用の Eclipse のバージョン用のランゲージパックをダウ

ンロードし、展開して Eclipse に適用してください。

DBViewer のインストール

DBViewer を Eclipse に導入すると、Eclipse からデータベースの内容を確認することができるよう

になります。

1. Eclipse を起動します。

2. [ヘルプ] > [新規ソフトウェアのインストール]を選択します。

3. インストールというダイアログが表示されるので、作業対象の右にある「追加」ボタンを押下しま

す。

4. リポジトリーの追加画面が表示されます。

5. 名前に「DBViewer UpdateSite」、ロケーションに

「http://www.ne.jp/asahi/zigen/home/plugin/dbviewer/」と入力し、追加ボタンを押下し

CAUTION i

TIPS i

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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ます。

6. 使用可能なソフトウェアとして、「DBViewer GenerateVO Option」と「DBViewer

Plugins」が表示されますが、「DBViewer Plugins」だけチェックを付けて次へを押下します。

7. インストールするプラグインやライセンスの内容確認を行い、次へボタンを押下します。

インストールが完了すると、Eclipse を再起動させるメッセージが表示されます。

Eclipse を再起動してください。

プリインストール済みソフトウェアのアップデートする際、開発環境から各ベンダーの公式サイトにア

クセスできない可能性があります。

その場合は、ローカル環境でダウンロードを行い、AccessNow を使ってローカル環境から開発環境へ

アップロードしてください。

3.9 AccessNow ツールバー

Ericom AccessNow のビルトイン機能を利用するために、簡単に操作できるツールバーがあります。

ビルトイン機能を利用するためには、 をクリックすると、垂直と水平のバーが表示されます。

水平のバーには、システムキーが表示されます。

ご使用の端末から入力ができないシステムキーは、水平バーのシステムキーをご使用ください。

垂直のバーでは、セッション切断、ローカル端末とリモートデスクトップ間でファイル転送を行えます。

下記に AccessNow ツールバーで行える操作を記載します。

操作

ツールバー(水平方向) ESC

TAB

Windows キー

CTRL + ALT + DEL

ALT+TAB

ツールバー(垂直方向) クリップボード

ファイルダウンロード

ファイルアップロード

セッション切断

CAUTION i

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3WebPerformer Cloud 開発環境

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上記の操作は、ご使用のブラウザによってサポートされていないものもあります。

AccessNow ツールバーで行える詳細な操作については、Ericom AccessNow のドキュメントを参照

してください。

Ericom AccessNow ver9.1「4.1.5 HTML5 ユーザアクセス AccessNow ツールバー」

https://ericom-tec.ashisuto.co.jp/docs/ean91/admin/htmluseraccess.html#id10

上記の AccessNow ツールバー(垂直方向)のファイルのダウンロードとアップロードは、ツールバー以

外の方法でも行うことができます。

ファイルのダウンロード

対象のファイルを右クリックし、[送る] > [Remote Client] を選択する方法でも、リモートからロー

カルにファイルをダウンロードすることができます。

ファイルのアップロード

ローカルのデバイスから AccessNow セッションを実行しているブラウザ上にドラッグする方法でも

ファイルをアップロードすることができいます。

CAUTION i

TIPS i

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4WebPerformer Cloud 実行環境

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WebPerformer Cloud 実行環境

4.1 アプリケーションのデプロイ

実行環境へのアプリケーションデプロイは、下記の手順で行います。作業は開発環境で行います。

1. 実行環境用のアプリケーションを生成

2. 生成したアプリケーションの WAR ファイルを出力

3. ユーザポータルへアクセスし、実行環境アプリケーションデプロイ画面からデプロイ

2.~3.の手順ついては、後述の章を参照してください。

4.1.1 開発したアプリケーションの WAR ファイルを出力

開発環境で開発したアプリケーションの WAR ファイルの出力については、以下の手順に従って出力して

ください。

事前準備

開発環境で開発したアプリケーションに、アプリケーション実行時に必要な jar ファイルを追加します。

Jar ファイル配置場所

アプリケーション出力ディレクトリ\WEB-INF\lib

「アプリケーション出力ディレクトリ」とは、

『環境設定』画面で設定した<ターゲットディレクトリ>\アプリケーションコード を指します。

アプリケーション実行時に必要な jar ファイル

JDBC ドライバファイル

mail.jar

activation.jar

上記以外にユーザが独自で使用している jar ファイル

TIPS i

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4WebPerformer Cloud 実行環境

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WAR ファイル作成

この操作はコマンドラインから行います。

1. コマンドプロンプトを開き、アプリケーション出力ディレクトリ内の WEB-INF ディレクトリに移動

します。

cd アプリケーション出力ディレクトリ\WEB-INF

2. war ファイルを作成します。

ant export_war

この操作を行うと、ターゲットディレクトリの一つ上のディレクトリに 「アプリケーションコード.war」

ファイル が作成されています。

作成される WAR ファイルは、アプリケーション出力ディレクトリの中やターゲットディレクトリの中

ではありませんので、ご注意ください。

4.1.2 ユーザポータルへのアクセス

ユーザポータルへのアクセスは、後述「5.1.2 ユーザポータルへのサインイン」を参照してください。

4.1.3 実行環境一覧表示

実行環境の一覧表示については、後述「5.3.1 実行環境一覧表示」を参照してください。

4.1.4 アプリケーションデプロイ

実行環境へのアプリケーションデプロイについては、後述「5.3.3 実行環境へのアプリケーションデプロ

イ」を参照してください。

CAUTION i

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4WebPerformer Cloud 実行環境

28

4.2 アプリケーション実行環境の変更・追加

アプリケーション実行環境の JVM ヒープサイズ変更、環境に関する設定変更や、

アプリケーション実行環境の追加をご希望の際は、「WebPerformer Cloud 変更・継続申込書」が必要

になります。

弊社担当営業または販売代理店までご連絡下さい。

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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WebPerformer Cloud ユーザポータル

ユーザポータルでは WebPerformer Cloud で必要な情報の参照や操作を実行できます。

開発環境/実行環境の情報参照ならびに操作、アプリケーションのデプロイ、その他、実行環境の稼働ア

プリケーションバージョンの確認、切り替えといったことができます。

5.1 ユーザポータルの認証

5.1.1 認証のための準備

ユーザポータルの認証は、セキュリティ強化のため、二段階認証となっています。

ユーザ名とパスワードを入力して認証を行った後、登録しているメールアドレスへ認証コードが届き、そ

の認証コードをワンタイムパスワード設定画面に入力することで認証プロセスが完了します。

後述「5.1.2 ユーザポータルへのサインイン」を参照し、認証を進めてください。

2 回目以降のログインでは、時間ベースのワンタイムパスワードアプリの用意が必要になります。

本マニュアルでは二段階認証アプリ「WinAuth」を利用した場合を例に説明しています。

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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WinAuth の導入手順

1. WinAuth TOP ページ(https://winauth.github.io/winauth/index.html)で「Stable and Beta

Downloads」をクリック

2. 「Latest Release」バージョンの zip ファイルをダウンロードします。

3. ダウンロード後、任意のフォルダにて zip ファイルを解凍してください。

4. 「WinAuth.exe」を起動すると、WinAuth のデスクトップアプリが表示されます。

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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5.1.2 ユーザポータルへのサインイン

サインイン

ブラウザからユーザポータルに接続すると、サインイン画面が表示されます。

ユーザ名、パスワードを入力し「サインイン」ボタンを押すと次の画面に遷移します。

項目 説明

ユーザ名 ユーザポータルサインイン用のユーザ名

パスワード ユーザポータルサインイン用のパスワード

入力項目の下部に入力規則のチェック表があります。入力規則を満たしている場合は緑色のチェックが

付きますので、ご活用ください。

TIPS i

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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サインイン用ワンタイムパスワード設定

初回サインイン後に新しいパスワードを設定すると、ワンタイムパスワード設定画面が表示されます。

2 要素認証用アプリで QR コードを取り込むか、シークレットキーを設定して生成したワンタイムパスワ

ードを入力して「設定」ボタンを押すとサインインできます。

シークレットキーが表示されるのは、本画面表示時の一度だけです。設定せずにブラウザの更新等で再

度この画面を表示した場合、別のシークレットキーが表示されます。

2 回目以降のサインイン時にはワンタイムパスワード入力画面が表示されます。

シークレットキー設定済みの 2 要素認証用アプリにて、生成したワンタイムパスワードを入力して「サイ

ンイン」ボタンを押すとサインインできます。

CAUTION i

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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項目 説明

ワンタイムパスワード シークレットキー設定済みの 2 要素認証用アプリにて生成した

ワンタイムパスワード

2 要素認証用アプリ「WinAuth」にシークレットキーを設定し、ワンタイムパスワードを生成するには

以下手順を実施します。

1. WinAuth を起動します。

2. 「Add」ボタンを押します。

3. 「Authenticator」をクリックします。

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

34

4. 「Name」欄に任意の名前、「1. Enter the Secret Code...」欄にシークレットキーを入力して

「Verify Authenticator」ボタンを押します。その後、「4. Verify the...」欄に 6 桁の数字が表示

されることを確認して「OK」ボタンを押します。

5. 「Protection」画面が表示された場合は、任意でパスワード等の設定を行います。

6. 設定した名前の枠が表示されます。矢印アイコンをクリックするとワンタイムパスワードが表示さ

れます。

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

35

初回パスワード変更

初回サインイン時にはパスワード変更画面が表示されます。

新しいパスワード、新しいパスワード(確認)を入力し「新しいパスワードを設定」ボタンを押すと次の

画面に遷移します。

項目 説明

新しいパスワード サインインしたユーザに設定する新しいパスワード

新しいパスワード(確認) 「新しいパスワード」欄に入力したパスワード

メールアドレス有効化設定

メールアドレスが有効化されていないユーザでのサインイン時には、メールアドレス有効化画面が表示さ

れます。

「有効化」ボタンを押すとメールアドレス有効化画面に遷移し、サインインユーザに設定されたメールア

ドレスにワンタイムパスワードが送付されます。

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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項目 説明

検証用ワンタイムパスワード サインインユーザに設定されたメールアドレスに送付されるワ

ンタイムパスワード

送付されたワンタイムパスワードを入力して「有効化」ボタンを押すとメールアドレスが有効化され、ユ

ーザポータルのトップページが表示されます。

[email protected]」からメールが届きます。届かない場合は迷惑メールフィルタ

ー設定をご確認ください。

TIPS i

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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5.1.3 パスワードリマインダー

サインイン画面で「パスワードを忘れた方はこちら」リンクをクリックすると、パスワードを再設定する

ユーザ名入力画面に遷移します。

項目 説明

ユーザ名 パスワードを再設定するユーザ名

ユーザ名を入力し「ユーザにメールを送信」ボタンを押すとパスワード再設定画面に遷移し、入力したユ

ーザに設定されたメールアドレスにワンタイムパスワードが送付されます。

項目 説明

検証用ワンタイムパスワード サインインユーザに設定されたメールアドレスに送付されるワンタイムパ

スワード

新しいパスワード サインインしたユーザに設定する新しいパスワード

新しいパスワード(確認) 「新しいパスワード」欄に入力したパスワード

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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送付されたワンタイムパスワード、新しいパスワードおよび新しいパスワード(確認)を入力して「新し

いパスワードを設定」ボタンを押すとパスワードが再設定され、サインイン画面が表示されます。

パスワードリマインダーの機能はメールアドレスが有効化されている場合のみご利用いただけます。

5.1.4 ローカル端末を変更する場合

ユーザポータルへアクセスするローカル端末を変更する場合は、本作業を実施してください。

1. 変更前の端末に導入している WinAuth からシークレットキーをコピー

2. 変更先の端末に WinAuth を導入

下記に各作業の手順を記載します。

変更前の端末に導入している WinAuth からシークレットキーをコピー

シークレットキーは、WinAuth 導入時に必要になります。

シークレットキーは、ユーザポータルへ初回サインインの時のみサインイン用ワンタイムパスワード設定

画面に表示されます。2 回目以降のサインイン時には表示されません。

そのため、変更後のローカル端末でユーザポータルにアクセスするために、事前に変更前の端末に導入し

ている WinAuth からシークレットキーをコピーしておく必要があります。

WinAuth からシークレットキーをコピーする手順は以下の通りです。

1. 対象の認証コード上で右クリックをし、「Show Secret Key...」を選択

2. Secret Key 画面からシークレットキーをコピー

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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変更前の端末からシークレットキーを取得できない場合は、ユーザを再作成する必要があります。

ユーザポータルへアクセスできるユーザは以下の操作が可能です。

ユーザポータルのユーザ管理にある「ユーザ追加」から新規ユーザ登録

ユーザポータルのユーザ管理にあるユーザ一覧からユーザ削除

上記操作を行うことができるユーザがいない場合は、サポートへお問い合わせください。

変更先の端末に WinAuth を導入

1. 「5.1.1 認証のための準備」を参照して、WinAuth の導入をしてください。

2. 「5.1.2 ユーザポータルへのサインイン」を参照し、ユーザポータルへのサインイン、サインイン用

ワンタイムパスワード設定を行ってください。

ユーザの再作成を行った方は、2.の手順の際、サインイン、サインイン用ワンタイムパスワード設定のほ

かにも初回サインインに必要な手順を行ってください。

CAUTION i

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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5.2 開発環境の操作

5.2.1 開発環境の一覧表示

サイドバーの「開発環境一覧」をクリックすると、ご契約いただいている開発環境の一覧が表示されます。

5.2.2 開発環境の起動・停止

「起動」ボタンを押すと、選択した開発環境が起動します。

「停止」ボタンを押すと、選択した開発環境が停止します。

開発環境のステータスが「stopped」の場合は「起動」ボタンが表示され、「running」の場合は

「停止」ボタンが表示されます。

TIPS i

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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5.2.3 構成管理情報

Git クレデンシャルとは、構成管理環境に接続するために必要な認証情報です。

Git クレデンシャル管理画面では、使用可能な Git クレデンシャルの一覧を参照できます。

「Git クレデンシャルを追加ボタン」を押すと、Git クレデンシャルを追加できます。

「削除」列のゴミ箱アイコンのボタンを押すと、その Git クレデンシャルを削除できます。

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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5.3 実行環境の操作

5.3.1 実行環境一覧表示

サイドバーの「実行環境一覧」をクリックすると、ご契約いただいている実行環境の一覧が表示されます。

実行環境名について

実行環境:<環境名>

DB 接続ツール:<環境名>-db

「実行環境名」列のリンクをクリックすると、実行環境詳細画面に遷移します。

「デプロイ・バージョン管理」列のリンクをクリックすると、実行環境アプリケーションデプロイ・バー

ジョン管理画面に遷移します。

「実行環境名」列のリンクの横に、その実行環境のヘルスステータスを表すアイコンがあります。この

アイコンにマウスカーソルを合わせると、ヘルスステータスの説明が表示されます。

TIPS i

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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5.3.2 実行環境詳細表示

実行環境詳細画面では、その実行環境のヘルスステータスの詳細やイベントリスト、データベースの稼働

状態を参照できます。

イベントリスト等の下部にある「前」ボタンや「次」ボタンが有効化されている場合、そのボタンを押

すと別のページが読み込まれます。

実行環境欄の「実行環境ログ生成」ボタンを押すと実行環境ログが生成され、「ダウンロードリンク」列

のリンクをクリックするとログファイルをダウンロードできます。

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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実行環境の「/var/log」以下を zip ファイル形式でダウンロードします。

ログのダウンロードリンクは、生成してから 15 分間ご利用いただけます。

データベース欄の「ログリスト」表の「ログ情報」列のリンクをクリックすると、そのログの詳細を参照

できます。

5.3.3 実行環境へのアプリケーションデプロイ

実行環境へのアプリケーションデプロイは、開発環境のブラウザを使用し、実行環境アプリケーションデ

プロイ画面から行います。

実行環境アプリケーションデプロイ画面では、「War ファイルを選択」ボタンを押下し、表示されたファ

イル選択画面から War ファイルを選択すると、アプリケーションデプロイ欄が表示されます。

項目 説明

バージョンラベル デプロイするアプリケーションのバージョンラベル

説明 デプロイするアプリケーションの説明

「デプロイ」ボタンを押すと、選択した War ファイルを実行環境にデプロイすることができます。

実行環境にデプロイ可能なファイルの拡張子は「.war」に限定されています。

TIPS i

CAUTION i

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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5.3.4 実行環境のアプリケーションバージョン履歴

実行環境アプリケーションバージョン管理画面では、実行環境にデプロイされたアプリケーションバージ

ョン履歴の一覧を参照できます。

現在適用されているバージョンは赤枠で囲われて表示されます。

「元に戻す」ボタンを押すと、そのバージョンをデプロイすることができます。

「削除」ボタンを押すと、そのバージョンを削除することができます。

TIPS i

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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5.4 ユーザ管理

5.4.1 ユーザ一覧表示

サイドバーの「ユーザ管理」をクリックすると、ユーザポータルにサインイン可能なユーザの一覧を参照

できます。

「メールアドレス」列の項目の横に、メールアドレスが有効化されているかを示すアイコンがありま

す。このアイコンにマウスカーソルを合わせると、有効化されているかの説明が表示されます。

5.4.2 ユーザ追加・削除

ユーザ管理画面の「編集・削除」列のゴミ箱アイコンのボタンを押すと、そのユーザを削除できます。

「編集・削除」列のペンアイコンのボタンを押すと、そのユーザのメールアドレスを変更できます。

「ユーザ追加」をクリックすると、ユーザ追加欄が表示されます。ユーザ名、メールアドレス、パスワー

ドを入力して「追加」列のボタンを押すと、そのユーザを追加できます。

項目 説明

ユーザ名 ユーザポータルサインイン用のユーザ名

メールアドレス ユーザに設定されるメールアドレス

パスワード ユーザポータルサインイン用のパスワード

TIPS i

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5WebPerformer Cloud ユーザポータル

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5.5 その他情報

5.5.1 お客様情報参照

サイドバーの「お客様情報」をクリックすると、ご契約いただいている契約者様のご所属部署名を参照で

きます。

5.5.2 お知らせ一覧参照

サイドバーの「お知らせ一覧」をクリックすると、メンテナンス情報等の弊社からのお知らせを参照でき

ます。

「タイトル」列のリンクをクリックすると、お知らせ本文が表示されます。

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6 よくあるご質問一覧

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よくあるご質問一覧

Q1. Apache・Tomcat などのログを参照したい。

Q2. データベースログを参照したい。

Q3. アプリケーションサーバを再起動したい。

Q4. Git クレデンシャルを忘れてしまった。

Q5. 実行環境のデータベースのデータを移行したい。

Q6. 独自ドメインでアプリケーションを実行したい。

Q7. 信頼された認証局発行の SSL/TLS 証明書を利用したい。

Q8. ローカル端末のファイルを WebPerformer Cloud に転送したい。

Q9. WebPerformer Cloud 環境のファイルをローカル端末に転送したい。

Q10. ユーザポータルにログインできない。

Q11. 開発環境のパスワードを忘れてしまった。

Q12. AWS CodeCommit のリポジトリーをローカル端末にダウンロードしたい。

Q13. データソースを使って DB にアクセスしたい。

Q14. WebPerformer Cloud の実行環境からデータ登録時、日本時刻で登録したい。

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6 よくあるご質問一覧

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Q1. Apache・Tomcat などのログを参照したい。

A1. ユーザポータルの実行環境詳細画面より、ログをダウンロードいただけます。

Q2. データベースログを参照したい。

A2. ユーザポータルの実行環境詳細画面より、ログを参照いただけます。

Q3. アプリケーションサーバを再起動したい。

A3. 「契約ユーザ様向けサポートサイト」よりアプリケーションサーバの再起動をサポートあてに依頼く

ださい。

Q4. Git クレデンシャルを忘れてしまった。

A4. ユーザポータルの Git クレデンシャル管理画面より、Git クレデンシャルを再発行いただけます。

既存の Git クレデンシャル自体の開示はおこなっておりません。

Q5. 実行環境のデータベースのデータを移行したい。

A5. 「契約ユーザ様向けサポートサイト」よりデータベースのデータ移行をサポートあてに依頼ください。

Q6. 独自ドメインでアプリケーションを実行したい。

A6. WebPerformer Cloud サービスでは、アプリケーションにアクセスするために「WebPerformer

Cloud 利用決定通知書」にて通知されたドメイン名がアサインされていますが、ご利用したいドメイン

名を所有されている場合には、独自ドメインを使用してアプリケーションにアクセスする構成とすること

も可能です。

独自ドメイン利用手順

① ご所有のドメインにて、WebPerformer Cloud サービス用の FQDN を決定してください。

② ご所有のドメインがホストされている DNS サーバもしくは DNS サービスにて、(1)で決定した

FQDN の CNAME として「WebPerformer Cloud 利用決定通知書」に記載されたドメイン名を指

定してください。

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6 よくあるご質問一覧

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ドメインの取得および DNS の設定は WebPerformer Cloud サービスの範囲外となりますので、お客

様の責任にて実施いただきます。また、弊社では WebPerformer Cloud サービスとは別にドメイン

名の取得代行手続きおよび DNS サービスの提供を行っておりますので、ご希望の際は担当営業までお

問い合わせください。

Q7. 信頼された認証局発行の SSL/TLS 証明書を利用したい。

A7. WebPerformer Cloud サービスでは、HTTPS でのアプリケーションのアクセスが可能ですが、弊

社プライベート認証局で作成した自己署名証明書での SSL/TLS 通信となります。DigiCert やセコムトラ

ストシステムズなど信頼された証明機関から発行された証明書のご利用をご希望の場合は、「契約ユーザ

様向けサポートサイト」よりサポートまでご連絡ください。弊社側にてお客様環境に証明書の設定を実施

させていただきます。(証明書の設定にあたり、証明書の秘密鍵および証明書、中間 CA 証明書などをご

提供いただく必要があります。)

弊社では、下記証明機関が発行する SSL/TLS 証明書の取得代行サービスを実施しておりますので、ご

希望の際は担当営業までお問い合せください。

セコムトラストシステムズ

DigiCert/シマンテック

日本レジストリサービス

Q8. ローカル端末のファイルを WebPerformer Cloud に転送したい。

AccessNow ツールバーを使用し、ファイルのアップロード操作を行うことができます。

以下の手順でローカル端末のファイルを WebPerformer Cloud 環境に転送してください。

1. AccessNow メニューの『ファイルのアップロード』を選択する。

2. 表示されたファイルピッカーでアップロードしたいローカル環境のファイルを選択し、『開く』ボ

タンを押下する。

3. 開いたファイルピッカーで WebPerformer Cloud 環境の保存先を設定し『保存』ボタンを押下し

ます。

TIPS i

TIPS i

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6 よくあるご質問一覧

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Q9. WebPerformer Cloud 環境のファイルをローカル端末に転送したい。

AccessNow ツールバーを使用し、ファイルのダウンロード操作を行うことができます。

以下の手順で WebPerformer Cloud 環境のファイルをローカル端末に転送してください。

1. AccessNow メニューの『ファイルのダウンロード』を選択する。

2. 表示されたファイルピッカーでダウンロードしたい WebPerformer Cloud 環境のファイルを選択

し、『開く』ボタンを押下する。

3. 開いたファイルピッカーでローカル端末の保存先を設定し『保存』ボタンを押下します。

Q10. ユーザポータルにログインできない。

ユーザポータルにログインできない場合は、ユーザポータルトップの「パスワードを忘れた方はこちら」

からパスワードの再設定を行ってください。

Q11. 開発環境のパスワードを忘れてしまった。

開発環境のユーザとパスワードは、開発環境契約時にお客様から指定していただいた情報に基づき作成し

ています。

パスワードを忘れてしまった場合は、サポートへお問い合わせください。

Administrator のパスワードを変更している場合は、パスワードも必要になります。

Q12. AWS CodeCommit のリポジトリーをローカル端末にダウンロードしたい。

WebPerformer Cloud で構成管理として利用している AWS CodeCommit (Git リポジトリー)をロー

カル端末でも参照することができます。

AWS CodeCommit に接続するために必要な情報である、Git クレデンシャル情報を、ユーザポータル

から取得し、「3.5.1 構成管理へ接続に必要な設定」を参照し、設定をしてください。

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6 よくあるご質問一覧

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Q13. データソースを使って DB にアクセスしたい。

実行環境においてデータソース接続で DB に接続することができます。

データベース定義でデータソースを利用する場合、context.xml ファイルを作成し、データソースに割

り当てるデータベースを定義する必要があります。

context.xml ファイルは、WebPerformer プロジェクトの拡張ディレクトリの

src/JavaWebApp/@COMMON(またはアプリケーション名)/META-INF/context.xml に以下のような

内容で作成します。

PostgreSQL を利用する場合

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<Context>

<Resource name="jdbc/awsds2"

auth="Container"

factory="org.apache.commons.dbcp.BasicDataSourceFactory"

type="javax.sql.DataSource"

driverClassName="org.postgresql.Driver"

url="jdbc:postgresql://hostname:port/dbname "

username="USERNAME"

password="PASSWORD"

maxActive="20"

maxIdle="10"

maxWait="-1" />

</Context>

Resource 定義の name 属性の値は、データベース定義で指定したデータソース名に合わせてくださ

い。

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6 よくあるご質問一覧

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Q14. WebPerformer Cloud の実行環境からデータ登録時、日本時刻で登録し

たい。

WebPerformer Cloud の実行環境は、タイムゾーンのデフォルトが UTC になっています。

そのため、TIME 型のデータが DB に UTC で登録されてしまい 9 時間ずれてしまいます。

TIME 型のデータを日本時刻で登録するためには、ElasticBeanstalk 用設定ファイル(.ebextensions)

でタイムゾーンを変更する必要があります。

以下の手順に従って、実行環境へデプロイするアプリケーションを作成してください。

1. 対象の WebPerformer プロジェクトに「.ebextensions」ディレクトリを用意し、「server-

update.config」ファイルを用意します。

2. 作成した server-update.config ファイルに下記の設定をします。

container_commands:

set_time_zone:

command: ln -f -s /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

3. 実行環境にデプロイするアプリケーションを生成します。

4. 実行環境にデプロイします。

実行環境へデプロイ後のアプリケーションは、TIME 型のデータを日本時間で登録することができるよう

になります。

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