wg1 md-wg:含有化学物質開示手順 (iec 62474) 容 iec...
TRANSCRIPT
IEC62474の概要
IEC62474の規格及び
VT62474の活動内容について
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資料2
2013.05.16
内容
IEC 62474に至る業界標準化活動の経緯
・ 米国提案(NP)の内容
IEC 62474の概要
・ 策定方針
・ 規格の要点
VT62474の活動
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Mercury Ban
Batteries
WEEE
RoHS
Batteries
Battery law
CA Green Chemistry, RoHS
State mercury, PBB/PBDE, e-waste laws
E-waste & packaging laws
E-waste
Battery law
E-waste , Dfe product & Packaging
E-waste
ErP
REACH
E-waste & Energy
E-waste
China RoHS
Energy law
Energy E-waste, RoHS
Packaging
Federal CPSIA
IPP 25 EU States – WEEE & RoHS
RoHS study
E-waste, RoHS
E-waste, RoHS Draft Dfe,
Take-back, Packaging
Draft RoHS, Battery
世界の環境法規制の動向
電子製品への注目度増加
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Version 4.0 Material Declaration Std1752 v.2
Material Declaration Std1752
IEC 62474に至るまでの 業界標準化活動
2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013+ 2005
Eco-Design Std 62430
Material Declaration Std 62474
米国提案(NP)を承認 TC111/WG 1
(IEC 62474) の キックオフ
Ed 2.0 Ed 3.0 Ed 4.0 *
* JIG-101 はIEC 62474 の発行に伴い終了
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米国提案(NP)の趣旨(2006年)
MD(Material Declaration)規格制定の目的と意義
法規制対応、顧客からの要求に答えるため、MDは重要な作業
サプライチェーンがグローバルに展開していることを考えると、 MD情報の収集は非常に大きな課題
既に、MD(グリーン調達調査)に対して、国際標準化活動が行われており、 その整合性を図る必要がある。
<既に展開されていた国際標準化> ① IEC PAS 61906 :(Procedure for information on materials in products of the electrotechnical and electronic industry)
② JIG-101 : Joint Industry Guide (JIG) for Material Composition Declaration for Electronic products ③ IPC 1751と1752(当時ドラフト):Materials Declaration Management
これらの標準の整合性を取ることにより、必要最小限のMD、グローバル サプライチェーンにおけるデータ交換の効率化を目指す
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IEC62474策定方針 報告要件および参照するIECのデータベースの基準を説明する規格の策定
変更を反映する通常改訂が可能なIECのデータベース活用を推進する
規格戦略
▸ 基本要件を特定し、追加要件により、組織がそれを超えても良い
柔軟性を認める
▸ IEC 62474の発行によりJIG-101の役割を終了させる。
材料、物質のリストおよびXMLスキーマの“IECのデータベース”
▸ IECの基準との一貫性を確保
▸ 報告(必須または任意)する物質、物質群および材料分類そして
データ交換の仕様(XMLスキーマ)を含む
▸ NC(各国内委員会)に指名された検証チーム(VT)による年次改訂
▸ IECのウェッブサイトに無料で公開
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IEC 62474の要点
物質、物質群および材料分類(Material Classes)
▸ GHSを参照
▸ 報告すべき物質:本規格で規定している基準を満足する
物質および物質群はIEC 62474のデータベースで特定
・ 物質は個々のCAS番号(例;鉛(Pb) CAS# 7439-92-1)
・ 物質群は複合的なCAS番号(例;鉛化合物)
▸ 材料分類: 製品の資源一覧を目的として参照の
IEC62474のデータベースに設定された材料の分類定
義であり、同一の材料が二つの分類に含まれることは
ない
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IEC 62474の要点
情報伝達の要件
基本要件(Base Requirement)の概念図
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製品 及び/又は
物質群: IEC62474 のデータベースで必須の報告要件のもの
物質: IEC62474 のデータベースで必須の報告要件のもの
物質: IEC62474 のデータベースで必須の報告要件のもの
IEC 62474の要点
追加要件(Additional Requirement)の概念図
・材料分類(Material Classes)は任意の扱い (業界が準備を整える必要があるため) ・製品構成部品が報告閾値レベルで引用され、 これを超える場合、製品構成部品の情報は必須
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物質
物質
製品 及び/又は
物質群: IEC62474 のデータベースで必須の報告要件のもの
物質: IEC62474 のデータベースで必須の報告要件のもの
製品構成部品
材料
物質: IEC62474 のデータベースで必須の報告要件のもの
物質群
材料分類
IEC 62474の要点
物質リスト(データベース)の考え方
・ 電気・電子機器に適用される物質群・物質の報告に焦点
・ 初版の物質リストは、JIG-101をベースに作成
報告すべき物質群・物質の選定基準
▸ 選定基準1:現行法規制(発効日が特定されている)
▸ 選定基準2:評価用(現行法で発効日が特定されていない)
▸ 選定基準3:情報提供用(認知された産業界全体に及ぶ共通
の市場要求)
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IEC 62474の要点
データフォーマットとデータ交換の基準:
・ データ交換はXML対応を必須とする(XMLスキーマ) ・ XMLスキーマはデータエレメント、構造(データ間の関係) を規格で規定する。 (開発者用のテーブル及びXMLスキーマファイルは データーベースに含まれている) ・ ただし、特定のツールの使用は規定しない
XMLスキーマ(データ交換の仕様)設定のベース:
▸ IPC 1751/1752 Ed. 2を参考とし、これに近い かたちで設定
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VT62474の活動
内容:
VT62474(検証チーム)のミッションと対象
チーム編成と進捗
IEC 62474のデータベースの改訂手順
公開データベースの画面(物質リストなど)
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VT62474のミッションと対象
IEC 62474に必要不可欠な情報として別管理される、
“IEC 62474のデータベース”の維持改訂(年次改訂基本)
IEC 62474のデータベースに含まれる内容(改訂対象)
▸ 物質群/物質リスト (DSG/DS) ▸ 参考物質 (Reference Substances)
▸ 材料分類 (Material Classes)
▸ XMLスキーマ (データ交換仕様)
IEC 62474のデータベースは、IECのホームページのURL にアクセスし、誰でも無料で閲覧及びダウンロードが可能
http://std.iec.ch/iec62474
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VT62474のチーム編成と進捗
TC111内のPメンバー国がVT62474に参加できる ▸ 1つの国からの複数メンバー登録も可能(投票は1票)
現在までのVT62474の状況 ▸ 2011年3月ドイツ会議にて発足(現在14ヶ国が登録)
<メンバー登録国>:
ブラジル、カナダ、中国、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、
日本、オランダ、スウェーデン、タイ、英国、米国、韓国
▸ 国内VT62474を2012年度に組織化し、日本意見を集約。
▸ 2012年10月ブラジル会議、2013年2月ドイツ会議開催
▸ 物質リストをメインとして、第1回改訂(2011年10月)、
第2回改訂(2013年1月)を実施済み
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データベースの改訂手順
VTメンバー参加の会議(電話会議)による各CRの評価を実施
<評価のポイント> ・ CRの内容がエディトリアルチェンジかテクニカルチェンジか? エディトリアルの場合は会議参加者による過半数投票で採否を 決定 ・ テクニカルチェンジ(物質追加など)の場合は投票に移行
max 4W
各NCからのCR(変更申請書)の提出後、内容確認とWeb掲載
max 12W
VTメンバー登録国による各CR(テクニカルチェンジ)の投票
・ 各登録国毎に1票(賛成、反対、棄権):投票期間8W ・ 各CRは2/3(67%)以上の賛成で承認 ・ 承認された各CRを反映しデータベースを改訂
max 12W+α
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IEC 62474のデータベースの画面(トップページ)
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IEC 62474のデータベースの画面(更新のお知らせ)
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IEC 62474のデータベースの画面(Newsの内容)
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IEC 62474のデータベースの画面(物質リスト一覧)
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IEC 62474のデータベースの画面(物質リスト詳細) ダウンロード
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IEC 62474のデータベースの画面(開発者用のテーブル) ダウンロード
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IEC 62474のデータベースの画面(XMLスキーマ) ダウンロード
2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
JGPSSIの活動経緯と成果/発展的解消とIEC活動への移行(参考)
JGPSSI発足(8社) :グリーン調達調査共通化を推進
EU のRoHS指令発効 ▼
EUのREACH規則発効
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▼ JEITAに事務局設置
共通化物質リスト・Ver2ツール公開(無償)
欧米団体との共通指針作り(JIG-101初版発行) 欧米団体とのJIG-101改訂活動の推進とIEC活動への移行
JIG-101対応のVer3/Ver4ツール公開(無償)
最大:参加 90社・5 団体 ▼
EICTA / EIA / JGPSSI DIGITALEUROPE / CEA / JGPSSI
業界標準化
国際標準化 ⇒
▼ IEC/TC111発足
米国:NEMI/IPC等標準化の動き
▼
国際規格IEC 62474発行
国内VT62474 発足
日本(JNC)含む11ヶ国が参加
JGPSSIの発展的解消と 国内VT62474への移行
REACH 候補リスト公開
▼ RoHS改正
▼
物質リストはJIG-101を反映
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▼ WG1国際会議(計10回開催)
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2005/05
2012/03
法規制の動き ⇒
法規制の動き ⇒
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ JIG-101 Ed 4.1
最終版
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ Ver2.02 Ver3.00 Ver4.20ツール Ver4.00 Ver4.10 Ver3.34
JIG-101A
欧米も賛同
(キヤノン、ソニー、日本電気、日立、富士通、松下、リコー、NTT)
JGPSSIの
IEC
JIG
▼
グリーン調達調査の国際規格の開発(WG1)
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