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Ver1.0 2017/4/13

Wi-SUN電波テスタ運用マニュアルスマートメータ、ＨＥＭＳ，家電製品をつなぐIoT用電波調査ツールとして

スペクトラム・テクノロジー株式会社

1All rights reserved 2017: Spectrum Technology Co.

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目次1. Raspberry Piについて

2. Linux基本的なコマンド

3. Raspberry Pi基本操作

4. 日常運用• セキュリティ対策（アンチウイルス更新、スキャン）• パッケージの更新

5. Wi-SUN電波テスタ① メニュー紹介② 測定準備

A) ユーザデータ設定B) ＵＳＢデータ確認C) ＵＳＢデータ設定D) 接続先ＵＳＢデータ設定

③ 測定1. All CH scan(RSSI)2. Active scan(Packet)3. Active scan(real time: RSSI)4. Join network5. Ping6. UDP receive(Packet)7. UDP receive(real time: throughput)8. UDP send(route B)9. Route H Coordinator

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Raspberry PiはRaspberry Pi foundationの登録商標です。

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抜粋版

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Wi-SUN電波テスタ運用マニュアル

1. Raspberry Piについて既に全世界で1000万台以上販売された手のひらサイズのコンピュータです。

ＬｉｎｕｘベースのＲａｓｂｉａｎＯＳで動作しております。

2. Linux基本的なコマンド① システム関係

• 起動：電源を入れると自動で起動します。

• 再起動：# reboot又は、menu>shutdown>reboot；左上のメニューから

• 終了： # shutdown又は、menu>shutdown>shutdown；左上のメニューから

• ログアウト # exit又は、menu>shutdown>logout；左上のメニューから

• 日本語／英語の入力切替：キーボードのＣＴＬとｊを同時に押します（コントロール：左下とｊ）


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3. Raspberry Piの基本操作① 表示画面と内容

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トップ画面（上段のタスクバーで選択）• メニュー• ブラウザ• ファイルマネジャ• ターミナル• マルチ画面選択

• ＶＮＣ• 日本語入力• ＢＬＥ• ＷｉＦｉ• 音量（ジャックで聴けます）• 回線効率• 時刻


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3. Raspberry Piの基本操作② メニュー内容

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メニュー内容• プログラミング• オフィス• インターネット

• wi-sun電波テスター


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Wi-SUN電波テスタ運用マニュアル4. 日常運用

① セキュリティ対策（アンチウイルス更新、スキャン）• アンチウイルス対策として無料のclamAVをインストールしてます。

• 手動での運用を基本としてます。

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パターンファイル更新手動スキャン時に更新されます

手動でスキャン# clamscan --infected --remove --recursive自動化可能ですが、バックグランドで重くなる可能性大。コマンド入力後約２０分位かかります。


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Wi-SUN電波テスタ運用マニュアル4. 日常運用

② インストール済パッケージの更新、アップグレード• Linuxの場合は、頻繁に更新が発生します。アップデートを定期的に実施してください。

• 更新前には、バックアップを取ることをお勧めします。特にアップグレードはまれに動作不良、戻せない状態が発生します。自己責任で実施してください。アップグレードはお勧めしません。

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更新# apt-get updateアップグレード手動# apt-get upgrade


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Wi-SUN電波テスタ運用マニュアル5. Wi-SUN電波テスタ

① メニュー紹介• 左上のMenu＞インターネット＞Ｗｉ－ＳＵＮ電波テスターから選択します。メニュー画面が表示されます。又は、ターミナルからは右のコマンドとなります。

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ターミナルの場合プログラム用フォルダに移動します。# cd /home/pi/Documents/wisunlsでフォルダ内を確認し、該当のプログラムを起動させます。# python wisunxxxx.pycxxxxには日付などが入ってます。バージョンにより変わりますのでlsで確認後起動してください。


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① メニュー紹介• 左上のMenu＞インターネット＞Ｗｉ－ＳＵＮ電波テスターから選択します。メニュー画面が表示されます。又は、ターミナルからは右のコマンドとなります。


1. 全チャンネルのＥＤスキャン：接続先は不要です。リアルタイムに表示。スキャン回数は、設定可能

2. アクティブ・スキャン（パケット詳細）：接続先のpanid、pairidが一致した場合に内容が表示されます。

3. アクティブ・スキャン（リアルタイム）：ＲＳＳＩをリアルタイムに表示、スキャン回数は設定可能

4. ネットワーク参加：スマートメータのネットワークに参加します。参加できた場合は、PANA認証が表示されます。参加時に、スマートメータ側からＵＤＰパケットが送付されます。

5. Ｐｉｎｇ：接続先にＰｉｎｇを打って、応答が返った場合に表示します。

6. ＵＤＰ受信：接続先からＵＤＰのパケットを送信して、電波テスターで受信します。パケット内容を表示します。

7. ＵＤＰスループット：定期的に接続先から送られたパケットのスループットを表示します。

8. ＵＤＰ送信：ＵＤＰの送信を実施する場合。２５５ｂｙｔｅの定型パケットを送信します。

9. ＲｏｕｔｅＨのコーディネータとして起動します。各端末からの接続を待ちます

10. ＵＳＢのレジスタ値などの設定11. ターミナルモードで、ユーザデータの変更を行います。12. 終了

電波テスターはＨＥＭＳとしての動作を想定します

スマートメータ

家電製品ＨＥＭＳ

ＢルートＨルート

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② 測定準備Ａ）ユーザデータ設定• 送信先データの作成：11. Terminal>File>Openで

/home/pi/Documents/wisun/userdata/userdata_send.pyを開きます。


各接続先により修正してください接続先のＩＰｖ６アドレス電波テスタのスキャンの回数ルートＢＩＤルートＢパスワードルートＨＩＤルートＨパスワード“ ”内のデータのみ変更して下さい

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② 測定準備Ｂ）ＵＳＢデータ確認• 送信先データの作成：10. Set ConfigurationでＵＳＢのデータを表示ます。表示された内容がレジスタの値になります。SKSAVEでUSBに保存した内容をLoad(USB)で読込ます。また、１１で設定したユーザデータも併せて読込ます。これで設定は完了です。


Wi-SUN USBの詳細な内容については、ローム社

の設定方法又は/home/pi/Documents/wisun/help/BP35C2_dse_manual.pdfを参照ください。

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② 測定準備Ｃ）ＵＳＢデータ設定• 各レジスタの設定。ラズベリパイのターミナルを新規に開きます。

• minicom -D /dev/ttyUSB0 -b 115200と入力し、ＵＳＢを直接操作できるようにします。大文字のみ有効です。

• SKINFOで現状が表示されます


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② 測定準備Ｃ）ＵＳＢデータ設定• Ｂ面に切り替えます。 SKSREG SF0 0 最後の桁の0:B面、1：H面• チャンネル設定 SKSREG S02 21 HEXで入力：21：ch33, 3C:ch60になります。

• Panid SKSREG S03 8888 接続先のpanidと一致させます。

• pair id SKSREG S0A CCDDEEFF 接続先のpair_idと一致させます。

なお、ＢルートのＩＤを入力した場合は、下８桁が自動で入力されます。


入力が完了したら、SKSAVEでＵＳＢに保存します。次からは

個別で入力する必要がなくなり、Ｌｏａｄ（ＵＳＢ）のボタンで自動設定されます。

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② 測定準備Ｄ）接続先ＵＳＢデータ設定（接続先に電波テスタを使う場合）• Ｌｏａｄ（ＵＳＢ）で設定データを読み込ませます。

• その後ＳｅｔｓｅｎｄＢｒｏｕｔｅにより、Ｂ面でスタートさせます。


2. Active scanから5.Pingまで、この状態で接続先を設定します。ターミナルの場合SKINFO 状態を確認し、Hルートになっ

ていたら以下でBルートへSKSREG SF0 0 Bルートに設定SKSTART

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③ 測定１．All CH scan(RSSI)• 全チャンネルのＥＤ（energy detect)スキャンを実施します。送信側の設定はありません。現状の９２０ＭＨｚ帯（ｃｈ３３－ｃｈ６０）をリアルタイムにスキャンします。５回(ユーザデータで変更可能です）の測定で約５分かかります。データは、以下のフォルダにグラフ、ｔｘｔで自動保存されます。/home/pi/Documents/wisun/surveydata/


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③ 測定 2. Active scan(Packet)• 接続先のスマートメータ等に対してアクティブ・スキャンを実施します。接続先がＵＳＢの場合は、Ｂ面、ＳＫＳＴＡＲＴ状態になっていることを確認。３回（変更不可）接続し、約５分かかります。データは、以下のフォルダにグラフ、ｔｘｔで自動保存されます。/home/pi/Documents/wisun/surveydata/

• 途中経過を確認する場合はターミナルから動作させてください。


接続先：Ｂ面、SKSTART状態一致しなければならない情報：channel(S02), panid(S03), paired(S0A)

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③ 測定 3. Active scan(real time:RSSI)• 接続先のスマートメータ等に対してアクティブ・スキャンを実施します。接続先がＵＳＢの場合は、Ｂ面、ＳＫＳＴＡＲＴ状態になっていることを確認。リアルタイムでデータを表示します。５回（ユーザデータで変更可）実施で１分３０秒かかり、３０秒後にブラフの表示が消えて完了します。データは、以下のフォルダにグラフ、ｔｘｔで自動保存されます。/home/pi/Documents/wisun/surveydata/


接続先：Ｂ面、SKSTART状態一致しなければならない情報：channel(S02), panid(S03), pairid(S0A)「一致しないと途中でスタックctl+Cで抜け出す」