windows azure 最新 update 2014/01/28
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2014 年 1 月 28 日日本マイクロソフト株式会社
インキュベーションセールス部田中隆三郎 (@rewtheblow)
Windows Azure 最新技術 Update
本セッションの目標
• クラウドコンピューティングのイメージを持つ(※イメージをまだ持っていない方)
• Windows Azure のサービス概要を理解する
• Windows Azure の最新状況を理解する
自己紹介名前: 田中隆三郎(たなかりゅうさぶろう)所属: インキュベーションセールス部職種: テクノロジースペシャリストTwitter: @rewtheblow
経歴: ソフトウェア開発・システム関連にて約 15 年。開発技術職を経た後、プリセールス職に従事。近年は SaaS ビジネスを2年経た後、現在、 IaaS/PaaS ビジネス3年目と、クラウド関連に傾倒。
趣味: ゆるキャラ、温泉
• そもそもクラウド(コンピューティング)とは?• マイクロソフトの製品&クラウドサービス• Windows Azure の歴史• オープンプラットフォーム Windows Azure• Windows Azure 最新アップデート( 2013 年 7 月
~)• 今後の展開
目次
※ 長野県 諏訪湖間欠泉センター
目次
• 5つの特徴
① オンデマンドのセルフサービス – ユーザはプロバイダと直接やりとりしないでも、必要なときに必要なだけのコン
ピューティング能力を利用できる
② ユビキタスなネットワークアクセス – モバイル端末を含む様々なクライアントからサービスにアクセスできる
③ ロケーションに依存しないリソースプール – プロバイダのコンピューティングリソースはマルチテナントモデルで運用され、
ユーザはそれがどこにあるのか意識しない
④ 迅速な拡張性 ⑤ 従量制サービス
• 4種の配備モデル① Private Cloud② Public Cloud③ Hybrid Cloud④ Community Cloud
• 3種のサービスモデル① Software as a Service (SaaS)② Platform as a Service (PaaS)③ Infrastructure as a Service (IaaS)
アメリカ国立標準技術研究所 (NIST) が定義 (※ 出典: Wikipedia など )
そもそもクラウド(コンピューティング)とは?
クラウド利用のイメージ無尽蔵のコンピューティングリソース
仮想マシン・ストレージ、 DB サービス etc.
① オンデマンドのセルフサービス
② ユビキタスなネットワークアクセス
③ ロケーションに依存しないリソースプール④ 迅速な拡張性⑤ 従量性サービス
インフラ管理者
エンドユーザーネットワーク ネットワーク
データセンター
Windows Azure は①~⑤の特徴をすべて満たす真のクラウド
• 業界で最も広範なサービスを提供• クラウドとオンプレミスの双方の展開を選択可能• サービス種別、クラウド / オンプレミス に共通の開発ツールを使用
マイクロソフト製品&クラウドサービス
ビジネス アプリコラボレーション ストレージ プラットフォームシステム管理コミュニケーションプロダクティビティ
オンプレミス開発 & クラウド開発ツール
OnlineProPlus Online
CRM Online
Server Server
IntuneOnline
CRM
オンプレミス / サービスプロバイダー
パブリッククラウド
Azure
Server
Server
• 業界で最も広範なサービスを提供• クラウドとオンプレミスの双方の展開を選択可能• サービス種別、クラウド / オンプレミス に共通の開発ツールを使用
マイクロソフト製品&クラウドサービス
ビジネス アプリコラボレーション ストレージ プラットフォームシステム管理コミュニケーションプロダクティビティ
オンプレミス開発 & クラウド開発ツール
OnlineProPlus Online
CRM Online
Server Server
IntuneOnline
CRM
オンプレミス / サービスプロバイダー
パブリッククラウド
Azure
Server
Server
SaaS PaaS/IaaS
Windows Azure の歴史
2008 2010
構想の発表プレビュー利用提供
正式リリースPaaS を中心にサービス提供
IaaS /仮想ネットワーク/Hadoop 環境などサービス拡充
2012
2010 年、正式サービス開始Web ・ソーシャル分野を中心にユーザーが活用
2014
2012 年、 IaaS サービス発表エンタープライズ分野のユーザーにまで活用が拡大
2014 年、日本リージョンデータセンターにてサービス提供開始予定
さらなる進化
2008 年、 PDC 2008 (開発技術者向けイベント) にて Windows Azure 発表
仮想ネットワーク
トラフィックマネージャ
HDInsight テーブル blob
SQL データベース
モバイルサービス
世界規模のクラウド基盤サーバー / ネットワーク / データセンター
キャッシュ メディア CDN HPC
コンピューティング データ管理 ネットワーク
仮想マシン
web サイト
北米 4 カ所、ヨーロッパ 2 カ所、アジア 2 カ所、日本 2 カ所 豪州 2 カ所 + CDN 24 カ所
高度な自動化
統合リソース管理
柔軟性
従量課金
サービスバスID
クラウドサービス
データ分析
アプリケーションサービス
開発言語
Windows Azure のサービスラインナップ
バックアップ
多種多様なサービス群
オープンプラットフォーム Windows Azure
オープンプラットフォーム Windows Azure
http://japan.zdnet.com/cloud/analysis/35018023/
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120413_526214.html
クラウドビジネスに関する新しいパートナーシップについて発表 (2013 年 6 月 24日 )
Microsoft と Oracle のパートナーシップ発表
AzureServer Hyper-V
・オラクル社フルサポートのもと、オラクルのソフトウェアを Windows Server 2012 Hyper-V と Windows Azure の環境で運用可能
・お客様は、オラクルのライセンスモビリティを利用して、既存のライセンスをWindows Azure に持ち込んで利用できる
・「 Windows Azure Infrastructure Services 」のイメージギャラリーに、 Java 、 Oracle Database 、 Oracle WebLogic Server などを追加 - Oracle の顧客は Oracle Linux を Windows Azure にインストール利用できる - Microsoft は、 Windows Azure でライセンス済みの Java を提供
• HDInsight (Hadoop サービス ) 正式リリース (GA)• Window Azure Backup 正式リリース (GA)• SQL Server AlwaysOn のサポート• 多要素認証 正式リリース (GA)• メモリ集中型インスタンス• Traffic Manager 正式リリース (GA)• SQL データベースプレミアムプラン (preview)• PCIDSS の準拠と ISO 認証範囲の拡大
Windows Azure 最新アップデート (2013 年 7 月~ )
HDInsight (Hadoop サービス ) 正式リリース
Hortonworks 社と協業し、 Windows環境の Hadoop を提供
管理ポータルにて Hadoop のクラスタを瞬時に作成可能
Windows Azure Backup 正式リリース
バックアップ対象のサーバ
Blob ストレージ
スケジューリングにより対象のフォルダ・ファイルを定期的にバックアップ
Windows Server のデータを Blob ストレージ上にバックアップ
圧縮されて効率的に転送・保存 対象のサーバに管理プログラムをインストール
※Windows Server 2008R2 、 2012 、 2012R2 が対象
SQL Server AlwaysOn のサポートSQL Server2012 の機能を Widows Azure上でも利用可能DBMS レベルで高可用性を実現(共有ディスク不要)
レプリカ構成イメージ オンプレミス環境とのハイブリッド構成
レプリカは最大4つ。レプリカを読み込み専用/バックアップ用DB として利用可能。
自動または手動でフェールオーバー
多要素認証 正式リリーススマートフォン・携帯電話を利用して、システム利用時のユーザー認証をより強固にするサービス
#0123…
通常通りに ID ・パスワードでログイン
登録済のデバイスにワンタイムパスワードが届く(事前にアプリをインストール)
登録済のデバイスに音声通知ガイダンスの電話がかかってくる
ワンタイムパスワードを入力する
# 、または登録済の暗証番号を入力する
ログイン後の画面が表示される
1回目の認証
2回目の認証
オンプレミス/クラウド上の任意のアプリケーションに適用可能
メモリ集中型インスタンス従来の XS ~ XL に加えて A5 ~ A7 の大容量メモリのインスタンスが利用可能
サイズ コア数 メモリ容量(GB)
作業用ディスク
容量 (GB)
データディスク数
最大 IOPS
XS (A0) 共有 0.768 20 1 1 x 500
S (A1) 1 1.75 70 2 2 x 500
M (A2) 2 3.5 135 4 4 x 500
L (A3) 4 7 285 8 8 x 500
XL (A4) 8 14 605 16 16 x 500
A5 2 14 135 4 4 x 500
A6 4 28 285 8 8 x 500
A7 8 56 605 16 16 x 500
Traffic Manager 正式リリースグローバル規模のアクセス分散サービス
www.xxx.com
• 負荷分散• エンドポイントの
死活監視
<Traffic Manager Domain>xxx.trafficmgr.cloudapp.net
クラウドサービス
CNAME でアクセス
<application domain>xxx01.cloudapp.net
クラウドサービス
<application domain>xxx03.cloudapp.net
クラウドサービス
<application domain>xxx02.cloudapp.net
1. パフォーマンス2. フェールオーバー3. ラウンドロビンから選択
ポリシー
※ “xxx” は任意
SQL データベース プレミアムプラン (preview)
データベースのリソースを占有することでパフォーマンスを強化
プライマリ
レプ
リカ
1レ
プリ
カ2
レプ
リカ
3
リソースを占有しパフォーマンス向上
セカンダリのリソースも占有※SQL データベースはもともと3重化
Preview
アクセス
2種類 (P1/P2) の占有サイズ ※ 切り替え可能 ※ プレミアムでない従来の
プランに戻すことも可能
P11コア、 8GB
RAM2000 セッション
150 IOPS
P22 コア、 16GB
RAM4000 セッション
300 IOPS
PCI DSS準拠と ISO認証範囲の拡大業界標準の第三者認証の取得によるセキュリティ面での強化
• PCI DSS 基準とは、クレジットカード情報を安全に保存、伝送、処理するためのグローバルセキュリティ基準で、国際カードブランド 5 社( American Express 、 Discover 、 JCB 、 MasterCard 、 VISA )が共同で策定。
• これまでに既に取得している ISO/IEC 27001:2005 認証の適用範囲が拡大
• 通知ハブサービス 正式リリース (GA) • BizTalk サービス 正式リリース (GA)• Windows Azure Active Directory 無償版 正式リリース (GA)• Web サイトのサービスで WebSocket のサポート•ハードドライブのインポート/エクスポート• 仮想マシンのエンドポイント ACL の管理ポータルでの変更機能• スケジュールベースのオートスケール etc. etc.
その他のアップデート
今後の展開
※ 長野県 諏訪湖間欠泉センター
ヨーロッパ
国内データセンター開設( 2014 年上半期予定)
米国中北部
米国中南部
米国東部
米国西部
米国
北ヨーロッパ
西ヨーロッパ
東南アジア
東アジア
アジア・太平洋
北米4カ所、ヨーロッパ2カ所、アジア 2 カ所、日本2カ所 豪州2カ所 + 南米2カ所 + CDN 24 カ所
高度な自動化
統合リソース管理
柔軟性
従量課金
世界規模のクラウド基盤サーバー / ネットワーク / データセンター
サブリージョンCDN ノード
稼働中構築中
オーストラリア西部
オーストラリア東部
東日本
西日本
日本リージョン
南米西部
南米東部
その他、新サービス、機能拡張が続々!マイクロソフトの戦略は
Devices & ServicesSoftware as a Service (SaaS)Platform as a Service (PaaS)
Infrastructure as a Service (IaaS)つまりクラウド
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