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PX800JA1C J Z スタンド/ 譜面立て付 組み立て方法は30ページをご覧ください。 ネジ類は発泡スチロール緩衝材内にあります(詳しくは30ページ)

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  • PX800JA1C

    J

    Z

    スタンド/譜面立て付

    • 組み立て方法は30ページをご覧ください。• ネジ類は発泡スチロール緩衝材内にあります(詳しくは30ページ)

  • 本書に記載されている社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標および商標です。

  • 1

    目次

    各部の名称 ........................................... 2TEMPO/SETTING ボタンについて...............................4

    - ( ▼ /NO) ボタン、+ ( ▲ /YES) ボタンについて.............................................4

    電源の準備 ........................................... 5

    接続について....................................... 6ヘッドホンを接続するには ...................................................6

    オーディオ機器やアンプと接続するには ....................6

    付属品・別売品について.........................................................6

    いろいろな音色を聴いてみましょう .............................. 7

    音色を選んで弾いてみる.........................................................7

    音色の明るさを調節するには(ブリリアンス).......9

    2 つの音色を重ねてみる (レイヤー).......................10

    2 つの音色を左右に分けてみる(スプリット)....10

    音色に効果をかけてみる(エフェクト)...................11

    ペダルを使ってみる ...............................................................12

    メトロノームを鳴らしてみる ..........................................12

    曲を聴いてみる(デモ演奏/ミュージックライブラリー)........13

    デモ演奏を聴いてみる ..........................................................13

    ミュージックライブラリーの曲を1 曲ずつ聴いてみる ...............................................................13

    ミュージックライブラリーの曲を練習してみる...............................................................................14

    演奏を録音/再生してみる(録音機能)........................................15

    曲とトラックについて ..........................................................15

    演奏を録音してみる ...............................................................16

    録音した演奏を再生してみる ..........................................17

    録音した内容を消去するには ..........................................17

    その他の設定 ....................................18設定に使用する鍵盤一覧 .....................................................18

    設定するには ...............................................................................19

    設定項目一覧表..........................................................................20

    パソコンとの接続について .......... 22MIDI 端子での接続 ..................................................................22

    USB 端子での接続 ..................................................................22

    USB モード・MIDI モードについて ...........................23

    ミュージックライブラリーの曲を増やすには ......24

    SD メモリーカードを使うには... 25SD メモリーカードを入れる/取り出す ..................26

    SD メモリーカードに保存されているファイルの再生..........................................................................26

    SD メモリーカードに保存されている曲データの呼び出し ...............................................................27

    本機で録音した曲データの保存 .....................................28

    SD メモリーカードのフォーマット ............................28

    SD メモリーカード使用時のエラーについて .......29

    資料 ..................................................... 35困ったときは ...............................................................................35

    製品仕様 .........................................................................................36

    トーンリスト ...............................................................................37

    ドラム音色リスト ....................................................................38

    ソングリスト ...............................................................................39

    ご使用上の注意..........................................................................40

    保証・アフターサービスについて ................................40

    MIDI インプリメンテーション・チャート

    スタンドの組み立て方................................................................................................30付属品を確認しましょう..................................................... 30

    スタンドを組み立てる .......................................................... 30

    コード類を接続するには .....................................................33

    譜面立ての立て方 ....................................................................34

    PX800_J.book 1 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 2

    各部の名称

    8

    ck

    bm

    bo

    bq

    bs

    bl

    9

    bn

    bp

    br

    bt

    cl

    bk

    cn

    cm

    1 2 6 753 4

    【前面部】

    【底面部】

    PX800_J.book 2 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 各部の名称

    3

    注意• 本機を演奏する際、必ず本機のスライド式鍵カバーを完全に開けるようにしてください。不完全な開け方で演奏した場合、演奏の際の振動でカバーが閉まり、本機とカバーとの間に指をはさむことがあり、危険です。

    • マーク右の数字は、参照ページです。• 各部の名称は、本書の説明文中で太字で記載されます。

    1 電源ボックス 33

    2 ペダルコネクター 33

    3 MIDIミディ

    OUT/INアウト/イン

    端子 22

    4 USBユーエスビー

    端子 22

    5 スピーカーコネクター 31

    6 LINE OUT Rラインアウト 右

    , L/MONO左/モノラル

    端子 6

    7 PHONESホン

    端子 6

    8 表示部

    9 TONEトーン

    ランプ 7, 13

    bk SONGソング

    ランプ 13, 16, 27

    bl -(▼/NO)ボタン、+(▲/YES)ボタン 4

    bm TONE/SONGトーン/ソング

    ボタン 13, 16, 27

    bn SONGソング

    PLAY/STOPプレイ/ストップ

    ボタン 13, 14, 16, 17, 26

    bo TEMPO/SETTINGテンポ/セッティング

    ボタン 4, 8, 9, 10, 11, 12, 18, 19, 27, 28

    bp PART/TRACKパート/トラック

    ボタン 14, 16, 17

    L/1左手/トラック1

    ランプ、

    R/2右手/トラック2

    ランプ 14, 16, 17

    bq CARDカード

    ボタン 26, 27, 28

    br RECORDERレコーダー

    ボタン 15, 16, 17, 27, 27PLAYランプ、RECランプ 16, 17, 27, 27

    bs GRAND PIANOグランドピアノ

    ボタン 7, 10

    bt METRONOMEメトロノーム

    ボタン 12

    ck 電源ランプ 5

    cl POWERパワー

    ボタン 5, 7

    cm VOLUMEボリューム

    つまみ 6, 7

    cn SD CARD SLOTエスディーカードスロット

    25, 26

    PX800_J.book 3 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 4

    各部の名称

    本機では、TEMPO/SETTINGボタンを使って様々な設定を行います。操作の流れとポイントを、ここでつかんでおきましょう。

    ● TEMPO/SETTINGボタンは、押している間、ボタンのランプが点滅し、離すと消灯します。

    ● TEMPO/SETTINGボタンは、これを押しながら、設定項目が割り当てられている鍵盤を押す、という使い方をします。

    (例)8ページの「鍵盤を使って音色を選ぶには」

    ● TEMPO/SETTINGボタンと鍵盤を使って設定できる内容については、18ページ「設定に使用する鍵盤一覧」を参照してください。

    TEMPO/SETTINGボタンを押しながら、-(▼/NO)ボタンや+(▲/YES)ボタンを押して、表示部に表示されているさまざまな設定値を変更できます。

    ● ボタンを押し続けると、設定値が素早く切り替わります。

    (例)7ページの「音色を選んで弾いてみる」

    • -(▼/NO)ボタンと+(▲/YES)ボタンを一緒に押すと、各設定ごとにあらかじめ設定されている値になります。

    TEMPO/SETTINGボタンについて

    点滅 消灯

    -(▼/NO)ボタン、+(▲/YES)ボタンについて

    PX800_J.book 4 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 5

    電源の準備

    本機は、電源として家庭用電源を使用します。ご使用後は、必ず電源を切ってください。

    1. POWERボタンを“OFF”にしておきます。

    2. 電源プラグを家庭用コンセントに差し込みます。

    • 電源プラグを抜き差しするときは、POWERボタンが“OFF”になっている事を確認してください。

    ● 本機の電源を完全に切るには、電源ランプが消えた後にコンセントから電源プラグを抜いてください。安全上の対処等で電源を切る場合、必ずお守りください。

    ON

    OFF

    POWERボタン

    【前面部】

    電源ランプ

    (電源ランプ点灯)

    (電源ランプ消灯)

    PX800_J.book 5 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 6

    接続について

    • 接続の際は、本機のVOLUMEつまみを(接続する機器側にも音量調節があればそちらも)絞っておき、接続後、適切な音量に調節してください。

    【底面部】

    別売(CP-16)あるいは市販のヘッドホンをPHONES端子に接続します。本機のスピ-カ-からは音が出なくなり、夜間なども周囲に気がねなく演奏が楽しめます。なお、耳の保護のために音量を上げすぎないようにご注意ください。

    • ヘッドホンのプラグはPHONES端子に根元までしっかり差し込んで下さい。プラグが根元まで挿入されていないと、ヘッドホンの片側からしか音が出ない場合があります。

    オ-ディオ機器や楽器用アンプと接続すれば、それらの機器のスピ-カ-の能力に応じた、より迫力のある音量や音質で、演奏を楽しめます。

    • 本機では、ヘッドホンを使用しているときはヘッドホンで聴くのに適した音質に、内蔵スピーカーを使用しているときは内蔵スピーカーで聴くのに適した音質に自動的に切り替わります。これに従って本機のLINE OUT R, L/MONO端子から出力される音質も自動的に変わります。

    オーディオ機器と接続するには(図1)

    R(Right)が右チャンネル、L/MONO(Left)が左チャンネルの音です。市販の接続コードで図1のように、両方とも接続してください。通常はオーディオ機器のインプットセレクターを、接続した端子(AUX IN等)に切り替えます。音量は本機のVOLUMEつまみでも調節できます。

    楽器用アンプと接続するには(図2)

    R(Right)が右チャンネル、L/MONO(Left)が左チャンネルの音です。L/MONOだけに接続すれば、両方のチャンネルの混ざった音になります。市販の接続コードで図2のように接続してください。音量は本機のVOLUMEつまみでも調節できます。

    付属品や別売品は、必ず本機指定のものをご使用ください。指定以外のものを使用すると、火災・感電・けがの原因となることがあります。

    ヘッドホンを接続するには

    別売(CP-16)あるいは市販のヘッドホン

    ステレオ標準プラグ

    PHONES端子

    オーディオ機器やアンプと接続するには

    付属品・別売品について

    INPUT 1

    INPUT 2

    オーディオアンプのAUX IN等

    ギターアンプキーボードアンプ等

    ピンプラグ

    RIGHT(赤)

    LEFT(白)

    標準ジャック

    標準プラグ

    PX800_J.book 6 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 7

    いろいろな音色を聴いてみましょう

    本機には、次の音色があります。

    ※ 音色名は、本機鍵盤部の上側に記されています。鍵盤を使って音色を選ぶには、8ページの「鍵盤を使って音色を選ぶには」を参照してください。

    1. POWERボタンを押して、電源を入れます。

    • 本機は電源オン時にシステムの準備を行います。以下の画面表示を経て、約10秒後に使用可能となります。

    2. 音色を選びます。● GRAND PIANO音色を選ぶにはGRAND PIANOボ

    タンを押します。

    ● その他の音色を選ぶには

    • 37ページのトーンリストから、選びたい音色の番号を確認します。

    例: 07番ハープシコード

    • +/-ボタンを使って、選びたい音色の番号を表示させます。

    • +ボタンを押すごとに、表の順番で音色番号が選ばれます。12の次は、001, 002, ..., 150と変化します。

    • +または-ボタンは押し続けると、設定値が素早く切り替わります。

    3. 音量を調節します。• VOLUMEつまみを使って調節します。

    4. 鍵盤を弾いてみましょう。

    • DSP※付き音色を選ぶと、付随するDSP効果がかかります。DSPをかけられるパートの数が限られているため、既にレイヤーやスプリットなど他のパートにDSP音色が選ばれているとその音色の発音が途切れ、DSP効果がかからなくなることがあります。

    (※11ページ参照)

    POWER

    VOLUME

    GRAND PIANO

    METRONOME

    TEMPO/SETTING

    TONE

    /

    音色を選んで弾いてみる

    音色番号 音色タイプ 音色数

    01~12番 鍵盤指定音色※ 12 音色

    001~020番 VARIOUS(いろいろな)音色

    20 音色

    021~148番 GM 音色 128 音色

    149~150番 ドラムセット 2セット

    (Please wait! . . . . お待ち下さい)

    (システム準備中)

    (Complete! . . . . . . 完了しました)

    B

    PX800_02_J.fm 7 ページ 2007年3月22日 木曜日 午後5時18分

  • 8

    いろいろな音色を聴いてみましょう

    鍵盤を使って音色を選ぶには

    1. TEMPO/SETTINGボタンを押したまま、選びたい音色に対応している鍵盤を押します。• ボタンのランプが点滅し、選んだ音色番号が表示されます。

    ※このとき、どの鍵盤を押しても音は鳴りません。

    A0 B0 C1 D1 E1 F1 G1 A1 B1 C2 D2 E2 F2

    音色設定鍵盤

    A0 :01 グランドピアノB0 :02 グランドピアノ2C1 :03 グランドピアノ3D1 :04 エレクトリックピアノ1E1 :05 エレクトリックピアノ2F1 :06 エレクトリックピアノ3G1 :07 ハープシコード

    A1 :08 ビブラフォンB1 :09 パイプオルガンC2 :10 パーカッシブオルガンD2 :11 ストリングスE2 :12 アコースティックベースF2 :001~150 VARIOUS/GM音色

    PX800_J.book 8 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • いろいろな音色を聴いてみましょう

    9

    VARIOUS/GM TONES鍵盤に音色を割り当てるには

    1. TEMPO/SETTINGボタンを押したまま、VARIOUS/GM TONES鍵盤を押します。

    TEMPO/SETTINGボタンは手順2が終わるま

    で押し続けます。

    • ボタンのランプが点滅し、現在選ばれている音色の番号が表示されます。

    2. +/-ボタンで、VARIOUS/GM音色の中から、VARIOUS/GM TONES鍵盤に割り当てた

    い音色の番号を選びます。

    例: 019番ファンタジー

    1. TEMPO/SETTINGボタンを押したまま、BRILLIANCE鍵盤を押します。TEMPO/

    SETTINGボタンは手順2が終わるまで押し続

    けます。

    • ボタンのランプが点滅し、現在設定されている値が表示されます。

    2. +/-ボタンで、設定値を選びます。

    -3~-1:まろやかな柔らかい感じの音になる

    1~3 :明るく硬い感じの音になる

    • 手順2でTEMPO/SETTINGボタンを押したまま、+/-ボタンを一緒に押すと、あらかじめ設定されている値になります。

    音色の明るさを調節するには(ブリリアンス)

    PX800_J.book 9 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 10

    いろいろな音色を聴いてみましょう

    本機では、2種類の音色を重ねて演奏できます。

    1. TEMPO/SETTINGボタンを手順2が終わるまで押し続けます。

    2. メイン音色にしたい音色の鍵盤を押したまま、その近くの音色設定鍵盤を、どれか一つ一緒に

    押します。

    • 先に押した鍵盤音色がメイン音色に設定され、後から押した鍵盤音色がレイヤー音色として仮に設定されます。

    例: GRAND PIANO 2鍵盤を押しながら、GRAND PIANO 3鍵盤を押す。

    • レイヤー音色の番号が表示されます。

    3. +/-ボタンでレイヤー音色にしたい音色の番号を選びます。

    例: 11番ストリングス

    4. 鍵盤を弾いてみましょう。5. もとの1音色の状態に戻すには、GRAND

    PIANOボタンを押す、など音色を選び直しま

    す。

    • 重ねている2つの音色の音量バランスを調節できます。設定方法は、18ページの「その他の設定」を参照してください。

    本機では、鍵盤を高音部、低音部に分けて、それぞれ別々の音色で演奏できます。

    1. 高音部の音色を選びます(7ページの「音色を選んで弾いてみる」参照)。

    例: GRAND PIANO 2

    2. TEMPO/SETTINGボタンを押したまま、SPLIT ON/OFF鍵盤を押します。TEMPO/

    SETTINGボタンは手順3が終わるまで押し続

    けます。

    3. +/-ボタンでスプリットをオンにします。oFF . . . . . . . .オフ

    on . . . . . . . . .オン

    • TEMPO/SETTINGボタンから指を離すと、現在選ばれている低音部の音色番号が表示されます。

    4. 低音部の音色を選びます(7ページの「音色を選んで弾いてみる」参照)。

    例: 11番ストリングス

    • 2つの音色の分け目(スプリットポイント)を変えることができます。設定方法は、18ページの「その他の設定」を参照してください。

    • スプリットの高音部にレイヤーを使用することができます。先にレイヤーの設定を済ませてから、スプリット音色を設定してください。

    2つの音色を重ねてみる (レイヤー)

    グランドピアノ2

    グランドピアノ3

    2つの音色を左右に分けてみる(スプリット)

    分け目

    低音部 高音部

    ストリングス グランドピアノ2

    PX800_02_J.fm 10 ページ 2006年9月14日 木曜日 午前11時54分

  • いろいろな音色を聴いてみましょう

    11

    リバーブ. . . 残響の効果コーラス. . . 音が広がるような効果アコースティックレゾナンス. . .

    ダンパーペダル使用時に、グランドピアノ内部で起こる共鳴効果を再現する効果。

    DSP. . . . . . . 複合的な音響効果をデジタル処理で実現させる効果。音色毎にあらかじめかかっている

    (例:ドローバーオルガン音色+ロータリースピーカー)。

    リバーブ/コーラスを設定するには

    リバーブ、コーラスには各4タイプあります。

    1. TEMPO/SETTINGボタンを押したまま、REVERBまたはCHORUS鍵盤を押します。

    TEMPO/SETTINGボタンは手順2が終わるま

    で押し続けます。

    • ボタンのランプが点滅し、現在設定されている値が表示されます。

    【リバーブ】

    【コーラス】

    2. +/-ボタンで、設定値を選びます。• リバーブの設定値

    oFF:オフ

    1 :ルーム

    2 :小ホール

    3 :大ホール

    4 :スタジアム

    • コーラスの設定値

    oFF:オフ

    1 :コーラス効果薄め

    2 :コーラス効果中位

    3 :コーラス効果深め

    4 :フランジャー(音にうねりを与える)

    アコースティックレゾナンス/DSPを設定するには

    オン/オフを設定します。

    1. TEMPO/SETTINGボタンを押したまま、ACOUSTIC RESONANCEまたはDSP鍵盤を押

    します。TEMPO/SETTINGボタンは手順2が

    終わるまで押し続けます。

    • ボタンのランプが点滅し、現在設定されている値が表示されます。

    【アコースティックレゾナンス】

    【DSP】

    音色に効果をかけてみる(エフェクト)

    B

    PX800_02_J.fm 11 ページ 2007年3月19日 月曜日 午後3時42分

  • 12

    いろいろな音色を聴いてみましょう

    2. +/-ボタンで、設定値を選びます。oFF . . . . . オフ

    on . . . . . . オン

    • コーラスおよびDSPは、レイヤーやスプリットを使用している場合にオン/オフを切り替えると、メイン音色はそのままで、レイヤーの時はレイヤー音色、スプリットの時はスプリット音色だけがオン/オフされます。

    • もともとDSPを使用していない音色では、DSPをオンにしてもDSPの効果はかかりません。

    ダンパー、ソフト、ソステヌートの3つのペダルがあります。

    【各ペダルの働き】

    ● ダンパーペダル

    演奏中にこのペダルを踏むと、鍵盤で弾いた音の余韻が非常に長くなります。• GRAND PIANO/GRAND PIANO 2/GRAND PIANO 3

    音色を選んでいる場合は、実際のグランドピアノでダンパーペダルを使用している時のような共鳴効果も生み出せます。また、途中まで踏んで軽く効果をかける

    「ハーフペダル」にも対応しています。

    ● ソフトペダル

    演奏中にこのペダルを踏むと、ペダルを踏んでから鍵盤で弾いた音が弱まるだけでなく、音色が柔らかく聞こえる効果が得られます。

    ● ソステヌートペダル

    このペダルを踏んだ時点で押さえている鍵盤の音だけ、ペダルを離すまで余韻が長くなる効果が得られます。

    1. METRONOMEボタンを押します。• メトロノームが鳴ります。

    • SONG PLAY/STOPボタン上の2つのランプが拍に合わせて点滅します。

    2. METRONOMEボタンを押したまま、+/-ボタンを押して拍子を設定します。

    • 拍子は、2~6拍子の間で設定できます。「0」を設定すると、ベル音は鳴らずにクリック音のみが鳴ります。拍子にかかわらず練習するのに便利です。

    3. TEMPO/SETTINGボタンを押したまま、+/-ボタンを押してテンポ(20~255)を設

    定します。

    4. メトロノームを止めるには、METRONOMEボタンをもう一度押します。

    • 拍子は、別の方法でも設定できます。設定方法は、18ページの「その他の設定」を参照してください。

    メトロノームの音量の設定

    メトロノームが鳴っている/鳴っていないに関わらず設定できます。

    1. TEMPO/SETTINGボタンを押したまま、METRONOME VOLUME鍵盤を押します。

    TEMPO/SETTINGボタンは手順2が終わるま

    で押し続けます。

    • ボタンのランプが点滅し、現在設定されている値が表示されます。

    2. +/-ボタンを押してメトロノームの音量(0~42)を設定します。

    ペダルを使ってみる

    メトロノームを鳴らしてみる

    ソフトペダルダンパーペダル

    ソステヌートペダル

    B

    PX800_02_J.fm 12 ページ 2007年3月19日 月曜日 午後3時42分

  • 13

    曲を聴いてみる(デモ演奏/ミュージックライブラリー)

    • 本機では、曲を変更すると数秒間、曲データの読み込みを行います。この間は曲番号の表示が点滅し、鍵盤演奏やボタン操作ができません。また、鍵盤演奏中にこの操作を行うと発音が停止します。

    本機には次の内蔵曲があります。この全72曲を連続して聴くことができます。

    1. TONE/SONGボタンを押しながら、SONG PLAY/STOPボタンを押します。

    • t.01番からL.60番までの72曲を、番号順に繰り返しデモ演奏します。

    • デモ演奏にあわせて、メロディー音色で鍵盤演奏できます。

    • デモ演奏中に+/-ボタンで曲を変更できます。

    • +/-ボタンを一緒に押すと、鍵盤指定音色を使ったデモ曲のt.01番に戻ります。

    2. デモ演奏を止めるには、SONG PLAY/STOPボタンを押します。

    ミュージックライブラリーには、内蔵曲(01~60番)と、パソコン※やSDメモリーカード(25ページ)から本機に呼び出しした曲(61~70番:最大10曲)があります。この中から1曲ずつ選んで聴いてみることができます。

    ※ インターネットでダウンロードした曲をパソコンから転送します。詳しくは、24ページの「ミュージックライブラリーの曲を増やすには」を参照してください。

    1. TONE/SONGボタンを押して、SONGランプを点灯させます。

    • ボタンを押すごとにランプの点灯(TONE、SONG)が切り替わります。

    • 現在選ばれている曲番号が表示されます。

    2. 39ページのソングリストで、選びたい曲の番号を調べます。

    3. +/-ボタンを押して、曲を選びます。

    4. SONG PLAY/STOPボタンを押します。• 選んだ曲が鳴ります。

    5. 曲を止めるには、もう一度SONG PLAY/STOPボタンを押します。

    • 曲が最後まで演奏されると自動的に演奏が止まります。

    • +/-ボタンを一緒に押すと、01番の曲が選ばれます。• 演奏のテンポや曲の音量、曲の頭でカウントを「鳴らす/鳴ら

    さない」を設定できます。設定方法は、18ページの「その他の設定」を参照してください。

    SONG PLAY/STOP

    PART/TRACK

    TONE/SONG

    TONE

    /

    SONG

    デモ演奏を聴いてみる

    内蔵曲 曲数 演奏中は・・・

    鍵盤指定音色を使ったデモ曲

    12曲

    TONEランプが点滅し、曲番号が表示される

    ミュージックライブラリー内蔵曲

    60曲

    SONGランプが点滅し、曲番号が表示される

    ミュージックライブラリーの曲を1曲ずつ聴いてみる

    B

    PX800_02_J.fm 13 ページ 2007年3月19日 月曜日 午後3時42分

  • 14

    曲を聴いてみる(デモ演奏/ミュージックライブラリー)

    ミュージックライブラリー曲の右手パートまたは左手パートの音を消して、自分で弾く練習ができます。

    • ミュージックライブラリーには、連弾曲が入っています。連弾曲を選んだ場合は、第1ピアノ<Primo>または第2ピアノ<Secondo>の音を消して、自分で弾く練習ができます。

    • ミュージックライブラリー曲を選び、テンポを設定しておきます。(18ページの「その他の設定」参照)。

    • 曲を演奏しているときは、曲調に変化をつけるためにテンポが変化します。

    1. PART/TRACKボタンを押して、音を消したいパートを選びます。

    • ボタンを押すごとにボタン上の2つのランプがそれぞれ点灯/消灯します。消したいパートのランプを消灯させます。

    2. SONG PLAY/STOPボタンを押します。• 演奏が始まります。操作1で選んだパートは鳴りません。

    3. 音を消したパートを自分で弾きます。4. 曲を止めるには、もう一度SONG PLAY/

    STOPボタンを押します。

    ミュージックライブラリーの曲を練習してみる

    左手 右手

    両手オン 右手オフ 左手オフ

    PX800_J.book 14 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 15

    演奏を録音/再生してみる(録音機能)

    本機で演奏した内容を録音して、再生できます。録音は最大5曲まで行うことができます。

    1曲につき、2つのトラック(録音内容が記録される場所)で構成されています。トラック1、トラック2と順番に録音していけば、録音後に2つのトラックを1つの曲として、一度に再生することができます。

    録音できる容量

    • 5曲合わせて、約50,000音符(1曲あたり最大約10,000音符)まで録音できます。

    • 演奏の途中で録音できる容量をこえると、RECランプが消灯して自動的に録音が止まります。

    録音される内容

    • 鍵盤演奏• 演奏に使った音色• ペダル操作• リバーブ/コーラス設定• テンポ設定• レイヤー/スプリット設定(トラック1のみ)

    録音内容の保持

    • 新しく録音した時点で、前の録音内容は消去されます。• 録音中に電源が切れると、録音してあった内容はすべて

    消去されます。• 録音内容は、SDメモリーカードに保存することができま

    す。詳しくは、25ページの「SDメモリーカードを使うには」を参照してください。

    • 本機の故障、修理などによる録音内容の消去により生じた損害、逸失利益または第三者からのいかなる請求についても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。

    • 本機では、曲を変更すると数秒間、曲データの読み込みを行います。この間は曲番号の表示が点滅し、鍵盤演奏やボタン操作ができません。また、鍵盤演奏中にこの操作を行うと発音が停止します。

    RECORDERボタンの使い方

    RECORDERボタンを、1回押すごとに以下のように状態が切り替わります。

    METRONOME

    RECORDER

    PART/TRACK

    SONG PLAY/STOP

    /

    曲とトラックについて

    1曲

    録音

    録音

    再生しながら

    トラック2

    トラック1

    再生待機の状態 録音待機の状態 通常の状態

    点灯 点滅 消灯

    B

    PX800_02_J.fm 15 ページ 2007年3月19日 月曜日 午後3時42分

  • 16

    演奏を録音/再生してみる(録音機能)

    1曲につき、まずトラック1か2を選んで録音し、さらに録音したトラックの再生に合わせてもう一方のトラックに録音できます。

    • レイヤー/スプリット機能は、録音中は使えません。

    曲とトラックを選んで録音するには

    1. RECORDERボタンを押して、PLAYランプを点灯させます。

    2. +/-ボタンで曲番号(1~5)を選びます。

    3. RECORDERボタンを押して、RECランプを点滅させます。

    • L1ランプが点滅し、トラック1へ録音待ちの状態になります。

    4. PART/TRACKボタンを押して、録音するトラックを選びます。

    • 録音したいトラックのランプを点滅させます。トラック1:L/1ランプ

    トラック2:R/2ランプ

    例:トラック1を選ぶ

    5. 録音に使う音色やエフェクトを選び、テンポを設定しておきます。

    • 音色(7ページ)※音色を選んだ後は、TONE/SONGボタンをもう一度押してSONGランプを点灯させてください。

    • エフェクト(11ページ)

    • テンポ(19ページ)

    • テンポを遅めに設定しておくと良いでしょう。• メトロノームを鳴らしたい場合は、METRONOMEボタンを押します。

    6. 演奏を開始します。• 自動的に録音がはじまります。

    7. 録音を止めるには、SONG PLAY/STOPボタンを押します。

    • RECランプが消灯し、PLAYランプが点灯します。

    • 録音した内容をすぐに再生したい場合は、もう一度SONG PLAY/STOPボタンを押します。

    8. 録音や再生が終わったら、RECORDERボタンを押して、PLAYランプとRECランプを消灯さ

    せておきます。

    録音済みのトラックの再生を聴きながら、もう一方のトラックに録音するには

    1. RECORDERボタンを押して、PLAYランプを点灯させます。

    2. +/-ボタンで曲番号(1~5)を選びます。

    3. RECORDERボタンを押して、RECランプを点滅させます。

    • L/1ランプが点滅します。

    4. PART/TRACKボタンを押して、録音するトラックを選びます。

    • 録音するトラックのランプを点滅させます。

    例:録音済みのトラック1を聴きながら、トラック2へ録音する

    5. 必要に応じて、録音に使う音色やエフェクトを選びます。

    演奏を録音してみる

    既に録音済みのトラックがある場合に点灯

    点灯:再生 点滅:録音待ち

    PX800_J.book 16 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 演奏を録音/再生してみる(録音機能)

    17

    6. SONG PLAY/STOPボタンか鍵盤を押して、演奏を開始します。

    • トラック1の再生と、トラック2への録音が同時にはじまります。

    7. 録音を止めるには、SONG PLAY/STOPボタンを押します。

    1. RECORDERボタンを押して、PLAYランプを点灯させます。

    2. +/-ボタンで、再生したい曲番号(1~5)を選びます。

    • 両方のトラックに録音済みの場合、一方のトラックの音を消して再生できます。PART/TRACKボタンを押すごとにボタン上の2つのランプがそれぞれ点灯/消灯します。音を消したいトラックのランプを消灯させます。

    3. SONG PLAY/STOPボタンを押します。• 録音した内容が再生されます。

    • 再生時は、テンポを変えることができます。• 再生の音色を変えることはできません。• 途中で止める時には、もう一度SONG PLAY/STOPボタンを押します。

    録音した内容をトラック単位で消去します。

    • 以下の操作を完了すると同時に、録音した内容が消去され、元に戻すことはできません。消去しようとしている内容を一度再生して、消去してもよいことをご確認の上、以下の操作を行うことをお勧めします。

    1. RECORDERボタンを押して、PLAYランプを点灯させます。

    2. +/-ボタンで消去したいトラックのある曲の番号(1~5)を選びます。

    3. RECORDERボタンを押して、RECランプを点滅させます。

    4. PART/TRACKボタンを押して、消去したいトラックを選びます。

    • 選んだトラックのランプが点滅します。

    5. RECORDERボタンを長押しします。•“dEL”(dELete)が表示されます。

    6. ▲/YESボタンを押します。• 選んだトラックの録音内容が消去され、再生待機の状態になります。

    • 操作を中止したい場合は、▼/NOボタンを押します。

    録音した演奏を再生してみる

    録音した内容を消去するには

    PX800_J.book 17 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 18

    その他の設定

    TEMPO/SETTINGボタンと鍵盤を使って、鍵盤の調やタッチの設定、MIDIの設定など、本機を使うためのさまざまな設定ができます。• 操作はどの設定でも共通です。19ページの「設定するには」の操作例をご覧ください。• 設定できる項目やその説明は、20ページの「設定項目一覧表」をご覧ください。

    設定に使用する鍵盤一覧

    /

    TEMPO/SETTING

    A0 B0 C1 D1 E1 F1 G1 A1 B1 C2 D2 E2 F2 G2 A2 B2 C3 D3 E3 F3 G3 A3 B3 C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4

    PX800_J.book 18 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • その他の設定

    19

    1. 設定したい項目を20ページの「設定項目一覧表」から選び、使用する鍵盤を確認します。

    例:鍵盤の調を設定したい場合に使用する鍵盤は、「TRANSPOSE」

    2. TEMPO/SETTINGボタンを押しながら、手順1で確認した鍵盤を押します。TEMPO/

    SETTINGボタンは手順3が終わるまで押し続

    けます。

    • ボタンのランプが点滅し、表示部に現在の設定値が表示されます。

    3. +/-ボタンを使って、設定値を変更します。例:調を半音下げるときは、設定値を-1にします。

    4. TEMPO/SETTINGボタンから指を離して、設定を終了します。

    • ボタンのランプが消灯します。

    • +ボタンと-ボタンを一緒に押すと、あらかじめ設定されている値になります。

    TUNE/OTHERS鍵盤を使う設定の場合

    前項目の手順2で、TUNE/OTHERS鍵盤を押すごとに、図のように設定項目が表示されます。

    MIDI/OTHERS鍵盤を使う設定の場合

    前項目の手順2で、MIDI/OTHERS鍵盤を押すごとに、図のように設定項目が表示されます。

    設定するには

    チューニング設定値表示中

    「曲頭のカウント音」設定値表示中(“P”は、Pre-countの略号)

    「送信チャンネル」設定値表示中(“C”は、Channelの略号)

    「ローカルコントロール」設定値表示中(“L”は、Localの略号)

    PX800_J.book 19 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 20

    その他の設定

    ■鍵盤の設定

    ■音色についての設定

    ※ <表示の見方>

    ■曲/メトロノームについての設定

    設定項目一覧表

    項目 使用する鍵盤名 設定値 内容

    鍵盤のタッチ TOUCH RESPONSE oFF:オフ1 :弱めに弾いても大き

    な音、強い音が出る2 :標準3 :強めに弾いて、標準

    の音が出る

    鍵盤を弾くときの強弱感度を設定します。

    鍵盤の調 TRANSPOSE ー 6~0~5 鍵盤全体の調を半音単位で上下させることができます。

    • トランスポーズ機能を使って鍵盤の音を高くしている場合、音色によっては最高鍵域で音の高さが不明瞭になる場合があります。

    音程の調整 TUNE/OTHERS ー 50~0~50 本機全体のピッチをA4=440.0Hzから上下50セント(100セント= 半音)の範囲で設定します。設定操作時には19ページの「TUNE/OTHERS鍵盤を使う設定の場合」を参照してください。

    項目 使用する鍵盤名 設定値 内容

    音色選択 TONE 37ページの「トーンリスト」参照

    8ページ参照

    レイヤー音色の音量バランス

    LAYER BALANCE ー 24~0~24 レイヤー音色の音量バランスを設定します。数値を低くするほど、レイヤー音色の音量が下がります。

    スプリットのオン/オフ SPLIT ON/OFF on:オン、oFF:オフ 10ページ参照

    スプリットポイント SPLIT POINT A0~C8※ 2つの音色の分け目(スプリットポイント)を設定します。選んだ鍵盤が、高音部の最低音(左端)になります。

    ブリリアンス BRILLIANCE ー 3~0~3 9ページ参照

    リバーブ REVERB oFF(オフ)、1~4 11ページ参照

    コーラス CHORUS oFF(オフ)、1~4 11ページ参照

    DSP EFFECT on:オン、oFF:オフ 11ページ参照

    アコースティックレゾナンス

    EFFECT on:オン、oFF:オフ 11ページ参照

    表示

    設定値 A B C D E F G F♯3 B♭5

    項目 使用する鍵盤名 設定値 内容

    テンポ TEMPO 020~255 ミュージックライブラリー曲やメトロノーム、録音機能の録音/再生などのテンポを設定します。

    メトロノームの拍子 METRONOME BEAT 0、2~6 メトロノームの拍子を設定します。

    メトロノームの音量 METRONOME VOLUME

    00~42 メトロノームの音量を設定します。

    曲の音量 SONG VOLUME 00~42 内蔵曲の音量を全体の音量とは別に設定します。

    曲頭のカウント音 TUNE/OTHERS P.on:オンP.oF:オフ

    ミュージックライブラリー曲の再生で、曲の開始前にカウント音をつけるかつけないかを設定します。設定操作時には19ページの「TUNE/OTHERS鍵盤を使う設定の場合」を参照してください。

    PX800_03_J.fm 20 ページ 2006年9月14日 木曜日 午前11時56分

  • その他の設定

    21

    ■MIDI関連の設定

    項目 使用する鍵盤名 設定値 内容

    送信チャンネル MIDI/OTHERS C.01~C.16 本機のMIDIメッセージを外部の機器へ送信するチャンネルを1~16のMIDIチャンネルの中から1つ設定します。設定操作時には19ページの「MIDI/OTHERS鍵盤を使う設定の場合」を参照してください。

    ローカルコントロール MIDI/OTHERS L .on:オンL .oF:オフ

    本機の内部で、鍵盤部分と音源部分を電気的に切り離すか、離さないかの設定です。オフにすると、鍵盤と音源が切り離され、鍵盤を弾いても音が鳴らなくなります。外部のシーケンサーなどを使って本機の自動演奏を行う場合に、本体の鍵盤に触れても音を出さないようにできます。設定操作時には19ページの「MIDI/OTHERS鍵盤を使う設定の場合」を参照してください。

    PX800_J.book 21 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 22

    パソコンとの接続について

    MIDIについて

    電子楽器同士、あるいは電子楽器とパソコン機器との間で情報をやり取りできるように、デジタル信号の仕様や端子の形状について定めた統一規格のことです。

    • MIDIインプリメンテーションの詳細は http://www.casio.co.jp/emi/を参照してください。

    MIDIの接続について

    パソコンなどの外部機器に本機の演奏内容を録音/再生する場合は、お互いのMIDI IN/OUT端子同士を接続して、双方向でMIDIメッセージのやり取りができるようにします。

    【底面部】

    MIDI関連の設定について

    前項目の「その他の設定」(18ページ)で、MIDI関連設定を行うことができます。設定の項目や操作については、21ページをご参照ください。

    本機のUSB端子を使えば、パソコンと簡単に接続できます。付属のCD-ROM内のUSB MIDIドライバをUSB端子を備えたパソコンにインストールし、本機のUSB端子と接続すれば、市販のパソコン用MIDIソフトウェアによるパソコンと電子楽器のMIDI情報の送受信が行えます。また、カシオのホームページ(CASIO MUSIC SITE)からダウンロードしたデータファイルを本機に送信することができます。USB端子を備えたパソコンと本機のUSB端子を接続するには、市販のUSBケーブルが必要です。

    接続方法

    1. USB端子を備えたパソコンに、USB MIDIドライバをインストールしておきます。

    • USB MIDIドライバをインストールする前に、付属のCD-ROMの中にあるreadme.txtを必ずお読みください。

    • USB MIDIドライバのインストール方法については、付属のCD-ROMの中にある「CASIO USB MIDIドライバマニュアル

    (manual.pdf)※1」を参照してください。

    2. 市販のUSBケーブル(A-Bタイプ)を使って、本機とパソコンを接続します。

    • 本機へUSBケーブルを抜き差しする際は、本機の電源を切った状態で行ってください。

    ※1「CASIO USB MIDIドライバマニュアル(manual.pdf)」を参照するためには、ご使用のパソコンにAdobe ReaderもしくはAcrobat Readerが事前にインストールされている必要があります。いずれもインストールされていない場合は、以下の手順にしたがってインストールしてください。

    MIDI端子での接続

    MIDI ケーブル:別売の MK-5

    MIDI INMIDI OUT

    USB端子での接続

    USBコネクタ

    パソコン側USB端子 USBケーブル

    (A-Bタイプ)

    本機側USB端子

    PX800_03_J.fm 22 ページ 2006年9月13日 水曜日 午前10時50分

  • パソコンとの接続について

    23

    Adobe Reader(Acrobat Reader※2)のインストール方法

    • 付属のCD-ROMを、お使いのパソコンのCD-ROMドライブに入れてください。

    • CD-ROMの中のAdobeフォルダの中の「ar601jpn.exe」(「ar505jpn.exe」※2)をダブルクリックし、表示される説明にしたがってインストールします。

    ※2 Adobe Readerは、Windows 98にはインストールできません。Windows 98をご使用の方は、「ar505jpn.exe」をダブルクリックしてAcrobat Readerをインストールしてください。

    動作環境

    ドライバ対応OS

    Windows® XP Professional、Windows® XP Home Edition、Windows® 2000 Professional、Windows® Me、Windows® 98SE、Windows® 98に対応します。

    ドライバ動作環境

    ドライバは、以下の環境で動作します。

    ● 共通条件

    • IBM ATおよびその互換機• USBポートを装備し、Windows上で正常に動作していること

    • CD-ROMドライブを装備(インストール時に使用)• ハードディスクの残り容量2MB以上(Adobe Reader分は含まず)

    ● Windows XPでの条件

    • Pentium 300MHz以上• メモリ128MB以上

    ● Windows 2000での条件

    • Pentium 166MHz以上• メモリ64MB以上

    ● Windows Me, Windows 98SE, Windows 98での条件

    • Pentium 166MHz以上• メモリ32MB以上

    USB端子とMIDI端子、どちらの端子を働くようにするかは、本機がUSBモード・MIDIモードのどちらになっているかによります。本機とパソコンのUSB端子同士をつなぎ、パソコンにインストールされたUSBドライバとの接続が成立したときには、自動的にUSBモードとなります。そうでない場合(パソコンのUSB端子と接続されていないなど)には、MIDIモードになります。

    ● USBモード

    USB接続が成立したときに、約3秒間表示されます。USBモードのときの各MIDIデバイスの機能については、付属のCD-ROMの中にある「CASIO USB MIDIドライバマニュアル(manual.pdf)」を参照してください。

    ● MIDIモード

    USB接続が切り離されたときに、約3秒間表示されます。本機がMIDIモードのときは、データ送受信をMIDI端子から行います。

    USBモード・MIDIモードについて

    USB Enableの略号

    USB disableの略号

    PX800_J.book 23 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 24

    パソコンとの接続について

    パソコンからダウンロードした曲データファイルを本機のミュージックライブラリー(61~70番:最大10曲)へ保存して、内蔵曲と同じように再生したり、練習したりできます。カシオ専用のSMF変換ソフト(SMFコンバーター)を使って、ご自身で購入/作成したSMF形式のデータファイルを本機へ送信して保存します。

    • 本機で曲の再生中や録音中、データの保存/呼び出し中等は、パソコンからのデータ転送ができません。操作を終了してから、データ転送を行ってください。

    SMF変換ソフト(SMFコンバーター)をインストールするには

    1. USB端子を備えたパソコンに、付属のCD-ROMの中にあるSMF変換ソフト(SMFコン

    バーター)をインストールします。

    • CD-ROMの中の“SMFConv-j.exe”をダブルクリックし、表示される説明にしたがってインストールします。

    • インストールの前に必ず、CD-ROMの中の各言語フォルダの“smfreadme.txt”をお読み下さい。

    SMFコンバーターのご使用方法については、SMFコンバーターをインストールしたフォルダ内にある「help」フォルダの「index.html」または、スタートメニューから [プログラム]→[CASIO]→[SMF Converter]→[manual]をクリックしてご参照くだい。

    • マニュアルをみる場合は、Internet Explorer 4またはNetscape Navigator 4.04以上のフレーム対応ブラウザでお読みください。

    動作環境

    ● 対応OS

    Windows 98SEWindows MeWindows XP ProfessionalWindows XP Home Edition

    ● 条件

    ハードディスクの残り容量10MB以上

    ● USBインターフェース

    なお、カシオのホームページからもSMF変換ソフトを入手できます。

    • 各ソフトのインストール方法や使い方、曲データファイルの購入方法、本機との接続などの詳細、最新情報についても、あわせてカシオのホームページでご確認ください。

    • 本機はSMFフォーマット0、1に対応しています。

    ミュージックライブラリーの曲を増やすには

    SMF形式のデータファイル

    カシオ専用のSMF変換ソフト

    本機のミュージックライブラリー(61~70番)

    カシオ・ミュージック・サイトhttp://music.casio.co.jp/

    B

    PX800_03_J.fm 24 ページ 2007年3月20日 火曜日 午前11時55分

  • 25

    SD メモリーカードを使うには

    本機には、SDメモリーカードスロットが装備されており、本機の録音した曲データを市販のSDメモリーカードに保存することができます。また、SDメモリーカードに保存されているSMF曲やカシオ専用フォーマットの曲データを本機に呼び出したり再生できます。

    ● 対応可能なSDメモリーカード:

    1GBまで。これより大きい容量のSDメモリーカードは、使用できません。

    ● 使用可能なデータファイルの種類とSDメモリーカードでできること

    ※1 データファイル名の左2文字部分が本機規定の数字ではない、一般のファイル名のファイルの場合、

    ( )内のアルファベットで表示されます。※2 本機で録音した曲データを、SMFフォーマット0で

    保存できます。※3 本機ではトラック数が17を越えるデータファイルを

    正しく扱えません。

    ● データファイル表示について

    • メモリーカードは必ずSDメモリーカードを使用してください。他のメモリーカードをお使いの場合は動作保証できません。

    SDメモリーカードとSDメモリーカードスロットの取り扱い上の注意

    • SDメモリーカードの取り扱い時は、SDメモリーカードに付属の取扱説明書の注意事項をお守りください。

    • SDメモリーカードには、書き込み禁止スイッチがあります。誤って消去する不安があるときは使用してください。

    • 以下のような場所での保管、使用は避けてください。SDメモリーカード上のデータが壊れる場合があります。

    • 高温多湿、腐食性のある場所• 強い静電気、電気的ノイズの発生しやすい場所

    • SDメモリーカードの抜き差し時、接触面に直接触れないでください。

    • 本機がSDメモリーカードとデータをやり取りしているときは、SDメモリーカードを取り出したり、電源を切ったりしないでください。SDメモリーカード上のデータが壊れたり、SDメモリーカードスロットが故障したりする場合があります。

    • SDメモリーカードスロットには、指定のSDメモリーカード以外は決して入れないでください。故障の原因となります。

    • 静電気を帯びたSDメモリーカードを本機のSDメモリーカードスロットに入れると、本機が誤作動する場合があります。このような場合は、一度本機の電源を切ってから、再び電源を入れ直してください。

    • 長時間使用した後、取り出したSDメモリーカードが温かくなっている場合がありますが、故障ではありません。

    • SDメモリーカードには寿命があります。長時間使用するうちに保存や読み出し、削除ができなくなります。その場合は、新しいSDメモリーカードをお買い求めください。

    本機でSDメモリーカードを使う際には

    本機でSDメモリーカードを使う際には、まず最初に必ず本機でフォーマットをしてください。フォーマットの方法については、28ページの「SDメモリーカードのフォーマット」を参照してください。

    SDCARD

    TEMPO/SETTING

    TONE/SONGSONG PLAY/STOP

    RECORDER

    /NO, /YES/

    SONG

    データファイルの種類

    表示※1 拡張子 できること

    SMF形式のデータ(フォーマット0)

    U(v) .MID

    再生、ユーザーエリアへの呼び出し、SDメモリーカードへの保存※2

    SMF形式のデータ(フォーマット1)※3

    U(v) .MID再生、ユーザーエリアへの呼び出し

    カシオ専用のSMF変換ソフトを使って変換した曲データ(カシオ専用フォーマット)

    C(d) .CM2再生、ユーザーエリアへの呼び出し

    本機で録音した曲データ(カシオ専用フォーマット)

    r(q) .CSR録音エリアへの呼び出し、SDメモリーカードへの保存

    ファイル番号(01~99)データファイルの種類

    * SDメモリーカードに保存した内容の消失、障害については、当社では一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。

    C

    PX800_03_J.fm 25 ページ 2007年5月18日 金曜日 午前9時42分

  • 26

    SDメモリーカードを使うには

    • SDメモリーカードには、表裏、前後の方向があります。無理に入れようとすると破損の恐れがあります。

    • 本機がSDメモリーカードとデータをやり取りしているとき(保存、呼び出し、フォーマット中)は、SDメモリーカードを取り出したり、電源を切ったりしないでください。SDメモリーカード上のデータが壊れたり、SDメモリーカードスロットが故障したりする場合があります。

    ■SDメモリーカードの入れ方

    1. 図のように、SDメモリーカードの表面を上にして、斜め上の角度からSDメモリーカードス

    ロットへ挿入します。

    • カチッと音がしてSDメモリーカードが止まるまで押し込みます。

    ■SDメモリーカードの取り出し方

    • あらかじめ、本機がSDメモリーカードにアクセス中※でないことを確認した上で、SDメモリーカードを引き抜いてください。

    ※CARDボタンのランプが点灯/点滅中

    1. 取り出すときは、SDメモリーカードをさらに押し込みます。

    • ロックが外れてSDメモリーカードが少し押し出されます。

    2. 出てきた部分をつまんで引き抜きます。

    SMF形式のデータやカシオ専用のSMF変換ソフトを使って変換した曲データ(カシオ専用フォーマット:CM2)を再生できます。

    • パソコン上でコピーしたデータファイルを本機で再生する場合は、以下の点にご注意ください。SDメモリーカード上のデータファイルを再生する準備として、パソコンからSDメモリーカードにデータファイルをコピーしておきます。パソコンのSDメモリーカードスロットに本機の保存機能でフォーマットしたSDメモリーカードを挿入し、

    “MUSICDAT”というフォルダの中に再生させたいデータファイルをパソコンからコピーします。データを“MUSICDAT”の中にコピーしないと本機では再生できません。“MUSICDAT”の中にフォルダを作成した場合は、その作成したフォルダの中のファイルは読めません。

    • 本機では、曲を変更すると数秒間、曲データの読み込みを行います。この間は曲番号の表示が点滅し、鍵盤演奏やボタン操作ができません。また、鍵盤演奏中にこの操作を行うと発音が停止します。

    1. CARDボタンを押します。• ボタンのランプが点灯し、表示部にファイル番号が

    表示されます。

    2. +/-ボタンを押して、再生したい曲番号を選びます。

    3. SONG PLAY/STOPボタンを押します。4. 曲を止めるには、もう一度SONG PLAY/

    STOPボタンを押します。

    5. SDメモリーカードの使用を終了するには、CARDボタンのランプが消えるまでCARDボタ

    ンを押します。

    • 演奏のテンポや曲の音量、曲の頭でカウントを「鳴らす/鳴らさない」を設定できます。設定方法は、18ページの「その他の設定」を参照してください。

    SD メモリーカードを入れる/取り出す

    表面

    SDメモリーカードに保存されているファイルの再生

    カシオ専用フォーマットの曲

    B

    PX800_03_J.fm 26 ページ 2007年3月19日 月曜日 午後3時50分

  • SDメモリーカードを使うには

    27

    SDメモリーカードに保存してある曲データを本機のユーザーエリア※1や録音エリア※2に呼び出しすることができます。

    ※1 ミュージックライブラリーの61~70番※2 本機で録音した曲を保存する場所

    ● 呼び出しできるデータ

    ユーザーエリア . . . . .SMF形式のデータやカシオ専用のSMF変換ソフトを使って変換した曲データ(カシオ専用フォーマット:CM2)

    録音エリア. . . . . . . . .本機で録音した曲(カシオ専用フォーマット:CSR)

    • 呼び出ししたい曲データが入っているSDメモリーカードを用意し、本機のSDメモリーカードスロットにしっかり装着します。

    • SDメモリーカードによる曲データの保存や呼出中は、一切本機の操作は行わないでください。誤った操作により、SDメモリーカードの記憶内容が消えたり、損傷を受け呼び出せなくなる恐れがあります。

    ユーザーエリアに曲データを呼び出しする

    1. TONE/SONGボタンを押して、SONGランプを点灯させます。

    2. +/-ボタンを押して、曲データを呼び出しするユーザーエリア(ミュージックライブラ

    リー:61~70番)を選びます。

    3. CARDボタンを長押しします。• ボタンのランプがゆっくり点滅し、表示部に“LdU”(Load User area)が表示されます。

    4. +/-ボタンを使って、呼び出しする曲データ番号を選びます。

    5. 呼び出しを実行して良い場合は、TEMPO/SETTINGボタンを押します。

    • 操作が完了したことを示す“CPL”(ComPLete)が表示され、呼び出しが完了します。呼び出し先に選んだユーザーエリアの番号が表示されます。

    ● 呼び出しを中止したい場合は、CARDボタンを押します。

    ● 選んだユーザーエリアに既にデータが保存されている場合は、データを上書きして良いかを確認する

    “rEP”(rEPlace)が点滅表示されます。上書きして良い場合は、▲/YESボタンを押します。操作を中止したい場合は、▼/NOボタンを押します。

    録音エリアに曲データを呼び出しする

    1. RECORDERボタンを押して、PLAYランプを点灯させます。

    2. +/-ボタンを押して、曲データを呼び出しする録音エリア(録音機能の曲番号:1~5番)を

    選びます。

    3. CARDボタンを長押しします。• ボタンのランプがゆっくり点滅し、表示部に“Ldr”(Load recorder area)が表示されます。

    4. +/-ボタンを使って、呼び出しする曲データ番号を選びます。

    5. 呼び出しを実行して良い場合は、TEMPO/SETTINGボタンを押します。

    • 操作が完了したことを示す“CPL”が表示され、呼び出しが完了します。呼び出し先に選んだ録音エリアの番号が表示されます。

    ● 呼び出しを中止したい場合は、CARDボタンを押します。

    ● 選んだ録音エリアに既にデータが保存されている場合は、データを上書きして良いかを確認する“rEP”が点滅表示されます。上書きして良い場合は、▲/YESボタンを押します。操作を中止したい場合は、▼/NOボタンを押します。

    SDメモリーカードに保存されている曲データの呼び出し

    選んだユーザーエリアに既にデータが保存されている場合に点灯

    選んだ録音エリアに既にデータが保存されている場合に点灯

    PX800_03_J.fm 27 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時24分

  • 28

    SDメモリーカードを使うには

    本機の録音機能で作成した曲データをSDメモリーカードに保存できます。保存可能なファイル形式は、SMFフォーマット0またはカシオ専用フォーマットCSRです。

    • 本機でフォーマット済みのSDメモリーカードを用意し、本機のSDメモリーカードスロットにしっかり装着します。このときSDメモリーカードの書き込み禁止スイッチを解除して、書き込み可能な状態にしておいてください。

    • SDメモリーカードによる曲データの保存や呼出中は、一切本機の操作は行わないでください。誤った操作により、SDメモリーカードの記憶内容が消えたり、損傷を受け呼び出せなくなる恐れがあります。

    1. RECORDERボタンを押して、PLAYランプを点灯させます。

    2. +/-ボタンを押して、保存したい曲データ(曲番号:1~5番)を選びます。

    3. CARDボタンを長押しします。• ボタンのランプがゆっくり点滅し、表示部に“Ldr”(Load recorder area)が表示されます。

    4. もう一度、CARDボタンを押します。• ボタンのランプが速く点滅し、表示部に“SvC”(Save as CSR file)が表示されます。曲データをカシオフォーマットCSRで保存できます。

    • ファイルをSMFフォーマット0で保存したい場合は、更にもう一度、CARDボタンを押します。表示部に“SvS”(Save as SMF0 file)が表示されます。

    5. +/-ボタンを使って、曲データを保存するファイル番号を選びます。

    6. 保存を実行して良い場合は、TEMPO/SETTINGボタンを押します。

    • 操作が完了したことを示す“CPL”が表示され、保存が完了します。

    ● 保存を中止したい場合は、CARDボタンを押します。

    ● SDメモリーカード内の保存しようとしたファイル番号に、既にデータが保存されている場合は、データを上書きして良いかを確認する“rEP”が点滅表示されます。上書きして良い場合は、▲/YESボタンを押します。上書きを実行します。

    • 操作を中止したい場合は、▼/NOボタンを押します。

    SDメモリーカードのフォーマットを以下の手順で実行できます。

    • 以下の操作を行う前に、本当にフォーマットしても良いかを必ずよくご確認ください。

    • 本機のフォーマットは、クイックフォーマットです。データを完全に消去するには、パソコンなどの機器で通常のフォーマットを行ってください。

    • フォーマットしたいSDメモリーカードを用意し、本機のSDメモリーカードスロットにしっかり装着します。このときSDメモリーカードの書き込み禁止スイッチを解除して、書き込み可能な状態にしておいてください。

    SDメモリーカードをフォーマットするには

    1. TEMPO/SETTINGボタンを押したまま、CARDボタンを押します。TEMPO/SETTING

    ボタンは手順2が終わるまで押し続けます。

    • 表示部に“For”(Format)が表示されます。

    2. フォーマットを実行して良い場合は、▲/YESボタンを押します。

    • 実行中であることを示す“PLS”(PLeaSe wait)が表示されます。この間は、一切本機の操作は行わないでください。操作が完了したことを示す“CPL”が表示されます。

    ● フォーマットを中止したい場合は、▼/NOボタンを押します。

    3. TEMPO/SETTINGボタンから指を離します。• ボタンのランプが消灯します。

    本機で録音した曲データの保存

    SDメモリーカード内のファイル番号に既にデータが保存されている場合に点灯

    SDメモリーカードのフォーマット

    PX800_03_J.fm 28 ページ 2006年9月13日 水曜日 午後12時9分

  • SDメモリーカードを使うには

    29

    SDメモリーカード使用時のエラーについて

    表示 原因 解決方法

    SDメモリーカードがSDメモリーカードスロットに挿入されていない。または、正しく挿入されていない。

    SDメモリーカードをSDメモリーカードスロットに正しく挿入してください。(26ページ)

    本機で使用できるファイルが保存されていないSDメモリーカードを、読み込もうとした。

    1. 本機で保存したデータか、本機用に作成されたデータの入ったSDメモリーカードをお使いください。

    2. パソコンからSDメモリーカードにデータをコピーする際、“MUSICDAT”というフォルダの中にデータをコピーしてください。(26ページ)

    SDメモリーカードが壊れている可能性がある。または、カードアクセス中に抜き差しした。

    1. 本機でフォーマットしたSDメモリーカードをお使いください。(28ページ)

    2. 他のSDメモリーカードをお使いください。

    セットしたSDメモリーカードにデータを保存するための空き領域が無い。

    新しいSDメモリーカードをお使いください。

    操作途中にSDメモリーカードを抜いた。 操作途中には、SDメモリーカードを抜かないでください。

    呼び出し専用ファイルに上書き保存しようとした。 他のSDメモリーカードに保存するか、別の番号に保存してください。

    読み込もうとしたデータファイルの容量が大きすぎる。

    SDメモリーカードに保存されているファイルの再生、またはユーザーエリアへ曲データを呼び出しする場合は、容量約318KB以下のデータファイルを選び直してください。録音エリアへ曲データを呼び出しする場合は、本機で録音した曲データに限ります。

    フォーマット0または1ではないSMF(スタンダードMIDIファイル)を読み込もうとした。

    フォーマット0または1のSMFをお使いください。

    書き込み禁止のSDメモリーカードに、保存しようとした。

    1. 他のSDメモリーカードをお使いください。2. そのSDメモリーカードに書き込んでも良ければ、書き込み禁止ス

    イッチを解除して、書き込み可能にしてください。(25ページ)

    データ形式として正しくない。または、SDメモリーカードのデータが壊れている。

    他のデータまたは他のSDメモリーカードをお使いください。

    B

    PX800_03_J.fm 29 ページ 2007年3月19日 月曜日 午後3時50分

  • 30

    スタンドの組み立て方

    • 最初に以下の部品がそろっていることをご確認ください。(ネジ類はビニール袋にまとめて、発泡スチロール緩衝材の中にあります)。

    • 組み立て用の工具は付属しておりません。あらかじめ大きめのプラス(+)ドライバーをご用意ください。

    注意• 組み立ては、必ず二人で行ってください。• 組み立ては、必ず平らな場所で行ってください。• 組み立てが終わるまで、本体の鍵カバーについているテープをはがさないようにしてください。組み立ての途中でカバーが開閉すると指などをはさむことがあり、危険です。

    • 組み立ての際は、手などをはさまないようにご注意ください。• ピアノ本体を床に置くときは、本体底面が床に直接接触しないように、柔らかいもの(毛布、座布団など)の上に置いてください。

    • 側板A、Bにピアノ本体およびスピーカーボックスCを取り付けるときは、全体を横にした状態で行ってください。

    • スタンド組み立て時は、必ず以降の順番を守ってください。特に手順2と3は、順番が逆になると、コネクター部分を根元までしっかりと差し込めなくなる恐れがあります。

    • スタンドの組み立てを始める前に、発泡スチロール緩衝材Kを図1のように分割しておきます。この緩衝材を使って、図2のように側板A、Bを固定します。地面と側板の間にすき間ができ、組み立て易くなります。

    • 緩衝材がない場合は、雑誌など平らで厚みのあるものを使用してください。

    付属品を確認しましょう

    A

    B

    D

    E

    I (a) (b)

    J

    G

    H

    K

    F

    C

    A 側板 ............................................................................×1

    B 側板 ............................................................................×1

    C スピーカーボックス.................................×1

    D ネジ ............................................................................×8

    E ネジキャップ(茶)....................................×8

    F ペダルユニット .............................................×1

    G ネジ ............................................................................×2

    H クリップ................................................................×2

    I 金具 ............................................................................×1

    J ネジキャップ(黒)....................................×2

    K 発泡スチロール緩衝材 ..........................×1

    (スタンド組み立て時に使用)

    スタンドを組み立てる

    <図1>

    <図2>

    PX800_J.book 30 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • スタンドの組み立て方

    31

    1. ピアノ本体を側板A、Bに取り付けます。取り付けには、ネジDを4本使用します。

    2. スピーカーボックスCのケーブルをピアノ本体底面にあるスピーカーコネクターへ差し込みま

    す。

    • スピーカーボックスCを図のように縦向きに置いて、ケーブルを接続してください。

    ※コネクターは根元までしっかりと差し込んでください。

    ※コネクターを抜くときは、図のようにフック部分を抑えて抜いてください。

    3. スピーカーボックスCを図のように横向きにして側板A、Bに取り付けます。取り付けには、

    ネジDを4本使用します。

    • スピーカーボックスCのネジの穴を側板の穴に合わせてネジDを取り付けます。

    • スピーカーボックスCの片側を仮留めして、もう一方をしっかり留めます。

    • 次に、仮留めしてあるスピーカーボックスCの片側をしっかり留めます。

    ※スピーカーボックスCは、後ろ向きに取り付けることもできます。

    4. すべてのネジをしっかりと固定したら、緩衝材を取り除き、スタンドをおこします。

    • ネジキャップEを取り付けたネジ8箇所に装着します。

    ※ネジキャップは、図のようにしっかりと奥まで押し込んでください。

    B

    A

    D

    D

    C

    B

    C

    A

    D

    D

    E

    E

    PX800_03_J.fm 31 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時26分

  • 32

    スタンドの組み立て方

    5. ペダルユニットFに金具Iを取り付けて、ネジGで仮留めします。

    6. スタンドの側板A、Bの底面についているコーナー金具のネジを一度外します。

    7. 手順6で外したコーナー金具を図のように逆向きにしてから、ペダルユニットの金具I-(a)と

    I-(b)部で挟みます。

    警告• コーナー金具は、本機を倒れにくくする用途を兼ね備えています。本機を壁から離して設置する場合には、図のように向きを変えて取り付けてください。元の向きのままでは、本機が後方に傾いたとき、転倒しやすく怪我の原因となります。

    壁に近づけて本機を設置するには

    図のように、コーナー金具の向きを変えずに、スタンドとコーナー金具の間にペダルユニットの金具を差し込みます。

    8. 手順6で外したネジでスタンドと金具を固定します。

    • このとき、ペダル部分が床に接するようにペダルユニットをしっかり押さえながらネジを締めてください。

    • 金具を取り付けるネジが側板にあらかじめ付いているジョイントコネクターのネジ穴に入りにくい場合は、ドライバーを使用してジョイントコネクタを回転させ、ネジ穴をネジの入る向きに合わせるように調節してください(図中の★)。

    I-(a)

    I-(b)

    F

    G

    G

    I-(a)

    I-(b)I-(b)

    PX800_03_J.fm 32 ページ 2006年9月14日 木曜日 午後12時7分

  • スタンドの組み立て方

    33

    <ジョイントコネクタとネジの締め方>

    (1)ネジを左方向(反時計回り方向)に3回転ほど回して、ネジがジョイントコネクターの中心にあることを確認します。

    (2)ネジを右方向(時計回り方向)にゆっくり回し、抵抗なくネジが締まることを確認してください。抵抗感がある場合、ネジとジョイントコネクターが確実に組み合っていませんので、再度ネジを左方向に回して確実に組み合わせてください。

    (3)ネジがうまく入らない場合はドライバを使用してジョイントコネクターを180度回転させ反対側のネジ穴をネジの入る向きに合わせて(1)、(2)の手順を再度行なって下さい。※ 無理にネジを締めると、ネジとジョイントコネクター

    のネジ山がつぶれて使えなくなりますのでご注意ください。

    9. 手順5で仮留めしたネジGをしっかり締めます。

    10. ネジにネジキャップJをかぶせます。

    1. ペダルユニットのプラグをイラストと同じ向きにして、ピアノ本体底面のペダルコネクターに

    差し込み、ペダルのコードをクリップHで固定

    します。

    • スタンドの側板にクリップHを2箇所、図のように取り付けます。

    2. 電源ボックスから出ているスピーカー電源コードをスピーカーボックスへ差し込みます。

    J

    コード類を接続するには

    H

    ペダルユニットのプラグ

    スピーカー電源コード

    PX800_03_J.fm 33 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時36分

  • 34

    スタンドの組み立て方

    3. 電源プラグを家庭用コンセントに差し込みます。

    • ピアノ本体の電源ボタンがオフの状態になっているのを確認してください。もしオンになっていたら、ボタンを押してオフの状態にしてください。

    注意• スタンドのネジが温度、湿度の変化や振動などの影響でゆるんでいないか、時々点検してください。ゆるんでいたら、再度ネジをしっかりと締め直してください。

    • いつでも電源プラグが抜けるよう、電源プラグに手が届く場所で本機をお使いください。

    1. 図のように、譜面立てをピアノ本体の上部にあるネジに差し込み、ネジを締めます。

    電源プラグ

    譜面立ての立て方

    PX800_J.book 34 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 35

    資料

    困ったときは

    現象 原因 解決方法 参照

    鍵盤を押しても音が出ない。

    1. VOLUMEつまみが“MIN”の位置にある。

    2. ヘッドホンがつながっている。

    3. ローカルコントロールの設定がオフになっている。

    1. VOLUMEつまみを“MAX”の方に動かす。

    2. ヘッドホンをPHONES端子から抜く。

    3. ローカルコントロールの設定をオンにする。

    7ページ

    6ページ

    21ページ

    ピッチがずれて聴こえる。 1. 調の設定が“C”以外になっている。

    2. 音程が正しく設定されていない。

    1. 調の設定を“C”にする。または、電源を入れ直す。

    2. 音程を正しく設定する。または、電源を入れ直す。

    20ページ

    20ページ

    デモ演奏や録音した曲の再生を始めたが、音が出ない。

    1. VOLUMEつまみが“MIN”の位置にある。

    2. ヘッドホンがつながっている。

    1. VOLUMEつまみを“MAX”の方に動かす。

    2. ヘッドホンをPHONES端子から抜く。

    7ページ

    6ページ

    鍵盤を押しても、外部のMIDI音源の音が出ない。

    1. 本機の送信チャンネルと外部のMIDI音源のチャンネルが一致していない。

    2. 外部音源のボリュームやエクスプレッションの設定が“0”になっている。

    1. 本機と外部のMIDI音源の送信チャンネルを一致させる。

    2. 外部音源のボリュームやエクスプレッションの設定を適切な値にする。

    21ページ

    外部音源の取扱説明書

    パソコンからMIDIデータを再生しても音が鳴らない。

    USBケーブルが正しく接続されていない。 USBケーブルが正しく接続されていることを確認する。

    22ページ

    パソコンとUSB接続しているとき、鍵盤を弾くと発音が不自然になる。

    パソコン側のMIDIスルー機能がオンになっている。

    パソコン側のMIDIスルー機能をオフにするか、本機の設定でローカルコントロールをオフにする。

    21ページ

    SDメモリーカードにデータを保存できない。

    1. SDメモリーカードにプロテクトがかかっている。

    2. SDメモリーカードスロットに正しく挿入されていない。

    3. SDメモリーカードの空き領域が足りなくなっている。

    4. 本機で使用できない記憶容量のカードを使用している。

    5. SDメモリーカードが壊れている。

    1. 書き込み禁止スイッチを解除する。

    2. 正しく挿入しなおす。

    3. 新しいSDメモリーカードを入れる。

    4. 指定の記憶容量のSDメモリーカードを使用する。

    5. 新しいSDメモリーカードを入れる。

    25ページ

    26ページ

    25ページ

    SDメモリーカードからデータを呼び出しできない。

    1. SDメモリーカードスロットに正しく挿入されていない。

    2. 本機で使用できない記憶容量のカードを使用している。

    3. SDメモリーカードが壊れている。

    4. パソコンからSDメモリーカードにデータをコピーする際、所定のフォルダの中にコピーしていない。

    1. 正しく挿入しなおす。

    2. 指定の記憶容量のSDメモリーカードを使用する。

    3. 新しいSDメモリーカードを入れる。

    4.“MUSICDAT”というフォルダの中にデータをコピーしてください。

    26ページ

    25ページ

    26ページ

    パソコンから送信中の曲データが、再生の途中で止まってしまった。

    USBケーブルや電源コードからのノイズ混入により、パソコンと本機の通信が途切れた。

    曲の再生を停止し、本機とUSBケーブルを一度接続し直した後、再び曲を再生させる。

    それでも動かない場合は、使用中のMIDIソフトウェアを一度終了させ、本機とUSBケーブルを一度接続し直した後、MIDIソフトウェアを再起動させて、曲を再生させる。

    22ページ

    電源を入れた直後に“E-A”という表示が出る。

    内蔵フラッシュメモリーが壊れています。 カシオテクノ修理相談窓口にお問い合わせください。

    40ページ

    同じ音色で鍵盤の位置によって音質や音量が若干異なる音色がある。

    デジタルサンプリングという電子処理※によって発生する音域の境目で、故障ではありません。

    ※ 元になっている楽器音の音域ごとの音質を再現するために、低域・中域・高域など複数の音域ごとに元の楽器音を録音し、ひとつの音色に仕上げる処理。

    PX800_J.book 35 ページ 2006年9月12日 火曜日 午後7時11分

  • 36

    資料

    • 改良のため、仕様およびデザインの一部を、予告なく変更することがあります。

    【別売品のご案内】

    製品仕様

    型式 PX-800

    鍵盤 88鍵、ピアノ鍵盤、タッチレスポンス付き

    同時発音数 最大128音

    音色 162種類(レイヤー、スプリット可)

    エフェクト DSP、リバーブ(4種)、コーラス(4種)、アコースティックレゾナンス、ブリリアンス(-3~+3)

    メトロノーム • 拍子:0, 2, 3, 4, 5, 6• テンポ範囲:20~255

    デモ • 72曲(全曲リピート再生)

    ミュージックライブラリー • 内蔵曲:60曲、ダウンロード曲:最大10曲(合計約3.1MB:1曲あたり最大約318KB)※

    ※表記容量は、1KB=1024バイト、1MB=10242バイト換算です。• 曲の音量:調節可• パートのオン/オフ:L、R

    録音機能 • 方式:リアルタイム録音、再生• 曲数:5曲• 録音トラック数:2トラック• 容量:合計約50,000音符(1曲あたり最大約10,000音符)• 録音内容の保持:内蔵フラッシュメモリー

    ペダル ダンパー、ソフト、ソステヌート

    その他