yuki tane news no.388 たねニュースたねニュース yuki tane news no.388 北海道版2019.11...

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たねニュース Yuki Tane News No.388 北海道版2019.11 北海 2019年度産サイレージの傾向について 今さら聞けない牛のあれこれ     -乾乳管理について- 「全日畜シンポジウム in 北海道スマー ト畜産への期待」のご紹介 「新商品のご案内」          雪印メグミルクのお料理レシピ 今年一年を振り返り 日頃より弊社製・商品をご愛顧いただき、心か ら厚くお礼申し上げます。 2018年弊社による「種苗法違反、品種偽装、隠 ぺい事件」につきまして、お客様、関係者の皆様 に多大なご迷惑をおかけいたしましたこと改めて 深くお詫び申し上げます。二度と同じことが繰り 返されない様に、引き続き再発防止策の完全実施 を全社一丸となって取り組み、お客様、関係者の 皆様の信頼回復に努めて参ります。 平成31年、そして新たな年号となった令和元年 を振り返りますと、近年発生の異常気象の影響と 思われる、大雨や大型台風など自然災害の多い年 でもありました。特に9月に発生の台風15号では 千葉県を中心に多くの方が被害を受け、水道や電 気などライフラインの遮断で不自由な生活を余儀 なくされたとも聞いております。改めて被害に遭 われました方々に心からお見舞い申し上げます。 酪農畜産関係では日米貿易協定が年明けにも発 効となるとの事で、TPP11、日欧EPA、また新た な日米貿易協定などまさに大きな時代のうねりの 中に身を投じる状況に置かれることになり、多少 なりとも今後の不安を感じていらっしゃる方も多 いものと思われます。また、豚コレラの発生も終 息がなかなか見えない状況で、国の対策としてワ クチン接種を行う事が決まり、一日でも早い終息 を願うばかりです。そのようなニュースの中、明 るい話題もありました。朝ドラで放送の「なつぞ ら」は北海道の十勝を舞台に酪農の開拓者魂がク ローズアップされ、改めて酪農の素晴らしさ、牛 飼いの良さが生き生きと表現されていました。ス ポーツ界ではラグビーのワールドカップが日本で 開催され大きな盛り上がりを見せ、チーム全体が 1つの目標に向かい、「ひとりはみんなのために、 みんなはひとりのために」の精神で、ボールをパ スする姿などに大きな勇気をもらいました。 道内の酪農業界では粗飼料の確保も順調に進ん だとの話も聞き、デントコーンも例年並みの収量 が確保出来そうだと聞いて一安心しております。 今後も本誌「雪たねニュース」を通して皆様の お役に立てる技術情報や旬な話題、製・商品のご 紹介などタイムリーなニュースが提供出来るよう 日夜研鑽し努力と信頼回復に向けて邁進したいと 考えておりますので、引き続きご愛顧いただけま すようお願い申し上げます。今年も残り少なくな りましたが、令和2年の輝かしい新春をご家族と もども迎えられます事を心からご祈願申し上げま す。 雪印種苗株式会社 北海道統括支店長 丸田 卓也

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たねニュースYuki Tane News No.388

北海道版2019.11北海

●2019年度産サイレージの傾向について●今さら聞けない牛のあれこれ    -乾乳管理について-

●「全日畜シンポジウム in 北海道スマート畜産への期待」のご紹介

●「新商品のご案内」         雪印メグミルクのお料理レシピ

今 年 一 年 を 振 り 返 り日頃より弊社製・商品をご愛顧いただき、心か

ら厚くお礼申し上げます。2018年弊社による「種苗法違反、品種偽装、隠ぺい事件」につきまして、お客様、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたこと改めて深くお詫び申し上げます。二度と同じことが繰り返されない様に、引き続き再発防止策の完全実施を全社一丸となって取り組み、お客様、関係者の皆様の信頼回復に努めて参ります。平成31年、そして新たな年号となった令和元年

を振り返りますと、近年発生の異常気象の影響と思われる、大雨や大型台風など自然災害の多い年でもありました。特に9月に発生の台風15号では千葉県を中心に多くの方が被害を受け、水道や電気などライフラインの遮断で不自由な生活を余儀なくされたとも聞いております。改めて被害に遭われました方々に心からお見舞い申し上げます。酪農畜産関係では日米貿易協定が年明けにも発

効となるとの事で、TPP11、日欧EPA、また新たな日米貿易協定などまさに大きな時代のうねりの中に身を投じる状況に置かれることになり、多少なりとも今後の不安を感じていらっしゃる方も多いものと思われます。また、豚コレラの発生も終息がなかなか見えない状況で、国の対策としてワクチン接種を行う事が決まり、一日でも早い終息

を願うばかりです。そのようなニュースの中、明るい話題もありました。朝ドラで放送の「なつぞら」は北海道の十勝を舞台に酪農の開拓者魂がクローズアップされ、改めて酪農の素晴らしさ、牛飼いの良さが生き生きと表現されていました。スポーツ界ではラグビーのワールドカップが日本で開催され大きな盛り上がりを見せ、チーム全体が1つの目標に向かい、「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」の精神で、ボールをパスする姿などに大きな勇気をもらいました。道内の酪農業界では粗飼料の確保も順調に進んだとの話も聞き、デントコーンも例年並みの収量が確保出来そうだと聞いて一安心しております。今後も本誌「雪たねニュース」を通して皆様のお役に立てる技術情報や旬な話題、製・商品のご紹介などタイムリーなニュースが提供出来るよう日夜研鑽し努力と信頼回復に向けて邁進したいと考えておりますので、引き続きご愛顧いただけますようお願い申し上げます。今年も残り少なくなりましたが、令和2年の輝かしい新春をご家族ともども迎えられます事を心からご祈願申し上げます。

雪印種苗株式会社北海道統括支店長 丸田 卓也

北海道版/雪たね 北海道版 2019年/雪たねニュース(北海道)388号 新体裁/000     表紙A 2019.10.17 15.54.50 Page 1