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Z-PD1200 バッテリーパック交換手順
バッテリーの交換を行うには、少なくとも+型 ねじ回し が必要となります。配線端子を取り廻す際には先の細いピンセットを利用した方が作業がはかどります。作業者が必要とする工具や道具が無い場合は、作業はお勧めいたしかねます。もし分解や作業が難しいと感じられる場合は、メーカーに作業を依頼してください。有償にてメーカー対応させていただきます。バッテリーの端子は絶縁されていませんので、取り扱いを誤まったり、組立順通りに結線を行わないとショートすることがあります。ショートさせるとバッテリーが破損するだけでなく、作業者または近くの人が怪我をすることがありますので、作業には常にリスク(潜在的危険)があることをご理解お願いいたします。リスクのイメージができない場合は、作業を行わないでください。
バッテリー 2個を取り出します。取り出したバッテリーは再使用しませんので、新しいバッテリーと取り違えないようにしておきます。
※廃棄バッテリーは自治体のルールに従って処理を行うか、自治体が回収をしていない場合は、JBRCの回収拠点がご利用いただけます。
JBRC が回収できるのは、バッテリーパックのみです。製品本体の廃棄はできません。
http://www.jbrc.net/hp_dynamic/Serv? FRID=KMemberSearch01K
※ニカド電池は資源です。 リサイクルにご協力お願いいたします。
これより組立作業となります。これ以降新品のバッテリーパックを2個使用します。2 個のバッテリーは同一の仕様ですので、左右どちらに組み込んでも変わりありません。また、⑥で取り外した黄色配線は⑯で再使用します。
参考として、バッテリーパックにはプラス端子とマイナス端子があります。プラスは大きな端子で、マイナスは小さな端子となっています。取り付け時に各配線の端子も大小がありますので、端子の大小を確認して挿入してください。寸法の違う端子を無理に押し込まないでください。
黒い配線の端子を抜きます。下向きに配線を引っ張ると抜けます。
右側バッテリーを垂直まで起こし、黄色配線を左側へ引っ張ると抜けます。黄色配線は組立時に再使用します。
赤い配線につながる端子を抜きます。矢印の方向に配線の端子を抜きます。端子のはまりが堅い場合は、端子の先端側からマイナスドライバーで軽く叩いて押し出します。
方向を決めるため、銘盤がある方を右側にします。裏蓋のネジ 8 本を左に廻して取り外し、バッテリーケースの裏蓋を取り外します。
裏蓋を取り外すと内部はこのようになっています。右側には充電プラグ受口があります。
左側のバッテリを90度ひねり、立ててます。 黄色配線に繋がる端子を矢印の方向に抜きます。堅い場合はマイナスドライバーで端子を先端側から軽く叩いて押し出します。
はじめに
ver3A
続く→
1/2
① ② ③ ④
⑤ ⑥ ⑦
⑧ ⑨ ⑩
充電プラグ受口
銘盤
プラス端子 マイナス端子
結線は完了しましたので、配線の挟み込みがない事を再度確認します。
赤印部分は切欠きを通っているか、青印部分は取り付けネジの部分なので、配線が掛からないようにしてください。
裏蓋を乗せて、蓋が完全に密着していることを確認してから、8 本のネジを締めます。堅い場合は無理に押し込まないで内部の障害を確認してください。
オリジナルの状態に戻ったら、機能チェックを行い、問題なければ充電を行います。充電完了後に再度機能チェックを行ってください。機能チェックとは、スイッチをONにした状態で、モーターが回り、正常に吸引を開始することを言います。異音や異臭が生じる場合は、誤組込が考えられますので、原因を特定し改善されるまでは使用することはできません。
右側バッテリーを手前を支点にして垂直まで起こし、バッテリー裏側の端子に黄色配線の小さい端子側を接続します。
右側バッテリーを元の位置に戻す際、赤丸位置の配線が切欠き部を通過していることを確認します。(詳細部は⑪参照)
左側のバッテリーと黄色配線の大きい端子を接続します。矢印の方向に確実に押し込みます。バッテリーを元の位置に戻します。
左側のバッテリーを元に位置に戻します。このとき黒色配線をバッテリーケースの切欠き部を通過するようにします。間違って配線を挟み込むと、作動不良の原因となります。
右側のバッテリーの赤色配線を大きい端子に接続します。確実に押し込みます。バッテリーを元の位置に仮置きします。
バッテリーケースの右側には小さな基盤が装着されているので、その基盤がしっかりと収まっていることを確認します。また基盤からの細い赤と細い黒の配線がバッテリーケースのそれぞれの切欠き部を通るようにします。
新しいバッテリー 2個を仮置します。Ni-Cd 白色シールを上にして、赤印のプラス端子位置を目印に位置を決めます。
左側のバッテリーを手前から持ち上げて裏側にし、黒い配線を小さい端子に接続します。確実に押し込みますが、小さい端子は曲がりやすいので注意しながら押し込みます。
Z-PD1200 バッテリーパック交換手順 ver3A 2/2
⑭ ⑮
⑪ ⑫ ⑬
⑯ ⑰ ⑱
⑲ ⑳ ㉑ ㉒
終わり