市 の声 市政に思う · 2017. 3. 28. · 市政に思う...

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市政に思う 今回も4名の方に市民の声をお願いしました。 現在市民の声を募集しています。お問い合わせは広報 委員会まで。 議会広報特別委員会 ☎42-6310 便宿宿宿宿調調調山岡  嵩 西田 智和 2012(平成24)年2月1日発行 江田島市議会だより 第29号 市民の声 市民の声

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Page 1: 市 の声 市政に思う · 2017. 3. 28. · 市政に思う 今回も4名の方に市民の声をお願いしました。 現在市民の声を募集しています。お問い合わせは広報

市政に思う  今回も4名の方に市民の声をお願いしました。 現在市民の声を募集しています。お問い合わせは広報委員会まで。� 議会広報特別委員会 ☎42-6310

 

道路が真っ黒になるほ

ど多くの子どもたちが通

学していた当時を思うに

つけ、時代の流れを痛感

せずにはおれない。若い

人が減少し高齢化がいわ

れて久しい。江田島市だ

けの現象とは限らないが、

島であるハンディは、よ

けいに少子高齢化を増幅

させる。若い人が住む上

で、どうしても通勤の不

便さは大きなマイナスに

なる。市や議会の方でい

ろいろと活性化の方策を

講じてはいるが、どうし

 

東北大震災をテレビで

見て何かしたいと思い、

支援金・物資をミニバン

の助手席にまで詰込み、

岩手県陸前高田市に行き

ました。着いてすぐ物資

を渡し、目的の送迎ボラ

ンティアを始めました。

各避難所を回り手書きの

チラシを配り、避難所か

ら家・墓参りや市役所な

どへ送迎を繰り返しまし

た。被害がない場所は桜

が咲き田畑も家もが、あ

る所から線を引いたかの

様に何もなく、ここが津

波が来た場所だと分かり

ました。地図にある道は

津波で押し流され通行止

め、道も悪くパンクもし

苦労ばかりでした。しか

し送迎の依頼で気仙沼市

に行った際、私の車のナ

ンバーを見て、「フェ

リーを貸してくれてあり

がとう、助かるよ。」と

言われ、嬉しくなりまし

た。

 

ある農家の方を送迎中、

「田んぼが浸かって復興

は難しいが今後も農業を

続けていきたい」という

言葉を聞きました。

 

江田島市は、田畑や野

山は荒れ果て不法投棄も

多く、猪の被害も年々増

加し、農業人口は減る一

方です。災害が少ない恵

まれた自然に感謝し、農

業が生活の糧になるよう

努力をすべきではないで

しょうか。そのためにも

江田島市に一日も早い対

策を望みます。例えば江

田島市が農業を「経営」

として取組み、分業化の

仕組みを作り、若者から

老人まで人材を雇用して、

エネルギーになる作物を

作るなど、可能性はいく

らでもあると思います。

息子世代のためにも、魅

力のある江田島市にして

いきたいです。

 

転入者から見た江田島

の観光の特色を述べてみ

ます。

 

江田島は、橋で本土(呉

市)と繋がり、江田島に

しかない、観光資源があ

ります。

 

特に旧海軍兵学校(現

海上自衛隊第1術学校)

を擁し、年間約6万人が

当地を訪れます。

 

週末にはサイクリング

をはじめ古鷹山、砲台山

の登山者など多くのグ

ループを見かけます。こ

れは江田島市観光協会他

がPRしている「江田島

ライド」の広報効果の賜

物と考えます。

 

しかしながら観光やサ

イクリングの多くは日帰

り観光客であり、宿泊者

等は広島市や呉市が大半

で、江田島市へ及ぼす経

済効果は限定的です。

 

これからは、宿泊施設

と観光地の紹介を連動さ

せ日帰り観光から宿泊型

観光への発展と地域経済

の活生化を図る時期に来

ていると考えます。

 

たとえば廃校になった

施設を改修し、1階部分

をふるさと市場とし特産

品を観光客に提供して、

2階部分を宿泊用の部屋

とし市営のゲストハウス

とすることで、江田島独

自の観光資源になるかと

考えます。

 

次に観光者などに対す

るインフラ対策でありま

すが、市内には公衆トイ

レが少なく、道路は、所々

舗装に亀裂や陥没してい

る箇所が見受けられ、憂

鬱な気分になります。

 

また、島独特の自然を

満喫できる風景は、雑木

林などで遮られ印象を悪

くしているように思われ

ます。

 

これらを解消すること

が魅力的な江田島に繋が

るものと考え、私の見た

江田島といたします。

ても一過性にならざるを

得ない。なんとか恒常的

に人口を増やす方法はな

いものか。

 

私は定年後の人生の晩

年を過ごす、「終つ

いの住み

家」としての江田島市を

提案したい。温暖な気候、

風光明美な景色、情の厚

い島民の心、恵まれた海

の幸、これら江田島の長

所をアピールしていく

事はもちろん、空家の調

査、斡旋、又休耕地の調

査、借り上げ、貸し付け、

きめ細いアフターケアー、

取り組むことはいろいろ

あるが、特に強調したい

のは、島に住み始めた人

に対する積極的な話しか

けである。他方から島内

に移り住んでいる人の話

を聞くと、当初のコミュ

ニケーションがうまく取

りにくいという事をよく

聞く。島民は情には厚い

が社交的とはいいがたい。

最初の話し合いがうまく

進めば、自然とうちとけ

るのではないか、自治会

やいろんな会合への勧誘

も大切であろう。いづれ

にしても島外から来た人

がほんとの江田島人にな

るためには地域全体でや

さしく接していかねばな

らない。そして一人でも

多くの人が江田島市に定

住し、ここに来てよかっ

たと思われるように皆で

協力したい。

 

ぼく達は江田島の自然

を保護する予算を増やす

ことを提案します。

 

理由は二つあります。

 

一つ目は、江田島の山

や川、海などの自然環境

の良さをアピールし、広

島市内などからの観光客

が多く来るといいと思う

からです。

 

例えば、能美町では、

能美海上ロッジ、シーサ

イド温泉のうみなどの施

設を改築し、観光客を集

めて、特産品のカキやみ

かんなどの料理やお土産

を提供すればいいと思い

ます。

 

また、千本桜や真道山

などの自然環境をアピー

ルするとともに古鷹山な

どの登山道の整備、改善

をして観光客が頂上まで

登りやすくすればいいと

思います。

 

二つ目は、自然保護を

アピールすることにより

島の人口が増えると思っ

たからです。島の自然を

守ることによって島の人

が島の自然に自信を持つ

ことができ、島に残る人

が増えるとともに、広島

市内や他県からも人が来

るようになり、人口が増

えます。一方、人口が増

えると、山を切り開き、

マンションなどを建て、

江田島の自然が壊れると

いう人がいるかもしれま

せん。しかし、空き家な

どを有効活用していけば

いいと思います。たとえ

ば沖美町などには、たく

さん空き家があります。

沖美町には木や山などの

自然も豊かなので、人口

増加も期待できます。

 

このように自然を守る

ことによって観光客の増

加、人口の増加が期待で

きます。江田島の自然を

守ることでたくさんの効

果が期待できるので、自

然保護に力を入れていけ

ばいいと思います。

    能美中学校

  沖美町

専念寺住職  

寺尾 孝尚

  大柿町

井上 峰志

  江田島町大原官舎

酒井 秀樹

江田島の

自然について

終ついの住み家としての

江田島市

農業支援に

工夫を

観光の魅力と

今後の展望

市民の声 = 市民の声募集中 =

山岡  嵩西田 智和

2012(平成24)年2月1日発行� 江田島市議会だより 第29号⒆ ⒅

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