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平成 年度 27 研究年報 秋田県立金足農業高等学校

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Page 1: 平成 年度 27 研究年報党首役の生徒はマその他の生徒はど司会役の生徒は開ドント式議席配 3 日本の選挙制度② ニフェストを語る の党に投票するか票結果をドント式分の意味を理解

平成 年度27

研究年報

秋田県立金足農業高等学校

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平成27年度 研究年報 目次

《はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 校長 鈴木 誠孝》

《校内一斉授業研究》

平成27年度 校内一斉研究授業「言語活動の充実」の視点からの授業改善

地歴公民 現代社会・・・・・・・・・・・・・・教諭 西村 正人

保健体育 保健・・・・・・・・・・・・・・・・教諭 神谷 忠昭

家庭 食文化・・・・・・・・・・・・・・・教諭 川村 桃子

農業 食品製造・・・・・・・・・・・・・・教諭 渡辺 均

《指導主事訪問》

国語 現代文B・・・・・・・・・・・・・・教諭 船木 静

英語 コミュニケーション英語Ⅱ・・・・・・教諭 佐々木 真弓

非常勤講師 鈴木 久美子

農業 環境緑化材料・・・・・・・・・・・・教諭 宮腰 明

《総合教育センター、秋田西高校との連携 ・・・・・・ 教務部研修担当》

《個人研修》

高等学校授業力向上研修講座を受講して(教職8年経験者研修)

教諭 近江 弘和

〃 (教職5年経験者研修)

教諭 長嶋 大樹

総合教育センターB講座を受講して(音楽 ・・・・ 教諭 小西 さなえ)

〃 (家庭 ・・・・ 教諭 藤井 順子)

《体罰防止における研修 ・・・・・・・・・・・・・・ 教務部研修担当》

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は じ め に

校 長 鈴 木 誠 孝

本校は、今年度で学校創立87周年となり、3年後には90周年を迎えます。これまで秋田県

の農業教育の中心校として、その専門性を高め、またスポーツ金農として文武両道を実践しなが

ら特色ある教育活動を展開し、多くの成果を上げてきた学校であります。

秋田県の各学校では、キャリア教育の視点に立ちながら、生徒の学力向上を図るために、学校

全体で、組織的に授業改善に取り組み、質の高い授業づくりを推進することにしております。

本校においても、生徒の学力向上のための授業改善と質の高い授業づくりの重要性は、誰もが

認識しているところであり、このことは農業教育の専門性を高めるためにも重要な課題でありま

す。また、生徒の進路目標実現のためには、農業の専門教科のみならず、普通教科にとっても重

要な課題で、本校の意味する専門性を高めることは、それら全てを含んで学校全体として重要な

課題となっております。

本校は上記の重要課題を踏まえ、学習指導や進路指導の充実、そして教員の指導力向上のため

の職員研修の充実等を図るため、今年度の重点努力目標として、次の通りに設定し、学校全体で

組織的に取り組んできました。

①確かな学力の定着と進路目標の達成

( )組織的な授業改善と学力向上の実現、 言語活動の充実と生徒の主体性を引き出す授業、家庭学習の定着、きめ細かな進路指導体制の推進

( )②キャリア教育の充実 社会的・職業的自立に必要となる能力・態度を育成、より計画的・系統的なキャリア教育の推進

( )③専門教育の深化充実 課題研究・プロジェクト学習の充実、農業クラブの充実、資格取得の充実 農業教育の普及活動、

( )④資質能力の向上を図る職員研修の充実 授業力の向上、社会の変化に即した教師の力量を高める研修の充実

また、これとは別に、今年度は2回の指導主事等学校訪問の年度であり、また3回の管理主事

学校訪問なども有効に活用して、本校の重要課題に対応していくことにしました。

指導主事等学校訪問の1ヶ月前課題は 「生徒の思考を促し、言語活動を充実させる授業実践、

と組織的な授業改善」に設定し、9月3日には秋田県総合教育センターとの連携の中で 「言語、

」 、 。活動に関する校内職員研修会 を実施し 言語活動充実のための授業実践の在り方を深めました

9月中旬からは1ヶ月前課題を意識した授業の実践を行い、11月5日には秋田県総合教育セン

ターの協力を得ながら校内一斉研究授業を実施しました。11月9日に第2回目の指導主事学校

訪問を実施しました。これに合わせて2週間の授業参観週間の設定し、実践的に、また集中的に

授業力を磨く機会をつくり、学校全体として重要課題に対応してきました。

また、校種や学校の枠を超えた授業研修の必要性から、中学校への授業研修に積極的に参加し

てきました。さらに、教員の勤務評価の自己目標に 「言語活動充実の授業実践」の項目を全教、

員が組み入れ、学校全体で言語活動の充実を進めてきました。

、「 、 、実際の授業では ① 学習のねらいに基づいた 具体的で適切な本時の目標を明示しているか

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② 生徒の思考力を高めるため、練られた発問をしているか、③ 協議や発表の場を設定し、言語

活動の充実を図っているか」ということに視点に絞って、授業を実践してきました。各項目でま

だまだ教員による温度差がありますが、言語活動の実践を取り入た授業も多くなってきているの

も事実であります。

言語活動の充実のためには、授業の導入部分、発問、グループ活動、発表等で、適切な手立て

を講じるよう工夫することはもちろんですが、授業の全体的な構想をしっかり持ちながら、生徒

自身が到達目標を明確に意識できる授業づくりを行うことが非常に重要であります。また発問が

生徒の考えを深めさせ、本時のねらいに迫る深いものとなるように意図的に設けられる工夫も必

要であります。

学校全体の組織的な取り組みとしても、各教科ではここまで学力を付けさせるという目標を設

定した上で、年間を通じて学力向上につながるための検証と改善のサイクルを構築・確立するこ

とも重要であります。

まだ課題はたくさんありますが、この一年、生徒の学力向上のための授業改善と質の高い授業

づくりの取り組みは、本校の教員にとって実践的に授業力を磨く、本当にいい機会になったので

はないかと思っています。言語活動充実の授業実践については、学校全体として重要な課題であ

ることは、教員一人ひとりが自覚していることであり、今後も共通理解を図りながら、精力的に

進めたいと思っています。

また、今年度も秋田県総合教育センターと秋田西高校との連携を活用した取り組みにより、授

業改善を主体として、教員の資質能力向上を図るための研修を深めることができたことも、本校

の教育活動の充実と厚みを持たせることにつながったと感じています。

本研究年報は、本校における日常のありのままの実践記録ですが、本校の教員の明日からの授

業実践に結びつき、また同時に、これからの研修の広がりと深まりに結びつくものと確信してお

ります。そして、この実践や取り組みが本校生徒の学ぶ力をより一層高めていくものと期待して

おります。

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校内一斉授業研究

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教科 【公民】 科目 【現代社会】 学習指導案

日時・場所 平成27年11月5日(木) 6校時対 象 生物資源科 3年B組 35名使用教科書 東京書籍『現代社会』指 導 者 西村 正人

1.単 元 名 選挙のしくみと課題

2.単 元 の 目 標

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解

選挙について関心をも 民主政治にとって必要 各政党・立候補者のマ 感情や主観的なもの、ち、選挙の基本原理や現 不可欠な選挙の原則とは ニフェストを見聞し、自 の見方に押し流されず

行の選挙制度について知 何かを考え、現行の選挙 分の言葉でとらえなおし 選挙の基本的原理や選りたいと思い、自身が主 制度がその原則にかなっ 他人に伝えることができ 挙権拡大の歴史、選挙権者としての責任を果た ているかどうかについて る。そしてそれに対し自 をめぐる諸課題などにさねばならないことを自 自分なりの判断を下すこ 分なりの意見を表明する ついて客観的に理解す覚している。 とができる。 ことができる。 ることができる。

3.単 元 と 生 徒

男子19名、女子16名の計35名で構成されており、総じて学習態度はまじめである。質問してもほとんどの生徒が起立して、答えようと努力している。難を言えば生徒の関心や発言にやや温度差のあるのが残念な点である。今回の授業では、普段発言の少ない生徒にも積極的に参加できるようにゲーム感覚を取り入れ、党首役の生徒にマニフェストを発表してもらったり、司会役の生徒に投票用紙を開票してもらい、生徒たち自身が主体的に授業活動に取り組めるように工夫して、心がけたい。

4.指導と評価の計画学習内容 評価規準時

(指導内容) 関心・意欲・態度(ア) (イ) 技能(ウ) 知識・理解(エ)思考・判断・表現

主権者としての自民主政治と選挙 覚を身につけてい1

るか?ドント式の議席配 選挙の基本的原

日本の選挙制度① 分を行うことがで 理や選挙制度を2

きたか? 理解したか?党首役の生徒はマ その他の生徒はど 司会役の生徒は開 ドント式議席配

日本の選挙制度② ニフェストを語る の党に投票するか 票結果をドント式 分の意味を理解3

(本時) ことができたか? 決定できたか? で計算できたか? できたか?前回実施した選挙 このやり方の長所

選挙制度をめぐる のやり方について や短所についてど4

諸課題 考えられるか? う思うか?

5.本時の計画

(1)本時のねらい ドント式の比例代表模擬選挙を実施し、その問題点について考える。

(2)展開

学習活動 指導上の留意点 評価方法

・本時の流れを説明し、ドン ・ドント式の議席配分方法につい導入

ト式について確認する。 て理解させる。5分

・党首役の生徒(4~5名) ・他の生徒に私語や居眠りなどが ・発表者は明確にマニフェスがマニフェストを発表する。 ないように机間巡視する。 トを伝えられたか?他の生徒

はそれをちゃんと聴けたか?展開

・投票用紙を配り、全生徒に ・私語などがなくまじめに考えて ・マニフェストを手がかりに投票させる (政党名) 投票するように促し、見守る。 し、考えて書いたか?。

40

・司会役の生徒(2~3名) ・生徒自身にドント式の計算方法 ・ドント式の議席配分を間違分

が開票し 当選者を発表する を用いて板書させ、発表させる。 えずに行えたか?、 。

・今回の模擬選挙を実施して ・将来主権者として投票する際 ・このやり方で公平だと思うみた感想を書かせる。 に、このドント式という方法で当 か?もし不公平だとすれば、整理

選者が決定することの意義につい それはどのような点か?て考えさせる。 ということについて考え、現

行の選挙制度に対する意見を5分

もつことができたか?

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平成 27 年度校内一斉研究授業研究協議会記録 学科・教科( 地歴公民 ) 平成27年11月5日(木)14:35~15:25 授業クラス 生物資源科3年 授業者 西村正人 教育センター研修班主任指導主事 阿部 聡 秋田西高校 石井志保 秋田西高校 野澤幸子 本校 船木静、尾形徳昭、長嶋大樹、丹啓記、佐々木周幸、船木喜夫、佐々木真弓、橘義

憲、久米信彦、江本晶子 1授業者から(西村) 授業のきっかけは「選挙権 18 歳以上」に変更されたことに応じて、3年の各クラスで模

擬選挙を実施しようとしたことである。当初の予定では、早めに切り上げたあとで、選挙

について説明していこうと思っていたが、B組の生徒の反応が良かったので、マニフェス

ト以外にも発言させた。進行過程が雑だったので、木目の細かさについて指摘されると思

う。ご指摘、ご批判をお願いしたい。 2授業についての質問 (尾形)まとめまで進めたかったが、生徒に話させたという話だった。うまく話せて良か

ったという話だったが、予定ではどういう展開だったのか。 (西村)ドント式や衆議院参議院の違いを説明したかった。生徒たちは、ただ選挙のドン

ト式の使い方がわかっていたと思う。被選挙者をどういう理由で選ぶかは、生徒によって

異なり、単なる思いつきで選んでいる生徒もいたように思う。 (尾形)どのようにねらいを設定したのか。 (西村)新屋高校における地歴の全県大会で指導主事から、地歴公民ではあえて本時の目

標を提示せず、大きな目標を掲げるだけでよいのではないかという話が出たが、今回はあ

えて学校全体のやり方に合わせることにした。しかしその先にある大目標は生徒が実際に

選挙で投票することだ。 3グループ協議で成果・課題・改善点 (1班)1.本時の目標が明示されていない。 3は、模擬投票で活発にマニフェストや党首への質問など、積極的に発表し話し合った。

マニフェストに基づいて党首は意見を述べており、素晴らしい。「若い世代で変えていきた

い」「老人ホームの中で政治をやっている」などの意見はすごいと思った。18 歳からの選

挙に対応できている。 途中で変更もあったが、選挙だけでなくその結果何を得られるかまで、明確にしてほし

いと思った。どこを狙いにした投票か設定できれば良かった。 授業の中で生徒の意見が停滞している時間があったので、その部分を早くすれば、最後

のところまで進めたのではないかと思う。 (2 班)教師からの生徒に対しての働きかけに安心感と余裕がある。生徒の方は言語活動

の基礎基本、挨拶がとても素晴らしいと他校の先生の話からあった。生徒の聞く態度話し

方が良かった。授業で学んだ内容をうまく使って発言できていた。

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時間の配分では、野球でいえば 5 回まで良かったが、5 回グランド整備後、試合展開が大

きく変わったようなもので、もったいなかった。本時のねらい設定には問題があったが、

生徒方が素晴らしかった。普段の西村先生の指導が良かったからだと思う。 4指導助言者から (阿部指導主事)各班に質問します。赤の付箋紙の部分はどうすれば改善できると思うか。 (1班)選挙をして、「この得票を得た理由は何か、結果から何が見えてくるか」を考えさ

せれば良かった。 (阿部指導主事)難しい単元である。中高連携で西高の野澤先生が同じ分野を授業した。

そのときの秋大の外池先生の助言は、「高校生に投票させるには、リアリティーが必要」 だった。効果を上げるには架空のものではなく、実際のマニフェストを使うと、教室と社

会の学びがつながる。実際と高校生の得票率の差をきっかけにして考えさせる方法もある。 (2班)4 名の党首のうち、1,2名は女性でも良いのではないか。AとCのマニフェス

トが違えば、違う展開になるのではないか。 (阿部指導主事)協議の結果によると、生徒の方の課題は特に挙がっていない。自分の考

えをきちんと表現できている。生徒→教師→生徒→教師の順番に授業はスムーズに進めら

れたが、自分たちだけの話し合いの場面も欲しい。ペアで協議し、グループで協議して、

個人で投票するという手立てを講じても良い。 (授業内容以外で)必然性のある「書く、聞く、話す」の手立てを講じておくのも良い。 1か月前課題で、教科全体で案を練り、今回の協議会以外に科だけの授業研究協議会を

実施すると良いと思う。評価の観点は、狙いに対応した「~できている」一つに絞って設

定してほしい。授業最後には、振り返りの時間を作り、記名して指導者側が評価できるよ

うにするのが望ましい。 (司会)次の授業に生かせそうな指導助言をありがとうございました。

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保健体育科 保健授業 学習指導案 日 時 平成27年11月5日(木) 1校時 場 所 1年生物資源科 教室 対 象 1年生物資源科 35名 教科書 最新高等保健体育(大修館) 指導者 神谷忠昭

1.単元名 現代社会と健康 イ 健康の保持増進と疾病の予防 2.目 標 我が国の疾病構造や社会の変化に対応して、健康を保持増進するためには、個人の行動選択やそれを支え

る社会環境づくりなどが大切であるというヘルスプロモーションの考え方を生かし、人々が自らの健康を適 切に管理すること及び環境を改善していくことが重要であることを理解できるようにする。

イ 健康の保持増進と疾病の予防 感染症の発生や流行には、時代や地域によって違いが見られること。その予防には、個人的及び社会的

な対策を行う必要があることを理解する。 3.指導と評価の計画 イ 健康の保持増進と疾病の予防 10 感染症とその予防 11 性感染症・エイズとその予防 (本時)2/2

A 関心・意欲・態度 B 思考・判断 C 知識・理解

様々な感染症について、症状や

感染経路などを自ら調べようとし

たり、感染症の予防対策について

考え、仲間と意見交換をしたり、

発表しようとしている。

なぜ感染症は、時代や地域によ

って、発生や流行に違いがみられ

るのか考えることができ、また、

感染症の予防についてどのような

対策が必要なのか考えることがで

きる。

新興感染症と再興感染症の違い

について理解することができる。

また、感染症の予防には社会的な

対策とともに個人の取り組みが必

要であることを理解する。

4. 生徒の実態 男子15名、女子20名、計35名のクラスで全体的に明るく元気の良い雰囲気である。また、

健康について興味や関心の高い生徒が多く、積極的に学習に取り組もうとする姿勢が見られ、様 々な健康課題を自分のこととして考えることができる。

5.本時の計画 (1)ねらい 性感染症・エイズについて、予防するにはどのような対策が必要であるかを考えることができる。 (2)展 開 学習活動 指導上の留意点 評価の観点

挨拶、出欠確認

感染症の対策についての確認

感染症の予防対策の3原則を確認する。

35

性感染症について理解する。

エイズについて理解する。

予防するにはどのような対策がある

か、グループになり考えを出しあう。

グループで出た考えを発表する。

○教科書40P表1のおもな性感染症の病

原体や症状、感染経路を説明する。

○エイズも性感染症の1つであること

を説明する。また、エイズの感染経路を

確認する。

○グループで模造紙と付箋を使い、ブレ

インストーミングを行うように指示を

する。

○グループでの考えをわかりやすくま

とめて発表するように指示をする。

予防対策を自分のこ

ととして考えを出し

ているか。【B 思考・

判断】

10

一人一人が発表された考えを参考に、

将来自分が対策していくべきことを

まとめる。

○発表された考えを参考に将来の自分

がどのように行動するのかを記入する

ように指示する。

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平成 27 年度校内一斉研究授業研究協議会記録 学科・教科(保健体育科) 1授業者から 神谷忠昭 先生 反省は時間配分の間違いであり、最後のまとめの時間が無くなり、次の時間になってし

まった。「言語活動の充実」の視点ででは、 エイズなど教師からの一方的な指導が多くなり生徒同士の話し合いを厚くしないといけな

かった。「一人で考えさせてから、グループで考えて、更にそれを基に対策をまとめさせた

かったが、最後まで出来なかった。 1Bの生徒は、付箋をしっかり使用して良くまとめていたので、次の時間にしっかりと まとめさせたいです。 2グループ協議で成果・課題・改善点 一班から ・クイズ形式(説明・出し方)生徒の興味を引いていた。 ・時間配分が、されていなかった。 プリント学習を少なくしたら、話し合いの時間が長くとれたと思います。 ・目標が明解で、クイズや解説も良く、見やすくまとまっていた。 ・個人で考えさせてからグループへ移行したのは良かった。 二班から ・目標が明確で、解りやすく振り返りの説明も丁寧であった。 ・本時の目標の内容が、ピンクに緑色で細字で見にくい。 ・クイズ形式、声の大きさ、教材プリントの準備も良くされていて良かった。 ・生徒を引きつける内容、自分の身に関わる内容で、真剣だった。 ・グループでの話し合いが少ないので、時間の関係で、個人で考える時間を無くし ても良かったのでは?(最初からグループ) ・キャリア教育の面から、起立、返事を徹底させる。(出来ていない生徒もいる) ・生徒が、付箋を貼る用紙が小さかった。生徒は、思った以上に貼っていた。 ・グループ学習、言語活動が少なかった。 ・時間配分が、出来ていなくてその時間内にまとめられなかった。 ・エイズの怖さを出しても良かった。 3指導助言者から 安田大介 指導主事 ・「言語活動の充実」の視点から、生徒は真剣に聞いていた。クイズ形式を取り入れたり

和やかな雰囲気で、柔らかく授業をされていた。評価、思考判断を最後にやろうとし

ていたが、時間配分ができていなくて、残念であった。 ・プリントの内容では、表の内容は中学でもやっているので、さらっと復習程度で時間

を短くしても良かった。(前半は教科書にも書いてある。)最後まで言語活動が出来な

かった。 ・最初に個人で考える、つぎにペアで、全体で、最後に再度個人でまとめさせる。行動

変容をめざした参加型が言語活動に繋がる。 ・活発な意見を引き出すように、プリントの工夫、時間の設定が大切です。 例えば、エイズに関するグラフを作成して、先進国では日本がなぜ増えているのかな

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どをみんなで考えたり、まとめたりするのも良いのではないか。 ・プリントは、裏面のみで良かったのではないか、表裏両方では内容が多すぎないか?

生徒主体で何を理解させるのかを考えれば良いと思います。(学習指導要領を確認す

る。「保健体育の133ページ」 )

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「食文化」学習指導案

日 時 平成 27年 11月 5日(木)5校時 ク ラ ス 3年 H組生活文化コース 教 科 書 フードデザイン(実教出版) 実施場所 3年H組教室 指 導 者 川村 桃子

1.題材名 箸から食文化を考える 2.題材の目標 1 箸食から日本の特色ある食文化の背景を理解する。 2 食文化の伝承性・創造性を理解し、現代の食の問題、次世代への継承を考える。 3.生徒の実態 在籍17名(女子 17名)である。

明るく元気で素直な生徒たちで、よく話を聞き、学習にしっかりと取り組む姿勢が出来ている。自分の意見を物怖じせず発表することが出来る生徒も複数いる。

4.指導と評価の計画 〈評価規準〉

A関心・意欲・態度 B思 考 ・ 判 断 ・表現 C技能 D知 識 ・ 理 解 食文化に関心をもち、意欲をもって学習に取り組む。

食文化の伝承と創造という視点から課題をまとめ、思考を深めると共に発表できる。

正しい箸の持ち方が出来る。

心豊かな生活を営むために必要な食文化の背景や変化を理解する。

5.本時のねらい (1)・箸は食文化の一つであることを理解する。

・箸食文化の継承に自分が関わっていることに気付き、「箸の正しい使い方を出来るようになり、それを次世代へ継承したい」という意識を育てる。

(2)展開

学習内容

学習活動

指導上の留意点

評価の観点 導 入 (2)

・学習内容の確認

・本時学習内容を確認する

・本時のねらいは生徒が授業の中で気

付き、考えてほしい事であるため提

示しない。

展 開 (43)

・箸の使い方

・世界の食事スタイル

・世界の箸食文化 ・日本の箸食文化

・箸食文化の継承

・実際に箸を使ってみる。

・正しい持ち方の確認をする。

・データから、「世代の違い

時代の変化」を考える

グループディスカッション

・世界の三大食事スタイルに

ついて知る。 ・世界の箸食文化について知

る。 ・日本の箸の歴史、文化につ

いて知る。

・箸食文化の継承について考

える。

・箸を使うことで、自分の箸の持ち方

に気付くようにする。

・正しい箸の持ち方を意識するよう働

きかける。 ・「正しい箸の持ち方」ができない人

が多くなった背景を考えさせる。

◎「言語活動」を用いて、課題を見つ

け、確認・共有化を図ることを目標

とする

・生徒の予想を聞き、食事スタイルに

ついて説明する。 ・箸のみ使用する食事スタイルは日本

のみであることを説明する。 ・箸の歴史、文化を知る事で、箸が「

食文化」であることを理解させる。

・正しい箸の持ち方をできるようにな

りたいと意欲を持たせる。

・自分が関わる問題であることに

気付くようにする。 ◎「社会」「自分」という視点で

考えさせる

・自分の持ち方を確認することが出来

たか(C)

・グループディスカッションに参加し、自分の

意見を発表すると共にグループの意

見をまとめることができたか。

(A・B)

・日本の箸の歴史・文化について理解

できたか。(A・D)

・箸食文化の継承に、自分が関わって

いることに気付くことができたか。(B

ま と め (5)

・本時のふりかえり ・本時の学習内容から、自己

の気付き・理解をふりかえ

る。

◎本時の学習を「理解したこと」「感

じたこと・考えたこと」という視点

でまとめるよう働きかける。

次時の予告 現代の名工による体験

授業「日本料理について」

・授業のふりかえりをまとめることが

できたか(B)

・箸食文化を継承しようと思うことが

できたか(A・B)

発問 箸の持ち方に対する考え方は、どの

ように変化しただろうか?

発問 箸食文化、これからどうしていきた

い?

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平成 27 度校内一斉研究授業研究協議会記録 学科・教科(生活科学科・家庭科) 1授業者から 平成 19 年の 10 年研から毎年続け、アレンジを加えてきている。当初は知識を伝えるこ

とに重点を置いていたが、箸の使い方等生徒の活動を交えて内容を吟味してきた。1時間

で扱うには難しい題材であり、発問数を前回より1問少なくして2問とした。 本校の生徒は、他校生徒と比べると箸の使い方が上手い子が多い。これも授業を通じて

食に関わる学習を多く積んできているからではないだろうか。本時の目標はあえて提示せ

ず「今日のテーマ」として掲示した。授業の最後に生徒に発表させて、目標を確認する形

とした。本時のねらいどおり生徒から発表され目標は達成することができた。 2グループ協議で成果・課題・改善点 1班のまとめ 成果…全体的に積極的に活動していた。教材・発問・展開のメリハリがスムーズな学習活

動につながっていた。 課題…時間配分で後半が慌ただしくなってしまった。前後半で2時間に分けてもよいくら

いの題材であった。本時の目標は最後に提示してもよかったのではないか。 その他…生徒との信頼関係が築かれていた。 2班のまとめ はじめに…生徒との信頼関係が感じられ、雰囲気がよく、活発に活動しやすい環境作りが

できていたと秋田西高の鈴木先生からのコメントがあった。 成果…導入がとても良かった。題材が身近であったが、驚きと発見がある授業だった。カ

ードの使用などで、瞬時に自分の意見を表現させる工夫がなされていて、授業のねらいは

達成されていた。 課題…掲示の方法とディスカッションのしかたに工夫があるとよかった。内容が盛り沢山

であっただけに、ディスカッションの時間の提示などがあればよかった。グループ発表の

まとめなどでもさらに生徒の意見を引き出すことができそうだった。 3指導助言者から 総合教育センター浅沼和子指導主事 成果…先の2班の意見に同感。導入から明るく和やかで雰囲気がよい中でスタートした。

生活科学科の授業以外の指導もしっかり伝わってきた。川村先生の授業の随所に仕掛けが

あった。体験的な場面、箸を使う、豆をつまむ、カードを使う、生徒の参加意識を醸成す

るのに効果的であった。どの教科においても授業の準備は大切であるが、細かい部分まで

準備が行き届いていた。とくに、ワークシートと板書が連動し、良く組み立てられていた。

生徒に安心感を与えることにつながっていた。生徒の取り組みは良く、真面目にしっかり

と向かっていた。日々の学校全体の取り組みの結果が自然体として現れていたといえる。 より良くするために(課題)…言語活動の充実の観点から、ねられた発問をしているかと

いう点で課題があった。言語活動と直接関わった1問目、繰り返したり、言葉が詰まって

しまった。前の流れから理解しにくい発問かと思った。「正しい箸の持ち方ができる人の減

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少にはどのような背景があるのだろうか。」とすれば良かった。言い直しがありその点が課

題であった。発表は、自分の考え、班の考えがあってよかったが、話し合いよりは伝え合

いがつよかった。話をより深めるサポートが必要であった。本当に引き出したいねらいは

まとめのふり返りの部分であるが、授業の構成に課題があった。生徒への要求水準をさら

に高めて、ねらいを設定するとよい。そこまでいってもらいたい。1時間の授業に4観点

すべてを評価するのは難しい。観点も絞っていくとよい。

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『食品製造』 学習指導案

日 時 : 11月5日(木)6校時

場 所 : 3年F組 教室

授業者 : 渡 辺 均

対象者 : 食品流通科食品化学コース3年

教科書 : 食品製造(実教出版)

1.単 元 名肉類の加工

2.単元の目標肉類の種類とその加工特性を知り、肉類の加工品の製造に必要な基礎的知識と技術を

習得する。

3.単元の教材観精肉としては身近な食材であるが、精肉に至るまでの生体の解体およびカット加工の

ための知識と技術をしっかりと身に付けさせる。

4.生徒の実態男子5名、女子12名の計17名。

食品に対する関心は高く、関連する企業への就職や上級学校への進学者が多い。

授業態度は良好で、質問に対する反応もよい。

5.単元の指導と評価(1)指導計画

①肉の成分と加工特性 4時間

②豚肉の加工 6時間

③鶏肉の加工 3時間 (本時 1/3)

(2)評価基準

A 関心・意欲・態度 B 思考・判断・表現 C 技能 D 知識・理解

肉類の部位と加工方法 肉類の部位の特徴を理 豚肉加工品の製造 肉類の部位の名称と

について、基礎的な知識 解した上で、それぞれの 技術と、鶏肉の解体 特徴を理解するととも

と技術を意欲的に身につ 部位の加工特性を判断で 技術を身につける。 に、加工品の種類と特

けようとしている。 きる。 徴を理解する。

6.本時の計画(1)題材名

鶏肉の加工

(2)本時のねらい

鶏肉の部位の名称と特徴を理解する。

(3)授業実践の工夫

iPhone動画で教室と加工室をライブ中継し、鶏肉の解体の様子を見ながら

部位の特徴を確認する。

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(4)学習過程

学習内容・活動 指導上の留意点 評価の観点

・本時の学習内容の確認 ・本時の目標と授業の流れ

導 を説明する。

入 ・鶏肉の種類の確認 ・プリントを活用し、以前 ・鶏肉の種類と特徴をしっ

プリント記入 の学習内容を復習させ かりと理解しているか。〔 〕

( ) ( )10 Dる。

:地鶏とブロイラーの肉質的違いは何だろう?発問

・鶏肉の部位の名称と特徴 ・プリントに記入させなが ・意欲的にプリントをまと

。 ( )展 を理解する。 ら部位の名称と特徴を説 めているか A〔プリント記入と教科書 明する。

チェック〕

:部位による肉質的違いはどうなっているの ・各部位の名称と特徴を的発問

( ) 。( )35 Bだろう? 確に判断できるか

・鶏肉の解体の様子を見な ・ライブ中継を見せ、解体

がら、部位を確認する。 の進み具合に合わせて部

〔iPhone動画で 位の特徴を説明する。

〕加工室とライブ中継

ま ・本時の取り組みを振り返 ・解体のライブ゙中継を見

と る。 た感想と授業への取り組

め プリント記入 みを自己評価させる。〔 〕

( )5

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平成 27 年度校内一斉研究授業研究協議会記録 学科・教科(農業・食品流通科) 1 授業者から 渡辺 均 先生 今日はありがとうございました。 ・ キーワードに「言語活動」があったが、あまり強く意識しないで授業をしてしまった

のが反省点である。 ・ Web カメラを使った授業を展開したかった。ポイントはずれてしまったが、リアルタ

イムでの中継を使って授業ができた。 ・ 時間配分がうまくできなかった。プリント等を完成させたかった。 ・ 小・中学校では解体はタブーになってきている。が、農業高校としては命の尊さをし

っかりと感じさせたい。 2 グループ協議で成果・課題・改善点 <1班> ・ 学習のねらいをとらえることができなかった。 ・ 発問内容、発言等生徒が工夫して考えて答えていてよかった。 ・ 時間配分がもう少し工夫されればよかった。 ・ ICT を活用した授業でよかった。プリントをもう少し簡単にしてもよかったのでは。 (藤原T) <2班> ・ 実習棟とのライブ中継が楽しみで興味をそそった。ライブ映像に対する生徒の食いつ

きがよく、苦手な生徒への対応としてとてもよかった。 ・ 本時の目標が明確でよかった。 ・ 生徒への発問、活用、生徒の動かし方がよかった。少し難しい内容があったので説明

がほしかった。 ・ 生徒のマナーがよかったが、声や返事が少なくて残念だった。(金T) 3 指導助言者から 小林正人 指導主事 ・ 動画を使った授業が新鮮だった。協議会も効率がよかった。 ・ 本時の目標と指導計画がしっかりしており、安心して授業に取り組めたと思う。 ・ 発問も含めて、実物を見て推論し、仮説を立てて結論を導き出す、という科学的思考

をしていく授業展開がよかった。 ・ 難しい発問をしている場合は、スモールステップで仮説を立てることが必要。 ・ 言語活動という点では、グループ学習やペア学習を取り入れ、iPhone 動画を活用し、

体験的な活動につなげていて、とてもおもしろい授業であった。 ・ 隣の人と話し合うことだけがアクティブラーニングではない。いくつかの手法を試し

て、言語活動の更なる充実を図ってほしい。 ・ 授業の中にも生徒指導を入れていて、感心しました。

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指導主事訪問

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国語科(現代文)学習指導案

日 時:平成27年11月9日(月)6校時

場 所:2年B組教室

クラス:2年B組

授業者:船木 静

教科書:標準現代文B(第一学習社)

1 単 元 名 芥川龍之介 『 鼻 』

人間心理の複雑さや人間関係の機微を読み取り、小説のおもしろさを味わおう。

2 単元の目標

・小説のおもしろさ、表現の特色を学び、読書意欲を促す (関心・意欲・態度)。

・小説の表現に即して人間心理の複雑さや人間関係の微妙さを考える (読むこと)。

・作家独自のものの見方・考え方を理解し、文学や芸術への関心を高める (読むこと)。

・表現の特徴、文体について考え、自らの言語生活を豊かにする (知識・理解)。

3 単元設定の理由

(1)生徒の実態

生物資源科の35名(男13女22)の生徒たちである。農業科の中でも動植物の命と向き合う

学科で学ぶ彼らは、授業にも真面目に取り組む、素直で学習意欲のある生徒たちである。理論的に

、 、 。考えるよりも 直感で判断する傾向が強いようであるが 感性の面でも繊細さを持ち合わせている

個々の理解力や学力には差があるのだが、話し合いや発表等の方法を工夫することで、自分たちの

学び感じたことを伝え合って相互に学び合わせたい。

(2)教材について

希代のストーリーテラーである芥川の、日本に深く根づいた伝統的な言語文化をもとに近代的な

、 。 、 、 。作品に仕上げた 代表的な小説である 本校では 1年生で国語総合 2・3年生で現代文を学ぶ

古典に触れる機会の少なさが懸念される中にあって、本作品は古典に材を得、古語を積極的に織り

込んでなお近代の小説として生彩を放つ作品である。

この作品は文芸としての完成度が高いのは無論だが、風刺や諧謔や皮肉が満載されたコントにも

通じる。その現代性に注目し、生徒の心を惹きつけたい。生徒が作品の中に自身の問題を発見でき

れば、作品は自分のものとなる。主体的な読みを期待したい。小説を読むおもしろさを伝えること

で生徒の読書意欲に火をつけられれば幸いである。

4 取り上げる言語活動(学習活動)

小説の表現に即して人間心理の複雑さや人間関係の微妙さを考え、この作品のテーマについて話し合

うこと。

5 具体的な評価基準

A 関心・意欲・態度 B 読む能力 C 知識・理解

人物・情景・心理描写などを的確に 人物・情景・心理描写などを的 出典、文体や修辞などの表

とらえ、表現を味わおうとしている。 確にとらえ 表現を味わっている 現上の特色を理解している。、 。

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平成 27 年度指導主事学校訪問授業研修会記録 学科・教科( 国語 ) <記録内容> 1 授業者から 作品の主人公の鼻を通して、自分のこととして捉え考えてほしいという願いから本時の

目標を設定した。生徒から様々なよい意見が出てきたが、それを深め、目標達成につなげ

られたかどうか、協議をお願いしたい。 2 グループの発表(成果・課題・改善点等) ねらいが明確、しっかり理由を述べさせるなどの発問の工夫、授業のトーンの明るさ、

教師側の準備や表現力などが、生徒の言語活動をまさに引き出しており、活動の充実につ

ながっていた。 課題としては、生徒の発言を受け取る際に、教師の言葉でまとめすぎたところや、話し

合いの観点についての発問の精選、グループ活動の際の役割分担と話し合いのマナーを確

立することで、さらに生徒の活動が活発になるのではないかという点があがった。 3 指導助言者から 話し合い、発言、発表など、生徒がよく動いていたのが印象的で、普段の授業での指導

があってこその今日の生徒の活動であったと思う。 本時の目標達成という視点で授業の流れをみると、各グループから出された作品のサブ

タイトルを、教師側が2つに分類し、分類の観点を生徒に考えさせる場面がこの授業の山

場であったと思われる。これこそまさに生徒の思考を深める重要な場面で、もっと早い段

階で生徒に仕掛けることで、より活発な活動ができ、他者との協力や意見交換を通して生

徒の思考を深めることができたであろう。生徒自身が「考えたい。」と思う課題、「他の人

の意見を聞いてみたい。」と思う課題を設定し発問することで、生徒同士の言語活動が活発

化され、生徒各自の頭の中もアクティブになる。 また、グループの意見を持ち寄り統合する。ここで活動が終了する場合が多いが、ぜひ

もう一歩進めて、他のグループの意見をきいたり他の人から質問や意見をもらってから自

分の考えを再び練る楽しさを味わう場面を設定してほしい。

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What happened to you?

& How did you feel and why?

【Examples】

《 》Questions〈過去形を用いて〉1. What happened to you? / What happened around you?

(花子が誕生日にプレゼントをくれた)On my birthday Hanako gave me a present.,

[ ] 〈理由に を用いて〉2. How did do you feel and why? 過去完了形

(とても驚いた)I was very surprised,( 彼女は私のことを嫌いだと から)because I she didn't like mehad thought . それまで 思っていた

( の例)《 》Quiz Conversation

On my birthday Hanako gave me a present.A: ,(第1文)

Quiz How did do I feel and why? Please guess.( ) [ ](推測してください)

I think you were happy because she you a present before.B: had not given

Aは、正解が出るまで質問を続ける。A: No. [ ]Almost! How about you, C?(おしい!) ( さんはどうですか)C

I think you were surprised because you she didn't like you.C: had thought

全員に聞いても正解が出なければ答えを言ってもよい。A: That's right! / That's it!

《 》Memo

Your Turn!

《 》Questions1. What happened to you? / What happened around you?

2. How did do you feel and why?[ ]

because

《 》Now, Make a Quiz!A: .(第1文)

Quiz How did do I feel and why? Please guess.( ) [ ](推測してください)

I think .B:

[ ] [ ]A: No. Almost! How about you, C? / That's right! That's it!(おしい!) ( さんはどうですか)C

今日の学習を振り返って、評価欄にA~Dを記入しよう。《 》Review( A:よくできた B:まあまあできた C:どちらかというとできなかった D:できなかった )

理解の要点 評価 活動の要点 評価

1 どういう時に過去完了形を使うのかがわかる 3 相手の目を見て、「伝える」気持ちで話す

2 過去完了形を用いて英文を作る 4 発表者の話を注意して聞き、英語で答える

5 メンバーと協力して積極的に活動する

もう一度、文をつなげて書いてみよう!

because

Class No. Name

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平成 27 年度校内一斉研究授業研究協議会記録 学科・教科( C英語Ⅱ ) 平成27年11月9日(月)14:25~15:15 授業クラス 生活科学科2年 授業者 佐々木真弓・鈴木久美子 高校教育課指導主事 関屋亜生以 司会者 照井通則教頭 本校 成田多美枝、小西さなえ、久米信彦、神谷忠昭、佐藤剛、高橋誠子、

船木喜夫、尾形徳昭、橘義憲、 小林晃、金誠子、江本晶子

1授業者から (佐々木)2Hは、英語の力が高2から中1まで幅広いが、共感的態度で協力して様々な

活動を行うことができ、元気が良い。しかし文法に対しては、少し慎重になっ

ている。過去完了形を簡単なことでしっかり身につけさせたいと考えた。実は

もう少し手間取ると思って時間配分をした。スムーズにできたので、このペー

スならば、もう一つ次の段階の活動ができたことが反省点である。生徒の「振

り返り」の自己評価は A と B が多かったので、比較的できたと思う。 (鈴 木)難しい過去完了の内容だったが、授業はうまく進められたと思う。授業を通し

て英語の理解を深めることができたと思う。参考となる意見を是非いただきた

い。 2グループの発表(成果・課題・改善点) (1班)(教師側)目標が明確で、生徒に伝わり、活発で楽しくグループ活動できていた

。生徒が英語で話し合っていて、充実していた。黒板、イラスト、クイズなど

思考力を高めていると思う。楽しそうで、私もこの授業を受けてみたいと思っ

た。しかし、生徒の関心・意欲・態度の評価は難しい。例文の had、had hadに困惑したのではないか。グループの中で英語から外れたグループもあったの

で、クラス全体をまとめる工夫も必要なのではないか。 (2 班)1 班と同じく、環境がよい。思考力が引き出せる練られた発問である。真弓先生

の指示に迫力がある、という意見があった。単語リストを作ってあり、身の回り

のことを英語で伝えられていた。活動への意欲が良かった。得意な人がグループ

内で通訳をしていた。電子辞書を活用するのはどうか。最後のまとめに、クラス

内で過去完了形を共有できる時間があればよい。楽しいけれど、これで定着でき

るか。これだけでなく、テストを含め、定着の見通しを持ちたい。日本語にない

概念なので、この授業によって過去完了の使い方を生徒の記憶に残せるのでよい

と思う。 3質問 質 問:課題としては、「身の回りの出来事についてクイズを作ってみよう」ならば、とて

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も良くできていた。「過去完了形を定着させよう」ということか。 授業者:指導案にもあるが、生徒の目標と教員の目標は変えている。教員の目標には、過

去完了の定着が入っている。 質 問:前回参観した公民の授業も「模擬投票をやってみよう」だった。生徒に提示した

目標は、授業後評価することも必要ではないか。 授業者:指導案としての参考にもらったものが、この様式だった。活動を通して生徒に過

去完了のイメージをつかんで欲しいと思う。生徒は振り返りのシートを持っている

ので、生徒はわかると思った。 教 頭:参考は、指導案の形式のことだったが、ねらいは、そろえなくても良かった。「過

去完了を理解する」だけならば 15 分で終わるが、英語を使わせることによって英

語をおもしろがってもらって、もっと使わせようという目標だと感じた。 4指導助言者から(関屋指導主事)

生徒には言語活動の充実をしてもらっている。毎時間というのは難しいと思うが、

授業中に自分の意見を出させ、相手の意見に自分の意見を返すというので良いと

思う。女子クラスの雰囲気が良くて、先生の指示で動いてくれるいいクラスだっ

た。英語を学ぶ素養があると思う。先生も黒板に貼る物を丁寧に作っている。現

在完了や過去完了は普通の状態では、なかなか使わない。前時の復習から入って

丁寧にできていた。目標を「クイズ」にするならうまくいっていた。しかし理解

をした上で自分のコミュニケーションに使うところまでは、なかなかできないの

ではないか。どうして had had が正確なのかがきちんと答えられていれば、理解

が定着したといえる。 学習、グループの代表が次のグループで問題を出すのは、チャレンジだと感じた。

グループ活動は、レベルが多様な集団に教えるときに活動が元気に行える、とい

う利点がある。しかし先生一人で収拾できないことがある。TT のメリットを生

かして、一人は真ん中にいて全体を監督し、もう一人は生徒の中にどんどん入っ

ていって指導する、というやり方もある。また、辞書を見ても良いよ、英語を使

おう、というアドバイスを出すと良い。 また、「I had thought」が共通していたので、「had 過去分詞」を工夫しても

良かった。文を前もって書かせたり、リストを作っているのが良かった。先生の

指導を受け入れる素養があるので、様々な取り組みをどんどん進めて欲しい。

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指導主事訪問研究授業

教科【農業】 科目【環境緑化材料】 学習指導案

日 時 平成27年11月9日(月) 6校時

場 所 秋田県立金足農業高等学校 実習棟1階

対 象 造園緑地科 3年 35名

使用教科 書 造園技術(電気大)

指 導 者 宮腰 明

1.単 元 名

第4章 造園土木施工 第4節 第3 庭園施設工

2.単 元 の 目 標

造園空間は樹木や石材を中心とした材料によってその多くが構成される。日本独自で発達した造園について学習し、

先人達の美意識や感覚を理解すると共に、伝統的な技術を身に付け、人々の要求にも対応してゆける造園的センスを磨

き、よりよい庭園空間を修復・再生・創造したりするための方法や考え方を学ぶ。また、それらの学びを活かし、箱庭

制作と庭園制作を行い、テーマや工夫したポイント等について、作庭に関する自分の考えを発表する。

3.評 価 規 準

関心・意欲・態度(A) 思考・判断・表現(B) 造園的な技能(C) 知識・理解(D)

造園の材料や施工、また 課題を多面的に考察し、 石組みや植栽との関連を 庭園空間の保全や創造な

は伝統的な日本庭園・その 造園に関する基礎的な知識 的確に判断し、造園的セン ど、造園に関する基礎的な

成り立ちや人物について興 と技術を活用して課題を適 スを発揮し、造園に関する 知識を身に付け、庭園空間

味・関心を持っていて、積 切に判断し、合理的に解決 基礎的な技術を身に付け、 と人間生活の関係を理解し

極的に学ぶ姿勢を持ってい する実践的な能力を身に付 考察などを正確に表現する ている。

る。 けている。 ことができる。

4.生 徒 の 実 態

生徒は34名(男子18名、女子16名)である。造園施工や設計について興味を持っている生徒が多く、男子の多

くが発問に対し意欲的に考え、作庭にも深い関心がある。また、作業学習を得意とする生徒が多く、座学が苦手な生徒

も多いが、学習意欲は高い。

5.本 時 の 計 画

(1)ねらい 自分たちでデザイン・設計した箱庭を工夫したポイントなどを含めプレゼンテーションを行う。

(2)本時の評価基準

・箱庭施工を多面的に考察し、造園に関する基礎的な知識と技術を活用して課題を適切に判断し、合理的に

解決する実践的に施工することができる 【造園的なものの見方や思考】。

・石組みや植栽との関連を的確に判断し、造園的センスを発揮し、造園に関する基礎的な技術を身に付け、

考察などを正確に表現することができる 【造園的な技能】。

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平成 27 年度指導主事学校訪問授業研修会記録 学科・教科( 農業 ) <記録内容> 1 授業者から 本時の授業内容は本来2時間かけて展開するもので時間内に収めることができなかった。 本時に生徒が発表した箱庭は昨年度からクラス全員が取り組み、発表を行っている。 最後に発表した箱庭専攻班は、生徒自ら発表をしたいと願い出てきた為、今回発表を行っ

た。また、発表会では作品をカメラ映像で投影しており、これまでスマホやデジカメを利

用して行ったが画像が見づらかった。そこで 試行錯誤を行い、車のバックモニターを改造 して活用してみた。 また、造園緑地科では秋田市や大仙市と連携を行っており、来年度はネクストとの連携

を予定している。 2 グループの発表(成果・課題・改善点等) 目標が明確に示されており、CCDの活用やこれまでの学習内容が生かされた専門性の

高い授業であった。 しかし、生徒がプリントに記入する時間や協議を行う時間が少なく、指導者の解説の出

し方が早すぎる場面があった。また、発表方法としてポスターセッション方式で行うこと

で更に充実した授業になるのではという意見があった。 3 指導助言者から 3年間のまとめであり、本来90~100分のボリュームであった。生徒の発表態度が

良く、知識が作品に反映されている。また、哲学的な視点からも工夫された9つの班の発

表だった。作品を制作する上で考え方の違う人の意見を一つにまとめて、生徒それぞれの

知識を集めていくことが大切である。また、生徒のレベルの高さを感じた。時間があれば

生徒の交互の質問ができた。 研究授業を行う際は、教科内で指導案を検討し、まとめていくように心がけて欲しい。 研究授業はチャレンジすることが大切で他教科に提案できるようにして欲しい。

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総合教育センター、秋田西高校との連携

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平成27年度

総合教育センター、秋田西高校、金足農業高校との連携協力

第2回実施協議会 資料

平成28年3月17日(木)

秋田県立金足農業高等学校 研修部

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平成27年度 秋田県立金足農業高等学校 研修実施記録

1 授業関係

(1)研修

期 日 研 修 項 目

(月) (金) 第1回校内一斉授業参観週間6/15 ~ 6/26

(木) 第1回授業改善アンケート実施7 /9

(木) 学校支援講座「 言語活動の充実』のポイント」9/ 3 『

◎ 教育センターとの連携 講師 総合教育センター 小松田 哲也 指導主事

(月) (金) 第2回校内一斉授業参観週間11/ 2 ~11/13

(木) 校内一斉授業研究会 6校時 研究授業 地歴公民 西村 正人11/ 5

保健体育 神谷 忠昭

家 庭 川村 桃子

農 業 渡辺 均

放課後 授業研究会

指導助言 総合教育センター 阿部 聡 主任指導主事

安田 大介 指導主事

◎ 教育センターとの連携 浅沼 和子 指導主事

小林 正人 指導主事

(水) 第2回授業改善アンケート実施12/ 2

(2)指導主事学校訪問

期 日 研 修 項 目

(木) 指導主事学校訪問 5・6校時 授業参観5/14

訪問者 高校教育課 伊藤 哲 指導主事

関屋 亜生以 指導主事

(月) 指導主事学校訪問 5校時 授業参観11/ 9

6校時 研究授業 農業 宮腰 明

英語 佐々木 真弓

鈴木 久美子

国語 船木 静

指導助言 高校教育課 伊藤 哲 指導主事

関屋 亜生以 指導主事

総合教育センター 熊谷 禎子 主任指導主事

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(3)教育実習

期 日 研 修 項 目

教育実習

(月)~ (金) 宇都宮大学生 1名(作物)6/ 8 6/19

秋田県立大学生 3名(植物、畜産2)

(火)~ (月) 日本体育大学生 1名(体育)6/ 9 6/29

(月)~ (金) 東京農業大学生 1名(農業と環境)6/15 6/26

(4)会場校

期 日 研 修 項 目

(火) 高等学校教職10年経験者研修講座9/ 8

(農業 1名)

(金) 高等学校教職5年経験者研修講座10/23

(国語 2名、保健体育 3名)

2 校外

期 日 研 修 項 目

(水) 秋田西高校第1回授業研究会 3名参加7/ 8

◎ 秋田西高校との連携 (地歴公民、国語、農業)

(火) 秋田西高校第2回授業研究会 1名参加10/27

◎ 秋田西高校との連携 (国語)

(木) 中高学習指導研究協議会(会場:天王南中学校、秋田西高校)10/29

5名参加

(国語、地歴公民、数学、科学、英語)

(木) (金) 秋田県教育研究発表会(会場:総合教育センター)5名参加2/ 4 , 2/ 5

(数学、保健体育、英語、家庭、農業)

3 その他の研修

期 日 研 修 項 目

(金) 情報モラル職員研修4/ 3

(水) 校内意見発表会5/27

(金) AED救命救急講習7/ 3

(木) 不祥事防止校内研修会(グループ討議と講義)1/21

(水) 校内課題研究発表会2/17

月下旬 研究紀要発行(予定)3

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総合教育センター・秋田西高校との連携協力「平成27年度の成果と反省、課題について」

1 目標

① 教科や学科ごとの授業研修を通して教師の資質向上を図る。

② 総合教育センター、秋田西高校と連携し相互の研修を活性化させる。

2 成果と課題

(1)校内研修

① 校内一斉授業参観週間( ~ 、 ~ )6/15 6/26 11/2 11/13・ 普段見る機会がほとんどない他教科・他学科の先生方の授業を参観し刺激を受けるこ

とにより、自分の授業の改善の重要なヒントとすることができた。

・ 貴重な気付きがあっても、授業者と参観者の意見交換で終わってしまうので、教師間

でもっと広く共有できる方法を検討したい。

(2) 総合教育センターとの連携

① 学校支援講座

・ 講義で理解を深め、演習で実際に話し合い活動を行ってみることにより 「具体的な、

話し合いの手法を生徒に提示することによって活発な言語活動が期待できる」という感

触を得ることができた。

・ 十分な言語活動は、単に生徒の発言の機会を増やすだけでなく、思考の深まりを促す

ものであることが実感できた。

・ 放課後の限られた時間で、話し合いや後半のまとめの時間が少なく残念であった。

② 校内一斉授業研究会

・ 指導助言でそれぞれの教科で取り入れやすい言語活動の手法や、言語活動をさらに活

発にするための発問の仕方を御教示いただき、大変勉強になった。

・ 他校の先生方の視点で、本校生徒に対する指導の在り方を御指摘いただけたことも、

新たな気付きとなった。

(3) 秋田西高校との連携・校外研修等への参加

・ 行事と重なったために多数参加できないことがあったが、参加者は他校の実践から多く

を得ることができた。来年度はさらに多く参加できるよう、事前に広く情報を提供してい

きたい。

(4) その他の研修

・ 不祥事防止研修会を実施した。グループで事案についての問題点を指摘した上で防止

、 。するための具体策を話し合うことにより 一人一人が自らの指導を省みることができた

・ 「アンガーマネージメント」の手法に触れ、感情のコントロールは方法を学べば誰に

でも可能なものであることを知ることができた。

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3 全体を通して

(1) 授業研修の成果

昨年度に引き続き「言語活動の充実」を視点において授業改善に取り組んだ。その結果、実

際に言語活動を取り入れた授業にチャレンジする雰囲気が生まれてきた。その上で、具体的な

方法を学校支援講座で御指導いただいたり、授業研究会等でそれぞれの教科や指導内容にふさ

わしい手法をアドバイスいただいた。また校外の研究会をとおして他校の取り組みを知ること

等によって、アクティブラーニングに対する関心や意欲が高まりつつある。

(2) 授業研修の課題

アクティブラーニングは、全職員が取り組むべきものとして認識されつつあるが、個々の意

識や試みの段階でとどまっているのが現状である。そのため、全体的な取り組みにはまだ至っ

ていない。

(3) 次年度に向けて

、 、前述の課題を踏まえ 年度の研修のポイントが実際に学校全体の授業に反映されるためには

校内外での研究授業や授業参観等で得たことを、全体で共有することを大前提としたい。その

上で 教科・学科全体で研究・実践し 検証までつなげていくことができれば 目標である 教、 、 、 「

師の資質の向上」がさらに進められるのではないかと考える。次年度は引き続き校外の研修・

講座に多くの職員が積極的に参加して知識を広げ、意識を高め、その成果を集約して全体ある

いは必要な部門に伝える「循環」を整えることを考えていきたい。

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秋田県立金足農業高等学校

NO. 期日 研修形態 研修内容 備  考

1 4月4日 校内 情報モラル職員研修 教育情報部との連携

2 4月中旬 高校教育研究会加入調査 事務局へ申請

3 4月中旬 センター研修講座受講申込 A~C講座申請

4 5月中旬 センター・西高連携協力実施協議会 教育センター・西高連携

5 5月25日 校内意見発表会 教育センター連携

66月6日~

17日授業研修 教育実習期間 研究授業

76月13日~

24日授業研修 第1回 校内授業参観週間 他教科の授業参観、西高連携

8 6月中旬 校内 校内研修(テーマ未定) 総合教育センター学校支援講座

9 7月1日 校内 AED,救急救命講習 外部講師(土崎消防署)

10 7月7日 授業研修 第1回 授業改善アンケート

11 10月下旬 授業研修 5年経験者授業研修 教育センター連携

1210月31日~11月11日

授業研修 第2回 校内授業参観週間 他教科の授業参観

13 11月4日 授業研修 校内一斉授業研究会 教育センター・西高・近隣中学連携

14 11月30日 授業研修 第2回 授業改善アンケート

15 2月15日 校内課題研究発表会 教育センター連携(指導・助言、講評をいただく)

16 3月中旬 センター・西高連携協力実施協議会 教育センター・西高連携

17 毎月 校内 不祥事防止研修 懲戒事例の多い不祥事についてグループで研修を担当

平成28年度 研修計画(案)

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個人研修

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第3学年B組生物資源科(生物活用) 学習指導案

日 時 平成27年9月18日(金) 1校時

指 導 者 近江 広和

使 用 教 科 書 生物活用(農文協)

1.単 元 名

第2章 草花の栽培と活用 3.花壇苗の栽培管理と作業効果

2.目 標

①園芸の基本的な知識と技術を習得する。

②作業からえられる効果を理解することができる。

3.評 価 計 画

関心・意欲・態度(A) 思考・判断・表現(B) 技能(C) 知識・理解(D)

園芸に関する諸問題につい 園芸に関する諸問題の解 園芸の各分野に関する基 園芸の各分野に関する基

て関心を持ち、その改善・ 決を目指し、自ら思考を深 礎的・基本的な技術を身に 礎的・基本的な知識を身に

向上を目指して意欲的に取 め、基礎的、基本的な知識 つけ、実際の管理作業を計 つけ、作業効果の意義や役

り組むとともに、創造的、 と技術を活用し、管理、経 画的に行うことができる。 割を理解している。

実践的な態度を身につけて 営する能力を身につけてい

いる。 る。

4.単 元 と 生 徒

選択者28名(男子13名、女子15名)である。草花、野菜については興味を持っている生徒が多く、明るく素直

な生徒が多い。

本単元では、花壇苗の栽培管理を通して、各作業から得られる効果を理解し、基礎知識を確実に身につけさせたいと

考えている。

5.指 導 計 画 1.たねまき・間引き・・・1時間 6.除草・誘引・・・1時間

2.移植・・・・・・・・・1時間

3.定植・・・・・・・・・1時間(本時)

4.施肥・・・・・・・・・1時間

5.花がら摘み・切り戻し・1時間

(1)本時のねらい:定植の作業を理解し、作業効果を理解ができる

(2)展開

学習内容 指導の留意点 評価方法学習活動

導 ・本時の学習内容と目標の ・本時の目標を確認する。 ・本時の内容についてプリ

入 確認 ントを配布・説明し、関心

を持たせる。

5分 ・本時の目標を明確に提示

する。

・作業ポイントを5つ挙げる ・作業で必要な事項を確認展

・定植の作業ポイント

する。開

・作業に含まれる動作を元 ・プリントに記入させ、発・作業から期待される効果

40 に期待される効果を確認す 問により確認する。 ・作業 効果を理解が

分 る。 できているか (D)。

・配置に関するバランスを ・配色を中心にバランスを 【配色デザインする】

考え、発表する。 考 えな がら デザ イン させ 【発表により確認】

る。

整 ・本時のまとめ ・本時の内容を振り返る。 ・本時の内容をノート、プ

理 リントにより確認する。

5分

6.協議事項

(1)作業ポイントを他教科で学習した内容を確認しながら5つ挙げさせる。

(2)期待される効果でデザインを考えさせる。

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花壇苗の栽培管理と作業の効果 教科書p25~

<定植>

◎作業のポイント

①屋外定植の場合、季節、( )が適切な時期を選ぶ。

②屋外定植の場合、土壌、( )などが適切なところを選ぶ。

③ポット苗の場合、根が( )から見え始めたら定植する。

④深植え、浅植えをしない。

⑤( )する人の方へ花が向くように植え付ける。

◎作業から期待される効果

①順序立てた行動の練習 ②目と手の( ) ③手・腕の総合的な運動

④配置に関する( )感覚養成

<施肥>

◎作業のポイント

①全体の施肥量を( )面積や( )から検討しておく。

②1株あたり、あるいは1鉢あたりの施肥量を決める。・・・与える目安を作業する人にわかりやすく示す。

③苦土石灰以外の石灰肥料と化成肥料は同時にまかない。

④( )状の肥料をまく場合、風向きに注意する。

⑤追肥する場合、生育している草花の根が伸びている先端付近に肥料を施す。

◎作業から期待される効果

①( )養成 ②指・手・腕の総合的な運動 ③土を耕す場合は手足の総合的な運動

④植物への( )や( )を高める

<花がら摘み>

◎作業のポイント

①花がしおれかけたらはやめに( )まで取り、( )をつけない。

②パンジー、プリムラのように( )があるものは、美観上それも一緒に取り除くようにする。

◎作業から期待される効果

①見分ける( ) ②手・指の動作 ③花がきれいになる( )

④定期的におこなうことによる作業の( )や( )的行動

<切り戻し>

◎作業ポイント

①切る位置を十分理解してから切る。

②( )を切らないように、茎と( )の違いを理解する。

③はさみを使うので危険な使い方をしないように注意する

◎作業から期待される効果

①手・指の運動 ②手・指と目の( )性 ③集中力養成 ④仕事の達成感

⑤( )養成

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<除草>

◎作業のポイント

①雑草が( )をつける前に取り除く

②カタバミ、ハルジオン、ハマスゲなど、( )を伸ばして増殖するものは、( )まで取り除く

③除草かまやホーは土を削りすぎないように使う。

④夏は、炎天下を避け、帽子の着用、水分補給をするか、休憩を適宜入れて、体力の消耗を防ぐ。

◎作業から期待される効果

①集中力養成 ②忍耐力養成 ③目と手の協調性 ④仕事の達成感

<誘引>

誘引を必要とする植物は・・・

◎作業のポイント

①( )性植物では( )が垂れ下がる前に定期的に行う。

②茎がひもやクイックタイにくい込まないように、ゆとりをもたせて結ぶ。

◎作業から期待される効果

①生育の( )に対する興味付け ②計画的な行動 ③指・手の細かい動作の向上

④時間経過の認識

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平成27年度 秋田県総合教育センター 高等学校授業力向上研修講座(A講座)

教諭 近江 広和

1 期日 平成27年10月15日(木 、16日(金))

2 場所 秋田県総合教育センター

3 受講者

県内高等学校 採用3年目、8年目の教科農業・水産の5名

4 日程と内容

<10月15日(木)>

10:00~10:15 開講式

10:25~10:30 日程説明

10:30~12:00 授業1 測量【単元名】水準測量

授業者:秋田北鷹高校 冨田 和樹

12:00 昼食・休憩

13:00~14:30 授業2 植物バイオテクノロジー【単元名】無菌操作

授業者:西目高校 齊藤 晃仁

14:45~16:15 課題解決に向けた演習

<10月16日(金)>

10:00~11:30 授業3 農業機械【単元名】燃料と潤滑油

授業者:増田高校 佐々木 雄生

11:30 昼食・休憩

12:30~14:00 授業4 生物活用【単元名】花壇苗の栽培管理と作業効果

授業者:金足農業高校 近江 広和

14:10~15:40 授業5 海洋機械【単元名】付属装置

授業者:男鹿海洋高校 秋島 俊文

15:40~15:50 指導助言

15:55~16:15 まとめ

5 感想

2日間にわたり、それぞれの授業をDVDにとり、授業提示、授業分析をしましたが、

動きの中に、言語活動が取り入れられ、よい授業だと思った。また、生徒たちが、自ら学

ぶ姿勢がみられ、生き生きとしているように見えた。また、先生方の生徒とのかかわり方

もよく、信頼関係が築かれているのがわかった。よい授業とは、生徒との信頼関係で成り

立ち、生徒の学ぶ意欲を引き出すことが重要だとわかった。

今回の講座を受講して、男鹿海洋高校の秋島先生が取り入れていた、グループの中で生

徒が先生役として説明する形は、先生役の生徒自身がわかりやすく説明するために考えて

いりので、説明する生徒は身に付くし、聞いている生徒もわかりやすい説明なので、覚え

やすいと思った。

授業をみてよいと思えるものを今後自分の授業でも取り入れて、よい授業になるように

改善していきたいと思いました。

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A-11高等学校教職5年経験者研修講座Ⅱ期

教科 【農業】 科目 【作物】 学習指導案

日 時 ・ 場 所 平成27年9月13日(火)3校時11:00~11:50

対 象 秋田県立大曲農業高等学校2年農業科学科 14名

使 用 教 科 書 作物(実教出版) p129

指 導 者 長 嶋 大 樹

1.単 元 名 第3章 イネ 農業経営の特性

2.単 元 の 目 標 コメの需要と供給、コメの消費量が低下していった経緯や理由について理解させ、将来の稲作

。経営について考えさせる

3.単元の評価規準

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解

我が国の稲作経営の状況 米の需要と供給について理 我が国の稲作経営の状況 我が国の稲作経営の状況

に関心を持ち、意欲的に学 解し、将来の稲作経営につい に関する資料を探し、目的 を把握するとともに環境に

習に取り組むとともに、稲 て考察するとともに、米の消 に合った情報を抽出してデ 配慮した専門的な知識を身

作経営に生かそうとする実 費量が低下していった経緯や ータ処理ができるととも につけ、その経営特性を生

践的な態度を身につけてい 理 由に つい て 考え よう とす に、ノート等を活用して表 かした管理方法について理

る。 る。 現できること。 解している。

、 、 、 。4 生 徒 の 実 態. 2年生の作物は 男子10名 女子4名で構成されており 運動部に所属している生徒が多い

授業態度は非常に良好であるが、反応に乏しい。

5.指導と評価の計画

学習内容 評価規準

(時間配当) 関心・意欲・態度(ア) (イ) 技能(ウ) 知識・理解(エ)思考・判断・表現

単一経営と複合経 我が国の稲作経営の背景に 我が国における米 米における消費

経営上の特性 営の違いについて考 ついて考えることができる。 の生産量と消費量の の多様化について

えようとする態度が 推移を図示できる。 把握する。

見られる。

計画外流通米につ 新たな付加価値を高めた米 政府米と民間流通 我が国の稲作が

いて考えようとする の加工と新形質米について自 米を分類することが 求められているこ流通と経営

本時2/2時間 態度が見られる。 らの考えを表現している。 できる。 とを把握する。( )

( ) ( ) ( )1/2時間 (2/2時間) 1/2時間 1/2時間

6.本時の計画

(1)本時のねらい 付加価値を高めた米の加工・新形質米について考え、表現できる。

(2)展開

学習活動 指導上の留意点 評価方法

導入 ○本時の流れを聞く。 ○本時の流れを全体が把握できるように

3分 配慮する。

○収量と品質、食味の向上について ○我が国の稲作経営の背景について発問

把握する。 する。

米の過剰生産、米の消費減少重要語句:

【目標の提示】展開

TPP、米価

○新たな付加価値を高めた

○「コネクションサークル」を活用 ○グループ別に米の加工と新形質米を 米の加工と新形質米につ

、 。44 し、新たな付加価値を高めた米の 分類させる。 いて考え 表現している

( )分 加工と新形質米について考える。 ○付箋・A3の用紙を配布 イ

○グループ内での協議

○各グループで発表する。

○実際の加工商品・新形質米を提示し、

食味する。

整理 ○本時の学習内容や取り組みについ ○質疑応答の時間を設け、本時の確認を

てまとめる。 しやすいように配慮する。

3分 ○次時の予告を把握する。

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TPP(=環太平洋戦略的経済連携協定)

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平成27年10月13日

〈 新しい経営を目指して 〉

クラス 番号 氏名

1.我が国の稲作経営における背景

○古くから米の主食は日本人の( )である。

○米の過剰生産・消費減少【*別紙参照:補足】

アメリカの小麦戦略により、米の( )が続くなかで、消費者から( )で

良食味の米や ( )や( )が保証された米の生産が求められている。、

2.コネクションサークルの活用

『新たな付加価値を高めた米の加工と新形質米』○教科書p129における「新形質米」を黙読し、

についてグループ別に考えましょう。

○グループ別に「米の加工 「新形質米」を選択してください。」

新形質米3.

○お米は( )米と( )米とに分類されます。通常前者の米は炊飯してご飯として食

べられ、後者の米は蒸して餅として食べられます。これらは共に白米です。

今回紹介する新形質米は読んで字のごとく これまでの前者の米・後者の米とは違った形質 成、 (

分・稲の外観・玄米の色・形・大きさ)を持っているお米です。

粘りの強い米: )米 粘りの弱い米: )米( (

色のついたお米: )米 胚芽を利用する米: )米( (

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平成27年度農業クラブ指導者研修会を受講して

教諭 長 嶋 大 樹

平成 27年 10 月 13 日1 期日

2 場所 秋田県立大曲農業高等学校

3 日程受 付 9:00~ 9:20 開会行事 9:20~ 9:30授業準備 10:00~10:50 授業実践① 11:00~11:50授業参観 12:00~12:50 施設見学 13:35~14:25協議指導助言 14:35~15:15 閉会行事 15:15~15:25

4 感想(1)授業実践①

今回の授業実践では2年生の作物専攻生を対象に「新しい農業経営を目指して」という単元のもと、グループ別に討論活動および今後の農業経営について進めた。生徒も素直で非常に授業がしやすい環境であった。しかし、今一度、授業の手法について考えさせられ、生徒との実態に応じた指導方法が必要だと感じた。

(2)授業参観福祉の授業を参観させていただいたが、生徒の活動も多く、一方的な授業では

なかった。特にノートへのこだわりが強く、一つのノートを一つの教本にするつもりで援助していることが非常に参考になった。

(3)指導講評目標提示をはじめ、生徒の主体性を生かす授業の実践について常に授業改善を

意識して取り組んでほしい。また、次回の授業単元をどのようにつなぐかを考慮し、生徒が活発な活動ができるもしくは発言できる場をしっかり設定できるようにしてほしい。など

以上のことを踏まえ、今後の指導の参考にしていきたいです。

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平成 年度 秋田県総合教育センター 専門研修講座(B講座)27

「民謡から広がる我が国の伝統的な歌唱」を受講して

教諭 小西 さなえ

1 期日 平成27年10月23日(金)

2 場所 秋田県総合教育センター 音楽研修室

3 講座の目標

民謡や、民謡を歌唱教材とした授業づくりについての理解を深めるとともに、民謡

の実技をとおして、実践的な指導力を高める。

4 参加者

県内中学校・高等学校・特別支援学校音楽科教員22名

5 日程と内容

10:00 開講あいさつ

<講義・実技>民謡を知る

講師 秋田県民謡協会 公認教授 千葉 美子

公認教授 伊藤 忠

公認助教授 伊藤 福実都

公認助教授 田中 恵

秋田県総合教育センター 指導主事 阿部 智博

12:00 昼食・休憩

13:00 <実践発表>民謡を歌唱教材とした授業づくりについて

発表 五城目町立五城目第一中学校 教諭 江畑 美香

<講義・実技>民謡の基礎的な歌唱法

講師 午前と同じ

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6 感想

充実した研修であった。開講のあいさつで、1日の研修で民謡を歌えるようになりまし

ょう、と言われたときにはそんなことができるものだろうか、と不安だったが、講師の先

生方の素晴らしいお手本と御指導のお陰で、たどたどしくはあるが、受講者全員それなり

に歌えるようになっていた。

研修で得たことを整理すると次のようになる。

一点目は、民謡に対する認識の変化である。以前は、申し訳ないことに、よほど有名な

曲以外はどれも同じように聞こえてしまうほど何も解らず、どこから取りかかっていいか

躊躇したまま難しいものだと思っていた。それが、午前の「民謡を知る」という講義によ

り、民謡は大きく二つに分類されるが、それぞれの特徴を先生の模範唱で明確に理解する

ことができ、知識が整理されてきた。教科書を何度読んでも理解できなかったことが、素

晴らしい演奏と説明により、短時間で納得することができた。やはり本物に触れることに

勝るものはないと感じた。

二点目は、実際に「生保内節」と「秋田おばこ」を自分で歌ってみて、民謡独特の発声

。 、法を理解できたことである もともと西洋の古典歌曲の発声が苦手である自分にとっては

非常にわかりやすく、歌っていて気持ちのよいものであった。

三点目として、楽譜に縛られずに歌い手にまかせられる部分が多いことにとても魅力を

感じたことである。ジャズ等のアドリブに通じるものがあり、先生が、ここはこう歌うと

このような感じになる、と説明しながら実際に歌ってくださったこともとても楽しく、民

謡の魅力の発見を助けた。

、 、 。歌だけでなく 尺八や太鼓の演奏も素晴らしく 民謡の魅力を満喫できた研修であった

また、楽譜や豊富な資料も準備していただき、実技を含めて、即授業で使わせていただく

ことができ、とても感謝している。

学校の音楽教育においては、一時期日本の伝統音楽を取り上げることを強く勧められた

が、現在はあまり注目されなくなってきたように思う。しかし、日本人である自分たちに

根付いているものを掘り下げ、つなげていくことも大切なことではないか、と考えさせら

れた。

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平成 年度 秋田県総合教育センター 専門研修講座(B講座)27

「高等学校家庭科授業の充実」を受講して

教諭 藤井 順子

1 期日 平成27年9月16日(水)

2 場所 秋田県総合教育センター 被服実習室

3 講座の目標

学習指導要領の要点をおさえ、教科の目標及び内容を具現化した授業作りのため

の実践力を養う。

4 参加者

県内高等学校家庭科教員18名

5 日程と内容

10:00 開講あいさつ

<講義・演習>授業改善の視点について

秋田県総合教育センター 指導主事 浅沼 和子

(1)これからの授業改善について

(2)授業 視聴による 型研究協議DVD FWS

12:00 昼食・休憩

13:00 <演習・協議>学習指導の実際

秋田県総合教育センター 指導主事 浅沼 和子

(1)少子化対策副読本を活用した授業づくり

(2)主体的・協働的な学習を含む実践事例

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6 感想

1.授業改善の視点について

(1)これからの授業改善について

次期学習指導要領の改訂に向けての新時代の家庭科教育という視点で講義が

あった 「生徒の主体的な学習 「生徒が何ができるようになるのか」がキー。 」

ワードとなっており、家庭科の教科の特性をそのまま十分に活かすことができ

ると感じた。家庭科技術検定、ホームプロジェクトの実施、今まで行ってきた

実習や活動などで生徒にどのような力が身につくのかを明確にし、評価と結び

つけていくことが必要だと感じた。

(2)授業 視聴による 型研究協議DVD FWS授業 を視聴しグループに分かれて協議を行ったが、とても有意義な時DVD

間であった 「本時のねらい」→「展開(ねらいにせまるために生徒が主体的。

に学ぶことができる手立て 」→「評価方法(ねらいが達成されたかどうか判)

断できる 」がしっかり結びついていることの重要性を、具体例を通して理解)

することができた。

2.学習指導の実際

(1)少子化対策副読本を活用した授業づくり

今年度になって家庭科副読本として配布された冊子を、授業でどのように活

用できるかについて考えた。本校でもちょうど授業で活用したところだったの

で、これからどのように改善・工夫していけるかを具体的に考え、他校の先生

方と様々な情報交換ができる貴重な時間となった。この副読本は、誌面に載っ

ている情報以外にも、インターネットで検索することで短時間で的確な情報が

得られ、さらに内容が広がるような構成になっている。少子高齢化などの人口

構成の問題や、家族の変化、仕事と子育てなど、教科書のデータでは一般論で

終わってしまうところを、自分たちの地域のデータや情報を使うことで自分の

こととして捉えられるので、いつも最新の情報が得やすいという面で、教員側

にもメリットがあると思う。

グループで副読本を活用した授業案を協議したが、複数の単元での活用が考

えられ、年間を通して活用の機会があると感じた。

(2)主体的・協働的な学習を含む実践事例

今回の講座に参加した各校の先生方が持ち寄った授業の実践例をもとに情報

交換することができた。実践してみて見つかる課題などについて気兼ねなく話

したり考えたりすることで得られるものが多かったと思う。

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平成 年度 秋田県総合教育センター 専門研修講座(B講座)27

「民謡から広がる我が国の伝統的な歌唱」を受講して

教諭 小西 さなえ

1 期日 平成27年10月23日(金)

2 場所 秋田県総合教育センター 音楽研修室

3 講座の目標

民謡や、民謡を歌唱教材とした授業づくりについての理解を深めるとともに、民謡

の実技をとおして、実践的な指導力を高める。

4 参加者

県内中学校・高等学校・特別支援学校音楽科教員22名

5 日程と内容

10:00 開講あいさつ

<講義・実技>民謡を知る

講師 秋田県民謡協会 公認教授 千葉 美子

公認教授 伊藤 忠

公認助教授 伊藤 福実都

公認助教授 田中 恵

秋田県総合教育センター 指導主事 阿部 智博

12:00 昼食・休憩

13:00 <実践発表>民謡を歌唱教材とした授業づくりについて

発表 五城目町立五城目第一中学校 教諭 江畑 美香

<講義・実技>民謡の基礎的な歌唱法

講師 午前と同じ

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6 感想

充実した研修であった。開講のあいさつで、1日の研修で民謡を歌えるようになりまし

ょう、と言われたときにはそんなことができるものだろうか、と不安だったが、講師の先

生方の素晴らしいお手本と御指導のお陰で、たどたどしくはあるが、受講者全員それなり

に歌えるようになっていた。

研修で得たことを整理すると次のようになる。

一点目は、民謡に対する認識の変化である。以前は、申し訳ないことに、よほど有名な

曲以外はどれも同じように聞こえてしまうほど何も解らず、どこから取りかかっていいか

躊躇したまま難しいものだと思っていた。それが、午前の「民謡を知る」という講義によ

り、民謡は大きく二つに分類されるが、それぞれの特徴を先生の模範唱で明確に理解する

ことができ、知識が整理されてきた。教科書を何度読んでも理解できなかったことが、素

晴らしい演奏と説明により、短時間で納得することができた。やはり本物に触れることに

勝るものはないと感じた。

二点目は、実際に「生保内節」と「秋田おばこ」を自分で歌ってみて、民謡独特の発声

。 、法を理解できたことである もともと西洋の古典歌曲の発声が苦手である自分にとっては

非常にわかりやすく、歌っていて気持ちのよいものであった。

三点目として、楽譜に縛られずに歌い手にまかせられる部分が多いことにとても魅力を

感じたことである。ジャズ等のアドリブに通じるものがあり、先生が、ここはこう歌うと

このような感じになる、と説明しながら実際に歌ってくださったこともとても楽しく、民

謡の魅力の発見を助けた。

、 、 。歌だけでなく 尺八や太鼓の演奏も素晴らしく 民謡の魅力を満喫できた研修であった

また、楽譜や豊富な資料も準備していただき、実技を含めて、即授業で使わせていただく

ことができ、とても感謝している。

学校の音楽教育においては、一時期日本の伝統音楽を取り上げることを強く勧められた

が、現在はあまり注目されなくなってきたように思う。しかし、日本人である自分たちに

根付いているものを掘り下げ、つなげていくことも大切なことではないか、と考えさせら

れた。

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平成 年度 秋田県総合教育センター 専門研修講座(B講座)27

「高等学校家庭科授業の充実」を受講して

教諭 藤井 順子

1 期日 平成27年9月16日(水)

2 場所 秋田県総合教育センター 被服実習室

3 講座の目標

学習指導要領の要点をおさえ、教科の目標及び内容を具現化した授業作りのため

の実践力を養う。

4 参加者

県内高等学校家庭科教員18名

5 日程と内容

10:00 開講あいさつ

<講義・演習>授業改善の視点について

秋田県総合教育センター 指導主事 浅沼 和子

(1)これからの授業改善について

(2)授業 視聴による 型研究協議DVD FWS

12:00 昼食・休憩

13:00 <演習・協議>学習指導の実際

秋田県総合教育センター 指導主事 浅沼 和子

(1)少子化対策副読本を活用した授業づくり

(2)主体的・協働的な学習を含む実践事例

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6 感想

1.授業改善の視点について

(1)これからの授業改善について

次期学習指導要領の改訂に向けての新時代の家庭科教育という視点で講義が

あった 「生徒の主体的な学習 「生徒が何ができるようになるのか」がキー。 」

ワードとなっており、家庭科の教科の特性をそのまま十分に活かすことができ

ると感じた。家庭科技術検定、ホームプロジェクトの実施、今まで行ってきた

実習や活動などで生徒にどのような力が身につくのかを明確にし、評価と結び

つけていくことが必要だと感じた。

(2)授業 視聴による 型研究協議DVD FWS授業 を視聴しグループに分かれて協議を行ったが、とても有意義な時DVD

間であった 「本時のねらい」→「展開(ねらいにせまるために生徒が主体的。

に学ぶことができる手立て 」→「評価方法(ねらいが達成されたかどうか判)

断できる 」がしっかり結びついていることの重要性を、具体例を通して理解)

することができた。

2.学習指導の実際

(1)少子化対策副読本を活用した授業づくり

今年度になって家庭科副読本として配布された冊子を、授業でどのように活

用できるかについて考えた。本校でもちょうど授業で活用したところだったの

で、これからどのように改善・工夫していけるかを具体的に考え、他校の先生

方と様々な情報交換ができる貴重な時間となった。この副読本は、誌面に載っ

ている情報以外にも、インターネットで検索することで短時間で的確な情報が

得られ、さらに内容が広がるような構成になっている。少子高齢化などの人口

構成の問題や、家族の変化、仕事と子育てなど、教科書のデータでは一般論で

終わってしまうところを、自分たちの地域のデータや情報を使うことで自分の

こととして捉えられるので、いつも最新の情報が得やすいという面で、教員側

にもメリットがあると思う。

グループで副読本を活用した授業案を協議したが、複数の単元での活用が考

えられ、年間を通して活用の機会があると感じた。

(2)主体的・協働的な学習を含む実践事例

今回の講座に参加した各校の先生方が持ち寄った授業の実践例をもとに情報

交換することができた。実践してみて見つかる課題などについて気兼ねなく話

したり考えたりすることで得られるものが多かったと思う。

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平成28年1月18日

「不祥事発生防止校内研修会」実施要項

教務部研修担当

1 目的 不適切発言の事案を検証し、意見交換をとおして一人一人が認識を深め、体罰や不適切発言

の根絶の意識を高める。

2 日時 平成28年1月21日(木)15:45~17:00

3 場所 被服室ほか

4 日程

時 間 内 容 場 所 担 当

15:45~15:50 はじめに 被服室 校 長

15:50~16:45 ① 事案の概要説明 被服室 研修部

グループ協議 ② グループ協議

・ 事案についての問題点について 班別の教室

・ 再発防止のために

・ 自身の経験の紹介

③ 発表 各ポイント2~3グループ 被服室 研修部( )

16:45~16:50 アンガーマネージメントについて 被服室 教育相談部

16:50~17:00 まとめ 被服室 渡辺教頭

5 その他

・ 1グループ5~6名の班分けをする。

・ グループ協議は班毎に選択教室等に分かれて行う。

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グループ協議記録 <1班>

1 今回の不祥事事案について検証し、再発防止について協議する。

① 今回の不祥事事案の問題点(背景を含む)について

○ 感情のコントールをして、言葉選びをする。○ 自身が顧問を務める部員に対する接し方。熱心=厳しさにつながったのでは。

○ 長期間勤務の慣れがあったのでは。○ 旧体制の踏襲があったのでは。○ OB、コーチと同席の食事でねぎらいの気持ちがあったのでは (飲酒喫。

煙)

② 再発防止のための対処について

○ 指導時には複数人で対応する。

2 過去に先生方が失敗した不適切発言の経験を紹介しあい、本校として不祥事発生防止のためにできる方策や取り組みについて話し合う。

○ 生徒との信頼関係をつくる。○ 時、場、雰囲気を考える。○ NGワード集をつくる。○ 一人一人の意識を高める。

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グループ協議記録 <2班>

1 今回の不祥事事案について検証し、再発防止について協議する。

① 今回の不祥事事案の問題点(背景を含む)について

○ 熱意が過ぎて感情をコントロールできなかった。○ 長年勤務しているため学校に慣れすぎていた。○ 早い段階で管理職が指導できていればよかった。○ 保護者との理解の不一致があった。

② 再発防止のための対処について

○ 生徒、保護者とのコミニュケーションを積極的にとり、信頼関係を築く。○ 普段から言葉遣いに気を付ける。○ 教員単独でなく複数で指導にあたる。

2 過去に先生方が失敗した不適切発言の経験を紹介しあい、本校として不祥事発生防止のためにできる方策や取り組みについて話し合ってください。

○ 生徒との関係性により相手の受けとめ方が違ってくる。生徒、保護者との信頼関係の構築に努める。

○ 言葉遣いを含めた教師自身のアンガーマネージメント。

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グループ協議記録 <3班>

1 今回の不祥事事案について検証し、再発防止について協議する。

① 今回の不祥事事案の問題点(背景を含む)について

○ 本人の問題点(日ごろの指導状況、部活動の指導状況、その他)・ 本人の性格によるところもある。・ すぐに熱くなる性格である。・ 思いやりをもった指導と感じられない。・ 気持ちが小さい。

○ 学校としての問題点(管理職を含む)・ 以前にも保護者から電話が来るなど、似たようなことが何回かあった。そのときに、管理職がしっかりと指導できていればよかった。

○ その他・ 指導者としての研修(コーチングなど)の機会があればよい。

② 再発防止のための対処について

○ 普段の言葉遣いから変えていく。○ 反抗する生徒、指導にのってこない生徒には、その場でなくて、後で指導す

る余裕を持つ。ただし、お互いに嫌な気持ちを、家までや次の日まで引きずらないようにその日のうちに指導するようにする。

2 過去に先生方が失敗した不適切発言の経験を紹介しあい、本校として不祥事発生防止のためにできる方策や取り組みについて話し合ってください。

○ 昨今は、資料にあったような言葉は親も使わないだろうし、生徒たちも言われ慣れていないと思われる。これらの言葉が通じる時代ではない。

○ 学校の先生は、役者にならなければならない。、「 」「 」 。○ ある意味 どぶでぐ ずるく たち振る舞うくらいにならないといけない

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グループ協議記録 <4班>

1 今回の不祥事事案について検証し、再発防止について協議する。

① 今回の不祥事事案の問題点(背景を含む)について

○ 学校としての問題点(管理職を含む)・ 部活の顧問には普段から難儀をかけているので、管理職も注意しにくいし、同僚も競技の専門性から指導に対して口を挟みにくい。

・ 管理職は1・2年で変わるので、部活の顧問の人柄について把握しにくい。・ 体罰については以前から言われていたが、暴言についてはあまり認識していないのでは。

○ 生徒が何を言えば傷つくのか分からない。生徒の受け止め方次第。○「スポーツ金農」というプレッシャーがある。○その他・部活も持たず、生徒に無関心であればこんなことは起こらない。

② 再発防止のための対処

○ 日頃からざっくばらんに気がついたとき思ったことをいえる職場環境。○ こんな場面を見かけたら、声をかける。○ 生徒の学校や部活顧問に対する不信感が根底にあるので、生徒がその不信感を相談できる窓口があればいい。

○ 一人で指導するのでなく、できるかぎり複数で指導する。○ 職員間のコミュニケーションを図る。○ 職員室に談話スペースを設けて、情報を共有できる空間を。○ 今の生徒の感覚も親の考え方も昔とは違うので、われわれ教師も遠慮して指導しにくい。怒った後の生徒の反応を確認して(笑い飛ばしてくれる生徒は扱いやすいが)後でフォローする必要がある。

2 過去に先生方が失敗した不適切発言の経験を紹介しあい、本校として不祥事発生防止のためにできる方策や取り組みについて話し合ってください。

○ 何気ない一言(たとえば 「センスねえなあ」というような)で、生徒に「へ、こむ」と言われた。

○ 昔は暴力もふるったが、現在は女子生徒が多いので自分の発言に対して気を遣うようになった。

○ 生徒に公平に接していない。女子の方が要求水準が高くなり、男子に甘い。女子生徒から、公平に接してください、とアンケートで訴えられた。

( ) 、 。○ 授業で反社会勢力 顔を傷つける仕草 で触れ 保護者からクレームを受けた○ 怒れば教師も傷つく。罪悪感を感じる。

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5班>グループ協議記録 <

1 今回の不祥事事案について検証し、再発防止について協議する。

① 今回の不祥事事案の問題点(背景を含む)について② 再発防止のための対処

5班は①②と同時に話し合いました

○ 研修会の在り方について・ 少人数による班での話し合いでの研修会で、全体の場では事後報告である。学校自体が忙しいこともあり、全員での意思統一が難しい。→年に数回、全体による研修会も必要でないか。

○ 職員全員による意思統一の場の設定・ 月に一回の職員会議以外では、職員全員がそろう場がない。→週に1回など、職員全員による朝礼を設定してもいいのでないか。

○ 多忙化によるストレスの影響・ 飲酒・喫煙は自らの意志決定による行動であるため、考えて行動(止めること)は出来た。

・ 「言葉」は、その瞬間の感情から出てしまうため、難しい面を持つ。・ 頭で理解できない人は誰もいない。それが行動に移すことが出来ないのは個々の事情(環境・心理的状態)である。ゆとりある生活をしていれば、感情的になる面を少しは抑えることも出来るかもしれない。

○ 喫煙者への理解も・・・ 簡単にやめることができないのがタバコであり、タバコを吸うことにより落

ち着く面もある(精神安定剤的役割 。現在の状況は、喫煙がだめなことは承)知しているが、少しでいいから喫煙者についても考えてほしい。

○ 研修の過程も考えてほしい・ 研修をしたから直ちに結果につながるわけではない。原因・結果の結果論の

、 。評価のみでなく 成果があがらなくてもそれに至るまでの過程を考えてほしい

2 過去に先生方が失敗した不適切発言の経験を紹介しあい、本校として不祥事発生防止のためにできる方策や取り組みについて話し合ってください。

○ 信頼関係の構築があれば許される言葉もあるのだろうか・ 受け手の問題でもあり、教師側にとって悪意がなくても受け手の生徒が悪意と感じてしまう場合もある。言葉を選ぶ必要もあるし、生徒との信頼構築がとても大切である。

○ 「思い通りにならない」が普通と認識する・ 怒りや感情を抑えることが出来ないのは、自分の思った通りにならない場面に遭遇したときが多い。しかし、そもそも生徒との関係や、学校生活などは全て思い通りにならないものである。それを認識することと、自分の感情を客観的に見つめる自分を作ること。感情的になりそうな自分を見つめ、ブレーキをかけるよう日々心掛けることによって、変わっていく。

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グループ協議記録 <6班>

1 今回の不祥事事案について検証し、再発防止について協議する。

① 今回の不祥事事案の問題点(背景を含む)について

○ 自らの経験から来るのもあり得るのではないか。○ 指導者側の感覚と生徒の感覚のギャップ受け止め方に違いがでてくる。○ 生徒→叱られる、怒られるということに慣れていない。○ 自分では思いが伝わるものと思っている( 。One Way)

↓相手には伝わっていないこともある。

○ 顧問の指導力=通常の指導力と見てしまっていなかったか。・ 2人制顧問の場合1人が叱ったらもう1人がフォローするのが理想。・ 顧問の人数に余裕がなければうまくいかない。・ 生徒を指導する場所は職員室と教室、どこが適切か。

② 再発防止のための対処

○ 研修を通じて指導法を考えるようになった。○ 信頼関係があれば指導者側の思う部分を伝えることができてくる。

↓・ コミュニケーションを積極的にとらなければより深く指導できない。・ 生徒の実態に合わせて指導しなければならない。・ 日々自分のこととして考える心がけが大切。・ 取り組み一つ一つを考えて行動する。

↓再発防止につながる

○ 管理職への確認をふくめ、指導体制の確立が大切。○ 本気で怒っている職員がいた時にそれをフォローしてあげようとする姿勢が必要

2 過去に先生方が失敗した不適切発言の経験を紹介しあい、本校として不祥事発生防止のためにできる方策や取り組みについて話し合ってください。

○ 指導者側の言葉の意図が伝わらなかった経験↓

・ 根気強く指導を積み重ねる・ 紙面を利用して文章で伝えることも有効か。

○ 暴言…何が暴言か→自分が言ってはいけないと思っているものは暴言であろうが、自分では暴言と思っていなかったものが暴言となることがある

○ 説教の時間を短くしなければならない状況↓

・ 暴言と受け止められかねない言葉となることがある。○ 諭すだけでなく生徒を指導する方法を考えていかなければならない。○ 段階を踏んで本気で指導しなければならない。○ 紙面にあるユーモア法は効果がないこともある。○ 程度によるが、本気で指導し、指導後のフォローも大切に管理職や過程へ連絡する。

○ クラス、学科、部活動の枠を越えて横断的に指導する場合、その当事者の先生や生徒をフォローする姿勢、心がけが大切になるのではないか。

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グループ協議記録 <7班>

1 今回の不祥事事案について検証し、再発防止について協議する。

① 今回の不祥事事案の問題点(背景を含む)について

○競技の特性(武道系)として緊張感を持って取り組んでいる○生徒指導上として抑止力の役割を担っている。○生徒の日ごろの過ごし方がしっかりしていれば、事前に防止されていた。○不適切な発言は部活動も何もしていない生徒などが受け入れにくい言葉であった。

② 再発防止のための対処について

○生徒への指導にあつくなるほど厳しい言葉になりがちだが、丁寧な言葉で指導するのも違和感があるため、指導が途中になりがちである。

○将来的には「怒られない、もしくは、厳しい言葉」で育った生徒は粘り強さに欠ける心配があるが、指導者として日頃の指導と部活動を区別する必要がある。

2 過去に先生方が失敗した不適切発言の経験を紹介しあい、本校として不祥事発生防止のためにできる方策や取り組みについて話し合ってください。

○ちょっとした指導の言葉が生徒の受け方として誤解されるケースがある。→ 言葉の裏を理解してもらう指導をする。→ 事後指導の在り方+生徒との信頼関係の構築

○教員側におけるモラルの意識改革が求められる。

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編集後記

今年度の研修内容は、昨年度の「言語活動の充実」を更に発展

深化させることを念頭に置き、実施してきました。 年間にわ2

たる実践で、どれ程の成果が得られたか、今後の授業での展開

が期待されます。

また、秋田県総合教育センター、秋田西高等学校、近隣中学校

、 。との連携も柱として 学校支援講座や授業参観等を行いました

校内研修として、7月の救命救急講習や、年度末の不祥事発生

防止研修等も行われ、研修内容の充実を図りました。

今年度「研究年報」編集に当たり、多くの原稿をお寄せ頂いた

先生方に、心より感謝致します。

秋田県立金足農業高等学校

教務部研修担当 小西 さなえ

小熊 健

TEL 018ー873ー3311