[簿記3級] 有価証券
DESCRIPTION
みなさまの簿記の独学のために、簿記の学習コンテンツを無料で提供しています。みなさまの学習にお役立て下さい。http://boki-study.session.jp/こちらのサイトで動画や演習問題形式の学習コンテンツも無料で提供しています。よろしければご活用下さい。TRANSCRIPT
有価証券
株式
公社債 公債
社債
国債
地方債
有価証券
株式
公社債 公債
社債
国債
地方債
簿記3級では有価証券を買う側の話だけ
(有価証券を発行する会社側の話は出ない)
そして、全て「売買目的有価証券」(資産)扱い!
株式 社債
もらったお金(純資産) 借りたお金(負債)
売りたいといわれたらそのときの
株価で売らないといけない
特定の期日に返さないといけない
業績によって株価が変化する 業績によらず額面は一定 (倒産したら話は別)
業績によって配当金を出す 業績によらず利息を出す (倒産したら話は別)
経営に口出しされる 経営に口出しされない
発行会社からみた株式と社債の違い
株式と公社債の仕訳
仕訳が必要なのは両方とも4回ある
(1) 株式、公社債を買ったとき
(2) 配当金、利息をもらったとき
(3) 株式、公社債を売ったとき
(4) 決算のとき
それぞれ見ていこう!
(1) 株式、公社債を買ったとき
株式 公社債
A社株式10株を1株につき1,000円で
購入し、手数料2,000円とともに
現金で支払った。
A社社債10,000円を売買目的で、
額面100円につき98円で購入し、
手数料500円とともに
小切手で支払った。
(1) 株式、公社債を買ったとき
株式 公社債
A社株式10株を1株につき1,000円で
購入し、手数料2,000円とともに
現金で支払った。
A社社債10,000円を売買目的で、
額面100円につき98円で購入し、
手数料500円とともに
小切手で支払った。
まずやることは、
合計何円分買ったか計算する!
1,000円 x 10株 = 10,000円
(1) 株式、公社債を買ったとき
株式 公社債
A社株式10株を1株につき1,000円で
購入し、手数料2,000円とともに
現金で支払った。
A社社債10,000円を売買目的で、
額面100円につき98円で購入し、
手数料500円とともに
小切手で支払った。
まずやることは、
合計何円分買ったか計算する!
1,000円 x 10株 = 10,000円
そして、手数料(付随費用という)
を足した額を取得原価とし、
売買目的有価証券として記帳!
10,000円 + 2,000円 = 12,000円
(1) 株式、公社債を買ったとき
株式 公社債
A社株式10株を1株につき1,000円で
購入し、手数料2,000円とともに
現金で支払った。
A社社債10,000円を売買目的で、
額面100円につき98円で購入し、
手数料500円とともに
小切手で支払った。
まずやることは、
合計何円分買ったか計算する!
1,000円 x 10株 = 10,000円
そして、手数料(付随費用という)
を足した額を取得原価とし、
売買目的有価証券として記帳!
10,000円 + 2,000円 = 12,000円
(借) 売買目的 12,000
有価証券
(貸) 現金 12,000
(1) 株式、公社債を買ったとき
株式 公社債
A社株式10株を1株につき1,000円で
購入し、手数料2,000円とともに
現金で支払った。
A社社債10,000円を売買目的で、
額面100円につき98円で購入し、
手数料500円とともに
小切手で支払った。
まずやることは、
合計何円分買ったか計算する!
1,000円 x 10株 = 10,000円
そして、手数料(付随費用という)
を足した額を取得原価とし、
売買目的有価証券として記帳!
10,000円 + 2,000円 = 12,000円
(借) 売買目的 12,000
有価証券
(貸) 現金 12,000
まずやることは、
何口買ったか計算する!
10,000円 ÷ 100円 = 1,000口
(1) 株式、公社債を買ったとき
株式 公社債
A社株式10株を1株につき1,000円で
購入し、手数料2,000円とともに
現金で支払った。
A社社債10,000円を売買目的で、
額面100円につき98円で購入し、
手数料500円とともに
小切手で支払った。
まずやることは、
合計何円分買ったか計算する!
1,000円 x 10株 = 10,000円
そして、手数料(付随費用という)
を足した額を取得原価とし、
売買目的有価証券として記帳!
10,000円 + 2,000円 = 12,000円
(借) 売買目的 12,000
有価証券
(貸) 現金 12,000
まずやることは、
何口買ったか計算する!
10,000円 ÷ 100円 = 100口
そして、単価を掛ける!
100口 x 98円 = 9,800円
(1) 株式、公社債を買ったとき
株式 公社債
A社株式10株を1株につき1,000円で
購入し、手数料2,000円とともに
現金で支払った。
A社社債10,000円を売買目的で、
額面100円につき98円で購入し、
手数料500円とともに
小切手で支払った。
まずやることは、
合計何円分買ったか計算する!
1,000円 x 10株 = 10,000円
そして、手数料(付随費用という)
を足した額を取得原価とし、
売買目的有価証券として記帳!
10,000円 + 2,000円 = 12,000円
(借) 売買目的 12,000
有価証券
(貸) 現金 12,000
まずやることは、
何口買ったか計算する!
10,000円 ÷ 100円 = 100口
そして、単価を掛ける!
100口 x 98円 = 9,800円
あとは、株式と一緒!
9,800円 + 500円 = 10,300円
(1) 株式、公社債を買ったとき
株式 公社債
A社株式10株を1株につき1,000円で
購入し、手数料2,000円とともに
現金で支払った。
A社社債10,000円を売買目的で、
額面100円につき98円で購入し、
手数料500円とともに
小切手で支払った。
まずやることは、
合計何円分買ったか計算する!
1,000円 x 10株 = 10,000円
そして、手数料(付随費用という)
を足した額を取得原価とし、
売買目的有価証券として記帳!
10,000円 + 2,000円 = 12,000円
(借) 売買目的 12,000
有価証券
(貸) 現金 12,000
まずやることは、
何口買ったか計算する!
10,000円 ÷ 100円 = 100口
そして、単価を掛ける!
100口 x 98円 = 9,800円
あとは、株式と一緒!
9,800円 + 500円 = 10,300円
(借) 売買目的 10,300
有価証券
(貸) 当座預金 10,300
(2) 配当金、利息をもらったとき
株式 公社債
所有するA社株式の配当金として
配当金領収証200円を受け取った。
所有するA社社債の利払日になったので
その利札200円を銀行にもっていき
現金を受け取った。
(借) (貸)
(2) 配当金、利息をもらったとき
株式 公社債
所有するA社株式の配当金として
配当金領収証200円を受け取った。
所有するA社社債の利払日になったので
その利札200円を銀行にもっていき
現金を受け取った。
(借) (貸) 受取配当金 200
貸方は受取配当金(収益)。
じゃあ、借方は?配当金領収証って?
(2) 配当金、利息をもらったとき
株式 公社債
所有するA社株式の配当金として
配当金領収証200円を受け取った。
所有するA社社債の利払日になったので
その利札200円を銀行にもっていき
現金を受け取った。
(借) 現金 200 (貸) 受取配当金 200
配当金領収証はすぐ換金できるので
現金扱い!
(2) 配当金、利息をもらったとき
株式 公社債
所有するA社株式の配当金として
配当金領収証200円を受け取った。
所有するA社社債の利払日になったので
その利札200円を銀行にもっていき
現金を受け取った。
(借) 現金 200 (貸) 受取配当金 200
配当金領収証はすぐ換金できるので
現金扱い!
(借) (貸)
(2) 配当金、利息をもらったとき
株式 公社債
所有するA社株式の配当金として
配当金領収証200円を受け取った。
所有するA社社債の利払日になったので
その利札200円を銀行にもっていき
現金を受け取った。
(借) 現金 200 (貸) 受取配当金 200
配当金領収証はすぐ換金できるので
現金扱い!
(借) (貸) 有価証券利息 200
公社債の利息は
有価証券利息(収益)で処理!
(2) 配当金、利息をもらったとき
株式 公社債
所有するA社株式の配当金として
配当金領収証200円を受け取った。
所有するA社社債の利払日になったので
その利札200円を銀行にもっていき
現金を受け取った。
(借) 現金 200 (貸) 受取配当金 200
配当金領収証はすぐ換金できるので
現金扱い!
(借) 現金 200 (貸) 有価証券利息 200
現金で受け取ったので現金 200
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) (貸)
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸)
なにはともあれまずは
現金14,000円ゲット!
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸) 売買目的 12,000
有価証券
売買目的有価証券12,000円を
手放す!
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸) 売買目的 12,000
有価証券
今回はもうかったので、貸方に
差額の有価証券売却益(収益)を記帳!
有価証券 2,000
売却益
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸) 売買目的 12,000
有価証券
今回はもうかったので、貸方に
差額の有価証券売却益(収益)を記帳!
有価証券 2,000
売却益
(借) (貸)
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸) 売買目的 12,000
有価証券
今回はもうかったので、貸方に
差額の有価証券売却益(収益)を記帳!
有価証券 2,000
売却益
(借) (貸)
まず、何口買ってたのか計算する!
10,000円 ÷ 100円 = 100口
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸) 売買目的 12,000
有価証券
今回はもうかったので、貸方に
差額の有価証券売却益(収益)を記帳!
有価証券 2,000
売却益
(借) (貸)
まず、何口買ってたのか計算する!
10,000円 ÷ 100円 = 100口
99円で売ったから、ゲットした現金は
100口 x 99円 = 9,900円
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸) 売買目的 12,000
有価証券
今回はもうかったので、貸方に
差額の有価証券売却益(収益)を記帳!
有価証券 2,000
売却益
(借) 現金 9,900 (貸)
まず、何口買ってたのか計算する!
10,000円 ÷ 100円 = 100口
99円で売ったから、ゲットした現金は
100口 x 99円 = 9,900円
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸) 売買目的 12,000
有価証券
今回はもうかったので、貸方に
差額の有価証券売却益(収益)を記帳!
有価証券 2,000
売却益
(借) 現金 9,900 (貸)
手放した社債の買った時の額は
100口 x 98円 + 500円 = 10,300円
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸) 売買目的 12,000
有価証券
今回はもうかったので、貸方に
差額の有価証券売却益(収益)を記帳!
有価証券 2,000
売却益
(借) 現金 9,900 (貸) 売買目的 10,300
有価証券
手放した社債の買った時の額は
100口 x 98円 + 500円 = 10,300円
(3) 株式、公社債を売ったとき
株式 公社債
所有しているA社株式12,000円を
14,000円で売却し、
代金は現金で受け取った。
A社社債10,000円(額面100円につき
98円で購入、手数料500円)を、
額面100円につき99円で売却し、
代金は現金で受け取った
(借) 現金 14,000 (貸) 売買目的 12,000
有価証券
今回はもうかったので、貸方に
差額の有価証券売却益(収益)を記帳!
有価証券 2,000
売却益
(借) 現金 9,900 (貸) 売買目的 10,300
有価証券
うげぇ、損したので借方に
差額の有価証券売却損(費用)を記帳!
有価証券 400
売却損
(4) 決算のとき
売買目的有価証券の額はずーっと
買った時の価格で表示するわけじゃない!
決算のときに、そのときの価格(時価)(例えば決算が12月
なら12月時点の価格)に書き換える。
これを有価証券の評価替えという。
(4) 決算のとき
株式 公社債
A社株式(帳簿価額12,000円)
の期末時価は11,700円であり、
評価替えを行った。
A社社債(帳簿価額10,300円)
の期末時価は10,400円であり、
評価替えを行った。
(4) 決算のとき
株式 公社債
A社株式(帳簿価額12,000円)
の期末時価は11,700円であり、
評価替えを行った。
A社社債(帳簿価額10,300円)
の期末時価は10,400円であり、
評価替えを行った。
(借) (貸) (借) (貸)
(4) 決算のとき
株式 公社債
A社株式(帳簿価額12,000円)
の期末時価は11,700円であり、
評価替えを行った。
A社社債(帳簿価額10,300円)
の期末時価は10,400円であり、
評価替えを行った。
(借) (貸) (借) (貸)
減ってる!
減ってる分だけ
売買目的有価証券(資産)
がなくなったと考える
増えてる!
増えてる分だけ
売買目的有価証券(資産)
が追加されたと考える
(4) 決算のとき
株式 公社債
A社株式(帳簿価額12,000円)
の期末時価は11,700円であり、
評価替えを行った。
A社社債(帳簿価額10,300円)
の期末時価は10,400円であり、
評価替えを行った。
(借) (貸) 売買目的 300
有価証券
(借) 売買目的 100
有価証券
(貸)
資産は減ったら貸方 資産は増えたら借方
(4) 決算のとき
株式 公社債
A社株式(帳簿価額12,000円)
の期末時価は11,700円であり、
評価替えを行った。
A社社債(帳簿価額10,300円)
の期末時価は10,400円であり、
評価替えを行った。
(借) 有価証券 300
評価損
(貸) 売買目的 300
有価証券
(借) 売買目的 100
有価証券
(貸) 有価証券 100
評価益
借方は有価証券評価損(費用)
売却損じゃなく評価損ですよ。
貸方は有価証券評価益(収益)
売却益じゃなく評価益ですよ。
以上!
理解ができたら、あとは演習問題で
知識を定着させよう!
http://share-wis.com