アカデミーキャンプ ─...
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2012年11月3日に開催された、『日本大学 生物資源科学部 2012年度学園祭「福島のために何をしたか 放射能汚染とどう向き合うか」東京電力福島原発災害・放射能災害への支援活動報告会』での報告に用いたスライドです。TRANSCRIPT
アカデミーキャンプ福島のこどもたちのための「遊び」と「学び」の頂上体験
アカデミーキャンプ実行委員会委員長 /慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師
Facebook ページ : https://www.facebook.com/academy.camp
アカデミーキャンプ—福島のこどもたちのための「遊び」と「学び」の頂上体験 – p.1/7
アカデミーキャンプとはエクストリームな「遊びと学び」の野外キャンプ東日本大震災や東電福島第一原発事故により、屋外で心おきなく遊ぶ機会を損失した福島県のこどもたちが対象http://academy-camp.org/
これまでに、のべ約 210人の小中学生たちが参加第 1回 : 2011年 8月 (全 3期)第 2回 : 2012年 1月 (全 1期)第 3回 : 2012年 8月 (全 3期)
特徴「これからを生きていく力」を「最高の学びを体験」して身につけるキャンプ学生ボランティアや講師陣も学びを体験する
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プログラムの例 (科学技術関連)星空を眺めよう (高梨直紘)
宇宙と無重力への挑戦 (山崎大地)
「触れる地球」で生きている地球を体感しよう (竹村真一)
1千万分の 1の地球の模型をつくろう! (斉藤賢爾)
気象小学校 (羽片俊夫)
生き物と結晶とナノの世界 (緒明佑哉)
思い出を切り取ろう (南政樹)
フィジカルコンピューティング! (島慶一)
ロボットは、いつか心を持つのかな? (斉藤賢爾)
鉄道の安全は,どうやって守られているの? (犬塚史章)
ピタゴラ装置をつくろう! (田中浩也)
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アカデミーキャンプ 2012夏ビデオで活動を紹介します (音楽 : 坂本龍一さん)
http://youtu.be/JTccTl2qLCo で視聴できます
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アカデミーキャンプとは、突き詰めると何か「遊び」と「学び」の頂上体験エクストリームな方向性「補償」についてのひとつの考え方マイナス無限大に拮抗するためのプラス無限大
遊びながら学び、学びながら遊ぶ「最高の学び」へスタッフ・講師陣には「働く」「休む」が加わる
世界を変える力を、こどもたちに。大人たちの知識や経験を伝え次世代にバトンを渡す場大人たちは世界に働きかけ、それを少しずつ変えながら生きている結果「世界を変える力」を伝える場に世界とは→地域、地球、ひとりひとりの現実感
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こどもたちのケアへの課題項 目 内 容
放射線防護 被ばく量の低減。補償 金銭以外を含む、損失の埋め合わせ。自
然の中での活動の機会の提供等。心のケア 仲間づくりや、家族とのコミュニケーショ
ンの充実。自己肯定感の向上。偏見なき応接 事故に対する周囲の当事者意識を向上さ
せ、被災者との垣根を取り払う。公平性 ケアを求める児童が公平に漏れなく対応
されること。継続性 放射性物質の半減期を考慮した、数十年
規模の長期に渡る、世代を超えた持続的な実施。
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まとめアカデミーキャンプは福島のこどもたちのための「遊び」と「学び」の頂上体験世界を変える力を、こどもたちに。
こどもたちのケアへの課題放射線防護、補償、心のケア、偏見なき応接、公平性、継続性そのすべてへのベストエフォートな取り組み
慶應義塾大学 SFC Open Research Forum 2012でセッションを開催します
11月 23日 (金・祝) 10:30-12:00東京ミッドタウンホールにて
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