◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

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◎ 最最最最最最最最最最最最最最最最最最 最最最最 ○ 最最最最最最最最最最最最最最最 最最最最最 ○最 最最最最最最 最最最最最最最最最最最最最最最 西() ○ 最最最最最 最最最最最最最最最最最最最最最最最 () ○ 最最最最最最最 最最最最最最最最最最最最 最最 20 最最最最

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資料2. ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料. ○ 広域的拠点開発における広域自治体の関わり方 ○関西州への道筋(大阪における大まかなイメージ) ○国との関係(大都市圏戦略に対する大阪府の動き) ○五大都市比較・東京都内の生活保護の状況(平成 20 年度). 広域的拠点開発における広域自治体の関わり方. ○市内3地区の拠点開発 ・ 大阪駅北地区 (北ヤード)は、西日本最大の交通ターミナルに隣接する梅田貨物駅を中心とした約 24ha の地区で、「都心で残された最後の一等地」として、大阪、関西の再生をリードする新しい拠点づくりが進められている。 - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

◎最終とりまとめに向けた議論のたたき台      関係資料

○広域的拠点開発における広域自治体の関わり方

○関西州への道筋(大阪における大まかなイメージ)

○国との関係(大都市圏戦略に対する大阪府の動き)

○五大都市比較・東京都内の生活保護の状況(平成 20年度)

資料2

Page 2: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

広域的拠点開発における広域自治体の関わり方

事業地区 事業場所

地元市の都市計画まちづくり計画 府関連計画 大阪府の関与 備考

大阪駅北地区 ( 北ヤード )(ナレッジキャピタル) 24ha(内先行開発区域約7 ha )

大阪市 

都市計画決定( 都市再生特別地区 ,用途地域 , 地区計画 )広域鉄道インフラ関連

開発関連の計画なし重要な都市計画決定の権限なし

広域自治体として、全体を考慮したビジョンを持って関与することはできなかった。

ナレッジキャピタルなど計画中吹田操車場跡地への移転に関しては大阪府が調整(別紙参照)

湊町地区( ルネッサなんばOCAT) 18ha

大阪市 都市計画決定( 地区計画 ,)地区内道路 , バスターミナル , 広域鉄道インフラ関連

阿倍野地区 28ha

大阪市 都市計画決定(都市再生特別地区 ,用途地域 , 地区計画)地区内道路 , 公園 , 等

彩都地区 ( 国際文化公園都市 )(バイオ・ライフサイエンスの研究開発拠点) 742.6ha

茨木市箕面市

都市計画決定( 地区計画 )地区内道路 , 公園 ,生活インフラ関連

モノレール延伸広域道路整備都市計画決定( 用途地域 , 土地区画整理事業 )

「大阪バイオ戦略」に基づく、オール大阪の産学官によるバイオクラスターの形成

バイオインキュベーション施設である3棟は満杯

テクノステージ和泉地区(トリヴェール和泉の産業団地) 103.4ha

和泉市 地域内道路 , 公園生活インフラ関連

都市計画決定( 区域区分 , 用途地域等)泉北高速鉄道延伸産業技術総合研究所設立広域道路整備

大阪産業振興戦略の下で、新たな産業育成拠点として位置付け、産業技術総合研究所を核とした産業企業集積づくり

産業団地であるテクノステージ和泉はH17年までに 100%企業立地に成功)

○市内3地区の拠点開発・大阪駅北地区(北ヤード)は、西日本最大の交通ターミナルに隣接する梅田貨物駅を中心とした約 24haの地区で、「都心で残された最後の一等地」として、大阪、関西の再生をリードする新しい拠点づくりが進められている。

・湊町地区は貨物ヤードが廃止されるとともに、関西国際空港開港に合わせて、チェックイン機能を含む旅客ターミナルなどが位置付けられ、国際化に対応する新都市拠点としての開発が進められることになった。

・阿倍野地区は、南大阪の交通の結節点 ,奈良・和歌山との交通拠点であり , 面積で東京の六本木ヒルズ ( 約 11ha)を上回る 28haの巨大事業である。

・市内3地区に関しては、区域分断的なところが見受けられ、府が府全域を考えた戦略やビジョンを持って関与することはできなかった。

○彩都地区・中核的な取組みであるライフサイエンス分野の研究開発機能としては、産学官連携による総合的戦略プランである「大阪府バイオ戦略」に基づき、バイオクラスター形成事業について取り組んだ。

○テクノステージ和泉地区・産業技術総合研究所の設立、泉北高速鉄道延伸事業関連等、府が大きく関与し、大阪産業振興戦略の下で、新たな産業育成拠点として企業集積等を行ってきた。

Page 3: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

忠岡町

能勢町

豊能町

茨木市

高槻市箕面市

豊中市吹田市

池田市

島本町

枚方市

大阪市

摂津市寝屋川市 交野市

四条畷市大東市

門真市守口市

東大阪市

八尾市

柏原市藤井寺市

羽曳野市堺市

松原市

大阪狭山市太子町

富田林市河南町

千早赤阪村

河内長野市和泉市

泉大津市

高石市

熊取町泉佐野市

泉南市阪南市

岬町

田尻町

岸和田市貝塚市

大阪駅北地区(北ヤード)まちづくり

○開発事業位置図

和歌山県

奈良県

兵庫県

京都府

ナレッジキャピタル

阿倍野地区再開発

湊町地区再開発

彩都 (国際文化公園都市 )

トリヴェール和泉産業団地= 和泉地区テクノステージ

Page 4: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

○昭和62年、国鉄分割・民営化の際に、国鉄清算事業団が梅田貨物駅周辺を売却のため、梅田貨物駅を吹田操車場跡地へ全面移転することを発表○しかし、地元市(吹田市、摂津市)側は環境悪化を懸念し、国鉄清算事業団と地元市での調整が難航。○低利用地であった梅田貨物駅 ( 北ヤード ) を関西圏の最後の一等地として開発する事は大阪全体として重大な案件として、大阪全体の成長発展の観点から、大阪府は地元市と国鉄清算事業団等との調整に乗り出した。○平成9年、国鉄清算事業団が、大阪府、吹田市、摂津市に、梅田貨物駅

機能の移転先を、百済 ( 大阪市内 ) と吹田操車場跡地に 1/2 ずつ分けて移転する案を申入れ○平成11年、基本協定(大阪府、吹田市、摂津市、 JR貨物、鉄道・

運輸機構)を締結し、開発を進めることができた○その際、大阪駅北地区(北ヤード)及び百済地区は大阪市内であるが、吹田操車場は大阪市外であるため、梅田貨物駅機能の吹田操車場跡地への移転に関しての地元市調整には、大阪市は特に関与せず

 梅田貨物駅(北区) ⇒大阪駅北地区として活用 梅田貨物駅(北区) ⇒大阪駅北地区として活用

百済貨物駅 ( 東住吉区 )百済貨物駅 ( 東住吉区 )

吹田操車場(吹田市)吹田操車場(吹田市)

大阪府が関与

½ ずつ移転

市内で完結

(参考)吹田操車場跡地への移転調整における大阪府の関与ついて【大阪駅北地区 ( 北ヤード )関連】

拠点開発等に対する広域自治体の役割について

○大阪市との協議の上、市域を超え、大阪府全体の統一したビジョンを広域自治体として持つ 必要はなかったのか。

○拠点開発の場所が大阪市内であっても、また都市計画等の権限に関わらず、重要な拠点開発の ビジョンを府・市が共有するべきではないか。

○その上で、ビジョンに沿って取組みが行われるように、大阪全体の視点で、調整の仕組みを作 る必要があるのではないか。

Page 5: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

大阪府の関わり●都市計画決定者 としての立場

一部の権限で府に同意権はあるものの、決定権はすべて大阪市にある。 ⇒府が関与する機会が多くはない。 ・開発に最重要な要素である「建ぺい率・高さ制限・容積率」のボーナス付与を行う  都市再生特別地区」は大阪市決定。 ・ナレッジキャピタル中心に事業の性格付けを行う「地区計画」も大阪市決定 ・開発エリアの中に、複数の鉄道構想があるが、鉄道計画 ( 都市高速鉄道 ) は大阪市  決定。

●市街地開発行政の 指導監督としての立場

大阪市内での大阪駅北地区(北ヤード)の区画整理事業に関しては、区画整理法上、府の権限はない。

(参考)大阪駅北地区(北ヤード)への大阪府の関与について

大阪府の関わり●大阪駅北地区 まちづくり推進協議会

(H 16.3.2設立)

( 目的 )大阪駅北地区の開発を早期にかつ効果的に推進するため、大阪駅北地区全体構想に基づき、計画策定、事業化方策、まちの管理・運営などについて検討、協議、合意形成に参画。

 ・府が委員として参画 ・協議会の下にまちづくり企画委員会が設置され、府も参画。  ・大阪駅北地区 2 期ナレッジ・キャピタル検討委員会等にオブザーバーとして参画

※ナレッジ・キャピタルとは研究者、企業、市民、ビジター等が互いに交流し、新しい知識、価値、商品を共同で創造する拠点

■まちづくり等の検討の場への関わり

■都市計画関連について

●大阪府は、まちづくり推進協議会で主に市域外の事業との関連について意見を述べ、2期開発ナレッジキャピタル委員会では、オブザーバーとして参画して意見を述べるなどに留まった。

●しかし開発に関する重要な都市計画等の決定権限は、政令市にすべてあり、府が関与できる機会は多くはない。

Page 6: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

国の出先機関

大 阪 府

大 阪 市

関西広域連合

新たな広域自治体

新たな基礎自治体

関 西 州

•※事務の性格に応じ、民営化を検討

基礎自治体

※役割分担が不明確 ※役  割  分  担  の  明  確  化

成長戦略

暮らしの充実

国の出先機関の受け皿

※実現には、  全国的な議論・法改正

【関西でできることから】

【大阪でできることから】

■国の役割の重点化   ■広域自治体と基礎自治体の役割分担を明確化する過程

広域

基礎

広域

基礎

◆経済・生活面での関西の強い結びつき ⇒府県を超えた広域的取組みの必要性                         まずは、「関西広域連合」を本年度設立(広域防災、等7分野)◆国の出先機関改革「地域主権戦略大綱」⇒広域連合など広域的実施体制の整備に応じて、移譲が可能となるような仕組みを検討 「関西広域連合」を国の出先機関の受け皿へ(府県で対応できない事務への対応)

※出先の執行権に加え、  本庁の企画立案権も移管

    関西州への道筋(大阪における大まかなイメージ)           

第5回研究会 資料5「広域自治体のあり方(道州制と大都市制度)」

Page 7: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

大阪から新たな大都市自治の提案

府市協議

第一ステップ

広域機能の一元化

都市内分権

大阪にふさわしい

大都市制度の創造

地域のあり方を自ら提案  国と協

地域の意思と実情にあった道州制へ

(例)

◎基本《完全な二層》

道州

市町村

《地域によって府県存続》

道州府県

市町村

《大都市の権限拡大》

道州

市町村 大都市

関西にあっ

た道州制

Page 8: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

 大都市圏戦略の動きについて

「新成長戦略」( H22.6.18 閣議決定)における大都市圏制度の位置づけ

[ 大都市の再生 ] ・大都市は国の成長の牽引役。アジア都市との競争の観点から、国としての国際的、広域的視点を踏まえた  都市戦略が必要 ・投資効果の高い大都市圏に真に必要なインフラの重点投資と魅力向上のための拠点整備を戦略的に進め  ることが必要 ⇒早期実施事項( 2010年度に実施する事項)    大都市圏の成長戦略の策定、大都市のインフラ整備のマスタープランとなる    「大都市圏戦略基本法(仮称)」案の提出

国土審議会政策部会国土政策検討委員会大都市圏戦略検討グループ( H22.10.21開催)で

大阪府から積極的に提案内容については次ページ以降

国の動き

Page 9: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

平成22年10月21日

大阪府

関西における大都市圏戦略~大都市圏戦略基本法(仮称)への期待~

資料出所: 国土審議会政策部会 国土政策検討委員会       大都市圏戦略検討グループ 第 2 回 (平成 22年 10 月 21日 )大阪府提出資料

Page 10: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

 0.はじめに

     0‐1.大阪の低迷は日本の低迷の縮図

     0‐2.都市の潜在的なパワーの低下

     0‐3.日本を再生するには

     0‐ 4.「大阪の成長戦略(素案)」

P.1

P.3

P.4

P.2

Page 11: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

完全失業率(四半期ごと)

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

7.0

8.0

9.0

大阪府

全国

0‐1.大阪の低迷は日本の低迷の縮図*政府の認識は、「総じて我が国の経済は、 1990年代初頭のバブル崩壊以降伸び悩み。  経済成長のための政策対応が十分な効果を発揮せず、デフレからも脱却できず、  過去 10年間、景気実感に近い名目値ではマイナス成長。 OECD 諸国の中で最低の水準。」

*「大阪の低迷は、日本の低迷の縮図」

 ・こうしたなか、大阪は、長期にわたる   GDPのシェア低下、法人税収の  落ち込み、地価下落、高い失業率  など日本のマイナス部分の縮図。

  大阪が抱える成長阻害要因を明らか にし克服することで、日本全体の 成長に貢献できる。

 ・本格的な人口減少・少子高齢社会 に突入した今、新たな雇用と成長に 結びつく分野の強化に向け、  不必要な規制や制度による束縛を  取り払い、需要を掘り起こすことが  できるよう、選択と集中による戦略  的な政策展開へと舵を切るべき。

0

100

200

300

400

500

600

(兆円)

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

12.0%

国内総生産府内総生産シェア

国内総生産 32 38 45 53 63 74 81 96 123 141 152 170 189 207 225 246 264 276 289 306 327 342 362 390 418 455 478 484 486 491 498 521 521 518 514 520 508 504 505 508 514 519 520

府内総生産 3 4 5 5 6 8 8 10 12 14 14 15 17 18 19 21 22 23 24 25 26 27 29 32 33 39 41 41 40 40 40 41 41 40 40 39 38 38 38 38 38 38 39

シェア 9.9% 10.1%10.1%10.1%10.1%10.2% 9.9% 9.9% 9.9% 9.7% 9.0% 9.1% 9.0% 8.7% 8.4% 8.7% 8.5% 8.5% 8.4% 8.2% 8.0% 8.0% 7.9% 8.1% 7.8% 8.5% 8.5% 8.4% 8.3% 8.1% 8.1% 8.0% 7.9% 7.8% 7.7% 7.6% 7.6% 7.5% 7.5% 7.5% 7.4% 7.4% 7.5%

S40 S41 S42 S43 S44 S45 S46 S47 S48 S49 S50 S51 S52 S53 S54 S55 S56 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19

シェア

(注)経済計算方式は、 68SNA方式から 93SNA方式に変更されている。 93SNAベースは、平成 2年以降の数値のみが整備されて   いるため、時系列比較は注意を要する。

府内総生産と国内総生産の比較(名目)

◆ 大阪の失業率は常に全国よりも高い水準で推移

◆ GDPにおいても、全国シェアは長期低落傾向

1

(出典)大阪府統計課「平成 22年4~6月期 労働力調査地方集計結果」

(%)

Page 12: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

0‐2.都市の潜在的なパワーの低下 

*大阪の潜在成長率の低迷には、高齢化の進展等による労働力人口の減少なども影響して  いるが、最たる影響は、工場等制限法等、均霑化を推し進めてきた大都市圏法制。  

 

 

 

     

*大阪の潜在成長率を高めて、現実の成長に結びつけ、大阪のGDPを回復し、   新たな成長軌道に乗せるためには、どのような手立てを講じるべきか。   地域が、民間が、本来の強みを発揮し、大阪が持つストックを活用しながら、   持続可能な成長を成し遂げるためには、どうすればよいか。

2

◆ 2008年発表の潜在成長率予測

都道府県 2005-2020年度平均(予測)

1 滋賀県2 東京都3 三重県4 愛知県

:39 大阪府

2.84%2.73%2.39%2.34%

0.95%

平 均 1.58%

都道府県 2005-2020年度平均(予測)

1 滋賀県2 東京都3 三重県4 愛知県

:39 大阪府

2.84%2.73%2.39%2.34%

0.95%

平 均 1.58%※(社)日本経済研究センター「第34回中期経済予測選択と集中を迫られる日本経済~日本の産業・地域経済の行方~」(2008.2.12)より抜粋

※なお、同じ(社)日本経済研究センターの2009発表の実質成長率*ランキング(「都道府県別中期経済予測(2009.4.8)」(予測期間:2007-2020年度)では、大阪府は全国第16位と盛り返し。

工場等制限法の影響を受けず

■大阪の税収は、ピーク時に比べ低位で推移し、  近年の世界的な不況に伴う落ち込み具合も激しい

   大阪府の税収の推移〔法人二税〕 100(平成元年度の税収を基準= )

20 21 22(注)平成 年度までの税収は、大阪府財政課HP「財政ノート」より、平成 、 年度の税収は、地方行財政調査会資料による。

54.5

100.091.0

76.2

61.7

56.8

66.4

63.2

51.747.3

49.6 49.3

42.645.5

52.3

57.9

67.965.7

62.7

35.2

24.6

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

110.0

平成元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22(年度)

(見込) (当初)

ピーク時の1/4

Page 13: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

0‐3.日本を再生するには*「大都市の再生は、日本再生の切り札」

 ・これまでの大都市圏法制等が、結果的に大都市圏のパワーをそぎ、  成長の牽引役を果たすことができなかったことが日本を低迷させた主な要因。  しかし、日本の成長を支えているのは、やはり、東京や大阪などの大都市圏。  既存ストックを多く有する大都市は投資効果も高く、  今こそわが国の成長エンジンである大都市の再生が必要。 ・環境・新エネルギー、バイオ・医療といった産業が、これからの日本を支える。  そして、その機能の集積、厚みは、大阪・関西にある。

 ・また、関西には、関西国際空港と阪神港という二大国際インフラ、国家的資産がある。  このストックを最大限に活かして、アジアと日本各地との「人・物・カネ・情報」の結節点、  玄関口として日本全体の発展に貢献する。            ⇒ ツインエンジンの再起動が、日本再生には、不可欠

3

【大阪の医薬品産業の全国シェア(平成 20年)】■ 製造品出荷額: 8,631 億円 (全国1位・シェア 14 %)■ 従業者数   : 8,120 人 (全国1位・シェア 11 %)

リチウムイオン電池 81.2%

太陽電池 73.8%

【関西の電池産業における全国シェア( 2009年)】

出典  産業情報調査会調べ、         中日社「電子部品年間 2010」 出典: 2009年 富士経済調べ

電池産業の世界市場規模の動向

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

45,000

50,000

リチウムイオン 電池 太陽電池

(億円)

2008年(実績)2013年(予測)

医薬品の国内市場規模の動向

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

2008年(見込み+確定)

2016年(予測)

(億円)

出典:経産省「工業統計調査」

出典:経済産業省、近畿経済産業局調べ

Page 14: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

0‐ 4.「大阪の成長戦略(素案)」

   *大都市圏の成長を阻害する要因を排除し、     大阪・関西をはじめとする大都市圏の持つ“強み” “優位性”を最大限に発揮させることで、    イノベーション(技術革新)や高付加価値を生み出す成長エンジンとなる。   *大都市圏がアジアでの都市間競争に打ち勝つことにより、外需で稼ぎ、内需を生み出し、     全国・地方へ経済波及させる。

 目  標(概ね2020年までの10年間を目途)

  

 

「高付加価値化」「対内投資拡大」「消費・雇用拡大」の観点からストックを活用し、大阪・関西の“強み”“優位性”に磨きをかける。

① 実質成長率 年平均2%以上② 雇用創出 年平均1万人以上③ 訪日外国人  2020年に年間 625 万人が大阪に  貨物取扱量  2020年に関空 60 万トン増、阪神港 190 万 TEU 増

高付加価値化

対内投資拡大

消費・雇用拡大

【 活力の取り込み強化・物流人流 の活用アジア インフラ 】

(1) 関西国際空港の国際ハブ(拠点)化 (2) 阪神港のゲートポート化、国際ハブ(拠点)化 (3) 物流を支える高速道路機能の強化 (4) 人流を支える鉄道アクセス・ネットワーク強化 (5) 官民連携による戦略インフラの強化

【都市の再生】

(1) 海外の企業や人材を受け入れる都市づくり (2) 地域ストックを活かした都市づくり (3) 低炭素社会を先導する都市づくり (4) みどりを活かした都市づくり

競争力強化のための戦略的プロジェクト

4    ⇒ 国際戦略総合特区(一国二制度)の導入

Page 15: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

 1.大都市圏域のあり方        

        1‐1.大都市の特性と機能

        1‐2.世界の大都市圏 ~メガリージョン形成の動き~

        1‐3.新たな大都市圏戦略に必要な視点

        1‐ 4.新たな大都市圏エリアの設定

        1‐ 5.大都市圏戦略における拠点の役割

P. 5

P. 7

P. 8

P. 9

P. 6

Page 16: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

1‐1.大都市の特性と機能

■ 大都市の特性 行政区域を越えた交通ネットワーク等で、経済・生活等の各種機能が広域的に連たんし、有機的に連携すること により、総合的かつ高度な機能が集積。ここを舞台に人、物、カネ、情報が交流、域内外に富などが分配される。

■ 大都市の機能 ~人、物、カネ、情報が集まりイノベーションや経済成長を牽引する機能~  *集積(規模の経済)  *交流(人が集いイノベーションが生まれる場)  *分配(多様な人材を生み出す孵化機能。そのための富の厚み。域外への波及)■ 大都市の成長 ~「知の創造」こそ成長の鍵~  世界的な都市間、地域間競争が激化する中、それぞれの地域が持つ強みを最大限に発揮しなければ、成長著 しいアジアの都市・地域との競争に打ち勝てない。  大都市が魅力を持ち続け、大都市のもつ集積・交流・分配の機能を果たしていくためには、

○ストック、ソフトインフラの活用による「知の創造」が鍵 都市自身がもつストック、とりわけソフトインフラを活用しながら、変化に対応し常に新しい価値を 創造し続けることが必要

○「知の創造」を支える居住環境、ヒンターランド           また、大都市がこのような機能を十分に果たす上では、ベッドタウンや近郊緑地の存在といった、良好 な居住環境や充実したヒンターランドの存在も不可欠

5

 

・日本全体の成長を牽引する「大都市の再生」の必要性が位置づけられ、投資効果の高い大都市圏で、真に必要 なインフラの重点投資を戦略的に進めるとしている。・大都市のインフラ整備のマスタープランとなる「大都市圏戦略基本法 ( 仮称 ) 」案の提出が、早期実施事項に明記。

【国の新成長戦略における位置づけ】

Page 17: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

1‐2.世界の大都市圏~メガリージョン形成の動き~

世界のメガリージョンの動き~世界各都市は競争に勝ち抜くための動きを加速~

6

(例)ランドスタット地域の連携エリア■ランドスタット地域(オランダ) ・4州、4市等12の地方政府で「ランドスタット評議会」を構成し、  地域の多角的分析、戦略的長期展望の作成、政策調整を行う ・地域全体で戦略目標を共有し、都市間の役割分担を明確化

(その他の例)■ グレーターロンドンオーソリティ(英国) ・ロンドン全域に係る計画や調整を司る行政体 ・都市計画、交通、経済開発、環境保全等の分野で広域計画を策定し、  基礎自治体はこれら計画に基づき事業を実施

■ 長江デルタ(中国) ・長江デルタ都市経済協調会を設置   ・港湾運営の連携協力等、広域な都市間連携を推進

■ ニューヨーク・ニュージャージー・ポートオーソリティ(米国) ・ニューヨーク、ニュージャージー両州の港湾・空港を一元的に  運営管理し、全体の最適な交通インフラ投資を進める

■ミネアポリス・セントポール都市圏(米国) ・両都市にまたがる都市圏内で税収再分配(タックスシェアリング) ・地域間で役割分担し、企業や商業施設が集積する地域と、緑地  等の確保に焦点を置く地域との税収格差を是正する仕組み

メガリージョンの取り組み例

出典:『経済人(2009年3月号)』

Page 18: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

① 均霑から集中へ、国家戦略の転換

・国家戦略として「大都市再生」の重要性を明記・対象となる「大都市」の限定  日本のツインエンジンの位置づけを明確化・インフラ整備、規制緩和等を国家プロジェクトで推進   大都市の「抑制・管理」 → 「成長・重点投資   ( ) 」 へと方針を変更ポジティブプランニング・国家目標の明示と国家プロジェクトのコミット  ハードインフラ → 関空、高速鉄道、高速道路  仕組み → 総合特区等の一国二制度 など

② 縦割り排除の広域的な地域経営システム・目標設定、資源配分の一元化(法定協議会)  多様な主体のベクトル合わせ、全体最適の確保  広域計画の決定システムと拘束性の確保 など・オペレーションの一元化(オーソリティ、 TMOなど)  地域経営、既存ストックの組み換え  官民連携、権限の付与、スピード感のある執行

③再生のための実効性のある制度  国土形成計画法のような計画(戦略)策定のための 法律ではなく、戦略達成のための措置(規制緩和、  財政支援、税制特例等)を規定し、実効性を確保

50年間かわらない「大都市圏」法制 

大都市圏法制は高度成長期の「均霑」理念のまま  (例) 大都市を戦略的に優遇しなかったため、その充実した      ストックを活かせず   

公共投資における戦略性の欠如・国と地方政府の役割分担(権限・財源・責任の所在) が不明確・国家プロジェクトに対する国の責任が不明確  国際空港・国際港湾などの基幹インフラの国家戦略  としての位置づけをより明確に  「選択」と「集中」を徹底し、国の責任で着実に整備・「地域経営にゆだねる」という発想が欠如  「既存ストック」の十分な活用と地域の判断による  先行投資を  地域の「ガバナンス」と「マネジメント」による運営や  整備の推進を

「二つの縦割り」による非効率さ・行政区域の縦割り  大都市の機能は、行政区域を越えて発揮されるが、   意思決定主体は行政区域ごとにバラバラ 

  (例) 港湾、高速道路の一元管理・運営ができない・省庁の縦割り  行政手続きや許認可権限等が、分野ごとに制度化  され、効率的な意思決定や判断ができない  (例) 都市緑化と自然環境保全の計画が別個に存在し、 総合的な取り組みが不十分

我が国法制度と大都市機能のミスマッチ

7

大都市圏戦略に必要な視点

1‐3.新たな大都市圏戦略に必要な視点

Page 19: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

1‐ 4.新たな大都市圏エリアの設定

■ 大都市圏エリア(「戦略区域(仮称)」)の設定  大都市の競争力を高めるためには、広域の均霑化を目的とする現在の大都市圏法制よりもエリア  を絞り込んでの集中投資が必要。行政区域にとらわれず、戦略実現に必要な都市機能に基づく エリアを設定し、一体的、機動的に取り組むべき

■ 政策区域と政策ツール 政策区域は政策課題に応じて柔軟に設定し、 戦略具体化のための政策ツールも併せて整備  ①戦略核都市圏(仮称)  ・・・企業を集積させる区域として設定

   ・誘導策    「区域外から区域内へ事業所を移転する場合の    買い換え特例」等のツールを、「総合特区制度」や    「都市再生特別措置法」との整合性を図りつつ設計

 ②保全区域  ・・・戦略核都市圏をバックアップする 近郊緑地保全区域制度を存続

   ・規制制度の再構築    届出行為の制限に関する基準を定め、基準に適合    しない行為への勧告、命令、罰則等の規定を設ける    など、実効性のある規制制度に再構築

<エリアのイメージ>

※国交省国土計画局公表資料を加工のうえ作成  原典掲載HP: http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/kokudokeikaku_tk5_000014.html

新たな大都市圏エリアは

既存の大都市圏法制より絞り込んだ範囲とす

8

Page 20: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

1‐ 5.大都市圏戦略における拠点の役割

【関西は EU型・ネットワーク型の大都市圏構造】・ EU型は、複数の都市がネットワークされた多核型都市圏であり、各都市が個性を追求しつつも、地域のも  つ個性や産業クラスターの強化に一体的に取り組むことで、国際競争力を有する  

・関西は、大阪、神戸、京都という個性ある3都市と、周辺の都市群があることから、 EU型に類似     → 各都市が、大学や企業の集積「拠点」を持ち、それぞれが強みを有する関西の都市構造を活用する          には、拠点間ネットワークを圧倒的に充実させたインターフェイス都市圏を構築する必要がある

   大阪、神戸、京都を戦略核都市に位置づけ、周囲の戦略核都市圏と共に集中投資

拠点

拠点

拠点

【EU型(大阪・関西)】

【グレーター型(東京)】

拠点 医療先進都市先進製造業拠点ファッション文化ブランド都市機能

京都大学知的生産拠点歴史観光拠点

関西圏の交通ポータル拠点環境・バイオ企業集積拠点人口集中した一大消費拠点

【兵庫】

【京都】

【大阪】

大都市圏エリア(戦略区域)

国際拠点インフラ

・社会資本整備計画で国が戦略的に整備・国際ハイパー港湾、国

際ハブ空港

戦略核都市圏(仮称)

神戸市大阪市

京都市

戦略核都市(仮称)

保全区域 9

東京 23区 135.1

さいたま市

91.9

千葉市 97.2

横浜市 90.4

大阪市 138.0

京都市 108.4

神戸市 101.8

昼夜間人口比率

昼夜間人口比率

【関西ネットワーク型都市圏のイメージ】

出典: H17年国勢調査

出典: H17年国勢調査

Page 21: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

      

   2.地域主権時代における     大都市圏運営のあり方            

         2‐1.日本がグローバル競争の中で生き残るには         2‐2.大都市圏の意思決定システム

         2‐3.大都市圏戦略を実行するオペレーション組織

P. 10

P. 11

P. 12

Page 22: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

日本の「大都市圏」がグローバル都市間競争の中で生き残る必要がある         そのために、「大都市圏」のポテンシャルを最大限発揮させる

  

 

大都市圏が自らの努力と責任で「経営」し、日本の発展に貢献する(“強制”から“競争”へ)

2‐1.日本がグローバル競争の中で生き残るには

10

「地域主権」を実現し、大都市圏に新たな             「ガバナンス」と「マネジメント」のシステムを

① 意思形成・意思決定   ・行政区域を越えた地方政府間の「利害」の調整   ・「圏域」としての一貫性のある「戦略」の策定

  ⇒ これまでの「連携」の限界を超える「ガバナンス」

② 地域経営   ・執行を担う新たな主体(民間の参入)   ・「経営」を可能とする条件整備(規制緩和、権限・財源の委譲、ストックの組み換え等)

Page 23: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

2‐2.大都市圏の意思決定システム 「大都市の再生」には、行政区域を越えて官民の多様な主体が連携した取組みが必要 → 理想は一人の指揮官によるガバナンス(道州制)だが、道州の実現には長期的な取組が必要   まずは、多様な主体が目標を共有、資源を配分し、行政区域を越え事業に取組むシステムを構築 ■計画決定  ○目標設定:大都市圏の行政による計画(戦略)策定 ⇔ 法的根拠の付与と国の決定          大都市圏計画(戦略)と他の行政計画との整合システム ⇔ 全体最適の確保  ○資源配分:計画(戦略)に基づく事業への各行政主体の資源配分の拘束性を確保

 ■オペレーション   都市の既存ストックを組み替え、最大限に活用するためには、建設過程ではなく、完成後のマネジメント機能を   重視した、官民連携の多様な主体(オーソリティ)による、迅速で効率的な事業実施体制の構築が必要 都市圏計画法定協議会(仮)

同意

計画によって権限を付与されたオーソリティ等が、行政区域を超えて効率的なインフラ整備、施策展開等を行う

大阪府・市

京都府・市

兵庫県神戸市

関係基礎自治体

・国・府県・政令市による協議会で多数決で計画を決定・計画に同意した自治体は法的に拘束・自治体は計画推進に必要な権限等を協議会に委譲

計画

計画決定 オペレーション

個々のまちづくりは

基礎自治体等へ!成長のための大きな方向性は広域で!

協議

関係する県

・政令市

※関西広域連合の  活用も検討 11

Page 24: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

2‐3.大都市圏戦略を実行するオペレーション組織

大都市圏戦略に基づく地域経営のためには、行政区域を越えて多様な主体が参画する、権限を持った専門執行機関(オーソリティ等)が必要であり、その法的根拠を大都市圏戦略基本法で明示すべき

<法制化が必要な項目> ■執行体の独立性の確保(エージェンシー)=大きな裁量の付与 ■民間が参画する執行体への準行政的な権限の付与(公的財産の管理・運営権限など) ■プロジェクトへの民間資金導入のために必要な措置=PPP

■物流系: 港湾の整備・管理、コンテナ埠頭等の一元的経営 (ポートオーソリティ) 広域的な道路整備と料金体系の一元化 (ハイウェイオーソリティ)■拠点開発系: 複数自治体に跨る大規模道路、公園、上下水道等  の公共施設、学校等の一体的整備運営、都市計画 権限の付与による広域的なまちづくり (ニュータウンの再生、TMO)■企業誘致系: 国、自治体の行政手続きをワンストップ処理 (サービスセンター)■環境保全系: 府県を越えたCO2排出量取引制度の実施 (認証・マッチングセンター)

オーソリティ等による事業展開イメージ例

○高速道路会社、阪神高速、道路公社など、複数の事業主体○均一区間、対距離区間も混在 → 利用者の目線で使いやすい料金体系を検討

(例)ハイウェイオーソリティ

12

Page 25: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

(39.2‰)台東区 (15.8‰)瑞穂町 (12. 2‰)小平市(30.7‰)足立区 (15.6‰)八王子市 (12. 2‰)多摩市(25.1‰)板橋区 (15.5‰)三鷹市 (11. 9‰)武蔵野市(24.4‰)墨田区 (15.3‰)大島町 (11. 9‰)町田市(23.5‰)新宿区 (14.6‰)江東区 (11. 6‰)西東京市(23.4‰)荒川区 (14.3‰)府中市 (11. 2‰)渋谷区(22.2‰)立川市 (13.9‰)昭島市 (11. 1‰)千代田区(21.9‰)葛飾区 (13.9‰)福生市 (11. 1‰)東久留米市

(21.8‰)北区 (11‰)品川区(20.8‰)三宅村 (10. 9‰)狛江市(19.6‰)清瀬市 (10. 6‰)杉並区(19.2‰)豊島区 (10. 3‰)青梅市

(18.8‰)江戸川区 (10. 1‰)稲城市(18.7‰)武蔵村山市 (10. 1‰)青ヶ島村

(18.2‰)八丈町 (10‰)檜原村(17.8‰)大田区 (10‰)奥多摩町(17.7‰)練馬区 (9. 7‰)調布市(17.6‰)中野区 (8. 8‰)国立市

(16.6‰)東村山市 (8. 7‰)文京区(16.3‰)東大和市 (8. 7‰)日野市

(8. 7‰)神津島村(8. 6‰)目黒区

(8. 6‰)小金井市(8. 5‰)新島村

(8. 3‰)港区(8‰)羽村市

(7. 5‰)世田谷区(7. 3‰)あきる野市

(6. 9‰)中央区(6. 5‰)御蔵島村(6. 4‰)国分寺市(5‰)小笠原村(4. 5‰)日の出町

(―)利島村

平成20年度の東京都内市区町村の生活保護(保護率)の状況

. ‰東京都全体の保護率=16 1

. ‰全国の保護率=12 5

12. 5‰全国の保護率( )を超える市区町村 全国の保護率12. 5‰( )を

下回る市区町村

東京都全体の保護率16. 1‰( )を

超える市区町村

東京都全体の保護率16. 1‰( )を

下回る市区町村

Page 26: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

五大都市比較項目 大阪府 大阪市 愛知県 名古屋市 神奈川県 横浜市 京都府 京都市 兵庫県 神戸市

規模

人口(人) 8,683,035 2,534,176 7,237,612 2,178,272 8,885,458 3,620,562 2,551,706 1,384,896 5,586,182 1,511,351

  比率   28.6   30.1   40.7   54.3   27.1

面積(㎢)【A】 1,898.01 222.43 5,115.66 326.43 2,415.84 437.38 4,613.13 827.90 8,395.89 552.23

  比率   11.7   6.4   18.1   17.9   6.6

歴史的経過

特別市をめぐる対立は五大市全てにあったが、市域拡張については、政令市以前は大阪市・名古屋市で対立があった。政令市以後は、名古屋市では市域拡張の対立がなかったが、大阪市は昭和 40年中頃まで対立が続く。                                                                                                                                                  横浜市は政令市以前・以後も市域拡張がなく、市域拡張をめぐっての対立はなかった。京都市・神戸市は戦後の市域拡張について、特別市の対立とは別に拡張を進め、政令市以後、市域拡張に関する対立がなかった。                                                                                                                                                                                                              

昭和27年に府へ合併申請したものの、府議会で否決。昭和31年の隣接6町村合併が最後。                                                                                                                              

昭和20年代には、県市で合併を巡り、対立があったが、政令市以後、昭和30年代には、守山市や有松町など合併し、市域拡張。                                                                                                   

戦前に市域拡張を行い、昭和 14年に現行市域となる。                                                                                            

戦後も政令市以前・以後とも順次市域拡張を実施。平成の大合併において、京北町を編入合併。                                                                                                                                 

昭和 22年から 33年にかけて、順次市域拡張。                                                                                                    

経済・集積度

GDP(億円) 38 兆 9218 21 兆 4656 37 兆 1719 14 兆 4267 31 兆 9603 12 兆 9733 10 兆 927 6兆 454 19 兆 1357 6兆 1514

  比率   55.2   38.8   40.6   59.9   32.1

事業所数 428,247 201,462 335,601 130,013 288,962 109,632 128,660 78,333 238,879 72,788

  比率   47.0   38.7   37.9   60.9   30.5

昼夜間人口比率(%) 105.5 138.0 101.7 114.7 90.3 90.4 100.8 108.4 95.1 101.8

都市の広がり

5%・ 10%通勤通学圏

流入人口

 

1,097,945

 

385,228

 

273,789

 

137,160

 

117,338

圏域の範囲

大阪府以外の1府 4県(約30市町村)に及ぶ

愛知県以外の 2 県( 6市町村)に及ぶ

神奈川県内及び東京都の一部に一定の圏域

京都府以外の1府 1県( 3市町村)に及ぶ

阪神間を含め県内東部に一定圏域

DID面積【B】 901.9 221.66 897.32 273.69 943.05 347.52 257.51 140.1 563.03 147.8

  【B】 / 【A】 47.5 99.7 17.5 83.8 39.0 79.5 5.6 16.9 6.7 26.8

周辺市町村の状況

隣接都市の規模

政令市(堺市)中核市(東大阪市・尼崎市)、特例市(豊中市・吹田市・八尾市)など大規模な市

春日井市(30万人)を除き、比較的規模の小さな市町

政令市(川崎市)、中核市(横須賀市)、特例市(大和市)、藤沢市( 41 万人)、東京都町田市( 41万人)等大規模あるいは比較的大規模な市

滋賀県大津市、大阪府高槻市(中核市)を除き、比較的規模の小さな市町

中核市(西宮市)、特例市(宝塚市、明石市)及び比較的規模の小さな市町

隣接都市の連携状況隣接都市協議会を設置し、講演会・シンポジウムを開催。

水道給水、ごみ受け入れなど名古屋市が実施。

周辺に自立した市が多く、個別の事業において必要に応じて連携している。

京都都市圏自治体ネットワーク( 2府 1県の 30市町)を設置し、京都都市圏おでかけ情報(施設・イベント紹介)を作成。

隣接市町(7市1町)で構成する神戸隣接市・町懇話会を設置し、小中学校に対する教育施設等の無料開放等を実施。

財政経常収支比率 96.9 100.2 100.1 98.1 97.9 95.8 95.8 95.9 98.3 97.9

財政力指数 0.81 0.96 1.07 1.06 0.97 1.01 0.64 0.76 0.63 0.73

※人口は平成 22年住民基本台帳人口(平成 22年 3月 31日現在)による。   ※面積は国土地理院の全国都道府県・市町村面積調(平成 21年 10 月 1日現在)による。※GDPは内閣府発表の平成 19年度県民経済計算、市民経済計算による。   ※昼夜間人口比率は平成 17年国勢調査、事業所数は平成 18年事業所・企業統計調査による。※5%・ 10 %通勤通学圏、DID面積は平成 17年国勢調査、名古屋市『道州制を見据えた「新たな大都市制度」に関する調査研究報告書』(平成 20年 12 月改訂)等による。

Page 27: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

大阪府の状況           

第2回研究会 資料3「1 大阪の現状と課題 (1)大阪のポテンシャル」

Page 28: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

   愛知県の状況           

第2回研究会 資料3「1 大阪の現状と課題 (1)大阪のポテンシャル」

Page 29: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

 神奈川県の状況           

第2回研究会 資料3「1 大阪の現状と課題 (1)大阪のポテンシャル」

Page 30: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

  京都府の状況           

Page 31: ◎ 最終とりまとめに向けた議論のたたき台       関係資料

  兵庫県の状況