ゲームデザイン公開討論会 第2回 資料...
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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #2
「ゲームと歴史学との遭遇」
日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN) ・遊戯史学会共催
http://digrajapan.org http://www.gameshistory.net
2016.2.7(日) @東洋文庫
http://www.toyo-bunko.or.jp/
公式サイト: http://digrajapan.org/?p=2050
三宅 陽一郎 (日本デジタルゲーム学会 理事)
三宅陽一郎
AI for Game Titles
AI for Books
三宅陽一郎 (DiGRA JAPAN)
@miyayou
DIGRA JAPAN (日本デジタルゲーム学会)とは
DiGRA JAPANとは?
DiGRA(Digital Game Research Association)は、
スウェーデンに本部を置く、非営利のゲーム研究に関する国際学会です。
日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)は、
日本国内におけるデジタルゲーム研究の発展、普及啓蒙を目指して2006年に設立されました。
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遠藤雅伸(DiGRA JAPAN)
• 東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授
• 宮城大学客員教授.
• ゲーム作家、ゲーム研究者.
• 日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)研究委員長/理事
• CEDEC運営委員.
• 近著「遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継」
(ソフトバンククリエイティブ,2012).
• 講演「七並べで学ぶゲームAIの働き」(CEDEC2014)
• 「ゲームとは何か?」(SAPPORO CEDEC 基調講演).
[CEDEC 2014]七並べを遊ぶとAIが分かる! 「ゼビウス」の生みの親,遠藤雅伸氏のワークショップをレポート http://www.4gamer.net/games/042/G004287/20140904037
DiGRA JAPANの活動・研究発表大会 2010年次大会・芝浦工業大学 「デジタルゲームの過去・現在・未来」
2011年次大会・立命館大学 「デジタルゲーム研究の地平:ゲームある日常のこれまでとこれから」
2012夏季大会・於東京工業大学 2012年次大会・九州大学 「デジタルゲーム研究の発展-アジアを背景としたコンテンツ創成・地域の魅力の発信-」
2013夏季大会・於東京工芸大学 2013年次大会・はこだて未来大学 (3/9-10) 2014夏季大会 @東京 2015年次大会・宮城大学 2015夏季大会 @日本大学 2015年次大会・芝浦工業大学(2/27-28) 「ゲームの歴史と未来」
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DiGRA JAPANの活動・研究発表大会 2010年次大会・芝浦工業大学 「デジタルゲームの過去・現在・未来」
2011年次大会・立命館大学 「デジタルゲーム研究の地平:ゲームある日常のこれまでとこれから」
2012夏季大会・於東京工業大学 2012年次大会・九州大学 「デジタルゲーム研究の発展-アジアを背景としたコンテンツ創成・地域の魅力の発信-」
2013夏季大会・於東京工芸大学 2013年次大会・はこだて未来大学 (3/9-10) 2014夏季大会 @東京 2015年次大会・宮城大学 2015夏季大会 @日本大学
2015年次大会・芝浦工業大学(2/27-28) 「ゲームの歴史と未来」http://digrajapan.org/?p=2730
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申し込み 受付中
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DiGRA JAPANの活動・学会誌発行
「デジタルゲーム学研究」
年2回発行
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特集
ゲーム史探訪
産業界からの声
参加記
書評
ゲームを語る
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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション
(左から) 渡辺範明 (ゲームプロデューサー/ドロッセルマイヤーズ代表) 草場純 (遊戯史学会理事、「ゲームマーケット大賞」審査委員長) 奥野伸夫 (奥野かるた店会長) 蔵原大 (遊戯史学会広報担当理事、DiGRA JAPAN会員) 小野卓也 (Table Games in the World主宰) 遠藤雅伸 (DiGRA JAPAN 理事、東京工芸大学教授) 三宅陽一郎 (DiGRA JAPAN 理事 / IGDA日本ゲームAI専門部会代表)
ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション
奥野かるた店 由緒ある日本のアナログゲームの中心
http://www.okunokaruta.com
奥野かるた店会長 奥野伸夫さん インタビュー(ちよだの人々) http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/2716/Default.aspx (千代田観光協会)
ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #2
渡辺範明 (ゲームプロデューサー/ドロッセルマイヤーズ代表) 草場純 (遊戯史学会理事、「ゲームマーケット大賞」審査委員長) 蔵原大 (遊戯史学会広報担当理事、DiGRA JAPAN会員) 小野卓也 (Table Games in the World主宰) 石塚正英(歴史知学、東京電機大学理工学部教授)
牧野元紀(ベトナム近代史、公益財団法人東洋文庫主幹研究員) 鈴木銀一郎(永世ゲームデザイナー) 池尻良平(シリアスゲーム研究、東京大学情報学環特任助教) 岸本好弘(DiGRA JAPAN 研究委員、ゲーム教育SIG 代表、東京工科大学准教授) 遠藤雅伸 (DiGRA JAPAN 理事、東京工芸大学教授) 三宅陽一郎 (DiGRA JAPAN 理事 / IGDA日本ゲームAI専門部会代表)
ゲームデザイン討論会の歴史
ゲームデザイン討論会立ち上げの経緯 蔵原さん 『遊戯史学会とDiGRA JAPAN の方で何かできませんか?』 → とりあえず個人で始めましょう。 → 草場さん@kusabazyun (遊戯史学会)と 三宅@miyayou (DiGRA JAPAN) がtwitter 上でアナログとデジタルゲームの デザインについて討論する。 → 一人一人ゲストを増やして行く。蔵原さんが管理。 → 現在は小野さん @hourei (Table Game in the World) 、 渡辺さん @Drosselmeyers_ (ドロッセルマイヤーズ)を加えて 4人体制。ゲストは一人ずつ増やして行く。 → いずれは公開形式に移行する。1~2ヶ月に一回。 → 時々、リアルイベントもしよう!
理念
• ゲームデザインについてデジタルとアナログを分けずに議論する。
• 議論を蓄積して、形として残す。
• 継続する。
草場純(遊戯史学会)
デジタルゲームの最先端に立つ人々が集合した,「第4回ボードゲーム交流会」レポート (4gamers, 2009.2.10) @kusabazyun
「なかよし村とゲームの木 」主催 (1981年- ) http://www2.ocn.ne.jp/~kusaba/gamenoki/
渡辺範明(ドロッセルマイヤーズ)
• http://drosselmeyers.com/
@Drosselmeyers_
ゲームデザイン討論会 • 第五回 「難しいゲームと易しいゲームの二極化」 2014年6月27日 http://togetter.com/li/682287 ユーザーのニーズがゲームを二極化する • 第4回 「ゲームにおける語り」 2014年4月23日 http://togetter.com/li/658716 手は意図の表現となり、それがユーザー同士の語り、となる。
• 第三回「デジタルゲームとアナログゲームのインタラクション」2014年2月10日
http://togetter.com/li/628077 人と人とのインタラクションが、アブストラクトゲームはセロ時間
• 第二回「デジタルゲームとアナログゲームのルールの違い」2014年1月5日
http://togetter.com/li/612527 明示的なルール、暗示的なルール • 第一回「デジタルゲームとアナログゲームのルールの違い」2013年12月9日
http://togetter.com/li/601010 伝統的なゲームにデザイナーがいない。 ・ 第ゼロ回 「ゲームデザインの定義」 2013年11月5日 http://togetter.com/li/586446 プレイヤーとデザイナーの区別がない。
ゲームデザイン討論会
• 第十一回 「ゲームマーケットの歴史」 2015年4月28日 http://togetter.com/li/814194 草場さんが設立、小野さんも黎明期(小さな会会議室ぐらい)から参加
• 第十回 「ゲームデザインの歴史」 2015年3月13日 http://togetter.com/li/794675 ゲームの歴史から、歴史そのものへ迫れるはずだ。 • 第九回 「ゲームデザインの起源と発展」 2015年2月10日 http://togetter.com/li/78177 人間の存在は遊びと共にあった
• 第八回 「ライフスタイルとゲームデザイン」 2014年12月28日 http://togetter.com/li/763123 デジタルゲームは日常に溶け込もうとし、アナログゲームは非日常を求める • 第七回 「商業と同人・インディーズ」 2014年11月17日 http://togetter.com/li/746548 ゲームの作りやすさがインディーズを加速する • 第六回 「デジタルゲームから見たアナログゲーム」 2014年9月8日 http://togetter.com/li/716950 デジタルゲームとアナログゲームは合わせ鏡
ゲームデザイン討論会 • 第十六回 「ゲームと歴史学」 2016年1月26日 http://togetter.com/li/930552 ゲームは歴史を記述できるか? ゲームによって歴史の研究が可能か? ゲームは歴史学研究の成果となり得るか? • 第十五回 「材質ゲーム」と「アブストラクトゲーム」2015年12月17日 http://togetter.com/li/913865 物質で作られたアナログゲームのほうが抽象性が高いゲームデザインが多く、 デジタルゲームのほうが実在感のある「世界」を描こうとするという矛盾構造
• 第十四回 「世界最大のボードゲームの祭典エッセン「SPIEL15」を語る」 2015年10月26日 http://togetter.com/li/891887 SPIEL化するゲームマーケット、拡大するゲーム展 • 第十三回 「不謹慎ゲーム」 2015年8月19日 http://togetter.com/li/862803 作り手の認識、宣伝・パッケージの認識に上で。 • 第十二回 「史実とゲームデザイン」 2015年6月17日 http://togetter.com/li/835982 ゲームから史実を追認する、史実からゲームを作る。
ゲームマーケット/ SPIEL
ゲームマーケット/ SPIEL
アクセス数/登録数
アクセス数/登録数
理念/これから
• ゲームデザインについてデジタルとアナログを分けずに議論する。
• 議論を蓄積して、形として残す。
• 継続する。
• 誰でも参加できるようにする(オープン型)
いきなりは敷居が高いので
ゲストを増やして行く。