小さなことで大きな成果をだす秘訣は? #devlove
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小さなことで大きな成果をだす秘訣@ayaya1024
https://www.flickr.com/photos/86530412@N02/7935377706/ By Chris Potter
松浦 洋介Yosuke Matsuura@ayaya1024
・アジャイルコーチ・スクラムマスター・チームメンバー・データサイエンティスト
3冊寄稿しました東日本大震災の義援金として寄付
キーマンズネットに寄稿しました
http://www.keyman.or.jp/kc/30007645/
アジャイル開発研修講師参加者から高い満足度評価
を頂きました
中小企業のみなさまにほぼ無料でアジャイル研修提供!
http://www.crosstower.jp/seminar/5370.html
アジェンダ
•ビジネス成果•成果を出す3つの秘訣•まとめ
ビジネス成果
小さなことで大きな成果
ほぼ修正コスト0(ゼロ)で売上2.4倍アップ!
Georgie Pauwelshttps://www.flickr.com/photos/53662163@N06/13605843914/
Webサイトのボタン変更の改善
before after
売上の変化
before(改善前)
after(改善後)
2.4倍向上
離脱率の変化
before(改善前)
after(改善後)
8%改善
補足:離脱率とは、目標とする購入画面に至ることなくWebサイトから離れてしまう割合。 低い値程良い指標。
離脱率13%
離脱率5%
モチベーションの変化
before(改善前)
after(改善後)
??倍向上
成果を出す3つの秘訣
アジャイル開発で成果を出していく3つの秘訣
補足:アジャイル開発では、期間を短く区切って、優先順位の高い機能から実装を 繰り返し、ユーザや顧客からのフィードバックをもとに軌道修正しながら 仮説検証サイクルを回していきます。
参考文献:アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント(平鍋健児(著)、野中郁次郎(著)、翔泳社、2013年)
アジャイル開発とは
あるWebサービスの事例
どんな課題(Problem)があったのか?
Problem(1/4)
売上げ低迷
モチベーションダウン
Problem(2/4)
部門や担当領域の境界線があった
部門A 部門B
Problem(3/4)
アイデア
構築する
製品
計測する
学習する
データ
仮説検証サイクルが回っていない
Eric Rieshttp://startuplessonslearned.blogspot.com
Problem(4/4)
過去の成功体験を捨てられない
昔は、これで成功したから たぶん、今回も…
課題を解決しないと成果が出ない
いろいろとカイゼンした結果
成果を出すには、3つの秘訣が!
成果を出す3つの秘訣
1. 関係者全員をチームにする2. プロダクトを計測して、継続的にカイゼンする3. ユーザや顧客からのフィードバックを早めに もらい、継続的にカイゼンする
成果を出す3つの秘訣
1. 関係者全員をチームにする2. プロダクトを計測して、継続的にカイゼンする3. ユーザや顧客からのフィードバックを早めに もらい、継続的にカイゼンする
Problem(2/4)※再掲載
部門や担当領域の境界線があった
部門A 部門B
対話が少なくなり部分的なカイゼンしか
できない
解決策
対話の場を増やして関係者全員をチームにする
http://www.flickr.com/photos/40645538@N00/5075477519/
チームにするには?
プロダクトのふりかえり
計画
カイゼン実施
カイゼン結果の共有 計画
ビジョンやゴールを共有
方向性がバラバラでチーム力が発揮できないと感じたら
http://www.flickr.com/photos/10361931@N06/4273913228/
おすすめのツール
期待マネジメント
http://www.flickr.com/photos/40645538@N00/5075477519/
なぜ、自分がこのチームにいてどのように、何を成し遂げたいのかサポートして欲しいこと等を宣言する
何を期待しているのかを共有する
ビジョン、価値観、期待…
メンバー一人ひとり
チーム
プロダクト
忘れがち!
Change
メンバーから期待されていることを聞くことで集中して取り組めるように
http://www.flickr.com/photos/59585091@N00/1109487326/
Change
サポートして欲しい所をメンバーに伝えていることで相談頻度の増加スピードアップへ
http://www.flickr.com/photos/20245378@N03/10859253154/
Change
ビジョンやゴールの実現に向かって
自主的にチームで目標設定を行い勉強会を開催へ
Change
他チームメンバーも巻き込み情報共有
http://www.flickr.com/photos/jordigraells/475843606/
Change
チーム全員の共通目的が一致
同じ方向へ進めるように
http://www.flickr.com/photos/95413346@N00/48617999/
Change
様々なカイゼン施策がでてきた!
Change
チームで協力してカイゼンへ!
成果を出す3つの秘訣
1. 関係者全員をチームにする2. プロダクトを計測して、継続的にカイゼンする3. ユーザや顧客からのフィードバックを早めに もらい、継続的にカイゼンする
Problem(3/4)※再掲載
アイデア
構築する
プロダクト
計測する
学ぶ
データ
仮説検証サイクルが回っていない何が本質的な課題か?
今後どこを伸ばしていくか?不明だった
解決策
アクセス解析導入
http://www.flickr.com/photos/76385568@N05/7006366099/
http://www.visionalist.com/products/visionalist.html
http://ui.userlocal.jp/※アクセス解析ツールは、一例です
アクセス解析導入して良かった事
全員同じ目標意識で数字を確認しながら前進へ
Georgie Pauwelshttps://www.flickr.com/photos/53662163@N06/13605843914/
ボトルネックが数字でわかる
Webサービスにおける購入画面への動線で離脱率の高い誘導画面を発見できた!
ボトルネックをはやく見つけたいと感じたら
おすすめのツールGoogle Analyticsの機能ナビゲーションサマリー
おすすめのツールGoogle Analyticsの機能
ページ解析
http://www.google.com/intl/ja_ALL/analytics/features/content.html
おすすめのツールUser Insightの機能
ヒートマップ
http://ui.userlocal.jp/functions/heatmap/
Change
全体像を捉え何が本質的な課題かわかる
Change
的を射た仮説検証サイクルへアイデア
構築する
製品
計測する
学習する
データ
Eric Rieshttp://startuplessonslearned.blogspot.com
Change
継続的なカイゼンサイクルへ
Change
数字の説得力がバツグンで関係者がすぐに
行動に移してくれた!
成果を出す3つの秘訣
1. 関係者全員をチームにする2. プロダクトを計測して、継続的にカイゼンする3. ユーザや顧客からのフィードバックを早めに もらい、継続的にカイゼンする
Problem(4/4)※再掲載
過去の成功体験を捨てられない
昔は、これで成功したから たぶん、今回も…
ビジネス環境やターゲットユーザなどの変化に適応できない
解決策
ユーザテスト(関係者全員で実施)
おすすめのツール
効果的かつ効率的な施策エリア
重要性が高い
重要性が低い
実施に時間がかからない
実施に時間がかかる
カイゼンのポートフォリオ付箋 +
Change
実際のユーザ体験とのギャップに気づく
Change
関係者全員が共通認識を得る
Change
本音でプロダクトのことを考えアイデアがたくさん出る
Change
量が質に転化
Change
効果的かつ効率的な所からカイゼン
早く成功体験をつむ!
まとめ
ボタンの文言変更で売上アップ
before(改善前)
after(改善後)
2.4倍向上
小さなことで大きな成果を出す秘訣は?
1. 関係者全員をチームにする2. プロダクトを計測して、継続的にカイゼンする3. ユーザや顧客からのフィードバックを早めに もらい、継続的にカイゼンする
継続的な学習が成功の鍵
~Brenda-Starr~https://www.flickr.com/photos/37753256@N08/3509344402/
仮説検証サイクルを回す
チームをつくる
アイデア
構築する
製品
計測する
学習する
データ
Eric Rieshttp://startuplessonslearned.blogspot.com
チームで失敗を恐れずにカイゼンする!
チャレンジした失敗を恐れて何も変化しないと成果や成長がない!
小さな失敗から学び成功体験を増やしていく!
チームで共通認識を育む!
同じゴールやビジョンに向かって進む!
成果を出し続けるチームやプロセスを作ろう!
ご清聴ありがとうございました