品 に負へ て ナ に の 奈 し ー 中繪 候 スmizue.bookarchive.jp/pdfs/kiji/1244.pdf ·...

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□口繪 が數 原畫 ワツ 中繪 景畫 景畫 を與 、歐 景畫 に負 ふ處 ( ) 展覽 の讀 ( ) 九月 程發 刊遲 彩畫 視畫 百餘 ひ、 デツ 上寫 松太 松太 ば全 ( ) ■一 (肖 ) 肖像畫 の區 彩畫 墨畫 や五 と孰 ( の讀 ) ◎一 彩畫 墨繪 り五 みづ 代價 て讓 ( 太郎 ) ( むづ ) い( ) みづ を擴 の發 の勞 に對し ( )■ みづ ゑ」一 愛讀 携帶 を賣 布區 江龜

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Page 1: 品 に負へ て ナ に の 奈 し ー 中繪 候 スmizue.bookarchive.jp/pdfs/kiji/1244.pdf · 當 時 貧 弱 な り し 風 景畫 に 一 新 生 命 を與 へ し 人 に

    ■  ■  ■

□口繪

は河合氏が數年前登山

せられしとき

のスケッチにて、原畫

はワツ

マン十六切

に候□中

原色版の筆者コンステ

ーブルはター

ナーと同時代の有名なる英國風景畫家にし

て、當時貧弱なりし風景畫

一新生命を與

へし人に候、歐洲大陸

の近世風景畫家は氏

に負ふ處少なからずとの事に候

□奈良にて開會の夏期講習會

へは、多くの

參考品を備

へ置、第

二日曜日

(九日)午後

より大佛古門前三山亭にて展覽

間、同地附近の讀者は御來會有之度候

□同じく第三日曜日

(十六日)は午前九時

より三山亭にて講習會に於ける會員の製作

品を陳列して批評を試むべく候、これまた

參會差支無之候

□本誌九月號は都合

により四五日程發刊遲

延可致哉もはかりがたく候

△日本水彩畫會研究所六月例會は二十八日

午前九時より開會、眞野講師の透視畫法の

講話あり、午後より批評に移り、出品

百餘

點の互選を行

ひ、

一等松山忠三氏、二等夏

目七策

、相田寅彦

二氏、課題『坂道』の

一等

松山忠三氏、デツ

ン人物

一等水野以文氏

同石膏像

一等岡田武彦氏の結果を得て各賞

あり

。夫より茶話會に移り、席上寫眞製版

の大家田中松太郎氏の原色版

に關する有益

なる講話あり、終て散會

せしは午後六時の

頃なりし

問に答ふ

■彫刻刀は全部にて

いくら位で

せうか、ま

た吉田松太郎氏に頼めば全

部そろ

へて貰

ますか(牛込版が大好き生)◎吉田氏に直接

問合はされたし■一 

中學臨本の如き鉛筆

畫手本にて人物(肖像

)を主とせるものあり

や二 肖像畫

を學ぶに引延しの法を用ふる

の可否三

 春鳥會

々員

に正賛の區別あり

四 水彩畫

研究所の本科

一年は墨畫

を學

べきや五 地方講習生は本科と別科と孰れ

が利あり

や(北洲の讀者)◎一 

なし二 可

なり三 春鳥會

々員と

いふものなし、日本

水彩畫會に會友あり、正賛

の別なし四 

年位迄は墨繪

なり五

 本科別科の別なし

讀者の領分

■『みづ

ゑ』第三、第

五御不用の方は相當

代價

にて讓り更けたし

(兵庫縣明石町樽屋

町枝吉延太郎

)■『版のなぐさみ』をながく

續けて、鉛版、銅版、石版等素人に分

つて

(少

し位むづかしくも)山本先生の御存知

の丈けを皆出して下

さい(牛込版が大好き

生)◎石版は『みづ

ゑ』第二十

一にあり■三

十九の表紙で鳩が羽を擴げてゐるのは春鳥

の發展

の兆

と大に喜

こんでゐますそれか

ら内容が益

々よくな

つてゆくのは嬉し

い編

者諸君の勞に對し

ては御禮

の申やうがな

(北海のターナー)■僕は今迄「みづ

ゑ」一

號より

の愛讀者であるが昨今本業

の彫刻が

忙がし

いので僕の用

ひた携帶箱及水筒を賣

りた

い、望

の人は麻布區霞町

一七金江龜

申出られたし