り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 ·...

10
国立大学法人 筑波大学 工学システム学類 College of Engineering Systems School of Science and Engineering 2016 Access [つくばエクスプレスをご利用] ◉秋葉原駅からつくば駅まで最速 45 分 つくばセンターから「筑波大学中央」行バス(10 分) 「筑波大学循環(右回り) (左回り)」バス(10~15分) [高速バスをご利用] ◉東京駅八重洲南口から「筑波大学」行バス(65~80 分) [JR常磐線をご利用] ◉ひたち野うしく駅バスターミナル東口から 「筑波大学中央」行バス(40~50 分) (東口からタクシーで 20~25 分) ◉荒川沖駅バスターミナル西口から「筑波大学中央」行バス(30~40 分) (西口からタクシーで 20~25 分) ◉土浦駅バスターミナル西口から「筑波大学中央」行バス(25~35 分) (西口からタクシーで 15~20 分) 筑波大学 理工学群 工学システム学類 College of Engineering Systems, University of Tsukuba 〒305-8573 茨城県つくば市天王台1-1-1 Tel:029-853-6030 Fax:029-853-7291 E-mail:[email protected],jp ※本パンフレットのデータは、すべて2015 年 7 月現在のものです。 写真 : 齋藤さだむ(一部除く) 上野駅 筑波大学 第三エリア前 秋葉原駅 東京駅八重洲南口 東京 桜土浦IC 東大通り 高速バス つくばセンター つくばエクスプレス つくば駅・つくばセンター ひたち野うしく駅 荒川沖駅 土浦駅 筑波大学中央行 つくばセンター行 筑波大学中央行 つくばセンター行 筑波大学中央行 つくばセンター行 60min. 45min. 65min. 70km 8km 10min. 10min. 10min. 5min. 30min. 5min. JR常磐線 建築研究所● 土木研究所● 研究学園駅 国土地理院● ●防災科学技術研究所 東光台研究団地 ●筑波技術大学 万博記念公園駅 ●国立科学博物館 筑波実験植物園 筑波西部工業団地 みどりの駅 荒川沖駅 ●研究交流センター ●物質・材料研究機構 ●筑波宇宙センター ●産業技術総合研究所 ●気象研究所 ●国立環境研究所 つくばJCT ●食品総合研究所 秋葉原 東京 西大通り 東大通り つくばエクスプレス ●つくばセンター 水戸 常磐自動車道 つくば駅 筑波大学 JR常磐線 ●筑波学院大学 ●つくばエキスポセンター つくば牛久IC 谷田部IC つくば中央IC ひたち野うしく駅 桜土浦IC www.esys.tsukuba.ac.jp

Upload: others

Post on 12-Jun-2020

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

理工学群

国立大学法人 筑波大学

工学システム学類

College of Engineering Systems

School of Science and Engineering

2016Access

[つくばエクスプレスをご利用]◉秋葉原駅からつくば駅まで最速45分 つくばセンターから「筑波大学中央」行バス(10分) 「筑波大学循環(右回り)(左回り)」バス(10~15分)

[高速バスをご利用]◉東京駅八重洲南口から「筑波大学」行バス(65~80分)

[JR常磐線をご利用]◉ひたち野うしく駅バスターミナル東口から 「筑波大学中央」行バス(40~50分) (東口からタクシーで20~25分)◉荒川沖駅バスターミナル西口から「筑波大学中央」行バス(30~40分) (西口からタクシーで20~25分)◉土浦駅バスターミナル西口から「筑波大学中央」行バス(25~35分) (西口からタクシーで15~20分)

筑波大学 理工学群 工学システム学類 College of Engineering Systems, University of Tsukuba

〒305-8573茨城県つくば市天王台1-1-1 Tel:029-853-6030Fax:029-853-7291E-mail:[email protected],jp

※本パンフレットのデータは、すべて2015年7月現在のものです。

写真:齋藤さだむ(一部除く)

上野駅

筑波大学第三エリア前秋葉原駅

東京駅八重洲南口

東京 桜土浦IC

東大通り

高速バス つくばセンター

つくばエクスプレス つくば駅・つくばセンター

ひたち野うしく駅 荒川沖駅 土浦駅

筑波大学中央行つくばセンター行

筑波大学中央行つくばセンター行

筑波大学中央行つくばセンター行

60min.

45min.

65min.

70km 8km 10min.

10min.

10min.

5min.

30min.

5min.

JR常磐線

建築研究所●

土木研究所●

研究学園駅

国土地理院●

●防災科学技術研究所

東光台研究団地

●筑波技術大学

万博記念公園駅

●国立科学博物館 筑波実験植物園

筑波西部工業団地

みどりの駅 荒川沖駅

●研究交流センター●物質・材料研究機構

●筑波宇宙センター●産業技術総合研究所

●気象研究所

●国立環境研究所

つくばJCT

●食品総合研究所

▲秋葉原

▲東京

西大通り

東大通り

つくばエクスプレス ●つくばセンター

水戸常磐自動車道

つくば駅

筑波大学

JR常磐線

●筑波学院大学●つくばエキスポセンター

つくば牛久IC

谷田部IC

つくば中央IC

ひたち野うしく駅

桜土浦IC

www.esys.tsukuba.ac.jp

Page 2: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

Index

 筑波大学 理工学群 工学システム学類は、機械工学、情報工学、電気電子工学、建築学、土木工

学、システム工学、原子力工学、エネルギー工学、環境工学、ロボット工学、航空宇宙工学、リスク

工学など非常に広範囲な分野を専門とする教員を擁しています。それは一般的な大学工学部の大半の

学科を網羅する守備範囲の広さともいえるでしょう。工学システム学類では、担当教員がこのように広

い分野にまたがる集団をなすことを生かし、それらをできるだけ横断的に融合した教育プログラムを

用意しています。この教育プログラムによって様々な工学分野の壁を超えた広い知識を習得できます.

広い視野にたち、斬新であり卓越したアイデアを創造できる人材の育成を目指しています。工学シス

テム学類は知的工学システム、機能工学システム、環境開発工学、エネルギー工学の4主専攻分野

で組織され、そこには平成26 年5月1日現在、総勢586名の学生が在籍して勉学に励んでいます。

そのうち51名(約8.7%)は女性、19名(約3.2%)は留学生です。

 当学類ではシステム情報系に所属して世界水準の研究を行っている73名の教員が専任で教育を担当

しており、全教員で構成する「工学システム学類教育会議」を毎月開催して、学類における教育の議論を

活発に行っています。また、各学年6名ずつの教員をクラス担任として配置し、学生の修学状況を把握

しながらきめの細かい学生指導につとめています。加えて、カリキュラム・学生生活・学内施設などに

おいて学生からの多面的な要望を聞き、学類担当教員・支援室職員との意見交換を行うため、定期的

(年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

補修にいたるまで、様々な改善も行われています。

 以上のような教育・点検・改善の恒常的努力が認められ、工学システム学類はJABEE(日本技術者

教育認定機構)から「工学(融合複合・新領域)関連分野」での認定を受けており、すでに1567名の修了

生を輩出しています。これにより工学システム学類の卒業生は日本においては技術士の一次試験が免

除されています。アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアなどワシントン協定加盟国ではほとんど

の有力校が同様の認定を受けており、それらの大学の卒業者と同等の資格であると認められます。今

後エンジニアとして世界を舞台に活躍したいと考えている方にはこの点も考慮すべきポイントでしょう。

 これからも教職員と学生が心を合わせ、多くの方に「選んで良かった」と思っていただけるような工学

システム学類を築いていきたいと考えています。エンジニアや工学研究者として人類の未来を開拓しよ

うという、熱意ある学生諸君の参加をお待ちしています。

学類長からのご挨拶 01

学類における教育の目標 02

学習・教育到達目標の各項目に対応する科目一覧 04

卒業後の進路と入試情報在学生からのメッセージ 06

主専攻分野案内 08

学類担当教員と専門分野 10

研究紹介と卒業研究課題概要 12■知的工学システム主専攻■機能工学システム主専攻

研究紹介と卒業研究課題概要 14■環境開発工学主専攻■エネルギー工学主専攻

Tsukuba Campus Life 16

工学システム学類長

教授 坪内 孝司工学博士

学類長からのご挨拶

横断的に広く学び、専門的に深く極める、未来を担う技術者へ。

MessageC o l l e g e o f E n g i n e e r i n g S y s t e m sSchool of Science and Engineering

2016

Page 3: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

学類における教育の目標C o l l e g e o f E n g i n e e r i n g S y s t e m sSchool of Science and Engineering

教育組織 人文・文化学群社会・国際学群人間学群生命環境学群

理工学群情報学群医学群体育専門学群芸術専門学群

数学類物理学類化学類応用理工学類

工学システム学類社会工学類

学 群

人文社会科学研究科ビジネス科学研究科物理物質科学研究科

システム情報工学研究科

生命環境科学研究科人間総合科学研究科図書館情報メディア研究科

大 学 院

知的工学システム主専攻

機能工学システム主専攻

環境開発工学主専攻

エネルギー工学主専攻

博士前期課程(修士課程)2 年博士後期課程(博士課程)3 年 知能機能システム専攻

構造エネルギー工学専攻

リスク工学専攻

コンピュータサイエンス専攻

社会システム・マネジメント専攻

JABEE認定 「工学(融合複合・新領域)関連分野」

JABEE(日本技術者教育認定機構)とは、大学など高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが、社会の要求水準を満たしているかを外部機関が公平に評価し、要求水準を満たす教育プログラムを認定する専門認定制度です。

筑波スタンダード 学士課程における「教育宣言」

これは、教養教育、専門基礎教育及び専門教育の目標とその達成方法及び教育内容の改善の方策を含む教育の枠組みを簡素にまとめ、目に見える形で学内外に公表するものです。

2016

前記の項目において到達すべき水準は以下のとおりであり、それらは講義科目を習得することによって達成される。

1.広い分野に応用できる基礎能力:  1.1 論理的・数学的な思考力と解析力 大学の一般教養課程ならびに専門課程にふさわしい

数学の基礎的な知識を身につけた上で、適切に使うことができる。

1.2 物理的な自然現象に対する理解 力学、電磁気学に関する基礎的な知識を身につけ、

それらを用いて基本的な実験ができる。 1.3 コンピュータを利用し情報を取得・処理する能力 大学の一般教養課程ならびに専門課程にふさわしい

計算機リテラシーを身につけ、実用的なプログラミングをすることができる。

2.広い視野を持った仕事の遂行能力:  2.1 科学技術と社会・全世界・地球全体との関連を理解

する能力 広い視野から学問のあり方や人間の生き方を考える

ことができる。 2.2 広範囲な工学知識を基に、専門分野における最新知

識を獲得する能力 大学の工学系学部の専門教育課程にふさわしい、材

料、バイオテクノロジー、人間、社会基盤に関する最新の事柄を理解することができる。

2.3 計画的に仕事を進め、まとめる能力 指導教員の指導のもとで研究テーマを決め研究に取

り組む過程で、実現可能な解を適切な手法により導き出すことができる。

2.4 具体的なシステムを設計し運用する能力 (i) 問題解決能力

システムを設計する上で必要な設計理論、システム設計に関する知識を身につけた上で、適切に使うことができる。

目標とする技術者像 工学システム学類における教育が目標とする技術者像は、安心と安全、快適さと豊かさをあわせ持った持続可能な社会を工学面から支え・牽引できる人材である。その目標を達成するために、分野ごとに細分化された従来の縦型の学問ではなく、横断的にそれらを再構築した工学を基盤とする新しい教育体系を構築し、1. 人間、機械、情報、社会基盤などの広い分野に応用できる基礎能力、2. 広い視野を持った仕事の遂行能力、3. 社会人・職業人としての人間基本力、を身に付けた技術者・研究者を養成するための教育を行う。

学習・教育到達目標 身に付けておくべき知識・能力は以下の通りである。

1. 広い分野に応用できる基礎能力: 1.1 論理的・数学的な思考力と解析力 1.2 物理的な自然現象に対する理解 1.3 コンピュータを利用し情報を取得・処理する能力

2. 広い視野を持った仕事の遂行能力: 2.1 科学技術と社会・全世界・地球全体との関連を理 解する能力 2.2 広範囲な工学知識を基に、専門分野における最新 知識を獲得する能力 2.3 計画的に仕事を進め、まとめる能力 2.4 具体的なシステムを設計し運用する能力 (i) 問題解決能力 (ii) エンジニアリング・デザイン能力 (iii) チームワーク力 2.5 実務において新たな技術を企画・立案する能力

3. 社会人・職業人としての人間基本力: 3.1 国際的にも活躍できるコミュニケーション能力 3.2 プレゼンテーション能力 3.3 自主性と行動力 3.4 社会性と責任感・倫理観

3.社会人・職業人としての人間基本力: 3.1 国際的にも活躍できるコミュニケーション能力 広い教養をベースに、異なる文化を背景とする人々

とも円滑にコミュニケーションをとることができる。 3.2 プレゼンテーション能力 プレゼンテーションや文書等によって、自分の考えを筋

道を立てて第三者に分かりやすく表現することができる。 3.3 自主性と行動力 問題に対して柔軟な思考を行い、かつ深い洞察に基

づいて主体的に行動することができる。 3.4 社会性と責任感・倫理観 工学者の持つべき倫理観・価値観について客観的に

考えることができる。

(ii) エンジニアリング・デザイン能力これまでに学習した広範囲な工学的知識を用いて、提示された問題に対する具体的な解決策を考案すると共に、その過程で課題の定義を明確にすることができる。

(iii) チームワーク力デザインしたシステムを複数のメンバーと協調して完成させる過程で、チームとして特定のプロジェクトをマネジメントすることができる。

2.5 実務において新たな技術を企画・立案する能力 社会における技術開発の事例などに触れ、新たな技

術を企画・立案することができる。

Page 4: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

学習・教育到達目標の各項目に対応する 科目一覧

※工学システム学類の卒業要件を満たすためには、学習・教育到達目標の各項目に対応する科目を少なくとも一科目以上修得する必要がある。これによって、工学システム学類の卒業生は、全員、学習・教育到達目標に記載されている到達水準の知識・能力を習得できていることが保証される。

 

広い分野に 応用できる 基礎能力

広い視野を 持った 仕事の遂行能力

1.1 論理的・数学的な 思考力と解析力

1.2 物理的な自然現象に 対する理解

1.3 コンピュータを利用し 情報を取得・ 処理する能力

2.1 科学技術と社会・ 全世界・地球全体と の関連を理解する能力

2.2 広範囲な工学知識を 基に、専門分野に おける最新知識を 獲得する能力

2.3 計画的に仕事を進め、 まとめる能力

対応科目

解析学 I解析学 II解析学 III線形代数 A線形代数 B数学序論複素解析

1

2

確率統計論理回路離散数学ディジタル信号処理システム最適化情報理論

応用数学複素関数 I複素関数 II

④力学系科目群

力学 II物理学実験電磁気学 I電気回路電子回路応用からの微分方程式システムダイナミックス電磁気学 II

力学Ⅰ

熱力学 I熱力学 II物理化学概論熱工学気体力学伝熱工学材料力学 I材料力学 II

構造力学 I振動工学 I流体力学振動工学 II構造力学 II流体工学量子力学序論燃焼工学

総合科目体育

環境リモートセンシング地圏気圏の環境論

水環境論エネルギー学入門

③材料・バイオ系科目群バイオシステム基礎メカトロニクス材料概論

宇宙工学建築制振技術特別講義色彩学特別講義建築構造計画特別講義知的情報処理ヒューマンインタフェース人工知能土質力学

材料学 I材料学 II

鉄筋コンクリート構造学防災工学鋼構造学地盤工学建築設備建築環境工学パワーエレクトロニクス電磁力工学

コンクリート工学複合材料学

電力工学エネルギー機器学 IIエネルギー機器学 I燃料電池工学自然エネルギー工学超電導エネルギー工学

広い視野を 持った 仕事の遂行能力

社会人・職業人 としての 人間基本力

2.5 実務において 新たな技術を 企画・立案する能力

3.1 国際的にも活躍できる コミュニケーション能力

3.2 プレゼンテーション能力

3.3 自主性と行動力

3.4 社会性と責任感・倫理観

2.4具体的なシステムを設計し運用する能力

(i)問題解決能力

(ii)エンジニアリング・デザイン能力

(iii)チームワーク力

2

3

卒業研究 B特別卒業研究 B

インターンシップ卒業研究 II

卒業研究 III特別卒業研究 II

対応科目

①設計・システム系科目群システム工学機械設計計測工学メカトロニクス機構学

システム信頼性工学安全工学メカトロニクス機能要素概論

システム制御工学 Aシステム制御工学 Bシステム制御工学信頼性工学

ロボット工学システム制御工学 II建築設計製図 I

機器運動学機械設計工学

建築設計製図 II建築設計製図 III

卒業研究 A特別卒業研究 A卒業研究 I

特別卒業研究 Iつくばロボットコンテスト近未来マルチメディア

コンテンツ工学システム

知的財産と技術移転システム開発論研究・開発原論

情報通信システム論 I情報通信システム論 II産業技術論 I

産業技術論 II設計計画論インターンシップ

知的工学システム応用実験機能工学システム応用実験

環境開発工学応用実験エネルギー工学応用実験

第一外国語第二外国語

フレッシュマン・セミナー専門英語 A

専門英語 B専門英語演習

知的工学システム専門実験機能工学システム専門実験

環境開発工学専門実験エネルギー工学専門実験

研究者入門 I研究者入門 II

工学者のための倫理

⑤社会技術系科目群 工学システム原論 I 工学システム原論 II

知的工学システム基礎実験A知的工学システム基礎実験B機能工学システム基礎実験A機能工学システム基礎実験B

環境開発工学基礎実験A環境開発工学基礎実験Bエネルギー工学基礎実験Aエネルギー工学基礎実験B

②情報・論理系科目群

プログラミング序論 Iプログラミング序論 IIプログラミング序論 III数値解析

情報(講義)

OS とネットワークコンピュータアーキテクチャ画像処理データ構造とアルゴリズム

情報(実習)

パターン認識応用プログラミング計算機序論数値計算法

工学システム学類の主専攻と専門分野

知的工学システム主専攻 機能工学システム主専攻 環境開発工学主専攻 エネルギー工学主専攻

学習・教育到達目標

コミュニケーション通信システムマンマシンシステム仮想現実

ロボティクス制御システム医療福祉工学メカトロニクス人間機械協調

システムデザインシステム理論複雑系設計論

インフラストラクチャ防災工学運輸・交通機器建築物・構造物通信網

環境地球規模環境大気・水圏環境水質浄化

エネルギーエネルギー変換新エネルギー省エネルギー航空宇宙機器

C o l l e g e o f E n g i n e e r i n g S y s t e m sSchool of Science and Engineering

2016

Page 5: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

卒業後の進路と入試情報

在学生からのメッセージ

卒業の進路 工学システム学類の卒業生は、多くの分野の様々な企業、官公庁、研究所などで活躍しています。また、大学院への進学者も多く、その割合は 85%程度になります。

主な就職先(学類卒業及び大学院修了後の就職先)日立製作所、日本電気、東芝、パナソニック、ソニー、三菱電機、トヨタ自動車、本 田 技 研工業、日産自動車、マツダ、日野自動車、いすゞ自動車、デンソー、キャノン、富士ゼロックス、三菱重工、川崎重工、IHI、三井造船、小松製作所、クボタ、日立建機、住友重機械工業、東日本旅客鉄道、東京ガス、三菱化学、ソフトバンク、ヤマハ、NTTデータ、リクルート など

入試情報 入学定員 130

個別学力入試募集人員 前期 82

後期 20

AC 入試募集人員 第Ⅰ期 8

第Ⅱ期 若干名

推薦入試募集人員 20

*受験を希望される方は、必ず当該年度の募集要項を参照してください。

知的工学システム主専攻2年・和田 朱里 中高校生の頃、ものづくりをしたくても知識

が 幅広く必要で一人では作れないという経験

を何度もしました。一つの問題を解決するの

に、いくつもの手段があって、私は知識がない故に最適とは言えない方

法で問題解決をしたりしていました。その中で別のことを学べば別の視

点から物事を見る事が出来ると知り、より広い分野の事を学んでから何

かに集中して勉強をしてみたいと思い工学システム学類を選びました。

 大学では様々な知識を持った人がいます。大学生活でそんな様々な

知識を持った人と意見交換などを通して自分の足りない事や強みを

知っていきたいです。私は中高でいくつか研究室を見せてもらった経

験があり、そこで見た医療ロボットにあこがれました。機械でも人を救

うために何かできるという事に魅力を感じ、自分もそんなロボットをつ

くりたいと思いました。そこで機械の知識を広く学べそうなこの専攻を

選びました。また、学生もそれぞれのやりたいことを目指してさまざま

な分野の勉強をしており、新しい方面の知識をつけたいと思ったとき、

友人やその知識に詳しい人が身近にいるということが良いと思いま

す。人から教えてもらいどのような方法がもっともはやく習得できるか、

また自分が探しているものはどんな探し方をしたら見つけるのかとい

うのを友人やその友人から教えてもらうことができるからです。

 工学システム学類では学生も面白いものを作ったりしていて周囲に

感化される環境が常にあります。自分の知らないことが目の前に広

がっており、毎日が発見の連続です。自分で行動するにはまだ勇気がな

いという人は是非足を踏み入れてみてほしいです。

機能工学システム主専攻3年・遠山 弘晃 工学技術の中でも、特に福祉医療工学や

運動支援技術に興味がありました。工学シ

ステム学類では福祉医療工学の分野でも最

先端の研究が行われており、工学という分野を幅広く学ぶとともに、

工学と医療など、他分野と複合した新しい技術を作るために必要な

知識を学ぶことができます。また、幼い頃よりものづくりに興味があ

り、様々なアイディアを構想してきました。大学では自分のアイディア

を形にできる幅広い技術を身につけたいと思い、工学システム学類

を選びました。自分が研究に携わりたいと考える、福祉医療工学に

必要な知識を身につけられると思ったからです。また、シラバスや主

専攻公開を見て、ロボット作りやエンターテインメント技術など多くの

魅力的な分野を学ぶことができると思いました。

 ここでは、幅広い知識を持つことで、広い視野を持つことができ、

様々なアイディアを想像することできるようになります。今後、新しい

技術を作っていくためにはこのような広い視野が必要だと思います。

興味があること、やってみたいことにはぜひ積極的に取り組んでみて

ください。そうすれば自分にできることがどんどん増えていきます。

筑波大学にはそのために必要な環境が整っています。自分の人生を

変える大きな出会いもあるでしょう。自分の進みたい分野がぼんやり

していても、知識を身につけるうちに「こんなものを作りたい!」という

ものがきっと見つかると思います。もの作りに大切な知識やアイディ

アは常に身の回りに溢れています。いろいろなことに挑戦してたくさ

んの発見をしてください。

環境開発工学主専攻4年・佐 藤 完 高校の頃から理科が好きだったので大学に

進学するなら工学系の学部に進もうと考えて

いましたが、どんな分野について学びたいの

か具体的なビジョンはありませんでした。そこで、分野の枠にとらわれず

幅広い勉強のできる工学システム学類を選択しました。2年生に進級す

るときに主専攻振り分けがあるので、それまでに工学の様々な分野に

触れ、自分が本当にやりたいジャンルを見つけようと考えていました。ま

た、私の場合は筑波大学を選んだ大きな理由の一つにラグビー部の存

在がありました。昔からラグビーをしていたので、全国区の強豪である

筑波大学のラグビー部でプレーしたいと思い、進学を決めました。

 1年生の講義に各主専攻の先生方の研究内容を聞くものがあり、そ

の授業を通して様々な分野について触れることが出来ました。自分の

面白いと思った分野の専攻を考え、環境開発主専攻を選びました。

 主専攻振り分けまで1年間の猶予があるのは大きな魅力だと思い

ます。入学の時点で専攻を絞らざるを得ないような大学だと、進学し

た後で実は自分の思うような勉強が出来なかったということがある

かもしれません。しかし、工学システム学類なら1年生の間に専門分

野のイメージを大まかにつかむことが出来るので自分の満足いく選

択ができるでしょう。

 大学は自分次第で様々なことを経験できます。私の場合、工学システ

ム学類で工学について学び、ラグビー部で全国レベルを経験し、私生

活では友達と3人でルームシェアし、毎日が楽しく充実しています。皆さ

んも筑波大学に入って充実したキャンパスライフを送ってください。

エネルギー工学主専攻4年・王 念 祖 私は子供の頃からミニカーや積み木が好

きで、機械系に進むか、建築系に進むかで迷

いました。でも、工学システム学類は、一年生

で工学基礎知識を学んだ後、主専攻を決めるという体系な上、エネル

ギー工学主専攻と環境開発工学主専攻の授業がほぼ同じで、機械系と

建築系の授業がともに充実しており、「一緒に学ぶことができるの?

やった!」と思い、決めました。高校生の時にストリートダンスをやり始

めたのがきっかけで、日本のダンサーも好きになっていました。「日本の

ダンサーたちからダンスを学びたい」ということも、来日の一つの理由

です。サークルに入り、ダンス仲間を作って、日本のダンサーと交流しな

がら勉強することは、大学に入学してやりたかったことのひとつです。今

は、本格的な工具で挑戦するモノづくりにも、ドキドキしながら楽しんで

挑戦しています。あと、工学系の歴史に関する本にとても面白いものが

あったのがきっかけで、歴史や哲学にも少し興味を持っています。

 私は機械系ですが、建築系の授業とほぼ同じ内容になっていて、これ

らの授業が選択できるというのは、利点の一つだと思います。また、工

学分野で大切なモノづくりについても、実験の授業で挑戦できることは

良い点だと思いました。パソコンが好きでも、ロボットが好きでも、エン

ジンが好きでも、建物が好きでも、エシスに入って、一年間の基礎知識

の勉強を通じて各主専攻を具体的に理解しながら、自分に最も適した

進路を選ぶことができる、ということが一番のメリットだと思います。

 大学は新たなスタートです。それまでの学生時代と違って、もっと

自主的に自分の未来を広げることが大事だと思います。

進学86 %

企業86 %

企業8%

進学7%

公務員2%

その他4%

公務員3%

その他5%

学類生の進路(H26 年度)

大学院生の進路(H26 年度)

C o l l e g e o f E n g i n e e r i n g S y s t e m sSchool of Science and Engineering

2016

Page 6: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

主専攻分野案内

学ぶ心を満たす独自の教育システム 1年次は、各主専攻の区別なく共通の基礎として、数学、物理学、計算機や情報処理の基礎、工学システム原論などについてしっかり学びます。2年次になると各主専攻にわかれますが、各主専攻にわかれた後は、細分化された各分野にとらわれることなく広い視野で専門内容を学習し、物事をシステム的に取り扱うための方法論と手法を学んでいきます。4年次には、工学者の論理について学びます。また、異なる年次の学生が一緒に参加してシステム設計・製作を学ぶ「つくばロボットコンテスト」も開催されています。

知的工学システム主専攻 現在の高度情報化社会においては、人工知能や、Internet of Things(IoT)、ビッグデータなど、人間との共存を目指した知的で人に優しいシステムの構築が重要となっています。そのためには人間の特性に配慮した総合的な観点から問題解決にあたることが要求されます。本主専攻では人に優しい、高度に知的なシステム構築のため、コミュニケーション、エンタテインメント、バーチャルリアリティ、ソフトコンピューティング、システムデザイン、知的情報処理、人工知能などをキーワードとした専門科目を準備し、柔軟かつ、総合的に問題解決にあたれる人材の育成を目指しています。本主専攻が目指す人に優しいシステムを実現するためには機械・電気系技術の活用が不可欠なため、機能工学システム主専攻をはじめ、他の主専攻の授業科目を自由に選択することができます。専門性を重視しながらも、専門の枠を超えた学習が行える柔軟性を持っています。

カリキュラム

プログラミング序論、複素解析、電気回路、知的工学システム基礎実験、確率統計、論理回路、システム工学、離散数学、システム制御工学、機械設計、メカトロニクス材料概論、メカトロニクス機構学、専門英語、コンピュータアーキテクチャ、応用数学、バイオシステム基礎、数値解析、データ構造とアルゴリズム、ディジタル信号処理、電子回路、応用からの微分方程式、システムダイナミックス、システム最適化、画像処理、ヒューマンインターフェース、人工知能、知的情報処理、システム信頼性工学、安全工学、情報理論、計測工学、情報通信システム論、パターン認識、応用プログラミング、OSとネットワーク、研究・開発原論、知的工学システム専門実験/応用実験、コンテンツ工学システム、近未来マルチメディア、インターンシップ、卒業研究など

機能工学システム主専攻 機能工学システム主専攻では機械、電気、コンピュータ等の技術を組み合わせた、複合的な工学システムを対象にします。情報技術を中心にしつつ、機械等のハードウェアや、それを動かす制御技術、さらに、人間や周囲との係わり(インタラクション)を視野に入れて、高度に機能化されたシステムのあり方を学ぶのが本主専攻の特徴です。そのために、システム制御、システムデザイン、ロボティクス、医療福祉、マンマシンインターフェース等をキーワードとした専門科目を準備し、柔軟にかつ、総合的に問題解決にあたれる人材の育成を目指しています。本主専攻が目指す高度に機能化された複合的システムを実現するためには人工知能やコミュニケーション等の技術の活用が不可欠なため、知的工学システム主専攻をはじめ、他の主専攻の授業科目を自由に選択することができます。専門性を重視しながらも、専門の枠を越えた学習が行える柔軟性を持っています。

カリキュラム

プログラミング序論、複素解析、電気回路、機能工学システム基礎実験、確率統計、論理回路、システム工学、離散数学、システム制御工学、機械設計、メカトロニクス材料概論、メカトロニクス機構学、専門英語、コンピュータアーキテクチャ、応用数学、バイオシステム基礎、数値解析、データ構造とアルゴリズム、ディジタル信号処理、電子回路、応用からの微分方程式、システムダイナミックス、システム最適化、画像処理、ヒューマンインターフェース、人工知能、知的情報処理、システム信頼性工学、安全工学、情報理論、計測工学、情報通信システム論、ロボット工学、メカトロニクス機能要素概論、研究・開発原論、機能工学システム専門実験/応用実験、コンテンツ工学システム、近未来マルチメディア、インターンシップ、卒業研究など

環境開発工学主専攻 環境開発工学主専攻では、機械工学、土木工学、建築学、環境工学、エネルギー工学、航空宇宙工学など、今日の社会を支える工学分野を総合的に勉強します。その教育目標は、我々の生活を支える社会の基盤的システムの設計や維持、気圏・地圏・水圏の環境の創造と保全、衛星の企画や製作などの広い分野に共通する工学的知識を学び、見識の広い技術者や研究者を育成することです。力学およびコンピュータに重点を置いた教育を経て、社会で直面する課題に対応できる能力を獲得することを重視します。関連の研究室では、航空宇宙分野および一般輸送機器の高度化を支援する先端材料の応用技術開発、計算工学に基づくロボットの機構制御法の開発、大模地震が起きても安心して暮らせる建築物の開発、地震発生直後に現場に急行して調査を行いその結果を基に適切な震度算定法を定める研究、大規模な火災によるビル崩壊の防止、より安全な原子力発電所の設計、マイクロ・ナノバブルによる水の浄化、衛星リモートセンシングによる環境計測など、社会生活を支える様々な研究を行っています。

カリキュラム

複素関数、確率統計、電磁気学、熱力学、環境開発工学基礎実験、応用数学、材料力学、構造力学、材料力学、構造力学、材料学、土質力学、コンクリート工学、流体力学、熱工学、システム制御工学、電気回路、計測工学、専門英語、計算機序論、物理化学概論、振動工学、鉄筋コンクリート構造学、複合材料学、流体工学、気体力学、伝熱工学、信頼性工学、防災工学、機器運動学、機械設計、数値計算法、鋼構造学、地盤工学、環境リモートセンシング、地圏気圏の環境論、設計計画論、産業技術論、水環境論、建設設備、建設設計製図、環境開発工学専門実験/応用実験、インターンシップ、卒業研究など

エネルギー工学主専攻 エネルギー工学主専攻では、従来の機械工学、航空宇宙工学、原子力工学、電気工学、化学工学、制御工学、システム工学などを融合した勉強を行います。その教育目標は、エネルギーの変換・輸送・貯蔵と、それらの統合システムやその制御を学習し、未来のエネルギーのあり方について、充分な見識を身につけた技術者や研究者を養成することです。熱、流体、電気、電磁気、力学、化学、数値解析等が主要科目となります。関連の研究室では、宇宙機の大気圏再突入時における最適設計、次世代宇宙機のエンジン開発、MHD 発電、航空宇宙実験による無重力下の液体現象の解明、自動車や宇宙機器用の燃料電池の開発、光学技術および画像処理を多用した最新の固体・流体計測、エネルギー・宇宙機器用の材料の応用技術開発、環境調和型エネルギーシステムの構築など、エネルギーに関連した幅広い分野の研究を行っています。

カリキュラム

複素関数、確率統計、電磁気学、熱力学、エネルギー工学基礎実験、応用数学、電気回路、電磁力工学、材料力学、流体力学、熱工学、振動工学、機器運動学、計測工学、システム制御工学、量子力学序論、専門英語、材料学、複合材料学、計算機序論、物理化学概論、電子回路、電力工学、パワーエレクトロニクス、流体工学、伝熱工学、気体力学、エネルギー学入門、エネルギー機器学、自然エネルギー工学、環境リモートセンシング、地圏気圏の環境論、超電導エネルギー工学、燃料電池工学、燃焼工学、機械設計、数値計算法、産業技術論、信頼性工学、エネルギー工学専門実験/応用実験、インターンシップ、卒業研究など

Co l lege o f Eng ineer ing Sys temsSchool of Science and Engineering

2016

Page 7: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

システムデザイン分野

鬼沢 武久Takehisa Onisawa

人間・機械・ロボットシステム

相山 康道Yasumichi Aiyama

人間・機械・ロボットシステム

坪内 孝司Takashi Tsubouchi

計測・制御工学分野

堀 憲 之Noriyuki Hori

コミュニケーションシステム分野

古賀 弘樹Hiroki Koga

システムデザイン分野

川崎 真弘Masahiro Kawasaki

人間・機械・ロボットシステム

岩田 洋夫Hiroo Iwata

人間・機械・ロボットシステム

中 内 靖Yasushi Nakauchi

計測・制御工学分野

前田 祐佳Yuka Maeda

コミュニケーションシステム分野

亀田 能成Yoshinari kameda

システムデザイン分野

白川 真一Shinichi Shirakawa

人間・機械・ロボットシステム

大澤 博隆Hirotaka Osawa

人間・機械・ロボットシステム

橋本 悠希Yuki Hashimoto

計測・制御工学分野

安信 誠二Seiji Yasunobu

コミュニケーションシステム分野

北 原 格Itaru Kitahara

システムデザイン分野

澁谷 長史Takeshi Shibuya

人間・機械・ロボットシステム

河本 浩明Hiroaki Kawamoto

人間・機械・ロボットシステム

星 野 聖Kiyoshi Hoshino

計測・制御工学分野

藪野 浩司Hiroshi Yabuno

コミュニケーションシステム分野

星野 准一Jun-ichi Hoshino

システムデザイン分野

新里 高行Takayuki Niizato

人間・機械・ロボットシステム

葛岡 英明Hideaki Kuzuoka

人間・機械・ロボットシステム

望 山 洋Hiromi Mochiyama

計測・制御工学分野

山口 友之Tomoyuki Yamaguchi

コミュニケーションシステム分野

水谷 孝一Koichi Mizutani

システムデザイン分野

延 原 肇Hajime Nobuhara

人間・機械・ロボットシステム

山海 嘉之Yoshiyuki Sankai

人間・機械・ロボットシステム

矢野 博明Hiroaki Yano

計測・制御工学分野

若槻 尚斗Naoto Wakatsuki

ソフトコンピューティング分野

遠藤 靖典Yasunori Endo

システムデザイン分野

長谷川 学Manabu Hasegawa

人間・機械・ロボットシステム

鈴木 健嗣Kenji Suzuki

人間・機械・ロボットシステム

山 下 淳Jun Yamashita

コミュニケーションシステム分野

宇津呂 武仁Takehito Utsuro

ソフトコンピューティング分野

金野 秀敏Hidetoshi Konno

システムデザイン分野

丸 山 勉Tsutomu Maruyama

人間・機械・ロボットシステム

善甫 啓一Keiichi Zempo

計測・制御工学分野

川村 洋平Yohei Kawamura

コミュニケーションシステム分野

海老原 格Tadashi Ebihara

ソフトコンピューティング分野

宮本 定明Sadaaki Miyamoto

システムデザイン分野

森田 昌彦Masahiko Morita

人間・機械・ロボットシステム

田中 文英Fumihide Tanaka

計測・制御工学分野

伊 達 央Hisashi Date

コミュニケーションシステム分野

掛谷 英紀Hideki Kakeya

学類担当教員と専門分野(2015年6月現在)

固体力学・材料工学分野

亀田 敏弘Toshihiro Kameda

構造・防災・信頼性工学分野

境 有 紀Yuki Sakai

流体・環境工学分野

白川 直樹Naoki Shirakawa

熱流体・エネルギー工学分野

西岡 牧人Makihito Nishioka

固体力学・材料工学分野

河井 昌道Masamichi Kawai

構造・防災・信頼性工学分野

庄 司 学Gaku Shoji

流体・環境工学分野

武 若 聡Satoshi Takewaka

熱流体・エネルギー工学分野

花田 信子Nobuko Hanada

固体力学・材料工学分野

寺本 徳郎Tokuro Teramoto

構造・防災・信頼性工学分野

田中 聖三Seizo Tanaka

熱流体・エネルギー工学分野

阿 部 豊Yutaka Abe

熱流体・エネルギー工学分野

藤野 貴康Takayasu Fujino

固体力学・材料工学分野

堀 三 計Sankei Hori

構造・防災・信頼性工学分野

松島 亘志Takashi Matsushima

熱流体・エネルギー工学分野

文字 秀明Hideaki Monji

固体力学・材料工学分野

松田 昭博Akihiro Matsuda

構造・防災・信頼性工学分野

八十島 章Akira Yasojima

熱流体・エネルギー工学分野

石田 政義Masayoshi Ishida

熱流体・エネルギー工学分野

奥 野 光Hikaru Okuno

熱流体・エネルギー工学分野

横 田 茂Shigeru Yokota

固体力学・材料工学分野

松田 哲也Tetsuya Matsuda

熱流体・エネルギー工学分野

金川 哲也Tetsuya Kanagawa

固体力学・材料工学分野

渡 部 修Osamu Watanabe

構造・防災・信頼性工学分野

山本 享輔Kyosuke Yamamoto

熱流体・エネルギー工学分野

金子 暁子Akiko Kaneko

巨大システムリスク分野

岡島 敬一Keiichi Okajima

構造・防災・信頼性工学分野

磯部 大吾郎Daigoro Isobe

流体・環境工学分野

京藤 敏達Harumichi Kyotoh

熱流体・エネルギー工学分野

嶋村 耕平Kohei Shimamura

巨大システムリスク分野

羽田野 祐子Yuko Hatano

構造・防災・信頼性工学分野

金久保 利之Toshiyuki Kanakubo

流体・環境工学分野

正司 秀信Hidenobu Shoji

熱流体・エネルギー工学分野

中山 知紀Tomonori Nakayama

www.esys.tsukuba.ac.jp

C o l l e g e o f E n g i n e e r i n g S y s t e m sSchool of Science and Engineering

2016

Page 8: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

研究紹介と卒業研究課題概要

知的工学システム主専攻/機能工学システム主専攻システムモデリング分野鬼沢 武久 人とコンピュータのインタラクションによる創造・発想支援システムの実現澁谷 長史 試行錯誤によって能動的に学習を行うシステムに関する研究白川 真一 進化計算や機械学習に関する研究とそれらの画像処理を中心とした分野への応用延 原 肇 小型無人航空機を用いた戦略的時空間アーカイビング長谷川 学 メタ戦略によるシステム最適化における解探索特性の解析と応用丸 山 勉 画像処理の高速化に関する研究、遺伝子情報処理の高速化等の研究森田 昌彦 人間の情報処理機構のモデル化、脳型情報処理システムの研究

人間・機械・ロボットシステム分野相山 康道 ロボットによる人間のような器用な物体操作.次世代産業用ロボットの研究岩田 洋夫 VR空間における力覚と歩行感覚の生成大澤 博隆 意図を持つシステム、意図を伝達するプロトコル、人間らしい振る舞いの探索と応用河本 浩明 人間ーロボット一体化、生体制御システム、生体運動・生理解析、ロボット治療葛岡 英明 遠隔コミュニケーションシステム、人とロボットのインタラクション、科学教育支援山海 嘉之 サイバニクス:人間・ロボット・情報系の融合複合新領域鈴木 健嗣 人工知能、ソーシャル・ロボット、サイバニクス・人支援技術、感性・情動・音楽研究善甫 啓一 センサー信号の大規模データ活用・統合、レコメンドや異常検知などのサービスシステム田中 文英 人間や社会の能力を引き出すロボット、人支援技術、子ども-ロボット研究、良心学坪内 孝司 ロボティクス基盤技術を応用する屋内外作業の自律移動機械や計測・マッピング技術に関する研究中 内 靖 ヒューマン・ロボット・インターフェース、環境知能化、ヘルス・モニタリング・システム橋本 悠希 人間の知覚・認識特性の解明と、それを利用したインタラクティブシステムの開発星 野 聖 ヒト型ロボットハンドを用いた脳の運動制御と見まね機能の解明、生体計測と医用応用望 山 洋 柔軟ロボット学:やわらかい構造体の力学を活用した新しいロボット・触覚デバイスの開発矢野 博明 VR環境での歩行リハビリテーションや非装着型力覚提示山 下 淳 ユビキタスコンピューティングの遠隔・共同学習への応用と実践、基礎技術の開発

計測・制御工学分野川村 洋平 地震防災、斜面防災、地盤防災および資源開発防災に資するシステム開発伊 達 央 空圧駆動ヘビ型ロボット・実世界環境自律移動ロボットの制御、GPUを用いた実時間最適化制御堀 憲 之 ディジタル制御手法の開発とその電気機械系への応用前田 祐佳 日常生活中の生体計測に向けたウェアラブルデバイスの開発藪野 浩司 非線形力学系の解析と制御,ロボット,触覚センサ,車両ダイナミクス,エネルギーハーベスタ等への応用山口 友之 マルチメディアセンシング、画像処理、小型移動ロボティクス、身体的音響メディア技術若槻 尚斗 振動センサ・アクチュエータ、音響イメージング、音源探査、楽器シミュレータ

コミュニケーションシステム分野宇津呂 武仁 自然言語処理、ウェブ検索、音声言語情報処理、感情理解、娯楽・教育コンテンツの理解と創作海老原 格 新しい無線通信方式の設計とそれを応用した新しいアプリケーションの創成掛谷 英紀 背景付き空中立体像表示装置の開発/ 国会議事録に基づく政党の類似度マップ作成亀田 能成 マッシブセンシング、知的画像処理・映像理解、複合現実感技術の実社会への応用北 原 格 画像情報を用いた環境の認識・理解、自由視点映像などの次世代映像メディア技術古賀 弘樹 情報理論,秘密分散法や電子指紋符号などの情報セキュリティ技術星野 准一 デジタルストーリーテリング、ゲームテクノロジー、エデュテインメントの研究水谷 孝一 楽器の創生、音響信号処理、超音波ディジタル通信、バイオ・環境計測、高機能センシング

ソフトコンピューティング分野遠藤 靖典 ソフトコンピューティングの基礎、機械学習・パターン自動分類の理論と応用、鉄道車両ブレーキシステムのファジィ制御

バーチャルリアリティ技術

ヒト型ロボットハンド

3次元立体ディスプレイ

自立移動型ロボット

エンタテイメントコンピューティング

遠隔共同作業支援システム

没入歩行リハビリテーション

鉄道車両のブレーキ制御

自由視点サッカー映像配信

ディジタル制御

屋外型複合現実感

視覚暗号

環境知能化

脳とニューラルネット

小型無人航空機

温度場の可視化

ロボットと人工知能

ロボットスーツ HALサイバニクス研究室Cybernics Laboratory

サイバネティクス、メカトロニクス、情報科学を中核として、ロボット工学、脳・神経科学、IT技術、感性・人間工学、生理学、社会科学、倫理学など、人・機械・情報系が融合複合した新領域、

「Cybernics(サイバニクス)」なる領域を開拓しています。

C o l l e g e o f E n g i n e e r i n g S y s t e m sSchool of Science and Engineering

2016

Page 9: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

研究紹介と卒業研究課題概要

環境開発工学主専攻/エネルギー工学主専攻固体力学・材料工学分野亀田 敏弘 応用力学・計算力学を用いた様々な材料特性の把握と予測手法の構築河井 昌道 航空・宇宙構造機器に用いられる炭素繊維強化複合材料の変形・損傷・破壊に関する実験的及び数値解析的研究寺本 徳郎 磁束センサーを用いた軟鋼の材質劣化検知堀 三 計 工作機械や機械加工に関する研究.機械加工における超音波を利用したインプロセス計測松田 昭博 エネルギー機器およびスポーツ器具を対象とした高分子材料工学研究松田 哲也 先進材料に対するマルチスケール・シミュレーション技術の開発およびその応用

構造・防災・信頼性工学分野磯部 大吾郎 建物の崩壊現象、ロボット機構の制御等に関する計算工学的・構造工学的研究金久保 利之 新材料を用いたコンクリート構造物や長期供用された構造物の耐震性能、維持管理手法に関する研究境 有 紀 大地震時の構造物の動的挙動を力学的に解明し、それを地震災害軽減へ結びつける研究庄 司 学 交通インフラ、電力・ガス、水処理、及び情報通信等のライフライン構造物の地震・津波に対するシステム信頼性に関する研究田中 聖三 防災・減災のための数値シミュレーション手法の開発、適用に関する研究松島 亘志 月面地盤や深海メタンハイドレート地盤の力学特性、液状化から土石流までの地盤流動特性八十島 章 環境問題、維持管理、リサイクルを考慮した建築構造、建築材料の耐震・防災に関する研究山本 亨輔 土木構造物のデザインとメンテナンス

流体・環境工学分野京藤 敏達 渦崩壊とマイクロバブルの生成、液膜の安定性とコーティングに関する流体力学的研究白川 直樹 河川環境に関するフィールドワーク、モデリング、経済評価、風土論武 若 聡 リモートセンシングによる国内と海外の沿岸環境・海岸侵食に関する研究

熱流体・エネルギー工学分野阿 部 豊 エネルギーシステムや環境ならびに宇宙利用に関連する熱流体工学石田 政義 燃料電池、新規水素プロセス、次世代蓄電技術等を適用した環境調和型エネルギーシステムの構築金川 哲也 熱流体力学と非線形音響学を用いた気泡と液滴に関する諸問題の解明と応用金子 暁子 エネルギー・環境問題を視野においた様々な混相流の流動現象に関する研究嶋村 耕平 レーザー等の電磁波を利用した航空・宇宙機(ロケット)への無線エネルギー 伝送技術に関する研究中山 知紀 超電導・水素・エネルギー貯蔵技術を応用したエネルギーシステムの研究開発西岡 牧人 超希薄燃焼、バイオ起源燃料の燃焼、固体推進薬燃焼、着火現象の基礎的研究花田 信子 水素エネルギーシステムのための水素貯蔵・生成技術とその材料に関する研究藤野 貴康 プラズマ・電磁流体のエネルギー・航空宇宙分野への応用研究文字 秀明 発電システムや化学プラント内の流動、自動車列や自転車列周りの流れ横 田 茂 次世代宇宙機用エンジン(電気推進機・レーザー推進機等)に関する研究

巨大システムリスク分野岡島 敬一 太陽光発電・燃料電池発電を中心とした新エネルギーシステムに関する研究羽田野 祐子 自然環境中の汚染物質の移行挙動モデリング・土壌汚染修復のための吸着実験

小型自動車用高効率パワートレイン実験のための試作車両

鹿島灘・霞ヶ浦の水域環境解析に使用する衛星データ

高性能繊維補強コンクリートを用いた複層立体トラス構造

固定電話伝送網を介した災害時情報流通

地震の速度応答スペクトルの比較

大型水路による土石流実験の高速度カメラ画像

移動物体周りの流れの可視化計測 1kw 級燃料電池スタック

炭素繊維複合材料の特性を精密に測定

電磁デバイスを用いた爆破解体実験システム

レーザーを用いたガラス粒子材料の可視化実験

2007 年新潟県中越沖地震で数多くの木造建物が倒壊した柏崎市の住宅地の様子

人間活動がもたらす河川環境の変容を計測

軽量・高強度な炭素繊維強化複合材料

強力超音波の音響定在波によって空間に浮遊状態となった液滴

SPring-8マイクロX線CTによる月面砂の堆積構造の可視化

海岸部道路網の津波脆弱性評価

C o l l e g e o f E n g i n e e r i n g S y s t e m sSchool of Science and Engineering

2016

2014 年2月に打ち上げられた筑波大学初の超小型人工衛星。世界の多くの人々が信号受信を行い、その共有体験を活かしたつながりを持てるよう、衛星本体だけでなく、簡便な受信装置は魅力的な受信報告アプリケーションも含めた総合的なシステムとして設計されていることが特徴です。現在、2016 年度に国際宇宙ステーションから放出予定の2号機 ITF-2「結 2号」を開発中。

ITF-1「 結」筑波大学「結」プロジェクト亀田敏弘研究室Kameda Laboratory

Page 10: り 自動車道 り 水戸 工学システム学類 2016 · (年3回)にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の

 約258万㎡(東京ドーム約56倍)のキャンパス森林公園を基調とした景観の中に、変化に富んだ斬新なデザインの施設が効率よく配置され、歩行者・自転車専用道路(ペデストリアン)と環状道路等で機能的に結ばれています。 その中でも豊かな緑に囲まれた4つの地区に学生宿舎があります。クラスメイトと散歩気分で歩いたり、賑やかに自転車で風を切りながら、また、学内を循環するバスに乗って、教室・施設間を移動することができます。 在学中は、本学類の施設だけでなく、我が国の大学では最大級の図書館、学術情報センター、外国語センター、保健管理センターが利用できます。また、研究室への配属後、大学院進学後には、各研究室の最先端研究施設の利用が可能となります。学生宿舎の収容人員は約4,300人で、新入生は優先的に入居できます。 各部屋は個室で(一部2人部屋)、全室にベッド、机、椅子、洗面台などが備え付けられています。また、各フロアー毎に共同のキッチン、洗濯室があります。更に、各部屋には電話機が取り付けてあり、キャンパス内には無料で通話ができ、学生宿舎の利用料金は月額1万円程度です。宿舎近くには共用棟があり、ここには食堂、売店、美容室、喫茶店、浴場、娯楽室などが完備されています。なお、大学近辺の民間の標準的なアパートは都心に比べて広く、しかも半額程度の住居費で済みますから経済的です。

A

B

C

D

E

F

G

つくば駅周辺

体育・芸術エリア5C棟

筑波大学学園祭「雙峰祭」

自習室・図書館

大学会館前

図書館前

筑波大学中央口

Campus Map

一の矢学生宿舎

農林技術センター

北駐車場

第三エリア前

筑波大学中央理工学群本部棟

中央口案内センター

中央図書館

大学会館

体芸専門学群

平砂学生宿舎

追越学生宿舎

春日学生宿舎

バス停留所

案内センター

駐車場図書館情報専門学群

附属病院 松見口案内センター

学園東大通り

学園西大通り

A

B C D

E F G

Tsukuba Campus Life