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「津波てんでんこ : Escape The Tsunami !」を
フィリピンの子どもたちに伝えよう!
「津波てんでんこ」とは、「津波が来たら、自分の判断で高台に逃げて、命は各自で守る!」と
いう三陸地方の教えです。避難の一分一秒の遅れが生死を分けるという、繰り返し津波におそわ
れてきたこの地方ならではの体験から語られる教えです。
地震が来たら→津波が襲ってくる→地震が来たら→津波が襲ってくる→地震が来たら→津波が襲ってくる→地震が来たら→津波が襲ってくる→ 一刻も早く高台へ逃げる!一刻も早く高台へ逃げる!一刻も早く高台へ逃げる!一刻も早く高台へ逃げる!
東日本大震災発生時、子どもたちは津波からどうやって命をまもったのか?
気象庁制作の啓発ビデオアニメ「津波から逃げる「津波から逃げる「津波から逃げる「津波から逃げる Escape The Tsunami Escape The Tsunami Escape The Tsunami Escape The Tsunami 」」」」(対象:小
学生以上)には、釜石の奇跡といわれる子どもたちのサバイバル体験が語られています。
ひとりでも多くのアジアの子どもたちにも視聴してほしいと思います。百聞は一見にしかず。
視聴は気象庁ホームページへ 英語字幕版があります
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tsunami_dvd/index.htmlhttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tsunami_dvd/index.htmlhttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tsunami_dvd/index.htmlhttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tsunami_dvd/index.html
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2014 年 5 月 6 日、ショッキングな報告が NHK ニュースで報道されました。
南海トラフで起きる地震(注 1)で,日本周辺の国々にどのくらいの高さの津波が押し寄せるのかを推計し
た研究がまとまったそうです(注 2)。
想定するマグネチュード9クラスの巨大地震が発生した場合、3-4 時間でフィリピンなどの東南アジア
各国に到達し、最悪、津波の高さは 4m 以上、ミンダナオの島南部の湾では 8m にも達するという結果
になりました。5 時間ほどすると、インドネシアやパプアニューギニアに到達し、高さ 6m に達すると
ころもあるなど、各国に影響するという結果になっています。
研究を取りまとめた東京大学の古村孝志教授は、「南海トラフで発生する津波の防災対策は、日本だけで「南海トラフで発生する津波の防災対策は、日本だけで「南海トラフで発生する津波の防災対策は、日本だけで「南海トラフで発生する津波の防災対策は、日本だけで
はなく、東アジア全体、太平洋の島々についても一緒に考えることが重要、国際的な救助や援助の計画はなく、東アジア全体、太平洋の島々についても一緒に考えることが重要、国際的な救助や援助の計画はなく、東アジア全体、太平洋の島々についても一緒に考えることが重要、国際的な救助や援助の計画はなく、東アジア全体、太平洋の島々についても一緒に考えることが重要、国際的な救助や援助の計画
を考える必要がを考える必要がを考える必要がを考える必要があああある」る」る」る」と指摘しています。
[注 1]南海トラフとは、駿河湾から九州沖にかけての海底に延びる谷筋のこと。南海トラフ地震の発生確率
は、30 年で 60-70%、50 年で 90%以上とされる。首都直下を含む南関東のどこかで M7 級の地
震が起きる確率は、30 年以内で 70%と予測されている(政府地震調査委員会 2014.4.25.)
[注 2]東京大学防災情報研究センター 2014.5.6. NHK の 18 時のニュースで報道された
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東日本大震災の津波災害の報道で、フィリピンの人たちは津波という単語を覚えたそうです。昨年 11
月のスーパー台風によるレイテ島の高潮災害は「日本の津波のようだった」と表現されました。しかし、
フィリピンは大津波の経験がないため、子どもたちへの津波の防災教育はされていません。
日本と同じ地震国であるフィリピンは想定外の津波にも備えなくてはなりません。
津波の津波の津波の津波の防災教育で防災教育で防災教育で防災教育でたくさんの子どもたちのたくさんの子どもたちのたくさんの子どもたちのたくさんの子どもたちの命命命命を救うことがを救うことがを救うことがを救うことができますできますできますできます!!!!
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パクパク・ナティン(文責:遠藤康子/フェアトレードと開発教育に取りくむ NGO)
[email protected] http://www1.odn.ne.jp/pakpak-natin/index.html