市川中学校 学校だより リオオリンピックの感動を胸にスター...

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宝石 (宮澤章二) 夏は 燃えあがらんばかりに暑く 街も野山も さわがしすぎて ぼくらは 考える習性をなくした 静かな樹下に考えるよろこび ともしびに照らされる深い思い なつかしい秋風のなかで それら大事なものを 取り戻そう ぼくらはいつも宝石を磨いている その面に月のひかりが反射し 真昼は 移りゆく時刻が影をうつす こころをこめて磨くかぎり ぼくらの宝石はきっと輝くだろう 鳴く虫たちがそのことを告げ 秋は 実るものたちでいっぱいになる 八戸市立 市川中学校 学校だより 「じょ」 平成28年8月22日(月) 校長通心 No.71 校長 馬渡教二 リオオリンピックの感動を胸にスタートする2学期! 31日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期がスタートする。一学期終業式に、「3年生は進路実現に向けて、学習会・実力テスト・高校体 験入学、それにプラスして体育祭準備の夏休み。1~2年生は新チームの本格的な部活を通して自分の限界に挑むとともに、夏休みの課題 や学習会で1学期の学習内容を定着させる夏休み。全員が自分自身と闘う熱い夏にしてほしい。」と話した。覚えているだろうか?実際 に、3年生は実力テストを含めた12日間の学習会をやり遂げ、今日の午後から始まった体育祭練習の準備を整えることができたし、1~2年 生は、夏休み中に行われた大会で「野球・ソフトボール・女子剣道の優勝。サッカー2位。男女ソフトテニス3位。」という素晴らしい結果を 残し、秋季大会のシード権を得ることができた。学校全体でみると、どの学年も目標に向かって熱く頑張った夏休みだったと感じている。 熱戦が続いたリオ五輪も今日の閉会式で17日間の熱戦に幕を閉じた。八戸出身、伊調馨選手のレスリング前人未到の五輪4連覇、隣町五 戸出身、太田忍選手のレスリンググレコローマン銀メダルの地元選手の活躍はもちろん、水泳・体操・柔道・卓球・バドミントン・レスリング・シ ンクロ・陸上・テニス・ウェイトリフティング・カヌー……など、メダルの数では、金12個、銀8個、銅21個、計41個という過去最高の数となっ た。世界の大舞台で、これほどまでに日本選手が躍動している姿はかつてなかったのではないだろうか?でも本当に賞賛すべきなのは、メダ ルの数ではなく選手一人一人の競技と向き合う姿勢にあると思った。特に今回のリオオリンピックは世界に通用する高い技術と選手たちのメ ンタルな強さが光っていた…(技術面⇒例えば陸上競技の400Mリレーの選手たちは、100Mの予選では全員が予選敗退、個々の力は絶対に 他の外国選手には勝てないけれど、アンダーハンドパスというバトンの技術で銀メダルをとったし、柔道では外国選手のパワーには劣っても男 子は全階級がメダルを手中に収める技術があった…。メンタル面⇒内村選手の鉄棒での大逆転の個人総合優勝、テニスでは錦織選手が順々 決勝で、あと一点取られたら終わりというところからの逆転、バドミントンの高橋・松友ペアの決勝戦ではオランダチームとセットカウント1対1 で迎えた最終セット19-16の劣勢から連続ポイントで逆転優勝、女子レスリングも残り数秒の逆転…などなど、絶対に諦めない姿勢とメンタ ルの強さに感動した!)勝利インタビューでは、試練を乗り越えてきたどの選手たちも異口同音に自分を支えてくれた周囲の人々への感謝の 言葉ではじまり、常に謙虚さがにじみ出ていた。日本中の人々に、感動と勇気と希望を与えてくれたリオオリンピックに、人として学ぶたくさん のエキスがつまっていたと思う。 様々な競技でメダルを手にした選手のインタビューに共通していることは、①第一に「明確な目標をもっている」と言うこと。だからこ そ、厳しい練習にも耐えられるし、それが同時にメンタルの強さを育んでいる。そして、一戦一戦への真剣な戦いと強固なチームプレー につながっている。②第二に「人間性が磨かれている」と言うこと。だからこそ、競技を終えての第一声が周囲の人々への感謝の言葉から始ま っているし、敗れても絶対に人のせいにしない。それが、敗れたあとの気持ちの切り替えのはやさにもつながっているのではないだろうか? 負けた選手のコメントは「これが今の自分の力…」「メダルを取れないのは今の自分に何かが足りない…」と全て自分自身を見つめていた。 五輪4連覇のかかったレスリング吉田沙保里選手は、決勝で敗れたとき、「たくさんの方に応援こしてもらったのに銀メダルで終わってしま って申し訳ないです。日本選手の主将として金メダルをとらなければいけないところだったのに…ゴメンなさい」と涙ながらに話してい た。これほど潔いゴメンなさいも聞いたことがない。オリンピックという舞台に出場する選手たちは、メダルの色やメダルがとれるとれな いにかかわらず、その競技の才能やセンス以上に、その陰で積み重ねてきた努力があるからこそ、人としての強さがあり、人間性の豊かさ があるのだと思う。このリオオリンピックのドラマからいろんなことを学んでほしいと思う!! 2学期のスタートにむけての二つのポイント⇒①31日間という夏休みを過ごしたみんなが、集団としての学校生活のリズムをいかに早く取り 戻すことができるか?(個人差が大きい)それぞれが、心の切り替えスイッチを意識してオンにする。②目前に迫った(8/28)体育祭。二学期 の大きな行事の一つ体育祭を全校で成功させ、二学期のスタートに弾みをつける。体育祭という行事の最大の特徴は、各軍での集団活動、 つまり先輩と後輩が力を合わせてつくりあげていくこと。各軍単位の先輩後輩の絆シャフトづくりを短い準備期間であるけれどつくりあげるこ とで、後輩たちが3学年のリーダーシップに憧れ、そして導かれ、来年度はさらに今年を超える体育祭にしたいと思いにつながっていく……… それが市川中の伝統となって積み重なっていくはずである。2学期も文武両輪&絆シャフトづくりに頑張ろう!

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Page 1: 市川中学校 学校だより リオオリンピックの感動を胸にスター …③志は高く、実践は足元から(ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる)

宝石 (宮澤章二)

夏は 燃えあがらんばかりに暑く街も野山も さわがしすぎてぼくらは 考える習性をなくした

静かな樹下に考えるよろこびともしびに照らされる深い思いなつかしい秋風のなかでそれら大事なものを 取り戻そう

ぼくらはいつも宝石を磨いているその面に月のひかりが反射し真昼は 移りゆく時刻が影をうつすこころをこめて磨くかぎりぼくらの宝石はきっと輝くだろう鳴く虫たちがそのことを告げ秋は 実るものたちでいっぱいになる

八戸市立 市川中学校 学校だより 「じょ」

平成28年8月22日(月)

校長通心 No.71 校長 馬渡教二

リオオリンピックの感動を胸にスタートする2学期!31日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期がスタートする。一学期終業式に、「3年生は進路実現に向けて、学習会・実力テスト・高校体

験入学、それにプラスして体育祭準備の夏休み。1~2年生は新チームの本格的な部活を通して自分の限界に挑むとともに、夏休みの課題

や学習会で1学期の学習内容を定着させる夏休み。全員が自分自身と闘う熱い夏にしてほしい。」と話した。覚えているだろうか?実際

に、3年生は実力テストを含めた12日間の学習会をやり遂げ、今日の午後から始まった体育祭練習の準備を整えることができたし、1~2年

生は、夏休み中に行われた大会で「野球・ソフトボール・女子剣道の優勝。サッカー2位。男女ソフトテニス3位。」という素晴らしい結果を

残し、秋季大会のシード権を得ることができた。学校全体でみると、どの学年も目標に向かって熱く頑張った夏休みだったと感じている。

熱戦が続いたリオ五輪も今日の閉会式で17日間の熱戦に幕を閉じた。八戸出身、伊調馨選手のレスリング前人未到の五輪4連覇、隣町五

戸出身、太田忍選手のレスリンググレコローマン銀メダルの地元選手の活躍はもちろん、水泳・体操・柔道・卓球・バドミントン・レスリング・シ

ンクロ・陸上・テニス・ウェイトリフティング・カヌー……など、メダルの数では、金12個、銀8個、銅21個、計41個という過去最高の数となっ

た。世界の大舞台で、これほどまでに日本選手が躍動している姿はかつてなかったのではないだろうか?でも本当に賞賛すべきなのは、メダ

ルの数ではなく選手一人一人の競技と向き合う姿勢にあると思った。特に今回のリオオリンピックは世界に通用する高い技術と選手たちのメ

ンタルな強さが光っていた…(技術面⇒例えば陸上競技の400Mリレーの選手たちは、100Mの予選では全員が予選敗退、個々の力は絶対に

他の外国選手には勝てないけれど、アンダーハンドパスというバトンの技術で銀メダルをとったし、柔道では外国選手のパワーには劣っても男

子は全階級がメダルを手中に収める技術があった…。メンタル面⇒内村選手の鉄棒での大逆転の個人総合優勝、テニスでは錦織選手が順々

決勝で、あと一点取られたら終わりというところからの逆転、バドミントンの高橋・松友ペアの決勝戦ではオランダチームとセットカウント1対1

で迎えた最終セット19-16の劣勢から連続ポイントで逆転優勝、女子レスリングも残り数秒の逆転…などなど、絶対に諦めない姿勢とメンタ

ルの強さに感動した!)勝利インタビューでは、試練を乗り越えてきたどの選手たちも異口同音に自分を支えてくれた周囲の人々への感謝の

言葉ではじまり、常に謙虚さがにじみ出ていた。日本中の人々に、感動と勇気と希望を与えてくれたリオオリンピックに、人として学ぶたくさん

のエキスがつまっていたと思う。

様々な競技でメダルを手にした選手のインタビューに共通していることは、①第一に「明確な目標をもっている」と言うこと。だからこ

そ、厳しい練習にも耐えられるし、それが同時にメンタルの強さを育んでいる。そして、一戦一戦への真剣な戦いと強固なチームプレー

につながっている。②第二に「人間性が磨かれている」と言うこと。だからこそ、競技を終えての第一声が周囲の人々への感謝の言葉から始ま

っているし、敗れても絶対に人のせいにしない。それが、敗れたあとの気持ちの切り替えのはやさにもつながっているのではないだろうか?

負けた選手のコメントは「これが今の自分の力…」「メダルを取れないのは今の自分に何かが足りない…」と全て自分自身を見つめていた。

五輪4連覇のかかったレスリング吉田沙保里選手は、決勝で敗れたとき、「たくさんの方に応援こしてもらったのに銀メダルで終わってしま

って申し訳ないです。日本選手の主将として金メダルをとらなければいけないところだったのに…ゴメンなさい」と涙ながらに話してい

た。これほど潔いゴメンなさいも聞いたことがない。オリンピックという舞台に出場する選手たちは、メダルの色やメダルがとれるとれな

いにかかわらず、その競技の才能やセンス以上に、その陰で積み重ねてきた努力があるからこそ、人としての強さがあり、人間性の豊かさ

があるのだと思う。このリオオリンピックのドラマからいろんなことを学んでほしいと思う!!

2学期のスタートにむけての二つのポイント⇒①31日間という夏休みを過ごしたみんなが、集団としての学校生活のリズムをいかに早く取り

戻すことができるか?(個人差が大きい)それぞれが、心の切り替えスイッチを意識してオンにする。②目前に迫った(8/28)体育祭。二学期

の大きな行事の一つ体育祭を全校で成功させ、二学期のスタートに弾みをつける。体育祭という行事の最大の特徴は、各軍での集団活動、

つまり先輩と後輩が力を合わせてつくりあげていくこと。各軍単位の先輩後輩の絆シャフトづくりを短い準備期間であるけれどつくりあげるこ

とで、後輩たちが3学年のリーダーシップに憧れ、そして導かれ、来年度はさらに今年を超える体育祭にしたいと思いにつながっていく………

それが市川中の伝統となって積み重なっていくはずである。2学期も文武両輪&絆シャフトづくりに頑張ろう!

Page 2: 市川中学校 学校だより リオオリンピックの感動を胸にスター …③志は高く、実践は足元から(ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる)

文武両道といえば、甲子園を湧かせた花巻東ナインの菊池投手は月に5~6冊の読書を欠かすことがないそうだ。おまけに、毎日便所掃除を自ら進んで行っている。彼自身「野球だけができる人間ではダメ」「トイレ掃除は自分自身を磨くため」を徹

底している。ベンチ入りした18名は全員岩手県出身者ばかり、背中の痛みをこらえながら力尽きた菊池投手は「怪我で野球ができなくなってもこのメンバーと一緒にプレーしたい」と涙していた。優勢なときも劣勢なときも、チームが一丸となり、あれほどの明

るさを振りまく姿には、誰もが「さわやかさ」と「感動」を覚えたにちがいない。この大会での闘魂の継承だったり、感性のリレーが、それぞれの場所ではじまっていくんだと思う。

①凡事徹底…やれば誰にでもできる平凡なことを徹底してやり続け、その積み重ねで差 をつける。世の中の全ての事は平凡の積み重ねが非凡を招くことになって いて、平凡の中から生まれてくる非凡が人を感動させる。②下座行…自分の身を低くして、手足を汚すことを厭わずに行い、しかも、人から顧みれ ないようなことを実践する。そうすることで、自分自身の行いを通して自ら学 び、今までの考え方を変えることができる。さらには、習慣をかえることにつ ながり、最後は運命まで変わっていく。③志は高く、実践は足元から(ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる)

ゴミを目にしたら腰をかがめてサッと拾う。この実践を続けているだけで気づ きに対する直感力が研ぎ澄まされ、同時に突発的な問題に対する判断力が 高まってくる。ゴミを拾っていて感じることは、捨てる人は捨てる一方。拾う人 は無神経に捨てることもしない。この差が年月がたてばたつほど大きくなる。 足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができる?

この3つの言葉は、柔道部顧問の田中先生が、部員を工業高校に練習に連れて行った時、柔道場に貼ってあったものを先生方に紹介してくれたものであるが、この2学期、自分の持っている可能性をどれだけ開花させることが出来るか?の鍵を握っている!!我々一般人は、立派になった姿や実績で人を判断してしまい、この人たちは自分とは別な人間だって思ってしまいがちだけど、例えば、小学校でみんなに相手にされなかったエジソンに「発明王」になるという保証はなかったはずだし、花巻東の菊池投手に155キロの玉を投げれる保障はなかったはずである。スタートの段階では、誰にも保証はないのである。彼等はまず「動き出して」努力し、少しずつ、少しずつ力をつけて、自分の可能性を最大限に開花させたわけだから、そこがすばらしいのである。いろんな問題にぶつかり、そのたびに解決しようと努力する。この繰り返しによって力をつけたのである。逃げている間は絶対力なんぞつくはずがない。それは自分が弱いからではなく、自分が動かないから弱いだけのはなしである。動き出せば必ず何かが変わり、必ず何かがわかる。そして必ず何かが身につくのである。何百回話を聞くよりも、とにかく1回の実行に勝るものはない。最初の一歩は小さい動きかもしれないけど、それなりの時間を費やせば絶対大きな力となるはずである。一歩動くことで、間違いなく前に進んでいることは確かなんだから、一歩ずつ動いていれば必ず結果につながっていくはずである。大事なのはある程度の結果が出るまで続けることなのではないだろうか?……ということで、この2学期、一歩踏み出す「勇気と実行力」そして、「継続していく粘り強さ」が大切である。さあ、一歩踏み出さない限り(スタートしなければ)ゴールすることはできない!!

スタートしての一週間は全校生徒で体育祭の成功に向け、各軍の必死の取り組みが見られた。むのたけじ氏の『詞集たいまつ』に「学ぶ営みは一人ではじめて、一人へ戻っていく。はじめた自分と、もどっていく自分のあいだにたくさん人が入れば入るほど、

学んだものは高くなり深くなる」という言葉が載っていたけど、体育祭は、1学期末に行われた合唱コンクールと違い、学級という集団を飛び越え各軍が、いわゆる縦割りになって、1学年~3学年生徒全てが関わって活動する唯一の行事であり、学び得るもの

はこの言葉通り、高く深いものになる。各軍団長のリーダーシップはもちろんのことだが、何といっても3年生全体が1~2年生をどうリードしていくかが最大の醍醐味であるし、それについていく1、2年生が3年生から学んで成長する部分が伝統として積み重ね

られていくのである。具体的に、応援合戦なんかには、それが如実に表れていると思う。そして、この経験が、また、来年度の体育祭へつながっていき、最高学年としてのプライドやリーダーシップが育っていく。

このように、体験を通して「これはどうやればいいのか?」「やってみてどうだったのか?」と、知り得たことや身につけたものを「知恵」と呼び、知恵は、その後すぐに役立つものが多い。それに対して知識は、経験しなくても外から詰め込むことができるけ

ど、時間とともに忘却したり、実際に使えないものも多い。知識は、外から頭に入れられるもの。知恵は、経験から生まれるもの。という視点で、知恵に焦点をしぼると、知恵は大きく二つに分けられて、ひとつが、おぼぁちゃんの知恵袋のように、洋服にコーヒ

ーをこぼしたら日本酒で拭き取ればいいみたいなものであり、長年の経験から生まれた生活に役立つ「へぇー」と思うもの。もうひとつは、経験から身体のなかに生まれるもので、例えば、超一流のプロスポーツ選手や伝統工芸の職人さんの持つ技で、指や

足腰などが長年の経験で培われた知恵の集大成で、センサーや精密機械に匹敵した匠の技として結実したもの。だからその選手・

職人さんだけに備わった固有で、唯一なものであり、教えて貰っても、知識のようにそのまま身につけられないし、身につけるためには、長い修行と経験が必要になる。それも、バーチャルな経験じゃなくて、リアルな経験を積み重ねなければ身につけること

ができないものである。いずれにしても、「知恵をしぼる」という言葉が示すように、実のない果物を搾っても果汁が出てこないのと同じで、知識のない頭をしぼっても知恵は生まれてこない。だから、様々な行事を経験し、たくさんのことを学ぶと同時に、普段

の授業で知識を身につけることは、とてもとても大切なことになる。

さて、体育祭燃焼の後のこの2学期、グッジョブウィーク、秋季大会、私立高校説明会、20キロウォーク、30キロウォーク…と怒濤の体験活動が控えているが、「行事と授業の両立」「部活動と学習の両立」を目指す怒濤の2学期であるのことを再確認して

おかなければならない。さしずめ、「部活」という車輪と「学習」という車輪の両輪。そして、「行事」という車輪と「授業」という車輪の両輪があった時、それぞれの両輪は、左右同じ大きさでなければならない。(同じ比重で両立してるってこと)なぜなら、両輪

が同じ大きさで回転するから、まっすぐに目標に向かって転がっていけるけど、左右の大きさが違ったら、いつまで転がっても回転して元の場所に戻ってきて、目標にたどりつけなくなってしまうから……ということで、長丁場の2学期は両輪がカギを握ってい

る!!

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