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TRANSCRIPT
プラン策定の背景
厳しい局面を克服し、53万区民が一体となって新しい“いたばし”を創造し、
次期基本計画につなげていくため、「いたばし未来創造プラン」)を策定
生産年齢人口の減少と区財政の逼迫
板橋の“強み”~いたばし力のさらなる充実へ~
東日本大震災の発生と区政を取り巻く環境の変化
○ 人口減少社会が到来する中において、加速する少子高齢化の進行により、年少人口や生産年齢人口は減少する一方、高齢者人口は一貫して増え続けています。
○ 区においても、高齢化の進行や景気低迷の影響などにより、生活保護費などの扶助費が増加の一途をたどっています。
○ 多くの公共施設や都市インフラにおいては老朽化が進行しており、改修・改築などの更新経費は増加し続け、区財政を圧迫する要因となっています。
区民、団体、事業者、行政などが一体となって、板橋区という地域の持つポテンシャル(潜在力)を引き出し、未来に向かって成長し続ける持続可能性のある都市“いたばし”を創造していくことが、今、最も強く求められています。
○平成23年3月に発生した東日本大震災は、多くのかけがえのない生命や貴重な財産が失われるという甚大な被害をもたらし、区民に大きな不安を与えるとともに、区政にも多大な影響を及ぼしています。
○復旧や復興への力強い歩みや支援の輪は、人々の価値観や物事に対する考え方・捉え方を根本的に転換するとともに、「自助」「共助」による“絆”の大切さが改めて強く認識される時代を招来しています。
(歳入と歳出の不均衡)
歳入
基金取り崩し
既存行政
サービスの
提供
歳 入 の減 少
歳 出 の増 加
中長期的に懸念される課題
現在顕在化して い る 課 題
(1)
い た ば し 未 来 創 造 プ ラ ン
プランの位置づけ
少子高齢・人口減少社会が進行する中で、生産年齢人口の減少による区政経営の様々な課題を克服するため、“区政の持続的な発展を可能とする、生産年齢人口を増やし定住化を促す施策” を推進し、“いたばし力”の充実により、“東京で一番住みたくなるまち”の実現をめざしていきます。
板橋区のめざす姿
プランの進め方
少子高齢・人口減少社会が進行する中で、生産年齢人口の減少による区政経営の様々な課題を克服し、区政の持続的発展を可能とするため、「いたばし№1実現プラン2015」と「板橋区経営革新計画」の2つの計画を改訂して1つに束ね、平成28年度からの次期基本計画へとつなげていく中長期的な総合計画として、「いたばし未来創造プラン」を策定しました。
第1ステップ
として
今日的な課題に対応する№1プラン2015と経営革新計画東日本大震災により提起された課題や景気低迷などに起因する様々な今
日的課題に迅速に対応するために改訂(ローリング)した「№1プラン2015」編と「経営革新」編を包含します。
第2ステップ
として
将来を見据えた成長戦略と経営構造改革生産年齢人口の減少や公共施設の更新経費の増大など、様々な課題に
対応するために「選択と集中」による成長戦略の展開とそれを支える経営の視点による構造改革を区政経営の要に置き、“いたばし”の未来を創造します。
経営構造改革
成長戦略
魅力創造発信都市
安心安全環境都市
重点政策
第2ステップ 中長期的な取り組み
次期基本計画への橋渡し
第1ステップ 短期的な取り組み
改訂後の№1プラン2015・経営革新計画の推進
いたばし未来創造プラン~成長戦略と重点政策、それを支える経営構造改革~
板橋区がめざす将来展望
“いたばし力”の充実により“東京で一番住みたくなるまち”の実現
区政経営の一体改革
~あたたかい気持ちで支えあうまちづくり~
~地球にやさしく品格のあるまちづくり~
~安全で未来をひらくまちづくり~
「経営革新」編
生産年齢人口を増やし、定住化を促進するための
戦略的な取り組み今日的な課題に応える
3つの重点政策
成長戦略を支える区政経営への転換と
公共施設等の計画的な整備の推進
厳しい財政環境を克服する行財政改革
「№1プラン2015」編
い た ば し 未 来 創 造 プ ラ ン 全 体 概 要
(2)
成長戦略の展開と経営構造改革の推進
・住んでよかった、住み続けたいと思ってもらえるような、人と環境にやさしいまち、災害に負けない安心で快適なまちを整備していきます。
成長分野6 環境にやさしい最先端都市の構築成長分野7 倒れない・燃え広がらないまちへの
再生成長分野8 都市の顔となる駅前周辺市街地と
交通軸の整備
・地域の個性やにぎわい、強みを活かした活気あふれるまちを創出することで都市の魅力となる価値を高め、選ばれるまちとして発信していきます。
成長分野1 文化・スポーツによるにぎわい創出成長分野2 産業文化都市「板橋」の創出成長分野3 未来につなぐ子育て・教育成長分野4 シティプロモーションによる魅力発信成長分野5 大学・研究機関等との連携
安心安全環境都市魅力創造発信都市
にぎわいの中心となる商店街
23区内随一のベッド
数を擁する医療機関のストック
地域の課題に取り組む活発な地域団
体の活動
区内6大学の知的財産・人材
板橋区の強み
農地と緑が潤いをもたらす農業などの産業
23区中第一位の製品出荷額を誇る工業
都心に短時間でアクセスできる鉄道路線
平時及び災害時の緊急輸送において重要な役割を果たす放射状・環状に延びる幹線道路網
花火大会やマラソンなど高い集客力とブランド発信力のある大型イベントを打てる広大な荒川河川敷
1 板橋区の強みと成長分野
経営構造改革を進めていくにあたっては、都市経営・地域経営・行政経営という3つの新たな視座のもと総合的に取り組んでいきます。
都市
経営
地域
経営
行政
経営
2 成長戦略の展開を支える経営構造改革
成長戦略で掲げる「魅力創造発信都市」「安心安全環境都市」といった2つの都市像の実現をめざす中で、生産年齢人口の定住化、とりわけ、税収を増やすといった観点から、人口構造や板橋の成り立ちをひもときながら、板橋がめざす都市構造を検討していきます。
これからの地域を支え、活力を生み出すために区政展開の視点として重要な「自助・共助」を浸透させながら、「公助」との連携によるまちづくりを進めるための新たな仕組みなど、地域活性化のための方策について検討していきます。
「社会に支えられる側」の増加による社会保障費の増大を抑制し、「社会を支える側」を増やす政策へのシフトなど、新たな歳入歳出構造のあり方について、様々な角度から深く掘り下げて検討していきます。
(3)
8つの成長分野に対し、経営資源を振り向け、魅力あるまちづくりを積極的に進める成長戦略を構築
8つの成長分野と具体的取り組み
成長分野4
シティプロモーションによる魅力発信
成長分野5大学・研究機関等との連携
成長分野8
都市の顔となる駅前周辺市街地と交通軸の整備
【017】都市再生
(高島平、板橋駅・大山駅周辺のまちづくりの推進)【018】未来につながる都市交通インフラの整備
(東武東上線連続立体化等など)
成長分野6環境にやさしい最先端都市の構築
成長分野7
倒れない・燃え広がらないまちへの再生
【015】低炭素社会をめざしたまちづくり(スマートシティの可能性検討)
成長分野2産業文化都市「板橋」の創出
成長分野1文化・スポーツによるにぎわい創出
【016】災害に強いまちづくり
(建築物の耐震性向上と不燃化の促進など)
【001】板橋のブランド構築【002】千客万来のにぎわいの創出
【003】文化・スポーツ事業の戦略的展開
【012】板橋区のブランド発信力の強化【013】観光施策の推進
【004】「ものづくりの板橋」のブランド構築
【005】戦略的な産業立地促進【006】地域資源を活かした健康・医療産業の創出
【007】地域商店街の再生
【014】大学などとの戦略的連携
成長分野3未来につなぐ子育て・教育
【008】在宅子育て支援の促進【009】子育て世帯への支援充実【010】確かな学力の定着【011】教員の指導力向上
(4)