新精度規格対応ボールリテーナ入りlmガイドボールリ … ·...

ボールリテーナ入りLMガイドボールリテーナ効果世界標準サイズ

CATALOG No.235-13

®

SHS

新精度規格対応

1

開発当初のボールベアリングは、リテーナのない総ボールタイプだったため、音が高く高速回転が不可能で、寿命が短いものでした。20年後、リテーナ付きのボールベアリングが開発されました。それは、音が静かで高速回転を可能にし、さらにボール数が減少しても長寿命が得られたため大発展をとげました。ニードルベアリングも同様であり、リテーナ付きにする事により性能が飛躍的に向上したことは、ベアリングの歴史が物語っています。リテーナのない総ボールタイプは、ボール同士が金属接触をするため音は高くなります。さらにボールは相反回転により2倍のスピードですべり接触するため、摩耗がはげしくなり、寿命は短くなります。また、ボールとボールの点接触により面圧が高くなるため油膜切れを起こしやすくなります。これに比べ、リテーナとボールは広い面積で接触するため、油膜は切れず音が静かで高速回転・長寿命が共に得られます。

回転式ボールベアリング

ボールがボールリテーナにより保持され循環する構造になっているため、ボール同士の相互摩擦がなくなり、ボールは均一に整列され運動します。さらに、ボール循環部とボールリテーナとの空間部（グリースポケット）に溜ったグリースがボールの回転によりボールとボールリテーナの接触面に巻き込まれ、ボール表面に油膜を常に形成させるため、油膜切れが起こりにくくなります。従来の構造ボールリテーナ構造

ボールリテーナ入りLMガイドボールリテーナとボールの接触により極めて低い面圧

油膜接触

従来の構造

●ボール同士が完全な点接触をするので、単位面圧が高く、油膜切れを起こし易く、相互摩擦による摩耗を生じます。●寿命が短くなります。

ボールリテーナ構造

●相互摩擦による摩耗がなくなり長寿命となります。●ボール同士の相互摩擦がなくなり高速回転時の発熱が抑えられます。●ボール同士の相互摩擦がなくなるため、ボールの衝突音がなくなります。●ボールが均一に整列されているため滑らかに動きます。●リテーナに潤滑油がたまり潤滑性が向上するため、長寿命となります。

ボール

ボール同士の点接触により高面圧

ボールリテーナ®効果

1

2

世界標準ボールリテーナ入りLMガイド SHS

LMブロック

LMレール

エンドプレート

エンドシール

ボールリテーナ

ボール

断面図

45 。

45。

SHS形の構造

LMレールとLMブロックに精密研削加工された4条列の転動面をボールが転動し、ボールリテーナとLMブロック

に組込まれたエンドプレートにより、ボール列を循環させています。

ＬＭブロックに作用する4方向（ラジアル方向､逆ラジアル方向、横方向）に対して同一定格荷重になるよう各ボール

列が接触角45 で゚配置されているので、あらゆる姿勢での使用が可能になり、しかもバランスの良い予圧がかけら

れるので、一定の低い摩擦係数を維持しながら、4方向の剛性を高めることができます。断面高さが低く、しかも

LMブロックは高剛性に設計されているので、高精度で安定した直線運動が得られます。

● 4方向等荷重ＬＭブロックに作用する4方向（ラジアル方向､逆ラジアル方向、

横方向）に対して同一定格荷重になるよう各ボール列が接触角

45°で配置されているので、あらゆる姿勢での使用が可能にな

り、幅広い用途に利用できます。

● 自動調整能力THK独自のサーキュラーアーク溝の正面組合わせ（ＤＦセット）に

よる自動調整能力効果により、予圧を与えても取付誤差を吸収で

き、高精度でスムーズな直線運動が得られます。

● 世界標準サイズTHKが直動システムのパイオニアとして開発し、事実上の世界標準

となったＨＳＲ形に準じた寸法設計です。

● 低重心・高剛性LMレール断面をコンパクト化することにより、重心が低くなり、

さらに高剛性化も実現しました。

3

SHS OutlineSHS 製品概要

●SHS 15C ●SHS 35C●SHS 20C ●SHS 45C●SHS 25C ●SHS 55C●SHS 30C ●SHS 65C

SHS-C形

●SHS 15LC ●SHS 35LC●SHS 20LC ●SHS 45LC●SHS 25LC ●SHS 55LC●SHS 30LC ●SHS 65LC

SHS-LC形 SHS-C形と同一断面形状でLMブロック全長（L）を長くし、定格荷重を増加させたタイプです。

LMブロックのフランジ部にタップ加工を施しています。上下どちらからでも取付けが可能です。テーブルに取付ボルト用の貫通穴があけられない場合に使用します。

L

事実上の世界標準総ボールLMガイドHSR形に準じた寸法で、4方向等荷重

形のためあらゆる姿勢での使用が可能です。

主な用途マシニングセンタ／NC旋盤／ドリリングマシン

／放電加工機／搬送装置

4

SHS OUTLINE製品概要

●SHS 15V ●SHS 35V●SHS 20V ●SHS 45V●SHS 25V ●SHS 55V●SHS 30V ●SHS 65V

SHS-V形 LMブロックの幅（W）を狭くし、タップ加工を施したタイプです。テーブル幅にスペースのない箇所に使用します。

W

●SHS 15LV ●SHS 35LV●SHS 20LV ●SHS 45LV●SHS 25LV ●SHS 55LV●SHS 30LV ●SHS 65LV

SHS-LV形 SHS-V形と同一断面形状でLMブロック全長（L）を長くし、定格荷重を増加させたタイプです。

L

●SHS 15R ●SHS 35R●SHS 25R ●SHS 45R●SHS 30R ●SHS 55R

SHS-R形 LMブロックの幅（W）を狭くし、取付部はタップ加工が施されています。総ボールLMガイドHSR-R形の高さ寸法を継承したタイプです。

W

●SHS 25LR ●SHS 45LR●SHS 30LR ●SHS 55LR●SHS 35LR

SHS-LR形 SHS-R形と同一断面形状でLMブロック全長（L）を長くし、定格荷重を増加させたタイプです。

L

5

※1 SHS形寸法表

SHS-C形/ SHS-LC形→P11～SHS-V形/SHS-LV形→P13～SHS-R形/ SHS-LR形→P15～

PE ：等価荷重 (N)

・ラジアル方向

・逆ラジアル方向

・横方向

PR ：ラジアル荷重 (N)

PL ：逆ラジアル荷重 (N)

PT ：横方向荷重 (N)

PE＝PR（PL）＋PT

等価荷重

SHS形は、ラジアル方向・逆ラジアル方向・

横方向すべての方向の荷重を負荷できます。

基本定格荷重は4方向（ラジアル方向・逆ラジアル

方向・横方向）とも同等であり、その値はSHS形

寸法表※1中に記載されています。

SHS形のLMブロックが各方向の荷重を同時

に負荷する場合の等価荷重は、次式により求

められます。

PL PR

PT PT

ラジアル方向逆ラジアル方向

横方向横方向

各方向の定格荷重

6


※1 基本動定格荷重（C）

一群の同じLMガイドを同じ条件で個々に運動させた時、定格寿命（Ｌ）が50kmとなるような方向と大きさの変動しない荷重をいいます。

寿命

●定格寿命一群の同じLMガイドを同じ条件で個々に運動させ

たとき、そのうちの90%がフレーキング（金属表面

のうろこ状のはく離）をおこすことなく到達できる

総走行距離をいいます。

●寿命時間定格寿命（L）が求められると、ストローク長さと往

復回数が一定の場合、寿命時間は右式により求め

られます。

LMガイドの寿命は同じように製作されたものを同一運転条件で使用しても、バラツキがあり

ます。このためLMガイドの寿命を求める目安として、次のように定義された定格寿命を使用し

ます。

L ：定格寿命（km）C ：基本動定格荷重※1 （N）PC：計算荷重（N）

fH ：硬さ係数（図1）fT ：温度係数fC ：接触係数（表1）fW ：荷重係数（表2）

L = ( · )3 50CPC

fH · fT · fC

fW

Lh =L 106

2 RS n1 60

1.00.90.80.70.60.50.40.30.20.1

60 50 40 30 20 10転動面硬さ（HRC）

硬さ係数 fH

表1 接触係数（fC）

図1

表2 荷重係数（fW）

密着時のブロック数2345

6以上通常使用

接触係数 fC

0.810.720.660.610.601.00

微

小

中

大

微速の場合V≦0.25m/s低速の場合0.25＜V≦1m/s中速の場合1＜V≦2m/s高速の場合V＞2m/s

1.0~1.2

1.2~1.5

1.5~2.0

2.0~3.5

振動・衝撃速度（V） fW

Lh ：寿命時間（h）Rs ：ストローク長さ（mm）n1 ：毎分往復回数（min-1）

■fH：硬さ係数LMガイドの負荷能力を十分発揮させるためには、転動面の硬さをHRC58～64とする必要があります。この硬さより低い場合、基本動定格荷重および基本静定格荷重が低下しますので、それぞれに硬さ係数（fH）を乗じます。通常、LMガイドは十分な硬さが確保されているのでfH＝1.0になります。

■fC：接触係数LMブロックを密着状態で使用する場合では、モーメント荷重や取付面精度が影響し均一な荷重分布を得ることが難しいため、複数のブロックを密着使用する場合は表1の接触係数を基本定格荷重（C）、（C0）に乗じてください。注）大型の装置に不均一な荷重分布が予想される場合は表1の接触係数を考慮してください。

■fT：温度係数ボールリテーナ入りLMガイドの使用温度は通常80℃以下のため、fT=1.0になります。

■fW：荷重係数一般的に往復運動をする機械は運転中に振動や衝撃を伴うものが多く、特に高速運転時に発生する振動や、常時繰返される起動停止時の衝撃などのすべてを正確に求めることは困難です。したがって、速度・振動の影響が大きい場合は、経験的に得られた表2の荷重係数を基本動定格荷重（C）に除してください。

7

※1 予圧

LMブロックの剛性を高めるため、あらかじめ転動体（ボール）に与える内部荷重をいいます。なお、SHS形は、すべてご指定のすきま調整がなされた状態で出荷されますので、予圧の調整が不要です。

ラジアルすきま規格LMガイドのラジアルすきまは、走り精度、耐荷

重性能や剛性に大きく影響するので、用途に応じ

た適切なすきまの選定が大切です。

一般的には、往復運動から生じる振動・衝撃を考慮し

て、マイナスすきま（予圧※1を与えた状態）を選定する

ことが寿命および精度に好影響をもたらします。

単位：μm

– 5 ~ 0 –12 ~ – 5 —– 6 ~ 0 –12 ~ – 6 –18 ~ –12– 8 ~ 0 –14 ~ – 8 –20 ~ –14– 9 ~ 0 –17 ~ – 9 –27 ~ –17–11 ~ 0 –19 ~ –11 –29 ~ –19–12 ~ 0 –22 ~ –12 –32 ~ –22–15 ~ 0 –28 ~ –16 –38 ~ –28–18 ~ 0 –34 ~ –22 –45 ~ –34

表示記号普　通軽予圧中予圧形番無記号 C1 C0

ラジアルすきま

1520253035455565

8

※1 走り平行度

LMレールを基準ベース面にボルトで締付けた状態で、LMブロックをLMレールの全長にわたり走行させたときの、LMブロックとLMレール基準面部同士の平行度誤差。

※2 高さMのペア相互差

同一平面上に組み合わされる各々のLMブロックの、高さ（M）寸法の、最小値と最大値の差。

※3 幅W2のペア相互差

1本のLMレールに組合わされる各々のLMブロックとLMレール間の幅（W2）寸法の、最大値と最小値の差。


精度規格

高さMの寸法許容差高さMのペア相互差幅W2の寸法許容差幅W2のペア相互差 □A 面に対する □C 面の走り平行度 □B 面に対する □D 面の走り平行度高さMの寸法許容差高さMのペア相互差幅W2の寸法許容差幅W2のペア相互差 □A 面に対する □C 面の走り平行度 □B 面に対する □D 面の走り平行度高さMの寸法許容差高さMのペア相互差幅W2の寸法許容差幅W2のペア相互差 □A 面に対する □C 面の走り平行度 □B 面に対する □D 面の走り平行度高さMの寸法許容差高さMのペア相互差幅W2の寸法許容差幅W2のペア相互差 □A 面に対する □C 面の走り平行度 □B 面に対する □D 面の走り平行度

形番精度規格項目

単位：mm

下表による

下表による

下表による

下表による

下表による

下表による

下表による

下表による

精密級 P

0– 0.03

0– 0.02

0.007

0.007

0– 0.04

0– 0.03

0.007

0.007

0– 0.05

0– 0.04

0.01

0.01

0– 0.05

0– 0.05

超精密級 SP

0.004

0.004

0– 0.015

0– 0.015

0.005

0.005

0– 0.02

0– 0.015

0.005

0.005

0– 0.03

0– 0.025

0.007

0.007

0– 0.04

0– 0.04

超超精密級 UP

0.003

0.003

0– 0.008

0– 0.008

0.003

0.003

0– 0.01

0– 0.01

0.003

0.003

0– 0.015

0– 0.015

0.005

0.005

0– 0.03

0– 0.03

1520

253035

65

4555

並級無記号 ±0.07

0.02±0.06

0.02

±0.080.02±0.07

0.025

±0.080.025±0.07

0.03

上級 H

±0.030.01±0.03

0.01

±0.040.015±0.03

0.015

±0.040.015±0.04

0.015

±0.080.03±0.08

0.03

±0.040.02±0.04

0.02

0.006

0.006

SHS形の精度は、走り平行度※1、高さ・幅の寸法許容差、1

軸に数個のLMブロックを使用する場合や、同一平面上に数

軸取付ける場合に必要となる高さ・幅のペア相互差※2,※3を

各形番ごとに規定しています。

SHS形の精度は、下表に示すように並級（無記号）、上級（H）、精密

級（P）、超精密級（SP）および超超精密級（UP）に分類されます。 A

D

C

W2

M

B

LMレール長さ（mm）走り平行度の値

こえる以下並級上級精密級超精密級超超精密級無記号 H P SP UP

― 50 15 13 12 11.5 1150 80 15 13 12 11.5 1180 125 15 13 12 11.5 11

125 200 15 13.5 12 11.5 11200 250 16 14 12.5 11.5 11250 315 17 14.5 13 11.5 11315 400 18 15 13.5 12 11.5400 500 19 16 14.5 12.5 11.5500 630 11 17 15 13 12630 800 12 18.5 16 13.5 12800 1000 13 19 16.5 14 12.5

1000 1250 15 11 17.5 14.5 131250 1600 16 12 18 15 141600 2000 18 13 18.5 15.5 14.52000 2500 20 14 19.5 16 152500 3150 21 16 11 16.5 15.53150 4000 23 17 12 17.5 164000 5000 24 18 13 18.5 16.5

SHS形 LMレール長さと走り平行度単位：μm

単位：mm

LMブロックとLMレールの取付面には、通常、組付け易さや高精度な位置合わせを可能にする

ため側面に突きあてを設けます。

取付面のすみは、LMブロックやLMレールの面取りと干渉しないように逃げをつけるか、すみの半径r以下

に加工してください。

取付面の肩の高さとすみの半径

9

呼び形番すみの半径r（最大）

LMレール部の肩の高さH1

LMブロック部の肩の高さH2 E

単位：mm

15

20

25

30

35

45

55

65

0.5

0.5

1

1

1

1

1.5

1.5

2.5

3.5

5

5

6

7.5

10

15

4

5

5

5

6

8

10

10

3

4.6

5.8

7

7.5

8.9

12.7

19

E

r

r

r

r

H1

H2

LMレール部 LMブロック部

10


2軸の平行度誤差許容値通常の使用では寿命に影響をおよぼさない2軸の

平行度誤差許容値（P）を各形番毎に示します。

表中の値は、軸間距離500mmあたりの2軸の上下

レベル誤差許容量（S）を示し、軸間距離に比例しま

す。

2軸の上下レベル誤差許容値

呼び形番 C0すきま

15

20

25

30

35

45

55

65

—

18

20

27

30

35

45

55

Ｃ1すきま

18

20

22

30

35

40

50

60

普通すきま

25

25

30

40

50

60

70

80

単位：μm

呼び形番 C0すきま

15

20

25

30

35

45

55

65

—

50

70

90

120

140

170

200

Ｃ1すきま

85

85

85

110

150

170

210

250

普通すきま

130

130

130

170

210

250

300

350

単位：μm

P

500

S

11

SHS-C/SHS-LC TYPESHS-C形/SHS-LC形寸法表

■ 呼び形番の構成例 SHS25 LC 2 QZ KKHH C0 +1200L P Z -Ⅱ

z呼び形番　xLMブロックの種類　c1軸に組合わせるLMブロックの個数　v潤滑装置QZ付き　b防じん用部品記号 P.19参照nラジアルすきま記号 P.7参照　mLMレール長さ（mm表示） ,精度記号 P.8参照　.スチールテープ付き　⁄0同一平面に使用される軸数記号

z , . ⁄0mnbvx c

注この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。（2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。）潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。

B

（K） M

H3

T1 T

W2

4-S

W1

W

（φH 通シ）

呼び形番

外形寸法 LMブロック寸法

高さ

M

幅

W

長さ

L B C S H L1 T T1 K N E

グリース

ニップル

SHS 15CSHS 15LCSHS 20CSHS 20LCSHS 25CSHS 25LCSHS 30CSHS 30LCSHS 35CSHS 35LCSHS 45CSHS 45LCSHS 55CSHS 55LCSHS 65CSHS 65LC

24

30

36

42

48

60

70

90

47

63

70

90

100

120

140

170

64.479.4799892

109106131122152140174171213221272

38

53

57

72

82

100

116

142

30

40

45

52

62

80

95

110

M 5

M 6

M 8

M10

M10

M12

M14

M16

4.4

5.4

6.8

8.5

8.5

10.5

12.5

14.5

48635978718880

10593

123106140131173175226

5.9

7.2

9.1

11.5

11.5

14.1

16

18.8

8

10

12

15

15

18

21

24

21

25.4

30.2

35

40.5

51.1

57.3

71

5.5

6.5

7.5

8

8

10.5

11

19

5.5

12

12

12

12

16

16

16

PB1021B

B-M6F

B-M6F

B-M6F

B-M6F

B-PT1/8

B-PT1/8

B-PT1/8

MC

MB

12

C

4-φD0※1

φd2

φd1

M1

F

N

h

（E）

e0

f0

L

L1

e0 f0 D0

幅W10－0.05

W2

高さ

M1

ピッチ

F

C

［kN］

C0

［kN］

MC

1個

LMブロック

［kg］

LMレール

［kg/m］d1×d2×h

横ニップル用下穴※1 LMレール寸法基本定格荷重質　量

04.0

04.3

06.0

05.5

06.5

08.0

10.0

10.0

4.0

5.3

5.5

6.0

5.5

8.0

8.0

12.0

3.0

3.0

3.0

5.2

5.2

5.2

5.2

5.2

15

20

23

28

34

45

53

63

16

21.5

23.5

31

33

37.5

43.5

53.5

13

16.5

20

23

26

32

38

53

60

60

60

80

80

105

120

150

4.5×7.5×5.3

6×9.5×8.5

7×11×9

9×14×12

9×14×12

14×20×17

16×23×20

18×26×22

14.217.222.328.131.736.844.854.262.372.982.8

100128161205253

24.231.938.450.352.464.766.688.896.6

127126166197259320408

0.1750.2960.3340.5680.5660.8480.7861.361.382.342.053.463.966.688.26

13.3

0.8981.431.752.82.753.984.086.66.76

10.910.116.319.331.140.462.6

0.1750.2960.3340.5680.5660.8480.7861.361.382.342.053.463.966.688.26

13.3

0.8981.431.752.82.753.984.086.66.76

10.910.116.319.331.140.462.6

0.160.2120.3610.4730.5630.6960.8651.151.532.012.683.534.96.449.4

11.9

0.230.290.460.610.720.891.341.661.92.543.244.195.356.97

10.713.7

1.3

2.3

3.2

4.5

6.2

10.4

14.5

23.7

単位：mm

MA

注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通しておりません。また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。

※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。※3 静的許容モーメント 1個：LMブロック1個における静的許容モーメント値

2個：LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値

H3

3.0

4.6

5.8

7.0

7.5

8.9

12.7

19.0

長さ

Max※2

2500

3000

3000

3000

3000

3090

3060

3000

MA

1個 2個密着

MB

1個 2個密着

静的許容モーメント［kN・m］※3

13

SHS-V/SHS-LV TYPESHS-V形/SHS-LV形寸法表

z呼び形番　xLMブロックの種類　c1軸に組合わせるLMブロックの個数　v潤滑装置QZ付き　b防じん用部品記号 P.19参照　nラジアルすきま記号 P.7参照　mLMレール長さ（mm表示） ,精度記号 P.8参照　.スチールテープ付き　⁄0同一平面に使用される軸数記号


■ 呼び形番の構成例 SHS30 V 2 QZ KKHH C1 +1240L P Z -Ⅱz , . ⁄0mnbvx c

B

（K） M

T

4-S×R

W2

W

W1

H3

呼び形番


幅

W

長さ

L B C S×R L1 T K N E

グリース

ニップル

SHS 15VSHS 15LVSHS 20VSHS 20LVSHS 25VSHS 25LVSHS 30VSHS 30LVSHS 35VSHS 35LVSHS 45VSHS 45LVSHS 55VSHS 55LVSHS 65VSHS 65LV

高さ

M

24

30

36

42

48

60

70

90

34

44

48

60

70

86

100

126

64.479.4799892

109106131122152140174171213221272

26

32

35

40

50

60

75

76

263436503550406050726080759570

120

M4×4

M5×5

M6×6.5

M8×8

M8×10

M10×15

M12×15

M16×20

48635978718880

10593

123106140131173175226

5.9

8

8

8

14.7

14.9

19.4

19.5

21

25.4

30.2

35

40.5

51.1

57.3

71

5.5

6.5

7.5

8

8

10.5

11

19

5.5

12

12

12

12

16

16

16

PB1021B

B-M6F

B-M6F

B-M6F

B-M6F

B-PT1/8

B-PT1/8

B-PT1/8

MC

MB

14

C

4-φD0※1e0

f0

（E）

φd2

φd1

M1

F

N

h

L1

L

e0 f0 D0

幅W10－0.05

W2

高さ

M1

ピッチ

F d1×d2×h

C

［kN］

C0

［kN］


4

4.3

6

5.5

6.5

8

10

10

4

5.3

5.5

6

5.5

8

8

12

3

3

3

5.2

5.2

5.2

5.2

5.2

15

20

23

28

34

45

53

63

9.5

12

12.5

16

18

20.5

23.5

31.5

13

16.5

20

23

26

32

38

53

60

60

60

80

80

105

120

150

4.5×7.5×5.3

6×9.5×8.5

7×11×9

9×14×12

9×14×12

14×20×17

16×23×20

18×26×22

14.217.222.328.131.736.844.854.262.372.982.8

100128161205253

24.231.938.450.352.464.766.688.896.6

127126166197259320408

0.1750.2960.3340.5680.5660.8480.7861.361.382.342.053.463.966.688.26

13.3

0.1750.2960.3340.5680.5660.8480.7861.361.382.342.053.463.966.688.26

13.3

0.8981.431.752.82.753.984.086.66.76

10.910.116.319.331.140.462.6

0.8981.431.752.82.753.984.086.66.76

10.910.116.319.331.140.462.6

0.160.2120.3610.4730.5630.6960.8651.151.532.012.683.534.96.449.4

11.9

0.190.220.350.460.540.670.941.161.41.842.543.194.055.238.41

10.7

1.3

2.3

3.2

4.5

6.2

10.4

14.5

23.7

単位：mm

LMブロック

［kg］

LMレール

［kg/m］

MA

H3

3

4.6

5.8

7

7.5

8.9

12.7

19

長さ

Max※2

2500

3000

3000

3000

3000

3090

3060

3000




MC

1個

MA

1個 2個密着

MB

1個 2個密着


15

B

（K） M

T

4-S×R

W2 W1

H3

W

SHS-R/SHS-LR TYPESHS-R形/SHS-LR形寸法表

呼び形番


高さ

M

幅

W

長さ

L B C S×R L1 T K N E

グリース

ニップル

SHS 15RSHS 25RSHS 25LRSHS 30RSHS 30LRSHS 35RSHS 35LRSHS 45RSHS 45LRSHS 55RSHS 55LR

28

40

45

55

70

80

34

48

60

70

86

100

64.492

109106131122152140174171213

26

35

40

50

60

75

2635504060507260807595

M4×5

M6×8

M8×10

M8×12

M10×17

M12×18

48718880

10593

123106140131173

5.9

8

8

14.7

14.9

19.4

25

34.2

38

47.5

61.1

67.3

9.5

11.5

11

15

20.5

21

5.5

12

12

12

16

16

PB1021B

B-M6F

B-M6F

B-M6F

B-PT1/8

B-PT1/8

MC

MB

■ 呼び形番の構成例 SHS45 LR 2 QZ KKHH C0 +1200L P Z -Ⅱ, . ⁄0mnbz x vc

z呼び形番　xLMブロックの種類　c1軸に組合わせるLMブロックの個数　v潤滑装置QZ付き　b防じん用部品記号 P.19参照　nラジアルすきま記号 P.7参照　mLMレール長さ（mm表示） ,精度記号 P.8参照　.スチールテープ付き　⁄0同一平面に使用される軸数記号


C

4-φD0※1e0

f0

（E）

φd2

φd1

M1

F

N

h

L1

L

16

e0 f0 D0

幅W10－0.05

W2

高さ

M1

ピッチ

F d1×d2×h

C

［kN］

C0

［kN］


4

6

5.5

6.5

8

10

8

9.5

9

12.5

18

18

3

3

5.2

5.2

5.2

5.2

15

23

28

34

45

53

9.5

12.5

16

18

20.5

23.5

13

20

23

26

32

38

60

60

80

80

105

120

4.5×7.5×5.3

7×11×9

9×14×12

9×14×12

14×20×17

16×23×20

14.231.736.844.854.262.372.982.8

100128161

24.252.464.766.688.896.6

127126166197259

0.1750.5660.8480.7861.361.382.342.053.463.966.68

0.1750.5660.8480.7861.361.382.342.053.463.966.68

0.8982.753.984.086.66.76

10.910.116.319.331.1

0.8982.753.984.086.66.76

10.910.116.319.331.1

0.160.5630.6960.8651.151.532.012.683.534.96.44

0.220.660.81.041.361.82.343.244.195.056.57

1.3

3.2

4.5

6.2

10.4

14.5

単位：mm

LMブロック

［kg］

LMレール

［kg/m］

MA




H3

3

5.8

7

7.5

8.9

12.7

長さ

Max※2

2500

3000

3000

3000

3090

3060

MC

1個

MA

1個 2個密着

MB

1個 2個密着


17

SHS形のLMレール標準長さと最大長さを表に示します。最大長さがこれを超える場合には、つなぎ方式で製作し

ますので、THKにお問い合わせください。

特殊長さをご指定される場合のG寸法は、表中の寸法を推奨します。

G寸法が長くなりますと取付後、その部分が不安定な傾向になり、精度上悪影響を及ぼすことがあります。

単位：mmSHS形 LMレール標準長さと最大長さ

呼び形番

標準ピッチF 6020

2500G

最大長さ

G F

L0

G

LMレール標準長さ　（L0）

注1）最大長さにつきましては、精度等級により異なりますので、THKにお問い合わせください。

注2）つなぎ方式が不可能で、上記最大長さ以上が必要な場合は、THKにお問い合わせください。

SHS 15160220280340400460520580640700760820940

10001060112011801240136014801600

6020

3000

SHS 20220280340400460520580640700760820940

1000106011201180124013601480160017201840196020802200

6020

3000

SHS 25220280340400460520580640700760820940

100010601120118012401300136014201480154016001720184019602080220023202440

8020

3000

SHS 30280360440520600680760840920

10001080116012401320140014801560164017201800188019602040220023602520268028403000

8020

3000

SHS 35280360440520600680760840920

10001080116012401320140014801560164017201800188019602040220023602520268028403000

10522.5

3090

SHS 45570675780885990

10951200130514101515162017251830193520402145225023552460256526702775288029853090

12030

3060

SHS 55780900

102011401260138015001620174018601980210022202340246025802700282029403060

15035

3000

SHS 651270157020202620

SHSLMレール標準長さと最大長さ

インナーシール 3

サイドシール 2

SHS形専用ジャバラ JSH形 7

金属スクレーパ 6

積層形接触スクレーパ LaCS5

潤滑装置QZ 10

エンドシール

スペーサ

1

ダブルシール 4

LMレール取付穴専用キャップC形 8

スチールテープSP形 9

18

SHS OPTIONSオプション

SHSには防じん・潤滑のための関連部品をご用意してあります。用途・設置箇所によってお選びください。

19

・シール抵抗値SHS…SS形シールの、潤滑剤が塗布された状態における、LMブロック1個あたりのシール抵抗の最大値は、表1の値を参考にしてください。

表1 SHS…SS形シール抵抗最大値

z～v シール耐摩耗性に優れた特殊合成ゴム製のエンドシールや、より防じん効果を高めるためのサイドシール等が用意されています。

防じん用部品が必要な場合は表3に示す記号で指示してください。なお、防じん用部品の適応形番および防じん用部品取付後のLMブロック全長寸法（L寸法）については、表4を参照してください。

直動システムに異物が侵入すると、異常摩耗や早期寿命の原因となるため、異物の侵入を防止する必要があります。したがって、異物の侵入が考えられる場合は、雰囲気条件にあった効果的な密封装置や防じん装置を選定することが重要です。

防じん用部品

シール及びスクレーパ

呼び形番1520253035455565

シール抵抗値4.57.0

10.517.020.530.031.543.0

単位：N

エンドシール

エンドシール粉じんがある箇所に使用

サイドシール取付姿勢が垂直水平、逆さ使用などLMブロック側面や底面から粉じんが入りやすい箇所に使用

インナシール粉じんや切削屑などが非常に多い箇所に使用

サイドシール

インナシール

1

2

3表2 LaCSの抵抗値

注1）LaCSのみの抵抗値とし、LMブロック、各種シール等の摺動抵抗は除きます。

注2）LaCSの使用最高速度についてはTHKにお問い合わせください。

※LaCS単体での販売は行いませんのでご注意ください。

bn スクレーパ積層形接触スクレーパLaCS（ラックス）さらに雰囲気が劣悪な箇所へは、積層形接触スクレーパLaCS（ラックス）が用意されています。LaCSは、積層形接触構造（3層スクレーパ）により、LMレールに付着した微細な異物を多段的に除去し、LMブロック内への侵入を防ぎます。

・特長●3層スクレーパがLMレールに全面接触しているため、微細異物の除去能力に優れています。

●自己潤滑機能をもたせた含油発泡合成ゴムを採用しているため、低摩擦抵抗を実現しました。

・LaCSの基本仕様●LaCSの使用温度範囲：－20℃～＋80℃●LaCSの抵抗値：LaCSの抵抗値は表2に示します。

呼び形番1520253035455565

LaCSの抵抗値5.26.5

11.718.220.826.032.539.0

単位：N

20

OPTIONSオプション

液体

多量の異物

接触スクレーパボールボールリテーナ

構造図

LaCS微細粉や液体等の異物が存在する過酷環境での使用

5

金属スクレーパ（非接触）溶接のスパッタなどがLMレールに貼りついてしまう可能性のある箇所に使用

6

グリースニップル H

LaCS エンドプレート K ：基準面

呼び形番15C/LC15R/V/LV20C/LC20V/LV25C/LC25R/LR/V/LV30C/LC30R/LR/V/LV35C/LC35R/LR/V/LV45C/LC45R/LR/V/LV55C/LC55R/LR/V/LV65C/LC65V/LV

—4.7—4.5—4.7—7.4—7.4—7.7—7.4—6.9

ニップル形式PB107PB107PB107PB107PB107PB107A-M6FA-M6FA-M6FA-M6FA-M6FA-M6FA-M6FA-M6FA-M6FA-M6F

単位：mmグリースニップル増加分寸法 H

表3 SHS形の防じん用部品記号

表4 SHS形防じん用部品取付後のLMブロック全長（L寸法）

記号UUSSDDZZKK

SSHHDDHHZZHHKKHH

防じん用部品エンドシール付きエンドシール＋サイドシール＋インナシール付きダブルシール＋サイドシール＋インナシール付きエンドシール＋サイドシール＋インナシール＋金属スクレーパ付きダブルシール＋サイドシール＋インナシール＋金属スクレーパ付きエンドシール＋サイドシール＋インナシール＋ LaCS付きダブルシール＋サイドシール＋インナシール＋ LaCS付きエンドシール＋サイドシール＋インナシール＋金属スクレーパ＋ LaCS付きダブルシール＋サイドシール＋インナシール＋金属スクレーパ＋ LaCS付き

呼び形番15C/V/R15LC/LV20C/V20LC/LV25C/V/R25LC/LV/LR30C/V/R30LC/LV/LR35C/V/R35LC/LV/LR45C/V/R45LC/LV/LR55C/V/R55LC/LV/LR65C/V65LC/LV

UU SS DD ZZ KK SSHH DDHH ZZHH KKHH64.479.4799892

109106131122152140174171213221272

64.479.4799892

109106131122152140174171213221272

69.884.885.4

104.4101.6118.6116141134.8164.8152.8186.8186.6228.6238.6289.6

66.881.883

102100.4117.4113.8138.8132.4162.4151.2185.2184.2226.2236.2287.2

72.287.289.4

108.4107.6124.6122.4147.4142.2172.2161195195.4237.4248.6299.6

78.693.693.6

112.6112129129.4154.4148178169203202244258309

8499

100119119.2136.2138163157.8187.8178.8212.8213.2255.2270.4321.4

79.894.896

115114.4131.4131.8156.8150.4180.4172.2206.2205.2247.2261.2312.2

85.2100.2102.4121.4121.6138.6140.4165.4160.2190.2182216216.4258.4273.6324.6

単位：mm

金属スクレーパ

ダブルシール特に粉じんや切削屑などが多い箇所に使用

エンドシール

4

注）グリースニップルの取付けを上図で示す位置以外に希望される場合は、THKにお問い合わせください。

■DD,ZZ,KK仕様の場合DD,ZZ,KK仕様の場合のグリースニップル取付位置および増加分寸法はTHKにお問い合わせください。

■SSHH,DDHH,ZZHH,KKHH仕様の場合SSHH,DDHH,ZZHH,KKHH仕様の場合は、下図に示す位置にグリースニップルが付きます。なお、グリースニップルの増加分寸法は、右表に示します。

■UU,SS仕様の場合UU,SS仕様の場合のグリースニップル取付位置（N）および増加分寸法（E）は寸法表（P11～P16）を参照してください。

21

5

D

H

LMレールの取付穴を極薄のステンレス鋼板（SUS304）で覆うことでエンドシールの密着性が一段とアップし、LMレール上面からの異物や水分の侵入を防ぎます。

. スチールテープ SP形

注1）取付時には、LMレールからLMブロックを抜き取る必要があります。その際は、LMブロック抜き取り／挿入治具が必要となりますのでTHKにお問い合わせください。

注2）スチールテープを取付ける場合、LMレールに加工が必要となりますので、ご注文の際にはご指示ください。

注3）スチールテープはSHS15～65形に対応可能です。

スチールテープ：SP形

9

8 LMレール取付穴専用キャップC形LMレール取付穴への切削屑の侵入を防ぎます。

スチールテープSP形LMレール取付穴部からの切粉、塵埃などの異物やグラントの侵入を防ぎます。

さらに雰囲気が劣悪な箇所へは、専用ジャバラが用意されています。専用ジャバラの寸法を示します。下記の呼び形番にてご指定ください。

注1）専用ジャバラを水平以外（立・壁掛け・逆さづり）で使用される場合や、耐熱仕様を希望される場合はTHKにお問い合わせください。

注2）専用ジャバラを使用する場合の給脂については、THKにお問い合わせください。

注3）専用ジャバラを使用される場合は、LMブロックおよびLMレールに取付用の加工が必要となりますので、ご注文の際にはご指示ください。

m SHS形専用ジャバラ JSH形

■ 呼び形番の構成例 JSH35-60/420

z呼び形番…SHS35用ジャバラ xジャバラ寸法〔ジャバラ収縮時長さ/ジャバラ伸長時長さ〕

z x

SHS形専用ジャバラJSH形粉じんや切削屑などが多い箇所に使用

JSH形寸法

JSH 15JSH 20JSH 25JSH 30JSH 35JSH 45JSH 55JSH 65

536075808697

105126

2630363840.5464863

2630363840.5464863

1517202020202025

22.427.638445064.66880

47.59.1

111113.51318

47.59.1

111113.51318

8—

13.1141823.523—

————20263034

————

21.526.531.545

889

11————

—678————

SHS 15SHS 20SHS 25SHS 30SHS 35SHS 45SHS 55SHS 65

呼び形番W H H1 P b1 C形 V形 R形 b2 t2 t3 t4

適用形番主　要　寸　法　（mm）

t1

SHS 15SHS 20SHS 25SHS 30SHS 35SHS 45SHS 55SHS 65

M2×8RM2.6×8RM3×8R

M3×10RM4×10RM4×12RM5×12RM6×14R

M4×8RM3×6RM3×6RM3×6RM4×8RM4×8RM5×10RM6×12R

55630

–5–9–8

55630

–5–9–8

1—

20

– 7–15–19—

3– 1.5

2.5– 5– 7–11.7–17.5–22

9.58

13.510

85.52.50

9.5—

13.510

85.52.5—

56777779

適用形番S S1 C形 V形 R形 C形 V形 R形

ALmaxLmin

各　種　寸　法　（mm）取付ボルト a b

7

Wb b1 S

P

PH

t1

aLminLmax

b2

WW

S1 S1

t3t2

t4

H1 H1

SHS15～30形 SHS35～65形

Lmin ＝　　　　　　S：ストローク長さ (mm)

Lmax ＝ Lmin・A　　 A：伸縮率

S （A－1）

注）ジャバラ長さの計算は次のとおりです。

LMガイドのLMレール取付穴に切粉や異物が詰まるとLMブロック内部に侵入する可能性がありますので、そのような場合にはLMレール取付穴を専用キャップでふさぎ、LMレール上面と同一面にして異物の侵入を防ぐことができます。

LMレール取付穴専用キャップC形は、耐油性および耐摩耗性に優れた特殊合成樹脂を使用していますので、十分な耐久性を持っています。ご注文の際は右表のCキャップ形番でご指示ください。

, LMレール取付穴専用キャップC形

呼び形番Cキャップ形番

使用ボルト

主要寸法 mmD H

1520253035455565

C 4 M 4 7.8 1.0C 5 M 5 9.8 2.4C 6 M 6 11.4 2.7C 8 M 8 14.4 3.7C 8 M 8 14.4 3.7C12 M12 20.5 4.7C14 M14 23.5 5.7C16 M16 26.5 5.7

専用キャップ主要寸法

22

OPTIONSオプション

⁄0 潤滑装置QZTM

表1 SHS形の潤滑装置QZ付き部品記号

潤滑装置QZは、LMレールの転動面に適切な量の潤滑油を供給します。このため、転動体と転動面の間には油膜が常に形成され、潤滑メンテナンス間隔の大幅な延長を可能にします。

潤滑装置QZが必要な場合は表1に示す記号で指示してください。なお、潤滑装置QZの適用形番および潤滑装置QZ取付後のLMブロック全長（L寸法）については、表2を参照してください。

・特長

●損失した油分を補うため、潤滑メンテナンス間隔の大幅な延長が可能になります。

●適切な量の潤滑油を転動面に供給するため、周囲をよごさず、環境に優しい潤滑システムです。

●使用用途にあった潤滑油の選択が可能です。

・メンテナンス期間の大幅な延長

潤滑装置QZを装着することにより、軽荷重域から重荷重域まで全ての荷重領域において、メンテナンス期間の延長に効果を発揮します。

10

記号QZUUQZSSQZDDQZZZQZKK

QZSSHHQZDDHHQZZZHHQZKKHH

潤滑装置QZ付き防じん用部品エンドシール＋QZ付きエンドシール＋サイドシール＋インナシール＋ QZ付きダブルシール＋サイドシール＋インナシール＋ QZ付きエンドシール＋サイドシール＋インナシール＋金属スクレーパ＋ QZ付きダブルシール＋サイドシール＋インナシール＋金属スクレーパ＋ QZ付きエンドシール＋サイドシール＋インナシール＋ LaCS ＋ QZ付きダブルシール＋サイドシール＋インナシール＋ LaCS ＋ QZ付きエンドシール＋サイドシール＋インナシール＋金属スクレーパ＋ LaCS ＋QZ付きダブルシール＋サイドシール＋インナシール＋金属スクレーパ＋ LaCS ＋QZ付き

表2 SHS形潤滑装置QZ取付後のLMブロック全長（L寸法）

呼び形番15C/V/R15LC/LV20C/V20LC/LV25C/V/R25LC/LV/LR30C/V/R30LC/LV/LR35C/V/R35LC/LV/LR45C/V/R45LC/LV/LR55C/V/R55LC/LV/LR65C/V65LC/LV

QZUU QZSS QZDD QZZZ QZKK QZSSHH QZDDHH QZZZHH QZKKHH84.499.499

118114.4131.4127.4152.4145175173207205.4247.4256.2307.2

84.499.499

118114.4131.4127.4152.4145175173207205.4247.4256.2307.2

89.8104.8105.4124.4121.6138.6136161154.8184.8182.8216.8216.6258.6268.6319.6

86.8101.8103122120.4137.4133.8158.8152.4182.4181.2215.2214.2256.2266.2317.2

92.2107.2109.4128.4127.6144.6142.4167.4162.2192.2191225225.4267.4278.6329.6

100115115.4134.4132149149.4174.4168198199233232274288339

105.4120.4121.8140.8139.2156.2158183177.8207.8208.8242.8243.2285.2300.4351.4

101.2116.2117.8136.8134.4151.4151.8176.8170.4200.4202.2236.2235.2277.2291.2342.2

106.6121.6124.2143.2141.6158.6160.4185.4180.2210.2212246246.4288.4303.6354.6

単位：mm

潤滑装置QZ

注1）QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。

注2）QZ付き仕様でグリースニップル付きを希望される場合は、THKにお問い合わせください。QZ単品での販売は行いませんのでご注意ください。

潤滑用部品

（エンドシール）

潤滑油の流れ

③ オイルコントロールプレート

ボールリテーナ

ボール

ケース ② 高密度ファイバーネット

① 高含油ファイバーネット

潤滑装置QZの構造は、主な3つの部品

①高含油ファイバーネット

（潤滑油を貯蔵する機能）

②高密度ファイバーネット

（潤滑油を転動面に塗布する機能）

③オイルコントロールプレート

（油流量を調整する機能）

から構成されていて、潤滑装置QZ内部

にある潤滑油はフェルトペンなどに利用

されている毛細管作用を基本原理として

供給されます。

ご使用上の注意点●取扱い・本製品の多くは重量物（20kg以上）です。重量物運搬の際は2人以上または運搬器具を使用しておこなってください。けがや破損の原因となります。

・各部を分解しないでください。ごみの侵入や機能が損失する原因となります。

・LMブロックおよびLMレールを傾けますと、自重で落下する場合がありますので、ご注意ください。

・LMガイドを落下させたり、叩いたりしないでください。けがや破損の原因となります。また、衝撃を与えた場合、外観に破損が見られなくとも機能を損失する可能性があります。

・ごみ、切り粉など異物の侵入のないようご注意ください。ボール循環部品の破損や機能の損失の原因となります。

・クーラントの種類によっては製品の機能に支障をきたす場合があります。クーラントがLMブロック内部に侵入するような環境下で使用される場合は、THKにお問い合わせください。

・80℃を超えての使用は避けてください。80℃を超えて使用されたい場合は、THKにお問い合わせください。

・ごみ、切り粉などの異物が付着した場合は、洗浄した後、潤滑剤を再封入してください。使用する洗浄液の種類は、THKにお問い合わせください。

・LMガイドを逆さ吊り状態で使用される場合では、落下防止の安全機構を追加する等の対処をしてください。事故等によりエンドプレートが破損しますと、ボールが脱落し、LMレールからLMブロックが外れて落下する恐れがあります。

・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温などの特殊環境下で使用される場合は、THKにお問い合わせください。

・LMブロックを一度LMレールから抜いて再度組付ける場合は、組付けを容易にするためのLMブロック抜き取り／挿入治具がありますので、THKにお問い合わせください。

●潤滑・防錆油をよく拭き取り、潤滑剤を封入してからお使いください。

・性状の異なる潤滑剤を混合しての使用は避けてください。

・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温など特殊環境下での使用は、通常の潤滑剤を使用できない場合がありますので、THKにお問い合わせください。

・特殊な潤滑剤を使用される場合は、THKにお問い合わせください。

・油潤滑にて使用される場合、LMブロックの取付姿勢によっては、潤滑油が行き渡らないことがありますので、THKにお問い合わせください。

・給脂間隔は使用条件により異なりますので、THKにお問い合わせください。

●保管・LMガイドは、弊社の梱包および荷姿で、高温、低温、多湿を避け、水平な状態で保管してください。

ボールリテーナ入りLMガイド SHS

●｢LMガイド」「ボールリテーナ」「」はTHK株式会社の登録商標です。®

無断転載を禁ずる

●本カタログ記載の図・写真と実際の製品とでは異なる場合があります。

●改良のため予告なしに外観、仕様等変更することがありますので、ご採用の時は事前にお問い合わせください。

●カタログの制作には慎重を期しておりますが、誤字・脱字等により生じた損害については、責任を負いかねますのでご了承ください。

●弊社製品・技術の輸出及び輸出の為の販売につきましては、外国為替及び外国貿易法、及びその他の法令の遵守を基本方針としております。

尚、弊社製品の単品での輸出については、予めご相談ください。

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