派遣事業概要 - mic.ehime.jp · pdf filethank you アメリカ」...

☆派遣事業全体スケジュール☆ 6 月 24 日㈰ 3 班事前研修会 7 月 1 日㈰ 3 班事前研修会 7 月 8 日㈰ アメリカ班・ドイツ班事前研修会 7 月 15 日㈰ 結団式・壮行会 3 班事前研修会 7 月 20 日㈮ ドイツ班出発 7 月 24 日㈫ アメリカ班出発 7 月 25 日㈬ 韓国班事前研修 7 月 27 日㈮ 韓国班出発 7 月 31 日㈫ ドイツ班・韓国班帰国 8 月 3 日㈮ アメリカ班帰国 8 月 3 日㈮~ 8 月 7 日㈫ 韓国班受入 8 月中旬 事後研修 8 月 18 日㈯ 報告会 派遣事業概要 ㈶松山国際交流協会では、毎年夏休み中に「まつや ま中学生海外派遣」を実施しています。 この派遣は、松山市の姉妹・友好都市での交流や体 験学習、ホームステイなど、文化や言葉の違う人達と の交流を通して、いろいろな価値観があることを学び、 広い視野を持って物事を見ることができる国際性豊か な人材の育成を目的としています。 昨年度に「中学生チャレンジプロジェクト」(※1) へ登録し、一年を通じて国際交流活動に参加した中学 生を対象に派遣生の募集を行いました。その中から選 考された 45 名が、4回の事前研修の後、アメリカ班、 ドイツ班、韓国班に分かれ派遣されました。この派遣 を通して学んだこと、心に残ったことなどをレポート にまとめました。 ※1「中学生チャレンジプロジェクト」の詳細は8ページを ご覧ください。 事前研修 派遣先の文化やライフスタイルを理解するとともに 分たちの国や街のことを再確認し、ホームステイ先でもき ちんと紹介できるよう、出発までの間、4回にわたり事前 研修を行いまし た。 姉妹 友好都市 訪問 &異文化体験 30 報告会 帰国後、それぞれの班が現地で学んだ知識や体験 等を発表する「報告会」を行いました。 ツ班 カ班 韓国班 派遣 韓国 受入 アメリカ班は 16 名が 7 月 24 日から 8 月 3 日の 11 日間、 サクラメントとシアトルを訪問しました。 ドイツ班は 18 名が 7 月 20 日から 7 月 31 日の 12 日間、 フライブルクとオーストリアのインスブルック などを訪問しました。 韓国班は 11 名が 7 月 27 日から 7 月 31 日に 平澤を訪問し、「韓中日 青少年国際交流キャンプ」に、 中国・寧波(ニンボー)市、秋田県、青森 の子ども達 とともに参加しました。 また、8 月 3 日から 8 月 7 日までは 平澤の中学生を松山で受け入れて交流しました。 やま 中学生 海外派遣 レポート 1

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☆派遣事業全体スケジュール☆6月 24 日㈰ 3班事前研修会7月 1 日㈰ 3班事前研修会7月 8 日㈰ アメリカ班・ドイツ班事前研修会7月 15日㈰ 結団式・壮行会

3班事前研修会7月 20日㈮ ドイツ班出発7月 24 日㈫ アメリカ班出発7月 25 日㈬ 韓国班事前研修7月 27日㈮ 韓国班出発7月 31 日㈫ ドイツ班・韓国班帰国8月 3 日㈮ アメリカ班帰国8月 3 日㈮~8月 7 日㈫

韓国班受入

8月中旬 事後研修8月 18日㈯ 報告会

▶ 派 遣 事 業 概 要 ◀

 ㈶松山国際交流協会では、毎年夏休み中に「まつやま中学生海外派遣」を実施しています。 この派遣は、松山市の姉妹・友好都市での交流や体験学習、ホームステイなど、文化や言葉の違う人達との交流を通して、いろいろな価値観があることを学び、広い視野を持って物事を見ることができる国際性豊かな人材の育成を目的としています。 昨年度に「中学生チャレンジプロジェクト」(※1)へ登録し、一年を通じて国際交流活動に参加した中学生を対象に派遣生の募集を行いました。その中から選考された 45名が、4回の事前研修の後、アメリカ班、ドイツ班、韓国班に分かれ派遣されました。この派遣を通して学んだこと、心に残ったことなどをレポートにまとめました。

※1「中学生チャレンジプロジェクト」の詳細は8ページをご覧ください。

事 前 研 修 派遣先の文化やライフスタイルを理解するとともに、自分たちの国や街のことを再確認し、ホームステイ先でもきちんと紹介できるよう、出発までの間、4回にわたり事前研修を行いました。

~~~~ 姉妹・友好都市訪問&異文化体験 ~~~~

第30回

報 告 会 帰国後、それぞれの班が現地で学んだ知識や体験等を発表する「報告会」を行いました。

ドイツ班

アメリカ班

韓国班派遣

韓国班受入 アメリカ班は16名が7月24日から8月3日の11日間、サクラメントとシアトルを訪問しました。

 ドイツ班は18名が7月 20日から 7月 31日の 12日間、フライブルクとオーストリアのインスブルックなどを訪問しました。

 韓国班は11名が 7月 27日から 7月 31日に平澤を訪問し、「韓中日 青少年国際交流キャンプ」に、中国・寧波(ニンボー)市、秋田県、青森市の子ども達とともに参加しました。 また、8月 3日から 8月 7日までは平澤の中学生を松山で受け入れて交流しました。

まつやま中学生海外派遣レポート

1

「Thank you

アメリカ」

松山市立勝山中学校  

井川 

万由佳

 

アメリカへ行く飛行機の中でもうすでに、私の胸は

弾んでいました。ついに、待ちに待ったアメリカにやっ

てきました。景色は日本と違って自然が多く、全てが

大きく、気候は秋のように少し肌寒かったです。海外

派遣のメニューは、オールドサクラメント、アーデン

フェアショッピングセンターでの買い物、ワシントン

大学の見学、メジャーリーグ観戦などなど盛りだくさ

んでした。

 

一番心に残ったのは「ホームステイ」です。私の

ホストファミリーには、大きな犬がいて、犬好きの私

にぴったりでした。犬と散歩に行ったり、ショッピ

ングに連れて行ってもらったり、バーベキューをした

り、クッキーをつくったりと、どれも楽しいことばか

りでした。ホストマザーのアンさんは、日本語がしゃ

べれません。しかし、私にわかりやすいように絵を描

いてくれたり、とても親切に接して下さいました。私

も英語で一生懸命話しました。アンさんに“

Your

English is so good.”

と言われた時は、うれ

しかったです。お別れする時は寂しかったけど、本当

に楽しい3日間でした。

 

すばらしいホストファミリーに出会えたことを、一

生の宝物に

していきた

いです。そ

して、この

海外派遣で

得た貴重な

体験を将

来、生かし

ていきたい

と思います。

アメリカでの体験

(

困ったこと)

松山市立久米中学校  

池内 

明伸

 

はじめから困ったことがありました。飛行機で水が

ほしくて「w

ater p

lease

」と言うと、コーラが来

てしまいました。これからどうなっていくのかなあと

不安になりました。

 

次に困ったことはW

ELCOME

 

PARTY

です。

班ごとの出し物で、僕たちは伝言ゲームに似たものを

する予定で、その説明原稿を作っていました。しかし、

いざ、皆の前に立つとうまく話せず、結局、みんなに

助けてもらいました。僕は、アメリカ人は心が広いな

あと思いました。

 

カリフォルニア・ステートフェアでは人生初のバン

ジージャンプをしました。飛んだ後、ロープを持って

下りないといけなかったけど、何を言っているか分か

らずできませんでした(

笑)

。でもバンジージャンプ

はとても気持ち良かったです。

 

他にも困ったことがアーデンフェアショッピングセ

ンターでありました。ハンドクリームを買って帰ると

きに、中身が減っていたので同じ商品と取り換えまし

た。すると、店員さんに「他の物とかえたらダメ!」

みたいなことを言われて、説明するのが大変でした。

何とかジェスチャーなどをつかって伝えることが出来

ました。

 

その後、ホストファミリーの家に行きました。ホス

トマザーは日本人女性で、隣の家を貸しているベンソ

ン(20歳ぐらいの男性)と一緒に、プールやコストコ

(会員制スーパー)などいろいろなところに行きまし

た。ここでも言葉で少し困りましたが、ジェスチャー

で何とか伝えることが出来ました。

 

アメリカで人と話した経験から思ったことは、人

に物事を伝える難しさです。でも、伝えようという

気持ちがあればなんとか伝わるということがわかり

ました。僕

は、このこ

とを忘れず

にこれから

英語などの

勉強をして

いきたいで

す。また、

アメリカに

もっと興味

を持って将

来に繋げて

いきたいです。

貴重な体験、アメリカ派遣

新田青雲中等教育学校  

石丸 

悠宇

 

7月24日、朝の10時半。私は期待と不安、そしてイ

チロー外野手の電撃移籍のショックを胸に、松山空港

を飛び立ちました。そして2回の乗継を経て現地時間

午後4時にサンフランシスコに到着し、その後バスで

サクラメントへと向かいました。これが長いアメリカ

生活の始まりでした。

 

サクラメントでは、オールドサクラメント散策やス

テートフェア体験、シアトルではボーイング社の工場

見学、パイク・プレイス・マーケットでの英語研修な

ど色々な活動をしましたが、その中でも特に楽しかっ

たのは、ホームステイ体験とマリナーズ対ブルージェ

イズのメジャーリーグ観戦です。

 

まずホームステイ体験では、私は中国系アメリカ人

のRaymond

さん一家の家で、約4日を過ごしま

した。一家は外食やショッピング、ラフティングなど

のプログラムで私を迎えてくれました。特にラフティ

ングは親戚を含む27人もの人数で行いました。緊張で

上手く英語を話せなかったけれど、皆は温かく、そし

て根気よく私に接してくれました。とても嬉しかった

し、今も感謝の気持ちで一杯です。

 

二つ目のメジャーリーグは、ブルージェイズとの三

連戦の三戦目を観戦しました。一戦目で先発した岩隈

投手も快勝し、六連勝中のチームは絶好調でした。そ

の日は2つホームランを打たれたものの、5対3で逆

転勝ちし、連勝記録も7になりました。スポーツを通

して皆と一

つになれた

気がして、

とても楽し

めました。

 

これらの

体験で、と

ても充実し

た11日間

となりまし

た。本当に、

有難うござ

いました。

初めての外国で…

愛媛県立松山西中等教育学校  

宇都宮 

優之介

 

伊丹空港のむっとする日本の気候と再会して、「ア

メリカにとんぼがえりしたい!」と思いました。

 

アメリカでの11日間の中でも、ホームステイの3日

間が一番楽しかったです。ホストファミリーは、かず

よさん、一緒に住んでいたベンソン、かずよさんの娘

さんです。かずよさんの娘さんは農家をしていて、ホー

ムステイ中にも訪れました。馬とヤギとニワトリが、

小さな動物園でもひらけるくらいいました。ヤギとニ

ワトリには、生まれて少ししかたってない赤ちゃんが

いてかわいかったです。ニワトリの卵と庭の野菜を

いただいて、翌朝に食べました。他にも、ゴルフ場と

プールが隣接されている所に行きました。ゴルフは小

さなコースを18まわってトータルを競いました。色々

なギミックがありとても楽しかったです。隣のプール

は、「ウォータースライダーだから大丈夫」と行くこ

とをOKした自分を後悔するほど恐かったです。僕の

一番恐れている「フワッ」とする感覚があり、生き地

獄でした。でも最終的には楽しかったです。その後も

いろいろなことで楽しませてくれたホストファミリー

には、もう

一度会いた

いです。

 

この研修

中に笑って

ごまかして

しまった

英会話を勉

強して、再

びアメリ

カに行き、

enjoy

たいです。

私の宝物

愛媛大学教育学部附属中学校  

太田 

凪茶

 

長かったようであっという間だった11日間。この11

日間は、私にとって大切な日々でした。

 

研修の中で一番心に残っているのは、ホームステイ

です。私は英語があまり得意ではないので、ドキドキ

と不安でいっぱいでしたが、いざとなればワクワクと

楽しさに変わっていました。

 

私のホームステイ先の人は、とても明るくて優しい

家族でした。Mattie

という女の子とA

ndrew

いう男の子もいて、いろいろなことをして遊びました。

特にM

attie

とは歳が近かったので話も合い、すぐ

に仲良くなりました。ショッピングやプール、映画館

も楽しかったけど、地元の人たちの行く公園やヨーグ

ルのショップに行けたことが嬉しかったです。ヨーグ

ルソフトはとてもおいしかったです。他にも、美味し

いハンバーガ屋さんやゲームセンターにも連れて行っ

てくれました。そのゲームセンターは、日本みたいな

ものでは、ありませんでした。

 

私のホストファミリーは、日本語がほとんど話せま

せんでした。一緒に生活する中で英語を話すというの

は日本と違う、と感じました。発音が、ネイティブな

ので、聞き取りにくかったです。

 

この研修で、いろいろなことを学びました。すべて

が宝物です。もっと英語を話せるようになって、もう

一度アメリカを訪れたいです。この経験は、私を一回

りも二回りも成長させてくれたと思います。私を成長

させてくれた、M

attie

、Andrew

、ホストファミ

リー、そして、両親や先生方に感謝します。

アメリカでの出会い

松山市立椿中学校  

工藤 

春希

 

今回の海外派遣で心に残ったことは、ホームステイ

です。ホームステイ先には、とても優しい、ローレン

とメラニー、そしてお母さんとお父さんがいました。

ステイ中は、家族の会話を聞くのも大変でしたが、分

からないことがあると分かりやすく言ってくれまし

た。

 

二日目に家のプールで遊び、夜は映画を見ました。

プールでは、アメリカの遊びをしました。三日目には、

お買いものに連れて行ってもらい、サンダルを2足

買ってもらいました。その後、マックで食事を済ませ、

サクラメントで昔使われていた刑務所に連れて行って

もらいました。とても大きくてびっくりしました。そ

して、家に帰ったあと、ボーリングをしました。ボー

リングは、とても面白く楽しかったです。

 

最後のお別れをするのが、とても寂しかったです。

けれど、サクラメントに新しく家族ができたみたいで

嬉しかったです。メラニーには、アメリカの歌手を教

えてもらい、アメリカの雑誌、また、学校のバック、

教科書などたくさんの物を見せてもらいながら、学校

のこと、そして友達のことをたくさん話してもらいま

した。ローレンには、音楽のこと、学校のことについ

て教えてもらいました。また、みんなでゲームをした

のも楽しかったです。

 

今回の海外派遣では、日本では体験できないような

ことをさせてもらえて、本当に感謝しています。この

経験をこれからの人生にいかしていけたらいいな、と

思っています。

My camera

・・・!!

松山市立北条南中学校  

近藤 

千花

 

11日間のアメリカ研修。帰宅した際は、疲れと充実

が入り混じった気持ちでした。家族には、「痩せたと

いうより痩せこけた」と言われ、『大分疲れがたまっ

たんだなー』と少し驚きました。

 

一番楽しみにしていた人生初のホームステイでは、

VERONICA

家へ行きました。一日目は映画『T

he

Amazing Spider-M

an

』を見て、フローズンヨー

グルトのショップへ行き、近くの公園で遊んだりしま

した。夜中に公園で遊ぶのは初めてで、テンションが

上がりました!それに子どもだけで夜中に外で遊んで

いて、何も言われないのは、新鮮でした。帰る段になっ

てカメラを落としたことに気づき、焦って全員で探し

たことは、良い思い出です(

笑)

 

二日目はショッピングモールに行きました。雑貨

などたくさんのお土産を買い、写真を撮ってもらい

とても楽し

かったで

す。ファー

ストフード

店では、ア

メリカの規

模の大きさ

に、度肝を

抜かれま

した。ハン

バーガーは

日本の1・

5倍くら

い、ジュー

スはワンサ

イズ上くら

いでした。話には聞いていたけれど、まさか本当にこ

んなに大きいなんて!と感動しました。ポテトの量も

多く、お得感がありました。でも、明らかに脂分が多

そうでした。

 

地道な作業に骨を折った金発掘ツアー、量が多くて

少しうんざりしたスパゲティーファクトリー、広大な

球場に目を見開いたメジャーリーグ観戦・・・。たく

さんの活動をさせてもらったんだな、としみじみ思い

ます。生の英語を学べたかどうかは疑問ですが、少し

はステイ先で教えてもらった事を吸収できたと思いま

す。研修に参加させる為、毎日自分の時間を割いてく

れていた両親、手伝ってくれた先生方、本当にありが

とうございました。

アメリカでの研修を通じて

松山市立内宮中学校  

武田 

咲都美

  

今回の11日間を通して思ったことが、4つあります。

 

一つ目は、とにかく広くて大きいことです。面積が

広いのはもちろんのこと、お店も広く食べ物も大きく

て、特に、ジュースのSサイズが日本でのLサイズぐ

らいで、本当にびっくりしました。

 

二つ目は、アメリカの人たちは優しいことです。ホー

ムステイ先で親切にしてもらったり、買い物でも優先

してもらったりすることが、たくさんありました。

 

三つ目は、時間の大切さです。私は、アメリカ滞在

中に、何度か集合時刻に遅れて迷惑をかけてしまいま

した。本当に申し訳なく思っています。

 

四つ目は、英語とコミュニケーションの大切さで

す。私は英語が苦手なので、お店やホームステイ先で

聞き取れないことがあり、悔しい思いをしました。ま

た、コミュニケーションはとても大切だと知りまし

た。ほとんどのアメリカ人は、最初に「H

ow are

you?

」と言います。日本ではあまりないことで驚き

ました。

 

今回のアメリカでの研修を終えて、たくさんの事を

学び得ることができました。自分では、少しは成長で

きたのではないかなと思っています。

 

最後に、今回アメリカでの研修を無事終えられたの

は、たくさんの人の支えがあったからだと思います。

皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、この貴重な体験を

生かし、これからの国際交流活動に積極的に参加して

いきたいと思います。

アメリカ班

アメリカ班日程7月 24日㈫ 松山発

サンフランシスコ着後、サクラメントへ移動7月 25日㈬ サクラメント市内見学、

ウェルカムパーティー7月 26 日㈭ 金発掘体験、おけいさんの墓訪問7月 27 日㈮ カリフォルニア・ステートフェア見学7月 28 日㈯ ~ 29日㈰

ホームステイ

7月 30 日㈪ シアトルへ移動後、市内見学7月 31 日㈫ ボーイング社エベレット工場見学、

パイク・プレイス・マーケットで英語研修8月 1 日㈬ ワシントン大学見学、シアトル市庁舎訪問、

ボランティア活動8月 2 日㈭ シアトル発8月 3 日㈮ 松山着

引率の先生方のレポートは、7ページをご覧ください。

~姉妹・友好都市訪問&異文化体験~

市旗

サクラメント

2

アメリカ最高!!!

松山市立余土中学校  

津坂 

葉月

 「G

ood M

orning!

」アメリカに着いてから、毎

日この言葉とともに始まりました。

 

初めてのアメリカ。この派遣で一番楽しみにしてい

たのがホームステイでした。A

nderson

家は、お

父さん、お母さん、M

elanie

(12歳)

とLauren

(14歳)の4人家族でみんなとても親切でした。

 

着いた日はぐっすり寝てしまいました。次の日は、

裏庭にある巨大なプールに入りました。買ったばかり

の水着で鬼ごっこをしましたが、私は泳ぐのが下手な

ので、鬼になった時、みんなを捕まえるのに苦労しま

した。日焼け止めを塗っていなかった事に途中で気付

きましたが、体中が真っ赤になっていました。三日目

には案の定真っ黒になっていて、ヒリヒリと痛かった

です。また、近くのボーリング場にも行きました。ス

トライクはとれなかったけれど、スペアを何回かとり、

その時は嬉しくて飛び跳ねました。順位は3位だった

けれど、楽しかったです。

 

ステイ先のお父さんが、昔働いていたという約百年

前に建てられた刑務所について話してくれました。1

部屋に3〜4人暮らしているという話が印象的でし

た。会話中、早くて聞き取れなかったり、知らない単

語が出て理解するのに時間がかかったけれど、久しぶ

りに長時間会話することができ、充実した時を過ごせ

ました。イギリス英語とアメリカ英語の違いは、あま

り感じませんでした。

 

アメリカはプールが1つ、2つある家や、犬が走り

回れる大きな家が多いので、国が広々としているよう

に感じました。A

nderson

家にはいろいろお世話

になり、本当に感謝しています。もう1つの家族がで

きたような気がします。この派遣は一生の宝物です。

この経験を今後、将来の自分の夢に生かせるように、

頑張りたいです。

新しく得たもの

済美平成中等教育学校  

時枝 

 

私がアメリカへ行き、得たものは3つあります。

 

一つ目は自分の世界を広めることができたことで

す。アメリカに着いて最初に、その土地の壮大さに驚

きました。日本とはまったく違う世界を感じることが

でき、大きな糧となりました。

 

二つ目は英語をもっと積極的に学びたいと思えたこ

とです。私は今まで英語が苦手で、話せなくてもいい

のではないかと思うこともありました。しかし、アメ

リカで英語がなかなか伝わらないもどかしさを感じま

した。同時に、英語が伝わったときの嬉しさも感じる

ことができました。だからもっと英語を学んで、次に

アメリカへ行くときには、今回以上にたくさん会話を

楽しめるようにしたいと思いました。

 

三つ目は新しい仲間と家族に出会えたことです。派

遣の研修のとき、このメンバーで11日間も楽しく過ご

せるのだろうかという不安が少しありました。しか

し、アメリカでその不安はなくなりました。ほとんど

話したことのなかった人とも、とても楽しく過ごせま

した。派遣中の8月2日が誕生日だった私をお祝いし

てくれ、みんな11日間を共に過ごした大切な仲間とな

りました。また、最も楽しみにしていたホームステイ

で、A

nne Jo

rdan

さん一家と大切な思い出を作る

ことができました。私たちが来てくれてとても嬉しい

と何度も言ってくださり、ショッピングに連れて行っ

てくれたり、バースデイケーキを作ってくれたりしま

した。ホームステイはもう終わったけれど、これから

も手紙などで話せたらいいなと思います。

 

アメリカで過ごした11日間は私にたくさんのものを

与えてくれました。一生の宝物です。

言葉そしてスケール!

愛光中学校  

豊島 

健史

 

僕はこの研修で、言葉が伝わらない事の難しさを改

めて感じました。

 

一番強く心に残っているのはショッピングセンター

で、日本語だとなんともない「この商品は、量が少な

いようなので交換してください」という事を、15分も

かけて、ジェスチャーや片言の英語を交えながら伝え

た事です。習ったはずの簡単な言葉も、実際にその場

に立つと、思うように話せず焦りました。

 

ホームステイ先では、聞くことはできるのに、英語

で自分のしたい事を伝えたり、ホストファミリーの質

問に答えたり、話しかける事ができず、もどかしい思

いをしました。さらに、レストランやスーパーでは、

欲しい物と違う物が出てきて驚いた事もありました。

言葉だけでなく、ジェスチャーも意思を伝える為には

欠かせないものだと再認識しました。これからもっと

勉強を頑張って、自分の英語を理解してもらえるよう

になりたいです。

 

また、アメリカはスケールも大きく、マクドナルド

もドリンクバー式で何杯もおかわりができ、おかしの

袋は、日本では見た事もない程大きい物もありました。

 

この研修では、日本にいたら分からない事がよくわ

かる経験ができました。盛りだくさんのスケジュール

の中、ボーイング社、シアトルやサクラメントの市庁

舎など、旅行ではなかなか行くことのできない施設を

見学させてもらい、一生の思い出ができました。あっ

という間の11日間で、タイムスリップしたい位楽し

かったです。

 

最後に、この研修でお世話になった先生方、M

IC

の皆さん、そして一緒にいった仲間に感謝したいです。

本当にありがとうございました。

アメリカでの思い出

松山市立西中学校  

中川 

雄太

 

アメリカで心に残っている思い出は3つあります。

 

一つ目はホームステイです。同じ家にステイした派

遣生三人とは、タホ湖やショッピングに連れて行って

もらいました。ルースさんの手作りピザ、トラヴィス

さんと仲間とのヨーヨーやゲーム、全部が楽しい思い

出です。4歳のアンジはとても可愛く、遊んだり、話

をたくさんしました。しかし、実際に外国人と話して

みると、思っていた以上にスピードが速く、何を言っ

ているのか聞き取れないことが多くありました。改め

て、英語をもっと勉強して、スムーズに聞いたり話せ

るようになりたいと思いました。

 

二つ目はメジャーリーグ観戦です。マリナーズ対ブ

ルージェイズの試合を見ました。イチロー選手がヤン

キースに移籍したことがとても残念でした。しかし、

白熱した試合を観戦することができ、スケールの大き

さと迫力に圧倒されました。試合は3対5でマリナー

ズが勝ちました。

 

三つ目はすべて英語で行った、W

ELCOME

PARTY

での紙芝居とボーイング社でのお礼の言

葉です。少し不安でしたが、終わったときに拍手や

thank you

と言われたので、伝わったときの喜び

を感じることができました。

 

この海外派遣でお世話になったすべての人への感謝

の気持ちを忘れず、経験したことや学んだことを、今

後の生活に生かしていきたいです。

英語にひたった4日間、

自分に誓い出発

愛媛県立松山西中等教育学校  

仲原 

健一郎

 

それは、アメリカ人のやさしさにふれた3泊4日

でした。ホストファミリーのL

ew

さん一家には、と

てもお世話になりました。初めて会った僕たちに家族

のように接してくれました。ステイ中は迷惑をかけま

くりで、いろいろ尽くしてくれる家族に、「T

hank

you

」ばかりいっていました。

 

一日目の夜は、主に僕たちからのお土産で遊びま

した。1つお土産を渡すたびに、「T

hank you so

much

」と言われました。4才のアンジがだるま落

としにハマり、しばらく遊んで寝ました。そのとき

ホストマザーに「何時に起きればいい?」とほとんど

単語のような英語でいうと、「私たちはあなたの先生

ではなく家族だから気にせず寝ていなさい。」といわ

れました。そんなやさしさにまた嬉しくなりました。

 

二日目は、言われた通りに9時まで寝ました。それ

からショッピングに行き、あっという間に過ぎました。

ただあっという間すぎて、アンジとあまり遊べず、

少しすねられました。

 

三日目は、同じように9時まで寝て、近くのタホ湖

に泳ぎに行きました。夜は、L

ew

さんの友達の佐伯

さん一家と遊んだり話したりしました。佐伯さんは英

語も話せるので、それまでよりも話の内容が濃かった

です。庭で盛り上がって、アンジに水鉄砲をかけられ

つつも、楽しい夜を過ごしました。

 

四日目の朝はすぐに出発の時間でした。話している

ことがほとんどわからず、困った4日間でしたが、と

にかく楽しかったです。もっと英語が話せればどんな

に楽しかっただろうかと思い、「英語がもっと話せる

ようになったら絶対に帰ってくる」と心の中で誓い出

発したのでした。

アメリカでの思い出

済美平成中等教育学校  

新居田 

皓子

 

8時間という長いフライト。それは、苦痛であった

一方、期待、不安、楽しみなど色々な感情が私の心の

中をさまよっていました。シアトルに着いた瞬間は、

乾燥した空気と緊張で、暑いとは感じませんでした。

アメリカでの時間がゆっくりと流れはじめたのです。

 

今回の派遣で、たくさんの思い出を作ることが出

来ました。そして、伝えることの難しさを実感しまし

た。普段日本での生活では、家族や友達に思っている

ことを簡単に主張出来ますが、言葉の通じない海外の

人に意思を伝えることがいかに難しいのかが分かりま

した。それを一番感じ取ったのがホームステイです。

何度試みても言いたい事が通じず、そのときは言葉の

壁を感じ、伝わらないむずがゆさを感じました。でも、

ホストファミリーは私のぎこちない英語を懸命に聞き

取り、話しかけてくれました。たくさんの気遣いをし

てくださり、とても優しいご家族でした。

 

ホストファミリーとお別れの時。私は、s

ee you

again!

と何度も言いました。それは決して上辺だけ

で言ったものではありません。派遣中に感じた、言葉

が伝わらない煩わしさを忘れず、もっと英語がしゃべ

れるようになって、絶対またこの地に来ようと決心し

て出てきた言葉でした。

 

今回の経験は、日本を見つめなおしたり、将来につ

いて考えたりする良い機会となりました。この経験を

将来に生かしたいと思います。この夏は、今までで、

一番充実していて、一生の宝物となりました。一緒に

楽しく過ごすことが出来た仲間をはじめ、機会を与え

てくれた両親、ご指導いただいた国際交流センターの

皆様、先生方、アメリカでお世話になった方々など、

全ての方に感謝したいと思います。本当にありがとう

ございました。

一生の思い出

愛媛県立松山西中等教育学校  

西村 

真智子

 

11日のアメリカ研修の中で、一番私の心に強く残っ

ているのは、やはりホームステイです。ホームステイ

の3日間は、私の一生の財産となりました。

 

ホームステイで一番楽しかったのが、二日目の夕方

にホストファミリーの方々とその親戚でご飯を一緒に

食べ、家のプールで遊んだことです。私のホストファ

ミリーは日系の方だったので、ホストファミリーのお

ばあちゃんが日本語を話してくれました。日本語を話

すことができるのはおばあちゃんだけだったけれど、

日本のこと、アメリカのことをたくさん話してくれ、

とても嬉しかったです。プールでは、ホストファミリー

やいとこと一緒にビーチボールで遊びました。プール

はとても広く、そして綺麗で、つくづくアメリカって

凄いなと思いました。

 

ホストファミリーには、たくさんの場所に連れて

行ってもらいました。サンフランシスコでショッピン

グをしたり、「P

IER39

」を観光したり、かき氷を

食べに行ったりなど、どれもとても楽しく充実した時

間でした。ホストファミリーの方々には本当に感謝し

ています。日本では体験できない、私にとって一生の

財産となりました。今回の経験を自分の未来に繋げて

いきたいです。最後に、アメリカ班の皆さん、先生方、

そして家族に感謝したいと思います。本当にありがと

うございました。

「Thank you

松山市立城西中学校  

坂東 

彩夏

 

7月24日、期待と不安を背負って、松山空港を出発

しました。その時は、「11日間って長いなぁ」と思っ

ていたのに、いざアメリカに行ってみると、本当にあっ

という間でした。アメリカでは、慣れない英語に苦戦

し、必死に単語をつなげて会話しました。そんな中で

私が一番使ったのは「T

hank you

」です。

 

アメリカでは、寮の方々やバスの運転手さん、ガイ

ドの方、ホストファミリーなど、たくさんの方々に

出会いました。また、ショッピングモールや遊園地、

日本街、ボーイング社、パイクプレイスマーケットな

ど、たくさんの所にも行きました。あらゆる場面で

「Thank you

」を使い、そうすると相手が笑顔で

返事してくれました。「T

hank you

」とは、簡単だ

けれど、相手にちゃんと感謝を伝えられる、大切な言

葉だということを学びました。

 

私の心にのこっているのは、パイクプレイスマー

ケットでの宝探しゲームです。班でマーケット内を走

り回り、お題の写真の場所を探しました。1位のチー

ムには景品があると聞いたので、4人とも真剣でした

(笑)。ガムで一面埋めつくされた壁や、マリオ似の彫

刻、金色の豚の像など、インパクトのあるものばかり

でした。4人で協力したおかげで、結果は1位!!パイ

クプレイスマーケットのマグネットをもらいました♪

その後、スターバックス1号店に行き、アイスコーヒー

をたのみました。1号店はお店のロゴが違い、珍しい

のでお客さんがたくさん並ん

でいました。

 

今回の派遣では、引率の先

生方を始め、国際交流協会

の方々や添乗員さん、現地の

方々などたくさんの人に支え

られて活動ができました。本

当に感謝しています。ありが

とうございました!

引率の先生方のレポートは、7ページをご覧ください。

~姉妹・友好都市訪問&異文化体験~

サクラメント

3

ドイツ班

将来への大きな一歩

松山市立道後中学校  

天野 

咲葵

 

ドイツで過ごした12日間。この間に私は多くのこと

を学び、感じ、楽しみました。

 

ドイツの地に足を踏み入れて、4時間バスにゆられ、

いきなりホームステイ。緊張のあまり、何度も練習し

たドイツ語での挨拶、自己紹介は第一声として私の口

からは出てきませんでした。すごく悔しかったです。

 

私のホストファミリーは、長女が9歳、次女が7歳、

三女が4歳、長男が1歳、そしてパパ、ママの6人家

族でした。最初は目が合うとお互いニコッとするだけ

で、なかなかコミュニケーションがとれずにいました。

しかし、時が経つにつれて、緊張もどこかへ行き、一

生懸命練習したドイツ語と英語、そして全身を使って

のジェスチャーで自分の思いを伝えることができるよ

うになりました。子供達とは、折り紙やサッカーをし

て遊びました。ホームステイだからこそ感じることの

できた日本との生活の違い、感覚の違い、食事の違い

…。そして次に来る時までには、ドイツ語と英語が完

璧に話せるようになろうと決心しました。

 

オーストリアでは、農家体験の時に3人のお姉さん

達と姉妹のようになりました。最初よりも積極的に

会話をすることができ、満足できました。

 

この派遣を通して一番学んだことは、積極的に挑

戦すること

の大切さで

す。今まで

の人生で一

番成長でき

た自信があ

ります。こ

れはたくさ

んの人の協

力があって

こそできた

ことです。

本当に感謝

しています。

心に残る

In Germany!!

愛媛県立松山西中等教育学校  

石川 

琳太郎

 

初めての海外は、たくさんの経験や感動がありまし

た。そして、„初めて“の連続でした。

 

2012年7月20日、まちに待ったドイツに出発

しました。

 

関西国際空港から約12時間の空の旅を経て、ドイツ

のフランクフルト空港に到着しました。外に出ると、

心地よい風、気温で、日本との違いを感じました。

 

それから、バスで移動、ついにフライブルクに到着

しました。ホストファミリーのヒュルさんの家族は、

とても優しくしてくれました。翌朝、お土産を渡すと

喜んでくれました。特に5歳のレオナルドは、気に入っ

て遊んでくれたのでうれしかったです。ホストファミ

リーとピクニックやプールに行って楽しみました。3

人の子供達も元気いっぱいで、たくさん遊びました。

また、会話は、自分の知っている英語では、なかなか

通じ合わないときがありました。でも、ジェスチャー

で分かったりして、段々距離が近くなってきました。

相手に伝える方法は、たくさんあることを改めて実感

しました。単語だけでも相手は分かってくれます。分

からないことを質問したりして、たくさん教えてもら

いました。

 

5日間は、あっという間に過ぎました。最後に、ド

で「ダン

ケシェー

ン!」と

り、お別

れしまし

た。

 

ヒュル

さん家族

とメール

などで交

け、また

ドイツに

行きたい

です。

Danke♥

ホストファミリー

松山市立小野中学校  

越智 

和歌音

 

12日間の派遣を終えて、私は一回り成長したように

感じることができました。その理由は?と聞かれると

いろいろありますが、やはりホームステイが一番大き

いです。初めてのホームステイ。ホストファミリーは

お母さん、お兄さん、パートナーのルイザの3人家族

と、ドイツ国内からホームステイ中の女の子でした。

 

ホームステイ初日、私を気にかけていろいろと話

しかけてくれましたが、英語が苦手な私が答えること

ができたのは、「Y

es

」と「N

o

」の2つだけ。言葉

の壁が大きく感じられ悲しかったです。二日目からは、

気持ちを切り替えてたくさん会話することにチャレ

ンジしました。いつも片手に辞書を持って・・・。最

後の夜は、私が持って行った蕎麦を茹でて夕食を作り

ました。おいしくできたか不安だったけど、みんなが

「Good!

」と箸を使って食べてくれて嬉しかったです。

 

あっという間の5日間が過ぎ、笑顔で「D

anke

と言って別れましたが、少し寂しくもありました。

 

またいつか会いに行けるかな?

 

このホームステイで英語をはじめ、たくさんの力を

つけることが

できました。

このような機

会を用意して

くださった全

ての方々、あ

りがとうござ

いました。

 

フライブル

クのコラレ

スファミリー

「Danke♥

大切なホストファミリー

新田青雲中等教育学校  

杉山 

大志朗

 

楽しみにしていたホストファミリーとの対面の日。

僕は、ホストファミリーが、バーデンバーデンという

避暑地に滞在しているため、1人バスを途中下車し、

みんなより早くホストファミリーと対面しました。

 

そこには友達家族も集まっていて、僕の歓迎パー

ティを開いてくれました。初めは緊張もあり、上手く

話ができませんでしたが、慣れてくると僕の英語を理

解してくれるようになりました。弟や妹とも遊んでい

るうちにすぐ仲良くなりました。

 

翌日、家族みんなで行った山の頂きにあるホーエ

ンツォレルン城は、おとぎ話に出てくるような城で、

古い本や軍服、王冠など貴重なものが展示してあり、

とても感動しました。今でも使える大砲が残っていて、

弟や妹たちとまたがって写真を撮りました。

 

自宅に帰ってからは、家族でカードゲームをした

り、テラスでご飯を食べたり、弟や妹たちと変装をし

たり、トランポリンをして過ごしました。ちょうど弟

の誕生日だったので、クマの形とお城の形をしたケー

キをみんなで食べました。ドイツのケーキはとてもお

いしかったです。妹の学校を訪ねた時は、みんなで巻

きずしを作って食べました。毎日楽しいことばかりで、

あっという間に時間が経ってしまいました。

 

別れの朝はとても辛かったです。もう少しここに

いたい気持ちでいっぱいでした。最後にお母さんから

「日本でも頑張れ」と言われました。異文化との交流

という貴重な体験をやさしく見守ってくれたスタウフ

ファミリー、僕はこの家族から大きな愛と力をもらい

ました。僕には、ドイツにもう一つの家族そして大切

な兄弟がい

ることを誇

りに思いま

す。これか

らもメール

を通じて交

流を続けて

いきたいで

す。そして

いつかフラ

イブルクを

訪ね、再会

したいと思

います。

My

 

treasure

済美平成中等教育学校  

田中 

玲衣

 

12時間のフライト、4時間のバス…日本出発前には

長いと感じていたこの時間も、この日は飛ぶように過

ぎて行きました。ホームステイは楽しみな半面、緊張

していたからです。さらに、私の緊張に追い打ちをか

けるがごとく、私のホストファミリーは一番に迎えに

来てくれていました。本来ならありがたいことなので

すが、気持ちに余裕はありませんでした。

 

ホームステイ二日目は、終日自由でした。私のパー

トナーのメリッサはテーマパークとプール、お祭りに

連れて行ってくれました。どこからどう見てもアジア

人の私は、どこへ行っても注目されました。

 

三日目は、午後から派遣仲間と会える日でした。

少ししか離れていなかったけれど、久しぶりに会った

ようでした。また、日本語が通じるということにも感

動しました。夕食はホストファミリーを交えてのBB

Qでした。このBBQで、さらにホストファミリーと

の距離が縮まりました。

 

四日目は、主に街を歩きました。ヨーロッパらしい

建物が連なっており、『外国に来た』と改めて思いま

した。お土産もたくさん買えました。

 

五日目には、『もっとドイツにいたい!』と思うく

らいここでの生活にも慣れていました。別れの日。ホ

ストファミリーに挨拶をするとステイ中の思い出が頭

をよぎり、涙が出

ました。

 

ここでの経験は

My treasure

です。ドイツへ

の派遣にあたり、

お世話になった

すべの人に心を

てDanke

scho ‥n!!

Danke

松山市立勝山中学校  

鶴澤 

佳江

 「ワオー!!」 

私は長いフライトを終える寸前、ドイ

ツの地を見下ろしました。日本とはだいぶ違う風景。

「ついに来てしまった。」これから始まる派遣生活への

不安や期待から思わず叫んでいました。私は海外どこ

ろか、1人で他のお宅に伺った事がありません。自

分でもよく参加したものだと思いました。幸い、ホス

トファミリーのお母さんが日本人で、少し気が楽でし

たが、お父さんやエマちゃん、カイ君と話ができる

か、顔がひきつる程緊張していました。でも、皆が笑

顔で迎えてくれ、特に、4歳のカイ君のはにかんだ笑

顔に、ほっとしました。カイ君には一番遊んでもらい

ましたが、どの国の子も一緒だなと兄弟を思い出しま

した。代表的なドイツ料理、ホストファミリー仲間の

歓迎パーティー、買い物やエマちゃんの学校の文化祭

などいろいろ楽しませていただきました。10歳でもう

専門的な学校に行っているのには驚きましたが、共通

の話題だったので、話がとてもはずみました。柔道も

習っていて、柔道着を「キモノ」と言うそうです。朝

食を手で食べるなど、とまどう事もありましたが、食

事はとても口にあい、魚釣り、ジャム作りと結構上手

くでき、『私ってドイツむき』と、思わずにやり。

でも、買い物には手をやき、語学力の必要性を痛感し

ました。一番、文化の違いを感じた時でもあります。

体験しないと気付かないことも多く、有意義で考える

事の多い派遣生活でした。知る事が理解にも通じると

思います。今までと違う自分がいると感じます。ホス

トファミリー、関係者の方々、こんな最高の思い出を

ありがとう!D

anke!

『Don’t be shy

松山市立南中学校  

直野

 

私が今回ドイツへ行って、一番の楽しみであり、一

番の不安でもあったのが、ホームステイでした。でも

ホームステイ先の家族は、とても親切で、初めてホス

トファミリーに会った時は、すごく幸せでした。

 

しかし、丸1日ファミリーと過ごす初日から、言葉

の壁というものを痛感しました。

 

言いたいと思うことが英語で出てこない、言ってい

る意味はわかるのにうまく気持ちを言い表せない、と

いうことが毎日ありました。『間違ったことを言って

しまったらかえって迷惑なのではないか』、『分からな

いのが恥ずかしい』と、ずっと思っていましたが、国

際交流センターの田中さんが、毎日のように言ってい

た「D

on’t b

e shy.

」という言葉を思い出し、『私

が恥ずかしがっていたらダメだ』と思うことができ

ました。きちんとした英語ではありませんでしたが、

今まで以上に伝えたいことがパートナーに沢山言える

ようになったと思います。その時の心地良さは、一生

忘れないものとなりました。

 

今までの私は、『これを今言ったら、みんなが嫌そ

うな顔をするだろうな。』と感じたら、自分の意見は

言わないようにしていました。それが普通で親切な行

為なのだと、当たり前のように思っていたからです。

しかし、ドイツでのホームステイを終えた今、なぜそ

んなに人に遠慮していたのだろうと思うようになりま

した。それは、自分を伝えることの大切さや本当の意

味での思いやりを、ホームステイでの生活で学んだか

らです。

 

いろんな刺激を与えてくれたホストファミリーは、

私のもう1つの家族です。

 

国際交流センターのみなさん、こんなすばらしい経

験をさせていただき、ありがとうございました。

海外派遣で学んだこと

松山市立余土中学校  

樋野 

晴香

 

私にとっては、この派遣が初めての海外になりまし

た。そのため不安でいっぱいでした。特にホームステ

イでは、『ホストファミリーと仲良くなれるか』とか、

『自分のカタコトの英語で話が通じるかどうか』など、

様々な不安でドキドキしっぱなしでした。

 

しかし、パートナーのハンナや、ホストファーザー

やホストマザーはとても優しくて、私に分かりやすい

ように、丁寧にはっきりとした英語でしゃべってくれ

たり、ジェスチャーでわかりやすく説明してくれたり、

生活面でも不自由のないようにしてくれたりと、とて

も良くしてくれて嬉しかったです。しかし、私は『う

まく英語が喋れない』とか『間違えたら恥ずかしい』

などの理由だけで、あまり喋ろうとしませんでした。

それが今一番の後悔として残っています。でも、最後

にハンナに手紙を書けたことだけは満足できました。

自分なりに伝えたいことは伝えられたと思います。

 

私はこの研修で、自分の意思を伝える大切さを学び

ました。形はどうであれ、カタコトの英語でも、ジェ

スチャーで

も、伝えよ

うとすれば

伝わるもの

なのです。

そういうこ

との大切

さを学べた

12日間だっ

たと思いま

す。自分に

とって、と

ても有意

義なものに

なったと思

います。

ホームステイで

過ごした日々

松山市立椿中学校  

藤本 

和志

  

昨年の韓国平澤派遣に続き、今年は、ドイツフライ

ブルクへの海外派遣。続けてこんな素晴らしい体験が

できるなんて、僕はとても幸運です。

 

今回は昨年と違い、ホームステイの期間も長く、

たくさんコミュニケーションもとれるだろうと期待に

胸がふくらんでいました。ペッツォルト一家は、お父

さん、お母さん、ヤニックとローラの4人家族です。

ヤニックは16歳で1歳年上ですが、とても大人っぽく

見えました。自転車でいろいろなところに連れて行っ

てくれ、そこについて教えてくれました。英語での会

話でしたが、分からないときは、ジェスチャーも交え、

伝えることができました。

 

特に印象に残っているのは、ヨーロッパパークとい

う遊園地に連れて行ってもらったことです。日本では

あまりジェットコースターに、乗ろうと思わなかった

のですが、あちらの家族に誘われて、チャレンジして

みようと思い、乗っているうちに、とても楽しくなり

ました。夕ご飯の時もこの話題で、もちきりになった

ことは、言うまでもありません。

 

日本の食事も味わってもらいたいと思い、お土産に、

真空パックのご飯、味噌汁、お茶、醤油、納豆ふりかけ、

味付け海苔を持参し、英語で説明をして、味わっても

らいました。特に、醤油は、喜ばれました。このよう

にお互いの国の事を伝え合えたのは良かったです。

 

僕に2回も派遣のチャンスを与えてくださった関

ドイツ班日程

7月 20日㈮ 松山発 伊丹空港着 大阪泊

7月 21日㈯ 関西空港発フランクフルト着後、フライブルクへ移動

7月 22日㈰~ 26日㈭

ホームステイ&交流プログラム開始

7月 23日㈪ 学校訪問エコ・ステーションでの環境学習

7月 24日㈫ フライブルク市旧市街見学、市役所表敬訪問旧市街でのオリエンテーリング

7月 25日㈬ サッカースタジアム見学フライブルク大学見学

7月 26日㈭ インスブルックへ移動後、旧市街見学

7月 27日㈮ レッヒ村でのアルプス・ハイキングと環境保護政策の学習

7月 28日㈯ ライト村での自然体験と野外英語研修

7月 29日㈰ 農家体験&現地の子ども達との交流

7月 30日㈪ インスブルック発

7月 31日㈫ 松山着引率の先生方のレポートは、7ページをご覧ください。

~姉妹・友好都市訪問&異文化体験~

市章

フライブルク

4

係者のみなさんには感謝の気持ちで一杯です。帰国後

も松山に来

ている留学

生の人達と

積極的にコ

ミュニケー

ションを図

り、この経

験を生か

していきた

いです。そ

して、恩返

しをしたいと

思っています。

「Danke!!

松山市立南中学校  

星加 

梨来

 

私はドイツ・オーストリアへの派遣に参加したこと

で自分に自信がもてるようになり、1回りも2回りも

成長できたと思います。

 

私は派遣生に選ばれた時、ドイツではとにかく積極

的に笑顔で会話しようと決めていました。でも出発が

近づくにつれて、私の英語は本当に通じるのか、ホー

ムステイ中しっかりやっていけるのかどうか心配にも

なりました。

 

しかし、実際に行ってみると喋ってみたいという

気持ちがどんどん大きくなり、心配していたことなど

忘れていました。ホームステイ中はとにかく英語でた

くさん喋りました。   

 

私のホストファミリーは、いろいろなところに連れ

て行ってくれ、池でのボート遊びやミニゴルフなどを

させてくれました。仲良くしてもらい、ドイツと松山

の違うところや、日本のこと、自分のこと、いろい

ろな感想などたくさん話すことができました。また、

日本の文化の折り紙をしたり、パートナーの妹とその

友達と日本のゲーム、ニンテンドーDSで遊んで盛り

上がったりしました。

 

ホストファミリーとの交流以外にも、オリエンテー

リングではたくさんの現地の方々に話しかけて答えを

聞いたり、挨拶をしたりしました。どのときも出発前

に決めてい

た、積極的

にというこ

とを達成で

きたし、自

分の英語で

も通じるこ

ともわかっ

たので自

信がつき

ました。と

てもいい派

遣になって

よかったです。

伝導する文化

 

愛光中学校  

前田 

哲郎

 

フィリップから初めてメールが来たのは、出発の1

週間前7月13日でした。僕のホストファミリーが決

まったとM

IC

から連絡があった後すぐに、写真付き

のメールが送られてきました。彼は僕と同じ14歳で、

ヴィオラとサッカーと乗馬のできるイケメンでした。

 

長いフライトと、5時間のアウトバーンを抜けて、

ようやく会えたフィリップは、僕と同じくらいの身長

でした。すぐに仲良くなれると思いました。

 

日本の漫画の「N

ARUTO

」が大好きだと聞いて

いたので、お土産に持っていったら、とても喜んで

くれました。また風呂敷(

ポケモンのキャラクター付

き)

をプレゼントして、使い方を教えると、早速自分

の服を包んでホストマザーに見せていました。ホスト

ファーザーは海苔せんべいの海苔を、ホストマザー

は緑茶を、フィリップのお姉さんのヴァニサはチーズ

アーモンドのおかきを、それぞれ気に入ってくれま

した。使い方や食

べ方を説明するの

は難しかったけれ

ど、お茶漬けを食

べてくれているみ

んなを見て、日本

の文化が伝わり、

受け入れられたこ

とに誇りを感じま

した。

 

フライブルクに

行ってみて、食べ

物をはじめとする

文化の違いが面白

いなと思いました。

世界への一歩

済美平成中等教育学校  

南 

麻里奈

 

この派遣で初めてホームステイを体験しました。

 

ホストファミリーのA

strid

とAlyssa

(18歳)

が笑顔で迎えてくれたおかげで緊張も解れました。

ホームステイ二日目には、朝市と動物園に行きました。

 

朝市では、市場の人が笑顔で話しかけてくれたので

嬉しかったです。動物園では、初めてラクダに触った

り、見たことがない動物もたくさんいたりしたので楽

しむことができました。 

 

サッカースタジアムでは、ソーラーパネルがたくさ

ん設置され、環境にもよく、お金を無駄に使わないた

めの工夫もされていたので、フライブルク市の環境に

対する思いが詰まっていると感じました。 

オースト

リアでは、

農家の人達

と物作り

を体験しま

した。会話

するのに苦

戦しました

が、ジェス

チャーも加

えながら、

コミュニ

ケーション

を取ること

ができまし

た。また、

美しいレッヒ村の自然を見ることができて幸せでした。

 

ホストファミリーとの別れは悲しかったけれど、

散歩に連れて行ってくれたり、ドイツのゲームを教え

てくれたりしました。短い間だったけれど、楽しい日々

を過ごすことができたのでとても感謝しています。

 

日本を離れて、日本の良さや改善したらよい所を見

つけることができ、視野が広がりました。ドイツへの派

遣で通りすがりの人に話しかけることが多かったので、

肝が据わった感じがしました。派遣を通して学んだこと

をこれからの人生や国際交流で生かしていきたいです。

最高の思い出!

ホームステイ

松山市立道後中学校  

宮本 

佳奈

 

今回の海外派遣で一番心に残っていることは、ホー

ムステイです。

 

ホストファミリーとの対面では、笑顔で迎えてく

れ、緊張せずにドイツ語で挨拶をすることが出来まし

た。私がホームステイをしたシュワルツ家は、お父さ

ん、お母さん、9歳のハンナ、8歳のクウィリン、1

歳のファニーの5人家族でした。ハンナとクウィリン

は、ファニーの面倒をよくみたり、お手伝いをしたり

と、とても感心しました。週末は近所の公園に散歩に

行ったり、友達の家でバーベキューをしたり、ゆっく

り過ごしました。また、ハンナ達とパズルゲームや鬼

ごっこをしたり、ケーキを作ったことはとてもよい思

い出です。すこし驚いたことは、数年前に1年間だけ

京都に住んだことがあるそうで、食事の前に「いただ

きます」と皆が日本語で言っていたことです。最終日

には、ハンナとカレーライスを作りました。残念なが

らお父さんは出張でいなかったけれど、「おいしい!」

とすごく喜んで食べてくれました。今後のシュワルツ

家のメニューに加えるそうです。お別れの時は、「ま

たドイツに来るから」と言って、みんなとハグをしま

した。ホストファミリーと過ごした5日間は、最高の

宝物となりました。

 

そしてもうひとつ忘れられないのが、14歳の誕生

日をオース

トリアで迎

えることが

出来たこと

です。一緒

に行ったみ

んなに歌を

歌ってお祝

いしてもら

い、とても

感動しまし

た。このよ

うな素晴ら

しい体験を

させていた

だき、感謝

しています。

第二の故郷フライブルク

松山市立久米中学校  

三好 

佑佳

 『大丈夫かな』フライブルクに着いて、まず頭に

浮かんだ言葉でした。

 

初めて親元を離れ、それも海外での生活です。

 

緊張や不安、そして好奇心が入り混じりながら、ホ

ストファーザーのクリスチャンと家へと向かいました。

 

そこで待っていてくれたのは、日本人妻の葉子さん

と娘の葉月ちゃん、息子のはるき君でした。あっとい

う間に不安は消え、普段通りの自分に戻り、充実した

時間を過ごすことができました。

 

その生活の中で、松山とフライブルクを比べて気が

付いたことが3つあります。

 

一つ目は、フライブルクでは、ほとんどのお店が

日曜日に閉まっていました。それは、家族と過ごす大切

な日だからです。すばらしい慣習だと思いました。

 

二つ目は、歩道の横に自転車専用の道があることです。

松山市内の一部にもありますが、歩行者、自転車、自

動車が安心して移動できる街だと感じました。

 

三つ目は、ゴミ箱がとても多いことです。店の前や

路地には、10種類くらいのゴミ箱がズラッと並んでい

ます。徹底したリサイクルが進んでいるエコの街だな

と思いました。松山では、考えられない光景でした。

 

このよう

に色々な違

いはありま

すが、松山

もフライブ

ルクも、お

互いがよい

点を取り入

れながら進

歩していけ

ば、世界中

がうらやむ

姉妹都市に

なると思い

ました。

言葉の壁をこえて

松山市立余土中学校  

森 

義晴

 

僕が今回の研修で最も心に残ったものは、何といっ

てもホームステイです。ホームステイでは、他国の人

と触れ合うことで日本では感じられないような様々な

体験ができました。そのひとつが「言葉」です。

 

僕のホストファミリーは子供のいない家庭で、英語

の上手な夫妻と休む暇なく会話しなければいけません

でした。だから、英語が苦手な僕には理解できない文、

単語がいくつも出てきました。その時、僕は言葉への

劣等感と言葉の壁の大きさを知り、只々、「s

orry

と言うことしかできず、とても悔しい思いをしました。

しかし、あるとき「下手でもいいから話しなさい」と

いう父母からの言葉を思い出し、積極的に話しかける

ことにしました。どんな些細なことでも言葉にできる

ものは口に出し、理解できない単語があれば「w

hat

do you m

ean?

」と聞く。簡単なようで難しいこ

の2つをやると、少しずつ相手の言っていることが

理解でき会話が楽しくなりました。会話が楽しくな

ると、分からない単語を減らして、もっとたくさん話

そうと思い、友達に意味を教えてもらったりもしまし

た。すると、4日間という短い期間で自分でも驚くほ

ど英語が上

達していま

した。

 

ホームス

ティで言葉

を使って、

人と話せる

ということ

は喜ばしく

幸せなこと

だというこ

とを学びま

した。

 

だから、

たくさんの

国に行っ

て、日本語

だけでなく、たくさんの言語が話せるようになりたい

です。

ドイツで絆が

生まれたとき!

愛媛県立松山西中等教育学校  

弓矢 

琉華

 

いよいよドイツ「フライブルク」に上陸!そんな中、

私の心の中は楽しみ3割・不安7割の複雑な気持ちで

した。ホストファミリーと対面する時間が近づくにつ

れて、その気持ちは大きくなるばかり・・・。とうと

うホストファミリーと対面!その場で握手を交わして

ホストファミリーの家へ向かいました。家に着くと、

ホストファーザーとパートナーのマリーが丘の上へ連

れて行ってくれ、日が沈むきれいなフライブルクを見

せてくれました。私が「b

eautifu

l!

」と言うと、笑

顔でうなずいてくれたホストファーザーの優しさに、

「英語の単語でいいからまず、考えるより喋ってみよ

う!」と決意をした初日でした。

 

次の日から、私は未熟な英語でエックハード家のみ

なさんと、たくさんコミュニケーションをとりました。

初日の不安が吹き飛んだようでした。エックハード家

のみなさんは、本当に優しく、私のわからないことが

あると、ひとつひとつ教えてくれたり、最終日には5

日間のフライブルクでの旅を、CD│

ROMにまとめ

たものをプレゼントしてくれました。

 

いつでも「R

uka

」と呼んでくれて、本当にこの

家族で良かったと思いました。

 

私に第二の家族が生まれた5日間でした。次にホ

ストファミリーと会うときには、英語を上達させる

だけでなく、

ドイツ語で

会話できるよ

うに頑張り

ます!エック

ハード家のみ

なさん、待っ

ていて下さ

い!この研修

に参加できた

ことを心から

感謝していま

す。D

anke

scho ‥n

フライブルクで学んだこと

済美平成中等教育学校  

吉村 

真帆

 

私が今回の海外派遣で一番楽しみにしていたのは

ホームステイでしたが、その一方で自分の意思を英語

でうまく伝えられるかという不安もありました。緊張

している私にホストファミリーは「N

ice to

meet

you!

」と言って笑いかけてくれたのでほっとしまし

た。最初の頃は、ホストファミリーの質問に返事をす

ることしかできなかったけれど、一緒に過ごすうちに

会話が弾むようになり、一緒にゲームをしたり、映画

を見たり、学校のパーティーに行ったりして楽しみま

した。ホストファミリーとの思い出がたくさんできた

分、別れの時は自分の家族を失ったような気がして、

離れるのがとても辛くなりました。

 

私がドイツで過ごした5日間は驚きの連続で、学校

での生徒の積極性、リサイクル意識の高さ、特にこの

2つに驚きました。ホストファミリーの通う学校では

生徒が次々と意見を言い、黙ったままの生徒はいませ

んでした。また、ドイツの人は環境問題に対する意識

が高く、パーク&ライドやデポジット、ソーラーパネ

ルを使った電力供給の建物など、環境政策がとても進

んでいました。ドイツに行ったことで行く前よりもさ

らに興味が湧き、また行ってみたいと思いました。

 

今回の海外派

遣では、充実し

た12日間を過ご

し、異文化に触

れながら、多く

の貴重な体験を

することができ

ました。今回の

経験を生かし、

目的意識を持っ

て前に進んでい

きたいです。

 

お世話になった

方々、ありがとう

ございました!!

もうひとつの家族

〜in Germany

愛媛県立松山西中等教育学校  

渡邊 

瑛大

 

僕が一番楽しみにしていたのは、ドイツでのホーム

ステイです。最初は不安と期待で一杯でした。ホーム

ステイ先の家族と対面したのは日本時間でなんと夜中

の12時(飛行機に12時間も乗りました)、ドイツは遠

いです。

 

着いた時はあまり話すことも出来ませんでした。ホ

ストファミリーは日本の話を聞いて(公共のトイレは

お金がかからないし綺麗な所が多い等)時々驚いてい

ました。僕は„折り紙と折り方の本“を持って行った

のですが、ホストファミリーの子どもに「ネコを折っ

て」と頼まれ、一度も折った事がなかったのでとまど

いましたが、なんとか完成しました。それをとても気

に入ってくれて、これをきっかけに仲良くなり、広い

庭で追いかけっこをしたりして、たくさん遊びました。

また、英語でお父さんお母さんに話しかけ、向こうの

言っていることがある程度わかった時は、とても嬉し

かったです。

 

ドイツではエコステーションの見学や、ホットドック

の購入体験など積極的に取り組めました。あっという

間の5日間が過ぎ、ホストファミリーと別れる時は、

とても寂しかったです。

 

僕はこの派遣で積極的に行動したら、知らない人と

も意思が通じるということを学びました。英語が出来

ればもっと親しくなれたと思います。これから、英語

を勉強して国際交流に関係のある仕事をしてみたいと

思っています。

引率の先生方のレポートは、7ページをご覧ください。

~姉妹・友好都市訪問&異文化体験~

フライブルク

5

韓国から帰って

松山市立余土中学校  

青野 

良平

 

僕は韓国という異国の文化に触れ、違いを知ること

ができ、とてもいい経験になりました。

 

例えば、水道水が飲めないということです。日本で

は、当たり前のように飲んでいたので、びっくりしま

した。

 

他には、韓国の子どもは日本の子どもより、とても

明るかったことです。僕も、韓国の子どもの様になり

たいと強く思いました。

 

一番楽しかった思い出は、やはりホームステイです。

 

最初は緊張して話しかけることができなかったけれ

ど、パートナーのヒヨンが先に話しかけてくれたので

楽しく会話をすることができました。

 

僕は、韓国から帰ってきて、これまで気付くことの

できなかった

日本のいい所

を見つけるこ

とができまし

た。

 

これから

も、韓国など

の外国に行

き、日本のい

い所や悪いと

ころを見つけ

改善したり、

のばしていき

たいです。

カムサハムニダ

松山市立南中学校  

石丸 

真帆

 「英語が伝わらなかったらどうしよう、どう接した

らいいかな」松山を出発する時はたくさんの不安があ

りました。でもパートナーのナヨンと初めて会った時、

明るく声をかけてくれたので、一瞬で気持ちがほぐれ

ました。

 

韓国で日本語の先生をされているお父さん。おいし

い韓国料理をつくってくれたお母さん。本場の味は想

像よりずっとおいしかったです。ナヨンと妹のソヨン

はとても可愛い女の子でした。コスメショップに買い

物に行ったり、K

-POP

のお店を案内してくれたり

しました。ファッションやアイドルに興味があるのは

日本の女の子と一緒だなと思いました。弟のゴンヨン

は8歳なのに、日本で英検3級を取った私より英語が

上手で私は恥ずかしかったです。もちろんナヨンやソ

ヨンはペラペラで同じ世代の女の子として私ももっと

上手く話したい!話せたらどんなに楽しいだろうと思

いました。

 

韓国は日本と変わらないところもあったけど、空気

を吸っただけで「私韓国にいるんだ!」と感じるくら

い日本とはやっぱり違います。受験前で勉強の時間は

取れない夏休みだったけど、韓国での異文化体験は私

にとって今しかできない大切な時間となりました。そ

して韓国に行

かなければ出

会わなかった

松山と韓国の

友達21人。ま

た会いたい!

もっと話がし

たい!いつか

成長した私が

松山と平澤の

懸け橋になれ

たら…夢がま

た増えました。

一生の思い出

松山市立三津浜中学校  

石丸 

美理

 

8月28日、いよいよ私が一番楽しみにしていたホー

ムステイの日がやってきました。ホームステイへ出発

の時は、私のパートナーのガユンと、いとこのジョン

ミン家族が温かく迎えてくれました。私は、父が韓国

人のため、ホームステイ先ではできる限り韓国語での

会話を頑張りました。自分の話す韓国語があっている

か、それが正確に伝わるか不安でしたが、ガユンはちゃ

んと理解してくれ、私が間違っていたら正しい韓国語

を教えてくれました。ホームテイ二日目は、ガユン、

弟のスウォン、ジョンミン、そしてガユンの友達と5

人でピョンテク市内に行きました。デパートと一緒に

なっているピョンテク駅の本場のロッテリアでアイス

クリームを食べたり、カラオケボックスに行ったりし

ました。カラオケで歌える曲はなかったけど、たくさ

んおしゃべりをして、少しは私の韓国語も上手になっ

たと思います。他にも、激辛のトッポキ店に行ったり、

ガユンとジョンミンと3人でプリクラを撮ったりしま

した。夏の暑さも吹っ飛ぶくらい楽しかったです。

 

夕方からは、ガユン一家、ジョンミン一家とエバー

ランドという大きな遊園地に連れて行ってもらいまし

た。夜の11時までいて、パレードを見たりスリル満点

のアトラクションに乗ったりして、パートナーとの友

情も、ホストファミリーとの交流もより一層深めるこ

とができました。松山にはこんな大きな遊園地がない

ので、とてもいい思い出を作ることができました。

 

私は、この派遣事業を通して、積極的に話しかけ、

明るく接すれば、外国でもコミュニケーションをとる

ことができるということを学びました。とにかくいろ

んな人に話しかけ、パートナー以外のピョンテクの子

どもたちとも仲良くなることができました。

 

私は、親戚が韓国に住んでいるので、連絡をとって、

韓国に行ったときにまた会いたいです。そして、それ

までに韓国語がスムーズに話せるように、家でも頑張

り、みんな

を驚かせた

いです。最

後に、この

派遣事業に

参加させて

くれた家族

と、一緒に

活動してき

たみんなに

感謝したい

です。

出会えて良かった!

松山市立南中学校  

菅家 

彩菜

 

7月28日の朝、私たちはドキドキしながらパート

ナーに対面しました。私のパートナーは、大人しくて

マイペースな女の子、イ・ヨンスです。

 

最初は、お互いに緊張していましたが、開会式が始

まるまでの時間やコンサートの会場に行くまでのバス

の移動時間に、家族や友達の写真を見せたり、色々な

ことを英語で質問し合ったりしていくうちに、自然と

距離が縮まっていきました。

 

そしてその夜、温かい笑顔をしたお父さんが迎えに

来て下さり、ホームステイが始まりました。そこでは、

英語の上手なお母さん、元気なおばあさん、大人しく

て優しいお兄さん、そして、日本語を習っているヨン

スの幼馴染・ユナとの出会いがありました。韓国語が

全くできない私にとって、通訳をしてくれるユナの存

在はとても心強かったです。次の日の午前中は、ヨ

ンスとユナと3人で過ごしました。ゲームセンターに

行ったり、お菓子を食べながらおしゃべりをしたり。

その間も色々な文化の違いに触れ、カルチャーショック

の連続でした。

 

優しい家族とユナ、そして、パートナー・ヨンスの

おかげで本当に楽しいホームステイとなりました。ヨ

ンスとユナは、私の「最高の友達」、ヨンスの家族は、

私の「もう1つの家族」です。

最高の仲間との出会い

in 

韓国

松山市立南中学校  

河野

純希

  

僕にとっては初めての海外、初めての韓国で、こ

れまでにない緊張で仁川空港へと降り立った。そして

緊張したまま歓迎会や開会式が終了し、パートナーの

ジョンスと、彼の家族に迎えられ、僕のホームステイ

が始まった。ホームステイの2日間では、生活習慣な

どの日本との違いをたくさん知ることができ、また、

家族と一緒にショッピングモールや市場、レストラン

など色々な所に出かけ、楽しい思い出もたくさんでき

た。他国に触れることで、日本の良さを改めて感じる

こともできたし、僕が日本で、いかに様々な環境に守

られ、恵まれた生活をしているのかということにも気

付かされた。

 

今回の海外派遣を通して、貴重な経験ができたこと

や「みんな同じ地球人」ということを実感できたこと、

そして、韓国・日本と男女合わせて総勢21人の本当に

最高の仲間との出会いは僕にとって宝物となった。英

語・韓国語・日本語という多言語が飛び交う中で、た

くさん話をして交流を深め、最後は10日間を一緒に過

ごしただけとは思えないほどに別れを惜しんだ。海外

派遣終了後も、翻訳で苦心しながらもメールでの交流

が続いているが、これからもずっと続けていきたい。

そして必ず、また日本で、韓国で、この最高の仲間達

と再会したいと思う。また、今回の海外派遣で学んだ

こと、感じたことを、これからの生活の中で生かして

いきたい。

初めての韓国

〜처음의

한국〜

新田青雲中等教育学校  

髙木 

野絵

 

今回の海外派遣は、私にとって初めての海外になり

ました。待ちに待ったパートナーとの対面のとき髪の

毛を染めている子が多いのを見て、本当に驚きました。

私のパートナーはヨンギョンという名前のおしゃれが

大好きな女の子でした。ヨンギョンの家は、中国寧波

市からの派遣生とお祖母さんとお祖父さんとお兄さ

ん、お母さんとお父さんがいました。家族全員優しく

て、快適に過ごすことができました。ホームステイで

一番思い出になったのは、エバーランドという遊園地

に行ったことです。そこで食べたアイスが日本では見

かけないようなもので、戸惑いました。食べ物は辛い

ものが多く、飲み物をあまり飲まないので疲れました。

言葉に関しては、英語を必死に話し、韓国の子たちと

仲良くなることができ、躊躇なくコミュニケーション

ができるようになりました。韓国語と英語を習得して、

もっと仲良くなりたいです。

韓国のfrie

nd

新田青雲中等教育学校  

仲田 

いずみ

 

私が派遣で韓国に行ってわかったことは、言葉が通

じなくても、自分が伝えたいと思えば、伝わることで

す。でも、わたしのパートナーといる時だけは、その

必要がありませんでした。日本語を話すのがとても上

手だったからです。家族全員上手だったので、びっく

りしました。私は、パートナーのイェウォンに「どう

やって日本語を勉強したの?」と聞くと、小さいころ

から、日本のアニメやマンガが大好きだから、ずっと

見たり読んだりしているし、今は家に家庭教師を呼ん

で、日本語を勉強していると言っていました。「すご

いな。」と思いました。

 

ホームステイをしている時に、私は、エバーランド

という遊園地に連れて行ってもらいました。そこで、

お母さんとお父さんに、「いずみ、Tエクスプレスに

乗ろう」といわれました。最初は何だろうと思ったけ

ど、OKといいました。行ってみると、それは、ジェッ

トコースターでした。いざ乗ると、心臓が止まりそう

なぐらい怖かったです。だけどとても楽しかったです。

 

私は、この派遣でたくさんのことを学ぶことができ

ました。韓国の文化もだし、なにより、国が違っても

友達になれるというのがわかりました。私は、パート

ナーのイェウォンと「

絶対にメールをしようね。」

約束しました。また、会ってたくさん遊びたいです。

派遣は終わ

りました

が、私はこ

れからも松

山市の活動

に積極的に

参加してい

きたいと思

います。今

回は、この

ような機会

をいただき

本当にあり

がとうござ

いました。

最高の思い出

新田青雲中等教育学校  

西原 

一仁

 

8月4日パートナーのジミンに再会しました。コム

ズでの料理体験、二の丸庭園での日本文化体験で交流

しました。韓国の友達に日本文化を紹介できて嬉しく

思うと同時に、自分も日本文化の良さを感じました。

 

ホームステイでの枕投げや近所の公園でしたサッ

カーに、言葉は必要ありませんでした。ジェスチャー

だけでも、お腹の底から笑い合うことができました。

 

松山城と道後温泉に一緒に行きました。松山城では、

ボランティアガイドさんに案内をして頂いたので、私

も勉強になりました。松山を紹介するということは、

自分が松山のことを良く知っていなければならないと

思いました。    

 

お昼ご飯には、ラーメンを食べに行きました。韓

国ではインスタントラーメンを食べることが多いよう

で、おいしいと目を輝かして感動していた様子が心に

焼きつきました。

 

船上から見た絶景の三津浜花火大会、日差しが強い

中自転車で橋を渡るのはしんどかったけど、下り坂は

楽しくてすがすがしかった、しまなみサイクリング、

渦潮を初めて見た来島急流体験やおいしくてお腹いっ

ぱい食べた海鮮バーべキューなどでも楽しく交流しま

した。

 

この経験を通して、自分の気持ちを伝えたり、相手

の気持ちをより詳しく知るために英語力をもっとつけ

たいと思い

ました。そ

して、国に

関係なく、

たくさんの

友達を作り

たいです。

貴重な体験

をさせて頂

きありがと

うございま

した。

パートナーとの交流を通じて

松山市立雄新中学校  

西本 

彩乃

 

韓国で知り合い、日本で再会という形で会った私達

は、もちろんすぐに、コミュニケーションをとること

ができました。

 

再会した日の夕方からはホームステイでした。ホー

ムステイでは土曜夜市に参加したり、道後温泉に連れ

て行ったり、日本の文化や伝統を伝えようとがんばり

ました。夜には話が盛り上がり、いつもより遅く寝て

しまったことも、パートナーとの思い出の1ページと

なりました。お互い話が通じ合わないこともあったけ

れど、きっとパートナーも分かってくれたと思います。

 

私のパートナーは家族思いで、おとなしくて、でも

言いたい事は絵でも単語でも紙に書いて一生懸命伝え

ようとしてくれる頑張り屋さんでした。

 

今回のプロジェクトを通して、私は大きく成長でき

たと思いま

す。韓国人、

日本人と生

まれや故郷

は違うけれ

ど、友達で

す。今回の

プロジェク

トに参加し

たことをは

じめの大き

な一歩とし

て、頑張っ

ていきたい

と思います。

アメリカ班

ドイツ班

韓国班

韓国班

韓国班日程

7月 27日㈮ 松山発 ソウル着後、平澤へ移動

7月 28日㈯ 青少年国際キャンプ開会式など

7月 29日㈰ ホストファミリーと過ごす

7月 30日㈪ ソウル市内見学、お別れ会

7月 31日㈫ 平澤発松山着

韓国班受入日程

8月 3日㈮ 松山着

8月 4日㈯ オリエンテーション日本文化体験、ホームステイ

8月 5日㈰ 各家庭での交流

8月 6日㈪ しまなみ海道へバスツアー

8月 7日㈫ とべ動物園、防災体験、松山発引率の先生方のレポートは、7ページをご覧ください。

~姉妹・友好都市訪問&異文化体験~

市章

ピョンテク

6

貴重な経験

新田青雲中等教育学校  

日野 

加奈子

 

自分が、パートナーの家にホームステイしたときは、

言葉が通じるか、食べ物は口に合うか、などいろんな

ことを考えてとても不安だったので、パートナーが自

分の家にホームステイするときは、できるだけ不安に

させないようにと思っていました。夜はパートナーと

夜市に行って、おばけ屋敷に入ったり、韓国料理店で

ごはんを食べたりしました。二日目の昼はデパートに

行って、日本の食べ物やお土産を買っていました。夜

は三津浜祭りで初めてクルージングを体験しました。

船上から見た花火はとてもきれいで、もうすぐパート

ナー達とお別れの時が来るんだなあと思うと、すごく

悲しかったです。そ

してお別れの時は、

みんな泣いていまし

た。しばらく会えな

いけど、連絡を取り

合って、またこのメ

ンバーで再会したい

です。今度会うとき

は、もっと英語を話

せるように、これか

ら勉強を頑張ろうと

思います。

韓国でのできごと

松山市立内宮中学校  

松岡 

翔大

 

7月27日に松山空港から1時間半で仁川空港に到着

しました。意外に近いのでびっくりしました。自分達

が泊まる平澤大学にバスで移動しました。

 

7月28日は朝食後平澤市青少年センターで僕のパー

トナー「パク・ジェフン」と出会い少しドキドキしま

した。夕方からホームステイが始まりました。その日

の夜はホストファミリーとキャンプへ行き、心地よい

疲れの中でファミリーより一足先にテントの中で寝ま

した。

 

7月29日は家族みんなで早起きしてすぐに朝食を食

べました。そして、キャンプ場で体を動かしてプール

に行きました。夕方には家の近くを散歩して、外食を

する店まで行きました。夜になるとフリスビーやチェ

ギチャギをしました。

 

7月30日はソウル市内を観光しました。いろいろな

所へ行き、お土産などを買いました。昼食はビビンバ

でした。夜には、ジェフンに「ここでお別れだよ」と

言われたので僕はジェフンに「松山に来たときにまた

楽しもう」といって別れました。

 

7月31日は朝食を取ってから、仁川空港に行き韓国

をあとにしました。

 

韓国でのホームステイで学んだ事は、自分から周り

の人と積極的に話すことの大切さです。僕は最初あま

り積極的ではな

かったけれど、

韓国で過ごして

みて自分自身前

向きな行動が出

来るように変

わったような気

がします。

 

このプロジェ

クトに参加して

本当に幸運だっ

たと思います。

うれしかった。

 

派遣生たちの積極的な姿に学ぶことも多かった。街

を散策しながら英語を学ぶ活動では、初めての場所で

も物怖じせずに道行く人に声をかけ、疑問を解決して

いく生徒たち。それにひきかえ、相手が何を言ってい

るかわからず、とりあえず笑顔でにこにこ聞いている

だけの„典型的日本人“の自分が情けなく、コミュニ

ケーション能力の必要性をひしひしと感じた。「自分

を変えよう。日本に帰ったら、英語の勉強を再開しよ

う」と決意

した。

 

さまざま

な貴重な体

験を共にし

た18名の

派遣生たち

が、今後い

ろいろな場

で活躍して

いってくれ

ることを期

待したい。

『侍JAPAN』

松山市立北中学校  

教諭 

甲谷 

晴二

 

"Boys, b

e ambitio

us! "

で有名なW・S・ク

ラーク博士(

札幌農学校)

に学んだ新渡戸稲造さんは、

「私は太平洋のかけ橋になりたい」、「西洋の思想を日

本に伝え、東洋の思想を西洋に伝える橋になる」と、

当時、未開の野蛮国と見られていた日本にも、優れた

精神や道徳(

義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義等々)

があることを、世界の人々に『武士道』という本で紹

介しました。『世界に誇れる日本、日本人』と認めら

れたからこそ、今の日本、そして世界との関係や交流

があると思います。「私は日本人であるよりも国際人

でありたい」という声を聞きます。けれども、真の国

際人となるには、日本人として、民族の歴史と伝統を

身に体し、世界が尊敬する日本人であることが必要です。

たとえ外国語を上手に話せても、日本人としての誇り

を消してしまったのでは、国際社会で素敵な働きはで

きません。新渡戸さんは「橋は決して一人では架けら

れない。何世代にも受け継がれてはじめて架けられる」

と言って、将来の

私たちに夢を託し

ました。これから

国際社会で活躍し

たり、関わってい

く皆さんが、『世

界に誇れる日本

人』であって欲し

いです。

 

またそれは、海

外に渡航するとき

だけではなく、普

段の生活の中で、

誇り高き日本人で

あることを祈って

います。

 

近年、グローバル社会という言葉をよく耳にします。

グローバル化が進展している世界の中で、主体的に物

事を考え、相手の立場に立って互いを理解するととも

に、互いの利点を引き出し、活用して、新しい価値を

生み出すことができる人材が求められています。今回

の貴重な経

験をスター

トに、将来、

生徒たちが

国にとらわ

れず地球人

として世界

中で活躍し

てくれるこ

とを期待し

たいと思い

ます。

アメリカンドリーム

松山市立南第二中学校  

教諭 

山本 

明日美

 「アメリカンドリーム」という言葉があります。ア

メリカで平等に与えられたチャンスを生かし、勤勉と

努力によってつかむ成功、またはそれを望む気持ちの

ことです。

 

今回、私は、松山市内の中学生16人と一緒にアメリ

カに行く機会をいただきました。サクラメント、シア

トルでたくさんの方にお世話になり、私たちはアメリ

カの文化や歴史、そして英語に直接触れ、日本では普

段感じないことを感じ、考えることができました。そ

して、「アメリカに住みたい!」「もっと英語を話せる

ようになって、○○したい!」ついに自分までもがア

メリカンドリームを夢見てしまいました。

 

今回のアメリカでの生活を振り返り、私を含め、人々

がアメリカンドリームを抱く理由が分かったような気

がしました。それは、アメリカの、自由で、誰でも温

かく歓迎してくれる雰囲気や、アメリカ人のおおらか

で明るい性格が関係していると思います。そのような

アメリカの国柄が、夢に向かって努力する人を励まし、

成功へ導いているのだと感じました。また、土地、スー

パーの製品、目にするもの全てが大きく、そのような

アメリカのスケールの大きさに、私たちの心までつい

つい大きくなってしまうのかな、とも思いました。

 

私と同様、16人の中学生も、たくさんの大きな夢

や希望を持って日本に帰ってきたことと思います。今

回感じたことを大切に持ち続け、これからの生活に生

かしてほし

いと思いま

す。

 

今回の海

外派遣にか

かわってく

ださった全

ての方に感

謝をしてい

ます。あり

がとうござ

いました。

「貴重な体験が一生の宝物に」

団長

松山市立余土中学校  

校長 

吉岡 

 

私たちドイツ班は、体験中心の研修であった。前半

のドイツのフライブルク市滞在期間中の全てを、生徒

たちはホームステイした。ドイツ人の生活様式に戸惑

う面もあったようだが、ホストファミリーの一員とな

れるよう積極的にコミュニケーションを取り、親交を

深めたようである。市役所中庭でのホストファミリー

との交流バーベキューパーティーでは、生徒たちは

「能」を舞ったり、水軍太鼓や書道を披露したりした。

また、ドイツの人たちに生徒たちが折り紙を教え、大

変盛り上がり、楽しい一時を過ごした。フライブル

ク市でのホームスティが充実していたことは、ホスト

ファミリーと別れる場面で、涙を流す者がいたことか

らも推測することができる。

後半のオーストリアのインスブルック市でも、体験

活動の連続だった。自分で釣ったマスを焼いて食べた

り、瓶入りのオリーブオイルにガイドさんと一緒に

野生のハーブを摘んで瓶に入れ、自分独自のオイルを

作ったりもした。また、アンズのジャムやローソクも

自分で作り、お土産として日本に持ち帰った。

 

今回の研修の目的の中に、自分から積極的に話しか

けたり、活動したりして自分を高めるということが含

まれていたが、生徒たちはどの場面でも自分を高めよ

うと意欲的に取り組んだ。

この派遣を通じて、全ての班員が、見て・聞いて・

話して・体験して、多くのことを学び成長したと思う。

その学んだことを、今後の自分の人生や社会に生かし

てくれることを願っている。   

 

最後に、私たちを温かく迎え入れ貴重な体験をさせ

てくださっ

たフライブ

ルク市の皆

様やインス

ブルック市

の農家の皆

様と、この

ような研修

の機会を与

えてくだ

さった全て

の方々に、

心からお礼

を申し上げ

ます。

貴重な体験

松山市立内宮中学校  

教諭 

山下 

和美

  

今まで教科書やテレビでしか見たことがなかった

歴史ある街並みや美しい村々。その風景の中に自分が

立っている不思議さ。本当に夢のような11日間だった。

普通のツアーでは経験することができないようなプロ

グラムが盛りだくさんで、多くの人々と交流し、お世

話になった。その中でも心に残っているのは、フライ

ブルク市役所の中庭で行われたホストファミリーとの

バーベキューパーティーである。それぞれの派遣生が

自分の得意分野を披露する場面になった。和太鼓をた

たく生徒、能を演じる生

徒、折り紙や書道…。現

地の方々も興味津々で、

バーベキューもそこそこ

に、私も持参した筆で字

を書き、たくさんリクエ

ストをいただいた。そし

て喜んでくださったのが

コミュニケーション力を高めよう

団長 

松山市立小野中学校  

校長 

隅田 

 

そわそわした気分の出発日の朝、テレビをつけた途

端、衝撃的ニュース。それは、「イチロー、ヤンキー

スへ電撃移籍!」でした。10日後にセーフコ球場へ行

き、イチローがいるはずのライトの守備位置の目の前

のスタンドで観戦することになっていたのですから、

このニュースは私達の出鼻をくじくのに十分なもので

した。おまけにその数日後には岩隈投手が勝利投手に。

残されたのは川崎選手の出場だけでしたが、結局それ

も叶いませんでした。しかし、大リーガーたちは、私

達のそんな憂いを吹き飛ばすかのように、ゲームを楽

しませてくれたのでした。ただそれ以上に大きかった

のは、実は、出発から帰国までこの研修旅行をサポー

トしてくださった多くの関係者の皆さんの存在でし

た。11日間が本当に有意義で素晴らしいものとなった

ことに心から感謝したいと思います。

 

この派遣で私が一番感じたことは、「コミュニケー

ションの大切さ」。それは言葉であれ、ジェスチャー

であれ、笑顔であれ、どんなツールでもいい。人と人

を繋ぐものであればどんな形であっても、一生懸命の

気持ちさえあれば、そこがどこであろうと、必ずや相

手に通ずる

と思うので

す。6月か

ら出会った

全ての方々

に感謝し、

子ども達

が今後、コ

ミュニケー

ション力を

持った国際

人として大

きく成長し

てくれるこ

とを願って

います。

「グローバル人材になろう」

松山市立余土中学校  

教諭 

中村 

兼康

 「海外派遣引率=海外初体験」という私は、生徒た

ち同様、期待と不安に包まれた海外出張でした。

 

11時間という、とてつもなく長い飛行時間を経て、

アメリカの大地に足を踏み入れた時は、感激よりも安

堵と開放感に満ちていました。アメリカという国は、

広大な土地、さまざまな人種の入り交じった、何か物

騒で、怖いというイメージが私の中にありました。し

かし、走っている車(ほぼ半数が日本車)は、制限速

度を守り、歩行者を優先し、実にゆったりとした通行

をしていました。そして、街中や店内では、何を言っ

ているか分からない言葉の中に必ず「T

hank you

や「E

xcuse m

e

」が聞こえてきました。このこと

で私のアメリカという国に対するイメージが、「優し

さと思いやりのあるおおらかな人々の国」に変わりま

した。

 

私自身は、英語が苦手で積極的なコミュニケーショ

ンをとることができませんでした。生徒たちも初めは

同様でしたが、ホームステイを終えてからは、ほとん

どの生徒が変容しました。歩道や店内の人混みの中を

通る時に自然と「E

xcuse me

」や「S

orry

」を口

にし、買い物では探し物を片言の英語を使い、恥ずか

しがらず積極的に店員に尋ねていました。これはホー

ムステイの経験が、生徒たちに何らかの自信と積極性

をもたらしたのではないかと思います。

海外派遣研修を終えて

松山市立勝山中学校  

教諭 

一色 

美弥子

 

外国で言葉が分からないということは、困ったり不

安を感じたりする要素の一つである。また、言葉が分

かるからこそ楽しめることもある。実際に今回の研修

では、初日の「韓中日の交流キャンプ」での交流活動

が、急きょ変更され、韓国の歌手のコンサートを見る

ことになった。音楽は手拍子などで多少は楽しめるこ

とはできるが、トークショーは何を言っているのか理

解できず、退屈な時間が過ぎていった。この日は、ホー

ムステイのパートナーとの出会いの日でもあった。十

分な交流活動ができないまま、不安そうな表情でホー

ムステイ先に向かった子どもたちもいた。大丈夫だろ

うか、という思いで子どもたちを見送った。

 

ホームステイを終えて帰ってきた子どもたちの表

情は明るく、「楽しかった」という声をたくさん聞く

ことができた。自分の言葉で、また電子辞書を使い、

一生懸命に自分から関わっていこうとしていた様子が

伝わってきた。その必死で自分の思いを伝えようとし

ている姿が相手にも届いたのだと思う。たった1日の

ホームステイではあるが、たくましくなったようにも

感じた。勇気を持って積極的に関わることが言葉の

壁を打ち破

り、交流を

深め、互い

を理解し合

うことにつ

ながること

を強く感じ

た。事前研

修の様子と

は、ずいぶ

ん違う子ど

もたちの成

長を見るこ

とができた。

熱気あふれる国 

韓国

松山市立雄新中学校  

教諭 

永易 

貴史

 

海外派遣事業の中学生引率として、4泊5日の日程

で韓国を訪問してきました。とにかく凄まじいほど

の熱意とハングリー精神により猛烈な勢いで国が成長

をしてきていることに圧倒されました。到着した仁川

空港は世界中の国々とアジア各国を結ぶハブ空港と呼

ばれています。そのどこまでも広がる人工の島の上に

はテクノロジー企業の工場が建ち並び、国の経済を大

躍進させています。最近の日本の市場には、携帯電話

や家電製品など数多くの韓国製品が進出してきていま

す。「他国に負けない」という国全体の姿勢は中高生

の勉強に向かう姿勢からもビンビンと感じました。

 

外国語教育も小学校の低学年から取り組んでいる

そうです。そして自分の進路や就職に対しての意識が

とても高く、毎日明け方まで学校や塾で勉強をして自

分の進路実現を目指しているそうです。のんびりと過

ごしている日本の学生とは対照的でした。韓国の原宿

と呼ばれている明洞(ミョンドン)へも行かせて頂き

ましたが、多くの化粧品店や大型デパートが建ち並ん

でいました。新しい文化や音楽、芸術など物怖じせず

に取り入れながら発展していく姿勢と、巧みに日本語

を話しながら強気にセー

ルスする韓国人の熱意に

すっかり押し切られっぱ

なしの五日間でした。

引率の先生方

〜姉妹・友好都市訪問

&異文化体験〜

アメリカ班

ドイツ班

韓国班

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アメリカ、ドイツ、韓国の姉妹・友好都市に派遣生として行きたくなった皆さんは

中学生チャレンジプロジェクトに登録をしよう!

まつやま国際交流センターって

どんなところ?

お•問•い•合•わ•せ

まつやま国際交流センター(MIC)〒790-0003 松山市三番町6丁目4-20 コムズ 1階

TEL:089-943-2025  FAX:089-931-2041E-mail : [email protected]

①「私も何かしてみたい!」という皆さんへ☆ボランティアガイドのための語学講座ボランティア活動に役立つ実践型語学講座(英語、韓国語、中国語)を半年ごとに開講しています。

☆ホストファミリーバンクホームステイを希望する外国人を受け入れるホストファミリーとして登録していただきます。受け入れは随時行っています。

☆MMF(My Matsuyama Family)松山在住の留学生にとっての「第2の故郷=松山の家族」をつくっていただくための制度です。登録者と留学生をMICでマッチングした後は、自由に交流できます。

☆外国人オタスケマン困っている外国人の力になりたい、という方にご登録いただき、ご近所感覚で外国人のサポーターとして活躍していただきます。

国際交流情報が満載のMICメールニュースを

週に1回配信しています。配信希望の方は

[email protected] までメールを送ってください。

③ ポイント対象となる国際交流活動例・地球人まつり・まつやま中学生海外派遣報告会・フライブルク市寄贈のブドウ収穫・交流イベント・MIC職場体験・国際交流サロン・「のぞいてみよう!国際協力の世界」・「外国語 deおしゃべり」(ジュニア編)・ホームステイプログラム・My Matsuyama Family

1年目

① プロジェクトに参加できるのは・松山市内に住んでいる、中学1年生、2年生・広く世界の国々について興味があり、地域での国際交流活動に参加する意欲のある人

② プロジェクトの流れ2年目

4ポイント以上ためると

応募可能

中学生チャレンジ

 

プロジェクトとは

まつやま国際交流センターは、Matsuyama International Center の頭文字をとって「MIC(ミック)」の愛称で親しまれています。松山で暮らす人たちが人種・国籍・宗教などにかかわりなく、仲良く快適に暮らせるよう、さまざまなサービスを行っています。

②イベントを通して国際交流を体験してみよう!☆地球人まつり(1月)市民と外国人市民の皆さんとの交流を深めてもらおうと、毎年1回開催しています。世界各国の遊びや文化、料理などを体験できます。

☆国際交流サロン(随時)市民と外国人市民とが楽しみながら交流できるイベントを随時開催しています。

☆地域での交流活動のサポート(随時)市民体育祭や秋祭りなど、地域のイベントに市民と外国人市民がいっしょに参加し、交流します。

③外国人市民の皆さんへ☆窓口相談サービス外国人市民の皆さんからの相談に応じたり、生活ハンドブックを差し上げるなどの生活情報の提供を行っています。

☆外国語としての日本語教室外国人市民を対象に無料で開講しています。託児サービス(無料)もあります。

☆自転車の貸し出し短期滞在の外国の方に対して、無料で自転車の貸し出しを行っています。市内観光をする際などにご利用ください。

㈶松山国際交流協会 まつやま国際交流センター発行 2012年 10月

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