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総合案内 HINODE GAKUEN GUIDE JUNIOR HIGH SCHOOL & SENIOR HIGH SCHOOL 日出学園 中学・高等学校 総合案内 HINODE GAKUEN GUIDE KINDERGARTEN & ELEMENTARY SCHOOL 日 出 学 園 幼 稚 園・小 学 校 学校法人 日出学園 学校法人 日出学園

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総 合 案 内

HINODE GAKUEN GUIDEJUNIOR HIGH SCHOOL & SENIOR HIGH SCHOOL

日出学園 中学・高等学校総 合 案 内

HINODE GAKUEN GUIDEK INDERGARTEN & ELEMENTARY SCHOOL

日出学園 幼稚園・小学校学校法人 日出学園学校法人 日出学園

日出学園 中学・高等学校 HINODE GAKUEN JUNIOR HIGH SCHOOL & SENIOR H IGH SCHOOL

将来を見すえた計画的なカリキュラムによる中高一貫教育を行っています。

正門を入ると、明るい陽射しが降りそそぎ、

爽やかな風が吹き抜ける、レンガ敷きのプロ

ムナードがつづいています。ここには毎朝、

明るい笑顔と笑い声が満ち溢れます。学ぶ

ことの楽しさ、達成することの喜びを感じ、

夢と目標の実現に向けて歩み出す毎日が、

ここからはじまります。

中学・高校時代を如何に過ごすかは生徒の将来に大きな影響を与えると考えます。本学園は、自分自身を見つめ、自己を発見し、進路を決める手助けをします。少人数の利点を活かしつつ、様々な機会や体験を通じて興味と関心を育てます。持続することによって得られる学ぶことの楽しさ、達成感の素晴らしさを体験することを重視しています。学校という集団生活の場を通して、自分らしさを表現すると同時に、人を傷つけないこと、社会生活に必要なルールとマナー、第一印象の大切さを学んでほしいと思います。

▶日出学園の教育理念

▶日出学園の教育のポイント

明あかるく

誠なおく

和むつまじく

豊かな心

生きる力を育てる

大きな夢

確かな学力

学習

読む

自ら行動する力を育む

話す 書く

学びのすべてはあなたのものに中学校・高等学校の 6年間を通じて 「誠 ・ 明 ・ 和」 の校訓を中心

に、生きる力・自ら行動する力を育む総合教育を実践しています。

個々の特性、進路などを十分理解した上で、生徒一人ひとりに

応じた少人数による指導を行っています。生徒の習熟度に応じた

きめ細かい教育を行い、達成感と充実感、学ぶ喜びを実感しな

がら、高い進学実績へとつながる高い学力を身につけていきます。

教 育目標

一、至誠を基とし中正の道を尚ぶこと。一、明朗快活にして責任を重んずること。一、和衷協同して苦楽を共にすること。

校 訓

生活

進路

日出学園中学・高等学校校長 堤 雅義

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日出学園 中学・高等学校 HINODE GAKUEN JUNIOR HIGH SCHOOL & SENIOR H IGH SCHOOL

少人数制による中高一貫教育を実施。計画的な指導で、基礎から応用力へと学力を高めます。

学びの特色

中高一貫教育

6 年間で系統的な指導を行います。

特に英語、数学は3年生で高校の内容

を先取り学習。6年生では演習を中心

に、早い時期から大学受験への対応

を行います。また、多くの教員が中高

双方の授業を担当し、計画的・継続的

な教育指導を展開します。なお本校で

は、高等学校への進学に際しては基準

を設けています。常にやるべきことを

明確にして、モチベーションを高めなが

ら学習に取り組みます。

習熟度別少人数授業

学力の差が出やすい英語、数学で

は、2年生から習熟度別クラスを採

用。理解の進んだ生徒にはより深い

内容を、理 解が不十 分な生 徒には

基礎をゆっくりと指導します。また、

必要に応じて朝や放課後の補習を

実施し、きめ細かいフォローを行って

います。少人数だからこそ、納得がいく

まで質問ができ、発表やディベートの

機会も豊富です。自学自習の精神も自

然に培われていきます。

家庭的な授業

各自が勉強の成果や学校生活で感じ

たことを記録する「私の記録」と名付け

られたノートが、生徒と教員、家庭を

つなぐ役割を担っています。特に中学

校では、担任と副担任がクラス約30

名の一人ひとりに目を配り声をかける

ようにし、生徒との対話の時間を大切

にしています。職員室は生徒が気軽に

足を運んで質問したり、廊下で談笑する

など、教員と生徒の距離が近く、アット

ホームな環境です。

基本学習の徹底-「読む・書く・話す・行動する」

日出学園軽井沢山荘での合宿四季の目然に囲まれた日出学園軽井沢山荘では、さまざまな宿泊行事が行われます。中学校入学直後には 2 泊 3日のオリエンテーション合宿。新しい学校生活の準備をします。3年生の夏には、全員参加で 4 泊 5日の軽井沢合宿。盛夏にも涼しく快適な環境で、友だちと励まし合い学習をすすめます。

読む

理解を深め、想像力を養う

教科書を読む、参考書を読む、読書を

する、精読する、音読する、行間を読む、

人の気持ちを読む…。「読む」 ことはす

べての生活の基本です。中学校で百人

一首を暗誦すること

もその-環。読むこ

とが新たな発見へと

つながっていきます。

行動する

自ら動ける力を身につける

中学校までの導きの教育に対して、高等

学校では行事の運営なども生徒が責任

をもって行動し、実践することを求めて

いきます。それらの積み

重ねが責任感を強めると

同時に、自ら自信をもって

積極的に取り組める大き

な力となっていきます。

書く

徹底的に書き、学力の定着を図る

学習成果や学 校 生活で感じたことを

記録する 「私の記録」。行事などの感想

文では、定められた行数に満たなければ

やり直しになります。くり返すことにより

徐々に理由や意図、

目的といった自分の

気持ちを表現できる

力が身につきます。

話す

コミュニケーション能力の養成

自分の気持ちを素直に理解しやすく伝え

ることは容易ではありません。日本語で、

英語で、手話でと、手段は異なっても伝

えたい想いは共通です。日常の授業や

生活のなかで、話す

ことにより、コミュニ

ケーション能力を身

につけていきます。

C O L U M N中学校・高等学校 6年一貫カリキュラム

中学校 高等学校1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年

選択制授業(理系・文系/国立・私立)朝学習・放課後補習

夏期講習

基本的生活習慣の確立・基礎学力の充実強化 学力の発展と中高教育の連携 応用力の強化と受験対応

▶百人一首暗誦やスピーチコンテストなど ▶英検・数検・漢検・パソコン検定などへのバックアップ

先取り学習 受験準備

※日出学園では、中学校1~3 年生を1~ 3 年生、高等学校1~3 年生を 4~6 年生としています。

習熟度別少人数制授業(英語・数学)

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日出学園 中学・高等学校 HINODE GAKUEN JUNIOR HIGH SCHOOL & SENIOR H IGH SCHOOL

興味を引き出し、学ぶ喜びを育てる授業

英語

中高一貫教育の計画的なカリキュラム

のもと、1~3 年生までネイティブの教員

による英会話の授業を行います。4 年

生になると日本人教員による会話の授

業を行い、さらに大学受験に焦点を合

わせた授業を展開

し、自分の将来を見

据えて、自学自習の

意欲を高めます。

国語

副教材などを使って教科書以上に内容

を深める指導をしています。中学校では

基礎学力向上を目指し、高等学校では

大学受験までに確実に身につけさせ

たいことを柱に、応用力向上を目指しま

す。中学校で 「百人

一首」を暗誦するこ

ともその-環。漢字

検定の受検も推奨

しています。

数学週当たりの時間数を多くし、余力を持って大学入試準備ができる授業計画です。習熟度別少人数授業で、低学年から授業の理解、定着を図ります。数検の受検も推奨しています。

社会中学校では、生徒の興味と学習意欲を引き出しながら、地理、歴史、公民の基礎知識を学びます。高等学校では日本史、世界史、地理、政経など、専門性の高い授業を行い、知識の定着をはかっていきます。

理科物理、化学、生物それぞれに、準備室を備えた広い専門教室と、充実した設備で専門性の高い授業を行います。特に中学校段階では実験を中心に授業を進め、知的好奇心と学習意欲を引き出します。

情報メディアルームには1人1台使用できる様にパソコンが設置され、中学校では家庭科、高等学校では情報科の授業などで利用しています。情報活用の実践や情報社会への参画について実習を中心に授業を行います。メディアルームは昼休みや放課後もー部解放され、生徒が利用しています。

私は 5年生の終わり頃から本格的に受験勉強をはじめましたが、そこから、授業が楽しく、勉強する面白さを感じるようになりました。積極的に学ぶ心構

えが高まり、先生が教えようとするポイントがわかるようになったのです。受験勉強を苦しいと思うのではなく、前向きにとらえれば、自分の成長にとてもプラスになると思います。

各自が希望する進路目標達成のために、学習意欲を向上させ、より高い学力を身につけるよう指導します。

進路指導部を設置し、学年、教科担当との連絡を密にしながら、的確な助言、相談に応じていきます。

大学進学にあたっては、指定校推薦制度も利用できます。

進路指導の流れ

大学合格状況(過去5年間)

中学校 高等学校1年 2年 3年 4 年 5 年 6 年

ホームルームでの進路指導

キャリア教育 進路講演会

職業を語る会(講演会)

進路だよりの発行(受験情報・学校情報)

大学の出張授業

選択授業 文系/理系・国公立/私立

職業を意識する/10年後の自分を考える 大学を意識する志望学部・学科を検討

志望学部・学科の決定

学部・大学調べの奨励

卒業生メッセージ

2011年度卒業 明治大学 経営学部新田 哲郎さん

先生のアドバイスにも支えられ、マイペース学習で第一志望に合格!!

進路の手引き進路決定から入試対策までのノウハウが満載されたマニュアルです。進路を考える重要な手引き書です。

進路進路進路の手の手の手引引引

自主的な取り組みオープンキャンパスへの参加や、興味のある学部や学科について調べてまとめる授業も行います。

自主自主自主的な的な的な取取取

職業を語る会さまざまな業界の第一線で活躍されている保護者や卒業生のナマの声を聞くことができる、在校生に人気の講演会です。

職業職業職業を語を語を語るるる

学習概要

進路指導

各教科で学習意欲を引き出す授業を行っています。学ぶ喜びを育て、基礎力を固めて応用力の向上を図ります。

自分を知る深い視野と、社会を知る広い視野を育み、明確な将来像に基づく理想の進路を実現します。

オーストラリア姉妹校との国際交流オーストラリアのメルボルンから100kmほど東に位置するワラガルという町にセントポールズ・アングリカン・グラマースクール(St Paul ' s Angl ican Grammer School )という総合学園があります。日出学園は2005 年に姉妹校として交流を始めました。2009 年からは本格的に交流を行い、隔年で約30名の生徒が双方の学園を訪れ、生徒の家庭にホームステイをするなどのコミュニケーションを通して、語学や異文化理解を深めています。

C O L U M N

介護業、看護師、警察官、大学教授、雑誌編集者、教員、報道カメラマン、展覧会キュレ一夕ー、旅行業、銀行員、システム・エンジニア、l Tディレクター など

過去の講演例

国公立大学 東京工業、大阪、筑波、横浜国立、東京芸術、福島、東京農工、お茶の水女子、千葉、信州、琉球、横浜市立

難関私立大学 慶應義塾、早稲田、上智、東京理科

GMARCH 学習院、明治、立教、中央、青山学院、法政

有名私立大学 国際基督教、津田塾、東京女子、日本女子、成蹊、成城、北里、明治学院、國學院、星薬科、獨協、日本、東洋、駒澤、専修、関西、南山、同志社、立命館、東京医科 他

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日出学園 中学・高等学校 HINODE GAKUEN JUNIOR HIGH SCHOOL & SENIOR H IGH SCHOOL

学校行事は生徒たちの人間的成

長を促す一環となります。中学生

では、積極的に参加して楽しむこ

とからスタート。各自が次年度の

目標を設定していきます。上級生

の活動を手本に、自主的に行動

できる力を育てます。高校生にな

ると、自らがリードして企画・実行

する立場へと成長。行事を通して、

一人ひとりが責任感をもって行動

する力を身につけていきます。

受験に中断されることなく、じっく

り部活動に取り組むことができる

のも中高一貫校の特長です。中学

生と高校生が一緒に活動するた

め、部員は幅広い年齢層にわた

りますが、上級生が下級生をよく

面倒見て一致団結して活動してい

ます。通常のクラスだけでは体験

できない人間関係から新しい刺激

を受け、たくましく成長します。

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

自主性、協調性、積極性を育み、かけがえのない思い出をつくる様々な学校行事があります。

高校受験に中断されることなく、積極的に取り組めます。

● 入学式● オリエンテーション合宿 (1年:軽井沢)

● 校外学習(中)● 球技大会(高)

● 臨海学校(1、2年)● 学習合宿(4、5年)● 夏期講習(6年)

球技大会

修学旅行

中学英語スピーチコンテスト

● 軽井沢合宿(3 年)● 夏期講習(4、5、6 年)

● 視聴覚行事

●生徒総会●中学英語 スピーチコンテスト

●卒業式●修学旅行(2、5年)

● 日出祭

● 体育祭

毎年、秋に日出祭が行われます。教室ではクラス単位での展示や、教科、部活動の展示が行われ、日頃の成果を発表します。アリーナでは吹奏楽部などの文化系部活動やバトントワリング部のステージ発表などが華やかに行われます。例年の日出祭では、「同窓会」や保護者の組織である「ひので会」も模擬店やサークル活動の発表などで参加します。特に水泳指導を目的としている同窓生の会 「瑞穂会」では、もちつきを行い、「励餅屋」として人気を集めています。たくさんの卒業生も集まり、なつかしい再会となります。

クラス別に4色に分かれた中高合同チームを編成。優勝を争って盛り上がる

生徒たちにとって、最も盛り上がるイベント

卒業生有志「瑞穂会」による指導のもと、遠泳に挑戦

年間行事 部活動

魅せる! 日出祭

中学生の約9割、高校生の約7割が部活動に所属して、学習との両立を図っています。

運動部野球、バレーボール(女子)、陸上、バスケットボール(男子)、バスケットボール(女子)、硬式テニス(男子)、硬式テニス(女子)、水泳、バトントワリング、剣道、サッカー、ソフトテニス文化部茶道、美術、吹奏楽、写真、英語、軽音楽、囲碁・将棋、生物、パソコン

体育祭

日出祭 臨海学校

入学式直後、2 泊 3日の共同生活で親睦を深める

オリエンテーション合宿

野 球 陸 上バレーボール(女子)

バスケットボール(男子) 硬式テニス(男子)バスケットボール(女子)

バトントワリング サッカー剣 道

ソフトテニス 吹奏楽茶 道

囲碁・将棋 生 物7 8

日出学園 中学・高等学校 HINODE GAKUEN JUNIOR HIGH SCHOOL & SENIOR H IGH SCHOOL

校内には、いつも明るい笑顔が溢れています。

一般教室の構成5 ・ 6 年生の教室は長机を設置。多くの資料などが必要な授業でも、学びやすい机です。また、5 ・ 6 年生のフロアでは1学年 4クラスのホームルームのほかに、大小の教室が数多く用意され、授業や生活にあわせた柔軟な構成で利用できるように工夫されています。

三層吹き抜けのアトリウム天窓から優しい自然光が降り注ぐ快適な空間です。

基本的な生活習慣を身につけ、人間力を育てる

日常の学校生活の中で、集団生活の基本であるしつけや礼儀を中心

としたルールを学びます。真の自由の意味を理解した自立的な人間を

育てることを目標としています。

スクールライフ

中学夏服

高校夏服

高校冬服

中学冬服

先生にはなんでも相談できます。

図書室には興味を引く本がたくさんあるから、自然と読書が好きになる。

日出学園で一生の友だちができました。

ネイティブの先生の英会話の授業はとてもアクティブ。みんな引き込まれて、大きな声でどんどん発音するようになります。

友だちがたくさんできました。

09 :35 2時限

10 :35 3時限

08 :35 1時限

11:35 4時限

~08 : 25 登校

毎朝の登校時には、教員が通学指導を行っています。生徒全員が気持ちよくあいさつする習慣を身につけています。遅刻や服装については厳しく指導します。

08 : 25 ホームルーム

担任と副担任がクラスを指導します。中 学 校 では 1クラス 30 人前後の少人数である点を活かし、個々の特性を理解しながら、関わっていきます。高等学校では、それぞれが進路にあわせた選択別に授業を受けますが、クラスを中心としたまとまった活動も重視しています。

12 : 25 昼食・昼休み

給食や学食はありません。お家の方に感謝してお弁当をいただきます。

13 :15 5時限

14 :15 6時限

清掃

部活動など

15 :15 ホームルーム

18 :00 最終下校

※土曜日は3時限授業となります。

夏服

クラスメイトはみんな仲が良くて、楽しいっ!!

9 10

多様な進路選択、少人数教育に対応し、一人ひとりの可能性を伸ばすことを考えた設計です。

仲間や教員と活発にコミュニケーションできる開かれた空間も用意されています。

学習の場とくつろぎの 場をはっきり分離。広い廊 下にはベンチなどを置き、コミュニケーションの場を演出しています。

グラウンドは、複数の部活で使用できるような広さを確保しています。また、グラウンド照明が設置してあり、冬期の部活動の際に利用しています。

廊下相談コーナー

グラウンド

5・6年教室

1~4年教室

中学校高等学校ゾーン

エントランスは 広 いオープンスペース。木のぬくもりが伝わるつくりです。

全面砂地の園庭は広く、子どもたちが走り回れる空間です。

エントランス

絵本のへや

親子のへやホール

外観

園庭

図書室

理科室

屋上

音楽室

うんていパソコン

書道室

理科室や図工室などの専科教室も充実。書道室や作法室(中高と共用)では本格的に日本の文化も学びます。

小学校ゾーン

小学校では、明るく広い空間と知的好奇心を刺激する最新の設備が整い、各学年の発達を考慮した細かい

工夫が施されています。さまざまな体験を通して調和のとれた強い心身をつくることを目標に、

最適な学習環境を実現しました。

幼稚園ゾーン

園舎の自然のぬくもりを引き継ぎながら、より生活しやすい設備や安全対策を取り入れました。

子どもたちが生活の中で、自ら頭と心と体を使えるように、工夫を凝らした設計になっています。

 

平成 20 年 7月に竣エした新校舎は、小学校から中学校、高等学校までが同一敷地内に整備さ

れています。最新の設備を導入し、児童、生徒の多様な選択に対応した学習環境づくりを目指しま

した。天窓や大きな吹き抜けで光を取り込み、緑豊かな敷地、木の香る学舎を意識したつくりで、

快適な教育の場を実現しています。施設設備

共有ゾーン図書館/メディアルーム/視聴覚室/学園業務部図書室とコンピュ一夕室を含むメディアセンター棟を設置。21世紀に必要な情報教育に理想的な環境を整備し、児童・生徒の知的好奇心を育みます。小学校用と中高用にフロアを分け、図書室内の階段で上下をつなぐ構造になっています。

スポーツゾーングラウンド/小学校専用グラウンド/トレーニング室/剣道場グラウンド、第 1・2 アリーナ、プールは全校共有で、床昇降式プールや昇降式バスケットゴールなど、小中高での共有化に配慮しています。小学校には専用のグラウンドを設け、中庭、屋上スペ-スなど個別スペースも確保しました。

■ 共有ゾーン ■ スポーツゾーン ■ 中学校・高等学校ゾーン ■ 小学校ゾーン

※図はイメージです

エリア区分

小学校、中学校、高等学校が共通で利用している設備があります。幅広い学年にわたる児童・生徒が利用できるような工夫がされています。共有設備

安全・安心地震に強い建築、災害時に対応した避難の容易な施設を実現。また、校門の警備を強化し、学園内のセキュリティシステムも含め、不審者が敷地内に侵入できないような対策をとっています。

茶室 視聴覚室

アリーナカウン セリングルーム

第1と第 2 の 2 つのアリーナがあります。広いアリーナは主に中学 ・ 高校用で、大きな行事やイベントでも使用します。第 2 アリーナは主に小学校用として使用しています。

プール 軽井沢山荘

学外設備である軽井沢山荘では、恵まれた自然の中、幼小中高それぞれに宿泊学習や合宿が行われています。

環境移転にあたり、できるだけ松を保護し、植栽の植え替えを行うなど、緑に囲まれた環境を維持するようにしました。正門から続く、ケヤキの長いプロムナードは、子どもの成長と共に大きく育つよう願いが込められています。

情報化共用施設のメディアセンターには、小学校用図書室、中高用図書室があり、4 階には 2 学年が入れる視聴覚室があります。また、多くの時間を割かれていた校務がI T化され、園児・児童・生徒との関わりに、より多くの時間がとれるようになりました。

学校法人 日出学園理事長・学園長

青木 貞雄

若き日にアメリカの大学に学び、後に実業家として優れた業績を残した青木要吉が、市川市在住の有志の協力を得て 1934 年に幼稚園及び小学校をもって創設した本学園は、1947 年に中学校、1950 年に高等学校を開設し、現在は幼稚園から高等学校まである本学園の特徴を生かした一貫教育を推進しています。本学園の教育の基本は、時流に流されることなく、学校教育の真髄を追求することです。建学の精神 「旺盛なる心身の発達と強き実践力の養成に向けた私塾的雰囲気の学校創設」 を尊重すると共に、国際化の浸透により変革する新しい社会の要請に応えるべく、少人数制で家族的

な校風の下、保護者と教職員との緊密な連携、及び厳しいが愛情溢れる肌理細かい教育 ・ 指導を図ります。教育・指導方針としては❶校訓 「誠明和(なおく あかるく むつまじく)」 の精神を常に実践できる心身ともに健全な生徒❷国際社会に通用する広い視野と深い洞察力、そして習得した知識 ・ 教養を的確に活用できる能力を備えた生徒❸固定観念に囚われることなく、何事にも真 に取組む気力と体力を備えた生徒の育成を目指しています。

「 誠(なおく)、明(あかるく)、和(むつまじく)」を基本に、一人ひとりの「自分らしさ」を伸ばす実践的教育を行います。

幼稚園

小学校

中学校

高等学校

学園を支える「ひので会」

「ひので会」というPTA 組織も幼・小・中・高、一貫で活動しています。大規模な組織で、長期にわたって積極的に関わっていただいている保護者の方が大勢いらっしゃいます。学園内にはひので会室が置かれ、教職員との連携も密に行っています。

学園と家庭の連携

懇談会や参観日、個別相談、学園通信の発行など、さまざまな方法で家庭とのコミュニケーションを大事にしています。また、家庭と教員をつなぐ連絡ノートを実施。在園生と保護者、学園が一体となって教育効果を高める重要な役割を果たしています。

卒業生とのつながり

学園内には同窓会室が置かれ、卒業後何十年もご支援くださっている同窓生の方がたくさんいます。また、卒業生有志による「瑞穂会」では、毎年、小学 5・6 年生、中学1・2 年生それぞれの臨海学校で水泳指導などを行っています。

手作りのお弁当

創設者青木要吉の「お昼ご飯は、お母さんの愛情がいっばい詰まったお弁当を…」との考えを受け継ぎ、食堂や給食を設けていません。手作りのお弁当は、家庭と子どもの関わりを深め、喜びと感謝の気持ちを育てます。

親子三代で、日出学園

親子で日出学園、というご家庭も増えています。自らが教育を受けた本学園に愛着をもち、子どもにも同じ教育を、とお考えになるようです。また、兄弟で入学され、学園内での生活や学習で交流する場面もたくさんあります。

3年生の運動会で、リレーのアンカーでした。

歌をうたうのも大好きです ! !

友だちと遊ぶのが大好きな、明るくて活発な園児でした。

1年 2年 3 年 4年 5年 6 年

委員会・クラブ活動

専任制授業(書写・音楽・図工・家庭科・体育・読書・情報・英語・理科)

兄弟学年(1・6年生/2・5年生/3・4年生)イベント(春の遠足や兄弟ランチなど)

情報(パソコン)教育

英語 教科書使用英語 フリー

自然教室単学年宿泊合宿

異学年合同宿泊合宿

臨海学校(岩井)※希望者のみ

スキー教室(黒姫)※希望者のみ

林間学校(軽井沢)

幼稚園から高校まで日出学園に通う“ひのでっ子”は、一貫教育の良さを実感しています。

一貫教育の教育理念 子ども一人ひとりと向き合い、一貫した教育方針に基づいた豊な人間形成を目指します。

一貫教育の教育プラン 一人ひとりを大切に、個性を伸ばす実践的な教育を行います。

日出学園幼稚園

日出学園小学校

日出学園中学校

学ぶ喜びを実感し、集中力、忍耐力を鍛える調和のとれた強い心身をつくり、さまざまな体験で好奇心を広げる

社会との接点を意識し、自ら行動する力を育む

日出学園高等学校

3 ~5歳

6 ~11歳1 学年:4クラス

12 ~14歳1 学年:4クラス

15 ~17歳1 学年:4クラス

誠 集団の中で自分を見つめ、責任感と協調性のある、信頼される生徒 明

自分の夢の実現と、周囲の人間の人格を尊重し、社会に貢献しようとする生徒

和集団の中で、相手の立場や気持ちを共感し、お互いに高めあいながら活力ある生活ができる生徒

幼稚園から高校まで日出学園に通う先輩が、成長

していく姿を見てみましょう。

思いやり

園外活動(遠足、山の幼稚園〈軽井沢〉)

季節ごとの行事(運動会・日出祭・ひので劇場)

基本的な生活習慣 遊びの充実と発展

友だちとの関わり 創造/表現

1年 2年 3 年 4年 5年 6 年

自主性 積極性 責任感、協調性 自己理解、個性の伸長 社会性、自己実現

社会規範を遵守し、正しい倫理観に基づく行動を実践、 豊な教養と深い洞察力をもった、心身ともに健全な人間を育てる

内部進学制度

内部進学制度

内部進学制度

指定校推薦枠あり

進路指導 適性検査・職業を語る会・進路講演会など

習熟度別少人数制授業(英語・数学)

基本生活習慣の確立・基礎学力の充実強化 学力の発展と中高教育の連携 応用力の強化と受験対応

夏期講習

修学旅行修学旅行

学習合宿(軽井沢)軽井沢合宿

●百人一首やスピーチコンテストなど ●英検、数検、漢検、パソコン検定などへのバックアップ

ネイティブスピーカーによる英会話

中高合同部活動 運動系12部/文化系10部

中高合同行事 体育祭(春)/日出祭(秋)

臨海学校

選択制授業国立/私立

選択制授業理系/文系

異学年交流体験

希望進路の実現

6年一貫カリキュラム

6年間通じた活動

自然・人との関わり・遊びを通し、人としての基本を育てる

な お く 物事を素直に感受し、喜びや悲しみを共感できる子、約束を守り、がまんできる子

あ か る く 太陽と自然のもと、楽しく遊ぶじょうぶで生き生きとした子

むつまじく 友だちと気持ちを伝え合って仲良く遊べる子

な お く 正しいこと・正しくないこと、善いこと・悪いことを判断して行動できる子

あ か る く 体験や活動の中で、自分のすべき課題に一生懸命取り組む子

む つ まじく 自分の意見をはっきり述べるとともに、相手の意見をしっかり聞いて、行動できる子

お絵かきが大好きで、作品展で優秀賞をとったこともあります。

悩みごとや相談にも対応幼・小・中・高に共通の相談室に専任のカウンセラーが常勤し、一緒に悩んだり考えたりしながら子どもたちを支えています。直接話しにくいことは、「相談ポスト」で手紙のやりとりができます。保護者の方からの相談も受けつけています。

一人ひとりに目を配る教育

子どもたちや教員がお互いを良く知っています。アットホームな雰囲気のなかで、のびのび学園生活を送ることができるのが特長です。授業では理解度に合わせたていねいな学習指導を行い、基礎学力をきちんと定着させます。

安心して学習できる環境正門に警備員の配置、授業中の門の施錠、防犯カメラの設置など、不審者の侵入対策をとっています。また、全家庭へ緊急連絡の一斉配信システムを導入。各教室に非常通報装置や、職員室から警察へのホットラインも設置しています。

家庭的な雰囲気を活かして

厳しくも愛情あふれる教育により、心身ともに健全な生徒の育成を目指しています。「生活習慣の質は学力と相関する」 をもとに、社会規範の遵守や正しい倫理観に基づく行動の実践など、質の高い生活習慣が身につくよう指導しています。

子どもと教職員の結びつき

「寺子屋のような私塾的雰囲気をもった学校を」という創設者の理念は現在でも継承されています。教員は異動が少ないため、一貫した理念、腰を据えた体制のもとで指導に情熱を注ぐことができ、子どもたちからも信頼を寄せられています。

先生も大好き ! !

クラスのみんなと仲が良い ! ! 体育祭では盛り上がります。

楽しい友だちばかりです ! !

留学生のナタリーさんとも仲良しになりました。夏休みにはオーストラリアのナタリーさんに会いに行き、1ヶ月間ホームステイしました。そのときは、英語がしゃべれたんだけどな…。

中学・高等学校の継続的・系統的な指導

明 く 活発した。

絵のコンクールで賞をもらいました。

◆ JR 総武線 「市川」 駅(快速停車)より徒歩15分◆ JR 総武線 「市川」駅(快速停車)より市川学園行きバス5分「日出学園」下車◆京成電鉄「菅野」駅(各停のみ停車)より徒歩 5分◆ JR 常磐線 「松戸」 駅より国分経由市川行きバス20分「菅野六丁目」下車徒歩5分 

菅野六丁目 菅野三丁目

コンビニ国道14号線新田 5 丁目北口

日出学園学園業務部日出学園小学校、中学・高等学校

日出学園幼稚園

日出学園

京成電鉄市川真間駅 菅野駅

諏訪神社胡緑神社成田・千葉

JR 総武線

至千葉

至東京

錦糸町

至上野・押上

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日出学園【学園業務部】〒272-0824 千葉県市川市菅野 3-23-1 TEL.047-323-3000 FAX:047-324-0921

日出学園【中学・高等学校】〒272-0824 千葉県市川市菅野 3-23-1 TEL:047-324-0071 FAX:047-324-0076

日出学園【幼稚園】〒272-0824 千葉県市川市菅野 2-21-12 TEL:047-322-4012 FAX:047-322-0912

日出学園【小学校】〒272-0824 千葉県市川市菅野 3-23-1 TEL:047-322-3660 FAX:047-322-3651

JR 市川駅

私は小学生の時に、中学、高校も日出学園に通いたいと、自分で決めました。先生も友だちも、とてもフレンドリーでアットホームな雰囲気が大好きだからです。いまでも、小学生の時の担任の先生や校長先生と、気軽におしゃべりをします。いま、私は獣医になる夢があります。そのためには厳しい大学受験がありますが、日出学園の先生方や友だちがいれば、頑張れると思います ! !

S.A さん日出学園中学・高等学校 4年生

留学生のアラン君には漢字を教えました ! !

学・年生

HINODE GAKUEN ELEMEN AR SCHOOL

僕は理科が大好きです。実

験が楽しいからです。日出

祭で理科クラブの研究発表

をするときは、何度も実験

の練習をしたり、発表の順

番を考えたり、大変でした

が、実験も発表もうまくで

き、自分に自信をもつ良い

きっかけになりました。

●謝恩会●修了式●卒業式●スキー教室(黒姫/ 4・5 年生)

総合学園ならではの特長

を活かした異年齢交流。

4月の下旬には、1・6年生、

2・5年生、3・4年生の組合

せで「

兄弟遠足」

に出かけます。

一緒に遊んで一緒にお弁当を食

べ、気がつけばみんな同じ笑顔

になっています。

日出学園幼稚園の子どもたちを

小学校に招待する「

なかよし会」

では、一緒に教室を回って、手作

りのおもちゃやゲームを楽しみま

す。日出祭では、1年生が幼稚

園の子ども一人ひとりに招待状を

手渡します。また、中学、高校と

のクラブ交流会では、先輩たち

と一緒に活動します。幅広い年齢

間の交流は、社会性を育み心の

発達に役立ちます。

在校生の声

みんなが協力して、助け合

う学校だと思います。林間

学校の時には、4年生が3

年生のお世話をしたり、一緒

に楽しく遊びました。ふだ

んも、友だち同士で勉強を

教えあったりします。私は、

みんなで協力して頑張るこ

とが大好きになりました。

在校生の声

4月

10月

5月

9月

7月

8月

T.Mくん4 年生

S .M さん5年生

学園生活

小学校の一日は、いつも笑顔と

活気にあふれています。

目を輝かせて学び、友だちと楽しく笑い

合い、先生と明るくおしゃべりをする…。

健やかに成長する日々が、ここにあります。

朝自習朝の読書タイムで本がどんどん好きになります。

1時限計算や漢字は小テストで基礎力をつけます。

4時限書 道は、専用 書 道 室で正座をし、姿勢よく練習をします。

昼食・昼休みおそろいのお弁当バッグでランチタイムです。

5 時限図 工も、専 任 の教員が本 格的に指導します。

下校1、2 年生は、集団でバス停や駅に向います。

8:058 :3011:3012 :15

13 :20

14:15

制服 冬服

夏服

盛夏服

年間行事

年間を通して、さまざまな

行事が行われます。

クラスが一体になって協力し合い、一生懸命に頑張ること、

初めての体験にドキドキ、ワクワクすること、去年できなかっ

たことができるようになること…。さまざまな学校行事に

は、情熱や感動、新しい発見がいっぱいです。

●入学式●全校春の兄弟遠足

●運動会●自然教室 (日光/ 6 年生)●林間学校

(軽井沢/ 3・4 年生)●臨海学校(岩井/ 5・6 年生)

●水泳大会●夏休み作品展(校内)●避難訓練●秋の校外学習

●授業参観

●書き初め展●授業参観

●スポーツ大会●芸術鑑賞会●個人面談週間●授業参観

●日出祭●写生会

●休日参観●自然教室 (館山/ 4 年生) (那須/ 5 年生)

6月

11月

12月

1月

2月

3月

10 9

HINODE GAKUEN ELEMEN AR SCHOOL

充実した学習環境のもと、

質の高い学習と体験を重視した

きめ細かい指導を行っています。

教育理念

ここから大きく

育つ、生きる力。

小学校の6年間を通じて「なおく・

あかるく・むつまじく」の校訓を基に、

人間教育の実践をしています。「なお

く」とは、正しいこと正しくないこと、

善いこと悪いことが判断できることで

す。「あかるく」とは、笑顔を絶やさず

感動を体験しながら、一生懸命取り組

むことです。「むつまじく」とは、自分

の意見を述べるとともに他人の話をしっ

かりと聞けることです。健康で潤いの

ある人間性や想像力を養い、基礎学力

の定着を図ります。

教育課程

人間形成の土台づくりは、児童期の体験数

で決まると思います。小学校では、学校行

事での関わりの中から楽しさ、悔しさなど

いろいろな想いを体験してもらい、その都

度いろいろなことを考えて前に進んで欲し

いと願っています。そのために、異学年交

流・異年齢交流・宿泊合宿など集団の中で、

友だち・下級生・上級生という立場で物事

を考え行動し、そのような体験の中から

社会性や共感性などを身につけていってほ

しいと常々思っております。

日出学園小学校校長 二見晴彦

ひとりひとりの個性と特質を伸ばす

●日出独自の教育プラン●基礎学力向上・学習習慣の確立●人間性の発達

●安全指導●学習環境の充実●学校と家庭の連携

●道徳教育

●異年齢交流

●専科教育

●情報教育

●学外体験

●異文化・英語教育

開放的な空間で、

主体的に学ぶ力を

育みます。

大きな窓から明るい光が射し込む

階段。廊下側のスライド扉を開放

して使える広い教室空間。グルー

プごとに新聞を作ったり、大きな

地図を囲んで意見を出し合った

り、クラスのわくを取りはらった

活動。日出学園小学校には、教

室で収まりきれない関心の広がり

をダイナミックに展開できる教育

環境があります。一人ひとりが興

味の翼を大きく広げ、自ら学び、

自ら考える力を育てています。

オーストラリアの姉妹校と

インターネットで交流。

3年生から週に1時間、「

情報」

の時間があります。パソコンの操

作技術だけでなく、インターネッ

ト利用のマナーや著作権など、モ

ラルに関する内容もあわせて学習

します。時にはオーストラリアの

姉妹校の児童とリアルタイムの交

流を行うことも。英語学習、異文

化体験など総合的な学習の機会と

なっています。

思いやりの心を育てる

手話学習。

4、5年生では手話を学ぶ授業が

あります。4年生では、手話を教

わる前に耳の不自由な方の生活や

手話の成り立ちについて、小学生

の時に突然耳が不自由になられた

という先生のお話を聞きます。5

年生では、4年生に教えるための

手話を習います。最後の授業では

一緒に保護者の前でその年の歌を

手話で発表します。ただ手話を覚

えるのではなく、相手の立場になっ

て考え、思いやる心を育てるカリ

キュラムです。

総合的な学習で

社会貢献活動。

特別養護老人ホームの訪問では、

劇や演奏を披露して高齢者と交流

したり、手話を学んだり、目の不

自由な方の話を聞き、白

体験

をしたりします。また、ユニセフ、

赤い羽、ユネスコなどの募金活動

を2 0年近く続けています。体験

を通じて、お年寄りや障がいのあ

る方への理解を深め、共に生きる

大切さを学んでいます。

「一人でできるよ」自主性

「もっとやってみたい」向上心

「どうしてこうなるの」好奇心

「こうしたらどうなるかな?」想像力

心と体の強靭さと柔軟さ、

心身の調和を高める。

児童の個性と特質を伸ばすという理想と、

なおく・

あかるく・

むつまじく」

の校訓を

柱に、一人ひとりの可能性を引き出します。

人間教育

読む」

書く」

計算する」

力を重視。

予習」

復習」

の習慣が身につくように1

年生から継続的に指導し、独自の教材、教育

方法で応用力につながる学力を養成します。

放課後補習で、理解の遅れをフォローする体

制もできています。

学習プラン

多くの教員と出会える専科制度を導入。

9教科で専科制を採用。専門的な知識や技能

を備えた教員が、質の高い授業を行います。

英語は1年生から外国人講師による英会話を

実施。算数では、3年生より少人数制の授業

を展開し※5、6年生では習熟度別で実施し

ます。※平成28年度3年生より実施

特色ある教育

最新設備で学習意欲を向上。

5万2千冊の蔵書数を超える図書室、1人1

台のパソコンがあるコンピュータ室も完備。教科

の特性にあった特別教室も充実しています。

充実の学習環境

豊かな人間性を育てる幅広い体験。

ひのでタイムや自然教室、林間学校、臨海学

校など数多くの校外学習を実施。磯の観察や

登山、地引き網、遠泳など多彩な体験プログ

ラムで心身を鍛えます。

学外教育活動

日出学園 小学校

78

HINODE GAKUEN KINDERGAR EN

●入園式●春の遠足

●山の幼稚園

美しい自然 の中で、進級・新入親子の親睦を図ります。

日出学園小学校と合同の運 動 会 が 行 わ れ ま す。異 年齢の園児・児童がそれぞれの年齢発達に応じた競技、演技を行います。

小さな手を一 生懸命動かし、考え、工夫した作品で遊び、家族や友だちにも見ていただける日です。

サンタクロースが、北の国からプレゼントを持って幼稚園にやってきます。

劇 遊 び、楽 器 遊 び、リズム遊びなど、日頃の 体 験を活かした表現の発表を行います。

軽井沢の軽井沢山荘を利用して行う1 泊 2日の宿泊保育です。大自然の中で、昆虫を捕まえたり、四つ葉のクローバーを探したり、元気いっぱい遊びます。

プロの演奏家に来園していただき、幼児向けのミニコンサートを開 催しています。

●運動会

●秋の遠足

●日出祭

●親子芸術鑑賞会●プレイデー

●新入園児一日入園

●卒園式

●クリスマス お楽しみ会

●ひので劇場●お別れ遠足

わくドキ教室

小学校校長による年長

向けの教室です。好奇

心を刺激する科学実験

や、小動物や植物とふ

れあいを楽しみます。

わくドキたいむ

ネイティブスピーカーの

方が保育に参加し、英語

で話しかけます。子ども

たちの英語に対する興味

を育みます。

わくドキ文庫

幼稚園の絵本の部屋に

所蔵された絵本を貸し

出します。ご家庭で本

を読む習慣を身につけ

るきっかけになります。

わくドキらんち

週に一回、みんなと同じ

ランチをします。食材に対

する興味をもち、食べ物の

好き嫌いを少なくしていく

機会にします。

わくドキくらぶ(課外活動)

日本のさまざまな伝統文化にふれる体験です。国際社

会に生きる日本人としての素養を養います。

プログラムには、「

和太鼓」

合気道」

小笠原流礼法」

狂言」

書道」

茶道」

日本舞踊」

などがあります。

「わくドキプロジェクト」

は、体験型保育の

新たな取り組みです。いまの時代に即し

た活動を取り入れ、子どもたちの好奇心

と挑戦する意欲、国際人としての資質を

育みます。

遊びと生活が

ほんとうに楽しい毎日です。

四季折々、楽しい行事が

たくさんあります。

わくわく、ドキドキ

するような体験の

幅を広げます。

お家の方と一 緒に元 気に幼稚園にやって来ます。玄関で、園長が 「おはようございます!」と笑顔で迎えます。

身仕度や着替え、お弁当の準備や片づけなど、自分のことは自分でします。

みんな、手作りのお弁当にニコニコ顔です。週に一回みんなで同じお弁当を食べる 「わくドキらんち」 もあります。

子どもたちと担任が、今日のことを振り返ったり、明日の楽しみを高めるひとときです。

「せんせい、さようなら ! またあした」 子どもたちは元気に帰って行きます。担任は、お迎えに来たお家の方に、幼稚園での出来事や体調など、一言連絡をします。課外教室・預かり保育も実施しています。

登園

生活

子どもたちがそれぞれ選択して、自ら遊 ぶ 時 間を 大 切 にして います。

絵を描いたり製作したり、絵本やお話を聞いたり、みんなで一緒にする遊びから“ 好きな遊び ” も広がります。

好きな遊び

みんなで一緒にする遊び

帰りの会

降園

制服

お弁当

幼稚園の一日年間行事

わくドキプロジェクト

9 :10 ~9:25

毎月、行われます。自分が主役になる一年で一番うれしい日です。

誕生会

夏用

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

56

HINODE GAKUEN KINDERGAR EN

教育理念

教育課程

健やかな成長へ導く

保育体制を整えています。

子どもたちが生き生きと遊ぶ「

仲間」

空間」

時間」

が不足していると言わ

れていますが、これらすべてを満たして

いるのが幼稚園です。子どもたちは生

活そのものである、『遊び』から多くの

ことを学びます。約束やけじめの大

切さ、言葉や数などへの知的好奇心、

創意工夫する力、歌い踊る豊かな表現

力も養われていきます。

温かいご家庭の協力があってこそ子ども

の笑顔は輝きを増します。今しかない

子育てのときを、保護者の方々にも楽

しんでいただきたいと思います。

日出学園幼稚園園長 早川好江

日出学園幼稚園遊びと生活を通した

体験の中から「

生きる力」

を育みます。

広い園庭は、子どもたちが思いついたとこ

ろで自由に掘ったりお山づくりができる、

全面砂場になっています。転がったり寝転

んだりも自由な芝生や、小さな魚が暮ら

す小池、収穫が楽しみな畑もあります。

子どもたちは五感をフル稼働させる日々

の中で、優れた身体能力や知的好奇心、

そして集団生活を送るための大事なルー

ルや友だちの気持ちを理解するすべを身

につけていきます。日出学園幼稚園には、

そのための環境づくりと工夫が満ちてい

ます。

体験を通して

人間形成の基礎を

培います。

日出学園幼稚園では、生きるための基本的

な力を養う保育を目指し、学園全体の校訓

「なおく・

あかるく・

むつまじく」

を中心に、

目指す子どもの像として4つのねらいを掲

げています。

●笑顔が輝く環境

●主人公は子ども

●施設

●自然

●行事

●友達

●教員

●ご家庭(手作りお弁当)(送り迎え)

一緒に見守る子育てのパートナー(園と家庭の連携)

創造

健康

協調

共感

「なんだろう? どきどき」

「じょうぶで いきいき」

「いっしょに わくわく」

「すごいね! そうそう」

遊びを通じて生きる力を

遊びと生活から発達をひきだす

健やかな成長と豊かな心の支え

じょうぶでいきいきした子ども

友だちと力を合わせて活動できる子ども

物事を素直に感受し、喜びや悲しみを共感できる子ども

主人公は子ども遊びを通して生きる力を素直に感じ自由に表現

笑顔が輝く体験をご家庭との連携が

良い環境をつくります

送り迎えの時の「ひと言連絡」にはじまり、個別

相談を随時実施しています。また、懇談会や保育

参観も設定し、ご家庭との連携を大切にしていま

す。「

園だより」

や「学年・クラスだより」を通して

子どもたちの園生活の様子をお伝えするとともに、

子育て教室や講師を招いての講演会などを開き、

保護者の方と一緒に子育てを考える機会を設けてい

ます。

小学校との結びつき

たくさんの体験が好奇心と創造力を養います。

園生活の中で、植物を育てたり、生き物とふれあうなど、

知的好奇心を刺激する機会を数多く用意しています。

さらに、春や秋の「遠足」や、軽井沢山荘での宿泊体験「山

の幼稚園」では、日常の園生活から離れ、大きな自然

の中でさまざまな経験をします。また、毎月の「誕生会」

は年に一度自分が主役になれる嬉し

い日。季節の行事や親子での遊び、

芸術鑑賞などの行事もあり、子ど

もたちにとっての楽しみになってい

ます。

ご家庭との連携で成長を見守ります。

教員全員が子どもたち一人ひとりの名前、性格、その子らし

さを把握しています。それは、子どもの成長のために必要な

導きや手助けが、一人ひとり異なるからです。子どもたち

を決まった型やルールにただはめ込む

のではなく、一人ひとりに目を配り、

適切に手をかけることが心と体の健

やかな成長につながります。主人

公は、常に子どもたち一人ひとり

です。

自然とのふれあいや、遊びが園生活の中心です。

年齢発達にそぐわないような早期教育は行っていま

せん。園生活は、食事や衣服の着脱などの生活習慣と、

生活そのものである遊びが中心です。子どもたちは、遊

びの中から自己主張や我慢のバランス、約束やけじめの

大切さ、言葉や数の概念などを学

びます。自然な生活の流れの中で

直接的・

具体的な体験を通じ、

人間形成の基礎を養うことを目指

しています。

音楽や絵本にふれ、創造力や表現力を伸ばします。

日出学園幼稚園の子どもたちはものを創ることが大好きで

す。季節やイベント、絵本の世界など、折にふれて感じた

ことをじっくり表現できるよう、製作の時間や空間、素材

もたっぷり用意しています。保育室の中はカラフルな色や材

料でいっぱい。製作物の展示を中心

とした「日出祭」、先生たちの手作

りの衣装を身につけて歌ったり踊った

りする「ひので劇場」などの行事で

日頃の成果を披露しています。

異年齢交流は成長への刺激です。

幼稚園内でも積極的に異年齢での活動を取り入れてい

ますが、小学校との交流があるのも総合学園ならでは

の特長です。「日出祭」の前には、1年生が来園して一

人ひとりに小学校への招待状を手渡してくれます。「運

動会」も小学校と合同で行われ、

上級生の活躍にあこがれたり、

真似したり、お世話になったりす

る中で、思いやりの心や社会性が

育っていきます。

希望者には日出学園小学校への内部進学制度があり、幼児期以降、一貫した教育方針のもとで成長できるような環境を整えています。

自分から進んで遊びに取り組み、工夫して

発展させる子ども

34

1934年(昭和9年)

日出学園幼稚園開園

日出学園小学校開校

初代理事長

青木要吉就任

1938年(昭和13年)

第2代理事長

青木正雄就任

1941年(昭和16年)

財団法人日出学園となる

1942年(昭和17年)

学園歌制定

1944年(昭和19年)

現在地に幼稚園新園舎竣エ

1947年(昭和22年)

日出学園中学校開校

1949年(昭和24年)

勝山にて臨海学校はじまる

(小学校)

1950年(昭和25年)

日出学園高等学校開校

1951年(昭和26年)

学校法人日出学園と改称

1952年(昭和27年)

同窓会設立

1953年(昭和28年)

軽井沢・

桜ケ丘に学園山荘を建造

林間学校開校(中学・

高等学校)

1954年(昭和29年)

林間学校はじまる(小学校)

1957年(昭和32年)

体育館兼本講堂竣工

1959年(昭和34年)

山の幼稚園」

開始

1963年(昭和38年)

第3代理事長

畠山蔵六就任

1968年(昭和43年)

第4代理事長

青木登就任

1969年(昭和44年)

小学校特別校舎竣工

1983年(昭和58年)

50年記念体育館竣工

1984年(昭和59年)

創立50周年記念式典挙行

1985年(昭和60年)

軽井沢山荘改築(第1期)完成

1989年(平成元年)

軽井沢山荘第2期

工事終了にて全館完成

1991年(平成3年)

中学校新校舎竣工

1993年(平成5年)

小学校新校舎竣工

2000年(平成12年)

第5代理事長

青木貞雄就任

2008年(平成20年)

新校舎完成(小学校・

中学校・

高等学校)

2009年(平成21年)

幼稚園新園舎完成

2009年(平成21年)

創立75周年記念式典挙行

なおく・あかるく・むつまじく

校訓

学園旗に代表される日出学園のシンボルカラーは落ち着

いた緑色です。豊かな緑の松林に囲まれた環境と、生

徒の温順明朗な気風を象徴しています。学園章は、朝

日が海から力強く昇る「

日出」

をかたどって子どもたち

の可能性を表現しており、本学園の教育の原点となって

います。

学園旗・学園章

一人ひとりが自分らしく

生きる力を備えるための、

理想の教育環境を

目指して。

HINODE GAKUEN  学校法人 日出学園

あゆみ

昭和9年(1934年)、

幼稚園開園と小学校開校

以来8 0年の伝統をもつ日出

学園。

現在では、都心にほど近い

千葉県市川市の深い緑に包

まれた地に幼稚園、近隣に

小学校と中学・

高等学校の

学舎を擁し、独創的で個性

ある総合学園として一貫教

育を推進しています。

伝統を受け継ぎ、私塾的校

風のもと、新しい時代を担う

豊かな人間力をもった人材

の育成を目指しています。

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