2015 MVP Community Camp 北海道エリア

業務の基盤となるOffice 365 を

フル活用しよう！なおき

日直

• Office 365って何？

• Office 365のココが凄い！～2015年1月現在～

• じゃあどうやってOffice 365を導入展開するの？

• 運用が大事！Office 365

• まとめ

本日の連絡事項

Office 365って何？

私見含みます

今一押しです

• Officeクライアントとクラウドサービス群

• さまざまなプランに分かれてる

• Azureに負けない頻度でバージョンアップ実施中

Office 365概要

単品契約もできます

• 5つのサービスで構成されているクラウドサービス

• Exhcange Online（メールサーバー・施設設備予約機能）

• SharePoint Online（情報共有サイト兼、企業内SNS）

• OneDrive for Business（個人用クラウドストレージ）

• Lync Online（Web会議システム・IM並びにプレゼンス管理）

• Office 365 ProPlus

Office 365はどんなサービス？

• プロジェクト管理• Project Pro for Office 365

• Project Online

• Project Online with Project Pro for Office 365

豊富なオプションプラン

• 図表作成ツール• Visio Pro for Office 365

• ID管理• Azure Active Directory

Premium

• コンテンツ権限管理• Azure Rights Management

規模 小中規模向け（1-300名）大規模向け／

すべての規模向け

プラン名 Business Business Essentials Business Premium E1 E3 E4

推奨利用ユーザー数 1-300名 あらゆる規模向け

最大ユーザー数 300名 300名 300名 無制限 無制限 無制限

契約形態年間契約、または

月額契約年間契約、または

月額契約

月額費用（税抜） 900円 540円 1,360円 870円 2,180円 2,390円

年額費用（税抜） 10,800円 6,480円 16,320円 10,440円 26,160円 28,680円

プランを選ぶポイント

• Businessプランは300名以下の小規模向け

• Eプランは柔軟な対応が可能な中規模以上の企業向け

BusinessとEプランの違いは？

• E1プランはEプランにおけるBusiness Essentialsプラン

• E3プランはEプランにおけるBusiness Premiumプラン

• E4プランはE3プランに加えてLync Server 2013のエッジサーバーやIP対応のPBXと連携する事でスマホ向けLyncに対して機能強化ができるプラン

• Business：Office 365 ProPlus/OneDrive for Businessのみのプラン

• Business Essentials：Exchange Online/SharePoint Online/OneDrive for Business/Lync Onlineのみのプラン

• Business Premium：Business+Business Essentialsで、それぞれ契約するよりも価格若干安い

• Office 365は追加学習コストが少ない• 新規で覚えるのはLyncの使い方のみ

• 端末移行が信じられないほど簡易的• データを意識しなくていい

• Officeクライアントを15台までインストールできる• ※特定プランに限る

• MicrosoftのIT基盤ソリューションが色々付加価値として提供されている（Excelアドイン/MS Project/DynamicsCRM/Azure Active Directory/Visio）

Office 365最大の特徴

Office 365のココが凄い！

～2015年1月現在～

私見成分多め

伏字に他意はありません

• 最大15台も○○が！

• 遂に日本に○○が！

• OneDrive for Business遂に容量が○○へ！

Office 365ココが凄い！

• 利用できるOfficeの種類• Windows or Macの最新版のOffice ：5台

• iPhone or Android ：5台

• iPad or Androidタブレット ：5台

• ようやくiPhone/iPad/Android/AndroidタブレットでもWord/Excel/PowerPointが閲覧/作成/編集ができるようになりました

Office 365を使う場合のOfficeライセンス

Office 365を使う場合のOfficeライセンス

誰でも個人/Microsoftアカウント保有者

Office 365 Solo Office 365法人ライセンス

閲覧 ○ ○ ○ ○

個人利用のファイル作成・編集 ○ ○ ○

商用利用のファイル作成・編集 ○ ○

完全版によるファイル作成・編集 ○ ○

法人向け機能 ○

• 国外にデータを置くのはちょっと…という会社に朗報！

待望のOffice 365データセンターが日本で稼働！

• もうOfficeファイルに限定せずに何でもOneDrive for Businessに置いちゃいましょう

• プロジェクトファイルはちゃんとソース管理システムへ！

• 2012年から2015年1月へのデータ容量遷移

• 短期間で7GB→25GB→1TB→無制限へ

• 容量増による料金変動は無し

OneDrive for Businessが容量無制限へ

じゃあどうやってOffice 365を導入展開するの？

体験談な感じ

• ズバリ、どれが必要かを明確にする• 経営層を動かすのはいつだって費用対効果• 筋道立てて1枚スライドにまとめて

提案すれば何とかなる

• 重要なポイント！• 徹底的なコストの算出• 自社構築ならどれ位？バックアップやBCP対策は？

社内導入のポイント！～会社への提案～

• オンプレミス構築をした場合の10年程のコスト算出とOffice 365の導入によるコスト比較

• オンプレミス構築した際は冗長構成のサーバー代、バックアップのNAS代、UPS代の他に年々増加する社員分のライセンス上乗せ、Exchange Serverなどのライセンスも含む

• 自分がOffice 365と同等のサービス+SLAを担保できるように試算するとシャレにならない金額になる

• ライセンスは単品がいいのか最新バージョンにバージョンアップできるSoftware Assurance（SA）がいいのかなど、実際に金額を調べてグラフ化してみると説得力が増す

社内導入のポイント！～会社への提案～

• 本セッションを聞くような方、スライドを見る方が居る会社であればコンサルは不要。自分または、インフラ担当に丸投げしよう

• サービスリクエスト（無償）、Office 365フォーラム、掲示板等活用すれば何とかなる。それ位簡単

社内導入のポイント！～実際の導入～

• 今なら、Active Direcotry Federation ServicesとActiveDirectory冗長化をMicrosoft Azure上に展開するのがベスト！

• クラウド環境での冗長構成は苦労してでもやっておくと自社のインフラ安泰！

• SSOはかなり楽です

• ADFS組んだことない場合も自習書参考に！

• http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=43120

社内導入のポイント！～やっておくと良い事～

運用が大事！Office 365

正直導入なんて第一歩です。を地で行くサービス

• ぶっちゃけ無くならない

• 最新情報をキャッチアップして社内展開するためのコミュニケーション能力必要

基盤サーバー管理者仕事無くなるの？

• 利用者に応じたサーバーのサイジング計画やサーバーリプレース計画や作業が不要

• サーバー自体のメンテナンス不要

• SLA99.9％(オンプレミスでこれを担保するには冗長性などを考慮して構成する必要があり管理工数も高くなる)

• 各サービスのバックアップ不要

• Office製品のライセンス管理不要

• 高品質のサービスリクエストが利用可能

Office 365のメリット

• オンプレミスにバックアップが取れない

• 各サービスのバージョンアップの遅延はできるが回避はできない

• バージョンアップ速度が速く、微細修正が随時入るため、ナレッジとなるドキュメント更新などが小まめに必要

Office 365のデメリット

• この1年間でOffice 365 ProPlusのライセンスが5つのPC or Macのライセンスのみでしたが、AndroidやiOS向けにスマートデバイス向けにOfficeアプリがリリースされた事で、合計15デバイスに変更された

• OneDrive for Businessが2014年初頭では25GBまでの利用制限でしたが、7月には1TBまで、2015年1月には無制限へと個人のクラウドストレージの利用領域が拡張された

• Office 365のメニューバーのUIがこの1年で2回程、大規模変更されている

• Yammer EnterpriseがOffice 365に追加された

最近あったドラスティックな変更点

• Office 365の更新まわりは、英語のみでコチラで公開中Office 365 Roadmaphttp://office.microsoft.com/en-us/office-365-roadmap-FX104343353.aspx

• LAUNCHED(全ユーザーにリリースされている最新サービス)

• ROLLING OUT(先行ユーザーに提供されているサービス)

• IN DEVELOPMENT(開発中のサービス)

• CANCELD（開発中止となったサービス）

• PREVIOUS RELEASES(既にリリースされている機能)

IT管理者はどうすればいい？

タイトル URL１ 個人で使う場合に適したプランは？ http://community.office365.com/ja-jp/f/323/t/289802.aspx

２ Office ProPlus(Office2013)とOutlook2007の共存に関して

http://community.office365.com/ja-jp/f/333/t/289809.aspx

３ 「インプレースの電子情報開示と保持」の使い方について

http://community.office365.com/ja-jp/f/323/t/288120.aspx

４ ユーザーによるグループの作成を制御する方法 http://community.office365.com/ja-jp/f/333/t/287904.aspx

５ インプレース アーカイブのメールをOutlook2013、iPhoneのOWAで見る方法

http://community.office365.com/ja-jp/f/333/t/288129.aspx

参考：フォーラム上でアクセス数が多いもの

参考：日本の学術機関～事例サイトによる～

• Office 365 Education• 東京大学

• 京都大学

• 日本大学

• Google Apps for Education• 一ツ橋大学

まとめ

• ケースバイケースなので個別プランで導入するのもモチロン有

• 導入時はサービスリクエスト、フォーラムを活用しよう

• 導入後の運用大事！

Office 365は個別プランよりも統合プランがおススメ

Office 365概要

Office 365概要～開発者とSE観点～

• Office 365を導入するSI費用（コンサル兼設計）

• Office 365導入後の報酬• 新規購入時に、 12% の成約報酬を獲得（購入合計金額に基づいて算定）

• 購入企業ごとに 6% の定期報酬が発生。

• Office 365に関するソリューション提供

大きく分けて3つ

• Exchange Online• Exchange Web Services （http://msdn.microsoft.com/ja-JP/office/dn448484）

• SharePoint Online• SharePoint Online SDK（http://msdn.microsoft.com/ja-JP/office/dn448478）• Napa Office 365開発ツール

• Lync Online• Lync 2013 SDK（http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36824）

• Office拡張ソリューション• VSTO or Apps for Office

• Office 365 APIs Preview

Office 365に関するソリューション提供