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茶話会「漢方」まとめ
タイトル:毎日を元気に過ごすために漢方薬ができること!!
~治療の副作用、手術後の卵巣欠落症状(更年期障害)について~
講 師:東北大学病院 産婦人科「女性健康外来」・漢方内科 大澤 稔先生
開 催:平成30年2月8日(木)13:30~15:00.東北大学病院 外来棟1階 キャンサーボード室
◎セミナー全体の概要
大澤先生は、西洋医学(産婦人科)と東洋医学(漢方)の両方を修められた統合医療のエキスパートとして、
西洋医学と漢方医学の「診察方法と診断」の違いや、症状別に処方される漢方薬が詳細に網羅された資料を
基にお話しして下さいました。聴講されていた、漢方薬を処方されている方、あるいはこれから服用してみ
たい方など、どなたにとっても大変勉強になるお話でした。茶話会では大澤先生のご著書『女性のための
自分で選べる漢方の本』から従来の漢方理論を用いない“漢方チャート”にて薬を処方する方法をお伺いし、
大澤先生独自の漢方処方の極意を学べるとても貴重な機会でした。
■「毎日を元気に過ごすために漢方薬ができること!!」治療の副作用、手術後の卵巣欠落症状(更年期障害)について
◇女性の平均寿命と健康寿命(2014年)⇒ 平均寿命 86.30 歳 - 健康寿命 73.62 歳 = 12.6 歳
*健康寿命とは:健康で日常生活を支障なく送ることができる期間 (不健康な状態や寝たきり)
東北大学病院「女性健康外来」では 12.6 歳の差を短縮することを目指し、日々女性の健康の向上の為
漢方薬を役立ててもらいたいと診療している。
◇新しい漢方薬選択のアプローチ…大澤先生流の漢方治療のとらえ方
*患者が訴える症状は 1 つとは限らず、主要症状(主訴)とそれに伴う症状も重要視する →「症候群」
と捉える ➡第 2・第 3 の症状に患者本人が気付いているとは限らないので、問診で意識して聞き出す
◇漢方薬の選び方のポイント…日常よく遭遇する患者の訴えは、症候群の1症状に過ぎない
*例:「頭痛が辛い」⇒主訴「頭痛」以外の第 2・第 3 の症状は・・・?
➡①肩こり②手先・足先の冷え③めまい④吐き気⑤血圧の状態(高い、低い、普通)⑥下痢
(上記のような、頭痛を中心とした周辺症状のグループ) →「頭痛プチ症候群」
西洋医学では原因に関係なく、まずは表面の痛みを止めるだけの薬を処方(対症治療)されるが、
副作用として冷えや倦怠感が出ることもある。
漢方では上記①~⑥のいずれかが原因と見定めてから薬を処方、痛みの根を攻撃することで頭痛の
原因そのものを治療する(原因治療)。
☞ ”女性を診たら冷えを疑う”
◇セミナーのメインテーマ
【1】卵巣欠落(更年期)症状によくある「困った症状」にこんな漢方!!
①“うつうつ”している(抑うつ状態全般・元気がない)
▪うつうつ(イライラではない)していて、外来に入ってくるときから、元気がない、血色が悪い
☞この症状は多数派で、西洋医学では「抗うつ薬」を処方されることが多い
→処方漢方薬★「桂けい
枝し
加竜骨かりゅうこつ
牡蛎ぼ れ い
湯とう
」
②“イライラ”している(落ち着きがない、苛立ち) ☞この症状は意外と少数派
▪話の端々に気の高ぶりを感じる、いらだち、不眠、物音に敏感である…
▪エチゾラムなどのベンゾジアゼピン系薬(安定剤等)をずっと飲んでいるようなケース
【症状別チャートで漢方薬を選ぶ】
冷え・のぼせがある → 軽いのぼせ・軽い便秘(2-3日に 1回程度)・多愁訴 →「加味か み
逍遥散しょうようさん
」
→ 強いのぼせ・強い便秘(1 週間は出ない)・月経痛 →「桃核承とうかくじょう
気き
湯とう
」
→ 頭皮に汗をかきやすい・むしろ軟便 →「柴胡桂枝乾姜さいこけいしかんきょう
湯とう
」(※PTSD 症状にも)
※心的外傷後ストレス障害:強烈なショック体験や強い精神的ストレスにより心に
ダメージが生じ、時間がたってからもその経験に対して強い恐怖を感じるものです
冷え・のぼせがない → 動悸が強い →「柴さい
胡こ
加竜骨かりゅうこつ
牡蛎ぼ れ い
湯とう
」(不眠の場合も)
↓
動悸は強くない → 愁訴は少ない →「抑よく
肝散かんさん
」「抑よく
肝散かんさん
加陳皮半か ち ん ぴ は ん
夏げ
」(※抑圧された怒りに)
↓ ※何か我慢していることが多い・原因のよくわからない特定の身体症状が出ることがある
動悸は強くない → 愁訴が多い →「加味か み
逍遥散しょうようさん
」
③急にドキドキする(人前で緊張→不安症)⇒ 不安+抑うつタイプの方
▪すでに安定剤を飲んでいる方
▪通常は「甘かん
麦ばく
大棗たいそう
湯とう
」単剤でOK ☜エチゾラム(安定剤)の代わりになる
【更に次のような症状がある場合】
抑うつ傾向有り・精神的に落ちている → A:「甘かん
麦ばく
大棗たいそう
湯とう
」+「桂けい
枝し
加竜骨かりゅうこつ
牡蛎ぼ れ い
湯とう
」
ふらつき、立ちくらみ(起立性調節障害)・自立神経調節障害 → B:「甘かん
麦ばく
大棗たいそう
湯とう
」+「苓桂朮甘りょうけいじゅつかん
湯とう
」
【特に不安発作のひどい方(不安症)】
▪パニック発作・過呼吸などの既往歴のある方は初めから上記Bを服用する
※①~③までの方剤(漢方薬)は、月経前症候群(PMS)にも利用できます
◇広義のめまいの分類
【脳(内耳神経を含む)が浮腫むタイプ】⇒ 救急車で来院/眼振(眼球振盪)がある/低気圧に反応する方が多い
▪主な症状は”天井が回る様(回転性)”…狭義の”めまい”
ex) 良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、メニエル病…
【脳が酸素・栄養不足になるタイプ】⇒ 低血圧の方/横になると治る方
▪主な症状は“ふわふわ浮いた様(浮動性)”…ふらつき
ex) 椎骨脳底動脈循環不全症、起立性調節障害(低血圧)、本態性低血圧…
☞どちらか一方だけという方もいれば、合併タイプの方もいる
救急車で搬送された場合はCTやMRIの検査をして診断を下すことになるが、頭蓋内に
目に見える異常がなければ「メイロン」という薬を点滴される……しかし、持続時間が短く
帰宅後に再燃することが多い。その様な時に漢方であれば処方したものを持ち帰ることが可能
④めまいがする・ふらつく
▪発作時(通常は回転性)・・・
とにかく今、このめまいを何とかしてほしい! →「五苓散ごれいさん
」(ほとんどのめまい症状に効果有り)
▪日常的なめまい・ふらつき
日常的に天井が回る(回転性のめまい) → 冷えがあってもなくても、まずは → 「五苓散ごれいさん
」
→ 冷えがある → 悪心・嘔吐(上部消化管)がある →「半夏白朮天はんげびゃくじゅつてん
麻ま
湯とう
」
↘ *「五苓散」との併用可能⤵ ⤴
冷えがある → 下痢傾向(下部消化管)である →「真しん
武ぶ
湯とう
」
日常的にふらつく(浮動性のめまい) → 冷えがあってもなくても、まずは ⤵
→ 立ちくらみ・起立性調節障害 → 「苓桂朮甘りょうけいじゅつかん
湯とう
」
↘ 冷えがある →「苓桂朮甘りょうけいじゅつかん
湯とう
」+「四物し も つ
湯とう
」= ”連珠飲れんじゅいん
” (方剤名)
⑤夜、眠れないんです 既に睡眠薬が処方されているが効果が今ひとつ ⇒ 下記の漢方薬を西洋薬と併用
寝付きが悪い/入眠障害
→ 気持ちが落ち込んでいる → 抑うつ傾向/だるい、貧血 →「加味帰脾か み き ひ
湯とう
」
↘ 嫌な夢を見る/熟眠障害(睡眠が浅い・(悪)夢を見る)
→「加味帰脾か み き ひ
湯とう
」+「桂けい
枝し
加竜骨かりゅうこつ
牡蛎ぼ れ い
湯とう
」
→ 気持ちの落ち込みは無い → 疲れているのに眠れない →「酸さん
棗そう
仁にん
湯とう
」
寝付きは良い → 早朝覚醒/早朝に目覚める → めまい・肩こり・耳鳴り・高血圧(傾向)・朝の頭痛
→「釣ちょう
藤散とうさん
」
→ 中途覚醒/真夜中に目覚める → 音に敏感、一度気になると眠れない → ドキドキして眠れない
→「柴さい
胡こ
加竜骨かりゅうこつ
牡蛎ぼ れ い
湯とう
」
↘ 物音は気にならない → チック(瞼のけいれん)がある
→「抑よく
肝散かんさん
」または「抑よく
肝散かんさん
加陳皮半か ち ん ぴ は ん
夏げ
(胃腸の弱い方向け)」
⑥のどが詰まる感じがする →「半夏は ん げ
厚朴こうぼく
湯とう
」(効果が現れるまで 1~2 週間位かかる)
▪耳鼻科を受診しても異常無し
▪梅核気(ばいかくき):梅干しの種が喉に引っ掛かっている感じがする/ヒステリー球ともいう
▪「喉にものが引っかかる」症状は心筋梗塞の関連痛の可能性もあるので、心電図検査は必要
⑦胸がどきどきする →「炙甘しゃかん
草ぞう
湯とう
」(効果は 2~3 週間位から実感)
☞ 潤す作用があり、脱水症状にも効果がある漢方薬である
▪循環器科で心電図・心エコー検査しても異常無し
▪機能的(※目に見える異常が無い、心電図正常、心エコー正常、血液検査正常)な自覚症状のみの方
⑧骨盤内~外陰部のイライラ、痛み、不快(膀胱炎の様な症状~外陰部の熱感がとれない)→「竜胆瀉りゅうたんしゃ
肝かん
湯とう
」
▪慢性膀胱炎・骨盤の炎症と言われ、抗生剤は十分使用したものの…
それでも骨盤内~外陰部の不快感と熱感がとれない/帯下が気になる
⑨頭痛が辛い⇒“頭痛”という症状の他にある第2・第3の症状により処方薬が異なる
▪頭痛を伴う風邪・微熱がある症状に汎用される漢方薬のひとつ →「川芎せんきゅう
茶調散ちゃちょうさん
」
冷え 肩凝 眩暈 悪心 下痢 症状別に処方される漢方薬
++ + - + - 痛すぎて吐く/手先が冷たい/拍動がある →「呉茱萸
ご し ゅ ゆ
湯とう
」
- ++ - - - 手は冷たくはないが肩凝りがある →「葛
かっ
根こん
湯とう
」
- - + - + 口渇あり/尿量少ない/めまい/低気圧に反応 →「五苓散
ごれいさん
」
+ - + ++ - 冷えのぼせ/めまい/悪心(胃腸虚弱) →「半夏白朮天
はんげびゃくじゅつてん
麻ま
湯とう
」
- + + - - 血圧高め/頭痛で目覚める/明け方の上半身症状 →「釣
ちょう
藤散とうさん
」
+ - + - - 血圧低め/立ちくらみ →「苓 桂 朮 甘
りょうけいじゅつかん
湯とう
」・(寒がりの方)+「四物し も つ
湯とう
」
- - - + ++ (急性)下痢→★「桂
けい
枝し
人参にんじん
湯とう
」
⑩肩凝りがひどい
▪エペリゾン(鎮痙薬)やチザニジン(筋弛緩薬)を服用しているが、効果が不十分
▪まずは、第一選択薬として胃腸が弱くない方なら、まずは兎にも角にも→「葛かっ
根こん
湯とう
」
胃腸が弱い(※葛根湯を飲んだら吐き気) → 手先・足先が冷える →「呉茱萸ご し ゅ ゆ
湯とう
」
*胃腸が丈夫な方でも冷えの有無により使える
↘ 手先・足先の冷え無し →「半夏瀉はんげしゃ
心しん
湯とう
」
【ひどい肩凝りの部位別処方】⇒ “柴胡剤”を使用(”柴胡”という生薬が入っている漢方薬)
肩全体から肩甲骨 → 冷え/軟便 →「柴胡桂枝乾姜さいこけいしかんきょう
湯とう
」
↘ お腹が張る/便秘 →「大柴だいさい
胡こ
湯とう
」 *どちらか迷った時は →「四し
逆散ぎゃくさん
」
肩甲骨の間~背骨の周囲/背部痛に近い →「抑よく
肝散かんさん
」
↘ 胃腸が弱い →「抑よく
肝散かんさん
加陳皮半か ち ん ぴ は ん
夏げ
」
⑪顔がのぼせる ⇒ 顔はのぼせるが下半身は冷える ☞ 女性ホルモン剤が使用できない場合
▪身体症状(痛みが多い)が主 / (もどかしくてイライラしている) 単純なのぼせ →「桂枝茯苓けいしぶくりょう
丸がん
」
▪精神的症状が主 / (*心気的でイライラしている)多愁訴 → 「加味か み
逍遥散しょうようさん
」
*自分が何らかの病気にかかっているのではないかという心配が頭から離れず不安になりやすいこと
▪足腰が特に冷え、唇が乾く、手足の裏がほてる、月経不順 →「温うん
経けい
湯とう
」
▪胃腸が弱い(悪心)、頭痛、めまい →「半夏白朮天はんげびゃくじゅつてん
麻ま
湯とう
」
▪下半身の痛み(腰、下腹部,下肢)、冷房に弱い →「五積散ごしゃくさん
」
*お尻まわりや太ももが冷えているタイプの方
◇セミナーのメインテーマ
【2】「がん治療」の助っ人漢方について!!
⑫抗がん剤による“下痢” ⇒ 抗がん剤(水分の吸収を阻害)による腸炎を強力に鎮圧 → 「半夏瀉はんげしゃ
心しん
湯とう
」
⑬放射線治療後の“下痢” ⇒ 腸管がやけど状態になり機能不全に陥る
腸管機能不全/腹痛 →「小建中しょうけんちゅう
湯とう
」(本来は小児用なので大人は倍増処方される(1 日6包))
↓更に
悪心を伴う → お腹がゴロゴロいう →「半夏瀉はんげしゃ
心しん
湯とう
」
↘ お腹はゴロゴロしない →「六りっ
君子く ん し
湯とう
」
⑭口内炎 ⇒「半夏瀉はんげしゃ
心しん
湯とう
」 ☞ エキス剤をお湯で溶かし冷ましてから口に含みブクブクしてから飲む
⇒「黄連おうれん
解毒げ ど く
湯とう
」 ☞ そのまま内服する
⑮食欲不振 ⇒ 原因は人それぞれ ⇒ 「六りっ
君子く ん し
湯とう
」☞ 食べ過ぎにもOK!
▪機能性ディスペプシア(症状の原因となる明らかな異常がないのに、慢性的にみぞおちの痛み
↓ や胃もたれなどの不快な腹部の症状を呈する病気)
▪胃食道逆流症 →「茯苓飲ぶくりょういん
」☞ 食欲があっても、みぞおちがつかえて苦しい時
⑯しびれ・痛み(関節痛・神経痛・筋肉痛)
▪痛み止めではなかなか治らない抗がん剤(パクリタキセルなど)による神経のダメージに
しびれ →「牛車ご し ゃ
腎じん
気き
丸がん
」 ☞ 抗がん剤治療を開始する前から服用することで予防する
痛み → 「桂枝加朮附け い し かじ ゅ つ ぶ
湯とう
」
*二方とも”附子ぶ し
”(トリカブトを原料とした生薬)を追加することで温めることができる
⑰免疫力アップ!! ⇒ “がん”と診断された時から飲みましょう!
基本薬 →「十全じゅうぜん
大補た い ほ
湯とう
」 ☞ 患者さんの誰が飲んでもメリットいっぱい!!
更に不安や息切れ/肺の症状 →「人参にんじん
養よう
栄えい
湯とう
」← 精神的サポートにも good!
血小板の減少に‼ →「加味帰脾か み き ひ
湯とう
」 ← 精神的サポートにも good!
⑱術後リンパ管炎・蜂窩織炎 ⇒ 炎症による痛み・浮腫に伴う〈熱〉〈膿(うみ)〉〈腫れ〉
▪感染性炎症(膿があれば全身どこでも有効!!) →「排膿散及はいのうさんきゅう
湯とう
」☞ 軽症なら 1 日 1包程度で予防にも
+
▪熱をもって腫れているときに、ベースの「排膿散及はいのうさんきゅう
湯とう
」と併用 →「越婢加朮えっぴかじゅつ
湯とう
」
(越婢加朮湯は熱をもって腫れていれば全身どこでも有効!!・・・(例)捻挫、結膜炎、じんま疹にも)
◎その他、大澤先生のお話しから
▪お薬の使い方の基本 ⇒ 西洋薬 70%+漢方薬 30%にする *西洋薬 120%は使いすぎ
▪服用する時間 ⇒ 漢方薬は食前が基本。‥ということは胃に優しいということなのでいつでも飲める
*大澤先生おススメは 8時間毎に設定するのがベスト (例) 朝 7時・午後 3時・午後 11 時
▪漢方薬は、すぐに効果が出ないと思われがちだが、速効性のある薬もある
▪漢方薬で根本治療を期待する場合はそれなりに時間はかかるが、2週間の内服で何かしら変化は出るはず、
その変化が出た(=反応があった)ことを確認してから、更に内服を継続する
▪漢方薬はいつまでも飲んでいていいものなの? ☞ 服用していて体調が良好であれば飲んでいて構わない
*止め時:うっかり飲み忘れたが意外に体調の悪化はひどくないと感じる、味が美味しくないと感じる
様になったら…(症状に合っている時は美味しく感じるもの)
➡「もう治ったから必要ないよ」という体からのサインと捉える
▪大澤先生は体格の大小で体力の有無や実証・虚証かの判断はせず、症状を詳しく聞き出すことにより処方す
ることの重要性を強調されました。
▪資料は、医師に提示して処方していただいても構わないし、お試しで市販の漢方薬をドラッグストアで購入
する際の参考にするなど、活用して良いとのことでした。
◎ 『女性のための自分で選べる漢方の本』 大澤 稔 先生 (PHP研究所より 2014/12/16 発売)
大澤先生の漢方は、漢方の考え方の基本である「気・血・水」などの専門用語は使わずに、複数の「症状」から
漢方チャートを用いて薬を決定していきます。この日ご紹介いただいたこちらの本を見れば、素人の私たちも、
漢方薬を選びやすくなるのではないかと思いました。
[発行] 婦人科がん患者会「カトレアの森」 仙台市青葉区星陵町 1‐1(東北大学病院 産婦人科医局内)090-2027-9396