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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 1 オープンソースのGISソフトウェア QGISハンズオン 縫村崇行 (OSGeo財団日本支部/名古屋大学)

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大阪市立大学でのハンズオンの資料です。 ハンズオンで使用したデータは先日のJpGUと同じデータで以下のURLからダウンロード可能です。 https://dl.dropbox.com/u/870568/foss4g/jpgu2013/handson.zip 今回はちょっとだけ地形解析についてもやりました。

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 1

オープンソースのGISソフトウェア

QGISハンズオン

縫村崇行(OSGeo財団日本支部/名古屋大学)

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 2

簡単に自己紹介● 専門:GISやRSによるヒマラヤの氷河変動の把握● 所属:名古屋大学・環境学・雪氷圏変動研究室● OSGeo財団日本支部 運営委員

主な業務内容●氷河の空間分布DB●ヒマラヤフィールド調査●写真測量●研究室でGISやR言語の指導

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 3

ハンズオンの目標● 近年フリーのGISソフトで注目を集めているQGIS

の基本的な使い方を覚えてもらうのが目標● GISの基礎的な概念と表示や凡例などの操作法● 簡単な分析方法● プラグインの使い方

● 操作が不明なときは遠慮せずにご質問下さい● それが一番スムーズに進みます

● 最後に質問の時間もあります● 込み入った質問等は、そちらでお願いします

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 4

ハンズオンの流れ● GISとは?

● GISの概要とFOSS4G、OSGeo、QGISについて● QGISのインストールについて

● Win, Mac● GISデータについて

● データ形式、測地系● QGISの基本的操作方法

● ファイルの表示、etc...● 地形データの解析● プラグインの紹介

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 5

GISってなに?GIS, FOSS4G and QGIS!!

QGISのインストール

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 6

GISとは● 地理情報システム(Geographic Information

System)の頭文字をとったもの● デジタル化した「地理空間情報」を扱うソフト

● 昔は「システム」でした● 主な機能は、

● 「地理空間情報」の表示、編集、解析、公開機能を持っている– 「地図」ではありません

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 7

GISの主な機能● データの表示

● 重ねあわせ,凡例の色分け● データの編集

● 主題図の作成,位置の補正● データの分析

● 数値演算,幾何演算,空間補間,データベース操作

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 8

データの表示● 形式の違うデータの重ね合わせ● 属性に基づく凡例の変更

地形 河川

地形+河川+道路

統計値に基づく表示(人口)

分類に基づく表示(土壌分類)

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 9

データの編集● 地図のデジタル化● 位置情報の付与

古い地形図から土地利用を復元

位置のずれている画像を補正

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 10

地図演算● 数値演算と幾何的演算

● 数値演算→ギャップ分析– ギャップ分析とは、生物学・生態学の知識や地理情報(GIS)を融合して得

られる実際の野生生物生息域(または予測生息域)と現在設定されている保護区域との隔たり(ギャップ:gaps)を解析する手法

(http://homepage3.nifty.com/hgap/Gap/gapgaiyo.htm)

● 幾何的演算→流域界と土壌図の重ね合わせ

土壌図 流域界 流域界のなかの土壌

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 11

幾何的操作● 図形の変形、作成

● ディゾルブ→境界線の消去● バッファー→新しい図形の生成

– バッファーはさらに地図間演算に用いられることが多い

ディゾルブ(細かい分類から大きな分類への統合)

バッファー(元の図形から一定の距離に新しい図形を生成) 土地利用

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 12

その他の分析機能● 距離計測

● 最短経路、コスト距離● 地図内演算

● 傾斜算出、画像強調● 空間補間

● 気象等観測データの補間● データベース操作

● 属性に基づいた処理– 結合、選択、etc…

最高速度を考慮した最短経路

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 13

研究や業務でのGIS利用の問題点

● ソフトが高い● 操作が難しい 以上の二点が大きなハードル

● そこでFOSS4G

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 14

FOSS4Gとは?● Free and Open Source Software for Geospatial

と呼ばれるソフトウェア、略してFOSS4G● 「自由」に利用できるGISソフトウェアのこと

– 自由に入手・改良・再配布ができます。– コピーして渡してもいい– 機能が足りない場合は改良してもよい

● いわゆる「無料」のソフトはできない● 同じ名前の会議もある

– 国際会議、国内会議ともに

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 15

FOSS4Gの利用促進と普及● 普及と利用のためにOSGeoという組織がある

● http://www.osgeo.org● OSGeo.JPという日本支部もあります。

● http://www.osgeo.jp

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 16

Quantum GISについて● 「Quantum GIS」(略してQGIS)もFOSS4G

の一つ(http://www.qgis.org/)

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 17

QGISの特徴● グラフィカルなユーザーインターフェイス(GUI)

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 18

QGISの特徴● マルチプラットフォーム

● Windows, Mac, Linux

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 19

多彩な機能● GRASSとの連携● プラグインによる機能強化

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 20

活発な開発● Ver. 0.1 'Moroz' 2004/02/24● Version 0.2 ‘Pumpkin’ 2004/04/25 Version 0.3 ‘Madison’ 2004/05/25 Version 0.4 ‘Baby’ 2004/07/01● Version 0.5 'Bandit' 2004/10/02 Version 0.6 'Simon' 2004/12/19 Version 0.7 'Seamus' 2005/09/01● Version 0.8 'Joesephine' 2006/12/29 Version 0.9 'Ganymede' 2007/10/26 Version 0.10 'Io' 2008/04/25● Version 0.11 'Metis' 2008/07/22

● Ver. 1.0 'Kore' 2009/01/24● Version 1.1 'Pan' 2009/05/13 Version 1.2 'Daphnis' 2009/09/03 Version 1.3 'Mimas' 2009/09/20● Version 1.4 'Enceladus' 2010/01/11 Version 1.5.0 'Tethy' 2010/07/19 Version 1.6.0 'Copiapó' 2010/11/27● Version 1.7.0 'Wrocław" 2011/06/19

● Ver. 1.8.0 "Lisboa" 2012/06/21 (最新版)● Ver. 2.0 今月あたり

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 21

ユーザーによる情報発信● 日本でも多くのユーザーが利用

● それぞれが独自に情報発信されているQGIS学習ノートhttp://na-mii.com/gis/qgis02/ GIS自習室(2) QGISを使い倒そう

http://www.gis-okinawa.jp/QGIS/

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 22

中級者向け森林土木memohttp://koutochas.seesaa.net/

QGIS1.6 マニュアルhttp://d.hatena.ne.jp/Geo80k/20110531/1306673808

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 23

上級者向け

QGISとかhttp://d.hatena.ne.jp/waigani/20101229#1291163366

月の杜工房・QGIS豆知識http://mf-atelier.sakura.ne.jp/mf-atelier/modules/tips/index.php/software/qgis/

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 24

QGIS日本語化プロジェクト● Ver 1.8 までのGUIの日本語化はほぼ完了

● マニュアルは1.6まではできているが、1.8はまだ途中http://www.osgeo.jp/user_guide/user_guide.html

● 最近では githubにて ver 2.0 のGUIの翻訳をほぼ完了、マニュアルはこれからhttps://github.com/qgis-jp/Quantum-GIS

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 25

QGISのインストールについて

GISってなに?

GISとデータのお話その1 データの形式

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 26

使用するバージョン● 今回の実習ではQGISのVersion 1.8 を使用

● そのままでは日本語処理に文字化けのバグがあるので、後述の設定をする必要があります。※次のメジャーバージョンアップ(2.0)では解決されてるらしいです

● 以下のインストーラを使ってすでにインストール頂いていると思います。

● http://qgis.org/downloads/QGIS-OSGeo4W-1.8.0-2-Setup.exe

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 27

ちなみにMacOS Xではいくつかインストール方法があるとのことです

1.自分でインストーラ(及び関連の必要プログラム)を自分でダウンロード&インストール

● http://www.kyngchaos.com/software/qgis

2. Finkを使ってのインストール(文字化けせずおすすめ)

● http://hnd.jp.asi.finkmirrors.net/index.php?itemid=96

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 28

QGIS ver. 1.8の文字化け対策● Windowsの場合

● C:\Program Files (x86)\Quantum GIS Lisboa\binフォルダにあるqgis.batファイルの2行目に以下の行を加えます。

SET SHAPE_ENCODING=DUMMY

● C:\Program Files (x86)\Quantum GIS Lisboa\binフォルダに、以下のリンクからダウンロードできるgdal19.dllファイルを上書きコピー

https://dl.dropbox.com/u/870568/foss4g/qgis/gdal19.dll

※事前にダウンロード頂いたhandsonフォルダにも同じものを置いてあります

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 29

GISとデータのお話その1 データの形式

QGISのインストール

QGISの操作方法について

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GISとデータ● GISはデータがないと何もできない

● データの作成は重要だが時間がかかる– 調査や分析が容易でないのと同じ

● 共通に用いられる基礎的なGISデータは公的機関により整備が進んでいる– 基盤地図情報、国土数値情報、自然環境保全基礎調査など

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 31

今回使用するデータ● 以下のデータを用いて、QGISの基本的な使用方法を説明

● LANDSAT衛星画像– Earth Explorer

● http://earthexplorer.usgs.gov/● OpenStreetMap

– 自由に利用できる地図データ● http://www.openstreetmap.org/

● SRTM DEM(デジタル標高モデル)– スペースシャトルで計測された全球地形データ

● http://srtm.csi.cgiar.org/

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 32

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GISで扱うデータの形式● 代表的なデータ形式

● ラスタ形式● ベクタ形式

– この二つはデータの“記述方法”が違う

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 34

データの“記述格納”● ラスタ形式は“セルの塗りつぶし”として記述

● “セル”とは四角形の格子。– for ex. デジカメ写真など

● ベクタ形式は“点”や“線”、それらで囲まれた“面(ポリゴン)”で記述● 形を変えることができる

– for ex. PowerPointのオブジェクトなど

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「橋」を表す場合

ベクタ形式では,始点と終点,それをつなぐ線として記述される

ラスタ形式では,データの有無として記録される

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「水田」を表す場合

ベクタ形式では点と線でかこまれた“ポリゴン”として表現される

ラスタ形式ではセルに記録された”値”により表現される

2 2 2

2 2 2

2 2 2 2 2 2

1 1

1 1 1

1 1 1

1 1 1

2 2 2

2 2 2

2 2 2 2 2 2

1 1

1 1 1

1 1 1

1 1 1

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QGISの操作方法ラスタデータとGUI

GISとデータのお話その1 データ形式

プロジェクトの保存

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 38

まずはQGISを起動メニュー

レイヤ

表示領域

各種情報

ツールバー

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 39

画面の説明● メニュー

表示するファイルの選択や,表示、編集など● ツールバー

メニューをアイコン表示● レイヤ

右側の表示領域に表示されているデータ(表示順なども)● 表示領域

データが表示される所● 各種情報

縮尺や座標等の情報

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ツールバー● 簡単にカスタマイズが可能

右クリックで表示するものを選択できる

移動させて順序も変えられる

右クリック

ドラッグ

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ラスタデータの表示● データを表示させる場合「レイヤの追加」を使う

– 「ファイルを開く」ではない● レイヤ→ラスタレイヤの追加・・・をクリック● 「ラスタレイヤの追加」のアイコンをクリック

– ショートカットキーは「Ctr+Shift+R」

ラスタレイヤの追加

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データの表示,続き● 「GDALがサポートするラスタデータソースを開

く」から「handson」フォルダを選択● ファイルの種類をGeoTIFFとし

「LE71090362000087SGS00.tif」を選択して「開く」をクリック

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 43

ラスタデータの表示,続き● 東海地方の画像が表示されます

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地図の表示と拡大・縮小・移動● レイヤのチェックマークをクリックすると、表示の

ON/OFFを変えられる● メニューバーの虫眼鏡マークや手のマークで地図の拡

大・縮小、表示範囲の移動ができる● 表示されているデータも「レイヤ」と呼ぶ

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表示の調整● レイヤからも表示を変えることができる

● 一番上がレイヤ全体を表示● 次が最適倍率に表示

– 一番きれいに見える倍率ということ● 「削除」はファイルの削除ではなく,「レイヤ」から消す、つまり表示しないということ

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「レイヤ」と「ファイル」の違い● 「ラスタレイヤ」を追加

● 選択したのは「ファイル」● 多くのGISソフトでは表示された「ファイル」を

「レイヤ」と呼んで管理する● 基本的に表示しているだけ

● 「ファイル」メニューには「プロジェクトの保存」がある● 表示の凡例や倍率を保存するだけ

– 元の「ファイル」は編集されない

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 48

属性の表示● 矢印に「i」がついたアイコンをクリック

● 表示領域にマウスを持っていくと矢印に「i」がついた状態になり、ここで地図をクリック

● クリックされた場所の情報が表示される

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レイヤのプロパティ● 対象とするレイヤーの上で、右クリック→

「プロパティ」を選択● レイヤの表示の変更や情報の確認に使用

– ラスタ、ベクタ問わずよくつかいます!

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シンボル● 表示方法についての設定

● ラスタの場合– 3バンドカラー

● 今回はこのタイプ– 単バンドグレー

● 単色グレー● カラーマップ

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3バンドカラー● RGBの3バンド、デジカメ等の画像と同じ

● 値を色情報として読む– スキャンした地図、マルチバンドの衛星画像等

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単色グレースケール● カラーマップが「単色グレースケール」

● 値の情報だけで色の情報を持っていない– DEM、単バンドの衛星データなどはこれが多い

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カラーマップ● ラスタデータの値毎に色が指定されている

● 植生図、土壌図などをラスタデータした場合

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 54

プロジェクトの保存

QGISの操作方法(ラスタデータ)

QGISの操作方法(ベクタデータ)

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 55

「プロジェクト」とは?● GISソフト上では表示するレイヤ、倍率、凡例等

を変えることができる● 毎回同じように設定するのは手間

● 表示されている状態を保存する● これを「プロジェクト」と呼ぶ

– 保存されるのは表示だけ● データ自体を変更(編集)した場合、別途保存する

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 56

プロジェクトの保存● 「ファイル」の「プロジェクトの保存」を選択● 「QGISプロジェクトファイルを選択」、次に

「handson」フォルダを選択し、「NAGOYA_GIS」と入力、「Save」をクリック

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 57

プロジェクトの保存の確認● 保存したファイルを開き直してみる

● 一度QGISを終了してから再起動● 「ファイル」の「プロジェクトを開く」で

「NAGOYA_GIS.qgs」を選択● 保存した状態に表示が復元されます。

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 58

注意事項● 日本語のファイル名、フォルダ名は避ける

● 二バイト文字の扱いが十分じゃない部分もある● ファイル名、ディレクトリ名にスペースは避ける

● 同じく、問題が生じる場合も

● QGISで上手くいっても、他のプログラムで上手くいかない場合があるので、癖を付けた方がいい

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 59

QGISの操作方法についてベクタデータとGUI

プロジェクトの保存

GISとデータのお話空間参照系について

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 60

ベクタデータの追加 その1● 今度はベクタ形式

● レイヤ→ベクタレイヤの追加をクリック● または,「ベクタレイヤの追加」のアイコンをクリック

– ショートカットキーは「Ctr+Shift+V」

ベクタレイヤの追加

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 61

ベクタデータの追加 その2● 「ベクタレイヤの追加」が表示されるので、

ソースタイプが「ファイル」、エンコーディングを「UTF-8」に指定、 変換元データの「ブラウズ」をクリック

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 62

ベクタデータの追加 その3● 「OGRのサポートするベクタレイヤを開く」が表

示されるので「handson/utf8」フォルダを選択● ファイルの種類を「ESRI Shapefiles [OGR]」、

「nagoya_lines.shp」をクリックして「開く」

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ベクタデータの追加 その4● 「ベクタレイヤの追加」に戻るので、「データセット」が正しく指定されているのを確認し、「Open」をクリック

● しかし、表示されない!

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全体表示をしてみます● すると、こんな感じで表示されます

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中央下に注目● 点のようなものが見えるはず。そこにズーム

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すると● OpenStreetMapの線データがみえます!

● これは二つのデータの「座標系」が違うため

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 67

属性を知りたい場合● 矢印に「i」がついたアイコンをクリック● 地図上でクリック

● クリックしたラインの情報が表示

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 68

GISとデータのお話空間参照系について

QGISの操作方法(ベクタデータ)

空間参照系に関する各種設定

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 69

GISと位置情報● GISデータは位置情報を持っている

● それを記述するルールが「空間参照系」で、「測地系」と「座標系」の組み合わせで決まる。

● 例え話にすると、● 長さを測るときに使う道具を決めるのが「測地系」

– 物差し、巻き尺、GPS、レーザ測距機?● 長さを測るときに使う単位が座標系

– メートル、mile、yard、里

● 例え話ですので実際には違います!

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測地系と座標系● 測地系

● 地球上の特定の位置を表現する際の基準のセット– 準拠楕円体、測地座標系、ジオイド面– 日本では

● 「世界測地系」平成14年以降、JGD2000● 「日本測地系」平成13年以前、Tokyo

● 座標系● 位置を示すための方法と数値の組み合わせ

– 原点,単位,投影の方法

● 地理座標系と投影座標系がある

引用:国土交通大学 鎌田高造氏作成資料

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地理座標系と投影座標系の使い分け● 地理座標系:経緯度座標系→主に表示に使う場合● 単位が「度」なので距離・面積の評価には不向き

– 日本全国等の広範囲の表示には適する● 投影座標系:UTM座標系,平面直角座標系→面積の測定やデータの解析を行う場合● 単位が「m」なので面積や距離等の測定に適する

– 広範囲の表示には不向き

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 72

今回の場合● LANDSAT画像がUTM座標

● 単位はメートル、値は10~100万オーダー● OpenStreetMapは緯度経度座標

● 単位は度、値は最大でも180● なので、大きく離れて表示される

● 注意!!● GISデータの処理をおこなう場合、同じ測地系・座標系

のデータ同士で行うのが基本– 表示は違う測地系・座標系でもできる

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空間参照系に関する各種設定

GISとデータのお話空間参照系について

ベクタデータの表示方法

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空間参照系に関する設定● オンザフライCRS変換異なる座標参照系を持つデータを,自動的に重ね合わせること● 設定→プロジェクトのプロパティをクリック● ショートカットキーは「Ctr+Shift+P」

WGS84 / UTM zone 53 N を選択

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2013/6/12 QGISハンズオン @ 大阪市立大学 75

EPSGコードによる空間参照系検索● EPSGコードとは

● 「測地系」と「座標系」を組合わせでユニークな数値が与えられる

● QGISだけでなく,他のFOSS4Gでも同じ値が使える– 世界標準規格&Proj.4というライブラリ

● 国内でよく使われる空間参照系の例

JGD2000 WGS84 Tokyo

緯度経度 4612 4326 4301

投影(UTM) 3097~3101 32651~32656 102151~102156

投影(平面直角) 2443~2461 ※使われない 30161~30179

座標系

測地系

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ここでOpenStreetMapデータにズーム● 「nagoya_lines」の上で右クリック

● 「レイヤの領域にズーム」を選択● ちゃんと重なって表示されているはず

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ベクタデータの表示方法

座標系に関する各種設定と変換

位置情報(GPS)の表示

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凡例を変える その1● レイヤの 「nagoya_lines」 の上で右クリック,

「プロパティ」 をクリック● レイヤプロパティの「スタイル」タブを選択

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凡例を変える その2● 色の「変更」をクリック● 「カラーの選択」が出るので,好みの色を選択

● 「OK」、「OK」で地図の色が変わる

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属性ごとに表示を変える● 属性ごとに色を変えることも可能

● レイヤの「nagoya_lines」の上で右クリック,「プロパティ」をクリック– レイヤプロパティの「スタイル」タブを選択

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属性ごとに表示を変える● 「共通シンボル」から「分類された」に変更

● 分類に用いる「カラム」に「timestamp」を選択し、「分類」をクリック

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属性ごとに表示を変える● OKをクリックし、表示を確認

● データ作成時期ごとに凡例が変わっている

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表示の調節● 「スタイル」の「透過率」を調整

● 表示するレイヤーの透明度を変更– 「スタイル」タブの全フィーチャを選択して

(※1つ選択した後Ctrl + Aで全選択できる)– 右クリックで透過度変更を選択(※他にも幅なども調整可能)

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表示の調節● 「透過性」ウィンドウで透明度を変更

● 下図は50%表示の場合。

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凡例の変更● 項目毎に凡例を変えることもできます。

● 「スタイル」タブで「2009年データを」Shiftキーを押しながら複数選択

● 右クリックで「色変更」をクリック● カラーの選択で、好きな色をクリックして「OK」

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表示の調節● 2009年に作成されたデータの色が変わります。

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スタイルの利用● 凡例を一々変えるのは面倒

● ”スタイル”として保存できる– 参照するカラムや色など

● 今回は事前に用意したスタイルを使用– 「nagoya_lines」の上で右クリックしてプロパティ– 「スタイルを読み込み」をクリック– 「handson」フォルダの中の

「nagoya_osm_history.qml」を選択して「OK」

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表示の確認

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ベクターレイヤの表示方法

位置情報(GPS)の表示

地形データの解析

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位置情報(GPS)の表示● GPSは容易に位置情報を取得できるツールであ

り、普及も進んでいる● GPSの位置情報の取得には二つの方法がある

– GPSのログファイルを表示する– 位置情報をCSV形式に保存して表示する

● これらの情報をGIS上に点として表示● CSV形式の表示を例として取り上げる

– 位置情報以外の情報も利用しやすいため– 例えば野外調査の属性など

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使用するデータ● 「handson」の「gps.csv」ファイル

● 名大周辺のGPSログデータ– 開いて見て下さい– 「Lat」が緯度,「Lon」が経度

● データを追加したい場合はカラムを増やす– カラム名には日本語を使わない方がよい

● 中身は日本語でもOK● LatとLonは「度 分 秒」ではなく「度.度...」で記述

– 例えば、132度30分 ⇒ 132.5

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CSVファイルを開く● メニューから「レイヤ」→「デリミティッド

テキストレイヤの追加」をクリック● 「デリミティッドテキストファイルからレイヤ

作成」が表示される

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デリミティッドテキストの追加● 「選択されたデリミタ」でカンマにチェックが

入っているのを確認● 「参照」で「gps.csv」を選択を指定して「開く」

● レイヤ名と、XフィールドにLonが、YフィールドにLatが自動的に設定

● OKをクリック

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座標系を設定● 「座標参照系選択」が表示される

● csvは座標系の情報を持ってないため指定する● 「フィルタ」に「4326」を入力し「WGS84」を選択して「OK」

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ポイントにズーム● 「gps」上で右クリックし「レイヤ領域にズーム」

● ポイントが表示されるはずですが、見にくかったら凡例を変更

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ポイントの凡例変更● 右クリックして「レイヤのプロパティ」を表示

● 「変更」をクリック● 「大きさ」の値を変更(例えば「3」とか)● 「塗りつぶしカラー」を目立つ色に変更● マーカーの形も別の形に変更(例えばひし形など)

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属性による色の変更● レイヤプロパティを再表示

● 「共通シンボル」を「分類された」に変更● カラムで「Time」を選択し、「分類」をクリック

– GPSログの時間によって色が変わる

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ラベルの表示● レイヤプロパティで「ラベル」を選択

● 「ラベルの表示」にチェック● 「ラベルが含まれているフィールド」で「Time」を選択● 「フォント」をクリックしてフォントの詳細設定に

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ラベルの表示● Bold体で大きいフォントサイズ(例. 12)を指定してOK● レイヤプロパティの下に行くと「ラベルの縁取り」がある

ので、チェック

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拡大して見てみると

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位置情報(GPS)の表示

地形データの解析

プラグインの利用法

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DEM (Digital Elevation Model)

● デジタルデータとして地表面の標高を表したもの更に細かい区分としては以下のものがある● DTM (Digital Terrain Model):地形のみ● DSM (Digital Surface Model):樹木やビルなどを含む

http://srtm.csi.cgiar.org/http://www.antarctica.ac.uk//bas_research/our_research/az/bedmap2/

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DEMデータの読み込み● 「GDALがサポートするラスタデータソースを開く」から「handson」フォルダを選択

● ファイルの種類をGeoTIFFとし「srtm_dem_300.tif」を選択して「開く」をクリック

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ラスタデータの表示,続き● ヒマラヤのエベレスト周辺のDEM(解像度300m)

が表示されます

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再び属性の表示● 矢印に「i」がついたアイコンをクリック

● 表示されたDEM上でクリック→その場所の標高(m)が表示される

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色を変える● レイヤの 「srtm_dem_300」 の上で右クリック

して,「プロパティ」 をクリック● レイヤプロパティの「スタイル」タブを選択

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色を変える● カラーマップで原色を選択● OKをクリック

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● 標高の高い山岳地域が暖色系、標高の低い平野は寒色系で表示されます

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地形解析(陰影図)● メニューから「ラスタ」→「地形解析」→

「陰影図」をクリック

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地形解析(陰影図)● 出力レイヤとして、「handson」フォルダに

「hillshade.tif」と指定● 「結果をプロジェクトに~」をチェックしてOK

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● 陰影図が読み込まれるが、色の設定を調整する必要がある

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● 陰影図のプロパティのコントラスト強調で、「最大値・最小値まで引き伸ばす」を選択してOKをクリック

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● 陰影図が正しく表示され、地形の起伏がわかる

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● レイヤの順序で陰影図をDEMの下に移動

陰影図と標高の重ねあわせ

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● DEMのプロパティの「透過性」タブで、全体の透過率を50%に変更してOKをクリック

陰影図と標高の重ねあわせ

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● 標高と地形の起伏を同時に見ることができる

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地形解析(傾斜)● メニューから「ラスタ」→「地形解析」→

「傾斜」をクリック

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地形解析(傾斜)● 標高レイヤとして「srtm_dem_300」を選択● 出力レイヤとして、「slope.tif」と指定、

「結果をプロジェクト~」にチェックしてOK

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● DEMと同様に、カラーマップで「原色」を指定すると、急傾斜地は暖色系、緩傾斜地は寒色系で表される

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地形データの解析

プラグインの利用法

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プラグインとは?● QGISの機能を拡張するもの

● コアプラグイン– インストールした時点で入っているプラグイン– 「プラグイン」→「プラグインの管理」で確認及び

ON/OFFが設定できる。

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プラグインの追加インストール1.「プラグイン」→「Pythonプラグインを呼び出す」をクリック

2.インストールしたいプラグインを選択して、「プラグインをインストール」をクリックする

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プラグインの検索● 「フィルター」に文字を入れることにより、検索できる● 例えば「Photo」と入れると下の様になる

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プラグインのインストール● フィルタに「Google」を入れる● 「OpenLayers Plugin」をクリック

● OpenStreetMapやGoogle Mapsを表示する● 「プラグインをインストール/アップグレード」をクリック

● 成功のボタンがでて、「インストール済」と表示されれば成功● 「閉じる」ボタンで抜けます● ユーザー名が日本語だとエラーが出ます

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使い方● 「プラグイン」から目的のプラグインをクリック

● 「プラグイン」→「OpenLayers Plugin」→「Add OpenStreetMap layer」をクリック

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そのほかの便利なプラグイン● Photo2Shape

スマートフォンやGPS付きデジカメで取られた位置情報付き写真をGISデータに変換

● evisPhoto2Shapeで変換したデータを地図上に表示

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ありがとうございました● 本日の講習はここまでです● 本日使用した資料はWebサイトにて公開します● ご質問等は以下のメーリングリストでも受け付け

ております。● OSGeoJapan-discuss

● http://lists.osgeo.org/mailman/listinfo/osgeojapan-discuss● 会員も募集しています

● http://www.osgeo.jp/about/support/