1.意図的に将来を制御する
TRANSCRIPT
Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc.
Ideation International Inc.
• ウィルフォート国際特許事務所• アイディエーション・ジャパン㈱• IDEATION INTERNATIONAL INC.
• I-TRIZとは、 IDEATION INTERNATIONAL INC.が開発した創造方法論 IDEATION-TRIZの略称です。
I-TRIZで戦略的に世代を進化させる1. 意図的に将来を制御する
• Directed Evolutionは、 IDEATION INTERNATIONAL INC.の登録商標です。
1
1. 意図的に将来を制御する
Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc.
Ideation International Inc.
2
将来を制御する方法文明の主要課題
将来の制御とは、意識的かつ目的をもって以下を操作することである :
私生活 社会 ビジネス テクノロジー 教育 サイエンス エコロジーなど
今は進化が制御できる時代である• 国、会社又は個人にとり、生き残るために必要なことは、「自分たちの意図する方向へ運命を計画し制御する」ことである。
• かつて、天才だけが才能、運、直観などの結果として行い得たことを、現代は、平均的な人間でも、「有効で便利なツールを使用する」ことで行えるのです。
Willfort International Patent Firm
Ideation Japan Inc.
Ideation International Inc.
3
方法論の歴史 技術予測 (1950年代 )
─ 様々なシステムの将来特性を、今までの進化の延長線上で確率の高い姿にモデリングする。しかし、現実の進化は非線形である(今までの進化の延長線上には有望な将来像は存在しない)から、予測は外れる。
TRIZを用いた予測 (1970年代 )─ TRIZベースの選択されたツールを用いて、次の製品・プロセス生成に有用なアイデアを考え出す。
I-TRIZの予測的不具合検出 (1980年代 )─ TRIZに基づく特定のツールを用いて、進化の結果として又はプロセスの中で発生する可能性のある有害事象を予測して予防する。
戦略的世代進化: Directed Evolution(1990年代以降 )
─ 拡張された進化パターン /ラインのセットを利用して、システムの積極的進化のための可能性あるシナリオの網羅的なセットを生成する。
Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc.
Ideation International Inc.
4
どうすれば進化をコントロールできるのか?
新世代への進化の分岐ポイント :その後、今までの方向の進化は望めなくなり、別の方向へ(新世代へ)変身すべき時が来る。そこでは、
•行先予測が困難(可能な進化方向が沢山ある)•でも、進化方向に影響を及ぼすことは容易(未来を意図的に制御することが容易)
可能性ある進化の筋道
一つの世代の中での進化の筋道 :今までの進化の方向でしばらくは進化が続く。そこでは、
•行先予測は容易(既存方向へ進化)
•でも、進化方向に影響を及ぼすことは困難
分岐ポイントにいるシステムに対し意図的に影響を与える。つまり、可能性ある筋道を予測し、自分が選んだ筋道の方へシステムを押す。
※ シーザー、ナポレオン、ビスマルク、チャーチル、リンカーン、ルーズヴェルト
彼らは皆、分岐ポイントでシステムに影響を及ぼすという進化の制御法を使用して、抜け目なく成功した政治家である
システムの進化の筋道
Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc.
Ideation International Inc.
5
どうすれば有望な進化の筋道を予測できるのか?
製品
製品
心理的惰性
有望な進化
心理的惰性
有望な進化
Directed Evolution ( DE)の方法: 進化アプローチ :人間、生活、社会、文化、経済、組織、市場、製品、技術などの進化の歴史の研究から導出され整理された多数の進化パターンに従う。
進化パターンは、本質的に、人々の状況をより望ましく変えるための方向性を示唆する。
だから、予測の試みの大多数が生産的である。
一般的な方法: 試行錯誤:試行錯誤は、本質的に心理的惰性に影響される。
だから、予測の試みの大多数が失敗する。
Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc.
Ideation International Inc.
6
DEは製品を次の Sカーブへジャンプさせる
• どの世代も、そのライフサイクルは、 Sカーブ状に変化する。• 問題解決( IPS)は、製品を同世代の Sカーブ上で前進させるための方法論。• DEは、製品を次世代の Sカーブへジャンプ(進化)させるための方法論。• 歴史によれば、タイムリーに「進化」を実現した企業のみが勝者となり繁栄する。
「進化」に失敗又は乗り遅れた企業は、敗者となり市場から去る。
• しかし、「進化」は一朝一夕に実現できるほど簡単ではない。• だから、「進化」を早期予測し、勇断を下し、先行開発を進めることが推奨される。
• そのための有力な方法論が DEである。
成長
誕生幼年
第 1世代
衰退成熟
第 2世代
第 3世代
IPS DEDE
売上、人気、技術レベル
Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc.
Ideation International Inc.
7