平成19年3月期 個別中間財務諸表の概要 - aozora …2,316 9,745 758,905 6,445,877...

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33 平成19年3月期 個別中間財務諸表の概要 平成18年11月20日 株式会社 あおぞら銀行 上場取引所 東証 8304 本社所在都道府県 東京都 http://www.aozorabank.co.jp/ 取締役社長 水 上 博 和 問合せ先責任者 経理部次長 水 野 一 郎 TEL (03)3263-1111 決算取締役会開催日 平成18年11月17日 単元株制度採用の有無 有(1単元 1,000 株) 1.18年9月中間期の業績(平成18年4月1日~平成18年9月30日) (1)経営成績 (注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 経 常 収 益 経 常 利 益 中間(当期)純利益 1 株当たり 中間(当期)純利益 18 年 9 月中間期 17 年 9 月中間期 百万円 92,104 70,062 ( ( 31.5) 26.3) 百万円 32,461 26,045 ( ( 24.6) 38.3) 百万円 53,109 45,201 ( ( 17.5) 43.6) 37 47 15 94 18 年 3 月期 163,661 ( 43.8) 60,729 ( 38.9) 119,920 ( 38.1) 41 08 (注) ①期中平均株式数 普通株式 18 年 9 月中間期 1,417,435,000 株 17 年 9 月中間期 2,834,870,000 株 18 年 3 月期 2,834,870,000 株 優先株式については、次頁に記載しております。 ②会計処理の方法の変更 ③経常収益、経常利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年中間期(当期)増減率 (2)財政状態 自己資本比率 (注 1) 1 株当たり 純資産 単体自己資本比率 (国内基準)(注 2) 18 年 9 月中間期 17 年 9 月中間期 百万円 6,445,877 4,837,850 百万円 758,905 648,766 11.8 13.4 334 99 128 65 (速報値) 19.00 21.00 18 年 3 月期 6,005,204 720,447 12.0 152 71 19.55 (注) ①期末発行済株式数 普通株式(自己株式除く) 18 年 9 月中間期 1,417,435,000 株 17 年 9 月中間期 2,834,870,000 株 18 年 3 月期 2,834,870,000 株 優先株式については、次頁に記載しております。 ②期末自己株式数 普通株式 18 年 9 月中間期 352 株 17 年 9 月中間期 705 株 18 年 3 月期 705 (注 1) 「自己資本比率」は(中間期末純資産の部合計-中間期末新株予約権)を中間期末資産の部の合計で除して算出しております。 (注 2) 「単体自己資本比率(国内基準)」は、「銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき自己資本比率の基準を定める件(平成 5 年大蔵省告示 第 55 号)」に基づき算出しております。 2.19年3月期の業績予想(平成18年4月1日~平成19年3月31日) 百万円 196,500 百万円 63,300 百万円 80,000 (参考)1株当たり予想当期純利益(通期) 51円59銭 ※上記の予想は現在において入手可能な情報及び将来の業績に与える不確実な要因に係る現在における仮定を前提としています。 実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。 3. 配当状況・現金配当 1株当たり配当金 中間期末 期末 年間 18 年 3 月期 (普通株式) 89 89 19 年 3 月期(実績)(普通株式) 19 年 3 月期(予想)(普通株式) 78 78 優先株式については、次頁に記載しております。

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平成19年3月期 個別中間財務諸表の概要 平成18年11月20日

上 場 会 社 名 株式会社 あおぞら銀行 上場取引所 東証

コ ー ド 番 号 8304 本社所在都道府県 東京都

U R L http://www.aozorabank.co.jp/

代 表 者 取締役社長 水 上 博 和

問 合 せ 先 責 任 者 経理部次長 水 野 一 郎 TEL (03)3263-1111

決算取締役会開催日 平成18年11月17日 単元株制度採用の有無 有(1単元 1,000 株)

1.18年9月中間期の業績(平成18年4月1日~平成18年9月30日)

(1)経営成績 (注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。

経 常 収 益 経 常 利 益 中間(当期)純利益

1 株当たり 中間(当期)純利益

18 年 9 月中間期 17 年 9 月中間期

百万円 92,104 70,062

( (

%31.5)26.3)

百万円32,461

26,045((

%24.6)38.3)

百万円53,10945,201

( (

% 17.5) 43.6)

円 銭 37 47 15 94

18 年 3 月期 163,661 ( 43.8) 60,729 ( 38.9) 119,920 ( 38.1) 41 08

(注) ①期中平均株式数 普通株式 18 年 9 月中間期 1,417,435,000 株 17 年 9 月中間期 2,834,870,000 株 18 年 3 月期 2,834,870,000 株 優先株式については、次頁に記載しております。

②会計処理の方法の変更 無 ③経常収益、経常利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年中間期(当期)増減率

(2)財政状態

総 資 産 純 資 産

自己資本比率(注 1)

1 株当たり 純資産

単体自己資本比率 (国内基準)(注 2)

18 年 9 月中間期 17 年 9 月中間期

百万円 6,445,877 4,837,850

百万円758,905648,766

% 11.8

13.4

円 銭 334 99 128 65

%(速報値) 19.00

21.00

18 年 3 月期 6,005,204 720,447 12.0 152 71 19.55

(注) ①期末発行済株式数 普通株式(自己株式除く) 18 年 9 月中間期 1,417,435,000 株 17 年 9 月中間期 2,834,870,000 株 18 年 3 月期 2,834,870,000 株 優先株式については、次頁に記載しております。

②期末自己株式数 普通株式 18 年 9 月中間期 352 株 17 年 9 月中間期 705 株 18 年 3 月期 705 株 (注 1) 「自己資本比率」は(中間期末純資産の部合計-中間期末新株予約権)を中間期末資産の部の合計で除して算出しております。 (注 2) 「単体自己資本比率(国内基準)」は、「銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき自己資本比率の基準を定める件(平成 5 年大蔵省告示

第 55 号)」に基づき算出しております。

2.19年3月期の業績予想(平成18年4月1日~平成19年3月31日)

経 常 収 益 経 常 利 益 当 期 純 利 益

通 期

百万円 196,500

百万円63,300

百万円 80,000

(参考)1株当たり予想当期純利益(通期) 51円59銭

※上記の予想は現在において入手可能な情報及び将来の業績に与える不確実な要因に係る現在における仮定を前提としています。

実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

3. 配当状況・現金配当

1株当たり配当金

中間期末 期末 年間

18 年 3 月期 (普通株式) 円 銭

- 円 銭

0 89 円 銭

0 89

19 年 3 月期(実績)(普通株式) -

19 年 3 月期(予想)(普通株式) 1 78 1 78

優先株式については、次頁に記載しております。

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株式会社 あおぞら銀行 ※1 <1.(1)に関する注記事項> (注)①期中平均株式数

第四回優先株式 第五回優先株式

18年9月中間期 17年9月中間期 18年3月期

24,072,000株48,144,000株48,144,000株

433,333,500株866,667,000株866,667,000株

※2 <1.(2)に関する注記事項>

(注)①期末発行済株式数

第四回優先株式 第五回優先株式

18年9月中間期 17年9月中間期 18年3月期

24,072,000株48,144,000株48,144,000株

433,333,500株866,667,000株866,667,000株

※ 3 <3. に関する注記事項>

1株当たり配当金

中間期 期末 年間

18 年 3 月期 第四回優先株式 第五回優先株式

円 銭- -

円 銭 5 00 3 72

円 銭5 00 3 72

19 年 3 月期(実績) 第四回優先株式 第五回優先株式

- -

19 年 3 月期(予想) 第四回優先株式 第五回優先株式

10 00 7 44

第四回優先株式10 00

第五回優先株式7 44

[業績に係る指標算式]

普通株式に係る中間(当期)純利益 ○1株当たり中間(当期)純利益 ・・・

普通株式の期中平均株式数

普通株式に係る中間(当期)期末の純資産 ○1株当たり純資産 ・・・

中間(当期)期末の普通株式の発行済株式数

[19年3月期の業績予想に係る指標算式]

普通株式に係る予想当期純利益 ○1株当たり予想当期純利益(通期) ・・・

普通株式の期中平均株式数見込

※4 平成18年9月11日付で普通株式、第四回優先株式及び第五回優先株式についてそれぞれ2株を1株とする

株式併合を行っております。

当該株式併合に伴う影響を加味し、遡及修正を行った場合の1株当たり指標を参考までに掲げると以下の通りと

なります。

17年9月中間期 18年3月期

1株当たり中間(当期)純利益 31円 88銭 82円 15銭

1株当たり純資産 257円 29銭 305円 41銭

※5 平成18年11月9日付で、第五回優先株式の一部について取得請求があり、普通株式 232,712,000 株の交付を

行っております。これにより、普通株式数(自己株式除く)は 1,650,147,000 株となっております。なお、19年3月期の

業績予想に係る指標算式における“普通株式の期中平均株式数見込”は、これを反映したものであります。

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株式会社 あおぞら銀行

(単位:百万円)

金  額 金  額

96,974 2,350,500

230,707 982,010

453,638 1,236,500

57,716 329,442

74,644 42,301

10,205 209,244

2,118,428 76,327

3,237,993 201,800

9,705 2

129,710 99,963

22,343 111,338

10,024 2,150

270 15,634

27,465 1,568

28,187 28,187

△ 62,137

5,686,972

419,781

33,333

資 本 準 備 金 33,333

315,536

利 益 準 備 金 4,844

そ の 他 利 益 剰 余 金 310,691

 繰 越 利 益 剰 余 金 310,691

△ 0

768,650

△ 7,429

△ 2,316

△ 9,745

758,905

6,445,877 6,445,877

債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金

有 形 固 定 資 産

第74期中(平成18年9月30日現在)中間貸借対照表

現 金 預 け 金

コ ー ル ロ ー ン

特 定 取 引 資 産

有 価 証 券

金 銭 の 信 託

貸 出 金

コ ー ル マ ネ ー

売 現 先 勘 定

買 入 金 銭 債 権

外 国 為 替

特 定 取 引 負 債

借 用 金

預 金

譲 渡 性 預 金

債 券

債 券 貸 借 取 引 受 入 担 保 金

(資産の部) (負債の部)

科    目 科    目

純資産の部合計

負債及び純資産の部合計資産の部合計

(純資産の部)

資 本 金

資 本 剰 余 金

利 益 剰 余 金

その他有価証券評価差額金

賞 与 引 当 金

退 職 給 付 引 当 金

支 払 承 諾

そ の 他 負 債

オ フ ハ ゙ ランス 取引信用リス ク引当金

貸 倒 引 当 金

社 債

支 払 承 諾 見 返

無 形 固 定 資 産

株 主 資 本 合 計

評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計

外 国 為 替

債 券 繰 延 資 産

繰 延 ヘ ッ ジ 損 益

そ の 他 資 産

自 己 株 式

繰 延 税 金 資 産

負債の部合計

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株式会社 あおぞら銀行

第74期中 (平成18年 4月 1日から平成18年 9月30日まで ) 中間損益計算書

(単位:百万円)

92,104

50,418

(27,494)

(18,566)

7,054

3,149

25,914

5,567

59,643

29,372

(5,421)

(3,385)

888

1,918

23,868

3,595

32,461

20,440

340

52,561

△ 204

△ 343

53,109

( う ち 預 金 利 息 )

そ の 他 業 務 収 益

そ の 他 経 常 収 益

経 常 費 用

科          目 金               額

中 間 純 利 益

資 金 調 達 費 用

( う ち 債 券 利 息 )

役 務 取 引 等 費 用

そ の 他 業 務 費 用

営 業 経 費

そ の 他 経 常 費 用

経 常 収 益

資 金 運 用 収 益

役 務 取 引 等 収 益

特 定 取 引 収 益

( う ち 貸 出 金 利 息 )

( う ち 有 価 証 券 利 息 配 当 金 )

経 常 利 益

特 別 利 益

特 別 損 失

税 引 前 中 間 純 利 益

法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税

法 人 税 等 調 整 額

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株式会社 あおぞら銀行

第74期中 中間株主資本等変動計算書

(単位:百万円)

自己株式株主資本合  計

その他利益剰余金繰越利益剰余金

前事業年度末残高 419,781 33,333 33,333 3,646 264,768 268,415 △0 721,529

中間会計期間中の変動額

剰余金の配当 1,197 △7,185 △5,987 △5,987

中間純利益 53,109 53,109 53,109

株主資本以外の項目の中間会計期間中の変動額(純額)

1,197 45,923 47,121 47,121

中間会計期間末残高 419,781 33,333 33,333 4,844 310,691 315,536 △0 768,650

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損  益

評価・換算差額等合  計

前事業年度末残高 △1,081 - △1,081 720,447

中間会計期間中の変動額

剰余金の配当 △5,987

中間純利益 53,109

株主資本以外の項目の中間会計期間中の変動額(純額) △6,347 △2,316 △8,663 △8,663

△6,347 △2,316 △8,663 38,457

中間会計期間末残高 △7,429 △2,316 △9,745 758,905

純 資 産合  計

株 主 資 本

資本剰余金

評 価 ・ 換 算 差 額 等

資本金利益剰余金

利益準備金利益剰余金合計

(平成18年4月 1日から平成18年9月30日まで)

中間会計期間中の変動額合計

中間会計期間中の変動額合計

資本準備金資本剰余金合計

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株式会社 あおぞら銀行

(中間貸借対照表関係注記) 1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市

場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」という)の取引については、取引の約定時点を基準とし、中間貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上しております。 特定取引資産及び特定取引負債の評価は、時価法により行っております。

3.有価証券の評価は、売買目的有価証券(特定取引勘定で保有しているものを除く)については時価法(売却原価は移動平均法により算定)、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法による原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては中間決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。

4.投資事業有限責任組合、民法上の組合及び匿名組合への出資金については、主とし て、組合の事業年度の財務諸表及び事業年度の中間会計期間に係る中間財務諸表に基づいて、組合の純資産及び純損益を当行の出資持分割合に応じて、資産及び収益・費用として計上しております。

5.金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の評価は、上記3.及び4.と同じ方法により行っております。

6.デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っております。

7.有形固定資産の減価償却は、建物については定額法、その他については定率法を採用し、当中間決算日における年間見積額を期間により按分し計上しております。なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建 物 15年~50年 動 産 5年~15年

8.無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可能期間(主として5年)に基づいて償却しております。

9.繰延資産は、次のとおり償却しております。 (1)「債券繰延資産」のうち債券発行費用については資産として計上し、従来旧商

法施行規則の規定する 長期間(3年間)内で、償還期限までの期間に対応して償却しておりましたが、「繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い」(企業会計基準委員会実務対応報告第19号平成18年8月11日)が公表日以後終了する事業年度および中間会計期間から適用されることになったことに伴い、当中間期から同実務対応報告を適用し、債券の償還期間にわたり定額法により償却しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、「債券繰延資産」中の債券発行費用は1百万円増加し、「その他業務費用」中の債券発行費用償却は同額減少するとともに、税引前中間純利益は同額増加しております。

なお、平成18年3月31日に終了する事業年度の貸借対照表に計上した債券発行費用は、同実務対応報告の経過措置に基づき従前の会計処理を適用し、旧商法施行規則の規定する 長期間(3年間)内で、償還期限までの期間に対応して償却しております。

(2)「債券繰延資産」のうち割引債券の債券発行差金については従来、資産として計上し、債券の償還期間にわたり均等償却を行っておりましたが、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号平成18年8月11日)が一部改正され、改正会計基準の公表日以後終了する事業年度および中間会計期間から適用することになったことに伴い、当中間期から改正会計基準を適用し、債券は償却原価法に基づいて算定された価額をもって中間貸借対照表価額としております。この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、「債券繰延資産」、「債券」はそれぞれ20百万円減少しております。

なお、平成18年3月31日に終了する事業年度の貸借対照表に計上した債券発行差金は、企業会計基準実務対応報告第19号の経過措置に基づき従前の会計

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株式会社 あおぞら銀行

処理を適用し、債券の償還期間にわたり均等償却を行うとともに未償却残高を債券から直接控除しております。

(3)「その他資産」のうち社債発行費については社債の償還期間にわたり定額法により償却しております。

10.外貨建資産・負債は、取得時の為替相場による円換算額を付す子会社・子法人等株式及び関連法人等株式を除き、主として中間決算時の為替相場による円換算額を付しております。

11.債権の償却及び貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり 処理しております。 破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者及びそれと同等の

状況にある債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証等による回収可能見込額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しております。なお、当中間決算日現在、取立不能見込額として直接減額した金額は8,152百万円であります。

現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証等による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認めた額を貸倒引当金として計上しております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した予想

損失率に基づき、貸倒引当金を計上しております。なお、特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定として計上しております。 一般貸倒引当金の予想損失率の算定のために主として使用されている債権の平均残

存期間については、従来、債権の平均残存契約期間を採用しておりましたが、当中間会計期間より、より精緻かつ実質的な平均残存期間を見積もるため、約定返済による債権残高の減少を反映する方法への変更を行っております。当該変更により、貸倒引当金は11,224百万円減少し、税引前中間純利益は同額増加しております。

すべての債権は、内部の自己査定基準等に基づき、営業関連部署が債務者区分と整合的な債務者の内部格付について常時見直しを実施し、当該部署から独立した与信監査部署が内部格付の妥当性を含めた与信管理について監査を実施しております。上記手続きによる中間期末時点の債務者区分に従い、営業関連部署が必要な償却・引当額を算定し、信用リスク管理部署が償却・引当額の検証ならびに確定を行っております。

12.賞与引当金は、従業員への賞与の支払に備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のうち、当中間期に帰属する額を計上しております。

13.退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当中間期末において発生していると認められる額を計上しております。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の損益処理方法は以下のとおりであります。

過去勤務債務 その発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(9年)による定額法により損益処理

数理計算上の差異 各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌期から損益処理

14.オフバランス取引信用リスク引当金は、貸出金に係るコミットメントライン契約等の融資未実行額に係る信用リスクに備えるため、貸出金と同様に自己査定に基づき、予想損失率又は個別の見積もりによる予想損失額を計上しております。

15.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。

16.金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、主として「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号平成14年2月13日)に規定する繰延ヘッジによっております。相場変動を相殺するヘッジについてのヘッジ有効性評価の方法については、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の(残存)期間毎にグルーピングのうえ特定し評価しております。 また、一部の固定金利の貸出金の金利リスクに対するヘッジにおいては、金利スワッ

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プ取引をヘッジ手段として指定しております。ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため、高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えております。

17.外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号平成14年7月29日)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。

また、外貨建その他有価証券(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、事前にヘッジ対象となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外貨ベースで取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件に、包括ヘッジとして時価ヘッジを適用しております。

18.デリバティブ取引のうち特定取引勘定とそれ以外の勘定との間の内部取引については、ヘッジ手段として指定している金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等に対して、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号及び同報告第25号に基づき、恣意性を排除し厳格なヘッジ運営が可能と認められる対外カバー取引の基準に準拠した運営を行っているため、当該金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等から生じる収益及び費用は消去せずに損益認識又は繰延処理を行っております。

19.消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。 20.関係会社の株式(及び出資)総額 36,511百万円 21.有形固定資産の減価償却累計額 22,734百万円 22.有形固定資産の圧縮記帳額 655百万円 23.貸出金のうち、破綻先債権額は3,683百万円、延滞債権額は15,094百万円で

あります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ

の他の事由により元本又は利息の取立又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。

また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。

24.貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権に該当するものはありません。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3月

以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 25.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は4,048百万円であります。

なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。

26.破綻先債権額、延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は22,826百万円であります。 なお、注23.から注26.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額でありま

す。 また、平成12年6月30日、ソフトバンク株式会社、オリックス株式会社、東京

海上火災保険株式会社(現 東京海上日動火災保険株式会社)及び他の金融機関等、預金保険機構並びに当行との間で締結した当行株式の譲渡に係る株式売買契約書に定める「貸出関連資産の瑕疵担保」(以下、「瑕疵担保条項」)という)の規定に基づき、解除権を行使し、その有効性が確定した債権は、注23.から注26.に掲げた債権額に含まれておりません。なお、当該債権額は15,305百万円であります。

27.ローン・パーティシペーションで、平成7年6月1日付日本公認会計士協会会計制度委員会報告第3号に基づいて、原債務者に対する貸出金として会計処理した参加元

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本金額のうち、中間貸借対照表計上額は68,223百万円であります。 28.手形割引は、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引

として処理しております。これにより受け入れた商業手形は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は4,517百万円であります。

29.担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産

有価証券 421,195百万円 貸出金 221,026

担保資産に対応する債務 譲渡性預金 19,000百万円 コールマネー 80,000 売現先勘定 42,301 債券貸借取引受入担保金 209,244 借用金 100,400

上記のほか、為替決済、デリバティブ等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け金1,630百万円及び有価証券147,316百万円を差し入れております。

30.1株当たりの純資産額 334円99銭

「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4

号平成14年9月25日)が平成18年1月31日付で改正され、会社法施行日以後

終了する中間会計期間から適用されることになったことに伴い、当中間期から同適用

指針を適用し、1株当たりの純資産額は「繰延ヘッジ損益」を含めて算出しておりま

す。この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、1株当たりの純資産額は

1円63銭減少しております。

31.有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらに は、「有価証券」のほか、「買入金銭債権」中の貸付債権信託受益権が含まれており ます。注32.についても同様であります。

満期保有目的の債券で時価のあるもの 該当ありません。

子会社・子法人等株式及び関連法人等株式で時価のあるもの 該当ありません。

その他有価証券で時価のあるもの

取得原価 (百万円)

中間貸借対照表 計上額(百万円)

評価差額 (百万円)

株式 1,779 3,108 1,329

債券 989,220 984,431 △4,788

国債 983,584 978,800 △4,783

地方債 3,037 3,029 △8

社債 2,598 2,601 3

その他 428,576 424,606 △3,969

外国債券 340,790 334,821 △5,968

その他 87,785 89,784 1,999

合計 1,419,575 1,412,146 △7,429

「有価証券」に含まれる投資事業有限責任組合等への出資について、当該組合等の構成資産のうち、その他有価証券に該当し時価評価したものは、上記「その他」に含めております。

なお、上記の評価差額が「その他有価証券評価差額金」として計上されております。 また、売買目的有価証券以外の時価のある有価証券について、時価が取得原価に

比べて30%程度以上下落した場合には、原則として、時価が著しく下落し、かつ、回復の見込みがないものと判断し、減損処理を行っております。なお、当中間期において、減損処理を行った時価のある有価証券はありません。

32.時価評価されていない有価証券のうち、主なものの内容と中間貸借対照表計上額は次のとおりであります。

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内容 中間貸借対照表計上額

子会社・子法人等株式及び関連法人等株式 子会社・子法人等株式 関連法人等株式 組合等出資金

19,947百万円 121

16,443

その他有価証券 非上場株式 非上場外国証券 非上場債券 貸付債権信託受益権 組合等出資金 その他

36,201百万円338,094

66,984 7,554

82,434 4,560

33.金銭の信託の保有目的別の内訳は次のとおりであります。 満期保有目的の金銭の信託 該当ありません。

取得原価 (百万円)

中間貸借対照表 計上額(百万円)

評価差額 (百万円)

その他の金銭の信託 3,010 3,017 7

なお、上記の評価差額は当中間期の損益に含まれております。 34.無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)、使用貸借又は賃貸借契約により貸し付け

ている有価証券はありません。 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により借り入れている有価証券及び現先取

引並びに現金担保付債券貸借取引等により受け入れている有価証券のうち、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有する有価証券につきましては、(再)担保に差し入れている有価証券及び再貸付けに供している有価証券はなく、当中間期末に当該処分をせずに所有しているものは453,725百万円であります。

35.当座貸越契約及び貸出金に係るコミットメントライン契約等は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、702,174百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが539,154百万円であります。

36.「その他資産」には、システム開発にかかる前払金2,922百万円が含まれております。

37.繰延税金資産及繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ以下のとおりであります。

繰延税金資産 貸倒引当金損金算入限度額超過額 19,414百万円

退職引当金損金算入限度額超過額 6,361 減価償却超過額 4,888 税務上の繰越欠損金 56,900 その他 22,282

繰延税金資産小計 109,848 評価性引当額 △82,383

繰延税金資産合計 27,465 繰延税金負債合計 ‐ 繰延税金資産の純額 27,465 38.「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準第5号平成

17年12月9日)および「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号平成17年12月9日)が会社法施行日以後終了する中間会計期間から適用されることになったこと等から「銀行法施行規則」(昭和57年大蔵省令第10号)別紙様式が「無尽業法施行細則等の一部を改正する内閣府令」(内閣府令第60号平成18年4月28日)により改正され、平成18年4月1日以後開始する事業年度から適用されることになったことに伴い、当中間期から以下のとおり表示を変更しております。 (1)「資本の部」は「純資産の部」とし、株主資本及び評価・換算差額等に区分の

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うえ表示しております。 なお、当中間期末における従来の「資本の部」の合計に相当する金額は

761,221百万円であります。 (2)「利益剰余金」に内訳表示していた「中間未処分利益」は、「その他利益剰余

金」の「繰越利益剰余金」と表示しております。 (3)純額で繰延ヘッジ損失として「その他資産」に含めて計上していたヘッジ手段

に係る損益又は評価差額は、評価・換算差額等の「繰延ヘッジ損益」として相殺表示しております。

(4)「株式等評価差額金」は、「その他有価証券評価差額金」として表示しております。

(5)「動産不動産」は、「有形固定資産」「無形固定資産」または「その他資産」に区分して表示しております。

(6)「その他資産」に含めて表示していたソフトウェアは、「無形固定資産」に含めて表示しております。

39.中間貸借対照表は、従来、長期信用銀行法施行規則別紙様式第1号の2に準拠して作成しておりましたが、平成18年4月1日をもって普通銀行へ転換したことに伴い、当中間期からは銀行法施行規則別紙様式第1号の2に準拠して作成しております。

(中間損益計算書関係注記)

1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.1株当たり中間純利益金額 37円46銭 3.潜在株式調整後1株当たり中間純利益金額 25円10銭 4.特定取引目的の取引については、取引の約定時点を基準とし、当該取引からの損益(利息配当金、売却損益及び評価損益)を中間損益計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。

5.「その他経常費用」には、貸出金償却2,933百万円を含んでおります。

6.特別利益には、貸倒引当金取崩額17,292百万円、オフバランス取引信用 リスク引当金取崩額371百万円、過去に清算を行った関係会社に係る還付税額 2,366百万円を含んでおります。

7.中間損益計算書は、従来、長期信用銀行法施行規則別紙様式第1号の2に準拠して作成しておりましたが、平成18年4月1日をもって普通銀行へ転換したことに伴い、当中間期からは銀行法施行規則別紙様式第1号の2に準拠して作成しております。

(中間株主資本等変動計算書関係注記) 1.自己株式の種類及び株式数は、次のとおりであります。

(単位:株) 前事業年度

末株式数 当中間会計期間増加 株式数

当中間会計期間減少 株式数

当中間会計期間末 株式数

摘要

自己株式 普通株式 705 - 353 352 株式併合によるもの 合計 705 - 353 352 2.「株主資本等変動計算書に関する会計基準」(企業会計基準第6号平成17年12月27日)および「株主資本等変動計算書に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第9号平成17年12月27日)が会社法施行日以後終了する中間会計期間から適用されることになったことに伴い、当中間期から同会計基準および適用指針を適用し、中間株主資本等変動計算書を作成しております。

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比 較 中 間 貸 借 対 照 表 (主 要 内 訳)(単位:百万円)

科 目 平成18年 平成17年 比   較 平成17年度 比   較中間期末(A) 中間期末(B) (A)-(B) (要約)(C) (A)-(C)

(資産の部)現 金 預 け 金 96,974 210,730 △113,756 353,494 △256,520 コ ー ル ロ ー ン 230,707 86,524 144,183 151,964 78,743 債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金 453,638 172,550 281,088 300,370 153,268 買 入 手 形 - 25,000 △25,000 64,200 △64,200 買 入 金 銭 債 権 57,716 47,750 9,966 53,537 4,179 特 定 取 引 資 産 74,644 85,677 △11,033 93,886 △19,242 金 銭 の 信 託 10,205 4,550 5,655 6,306 3,899 有 価 証 券 2,118,428 1,585,320 533,108 1,797,623 320,805 貸 出 金 3,237,993 2,570,665 667,328 3,025,391 212,602 外 国 為 替 9,705 2,736 6,969 8,978 727 そ の 他 資 産 129,710 104,160 25,550 156,564 △26,854 動 産 不 動 産 - 28,417 △28,417 27,843 △27,843 有 形 固 定 資 産 22,343 - 22,343 - 22,343 無 形 固 定 資 産 10,024 - 10,024 - 10,024 債 券 繰 延 資 産 270 162 108 218 52 繰 延 税 金 資 産 27,465 15,835 11,630 27,122 343 支 払 承 諾 見 返 28,187 15,283 12,904 19,412 8,775 貸 倒 引 当 金 △62,137 △117,513 55,376 △81,708 19,571 資 産 の 部 合 計 6,445,877 4,837,850 1,608,027 6,005,204 440,673

(負債の部)預 金 2,350,500 1,812,279 538,221 2,340,885 9,615 譲 渡 性 預 金 982,010 553,925 428,085 870,824 111,186 債 券 1,236,500 845,126 391,374 1,064,331 172,169 コ ー ル マ ネ ー 329,442 337,127 △7,685 292,823 36,619 売 現 先 勘 定 42,301 62,152 △19,851 49,788 △7,487 債 券 貸 借 取 引 受 入 担 保 金 209,244 163,218 46,026 206,654 2,590 売 渡 手 形 - 92,800 △92,800 91,700 △91,700 特 定 取 引 負 債 76,327 78,533 △2,206 104,908 △28,581 借 用 金 201,800 62,300 139,500 85,300 116,500 外 国 為 替 2 1 1 2 - 社 債 99,963 - 99,963 - 99,963 そ の 他 負 債 111,338 147,710 △36,372 140,647 △29,309 賞 与 引 当 金 2,150 2,074 76 - 2,150 退 職 給 付 引 当 金 15,634 14,764 870 15,539 95 オフハ ゙ランス取引信用リスク引当金 1,568 1,787 △219 1,940 △372 支 払 承 諾 28,187 15,283 12,904 19,412 8,775 負 債 の 部 合 計 5,686,972 4,189,084 1,497,888 5,284,756 402,216

(資本の部)資 本 金 - 419,781 - 419,781 - 資 本 剰 余 金 - 33,333 - 33,333 -

資 本 準 備 金 - 33,333 - 33,333 - 利 益 剰 余 金 - 193,696 - 268,415 -

利 益 準 備 金 - 3,646 - 3,646 - 中間(当期)未処分利益 - 190,049 - 264,768 -

中間(当期)純利益 - 45,201 - 119,920 - 株 式 等 評 価 差 額 金 - 1,955 - △1,081 - 自 己 株 式 - △0 - △0 - 資 本 の 部 合 計 - 648,766 - 720,447 - 負 債 及 び 資 本 の 部 合 計 - 4,837,850 - 6,005,204 -

(純資産の部)資 本 金 419,781 - - - - 資 本 剰 余 金 33,333 - - - -

資 本 準 備 金 33,333 - - - - 利 益 剰 余 金 315,536 - - - -

利 益 準 備 金 4,844 - - - - そ の 他 利 益 剰 余 金 310,691 - - - -

繰 越 利 益 剰 余 金 310,691 - - - - 自 己 株 式 △0 - - - - 株 主 資 本 合 計 768,650 - - - - そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 △7,429 - - - - 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 △2,316 - - - - 評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計 △9,745 - - - - 純 資 産 の 部 合 計 758,905 - - - - 負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計 6,445,877 - - - -

(注)中間貸借対照表は、従来、長期信用銀行法施行規則に定める中間貸借対照表の様式に準拠して作成しておりましたが、平成18年4月1日を

  もって普通銀行へ転換したことに伴い、当中間期からは銀行法施行規則に定める中間貸借対照表の様式に準拠して作成しております。

   なお、平成17年中間期末(B)及び平成17年度(要約)(C)の各貸借対照表の科目配列は、平成18年中間期末(A)に合わせて並び替えて

  おります。

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比 較 中 間 損 益 計 算 書 (主 要 内 訳)

(単位:百万円)

科 目平成18年度中間期(A)

平成17年度中間期(B)

比 較(A)-(B)

平成17年度 (要約)

経 常 収 益 92,104 70,062 22,042 163,661

資 金 運 用 収 益 50,418 42,404 8,014 88,704

( う ち 貸 出 金 利 息 ) (27,494) (22,859) (4,635) (45,753)

( う ち 有 価 証 券 利 息 配 当 金 ) (18,566) (12,725) (5,841) (29,559)

役 務 取 引 等 収 益 7,054 5,922 1,132 14,817

特 定 取 引 収 益 3,149 3,267 △118 8,219

そ の 他 業 務 収 益 25,914 16,134 9,780 43,497

そ の 他 経 常 収 益 5,567 2,333 3,234 8,422

経 常 費 用 59,643 44,016 15,627 102,932

資 金 調 達 費 用 29,372 15,330 14,042 36,136

( う ち 預 金 利 息 ) (5,421) (3,986) (1,435) (8,287)

( う ち 債 券 利 息 ) (3,385) (1,900) (1,485) (3,962)

役 務 取 引 等 費 用 888 446 442 1,276

特 定 取 引 費 用 - 261 △261 453

そ の 他 業 務 費 用 1,918 842 1,076 9,137

営 業 経 費 23,868 22,621 1,247 46,426

そ の 他 経 常 費 用 3,595 4,513 △918 9,501

経 常 利 益 32,461 26,045 6,416 60,729

特 別 利 益 20,440 17,235 3,205 48,801

特 別 損 失 340 3 337 1,354

税 引 前 中 間 ( 当 期 ) 純 利 益 52,561 43,278 9,283 108,175

法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 △204 △1 △203 122

法 人 税 等 調 整 額 △343 △1,922 1,579 △11,867

中 間 ( 当 期 ) 純 利 益 53,109 45,201 7,908 119,920

(注)中間損益計算書は、従来、長期信用銀行法施行規則に定める中間損益計算書の様式に準拠して作成しておりましたが、

  平成18年4月1日をもって普通銀行へ転換したことに伴い、当中間期からは銀行法施行規則に定める中間損益計算書の

  様式に準拠して作成しております。

   なお、平成17年度中間期(B)及び平成17年度(要約)の各損益計算書の科目配列は、平成18年度中間期(A)に

  合わせて並び替えております。

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