20090415 すばらしきsymfonyの世界へようこそ
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すばらしき symfony の世界へようこそ
2009/04/15
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はじめに
– symfony は PHP 業界でもっとも有名なフレームワークの１つ
– 本日の目標：symfony の概要説明を行い、ノウハウを共
有
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目次
１． symfony とは？
２． symfony のコード概観
３．インストールから Hello,World まで
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1. symfony とは？
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1-1.symfony とは？ – 多くのプラットフォームにインストール可能 – MVC フレームワーク– PHP5 が大前提– データベースベンダーに依存しない（ MySQL 、 PostgreSQL 、 Oracle 、 SQLite 対応）– O/R マッピング（実装は Propel or Doctrine で選択可能）– 複雑な案件に適合する柔軟性 → 重量級– 作者： Fabien Potencier( ファビアン・ポタンシェ )– 楽天で使用実績がある– 日本語情報が少ない– 日本ではコミュニティがあまり活発ではない– 公式ガイドが充実している– 設定はすべて YAML で書く– ビュー（テンプレート）はピュア PHP （ヘルパー関数作成）
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1-2. 他のフレームワークとの共通点
・ Mojavi ・ MVC フレームワークのコアクラスは Mojavi がベースとなっている
・ Ruby on Rails （＝ CakePHP ） ・テンプレートヘルパー ・スケルトン生成 （基本的なコードはツールで自動作成）
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1-2. symfony を理解するには？
– 公式ガイド 「 The Definitive Guide to symfony 」
をとにかく読む。 原典 http://www.symfony-project.org/book/1_2/
日本語訳 http://symfony.xrea.jp/
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2. symfony の基本要素
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2-1. MVC パターン・モデルレイヤー ・ DB の抽象化 ・データアクセス・ビューレイヤー ・ビューロジック ・テンプレート ・レイアウト・コントローラレイヤー ・フロントコントローラ ・アクション
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2-2. コードの階層構造
プロジェクトの構造 :
アプリケーション、モジュール（モデルとアクション）
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3. インストールから Hello,World まで。
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• 「 Hello, World! 」と表示する画面。ページ index.php
• DBサーバ： localhost, DB 名： temp_sandbox
TBL 名： hello_message
3-1. サンプル作成 - 完成イメージ
mid (PK) serial
waku_cd int
message varchar(300)
- 投入済みデータ：
waku_cd ： 1
message ： ‘ Hello, World!’
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3-2. インストール（ Linux ）
• PEAR チャンネルに追加
• バージョン確認
• 最新 stable 版のインストール
pear channel-discover pear.symfony-project.com
pear remote-list -c symfony
pear install symfony/symfony
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3-3. プロジェクト作成• ディレクトリを切る（プロジェクト名： sf_test_hello ）
$su - [apache の実行ユーザ ]
$mkdir /var/www/sf_test _hello
$cd /var/www/sf_test _hello
$symfony generate:project sf_test _hello
• プロジェクト作成
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3-4. DB 接続設定
• config/database.yml を書き換える
all: propel: class: sfPropelDatabase param: classname: PropelPDO dsn: pgsql:dbname=temp_sandbox;host=localhost username: ****** password: ****** encoding: utf8 persistent: true pooling: false
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3-5. アプリケーション、モジュール作成
• アプリケーション作成 （名前： frontend ）
$symfony generate:app frontend
• モジュール作成 （名前： hello ）
$symfony generate:module frontend hello
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3-6. スキーマ定義、モデルクラス自動生成
• モデルクラス自動生成
$symfony propel:build-model
• 接続設定した DB のスキーマ定義自動生成
$symfony propel:build-schema
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3-7. フロントコントローラ
• デフォルトのフロントコントローラ（全リクエストの唯一の入り口）が既にできているので、
• ルーティング
web/index.php
http://localhost/index.php/hello/index
モジュール名 アクション名
• Web サーバで DocumentRoot に設定する
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3-8. ページを追加する（ 1 ）
• アクション（既にあるので埋める）
<?php
class helloActions extends sfActions
{
public function executeIndex(sfWebRequest $request)
{ $wakuCd = 1;
// 枠コードが１であるレコードを検索し、結果をクラスとして得る $this->message = HelloMessagePeer::getMessageByWakuCd($wakuCd);
}
}
apps/frontend/modules/hello/actions/actions.class.php
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3-8. ページを追加する（ 2 ）
• テンプレート追加（既にあるので埋める）
<html>
・・・<h1><?php echo $message->getHelloMessage ?></h1>
・・・
apps/frontend/modules/hello/template/indexSuccess.class.php
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3-8. ページを追加する (3)
• モデルピアクラス追加（既にあるので埋める）
class HelloMessagePeer extends BaseHelloMessagePeer
{
public static function getMessageByWakuCd($wakuCd)
{
$c = new Criteria();
$c->add(HelloMessagePeer::WAKU_CD, $wakuCd);
return HelloMessagePeer::doSelectOne($c);
}
}
lib/model/HelloMessage.php
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3-8. 補足： O/R マッパ Propel でのモデルレイヤー実装
• 例１：主キーでレコードを取り出すには
$message = HelloMessagePeer::retrieveByPk(1);
• 例２：全件取得するには
$c = new Criteria();$message = HelloMessagePeer::doSelect($c);
• 例３：データを更新するには
$message = HelloMessagePeer::retrieveByPK(1);$message->setHelloMessage('The Propel Story');$message->save();
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その他の機能
• ヘルパー関数• 便利なビューの要素（パーシャル、コン
ポーネント、スロット）• 環境切り替え（本番、テスト、開発の 3
種）• 自動テスト• URL ルーティング• フォーム、画面遷移
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まとめ、感想
• まとめ多機能（大規模開発に耐えうる）詳しい公式ドキュメントがある可読性の高いコードになる
• 使ってみての感想・バージョン間の差があるけれどドキュメントが無いのでソースを読まないといけない・ PHP5 らしいプログラミングのきっかけになった
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引用資料
• 公式ガイド http://www.symfony-project.org/
• 勉強会資料 http://d.hatena.ne.jp/Kiske/20080412
• 勉強会資料 http://d.hatena.ne.jp/brtRiver/20080413/1208051650
• 楽天スピーカ資料 http://emasaka.blog65.fc2.com/blog-entry-424.html
• バージョン間の差 http://www.exgear.jp/blog/symfony_whats_new_12/• 社内 wiki
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• ご清聴ありがとうございました！